JPH05337316A - 集塵フィルタ - Google Patents

集塵フィルタ

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JPH05337316A
JPH05337316A JP2010993A JP2010993A JPH05337316A JP H05337316 A JPH05337316 A JP H05337316A JP 2010993 A JP2010993 A JP 2010993A JP 2010993 A JP2010993 A JP 2010993A JP H05337316 A JPH05337316 A JP H05337316A
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JP
Japan
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dust
air flow
flow passage
housing
air
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP2010993A
Other languages
English (en)
Inventor
Niro Nakayama
仁郎 中山
Kazuhiro Yonezawa
一裕 米沢
Naoki Uchida
直樹 内田
Yoji Morimoto
洋史 森本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Pneumatic Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Nippon Pneumatic Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 フィルタエレメントをハウジングからいちい
ち出し入れして交換する必要がなく、しかも小型、軽量
化が可能な集塵フィルタを提供する。 【構成】 一端に含塵エアaの給気部3に対する取付部
を有し、他端に濾過エアbの排気部4に対する取付部を
有するハウジング1内を、ハウジング1に対して接合さ
れた連通多孔質樹脂製の濾過体によって、多数の含塵エ
ア流通路7と濾過エア流通路8とに区分し、含塵エアa
の給気部3側において、含塵エア流通路7を開口し、濾
過エア流通路8を閉塞し、濾過エアbの排気部4側にお
いて、含塵エア流通路7を閉塞し、濾過エア流通路8を
開口したことを特徴とする集塵フィルタ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、生産ラインの有害ダ
ストの集塵、粉体塗料塗布システムにおける余剰粉体の
回収、あるいは粉体分級システムにおける粉体の補集等
に使用される集塵フィルタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、集塵フィルタは、図8に示すよう
に、含塵エアが導入される金属製のハウジング21内
に、中空のフィルタエレメント22を収容し、この中空
のフィルタエレメント22の上部開口部に排気部23を
連結した構造のものが一般的である。
【0003】このような集塵フィルタでは、ハウジング
21内に導入された含塵エアの粉塵をフィルタエレメン
ト22の外面で補集して、濾過エアを中空のフィルタエ
レメント22の内部を経て上部開口部から排気部23に
排気するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記フィル
タエレメント22には、外面に粉塵が付着するため、時
々、逆洗エアをフィルタエレメント22の内部に導入し
て、付着した粉塵を払い落してフィルタエレメント22
が目詰りを生じないようにしているが、それでも一定期
間使用すると、フィルタエレメント22を交換しなけれ
ばならない。
【0005】ところが、フィルタエレメント22をハウ
ジング21から引き出すと、フィルタエレメント22の
外面に付着した粉塵が落下して周囲を汚すことが多いの
で、フィルタエレメント22の交換の際には、粉塵を周
囲に撒き散らさないように、また、破損しないように、
慎重に、フィルタエレメント22をハウジング21から
引き出したり、挿入したりする必要があり、作業性が甚
だ悪いという問題があった。
【0006】また、上記従来の集塵フィルタは、ハウジ
ング21内に、フィルタエレメント22を出し入れ自在
に収容するものであるから、装置全体の寸法が大きく、
かつ重量も重い。これは、高所に設置することが多い集
塵フィルタにとって一つの大きな問題であり、小型、軽
量化が望まれている。
【0007】そこで、この発明は、フィルタエレメント
をハウジングからいちいち出し入れして交換する必要が
なく、しかも小型、軽量化が可能な集塵フィルタを提供
しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の課題
を解決するために、一端に含塵エアの給気部に対する取
付部を有し、他端に濾過エアの排気部に対する取付部を
有するハウジング内を、ハウジングに対して接合された
