JPH05337794A - ならい加工用設備とならい加工法 - Google Patents
ならい加工用設備とならい加工法Info
- Publication number
- JPH05337794A JPH05337794A JP4150315A JP15031592A JPH05337794A JP H05337794 A JPH05337794 A JP H05337794A JP 4150315 A JP4150315 A JP 4150315A JP 15031592 A JP15031592 A JP 15031592A JP H05337794 A JPH05337794 A JP H05337794A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cutting edge
- journal bearing
- spindle
- tracing
- processing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23C—MILLING
- B23C3/00—Milling particular work; Special milling operations; Machines therefor
- B23C3/12—Trimming or finishing edges, e.g. deburring welded corners
- B23C3/126—Portable devices or machines for chamfering edges
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23C—MILLING
- B23C3/00—Milling particular work; Special milling operations; Machines therefor
- B23C3/28—Grooving workpieces
- B23C3/32—Milling helical grooves, e.g. in making twist-drills
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23C—MILLING
- B23C2265/00—Details of general geometric configurations
- B23C2265/40—Spiral
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Machine Tool Copy Controls (AREA)
- Milling Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 仕上げ面加工を高精度にかつ複雑形状の物が
容易にかつ安価で仕上げることを目的とする。 【構成】 被加工物の加工面に切れ刃の先端にジャーナ
ル軸受を持つ回転工具をバネ性を持って押し当てその加
工面を基準として、加工する。
容易にかつ安価で仕上げることを目的とする。 【構成】 被加工物の加工面に切れ刃の先端にジャーナ
ル軸受を持つ回転工具をバネ性を持って押し当てその加
工面を基準として、加工する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ならい加工に関する加
工設備およびその加工設備を用いた加工法に関するもの
である。
工設備およびその加工設備を用いた加工法に関するもの
である。
【０００２】
【従来の技術】従来複雑な仕上げ曲面に沿う形状に面取
り・段落しを成形する場合は、仕上げ曲面を加工した設
備上で固定したまま、追加工を行うか、あるいは、一旦
被加工物を別の設備に高い精度で位置決め固定し、高精
度のＮＣ制御装置付設備で加工していた。
り・段落しを成形する場合は、仕上げ曲面を加工した設
備上で固定したまま、追加工を行うか、あるいは、一旦
被加工物を別の設備に高い精度で位置決め固定し、高精
度のＮＣ制御装置付設備で加工していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】そのため、従来技術で
は、設備費は高くつき、治具設計や取付に時間がかかっ
ていた。また、仕上げ面に沿う形状の寸法公差が厳しい
場合、加工物の位置決め固定の正確さが求められ、設備
および治具の高精度化が必要であった。上記理由より、
ならい加工で複雑な形状のものを作成することが出来な
かったため、高精度ＮＣの制御の加工が必要となり、加
工時間及び加工費が多くかかっていた。また、形状精度
がばらつく鋳肌面などの被加工面への精度の高いならい
加工は出来なかった。
は、設備費は高くつき、治具設計や取付に時間がかかっ
ていた。また、仕上げ面に沿う形状の寸法公差が厳しい
場合、加工物の位置決め固定の正確さが求められ、設備
および治具の高精度化が必要であった。上記理由より、
ならい加工で複雑な形状のものを作成することが出来な
かったため、高精度ＮＣの制御の加工が必要となり、加
工時間及び加工費が多くかかっていた。また、形状精度
がばらつく鋳肌面などの被加工面への精度の高いならい
加工は出来なかった。
【０００４】本発明は、上記従来例の課題を解決するた
めのもので、複雑形状のものを容易に高精度のならい加
工が出来るようにすることを目的とするものである。
めのもので、複雑形状のものを容易に高精度のならい加
工が出来るようにすることを目的とするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、切れ刃の先端に回転自在のジャーナル軸受
を設けた回転工具切れ刃のシャンク部をチャックし、こ
れを駆動する主軸を工具軸と垂直方向に移動自在にバネ
性をもって支持したものである。および、前記回転自在
のジャーナル軸受を被加工物に押し当てその面を基準と
して、加工するならい加工を行うものである。
に本発明は、切れ刃の先端に回転自在のジャーナル軸受
を設けた回転工具切れ刃のシャンク部をチャックし、こ
れを駆動する主軸を工具軸と垂直方向に移動自在にバネ
性をもって支持したものである。および、前記回転自在
のジャーナル軸受を被加工物に押し当てその面を基準と
