JPH05345265A - チャック割出し装置及び方法 - Google Patents

チャック割出し装置及び方法

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JPH05345265A
JPH05345265A JP5035217A JP3521793A JPH05345265A JP H05345265 A JPH05345265 A JP H05345265A JP 5035217 A JP5035217 A JP 5035217A JP 3521793 A JP3521793 A JP 3521793A JP H05345265 A JPH05345265 A JP H05345265A
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JP
Japan
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latch
indexing
drive shaft
coupled
gear
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Application number
JP5035217A
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English (en)
Inventor
Roger D Griswold
ディー グリスウォルド ロジャー
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Caterpillar Inc
Original Assignee
Caterpillar Inc
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23QDETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
    • B23Q15/00Automatic control or regulation of feed movement, cutting velocity or position of tool or work
    • B23Q15/20Automatic control or regulation of feed movement, cutting velocity or position of tool or work before or after the tool acts upon the workpiece
    • B23Q15/22Control or regulation of position of tool or workpiece
    • B23Q15/26Control or regulation of position of tool or workpiece of angular position
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B49/00Measuring or gauging equipment for controlling the feed movement of the grinding tool or work; Arrangements of indicating or measuring equipment, e.g. for indicating the start of the grinding operation
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B5/00Machines or devices designed for grinding surfaces of revolution on work, including those which also grind adjacent plane surfaces; Accessories therefor
    • B24B5/36Single-purpose machines or devices
    • B24B5/42Single-purpose machines or devices for grinding crankshafts or crankpins

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)
  • Turning (AREA)
  • Machine Tool Positioning Apparatuses (AREA)
  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 クランク軸のクランクピンを研削盤の砥石車
に対して所定の位置に選択的に位置決めする研削盤用割
出し装置を提供する。 【構成】 研削盤の駆動軸に結合されているスピンドル
と、スピンドル上に回転取付けされているチャックと、
チャックをスピンドル上で回転させる割出し電動機とを
含む。割出し電動機は、案内上で、チャックの回転可能
な駆動係合が達成される第1の位置と、チャックがスピ
ンドルを中心として自由に回転する第2の位置との間を
運動可能であって、クランク軸を所定の位置に位置決め
する。第1のラッチがチャックを回転させないように、
従ってクランクピンを所定の位置に維持するので、クラ
ンクピンの正確な研削を達成することができる。クラン
ク軸の割出し及び第1のラッチの制御は、プロセッサ及
びセンサを有する制御装置によって自動的に遂行され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はチャック割出し配列に関
し、具体的にはクランク軸のクランクピン(または連接
棒軸受ジャーナル)を研削盤の砥石車に対して所定の位
置に位置決めする割出し装置に関する。
【0002】
【従来の技術】クランク軸のクランクピンを仕上研削す
るために使用される研削盤は、典型的には1対の離間し
たポットチャックを有し、それらの間にクランク軸を保
持するようになっている。研削盤の砥石車はクランクピ
ンの1つに対して軸方向に位置決めされ、その特定クラ
ンクピンを研削する。研削中、砥石車及びポットチャッ
クは共に回転するので、滑らかな円筒形表面が得られ
る。次のクランクピンを研削するためには、加工すべき
クランクピンと整列するように砥石車を軸方向に移動さ
せ、クランクピンを次の所望位置へ割出す。クランク軸
の割出しは、固定歯車セットによって達成される。歯車
セットが固定されているためにクランク軸の割出しは、
例えば4つのクランクピンを有するクランク軸のような
特定のクランク軸形態の加工のみに適用可能である。
【0003】既存設備より多いまたは少ない複数のクラ
ンクピンを有するクランク軸を研削するためには、既存
歯車セットを異なる比を有する歯車セットと交換する必
要がある。即ち、クランク軸の型毎に異なる歯車比を使
用する必要がある。例えば、4つではなく、6つのクラ
ンクピンを有するクランク軸を研削するためには、クラ
ンク軸を4つではなく、6つの各位置へ割出すことがで
きる歯車セットが必要である。1つの歯車セットから別
の歯車セットへの転換には、取外し及び組立てに数人時
を必要とする。従って、このような転換を行うことは人
的資源を集中させ、研削盤の総合生産性を低下させるの
で高価である。
【0004】更に、1つのクランク軸形態から別のクラ
ンク軸形態への転換は時間がかかるから、少いロットの
クランク軸のために運転するという柔軟性が失われる。
この問題を軽減するために、研削すべき各クランク軸形
態毎に分離した専用研削盤を設けることが多い。勿論こ
れが非効率化をもたらし、生産されるクランク軸の価格
を高めることになる。
【0005】現在市販されている若干の型の手動研削盤
では、研削盤の主軸台と心押し台との間に設けられる距
離が、上述の割出し可能なポットチャックを使用可能な
らしめるのに必要な距離よりも短い場合が多い。これ
は、上述した複雑な割出し用歯車セットがかさばってお
り、主軸台と心押し台との間の利用可能な空間の大部分
を占めることが原因である。従ってポットチャック間に
残される利用可能な空間は、それらの間にクランク軸を
保持するには不十分になってしまうのである。
【0006】今日の機関は、砥粒放出標準のような運転
仕様に合致させるために、クランク軸のような種々の成
分の製造公差を精密に維持することを要求する。手動的
に割出し可能な研削盤は調整が困難であり、厳密な公差
を保つことが困難である。従っていわゆる「おしゃか」
の発生率が増加し、資源を無駄使いするだけではなく値
段を吊り上げることにもなる。
【0007】本発明の目的は、上述した諸問題の1また
はそれ以上を解消することにある。
【0008】
【発明の概要】本発明の一面では、離間した第1及び第
2の主クランク軸(主軸受シャフト)を有するクランク
軸のクランクピンを、研削盤の砥石車に対して所定の位
置に選択的に位置決めするための割出し配列を提供す
る。この割出し配列は、第1及び第2の主クランク軸を
研削盤の台枠に結合するための離間した第1及び第2の
チャック手段と、長手方向軸を有し研削盤の台枠に回転
可能に結合されている駆動軸と、長手方向軸を有し研削