連通多孔質樹脂製の濾過体によって、多数の含塵エア流
通路と濾過エア流通路とに区分し、含塵エアの給気部側
において、含塵エア流通路を開口し、濾過エア流通路を
閉塞し、濾過エアの排気部側において、含塵エア流通路
を閉塞し、濾過エア流通路を開口したのである。
【0009】
【作用】ハウジングの一端に取付けられた給気部から供
給された含塵エアは、含塵エア流通路の開口から含塵エ
ア流通路内に流入する。そして、含塵エア流通路と隣合
う濾過エア流通路とは連結多孔質樹脂製の濾過体によっ
て仕切られているので、含塵エア流通路内に流入した含
塵エアは濾過体によって濾過され、濾過エアは濾過エア
流通路に流入し、濾過エア流通路の開口から排気部に排
気される。
【0010】含塵エア流通路と濾過エア流通路を形成す
る濾過体の交換は、上記濾過体がハウジングと一体に接
合されているため、ハウジングと一体で行うことができ
る。
【0011】
【実施例】以下、この発明の実施例を説明する。
【0012】図1〜図5に示す集塵フィルタは、ハウジ
ング1と濾過体2とを一体化したものである。
【0013】ハウジング1は、上下両端の外周面に、含
塵エアaの給気部3と、濾過エアbの排気部4に対する
取付け用フランジ5、6を形成した四角形の筒形であ
り、その内部が濾過体2によって多数の含塵エア流通路
7と濾過エア流通路8とに区分され、含塵エア流通路7
は円筒形に形成されている。
【0014】このハウジングは、樹脂製でも、金属製で
もよい。
【0015】上記含塵エア流通路7の下方の給気部3側
は、図5に示すように、開口されており、上方の排気部
4側は、図4に示すように、閉塞されている。
【0016】反対に、上記濾過エア流通路8の下方の給
気部3側は、図5に示すように、閉塞されており、上方
の排気部4側は、図4に示すように、開口されている。
【0017】上記濾過体2は、連通多孔質樹脂からな
る。この連通多孔質樹脂としては、例えば、ポリエチレ
ン等の樹脂粉末を焼結させた保形性を有するものを使用
することができる。
【0018】また、含塵エア流通路7の内面を形成する
濾過体2の表面には、離型性樹脂を被覆しておくことが
望ましい。この離型性樹脂としては、フッ化樹脂等を使
用することができる。また、被覆方法としては、離型性
樹脂の粉末を、濾過体2の表面に噴霧して熱融着させる
方法等がある。
【0019】上記ハウジング1と濾過体2とを一体化さ
せる方法としては、樹脂製のハウジング1の場合、樹脂
製の筒体の中に、多数の円筒形の濾過体2を収容して、
両者を熱接着する方法、あるいは、ハウジング1の成形
型の中に、多数の円筒形の濾過体2を並べ、その後に成
形型内に樹脂を流し込んでハウジング1と濾過体2とを
一体化する方法、濾過体2をハウジング1に接着せず
に、ハウジング1内に押し入れて一体化する方法等があ
る。また、濾過体2相互は、接着してあっても、接着し
てなくてもよい。金属製のハウジング1の場合は、金属
製の筒体の中に、濾過体2を接着剤によって接着する方
法、あるいは金属製の筒体の中に濾過体2を押し入れて
一体化する方法等がある。
【0020】含塵エアaの給気部3には、側方に含塵エ
ア流入口9、上面に取付け用フランジ10、下方にホッ
パ11がそれぞれ形成されている。
【0021】一方、濾過エアbの排気部4には、側方に
濾過エア排出口12、下面に取付け用フランジ13が形
成されている。また、この排気部4内には、濾過エア流
通路8の上方の開口に向かって逆洗ノズル14が設置さ
れ、圧縮エアータンク15と逆洗バルブ16とによって
逆洗ノズル14から濾過エア流通路8内に逆洗エアが一
定間隔で吹き入れられるようになっている。
【0022】上記ハウジング1と含塵エアaの給気部3
との取付けは、両者の取付け用フランジ5、10を、パ
ッキン17を介して突き合わせ、ボルト18によって行
うことができる。また、上記ハウジング1と濾過エア6
の排気部4との取付けも、両者の取付け用フランジ6、
13を、パッキン18を介してボルト19によって固定
して行うことができる。これらの固定手段は、ボルトだ
けではなく、クランプ金具によって行うこともできる。
【0023】上記の実施例において、含塵エア流入口9
から給気部3内に供給された含塵エアaは、含塵エア流
通路7の下方の開口から含塵エア流通路7内に流入し、
含塵エア流通路7を形成する濾過体2によって濾過さ
れ、濾過エアbが隣合う濾過エア流通路8内に流入す
る。そして、濾過エア流通路8内に流入した濾過エアb
は、上方の開口から排気部4に流入し、濾過エア排気口
12から排気される。
【0024】上記のように、含塵エアaは、含塵エア流
通路7を形成する濾過体2によって濾過され、粉塵が含
塵エア流通路7を形成する濾過体2の表面に補集され
る。濾過体2の表面に補集された粉塵は、濾過エア流通
路8の上方の開口から濾過エア流通路8内に一定間隔で
吹き入れられる逆洗エアによって下方のホッパ11に払
い落される。
【0025】次に、図6には、集塵フィルタの別な実施
例が示されている。この集塵フィルタは、上記第1の実
施例のものと実質的に同一であるが、上記第1の実施例
では円筒形の含塵エア流通路7を、ハウジング1内に円
筒形に形成した濾過体2を収容して形成したが、この実