して、加工するならい加工を行うものである。
【０００６】
【作用】上記、技術的手段により、複雑な形状の被加工
物に切れ刃先端につけられたジャーナル軸受の外周に押
しつけながら切れ刃を移動するため、形状精度、位置決
め精度の悪い被加工物でもその表面に沿って精度の良好
なならい加工が容易に安価で出来る。また、仕上げ面に
沿う形状の寸法公差が厳しい場合の加工も、容易にかつ
正確に行うことが出来る。
物に切れ刃先端につけられたジャーナル軸受の外周に押
しつけながら切れ刃を移動するため、形状精度、位置決
め精度の悪い被加工物でもその表面に沿って精度の良好
なならい加工が容易に安価で出来る。また、仕上げ面に
沿う形状の寸法公差が厳しい場合の加工も、容易にかつ
正確に行うことが出来る。
【０００７】
【実施例】図１は本発明の一実施例である。本図におい
て８は被加工物で、この被加工物を９の面に沿って上端
部１１を精度の高い面取加工（例えばＣ０．１±０．０
５）をする例を示す。
て８は被加工物で、この被加工物を９の面に沿って上端
部１１を精度の高い面取加工（例えばＣ０．１±０．０
５）をする例を示す。
【０００８】切れ刃１はシャンク２に固定されており、
工具軸（シャンク部の軸線）に対して４５゜の角度を持
った切れ刃（ミーリングカッター）がセットされてい
る。シャンク部２と逆側の切れ刃１の先端側にジャーナ
ル軸受３が設置されている。本ジャーナル軸受は本例で
はボールベアリングであるが、ニードルベアリング、コ
ロ軸受、すべり軸受でも良い。
工具軸（シャンク部の軸線）に対して４５゜の角度を持
った切れ刃（ミーリングカッター）がセットされてい
る。シャンク部２と逆側の切れ刃１の先端側にジャーナ
ル軸受３が設置されている。本ジャーナル軸受は本例で
はボールベアリングであるが、ニードルベアリング、コ
ロ軸受、すべり軸受でも良い。
【０００９】シャンク２の他端は加工設備主軸５の先端
のチャック７につながれている。主軸はモータ１０で駆
動され、主軸受４で支持されているが、この主軸、主軸
受系は軸線方向に対し直角方向に移動自在なバネ６を持
って支持されている。
のチャック７につながれている。主軸はモータ１０で駆
動され、主軸受４で支持されているが、この主軸、主軸
受系は軸線方向に対し直角方向に移動自在なバネ６を持
って支持されている。
【００１０】今、被加工物８の面を基準にその上端部に
面取加工をする場合は、ジャーナル軸受３の外周に対し
て、切れ刃１を所定寸法にセットする。被加工物に対す
る高さ方向（Ｚ方向）の寸法を固定して加工設備主軸を
荒決めしたＸ，Ｙプログラムに沿って移動する（Ｘ軸・
Ｙ軸の内片方の軸は図示していない。）。
面取加工をする場合は、ジャーナル軸受３の外周に対し
て、切れ刃１を所定寸法にセットする。被加工物に対す
る高さ方向（Ｚ方向）の寸法を固定して加工設備主軸を
荒決めしたＸ，Ｙプログラムに沿って移動する（Ｘ軸・
Ｙ軸の内片方の軸は図示していない。）。
【００１１】このＸ，Ｙプログラムは被工作物のならい
面９にほぼ近いプログラムでセットされている。仮に工
作物の外表面が鋳物などで基準プロフィールからのばら
つきが大きくても、また被加工物の治具への位置決め固
定が悪く、基準座標が多少ずれても、プログラムは修正
する必要はない。
面９にほぼ近いプログラムでセットされている。仮に工
作物の外表面が鋳物などで基準プロフィールからのばら
つきが大きくても、また被加工物の治具への位置決め固
定が悪く、基準座標が多少ずれても、プログラムは修正
する必要はない。
【００１２】この状態で加工設備を動かすと、主軸はほ
ぼ被工作物８のならい面９にほぼ近いプロフィールを描
くようになる。切れ刃の先端のジャーナル軸受３の外表
面はならい面９に沿ってバネ６で押し付けながら移動す
るため、ジャーナル外表面と切れ刃１との位置関係は固
定され、これにより、ならい面が精度の悪い鋳肌面であ
っても鋳肌面に沿って加工が出来る。
ぼ被工作物８のならい面９にほぼ近いプロフィールを描
くようになる。切れ刃の先端のジャーナル軸受３の外表
面はならい面９に沿ってバネ６で押し付けながら移動す
るため、ジャーナル外表面と切れ刃１との位置関係は固
定され、これにより、ならい面が精度の悪い鋳肌面であ
っても鋳肌面に沿って加工が出来る。
【００１３】また、被工作物の取付精度が多少悪くても
全体に一様な精度の高い面取形状を成形できる。このた
め被加工物の治具への取付精度を配慮する必要が無いた
め取付時間の大幅削減ができ、また取付治具の精度を非
常に高く要求する必要がなく、安価な治具で対応が可能
となる。
全体に一様な精度の高い面取形状を成形できる。このた
め被加工物の治具への取付精度を配慮する必要が無いた
め取付時間の大幅削減ができ、また取付治具の精度を非
常に高く要求する必要がなく、安価な治具で対応が可能
となる。
【００１４】その他の実施例として、工具軸と垂直方向
に移動自在にバネ性を持って支持された軸と、上下方向
のＺ軸と、被加工物側に回転軸を設けた３軸構成の設備
が考えられ、曲面の多い被加工物の場合加工しやすくな
る。
に移動自在にバネ性を持って支持された軸と、上下方向
のＺ軸と、被加工物側に回転軸を設けた３軸構成の設備
が考えられ、曲面の多い被加工物の場合加工しやすくな
る。
【００１５】さらに、図１の実施例に被加工物側に回転
軸を設けて４軸構成とし、より複雑な形状の加工を可能
とする加工設備の実施例も考えられる。
軸を設けて４軸構成とし、より複雑な形状の加工を可能
とする加工設備の実施例も考えられる。
【００１６】また、本加工法はスクロール圧縮機におけ
るラップ端面の面取りのように複雑な形状プロフィール
を精度良く面取りをするのに有効である。
るラップ端面の面取りのように複雑な形状プロフィール
を精度良く面取りをするのに有効である。
【００１７】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、切れ刃の先端に回転自在のジャーナル軸受を設けた
回転工具切れ刃のシャンク部をチャックし、これを駆動
する主軸を工具軸と垂直方向に移動自在にバネ性をもっ
て支持したものである。および、前記回転自在のジャー
ナル軸受を被加工物に押し当てその面を基準として、加