盤の台枠に駆動軸から離間した台枠上の位置において回
転可能に結合されている心押し軸とを具備している。第
1及び第2のチャックスピンドル手段が、それぞれ第1
及び第2のチャック手段に回転可能なように結合され、
またそれぞれ駆動軸及び心押し軸に結合されている。第
1及び第2のチャックスピンドル手段は、それぞれ駆動
軸及び心押し軸から半径方向に離間し且つ駆動軸に実質
的に平行な長手方向軸を有している。第1及び第2のチ
ャックスピンドル手段は、それぞれ駆動軸及び心押し軸
の軸を中心とする軌道内を回転可能である。第1のチャ
ックに結合されている歯車と係合し、上記第1のチャッ
ク手段を上記チャックスピンドル手段を中心として回転
させるための割出し電動機手段が設けられている。動力
手段は、上記割出し電動機手段が上記歯車と係合して回
転駆動する第1の位置と、上記割出し電動機手段が上記
歯車との駆動係合から解放される第2の位置との間で上
記割出し電動機手段を上記歯車に対して運動させる。上
記割出し電動機手段の位置を検知し、割出し電動機手段
が第1の位置にあることに応答して信号を供給する手段
が設けられている。
【0009】第1のラッチが駆動軸に結合されており、
上記第1のチャック手段が第1のチャックスピンドルを
中心として回転運動しないように維持する第1の位置
と、第1のチャック手段が第1のチャックスピンドルを
中心として自由に回転運動する第2の位置との間を運動
可能である。第1のラッチの位置を検知し、第1のラッ
チが第2の位置にあることに応答して信号を供給する手
段が設けられている。第2のラッチが台枠に結合されて
おり、上記第1のチャックスピンドルが駆動軸の軸の周
囲の軌道を回転運動しないように維持する第1の位置
と、第1のチャックスピンドルが駆動軸の軸の周囲を自
由に軌道運動する第2の位置との間を運動可能である。
第2のラッチの位置を検知し、第2のラッチが第1の位
置にあることに応答して信号を供給する手段が設けられ
ている。制御手段は、上記割出し電動機検知手段、及び
第1及び第2のラッチ検知手段からの上記信号を受信
し、上記信号の受信に応答して上記割出し電動機手段を
付勢し、上記第1のチャック手段を所定の回転した位置
まで回転させるようになっている。
【0010】本発明の別の面では、クランク軸のクラン
クピンを研削盤の砥石車に対して所定の位置に選択的に
位置決めする割出し装置が提供される。クランク軸はク
ランクピンから半径方向に離間した主クランク軸を有
し、研削盤は長手方向駆動軸の軸を中心に回転可能な駆
動軸を有している。長手方向軸及び1つの端を有するチ
ャックスピンドルが駆動軸の端に結合されている。チャ
ックスピンドル軸及び駆動軸の軸は互いに実質的に平行
であり、また主クランク軸の軸とクランクピンの軸との
間の垂直半径方向距離に実質的に等しい大きさの所定の
垂直半径方向距離だけ互いに離間している。チャックス
ピンドルは、駆動軸の軸を中心とする軌道状の軸方向経
路を駆動軸と共に回転可能である。チャックはチャック
スピンドル上に回転するように取付けられているハウジ
ングを有している。チャックは主クランク軸と締付け係
合し、主クランク軸がハウジングに対して運動しないよ
うに維持するようになっている。上記ハウジングには歯
車が結合されており、この歯車はチャックスピンドル軸
を中心として回転可能である。回転可能な出力軸及びピ
ニオン歯車を有する割出し電動機が出力軸に結合されて
いる。割出し電動機を研削盤の台枠に運動可能なように
結合し、上記ピニオン歯車が上記歯車と係合する第1の
位置と、上記ピニオン歯車が上記歯車と係合しないよう
に離間する第2の位置との間で上記割出し電動機の運動
を案内する手段が設けられている。割出し電動機は第1
の位置において歯車を回転させるようになっている。駆
動軸に結合されている第1のラッチは、ハウジングがチ
ャックスピンドル軸を中心として回転しないように維持
する第1の位置と、ハウジングがチャックスピンドル軸
を中心として自由に回転する第2の位置との間を選択的
に運動可能である。割出し電動機は、第1のラッチが第
2の位置にあり、且つ割出し電動機が第1の位置にある
時に、クランク軸のクランクピンを所定の位置に割出す
ようになっている。クランクピンは所定の位置において
駆動軸の軸と軸方向に実質的に整列する。
【0011】台枠に結合されている第2のラッチは、上
記チャックスピンドルが駆動軸の軸を中心として軌道状
に回転しないように維持されている第1の位置と、上記
チャックスピンドルが駆動軸の軸を中心として軌道状に
回転する第2の位置との間を運動可能である。第2のラ
ッチは駆動軸を、より具体的にはチャックスピンドルを
所定の零割出し位置に維持し、ハウジングがチャックス
ピンドル中心として回転する時にクランク軸のクランク
ピンを割出すための基線位置を提供する。第2のラッチ
は、零割出し位置に割出し動作中、チャックスピンドル
を解放可能にしているから、各ジャーナルの精密な位置
決めが可能である。
【0012】本発明の更に別の面では、クランク軸の軸
方向に整列している第1及び第2の主クランク軸の間に
配置されている複数のクランクピンを加工するための研
削盤が提供される。この研削盤は、離間した主軸台及び
心押し台を有する台枠と、主軸台及び心押し台の間に配
置されている中間部分とを含む。中間部分は主軸台及び
心押し台の間を運動可能である。砥石車は中間部分上で
回転するように取付けられている。長手方向軸を有する
駆動軸が主軸台に回転結合され、駆動電動機手段が駆動
軸を回転させる。長手方向軸を有する心押し軸が心押し
台に回転結合されている。駆動軸及び心押し軸の長手方
向軸は軸方向に整列している。
【0013】第1の割出し装置は、長手方向軸を有し駆
動軸に結合されているチャックスピンドルを含む。チャ
ックスピンドル軸は、駆動軸の軸に実質的に平行であ
り、また第1及び第2の主クランク軸の一方の軸から1
つのクランクピンの軸まで伸びる垂直距離の大きさに実
質的に等しい所定の垂直距離だけ駆動軸の軸から半径方
向にずれている。第1のポットチャックは、ハウジング
と、ハウジングに旋回結合されている1対のジョーと、
ハウジングに結合されている主クランク軸受け台とを有
する。ハウジングはチャックスピンドルに回転結合さ
れ、受け台は第1の主クランク軸をチャックスピンドル
軸に対して支え、ジョーは第1の主クランク軸を受け台
内に締付けて維持し、主クランク軸の上記ハウジングに
対する運動を阻止する。ハウジングに結合されている1
つの歯車はチャックスピンドル軸を中心として回転可能
である。割出し電動機は回転可能な出力軸と、出力軸に
結合されているピニオン歯車とを有している。ピニオン
歯車は出力軸と共に回転可能である。第1の案内手段が
割出し電動機を運動可能なように主軸台に結合し、上記
ピニオン歯車が上記歯車と係合する第1の位置と、上記
ピニオン歯車が上記歯車と係合しないように離間する第
2の位置との間における上記電動機の運動を案内する。
割出し電動機は第1の位置において歯車を回転させるよ
うになっている。動力手段は割出し電動機を上記第1及
び第2の電動機位置の間で運動させる。
【0014】駆動軸に結合されている第1のラッチは、
ハウジングを上記チャックスピンドル軸を中心として回
転させないように維持する第1の位置と、上記ハウジン
グが上記チャックスピンドル軸を中心として自由に回転
する第2の位置との間を選択的に運動可能である。主軸
台に結合されている第2のラッチは、上記チャックスピ
ンドルを上記駆動軸の軸を中心として軌道状に回転させ
ないように維持する第1の位置と、上記チャックスピン
ドルが上記駆動軸の軸を中心として軌道上を自由に回転
する第2の位置との間を選択的に運動可能である。割出
し電動機は上記ハウジングを回転させ、また第1のラッ
チが第2の位置にあり、第2のラッチが第1の位置にあ
り、且つ割出し電動機が第1の位置にある時に、所定の
クランクピンの1つが上記第1の駆動軸の軸と軸方向に
整列する所定の位置にそのクランクピンを割出すように
なっている。
【0015】第2の割出し装置のチャックスピンドル軸
は心押し軸の軸に実質的に平行であり、また第1及び第
2の主クランク軸の一方の軸からクランクピンの1つの
長手方向軸まで伸びる垂直距離の大きさに実質的に等し
い所定の垂直距離だけ心押し軸の軸から半径方向にずれ
ている。ポットチャックは、ハウジングと、ハウジング
に旋回結合されている1対のジョーと、ハウジングに結
合されている主クランク軸受け台とを有する。ハウジン
グは、チャックスピンドルに回転結合されている。第2
の割出し装置の受け台は第2の主クランク軸を第2の割
出し装置のチャックスピンドル軸に対して支え、ジョー
は第2の主クランク軸を第2の割出し装置の受け台内に
締付け維持して上記第2の割出し装置のハウジングに対
する第2の主クランク軸の運動を阻止する。
【0016】心押し軸に結合されている第1のラッチ
は、上記第2の割出し装置のハウジングが上記第2の割
出し装置のチャックスピンドル軸を中心として回転しな
いように維持する第1の位置と、上記第2の割出し装置
のハウジングが上記第2の割出し装置のチャックスピン
ドル軸を中心として自由に回転する第2の位置との間を
選択的に運動可能である。心押し台に結合されている第
2のラッチは、上記第2の割出し装置のチャックスピン