施例では、円筒形の含塵エア流通路7を、ハウジング1
内に、半円形の円弧が連続する波形の濾過体2を、円弧
の内側面が対向するように突き合わせて形成している。
このように、波形の濾過体2を使用すると、濾過体2の
表面への離型性樹脂の被覆を行いやすいという利点があ
る。
【0026】また、図7にも、集塵フィルタの別な実施
例が示されている。この実施例は、ハウジング1内に、
波形の多数の濾過体2をそれぞれ、一定間隔をあけて収
容して、含塵エア流通路7と濾過エア流通路8とを形成
したものである。この実施例において、隣合う濾過体2
の突部が対向する部分の隙間を、逆洗エアを濾過エア流
通路8内に吹き入れた際の濾過体2の撓みによって、突
部同士が衝突する程度にしておくと、濾過体2の表面に
付着した粉塵の払い落しを効果的に行うことができる。
【0027】この発明における集塵フィルタの含塵エア
流通路7及び濾過エア流通路8の形状は、上記の実施例
に限定されるものではなく、三角形や四角形といった多
角形状、あるいは楕円形でもよく、上記のように、濾過
体2を円筒形あるいは波形に形成しておくことは濾過面
積を増大させる上で望ましいことである。
【0028】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、ハウ
ジングとその内部の濾過体とが一体に接合されているの
で、濾過体の交換をハウジングごと行うことができるの
で、作業性が極めてよく、また、交換の際に、周囲に粉
塵を撒き散らさないので、作業環境も汚さないという効
果がある。
【0029】また、ハウジングに、樹脂製の濾過体を一
体化することにより、小型、軽量化が図れ、取扱いや製
造が容易になるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例の使用状態を示す縦断
面図
【図2】同上の斜視図
【図3】図1のA−A線の断面図
【図4】同上の平面図
【図5】同上の底面図
【図6】この発明の第2の実施例の横断面図
【図7】この発明の第3の実施例の横断面図
【図8】従来例の縦断面図
【符号の説明】
1 ハウジング 2 濾過体 3 給気部 4 排気部 7 含塵エア流通路 8 濾過エア流通路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森本 洋史 三重県名張市八幡1300番地の80 日本ニュ ーマチック工業株式会社名張工場内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端に含塵エアの給気部に対する取付部
    を有し、他端に濾過エアの排気部に対する取付部を有す
    るハウジング内を、ハウジングに対して一体に接合され
    た連通多孔質樹脂製の濾過体によって、多数の含塵エア
    流通路と濾過エア流通路とに区分し、含塵エアの給気部
    側において、含塵エア流通路を開口し、濾過エア流通路
    を閉塞し、濾過エアの排気部側において、含塵エア流通
    路を閉塞し、濾過エア流通路を開口したことを特徴とす
    る集塵フィルタ。
  2. 【請求項2】 含塵エア流通路が円筒形である請求項1
    記載の集塵フィルタ。
  3. 【請求項3】 濾過体が波形に形成されている請求項1
    記載の集塵フィルタ。
  4. 【請求項4】 濾過体を半円形の円弧が連続する波形に
    し、その円弧の内側面が含塵エア流通路の形成面になる
    ように対向させたことを特徴とする請求項3記載の集塵
    フィルタ。
  5. 【請求項5】 含塵エア流通路の形成面になる濾過体の
    面に、離型性樹脂を被覆したことを特徴とする請求項1
    乃至4のいずれかの項に記載の集塵フィルタ。
  6. 【請求項6】 ハウジングが樹脂製である請求項1乃至
    5のいずれかの項に記載の集塵フィルタ。
  7. 【請求項7】 ハウジングが金属製である請求項1乃至
    5のいずれかの項に記載の集塵フィルタ。
JP2010993A 1992-02-25 1993-02-08 集塵フィルタ Withdrawn JPH05337316A (ja)

Priority Applications (1)

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JP2010993A JPH05337316A (ja) 1992-02-25 1993-02-08 集塵フィルタ

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3774592 1992-02-25
JP4-37745 1992-02-25
JP2010993A JPH05337316A (ja) 1992-02-25 1993-02-08 集塵フィルタ

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JP2010993A Withdrawn JPH05337316A (ja) 1992-02-25 1993-02-08 集塵フィルタ

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