JPH05344584A - 音響装置 - Google Patents
音響装置Info
- Publication number
- JPH05344584A JPH05344584A JP4153224A JP15322492A JPH05344584A JP H05344584 A JPH05344584 A JP H05344584A JP 4153224 A JP4153224 A JP 4153224A JP 15322492 A JP15322492 A JP 15322492A JP H05344584 A JPH05344584 A JP H05344584A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- speaker
- microphone
- digital filter
- head
- seat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)
- Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)
- Stereophonic System (AREA)
- Circuit For Audible Band Transducer (AREA)
- Filters That Use Time-Delay Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ヘッドホン等を使用せずに個々の乗車員が、
他の乗車員へ自分の音を漏らさず、しかも他の乗車員が
聞いている音も聞こえない音響装置を提供する。 【構成】 音響空間内に配置されたシート１２の受聴点
における隣席からの音漏れによる騒音レベルを、マイク
ロホン１１により検出し、その検出値に基づき、マイク
ロホン１１の騒音レベルが最小になるような係数を更新
するディジタルフィルタ１によってスピーカ３を駆動さ
せる。これと並行して、受聴点近傍における乗車員９の
耳位置を２次元的に検出する位置検出器７により検出
し、ディジタルフィルタ１はこの検出値が変化した場合
でも受聴位置であるマイクロホン１１の騒音レベルが最
小になるように係数を更新する。高音域では受聴位置の
方向に鋭い指向特性を有するように音響レンズ４を配置
することで高音域での隣席への音漏れを防止する。
他の乗車員へ自分の音を漏らさず、しかも他の乗車員が
聞いている音も聞こえない音響装置を提供する。 【構成】 音響空間内に配置されたシート１２の受聴点
における隣席からの音漏れによる騒音レベルを、マイク
ロホン１１により検出し、その検出値に基づき、マイク
ロホン１１の騒音レベルが最小になるような係数を更新
するディジタルフィルタ１によってスピーカ３を駆動さ
せる。これと並行して、受聴点近傍における乗車員９の
耳位置を２次元的に検出する位置検出器７により検出
し、ディジタルフィルタ１はこの検出値が変化した場合
でも受聴位置であるマイクロホン１１の騒音レベルが最
小になるように係数を更新する。高音域では受聴位置の
方向に鋭い指向特性を有するように音響レンズ４を配置
することで高音域での隣席への音漏れを防止する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、新幹線等の車両用や自
動車、飛行機、船等に用いることができる音響装置に関
するものである。
動車、飛行機、船等に用いることができる音響装置に関
するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、たとえば車内で個人的に音楽を楽
しむ場合、近隣へ音が漏れないようにヘッドホンやイヤ
ホン等を用いていた。
しむ場合、近隣へ音が漏れないようにヘッドホンやイヤ
ホン等を用いていた。
【０００３】以下、図面を参照しながら従来の車両等の
音響装置について説明する。図３は、上記車両用音響装
置の配置の斜視図を示すものである。
音響装置について説明する。図３は、上記車両用音響装