ドルを心押し軸の軸を中心として軌道状に回転しないよ
うに維持する第1の位置と、上記第2の割出し装置のチ
ャックスピンドルが心押し軸の軸を中心として軌道状に
回転する第2の位置との間を運動可能である。第1の割
出し装置の割出し電動機は、第2の割出し装置の第1の
ラッチが第2の位置にあり、且つ第2のラッチが第1の
位置にある時に、上記第2の割出し装置のハウジングを
回転させるようになっている。
【0017】本発明の更に別の面では、クランク軸のク
ランクピンを研削盤の回転可能な砥石車に対して所定の
位置に割出すための方法が提供され、本方法は、ポット
チャックによって研削盤上に支えられているクランク軸
を担持する駆動軸を所定の零位置まで回転させる段階
と、零位置において第1のラッチを駆動軸に係合させて
駆動軸を回転させないように維持する段階と、歯車に係
合させる駆動位置まで割出し電動機を移動させる段階
と、第2のラッチを歯車との係合から解放し、ポットチ
ャックを軸方向にずらして駆動軸に結合されているチャ
ックスピンドルを中心として自由に回転させる段階と、
割出し電動機を付勢してクランクピンが砥石車に対して
所望の位置に達するまでポットチャックに支えられてい
るクランク軸を回転させる段階と、第2のラッチを歯車
と係合させてポットチャックに支えられているクランク
軸を駆動軸に対して回転しないように維持する段階と、
駆動歯車との係合から離間させる位置まで割出し電動機
を移動させる段階と、第1のラッチを解放して駆動軸を
自由に回転させる段階とを具備する。
【0018】割出し電動機は歯車に対して第1の位置と
第2の位置との間を運動可能であり、第1のラッチはそ
の第1の位置と第2の位置との間を運動可能であるか
ら、ハードウエアを何等変更することなく、例えば4、
6、8、または12のクランクピンを有するクランク軸
のような、如何なる型のクランク軸をも割出す能力を得
ることができる。
【0019】本割出し装置は、駆動軸を有する既存研削
盤への設置に適している。即ち異なる型のクランク軸を
受入れることができるように研削盤を改良できる。その
結果かなりな額の費用の節約が達成される。改良費用
は、新品の研削盤の数分の一程度である。制御手段は、
割出し機能の適切な順次動作と、クランクピンの配置に
必要な精度を自動的に提供する。この適切な順次動作
は、割出し電動機の位置及び回転、第1及び第2のラッ
チの運動、及び駆動電動機の制御を含む。検知手段及び
エンコーダからのフィードバックが位置決め及び順次動
作の精度を保証する。
【0020】
【実施例】図1に研削盤12のための割出し配列10を
示す。割出し配列10は研削盤台枠22の主軸台部分1
8及び心押し台部分20にそれぞれ結合されている第1
の割出し装置14及び第2の割出し装置16を有してい
る。第1及び第2の割出し装置14、16は互いに軸方
向に対面しており、それらの間にクランク軸24を支え
る。研削盤台枠22は、主軸台部分18と心押し台部分
20との間に配置されている中間部分26を有してい
る。中間部分26は、それに回転可能なように取付けら
れた砥石車28を有している。砥石車28は主軸台部分
18と心押し台部分20との間の如何なる所望長手方向
位置にも位置決めでき、従ってクランク軸24の複数の
クランクピン30の各々に整列させて研削することがで
きる。
【0021】長手方向軸34を有する駆動軸32は適当
な手法で主軸台18に回転可能なように結合されてお
り、また長手方向軸38を有する心押し軸36は適当な
手法で心押し台20に回転可能なように結合されてい
る。駆動軸及び心押し軸の軸34、38は互いに軸方向
に整列しており、砥石車28の回転軸に実質的に平行で
ある。即ち、砥石車28は中間部分26から軸34、3
8に半径方向に垂直に伸びているのである。砥石車28
は普通の手法で駆動電動機(図示してない)によって動
力を与えられる。駆動軸32は普通の適当な設計の駆動
電動機手段40によって動力を与えられる。駆動電動機
手段40は、電動機及び普通の設計の鎖及び鎖歯車(チ
ェーン及びスプロケット)配列のような駆動機構を含む
ことが好ましい。鎖及び鎖歯車配列は電動機と駆動軸3
2とを結合する。
【0022】図2乃至5に示すように、第1の割出し装
置14は、長手方向チャックスピンドル軸44を有する
チャックスピンドル42を含む。チャックスピンドル4
2は駆動軸32に結合されている。チャックスピンドル
42は、適当な設計の軸受手段48を担持するための複
数の段付き部分46を有している。軸受手段48は1対
のテーパー付きころがり軸受を含むように図示してある
が、他の反摩擦軸受も使用可能であり、本発明の範囲に
含まれる。チャックスピンドル軸44は、駆動軸軸34
に実質的に平行であり、またクランク軸24の第1及び
第2の主クランク軸52、54の何れか一方の軸50か
らクランクピン30の何れか1つの軸56まで伸びる垂
直距離に実質的に等しい大きさの所定の垂直距離だけ駆
動軸の軸34から半径方向にずれている。駆動及び心押
し軸32、36の軸34、38が互いに軸方向に整列し
ており、また第1及び第2の主クランク軸52、54の
軸50が互いに軸方向に整列していることに注目された
い。
【0023】第2の割出し装置16は、チャックスピン
ドル42と構造が同一のチャックスピンドル60を有し
ている。チャックスピンドル60は、チャックスピンド
ル42が駆動軸に取付けられているのと同一の手法で心
押し軸36に取付けられている。チャックスピンドル6
0の長手方向軸62は心押し軸の軸38に実質的に平行
であり、また第1及び第2の主クランク軸52、54の
何れか一方の軸50からクランクピン30の何れか1つ
の軸56まで伸びる垂直距離に実質的に等しい大きさの
所定の垂直距離だけ心押し軸の軸38から半径方向にず
れている。
【0024】図1及び6に示すように、第2の割出し装
置16は図1乃至5に示す第1の割出し装置14と実質
的に同一である。従って、特に言及する以外は、第1の
割出し装置の説明は全て第2の割出し装置に適用され
る。図2、3、及び6を参照する。ポットチャック64
は、ハウジング66、ハウジング66に旋回結合されて
いる1対のジョー68、及びハウジングに結合されてい
る主クランク軸受け台70を有している。ハウジング6
6は軸受け手段48によってチャックスピンドル42に
回転可能なように結合されている。同様に第2の割出し
装置16のハウジング66はチャックスピンドル60に
回転可能なように結合されている。受け台70は第1の
主クランク軸52をチャックスピンドル軸44に対して
支え、ジョー68は第1の主クランク軸52を受け台7
0内に締付けて第1の主クランク軸52がハウジング6
6に対して運動しないようにしている。同様に、受け台
70は第2の主クランク軸54をチャックスピンドル軸
62に対して支え、ジョー68は第2の主クランク軸5
4を受け台70内に締付けて第2の主クランク軸54が
ハウジング66に対して運動しないようにしている。ポ
ットチャックは当分野では軸を加工するためにその中心
位置を正確に維持できるものとして公知である。従っ
て、この装置に関するこれ以上の説明は省略する。
【0025】図1乃至5に示すように、歯車72は第1
の割出し装置14のハウジング66に結合され、ハウジ
ングと共にチャックスピンドル42を中心として回転可
能である。図6に示すように、歯車74は第2の割出し
装置16のハウジング66に結合され、ハウジングと共
にチャックスピンドル60を中心として回転可能であ
る。歯車74は本発明の思想から逸脱することなく第2
の割出し装置16から除去することが可能である。ポッ
トチャックが好ましいのではあるが、他のチャックも使
用可能であり、本発明の範囲内にあることを理解された
い。
【0026】図1乃至5に示すように割出し電動機手段
76が歯車72と係合してポットチャック64をチャッ
クスピンドル42を中心として回転させる。詳述すれ
ば、割出し電動機手段76は、回転可能な出力軸78
と、この回転可能な出力軸78に結合されていて出力軸
78と共に回転可能なピニオン歯車80を有している。
割出し電動機手段76は、ポットチャック64に締付け
られたクランク軸を通して第2の割出し装置16のハウ
ジング66を回転させ、割出しを行わせる。
【0027】割出し電動機手段76が歯車72と係合し
て歯車72を回転駆動する第1の位置と、第1の位置か
ら離間していて割出し電動機手段76が歯車72との駆
動係合から解放される第2の位置との間で割出し電動機
手段76を歯車72に対して移動させる動力手段82が
設けられている。詳述すればピニオン歯車80は、第1
の位置において歯車72とかみ合い係合するので、ピニ
オン歯車80からの回転動力は歯車72を通してハウジ
ング66に伝達され、軸44を中心としてハウジング6
6を回転させる。割出し電動機手段76を台枠22に、
具体的には研削盤12の主軸台18に運動可能なように
結合し、割出し電動機手段76の第1の位置と第2の位
置との間の運動を案内する案内手段83が設けられてい
る。案内手段83は、研削盤台枠22(主軸台部分1
8)の頂部に結合されている1対の離間した案内レール
84と、割出し電動機手段76に結合されているキャリ
ッジ86とを含むことが好ましい。キャリッジ86は、
案内レール84に沿って運動するように案内レール84
に滑り可能に結合されている。案内レール84は、チャ
