JPH0533877A - 切換弁 - Google Patents

切換弁

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Publication number
JPH0533877A
JPH0533877A JP3187928A JP18792891A JPH0533877A JP H0533877 A JPH0533877 A JP H0533877A JP 3187928 A JP3187928 A JP 3187928A JP 18792891 A JP18792891 A JP 18792891A JP H0533877 A JPH0533877 A JP H0533877A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spool
ultrasonic motor
switching valve
valve
port
Prior art date
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Pending
Application number
JP3187928A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Yamashita
茂 山下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Shimadzu Corp filed Critical Shimadzu Corp
Priority to JP3187928A priority Critical patent/JPH0533877A/ja
Publication of JPH0533877A publication Critical patent/JPH0533877A/ja
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  • Electrically Driven Valve-Operating Means (AREA)
  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 比例制御を行うことができる安価、小形でか
つ軽量で、構造が簡単な切換弁を提供する。 【構成】 スプール8を目標位置に移動させるべく超音
波モータドラバ25に指令を与え、超音波モータ15を駆動
する。このとき、スプール8の位置を差動トランス16に
より検出し、この差動トランス16からの出力を超音波モ
ータドライバ25にフィードバックする。これによりスプ
ール8を目標位置に正確に移動させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は液圧機械、建設機械、産
業車両、特殊車両などに用いられる切換弁に関する。
【0002】
【従来の技術】第3図に従来の切換弁の一例を示す。本
切換弁はパイロット式の電磁切換弁であり、弁本体2に
は液圧源に連通する高圧ポート4、2か所の出口側ポー
ト5、6、タンクポート7が設けられ、これらのポ−ト
はスプール8が摺動するスリーブ9に開口している。ス
プール8のランド部10上、6箇所に切換部11L、11R、
12、13、14L、14Rが設けてある。そして、スプール8
が右に摺動すると、切換部11Rを通して高圧ポート4と
出口側ポート5が連通し、切換部14Rを通してタンクポ
ート7と出口側ポート6が連通し、出口側ポート5に高
圧の液体が流れ、出口側ポート6内の液体はタンクに排
出される。スプール8が左に摺動すると、切換部14Lを
通して高圧ポート4と出口側ポート6が連通し、切換部
11Lを通してタンクポート7と出口側ポート5が連通
し、出口側ポート6に高圧の液体が流れ、出口側ポート
5内の液体はタンクに排出される。
【0003】スプール8の操作は電磁操作弁ユニット42
を用いて行われる。電磁操作弁ユニット42は、スプール
8の一端に連結されたピストン43、ピストン43により左
右に隔離されるシリンダ室44、45、シリンダ室44、45内
にパイロット圧力通路46からの高圧の液体を導入した
り、シリンダ室44、45内の液体をパイロットドレン通路
47に排出するための一対のパイロット用電磁弁48、49に
より構成されている。
【0004】スプール8を左に動かす場合、パイロット
用電磁弁48の励磁を解除し、パイロット用電磁弁49を励
磁する。すると、パイロット用電磁弁49のニードル50が
後退し、ポペット51の先端の通路を通って、パイロット
圧力通路46から導入された高圧の液体がシリンダ室45に
流入し、ピストン43が左方に押され、スプール8も左方
に移動する。シリンダ室44からピストン43により押し出
された液体は、パイロットドレン通路47を通ってタンク
ポート7に排出される。スプール8を右に動かす場合
は、パイロット用電磁弁48を励磁し、パイロット用電磁