置の配置の斜視図を示すものである。
【０００４】図３において、１５は乗車員が着席するシ
ート、１６はシート１５の脇に設けられた乗車員が腕を
置くことができるアームレスト、１７はアームレスト１
６に設けられたステレオ出力端子、１８は乗車員が音楽
を聴くときに使用するヘッドホン、１９はヘッドホン１
８に設けられたプラグで、ステレオ出力端子１７にプラ
グ１９を差し込むことにより乗車員はヘッドホン１８で
他の乗車員に音を漏らすことなく音楽を楽しむことがで
きる。
ート、１６はシート１５の脇に設けられた乗車員が腕を
置くことができるアームレスト、１７はアームレスト１
６に設けられたステレオ出力端子、１８は乗車員が音楽
を聴くときに使用するヘッドホン、１９はヘッドホン１
８に設けられたプラグで、ステレオ出力端子１７にプラ
グ１９を差し込むことにより乗車員はヘッドホン１８で
他の乗車員に音を漏らすことなく音楽を楽しむことがで
きる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ヘッド
ホン１８を長時間使用して音楽を聴いた場合、疲労を覚
えたり、また、ヘッドホン１８を複数の乗車員が使用す
る際、衛生上や管理等の問題点もあった。
ホン１８を長時間使用して音楽を聴いた場合、疲労を覚
えたり、また、ヘッドホン１８を複数の乗車員が使用す
る際、衛生上や管理等の問題点もあった。
【０００６】本発明は上記課題を解決するもので、ヘッ
ドホン等を使用せずに個々の乗車員が、他の乗車員へ自
分の音を漏らさず、しかも他の乗車員が聞いている音も
聞こえない音響装置の提供を目的とするものである。
ドホン等を使用せずに個々の乗車員が、他の乗車員へ自
分の音を漏らさず、しかも他の乗車員が聞いている音も
聞こえない音響装置の提供を目的とするものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
させるために、音響空間内に配置されたシートの受聴点
における隣席からの音漏れによる騒音レベルを検出する
マイクロホンと、上記マイクロホンで検出された検出値
に基づき、騒音検出手段であるマイクロホン騒音レベル
が最小になるような係数を更新するディジタルフィルタ
と、上記ディジタルフィルタに接続された制御音源であ
るスピーカと、受聴点近傍における乗車員の耳位置を２
次元的に検出する位置検出器とで構成されており、さら
に高音域では受聴位置方向に鋭いような指向特性を有す
るように音響レンズが前記スピーカの前面に配置された
構成とするものである。
させるために、音響空間内に配置されたシートの受聴点
における隣席からの音漏れによる騒音レベルを検出する
マイクロホンと、上記マイクロホンで検出された検出値
に基づき、騒音検出手段であるマイクロホン騒音レベル
が最小になるような係数を更新するディジタルフィルタ
と、上記ディジタルフィルタに接続された制御音源であ
るスピーカと、受聴点近傍における乗車員の耳位置を２
次元的に検出する位置検出器とで構成されており、さら
に高音域では受聴位置方向に鋭いような指向特性を有す
るように音響レンズが前記スピーカの前面に配置された
構成とするものである。
【０００８】
【作用】本発明は上記構成により、音響空間に伝達され
る隣席で発生された騒音が、騒音レベルを検出するマイ
クロホンで検出され、マイクロホンの騒音レベルが最小
になるようにディジタルフィルタの係数を更新し、騒音
レベルが最小になるように制御スピーカであるスピーカ
を駆動するため、制御音源から放射された制御音とが相
殺されて騒音が低減する。また乗車員の耳位置を２次元
的に検出する位置検出器により前記ディジタルフィルタ
の係数が更新されるため、乗車員の耳の位置が変化した
場合でも受聴位置であるマイクロホンの騒音レベルが最
小になる。さらに高音域では受聴位置の方向に鋭い指向
特性を有するように音響レンズを配置することで高音域
での隣席への音漏れを音響的に防止する。
る隣席で発生された騒音が、騒音レベルを検出するマイ