ックスピンドル軸44に実質的に平行である。割出し電
動機手段76は適当な普通の設計のサーボ電動機を含む
ことが好ましい。
【0028】動力手段82は、シリンダハウジング90
を有する流体作動アクチュエータ88と、シリンダハウ
ジング90に滑り可能に結合され且つキャリッジ86に
結合されているピストン棒92とを含むことが好まし
い。流体作動アクチュエータ88は、割出し電動機手段
76と研削盤台枠22との間にあって、それらに結合さ
れている。割出し電動機手段76は、シリンダハウジン
グ90に対するピストン棒92の伸長可能な運動に応答
して、図3及び4にそれぞれ示すように、第1の位置と
第2の位置との間を線形に運動可能である。
【0029】図7に示すように、第1及び第2の位置9
6、98を有する制御弁94が流体作動アクチュエータ
88に接続され、制御弁が第1の位置にある場合にはア
クチュエータ88の頭端100へ加圧された流体を供給
し、制御弁が第2の位置にある場合にはアクチュエータ
88の棒端102へ加圧された流体を供給するようにな
っている。制御弁94は、流体作動アクチュエータ88
を運動させるための加圧流体を供給する加圧流体源10
4に接続されている。制御弁94は、ソレノイド105
によって第1の位置96と第2の位置98との間を運動
させられる。割出し電動機手段76は、制御弁94がそ
の第1の位置96にあることに応答して割出し電動機手
段76の第1の位置へ移動可能である。反対に、割出し
電動機手段76は、制御弁94がその第2の位置98に
あることに応答して割出し電動機手段76の第2の位置
へ移動可能である。
【0030】動力手段82は、本発明から逸脱すること
なく、割出し電動機手段76を第1の位置と第2の位置
との間で運動させるのに適する如何なる公知の型の等価
電気装置とも置換できることを理解されたい。図2乃至
5に示すように第1のラッチ106が駆動軸32に結合
されており、第1の割出し装置14のハウジング66が
チャックスピンドル軸44を中心として回転しないよう
に維持する第1の位置と、第1の位置から離間していて
ハウジング66がチャックスピンドル軸44を中心とし
て自由に回転する第2の位置との間を選択的に運動可能
である。詳述すれば、第1のラッチは、駆動軸32に結
合されているラッチボディ108と、ラッチボディ10
8に滑り可能なように結合され歯車72の歯112の対
の間に係合するようにばねバイアスされているボルト1
10とを含む。第1のラッチ106は、ボルト110が
隣接する歯112の対と係合している場合には、歯車7
2とそれに結合されているハウジング66とがチャック
スピンドル42を中心として回転することを阻止される
ことに注目されたい。歯車72は 72 本の歯を有してい
るから、ポットチャック64が支えているクランク軸2
4を5°の増分で割出すことが可能であり、従って多種
多様のクランク軸を正確に位置決めすることができる。
第1のラッチ106は、主軸台部分18に結合されてい
る電動アクチュエータ114をも含む。プランジャ11
6が、駆動軸32上に取付けられたフランジ120、1
36に突き当たるように開口118内を運動可能であ
る。プランジャ116はボルト110と係合した位置
と、ボルト110から離間した位置との間を運動可能で
ある。プランジャ116がボルト110と係合する位置
ではボルトは歯車の歯112との係合から離間され、プ
ランジャ116がボルト110から離間した位置ではボ
ルトは歯車の歯112の選択された対と係合するように
バイアスされる。ボルト110のこの運動はプランジャ
116とボルト110との間のカム型の楔作用によって
達成されている。
【0031】図2及び5に明示されているように、第2
のラッチ122は、主軸台部分18に取付けられている
電動アクチュエータ124と、フランジ136上に取付
けられているプランジャ受け部材126とを有してい
る。電動アクチュエータ124は、プランジャ128が
プランジャ受け部材126と係合し、また第1の割出し
装置のチャックスピンドル42を駆動軸の軸34を中心
として軌道回転しないように維持する第1の位置と、第
1の位置から離間しまたプランジャ受け部材126との
係合からから離間し、第1の割出し装置14のチャック
スピンドル42が駆動軸の軸34を中心として自由に回
転する第2の位置との間を運動可能なプランジャ128
を有している。プランジャ受け部材126は、プランジ
ャ128が着座係合するようにプランジャ128を受け
る切欠き130を有している。プランジャ受け部材12
6はフランジ136上の所定の位置に位置決めされてい
るので、プランジャ128が切欠き130内に係合して
いる時には第1の割出し装置のチャックスピンドル42
は、図2に示すように所定の0°位置、即ち零位置にあ
る。クランク軸の初期設定は、チャックスピンドル42
がこの零位置または設定点位置にあることから開始され
る。
【0032】各チャックスピンドル42及び60がそれ
ぞれのフランジ120に取付けられており、フランジ1
36がそれぞれ駆動軸32及び心押し軸36に取付けら
れていることに注意されたい。図6に示す第2の割出し
装置16も第1のラッチ132及び第2のラッチ134
を有している。第1及び第2のラッチ132、134は
それぞれ第1及び第2のラッチ106、122と同一構
造であり、歯車74及び心押し軸36に結合されている
フランジ136に対して同じように配置され、同じよう
に機能する。図7に示す制御回路138は、クランク軸
割出し動作シーケンスを自動的に制御する。制御回路1
38は割出し電動機手段76の位置を検知し、割出し電
動機手段76が第1の位置にあることに応答して信号を
供給する手段140を含む。この検知手段(センサ)1
40は、適当な公知構造の近接センサを含む。近接セン
サ140は台枠22上に取付けられ、ピニオン歯車80
が歯車72と整列し、係合していることを検知する。
【0033】第1のラッチ106の位置を検知し、第1
のラッチ106が第2の位置にあることに応答して信号
を供給する手段142が設けられている。この検知手段
142も適当な公知構造の近接センサを含む。検知手段
142は第1のラッチ106に極めて接近して台枠22
上に取付けられ、第1のラッチのボルト110が歯車7
2の歯112と係合する位置にあることを検知する。
【0034】第2のラッチ122の位置を検知し、第2
のラッチ122が第1の位置にあることに応答して信号
を供給する手段144が設けられている。この検知手段
144は、第2のラッチ122のプランジャ128に極
めて接近して台枠22上に取付けられている適当な公知
構造の近接センサを含むことが好ましい。検知手段14
4はプランジャ128がプランジャ受け部材126の切
欠き130内に係合する伸長位置にあることに応答して
信号を供給する。
【0035】手段140、142、144に等価な手段
(図示してない)が第2の割出し装置にも設けられてい
ることを理解されたい。これらの手段は、手段140、
142、144と同一の手法で配置され、構成され、そ
して動作する。ピニオン歯車80の回転した位置を検知
し、回転した位置を表す制御信号を供給するエンコーダ
手段146が設けられている。エンコーダ手段146は
割出し電動機手段76上に取付けられ、割出し電動機手
段76の回転可能な出力軸78の回転に応答する。プロ
セッサ150及び電動機/アクチュエータコントローラ
152を含む制御手段148が各検知手段140、14
2、144及びエンコーダ手段に接続され、各検知手段
及びエンコーダ手段から供給される信号を受信する。プ
ロセッサ150は事前にプログラムされた命令に基づい
て制御指令を実行し、各検知手段140、142、14
4及びエンコーダ手段146から供給される信号に応答
する。電動機/アクチュエータコントローラ152は、
プロセッサ150から受信した信号に応答して第1及び
第2のラッチ106、122のアクチュエータ114、
124と、割出し電動機手段76と、ソレノイド105
とに電気エネルギを供給する。
【0036】割出し電動機検知手段140及び第1及び
第2のラッチ検知手段142、144から受信する信号
に応答する制御手段148は、電動機/アクチュエータ
コントローラ152へ信号を供給する。電動機/アクチ
ュエータコントローラ152は特定のクランクピンをそ
の所定の位置に位置決めするように指令する信号を割出
し電動機手段へ供給し、割出し電動機手段はこの信号に
応答してその特定のクランクピンを砥石車28に整列さ
せ、研削させる所定の回転した位置までチャック64を
回転させる。
【0037】ソレノイド105に接続されている制御手
段148は、ソレノイドに信号を供給して第2の位置9
8から第1の位置96へ移動させる。詳述すれば、制御
弁94は特定のクランクピン30の研削動作が完了し、
クランク軸が別のクランクピン研削位置を要求するよう
になると第1の位置96へ移動可能である。電動アクチ
ュエータ114及び124は制御手段148からの信号
の受信に応答して作動可能となり、関連するラッチ10
6、122を第1及び第2の位置の一方へ運動させる。
アクチュエータ114、124の位置はプログラムされ
た命令と、種々の検知手段140、142、144、1
46からのフィードバックに基づく。
【0038】駆動軸32を回転させるように結合されて