弁47の励磁を解除することにより、同様にして動作させ
ることができる。
【0005】また、上記のほかにスプールをソレノイド
により直接動かすソレノイド直動式電磁切換弁や、流路
の単なる切換えではなく、指令電圧あるいは電流に比例
した流量を得るために、比例ソレノイドバルブを用いた
比例制御弁がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のパイ
ロット式電磁切換弁は構造が複雑であり、またパイロッ
ト圧力を必要とするため別置の液圧源もしくは、主液圧
回路から分流するためのバルブが必要であった。また、
ソレノイド直動式電磁切換弁は、スプールを操作するの
に非常に大きい電磁力を必要とするため、装置が大型化
するとともに大容量のバルブには使用できなかった。ま
た、比例制御弁は高価であり、電流値と吸引力に比例関
係を持たせるため、発生した磁束の一部を漏らす構造に
なっており、エネルギーの消費が大きい。本発明の切換
弁は上記の課題を解決するために創案されたものであ
り、比例制御を行うことができる、安価、小形で軽量な
切換弁を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の切換弁は、スプ
ールを駆動する超音波モータと、前記スプールの位置を
検出する位置センサと、前記位置センサからの出力を、
前記超音波モータの駆動信号にフィードバックするフィ
ードバック手段を備え、前記超音波モータの駆動によ
り、切換弁の流路切換動作や流量制御動作を行わせるよ
うにした。
【0008】
【作用】スプールを所定の位置に移動させることによ
り、連通するポートと、その流路抵抗が変化するので、
流体の流路や流量が変化する。その際、スプールの位置
を位置センサにより検出し、位置センサからの出力を超
音波モータの駆動信号にフィードバックするので、スプ
ールが目標位置に正確に移動する。このようにして、流
路の単なる切換えだけでなく、正確な比例制御が可能と
なる。
【0009】
【実施例】第1図に本発明の切換弁の一実施例を示す。
本切換弁1は弁本体2とスプール駆動部3から成り、弁
本体2には液圧源に連通する高圧ポート4、2か所の出
口側ポート5、6、タンクポート7が設けられ、これら
のポ−トはスプール8が摺動するスリーブ9に開口して
いる。スプール8のランド部10上の4箇所には切換部11
L、11R、12、13、14L、14Rが設けてある。スプール
駆動部3は超音波モータ15と差動トランス16により構成
され、差動トランスのコア17をスプール8の一端に連結
し、スプール8が変位すると、差動トランス16の出力が
変化し、スプール8の変位が検出できるようになってい
る。
【0010】18は公知のスプリングセンタ機構であり、
スプール8が貫通する2枚のリテ−ナ20、21によって両
端が係止される圧縮コイルばね19により構成され、スプ
ール8を操作しない、あるいは停電によりスプール8の
操作が不能になった時などに、出口側ポート5、6から
液体が流出しない中立位置にスプールを速やかに移動さ
せる。
【0011】超音波モータ15の基本構造を第2図に示
す。超音波モータ15は、圧電セラミック列22に弾性体で
ある振動体23を貼り合わせたものを駆動部とし、スプー
ル8に摩擦材24を貼り合わせたものを被動部としてい
る。そして、圧電セラミック列22を形成する個々の圧電
セラミックに順次電圧を印加することにより、振動体23
に進行波が発生し、この進行波と逆方向に摩擦材24が移
動し、スプール8が移動する。
【0012】スプール8の駆動回路を第3図に示す。ス
プール8をある目標位置xに移動させる場合、超音波モ
ータドライバ25に指令値rを与える、超音波モータドラ
イバ25からは超音波モータ15を所定量だけ駆動する信号
が出力されるが、スプール8には圧縮コイルばね19のば
ね力や流体力が作用するので実際のスプール8の移動量
は目標値と異なる。そこで、このスプール8の位置を差
動トランス16により検出し、この差動トランス16からの
出力をフィードバックした信号を、指令値rに重畳して
超音波モータドライバ20を駆動する。これにより、スプ
ール8は目標位置xに正確に移動される。
【0013】次に本実施例の切換弁の流量制御動作を説
明する。本実施例のようなスプール式の切換弁は、切換
部とポートの開度により液体が絞られるので、切換部と
ポートの開度を変化させることにより、出口側ポートか
ら流出する液体の流量を変化させることができる。した
がって、出口側ポートから流出する液体の流量とスプー
ル8のストロークと、超音波モータドライバ20に与える
指令値の関係がわかっていれば、超音波モータドライバ
25に所定の指令値を与えることにより、出口側ポートか
ら所定量の液体を流出させることができる。これによ
り、比例制御弁が実現する。
【0014】例えば、出口側ポート5から目標流量q0
の液体を流出させたい場合、スプール8を中立位置から