クロホンで検出され、マイクロホンの騒音レベルが最小
になるようにディジタルフィルタの係数を更新し、騒音
レベルが最小になるように制御スピーカであるスピーカ
を駆動するため、制御音源から放射された制御音とが相
殺されて騒音が低減する。また乗車員の耳位置を２次元
的に検出する位置検出器により前記ディジタルフィルタ
の係数が更新されるため、乗車員の耳の位置が変化した
場合でも受聴位置であるマイクロホンの騒音レベルが最
小になる。さらに高音域では受聴位置の方向に鋭い指向
特性を有するように音響レンズを配置することで高音域
での隣席への音漏れを音響的に防止する。
【０００９】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら説明する。
ながら説明する。
【００１０】図１は本発明の一実施例における車両用音
響装置のブロック図を示すものである。図１において、
１ａ，１ｂはディジタルフィルタ、２ａ，２ｂは加算
器、３ａ〜３ｄはスピーカ、４ａ〜４ｄはスピーカ３ａ
〜３ｄの前面に各々取りつけられた音響レンズ、５ａ〜
５ｄはスピーカ３ａ〜３ｄと音響レンズ４ａ〜４ｄを収
納しているスピーカボックス、６ａ，６ｂはヘッドレス
ト、７ａ〜７ｄはヘッドレスト６ａ，６ｂに装備されて
いる頭部検出センサ、８ａ，８ｂは頭部検出センサ７ａ
〜７ｄによって検出された２次元的な頭部位置のデータ
を受聴位置であるマイクロホンの騒音レベルが最小にな
るようにディジタルフィルタ１ａ，１ｂを制御する位置
制御手段、９ａ，９ｂは乗車員の頭部、１０ａ，１０ｂ
はオーディオ信号、１１ａ，１１ｂはヘッドレスト６
ａ，６ｂに内蔵されているマイクロホン、１２ａ，１２
ｂは乗車員９ａ，９ｂが着席するシートの座部である。
響装置のブロック図を示すものである。図１において、
１ａ，１ｂはディジタルフィルタ、２ａ，２ｂは加算
器、３ａ〜３ｄはスピーカ、４ａ〜４ｄはスピーカ３ａ
〜３ｄの前面に各々取りつけられた音響レンズ、５ａ〜
５ｄはスピーカ３ａ〜３ｄと音響レンズ４ａ〜４ｄを収
納しているスピーカボックス、６ａ，６ｂはヘッドレス
ト、７ａ〜７ｄはヘッドレスト６ａ，６ｂに装備されて
いる頭部検出センサ、８ａ，８ｂは頭部検出センサ７ａ
〜７ｄによって検出された２次元的な頭部位置のデータ
を受聴位置であるマイクロホンの騒音レベルが最小にな
るようにディジタルフィルタ１ａ，１ｂを制御する位置
制御手段、９ａ，９ｂは乗車員の頭部、１０ａ，１０ｂ
はオーディオ信号、１１ａ，１１ｂはヘッドレスト６
ａ，６ｂに内蔵されているマイクロホン、１２ａ，１２
ｂは乗車員９ａ，９ｂが着席するシートの座部である。
【００１１】図２は本発明の音響装置の配置の斜視図で
ある。図２において、５ａ〜５ｄはスピーカ３ａ〜３ｄ
（図示せず）と音響レンズ４ａ〜４ｄ（図示せず）を収
納しているスピーカボックス、６ａ，６ｂはヘッドレス
ト、７ａ〜７ｄはヘッドレスト６ａ，６ｂに装備されて
いる頭部検出センサ、１１ａ，１１ｂはヘッドレスト６
ａ，６ｂに内蔵されているマイクロホン、１２ａ，１２
ｂは乗車員（図示せず）が着席するシートの座部、１３
ａ，１３ｂは乗車員が着席するシートの背もたれ部、１
４ａ，１４ｂはシートの背もたれ部１３ａ，１３ｂに内
蔵されている着席用センサである。
ある。図２において、５ａ〜５ｄはスピーカ３ａ〜３ｄ
（図示せず）と音響レンズ４ａ〜４ｄ（図示せず）を収
納しているスピーカボックス、６ａ，６ｂはヘッドレス
ト、７ａ〜７ｄはヘッドレスト６ａ，６ｂに装備されて
いる頭部検出センサ、１１ａ，１１ｂはヘッドレスト６
ａ，６ｂに内蔵されているマイクロホン、１２ａ，１２
ｂは乗車員（図示せず）が着席するシートの座部、１３
ａ，１３ｂは乗車員が着席するシートの背もたれ部、１
４ａ，１４ｂはシートの背もたれ部１３ａ，１３ｂに内
蔵されている着席用センサである。
【００１２】以上、図１のように構成された音響装置の
ブロック図と図２のように構成された音響装置の配置の
斜視図とを用いて、以下その動作について説明する。