いる駆動電動機手段40は、制御手段148に、具体的
には電動機/アクチュエータコントローラ152に接続
されている。制御手段148はプログラムされた命令に
基づいて駆動電動機手段40を制御する指令信号を供給
する。詳述すれば、割出し電動機76が第2の位置にあ
り、第1のラッチ106が第1の位置にあり、且つ第2
のラッチ122が第2の位置にあることに応答して制御
手段148は駆動シャフト32を回転させるように駆動
電動機手段に指令する。この動作モードにおいてクラン
ク軸のクランクピン30の研削が遂行される。
【0039】制御手段148はまた、割出し電動機が第
2の位置にあり、第2のラッチ122が第2の位置にあ
ることに応答して駆動シャフト32を零位置まで回転さ
せるように駆動電動機手段40に指令する。この動作モ
ードでは割出し機能が遂行され、この動作モードはクラ
ンクピンが研削のために整列させられる所定の位置にク
ランク軸24が割出される(回転させられる)前に発生
する。
【0040】エンコーダ手段146からの位置信号に応
答する制御手段148は、クランク軸24の所定の位置
においてクランク軸24の回転を停止させるように割出
し電動機手段76に命令する。プロセッサ150はこの
命令を実行し、割出し動作中にクランク軸のクランクピ
ンが所定の位置に到達したことを指示するエンコーダ信
号を受信すると割出し電動機手段76に回転を停止する
ように命令する。
【0041】クランク軸のクランクピンが上記所定の位
置にあることに応答して、第1のラッチ106は第2の
位置から第1の位置へ運動可能となり、第2のラッチ1
22は第1の位置から第2の位置へ運動可能となる。第
1のラッチ106の第1の位置から第1の位置への運動
は、プロセッサから電動機/アクチュエータコントロー
ラ152へ発行されるアクチュエータ114を滅勢させ
る命令信号によって達成される。第2のラッチ122の
第1の位置から第2の位置への運動は、プロセッサから
電動機/アクチュエータコントローラ152へ発行され
る信号によって電動アクチュエータ124が滅勢され、
それによってアクチュエータ124のプランジャ126
がプランジャ受け部材26との係合から解放されること
により達成される。この動作モードでクランク軸のクラ
ンクピンの割出しが完了する。
【0042】以上に第1及び第2のラッチ106、12
2に関してのみ説明したが、この説明は第1及び第2の
ラッチ132、134にも適用されることを認識された
い。また第1の割出し装置14が割出し電動機手段76
と駆動電動機手段40と、割出し電動機手段を歯車72
に対して運動させる動力手段82とを有していること以
外は、第1及び第2の割出し装置14と16とは実質的
に同一であることも理解されたい。第2の割出し装置の
歯車74は第1のラッチ132とのラッチング機能のた
めに設けられているが、歯車74は本発明の思想から逸
脱することなく排除してもよいし、また等価装置と置換
できることも明白である。
【0043】駆動軸32とチャックスピンドル軸44と
の間の垂直距離を選択的に変化させる第1の調整手段1
54が設けられている。割出し装置14は、駆動軸の軸
34とピニオン歯車80の軸158との間の垂直距離を
変化させ、それによって駆動軸の軸34とチャックスピ
ンドル軸44との間の垂直距離を一定に維持する第2の
調整手段をも含んでいる。図3に明示してあるように、
第1の調整手段は、フランジ120内に配置されている
細長いスロット160と、フランジ136に結合され、
スロット160内を滑り運動可能なキー部材162とを
含む。フランジ136にねじ止めされている調整用ねじ
164がフランジ120と係合し、スロット160及び
キー部材162の案内によってチャックスピンドル軸4
2を駆動軸34に対して調整可能に運動させる。第2の
調整手段156も第1の調整手段154と同一のねじを
有している。フランジ120、136は上述した調整を
可能にする細長いスロット内に配置されているねじ式固
定具によって互いに結合されている。説明は省略する
が、調整手段154、156は第1及び第2の各割出し
装置14、16に設けられている。動作の説明 割出し配列10は、共通の機械上で、最短の準備時間
で、異なる型のクランクピンを研削するように既存研削
盤を変更することを可能にする。第1及び第2の割出し
装置14、16は比較的小型であるから、従来は自動化
割出し及び研削が適用不能であった研削盤に対して割出
し装置を適用することを可能にする。
【0044】図1に示すように、クランク軸の各クラン
クピン30の正確な研削が自動的に且つ容易に達成され
るように、各クランクピン30を整列した軸36、34
に沿って位置するように割出し可能である。各クランク
ピン30は研削盤の回転可能な砥石車28に対して所定
の位置に順次に移動されるので、各クランクピン30を
順次に研削することができる。クランクシャフト24の
割出しは、ポットチャック64により研削盤12上に支
えられているクランク軸24を担持する駆動軸32を所
定の零位置、即ち設定点位置まで回転させる段階を含
む。この回転は制御手段148の制御の下に駆動電動機
手段40によって遂行される。次いで第2のラッチ12
2がプランジャ128を運動させ、プランジャ128を
プランジャ受け部材126と係合させる。制御手段14
8の制御下のこの動作によって、駆動軸は軸34を中心
として回転することを阻止されて零位置に維持される。
次に動力手段82によって割出し電動機手段76が第1
の位置まで移動させられ、ピニオン歯車80が歯車72
と係合させられる。割出し電動機手段76が第1の位置
までの運動を完了すると、第1のラッチ106が歯車7
2の歯112との係合から解放される。これによりポッ
トチャックは、駆動軸32に対して軸方向にずらして結
合されているチャックスピンドル42を中心として自由
に回転できるようになる。次いで割出し電動機手段76
が制御手段148によって付勢され、ポットチャック6
4によって支えられているクランク軸の所望のクランク
ピンを砥石車28に対する位置まで回転させる。上述し
たように、クランクピン30の位置は駆動軸32の回転
軸34に沿って位置している。次いで割出し電動機手段
76は第2の位置まで移動され、歯車72は割出し電動
機手段76との係合から解放される。次にプランジャ1
28が切欠き130から抜け出ることによって第2のラ
ッチ122が非係合にされる。これにより駆動軸32は
駆動電動機手段140の動力の下に軸34を中心として
自由に回転できるようになる。
【0045】上記各段階は、プロセッサ150内に記憶
されている事前にプログラムされた命令に基づき、且つ
種々の検知手段140、142、144及びエンコーダ
手段146から供給される信号に応答して実行されるこ
とを思い出されたい。第1のラッチ106が歯車72と
の係合位置にあることを第1のラッチ検知手段142が
検知していることに応答して、割出し電動機手段76は
回転することを、そして歯車72を回転させることを阻
止される。同様に、第2のラッチ122が第1の位置に
あってプランジャ受け部材126と係合していることに
応答して駆動軸32はその軸34を中心として回転する
ことを阻止される。第2のラッチ検知手段144は第2
のラッチ122の位置を検知し、制御手段148は検知
手段144から信号を受信しない場合に駆動軸32の動
作を阻止する。
【0046】環状歯車に対する割出し電動機手段76の
位置は、検知手段140によって検知される。割出し電
動機手段76が歯車72と駆動係合している場合には、
駆動軸32は回転を阻止される。制御手段148は、上
述したクランクピン割出し段階が完了した後に駆動電動
機手段40に命令して駆動軸32を回転させる。クラン
クピン30を研削している間は、砥石車28及びカム軸
は共に回転している。研削するために選択されたクラン
クピン30の軸56は駆動軸32の軸34に沿って位置
しているから、特定のクランクピンを正確に研削するこ
とができるのである。
【0047】第1の割出し装置に関して説明した諸段
階、第1及び第2のラッチ106、122の動き、及び
検知手段140、142、144及びエンコーダ146
から供給されるフィードバックは、第2の割出し装置1
6、対応検知手段、及び第1及び第2のラッチ132、
134にも等しく適用される。本発明の他の面、目的及
び長所は添付図面、上記説明、及び特許請求の範囲を検
討することから理解可能であろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の概要側面図であって、研削盤
と、砥石車に対してクランク軸を位置決めするために研
削盤の主軸端上に取付けられた割出し装置を示す図。
【図2】図1の2−2矢視正面図であって、割出し装置
を詳細に示す図。
【図3】図2の3−3矢視側面図であって、割出し装置
の一部を取外して詳細に示す図。
【図4】図2の4−4矢視側面図であって、割出し装置
の概要を示す図。
【図5】図1の5−5矢視平面図であって、割出し装置
を詳細に示す図。
【図6】研削盤の心押し端に取付けられた割出し装置の
概要を示す図。
【図7】割出し装置を制御する制御システムの実施例の
概要図。
【符号の説明】