工するならい加工を行うものである。これにより、複雑
な形状を持ったならい加工が容易に出来る。また被加工
物を基準とするため高い加工精度が実現できる。さらに
ならい面が精度の悪い鋳肌等にも適用できる。および、
被加工物の位置ぎめ精度が自動修正されるため、取付時
間の短縮、取付治具が安価にできるなど種々の利点を有
する。
は、切れ刃の先端に回転自在のジャーナル軸受を設けた
回転工具切れ刃のシャンク部をチャックし、これを駆動
する主軸を工具軸と垂直方向に移動自在にバネ性をもっ
て支持したものである。および、前記回転自在のジャー
ナル軸受を被加工物に押し当てその面を基準として、加
工するならい加工を行うものである。これにより、複雑
な形状を持ったならい加工が容易に出来る。また被加工
物を基準とするため高い加工精度が実現できる。さらに
ならい面が精度の悪い鋳肌等にも適用できる。および、
被加工物の位置ぎめ精度が自動修正されるため、取付時
間の短縮、取付治具が安価にできるなど種々の利点を有
する。
【図１】本発明の一実施例である工具および加工法を示
す説明図
す説明図
【図２】従来のならい加工を示す説明図
１ 切れ刃 ２ シャンク部 ３ ジャーナル軸受 ４ 主軸受 ５ 加工設備主軸 ６ バネ ７ チャック ８ 被加工物 ９ ならい面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 四谷 芳実 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (3)
- 【請求項１】切れ刃の先端に回転自在のジャーナル軸受
を設けた回転工具のシャンク部をチャックし、これを駆
動する主軸を工具軸と垂直方向に移動自在にバネ性をも
って支持した加工設備。 - 【請求項２】切れ刃の先端に回転自在のジャーナル軸受
を設けた回転工具のシャンク部をチャックし、これを駆
動する主軸を工具軸と垂直方向に移動自在にバネ性をも
って支持し、前記回転自在のジャーナル軸受を被加工物
に押し当てその面を基準として、加工するならい加工
法。 - 【請求項３】押し当てる面が鍛造、鋳造、樹脂成型など
非加工面である請求項２のならい加工法。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4150315A JPH05337794A (ja) | 1992-06-10 | 1992-06-10 | ならい加工用設備とならい加工法 |
| US08/072,753 US6048142A (en) | 1992-06-10 | 1993-06-07 | Profiling method |
| KR1019930010402A KR940005342A (ko) | 1992-06-10 | 1993-06-09 | 모방가공용 공구와 그 가공방법 |
| TW082106846A TW239847B (en) | 1992-06-10 | 1993-08-24 | Revolving tool, processing equipment using the tool, and process of shape formation |
| KR2019970001559U KR200167001Y1 (ko) | 1992-06-10 | 1997-02-03 | 회전공구, 회전모떼기공구 그리고 가공설비 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4150315A JPH05337794A (ja) | 1992-06-10 | 1992-06-10 | ならい加工用設備とならい加工法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05337794A true JPH05337794A (ja) | 1993-12-21 |
Family
ID=15494340
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4150315A Pending JPH05337794A (ja) | 1992-06-10 | 1992-06-10 | ならい加工用設備とならい加工法 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05337794A (ja) |
| KR (1) | KR940005342A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012091262A (ja) * | 2010-10-27 | 2012-05-17 | Senjo Seiki Kk | 加工装置 |
| CN107159950A (zh) * | 2017-07-12 | 2017-09-15 | 容县润达家具有限公司 | 一种成型板修边的工装及方法 |
-
1992
- 1992-06-10 JP JP4150315A patent/JPH05337794A/ja active Pending
-
1993
- 1993-06-09 KR KR1019930010402A patent/KR940005342A/ko not_active Application Discontinuation
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012091262A (ja) * | 2010-10-27 | 2012-05-17 | Senjo Seiki Kk | 加工装置 |
| CN107159950A (zh) * | 2017-07-12 | 2017-09-15 | 容县润达家具有限公司 | 一种成型板修边的工装及方法 |
| CN107159950B (zh) * | 2017-07-12 | 2023-09-12 | 容县润达家具有限公司 | 一种成型板修边的工装及方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| KR940005342A (ko) | 1994-03-21 |
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