ブロック図と図２のように構成された音響装置の配置の
斜視図とを用いて、以下その動作について説明する。
【００１３】シートの座部１２ａに着席した乗車員９ａ
がスピーカボックス５ａ，５ｃに各々収納されているス
ピーカ３ａ，３ｃでオーディオ信号１０ａからの音楽を
聴く場合について述べる。
がスピーカボックス５ａ，５ｃに各々収納されているス
ピーカ３ａ，３ｃでオーディオ信号１０ａからの音楽を
聴く場合について述べる。
【００１４】オーディオ信号１０ａからの信号は、ディ
ジタルフィルタ１ａに入力される。同様にオーディオ信
号１０ｂからの信号は、ディジタルフィルタ１ｂに入力
される。つぎにディジタルフィルタ１ａの出力信号は、
オーディオ信号１０ｂと加算器２ｂにおいて加算され
る。同様にディジタルフィルタ１ｂの出力信号は、オー
ディオ信号１０ａと加算器２ａにおいて加算される。そ
して加算器２ａ，２ｂの出力は各々スピーカ３ａ，３ｂ
により再生される。ここでスピーカ５ａ，５ｂは近接し
ているために互いの騒音がマイクロホン１１ａ，１１ｂ
で検出されるが、スピーカ３ａ，３ｂの前面部には受聴
位置方向に鋭い指向性を有した音響レンズ４ａ，４ｂが
設けられているため、マイクロホン１１ａ，１１ｂで検
出される騒音は低音域成分のみとなる。そしてディジタ
ルフィルタ１ａは、騒音検出手段であるマイクロホン１
１ｂの騒音レベルが最小になるような係数を更新し、オ
ーディオ信号１０ｂを制御しスピーカを駆動させる。こ
れによりスピーカ４ａからマイクロホン１１ｂまでの音
響空間に伝達される騒音が減衰される。また頭部検出セ
ンサ７ｂ，７ｄは乗車員９ｂの頭部を水平面内で２次元
的に検出し、その出力信号により位置制御手段８ｂがデ
ィジタルフィルタ１ｂを受聴位置であるマイクロホンの
騒音レベルが最小になるように制御するため乗車員の頭
部が移動した場合でもスピーカ４ａからマイクロホン１
１ｂまでの音響空間に伝達される騒音が減衰される効果
は変化しない。
ジタルフィルタ１ａに入力される。同様にオーディオ信
号１０ｂからの信号は、ディジタルフィルタ１ｂに入力
される。つぎにディジタルフィルタ１ａの出力信号は、
オーディオ信号１０ｂと加算器２ｂにおいて加算され
る。同様にディジタルフィルタ１ｂの出力信号は、オー
ディオ信号１０ａと加算器２ａにおいて加算される。そ
して加算器２ａ，２ｂの出力は各々スピーカ３ａ，３ｂ
により再生される。ここでスピーカ５ａ，５ｂは近接し
ているために互いの騒音がマイクロホン１１ａ，１１ｂ
で検出されるが、スピーカ３ａ，３ｂの前面部には受聴
位置方向に鋭い指向性を有した音響レンズ４ａ，４ｂが
設けられているため、マイクロホン１１ａ，１１ｂで検
出される騒音は低音域成分のみとなる。そしてディジタ
ルフィルタ１ａは、騒音検出手段であるマイクロホン１
１ｂの騒音レベルが最小になるような係数を更新し、オ
ーディオ信号１０ｂを制御しスピーカを駆動させる。こ
れによりスピーカ４ａからマイクロホン１１ｂまでの音
響空間に伝達される騒音が減衰される。また頭部検出セ
ンサ７ｂ，７ｄは乗車員９ｂの頭部を水平面内で２次元
的に検出し、その出力信号により位置制御手段８ｂがデ
ィジタルフィルタ１ｂを受聴位置であるマイクロホンの
騒音レベルが最小になるように制御するため乗車員の頭
部が移動した場合でもスピーカ４ａからマイクロホン１
１ｂまでの音響空間に伝達される騒音が減衰される効果
は変化しない。
【００１５】また、シートの座部１２ｂに着席した乗車
員９ｂがスピーカボックス５ｂ，５ｄに各々収納されて
いるスピーカ３ｂ，３ｄでオーディオ信号１０ｂからの
音楽を聴く場合についても、同様にディジタルフィルタ
１ｂは騒音検出手段であるマイクロホン１１ａにおける
騒音レベルが最小になるような係数を更新し、オーディ
オ信号１０ａを制御しスピーカを駆動させ、これにより
スピーカ４ｂからマイクロホン１１ａまでの音響空間に
伝達される騒音が減衰される。また頭部検出センサ７
ａ，７ｃは乗車員９ａの頭部を水平面内で２次元的に検