10 割出し配列 12 研削盤 14 第1の割出し装置 16 第2の割出し装置 18 主軸台 20 心押し台 22 研削盤台枠 24 クランク軸 26 中間部分 28 砥石車 30 クランクピン(連接棒軸受ジャーナル) 32 駆動軸 34 駆動軸の長手方向軸 36 心押し軸 38 心押し軸の長手方向軸 40 駆動電動機手段 42 チャックスピンドル 44 チャックスピンドルの長手方向軸 46 段付き部分 48 軸受手段 50 主クランク軸の軸 52 第1の主クランク軸 54 第2の主クランク軸 56 クランクピンの軸 60 チャックスピンドル 62 チャックスピンドルの長手方向軸 64 ポットチャック 66 ハウジング 68 ジョー 70 受け台 72 歯車 74 歯車 76 割出し電動機手段 78 出力軸 80 ピニオン歯車 82 動力手段 83 案内手段 84 案内レール 86 キャリッジ 88 流体作動アクチュエータ 90 シリンダハウジング 92 ピストン棒 94 制御弁 96 制御弁の第1の位置 98 制御弁の第2の位置 100 アクチュエータの頭端 102 アクチュエータの棒端 104 加圧流体源 105 ソレノイド 106 第1のラッチ 108 ラッチボディ 110 ボルト 112 歯車の歯 114 電動アクチュエータ 116 プランジャ 118 開口 120 フランジ 122 第2のラッチ 124 電動アクチュエータ 126 プランジャ受け部材 128 プランジャ 130 切欠き 132 第1のラッチ 134 第2のラッチ 136 フランジ 138 制御回路 140 割出し電動機検知手段(センサ) 142 第1のラッチ検知手段(センサ) 144 第2のラッチ検知手段(センサ) 146 エンコーダ手段 148 制御手段 150 プロセッサ 152 電動機/アクチュエータコントローラ 154 第1の調整手段 156 第2の調整手段 158 ピニオン歯車の軸 160 スロット 162 キー部材 164 調整用ネジ

Claims (35)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 離間した第1及び第2の主クランク軸を
    有するクランク軸のクランクピンを、研削盤の砥石車に
    対して所定の位置に選択的に位置決めするための割出し
    装置であって、 第1及び第2の主クランク軸を研削盤の台枠に結合する
    離間した第1及び第2のチャック手段と、 長手方向軸を有し、研削盤の台枠に回転可能に結合され
    ている駆動軸と、 長手方向軸を有し、研削盤の台枠上の駆動軸から離間し
    た位置に回転結合されている心押し軸と、 各々が駆動軸及び心押し軸の軸から半径方向に離間し且
    つこれらの軸に実質的に平行な長手方向軸を有し、駆動
    軸及び心押し軸の軸を中心とする軌道上を回転可能であ
    って、第1及び第2のチャック手段をそれぞれ駆動軸及
    び心押し軸に回転可能に結合する第1及び第2のチャッ
    クスピンドル手段と、 上記第1のチャックに結合されている歯車と、 上記歯車と係合して上記第1及び第2のチャック手段を
    上記第1及び第2のチャックスピンドル手段を中心とし
    て回転させる割出し電動機手段と、 上記割出し電動機手段が上記歯車と係合して回転駆動す
    る第1の位置と、上記割出し電動機手段を上記歯車との
    駆動係合から解放させる上記第1の位置から離間した第
    2の位置との間で上記割出し電動機手段を上記歯車に対
    して運動させる動力手段と、 上記割出し電動機手段の位置を検知し、上記割出し電動
    機手段が第1の位置にあることに応答して信号を供給す
    る手段と、 駆動軸に結合され、上記第1のチャック手段が第1のチ
    ャックスピンドルを中心として回転運動しないように維
    持する第1の位置と、第1のチャック手段が第1のチャ
    ックスピンドルを中心として自由に回転運動する第2の
    位置との間を運動可能な第1のラッチと、 第1のラッチの位置を検知し、上記第1のラッチが第2
    の位置にあることに応答して信号を供給する手段と、 台枠に結合され、上記第1のチャックスピンドルが駆動
    軸を中心として軌道回転運動しないように維持する第1
    の位置と、上記第1のチャックスピンドルが上記駆動軸
    の軸を中心として自由に軌道回転運動する第2の位置と
    の間を運動可能な第2のラッチと、 第2のラッチの位置を検知し、上記第2のラッチが第1
    の位置にあることに応答して信号を供給する手段と、 割出し電動機検知手段、及び第1及び第2のラッチ検知
    手段からの上記信号を受信し、上記信号の受信に応答し
    て上記割出し電動機手段を付勢し、上記クランクのクラ
    ンクピンを上記所定の位置に位置させる所定の回転した
    位置まで上記第1のチャック手段を回転させる制御手段
    と、を具備することを特徴とする割出し装置。
  2. 【請求項2】 上記割出し電動機手段は上記歯車と駆動
    的に係合可能なピニオン歯車を含み、上記第2のラッチ
    は台枠に結合されている線形に運動可能なプランジャと
    上記駆動軸に結合されているプランジャ受け部材とを含
    み、上記割出し装置はピニオン歯車の回転した位置を検
    知して上記回転した位置を表す制御信号を供給するエン
    コーダ手段を含み、上記制御手段はプランジャとプラン
    ジャ受け部材との間の所定の整列した位置に対応するピ
    ニオン歯車の所定の回転した位置においてピニオン歯車
    の回転を停止させる請求項1に記載の割出し装置。
  3. 【請求項3】 上記動力手段は、流体作動アクチュエー
    タと、ソレノイド作動制御弁とを含み、 上記流体作動アクチュエータは、ハウジングと、ハウジ
    ングに滑り可能に結合されているピストン棒組立体とを
    有し、上記棒組立体は頭端と棒端とを有し、上記棒は上
    記割出し電動機に結合され、上記割出し電動機は棒組立
    体の伸長可能な運動に応答して上記第1の位置と第2の
    位置との間を線形に運動可能であり、 上記ソレノイド作動制御弁は、第1及び第2の位置を有
    していてそれらの間を運動可能であり、上記制御弁は流
    体作動アクチュエータに結合され、制御弁の第1の位置
    においてはアクチュエータの頭端に加圧された流体流を
    供給し、制御弁の第2の位置においてはアクチュエータ
    の棒端に加圧された流体流を供給する請求項2に記載の
    割出し装置。
  4. 【請求項4】 上記動力手段は上記制御手段に接続さ
    れ、上記制御手段からの信号の受信に応答して上記割出
    し電動機手段を上記第1の位置と第2の位置との間で運
    動させる請求項3に記載の割出し装置。
  5. 【請求項5】 上記制御手段は上記ソレノイドに接続さ
    れていて上記ソレノイドへ信号を供給するようになって
    おり、上記ソレノイド弁は制御手段からの信号の受信に
    応答して第2の位置から第1の位置へ移動する請求項3
    に記載の割出し装置。
  6. 【請求項6】 上記第1及び第2のラッチは各々、上記
    制御手段に接続されている電動アクチュエータを含み、
    上記電動アクチュエータは各々、制御手段からの信号の
    受信に応答して関連ラッチを第1及び第2の位置の一方
    へ運動させる請求項1に記載の割出し装置。
  7. 【請求項7】 上記制御手段は、割出し電動機センサ、
    第1及び第2のラッチセンサ、及び上記エンコーダから
    のフィードバックに基づいてプログラムされた命令を自
    動的に実行するプロセッサを含む請求項2に記載の割出
    し装置。
  8. 【請求項8】 クランクピンを研削盤の回転可能な砥石
    車に対して所定の位置に割出す方法であって、 ポットチャックによって研削盤上に支えられているクラ
    ンク軸を担持する駆動軸を所定の零位置まで回転させる
    段階と、 零位置において第1のラッチを駆動軸に係合させて駆動
    軸を回転しないように維持する段階と、 歯車と係合する駆動位置まで割出し電動機を移動させる
    段階と、 第1のラッチを歯車との係合から解放し、軸方向にずれ
    て駆動軸に結合されているチャックスピンドルを中心と
    してポットチャックを自由に回転させる段階と、 割出し電動機を付勢し、クランクピンが砥石車に対して
    所望の位置に達するまでポットチャックに支えられてい
    るクランク軸を回転させる段階と、 第2のラッチを歯車と係合させてポットチャックに支え
    られているクランク軸が駆動軸に対して回転しないよう
    に維持する段階と、 駆動歯車との係合から離間させる位置まで割出し電動機
    を移動させる段階と、 第2のラッチを解放させて駆動軸を自由に回転させる段
    階と、を具備することを特徴とする方法。
  9. 【請求項9】 第1のラッチの位置を検知する段階と、 第1のラッチが歯車と係合する位置にあることに応答し
    て割出し電動機を回転させないようにする段階と、を含
    む請求項8に記載の方法。
  10. 【請求項10】 第2のラッチの位置を検知する段階
    と、 第2のラッチが係合位置にあることに応答して駆動軸を
    回転させないようにする段階と、を含む請求項8に記載