目標位置x0 まで右行させるべく超音波モータドライバ
25に指令値r0 を与える。すると、超音波モータドライ
バ25は超音波モータ15を駆動し、スプール8が右行す
る。このときスプール8の位置を差動トランス16により
検出し、この差動トランス16からの出力をフィードバッ
クした信号を指令値r0 に重畳して超音波モータドライ
バ20を駆動する。スプールが目標位置x0 に移動する
と、出口側ポート5と高圧ポート4が切換部11Rを介し
て所定の開度で連通するので目標流量q0 の液体が出口
側ポート5から流出する。このとき、出口側ポート6と
タンクポート7が所定の開度で連通するので、出口側ポ
ート6からの液体はタンクに排出される。
【0015】同様にして出口側ポート6から目標流量の
液体を流出させる場合は、出口側ポート6と高圧ポート
4が切換部11を介して所定の開度で連通するような位置
に、スプール8を中立位置から左行させるべく、超音波
モータドライバ20を駆動させれば良い。
【0016】以上、本実施例の切換弁を流量制御動作さ
せる場合を説明したが、単なる流路切換動作をさせる場
合は、高圧ポート4と、出口側ポート5、6とが切換部
11R、14Lを介して連通する際の開度が等しくなるよう
なスプール位置x1 、x2 にスプール8を移動させる指
令置r1 、r2 を図示しないCPUやアナログ回路素子
に記憶させておき、流路切換の際に図示しないスイッチ
等で前記CPUやアナログ回路素子を動作させれば良
い。また、超音波モータ駆動回路をオフにし、手動でス
プール8を操作して流路切換を行っても良い。
【0017】なお、本実施例の切換弁は、弁本体が手動
操作弁と同一であり、スプール駆動部が別体なので、従
来の流路切換動作のみの手動操作弁にスプール駆動部を
追加するという改造により比例制御弁が実現できるので
コストダウンにつながる。また、本実施例では位置セン
サとして差動トランスを用いたが、電気的な出力が得ら
れる位置センサであればどのようなものを用いても構わ
ない。また、本実施例ではスライドスプール式の切換弁
を用いたが、ロータリースプール式の切換弁を用いて、
超音波モータとして回転式のものを用いることも可能で
ある。
【0018】
【発明の効果】本発明の切換弁は上記のような構成をし
ているので次のような効果を有する。すなわち、パイロ
ット圧力が不要なためパイロット通路や余分な電磁弁が
不要になり構造が簡単で小型化することができる。ま
た、超音波モータを用いてスプールを駆動し、スプール
の位置を位置センサにより検出し、位置センサよりの信
号を超音波モータにフィードバックするので、従来の比
例電磁弁のようなエネルギーロスが少なく、簡単で安価
な比例制御弁が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の切換弁の一実施例の縦断面図である。
【図2】本発明の切換弁の一実施例に用いられる超音波
モータの動作原理を示す図である。
【図3】本発明の切換弁の一実施例に用いられる超音波
モータの駆動回路を示す図である。
【図4】従来の切換弁の縦断面図である。
【符号の説明】
1:切換弁 8:スプール 15:超音
波モータ 16:差動トランス

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 スプールの位置を変化させることによ
    り、流体の流路や流量を変化させる切換弁において、前
    記スプールを駆動する超音波モータと、前記スプールの
    位置を検出する位置センサと、前記位置センサからの出
    力を前記超音波モータの駆動信号にフィードバックする
    フィードバック手段を有することを特徴とする切換弁。
JP3187928A 1991-07-26 1991-07-26 切換弁 Pending JPH0533877A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3187928A JPH0533877A (ja) 1991-07-26 1991-07-26 切換弁

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JP3187928A JPH0533877A (ja) 1991-07-26 1991-07-26 切換弁

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JPH0533877A true JPH0533877A (ja) 1993-02-09

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JP3187928A Pending JPH0533877A (ja) 1991-07-26 1991-07-26 切換弁

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