出し、その出力信号により位置制御手段８ａがディジタ
ルフィルタ１ａを受聴位置であるマイクロホンの騒音レ
ベルが最小になるように制御するため乗車員の頭部が移
動した場合でもスピーカ４ｂからマイクロホン１１ａま
での音響空間に伝達される騒音が減衰される効果は変化
しない。
員９ｂがスピーカボックス５ｂ，５ｄに各々収納されて
いるスピーカ３ｂ，３ｄでオーディオ信号１０ｂからの
音楽を聴く場合についても、同様にディジタルフィルタ
１ｂは騒音検出手段であるマイクロホン１１ａにおける
騒音レベルが最小になるような係数を更新し、オーディ
オ信号１０ａを制御しスピーカを駆動させ、これにより
スピーカ４ｂからマイクロホン１１ａまでの音響空間に
伝達される騒音が減衰される。また頭部検出センサ７
ａ，７ｃは乗車員９ａの頭部を水平面内で２次元的に検
出し、その出力信号により位置制御手段８ａがディジタ
ルフィルタ１ａを受聴位置であるマイクロホンの騒音レ
ベルが最小になるように制御するため乗車員の頭部が移
動した場合でもスピーカ４ｂからマイクロホン１１ａま
での音響空間に伝達される騒音が減衰される効果は変化
しない。
【００１６】さらに、シート背もたれ部１３ａ，１３ｂ
に内蔵されている着席用センサ１４ａ，１４ｂは圧力セ
ンサで構成されており乗車員の着席状態を判断する。例
えばシートの座部１２ａに乗車員が着席し、シートの座
部１２ｂに乗車員が着席した場合のみ、ディジタルフィ
ルタ１ａ，１ｂ、位置制御手段８ａ，８ｂは自動的にス
イッチＯＮの状態となるため省電力な車両用音響装置が
実現できる。
に内蔵されている着席用センサ１４ａ，１４ｂは圧力セ
ンサで構成されており乗車員の着席状態を判断する。例
えばシートの座部１２ａに乗車員が着席し、シートの座
部１２ｂに乗車員が着席した場合のみ、ディジタルフィ
ルタ１ａ，１ｂ、位置制御手段８ａ，８ｂは自動的にス
イッチＯＮの状態となるため省電力な車両用音響装置が
実現できる。
【００１７】また、上記実施例においてスピーカ５ａ，
５ｂの前面部に音響レンズ４ａ，４ｂを配置したが、音
響レンズの代わりに同等の指向特性を有したホーンスピ
ーカを用いてもよい。また、シート背もたれ部１３ａ，
１３ｂに内蔵されている着席用センサ１４ａ，１４ｂを
シートの座部に内蔵してもその効果は変わらない。
５ｂの前面部に音響レンズ４ａ，４ｂを配置したが、音
響レンズの代わりに同等の指向特性を有したホーンスピ
ーカを用いてもよい。また、シート背もたれ部１３ａ，
１３ｂに内蔵されている着席用センサ１４ａ，１４ｂを
シートの座部に内蔵してもその効果は変わらない。
【００１８】
【発明の効果】以上のように本発明は、ヘッドホン等を
使用せずに個々の乗車員が、他の乗車員へ自分の音を漏
らさず、しかも他の乗車員が聞いている音も聞こえない
ような音響装置を提供できるものである。
使用せずに個々の乗車員が、他の乗車員へ自分の音を漏
らさず、しかも他の乗車員が聞いている音も聞こえない
ような音響装置を提供できるものである。
【図１】本発明の実施例における音響装置のブロック図
【図２】本発明の音響装置の配置の斜視図
【図３】従来の音響装置の配置の斜視図
１ａ，１ｂ ディジタルフィルタ ２ａ，２ｂ 加算器 ３ａ〜３ｄ スピーカ ４ａ〜４ｄ 音響レンズ ５ａ〜５ｄ スピーカボックス ６ａ，６ｂ ヘッドレスト ７ａ〜７ｄ 頭部検出センサ ８ａ，８ｂ 位置制御手段 ９ａ，９ｂ 乗車員の頭部 １０ａ，１０ｂ オーディオ信号 １１ａ，１１ｂ マイクロホン １２ａ，１２ｂ シート座部 １３ａ，１３ｂ シート背もたれ部 １４ａ，１４ｂ 着席用センサ １５ シート １６ アームレスト １７ ステレオ出力端子 １８ ヘッドホン １９ プラグ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｈ０４Ｒ 3/04 １０１ 7346−5Ｈ Ｈ０４Ｓ 7/00 Ｚ 8421−5Ｈ
Claims (4)
- 【請求項１】異なる音源を近接するスピーカにより再生