    の方法。
  11. 【請求項11】 歯車に対する割出し電動機の位置を検
    知する段階と、 割出し電動機が歯車と駆動係合していることに応答して
    駆動軸を回転させないようにする段階と、を含む請求項
    8に記載の方法。
  12. 【請求項12】 駆動電動機を付勢して上記駆動軸を回
    転させる段階を含む請求項8に記載の方法。
  13. 【請求項13】 歯車と係合する位置まで割出し電動機
    を運動させる段階が、 ソレノイド作動制御弁へ信号を供給する段階と、 加圧された流体流が線形アクチュエータに供給される第
    1の位置へ上記弁を移動させて上記割出し電動機を運動
    させる段階と、を含む請求項8に記載の方法。
  14. 【請求項14】 クランクピンから半径方向に離間した
    主クランク軸を有するクランク軸のクランクピンを、長
    手方向駆動軸の軸を中心として回転可能な駆動軸を有す
    る研削盤の砥石車に対して所定の位置に選択的に位置決
    めする割出し装置であって、 長手方向軸と、駆動軸に結合されている端とを有し、こ
    の長手方向軸と駆動軸の軸とは互いに実質的に平行であ
    り且つ主クランク軸とクランクピンの軸との間の垂直半
    径方向距離に実質的に等しい大きさの所定の垂直半径方
    向距離だけ互いに離間し、駆動軸の軸を中心とする軌道
    状の軸方向経路を駆動軸と共に回転可能なチャックスピ
    ンドルと、 チャックスピンドル上に回転取付けされチャックスピン
    ドル軸を中心として回転可能なハウジングと、ハウジン
    グに旋回結合されている1対のジョーと、ハウジングに
    結合されている受け台とを有し、上記ジョーが主クラン
    ク軸を受け台に着座係合せしめて主クランク軸を上記ハ
    ウジングに対して運動しないように受け台と締付け係合
    するようになっているチャックと、 上記ハウジングに結合され、チャックスピンドル軸を中
    心として回転可能な歯車と、 回転可能な出力軸と、出力軸に結合されているピニオン
    歯車とを有し、上記ピニオン歯車が出力軸と共に回転可
    能である割出し電動機と、 割出し電動機を研削盤の台枠に運動可能なように結合
    し、上記割出し電動機の運動を上記ピニオン歯車が上記
    歯車と係合する第1の位置と、上記ピニオン歯車が上記
    歯車との係合から離間する第2の位置との間で案内し、
    上記割出し電動機が上記第1の位置において歯車を回転
    させるようにする案内手段と、 駆動軸に結合され、上記ハウジングが上記チャックスピ
    ンドル軸を中心として回転しないように維持する第1の
    位置と、上記ハウジングが上記チャックスピンドル軸を
    中心として自由に回転する第2の位置との間を選択的に
    運動可能な第1のラッチと、 上記台枠に結合され、上記チャックスピンドルが駆動軸
    の軸を中心として軌道回転しないように維持する第1の
    位置と、上記チャックスピンドルが駆動軸の軸を中心と
    して軌道回転する第2の位置との間を運動可能な第2の
    ラッチ手段と、を具備し、上記割出し電動機は、上記第
    1のラッチが第2の位置にあり、第2のラッチが第1の
    位置にあり、且つ割出し電動機が第1の位置にある時に
    上記クランク軸のクランクピン部分を所定の位置に割り
    出すようになっており、上記クランクピンの軸が所定の
    位置にある駆動軸の軸と軸方向に実質的に整列している
    ことを特徴とする割出し装置。
  15. 【請求項15】 上記案内手段は、研削盤の台枠に結合
    されている離間した1対の案内レールと、割出し電動機
    に結合され且つ案内レールに滑り可能なように結合され
    案内レールに沿って運動するキャリッジとを含み、上記
    案内レールがチャックスピンドル軸に実質的に平行であ
    る請求項14に記載の割出し装置。
  16. 【請求項16】 上記案内手段上で上記割出し電動機を
    上記第1の位置と第2の位置との間で運動させる動力手
    段を含む請求項14に記載の割出し装置。
  17. 【請求項17】 上記動力手段が、 シリンダハウジングと、シリンダハウジングに滑り可能
    に結合されているピストン棒と、棒端及び頭端とを有
    し、割出し電動機と研削盤台枠との間に位置し且つこれ
    らに結合されていてシリンダハウジングに対するピスト
    ン棒の伸長運動に応答して上記割出し電動機を上記第1
    の位置と第2の位置との間で線形に運動可能にする流体
    作動アクチュエータと、 第1及び第2の位置を有しそれらの間で移動可能な制御
    弁と、 を含み、上記制御弁は流体作動アクチュエータに結合さ
    れ、第1の位置にある時にはアクチュエータの頭端へ加
    圧された流体流を供給し、第2の位置にある時にはアク
    チュエータの棒端へ加圧された流体流を供給する請求項
    16に記載の割出し装置。
  18. 【請求項18】 上記制御弁はソレノイドを含み、上記
    ソレノイドは制御弁を第1の位置と第2の位置との間で
    運動させるようになっている請求項17に記載の割出し
    装置。
  19. 【請求項19】 割出し電動機の位置を検知し、割出し
    電動機が第1の位置にあることに応答して信号を供給す
    る手段と、 第1のラッチの位置を検知し、第1のラッチが第2の位
    置にあることに応答して信号を供給する手段と、 第2のラッチの位置を検知し、第2のラッチが第1の位
    置にあることに応答して信号を供給する手段と、 第1及び第2のラッチ検知手段及び割出し電動機検知手
    段からの上記信号を受信し、上記信号の受信に応答して
    上記割出し電動機を付勢して上記歯車を回転させる制御
    手段と、を含む請求項14に記載の割出し装置。
  20. 【請求項20】 上記ピニオン歯車の回転した位置を検
    知し、上記クランクピンが所定の位置にあることに応答
    して信号を供給するエンコーダ手段を含み、上記制御手
    段は上記エンコーダから上記信号を受信し、上記エンコ
    ーダからの信号の受信に応答して割出し電動機の回転を
    停止させる請求項19に記載の割出し装置。
  21. 【請求項21】 上記駆動軸を回転させる駆動電動機
    と、 割出し電動機の位置を検知し、割出し電動機が第2の位
    置にあることに応答して信号を供給する手段と、 第1のラッチの位置を検知し、第1のラッチが第1の位
    置にあることに応答して信号を供給する手段と、 第2のラッチの位置を検知し、第2のラッチが第2の位
    置にあることに応答して信号を供給する手段と、 第1及び第2のラッチ検知手段からの上記信号を受信
    し、上記駆動電動機を付勢して上記駆動軸を回転させる
    制御手段と、を含む請求項14に記載の割出し装置。
  22. 【請求項22】 上記駆動軸を回転させる駆動電動機
    と、 割出し電動機の位置を検知し、割出し電動機が第2の位
    置にあることに応答して信号を供給する手段と、 第2のラッチの位置を検知し、第2のラッチが第2の位
    置にあることに応答して信号を供給する手段と、 割出し電動機検知手段及び第2のラッチ検知手段からの
    上記信号を受信し、上記第2のラッチが駆動軸に結合さ
    れている受け部材と整列し係合する零位置まで駆動軸を
    回転させるように上記駆動電動機に指令する制御手段
    と、を含む請求項14に記載の割出し装置。
  23. 【請求項23】 第1及び第2の各ラッチはプランジャ
    を有するソレノイドを含み、上記プランジャは伸長した
    位置と収縮した位置との間を運動可能であり、上記第1
    のラッチは第1のラッチのプランジャが収縮した位置に
    あることに応答して第1の位置を取り、また第1のラッ
    チのプランジャが伸長した位置にあることに応答して第
    2の位置を取り、上記第2のラッチは第2のラッチのプ
    ランジャが伸長した位置にあることに応答して第1の位
    置を取り、また第2のラッチのプランジャが収縮した位
    置にあることに応答して第2の位置を取る請求項14に
    記載の割出し装置。
  24. 【請求項24】 上記歯車は離間した複数の歯を有し、
    上記歯は上記歯の間に領域を限定し、上記第1のラッチ
    は第1のラッチが第1の位置にある時に上記領域内に配
    置されて上記歯と係合可能なピンを含む請求項23に記
    載の割出し装置。
  25. 【請求項25】 上記歯車は72の歯を有している請求
    項23に記載の割出し装置。
  26. 【請求項26】 上記第2のラッチは上記駆動軸に結合
    されているプランジャ受け部材を含み、上記第2のラッ
    チのプランジャは第2のラッチが第1の位置にある時に
    プランジャ受け部材と係合する請求項23に記載の割出
    し装置。
  27. 【請求項27】 駆動軸の軸とチャックスピンドル軸と
    の間の垂直距離を選択的に変化させる第1の調整手段を
    含む請求項14に記載の割出し装置。
  28. 【請求項28】 駆動軸の軸とピニオン歯車の軸との間