する音響再生装置を設け、第１の音源からの信号を適用
制御する第１のディジタルフィルタと、第２の音源から
の信号を適用制御する第２のディジタルフィルタと、前
記第２のディジタルフィルタの出力と第１の音源からの
信号とを加算する第１の加算器と、前記第１のディジタ
ルフィルタの出力と第２の音源からの信号とを加算する
第２の加算器と、第１の加算器の出力を指向性制御して
再生する第１のスピーカと、第２の加算器の出力を指向
性制御して再生する第２のスピーカと、第１のスピーカ
の再生音を検出するために第１のスピーカの近くに設け
られた第１のマイクロホンと、第２のスピーカの再生音
を検出するために第２のスピーカの近くに設けられた第
２のマイクロホンと、第１のスピーカから再生される音
楽を聴く第１の乗車員の頭部の位置を検出する第１の頭
部検出センサと、第２のスピーカから再生される音楽を
聴く第２の乗車員の頭部の位置を検出する第２の頭部検
出センサと、第１の頭部検出センサの出力信号により第
１のディジタルフィルタを制御する第１の位置制御手段
と、第２の頭部検出センサの出力信号により第２のディ
ジタルフィルタを制御する第２の位置制御手段とを有
し、第１のマイクロホンで検出した信号と第１の位置制
御手段の出力信号により第１のディジタルフィルタが第
２のスピーカから第１のマイクロホンに伝わる騒音を減
衰するように制御し、また、第２のマイクロホンで検出
した信号と第２の位置制御手段の出力信号により第２の
ディジタルフィルタが第１のスピーカから第２のマイク
ロホンに伝わる騒音を減衰するように制御する音響装
置。 - 【請求項２】第１のスピーカと第１のマイクロホンと第
１の乗車員の頭部を検出する少なくとも２つ以上の第１
の頭部検出センサが第１のシートに内蔵され、同じく第
２のスピーカと第２のマイクロホンと第２の乗車員の頭
部を検出する少なくとも２つ以上の第２の頭部検出セン
サが第２のシートに内蔵され、第１のシートと第２のシ
ートが隣あって接している請求項１記載の音響装置。 - 【請求項３】第１のスピーカの音源中心軸と第１のマイ
クロホンの受音中心軸と第１の頭部検出センサの中心軸
が同一平面内に配置され、また第２のスピーカの音源中
心軸と第２のマイクロホンの受音中心軸と第２の頭部検
出センサの中心軸が同一平面内に配置されている請求項
２記載の音響装置。 - 【請求項４】シートの背もたれ部にシート着席用センサ
が内蔵されており、前記内蔵センサが前記ディジタルフ
ィルタと前記位置検出器の信号を制御する請求項１また
は請求項２記載の音響装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4153224A JPH05344584A (ja) | 1992-06-12 | 1992-06-12 | 音響装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4153224A JPH05344584A (ja) | 1992-06-12 | 1992-06-12 | 音響装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05344584A true JPH05344584A (ja) | 1993-12-24 |
Family
ID=15557773
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4153224A Pending JPH05344584A (ja) | 1992-06-12 | 1992-06-12 | 音響装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05344584A (ja) |
Cited By (20)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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