    の垂直距離を選択的に変化させ、それによってピニオン
    歯車の軸とチャックスピンドル軸との間の垂直距離を実
    質的に一定に維持する第2の調整手段を含む請求項27
    に記載の割出し装置。
  29. 【請求項29】 上記第1の調整手段は、駆動軸に結合
    されているフランジ内に配置されている細長いスロット
    と、上記駆動軸に結合され上記スロット内で滑り可能な
    キー部材と、駆動軸にねじ込み可能に結合されフランジ
    と係合する調整用ねじを含む請求項27に記載の割出し
    装置。
  30. 【請求項30】 上記ハウジングをチャックスピンドル
    上に回転取付けする離間した第1及び第2の軸受手段を
    含む請求項14に記載の割出し装置。
  31. 【請求項31】 クランク軸の軸方向に整列した第1及
    び第2の主クランク軸間の複数のクランクピンを加工す
    るための研削盤であって、 離間した主軸台及び心押し台を有する台枠と、 砥石車と、 主軸台と心押し台との間を運動するように砥石車を台枠
    に回転結合する手段と、 長手方向軸を有し、主軸台に回転結合されている駆動軸
    と、 駆動軸を回転させる駆動電動機手段と、 上記駆動軸の長手方向軸と軸方向に整列している長手方
    向軸を有し、心押し台に回転結合されている心押し軸
    と、 第1の割出し装置と、 第2の割出し装置と、を具備し、上記第1の割出し装置
    は、 長手方向軸を有し、駆動軸に結合され、上記長手方向軸
    が駆動軸の軸に平行であり且つ第1及び第2の主クラン
    ク軸の一方の軸から一方のクランクピンの軸まで伸びる
    垂直距離に実質的に等しい大きさの所定の垂直距離だけ
    半径方向に駆動軸からずれているチャックスピンドル
    と、 チャックスピンドルに回転結合されているハウジング
    と、ハウジングに旋回結合されている1対のジョーと、
    ハウジングに結合されている主クランク軸を支えている
    受け台とを有し、上記受け台が第1の主クランク軸を上
    記チャックスピンドル軸に対して支え、上記ジョーが第
    1の主クランク軸を受け台内に締付けて主クランク軸を
    上記ハウジングに対して運動しないように維持するポッ
    トチャックと、 上記ハウジングに結合され、チャックスピンドル軸を中
    心として回転可能な歯車と、 回転可能な出力軸と、出力軸に結合されているピニオン
    歯車とを有し、上記ピニオン歯車が出力軸と共に回転可
    能である割出し電動機と、 割出し電動機を主軸台へ回転可能なように結合し、上記
    ピニオン歯車が上記歯車と係合する第1の位置と、上記
    ピニオン歯車が上記歯車との係合から離間する第2の位
    置との間で上記電動機の運動を案内し、上記割出し電動
    機が第1の位置において歯車を回転せしめるようにする
    案内手段と、 割出し電動機を上記第1の電動機位置と第2の電動機位
    置の間で運動させる動力手段と、 上記駆動軸に結合され、上記ハウジングが上記チャック
    スピンドル軸を中心として回転しないように維持する第
    1の位置と、上記ハウジングが上記チャックスピンドル
    軸を中心として自由に回転する第2の位置との間を選択
    的に運動可能な第1のラッチと、 上記主軸台に結合され、上記チャックスピンドルが駆動
    軸の軸を中心として軌道回転しないように維持する第1
    の位置と、上記チャックスピンドルが駆動軸の軸を中心
    として自由に軌道回転する第2の位置との間を選択的に
    運動可能な第2のラッチと、 を含み、上記割出し電動機は、上記第1のラッチが第2
    の位置にあり、第2のラッチが第1の位置にあり、且つ
    割出し電動機が第1の位置にある時に上記クランクピン
    の一方の軸をそれが上記第1の駆動軸の軸と軸方向に整
    列する所定の位置に割り出すようになっており、 上記第2の割出し装置は、 心押し軸に結合され、心押し軸の軸に平行で且つ第1及
    び第2の主クランク軸の一方の軸から一方のクランクピ
    ンの長手方向軸まで伸びる垂直距離に実質的に等しい大
    きさの所定の垂直距離だけ半径方向に心押し軸からずれ
    ている長手方向軸を有するチャックスピンドルと、 チャックスピンドルに回転結合されているハウジング
    と、ハウジングに旋回結合されている1対のジョーと、
    ハウジングに結合されている主クランク軸を支えている
    受け台とを有し、上記第2の割出し装置の受け台が第2
    の主クランク軸を上記チャックスピンドル軸に対して支
    え、上記ジョーが第2の主クランク軸を上記第2の割出
    し装置の受け台内に締付けて第2の主クランク軸を上記
    第2の割出し装置のハウジングに対して運動しないよう
    に維持するポットチャックと、 上記心押し軸に結合され、上記第2の割出し装置のハウ
    ジングが上記第2の割出し装置のチャックスピンドル軸
    を中心として回転しないように維持する第1の位置と、
    上記第2の割出し装置のハウジングが上記第2の割出し
    装置のチャックスピンドル軸を中心として自由に回転す
    る第2の位置との間を選択的に運動可能な第1のラッチ
    と、 上記心押し台に結合され、上記第2の割出し装置の上記
    チャックスピンドルが心押し軸の軸を中心として軌道回
    転しないように維持する第1の位置と、上記第2の割出
    し装置の上記チャックスピンドルが駆動軸の軸を中心と
    して自由に軌道回転する第2の位置との間を選択的に運
    動可能な第2のラッチと、を含み、上記第1の割出し装
    置の割出し電動機は、第2の割出し装置の上記第1のラ
    ッチが第2の位置にあり、第2のラッチが第1の位置に
    ある時にクランク軸を通して上記第2の割出し装置のハ
    ウジングを回転させるようになっていることを特徴とす
    る研削盤。
  32. 【請求項32】 上記割出し電動機が上記第1の位置に
    あり、上記第1及び第2の割出し装置の第1のラッチが
    上記第2の位置にあり、且つ上記第1及び第2の割出し
    装置の上記第2のラッチが上記第1の位置にあることに
    応答して上記割出し電動機へ信号を送り、上記クランク
    ピンを上記所定の位置まで回転させる制御手段を含む請
    求項31に記載の研削盤。
  33. 【請求項33】 クランクピンの回転した位置を検知
    し、上記クランクピンが上記所定の位置にあることに応
    答して信号を発生するエンコーダ手段を含み、上記制御
    手段は上記信号を受信してクランク軸の回転を上記所定
    の位置において停止させる請求項32に記載の研削盤。
  34. 【請求項34】 上記クランク軸のクランクピンが上記
    所定の位置にあることに応答して、上記第1のラッチを
    第2の位置から第1の位置まで運動させ、上記第2のラ
    ッチを第1の位置から第2の位置まで運動させる手段を
    含む請求項33に記載の研削盤。
  35. 【請求項35】 主クランク軸を有するクランク軸のク
    ランクピンを、回転の長手方向軸を有する駆動軸を含む
    研削盤の砥石車に対して選択的に位置決めするための割
    出し装置であって、 駆動軸の軸と互いに実質的に平行で、且つ主クランク軸
    の軸とクランクピンの軸との間の垂直半径方向距離に実
    質的に等しい大きさの所定の垂直半径方向距離だけ駆動
    軸から離間した長手方向軸と、駆動軸に結合されている
    端とを有し、駆動軸の軸を中心とする軌道状軸方向経路
    内を駆動軸と共に回転可能なチャックスピンドルと、 チャックスピンドル上に回転取付けされチャックスピン
    ドル軸を中心として回転可能なハウジングを有し、主ク
    ランク軸と締付け係合して主クランク軸を上記ハウジン
    グに対して運動しないように維持するチャックと、 上記ハウジングに結合され、チャックスピンドル軸を中
    心として回転可能な歯車と、 回転可能な出力軸と、出力軸に結合され出力軸と共に回
    転可能なピニオン歯車と、 割出し電動機を研削盤の台枠に運動可能に結合し、上記
    ピニオン歯車が上記歯車と係合する第1の位置と、上記
    ピニオン歯車が上記歯車との係合から離間する第2の位
    置との間での上記割出し電動機の運動を案内し、上記割
    出し電動機が第1の位置にある時に歯車を回転させる案
    内手段と、 駆動軸に結合され、上記ハウジングが上記チャックスピ
    ンドル軸を中心として回転しないように維持する第1の
    位置と、上記ハウジングが上記チャックスピンドル軸を
    中心として自由に回転する第2の位置との間を選択的に
    運動可能な第1のラッチと、を具備し、上記割出し電動
    機は、第1のラッチが第2の位置にある時にクランク軸
    のクランクピンを所定の位置に割出し、この所定位置に
    おいてはクランクピンの上記軸は駆動軸の軸と実質的に
    軸方向に整列することを特徴とする割出し装置。
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