JPH0533727U - 歩行訓練用胴衣 - Google Patents
歩行訓練用胴衣Info
- Publication number
- JPH0533727U JPH0533727U JP8308291U JP8308291U JPH0533727U JP H0533727 U JPH0533727 U JP H0533727U JP 8308291 U JP8308291 U JP 8308291U JP 8308291 U JP8308291 U JP 8308291U JP H0533727 U JPH0533727 U JP H0533727U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- walking
- walking training
- trainee
- gait
- garment
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- Invalid Beds And Related Equipment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 介護者の手を借りることなく歩行訓練を行な
うことを可能にする歩行訓練用胴衣を提供する。 【構成】 歩行訓練者2が着用するベスト状の歩行訓練
用胴衣1に、吊り用ストラップ10および11を、肩の
部分から上方へ延びるように設ける。これら吊り用スト
ラップ10および11を、移動可能な台車26に設けら
れたフック28および29に係合させ、歩行訓練者2の
移動の間、常にその体重の一部を支えるようにする。
うことを可能にする歩行訓練用胴衣を提供する。 【構成】 歩行訓練者2が着用するベスト状の歩行訓練
用胴衣1に、吊り用ストラップ10および11を、肩の
部分から上方へ延びるように設ける。これら吊り用スト
ラップ10および11を、移動可能な台車26に設けら
れたフック28および29に係合させ、歩行訓練者2の
移動の間、常にその体重の一部を支えるようにする。
Description
【0001】
この考案は、歩行訓練者が、歩行訓練を行なう際に着用する歩行訓練用胴衣に 関するものである。
【0002】
リハビリテーションの代表的な例として、歩行訓練がある。
【0003】 歩行訓練は、通常、2本の平行な手摺の間に歩行訓練者が立ち、両手でそれぞ れ手摺を握りながら足を運ぶことによって行なわれる。
【0004】
しかしながら、上述した歩行訓練において、訓練者は、手摺を支えとするもの の、訓練の初期の段階では、介護者の手を借りなければならないことが多い。
【0005】 それゆえに、この考案の目的は、歩行訓練の初期の段階においても介護者の手 を借りることなく歩行訓練を行なうことを可能にする、歩行訓練用胴衣を提供し ようとすることである。
【0006】
この考案による歩行訓練用胴衣は、歩行訓練者の胴にまとうものであって、ベ スト状の形態をなし、肩の部分から上方へ延びる吊り用ストラップが設けられて いる。
【0007】
この考案にかかる歩行訓練用胴衣に設けられる吊り用ストラップを用いれば、 歩行訓練者の体重の一部を支えることができる。
【0008】
したがって、この考案によれば、歩行訓練者を自力で立たせることができ、歩 行訓練の初期の段階であっても、介護者の手を借りることなく歩行訓練を行なわ せることができる。
【0009】
図1ないし図3には、この考案の一実施例による歩行訓練用胴衣1が示されて いる。歩行訓練用胴衣1は、図4に示すように、歩行訓練者2の胴3にまとうも のである。
【0010】 胴衣1は、全体として、ベスト状の形態をなしており、襟4および袖ぐり5を 備える。また、胴衣1は、図3に示すように前開きとされ、左前身頃6と右前身 頃7とが互いに重なりあう部分には、互いに対をなすベルベットファスナ8およ び9が装着される。ベルベットファスナ8および9に代えて、他の形式のファス ナ、ホック、ボタン等が用いられてもよい。
【0011】 また、胴1には、肩の部分から上方へ延びる吊り用ストラップ10および11 が、たとえばループ状をなすように設けられる。これら吊り用ストラップ10お よび11は、前身頃6および7ならびに後身頃12に縫い付けられる。このとき 、吊り用ストラップ10および11によって、ベルト通し13,14,15,1 6が形成される。
【0012】 上述したベルト通し13〜16には、ベルト17が通される。ベルト17は、 図4に示すように、歩行訓練者2の胸回りに位置されるものである。ベルト17 の両端部の互いに重ね合わされる部分には互いに対をなす、たとえばベルベット ファスナ18および19が装着される。これらベルベットファスナ18および1 9についても、他の形式のファスナ、ホック、ボタン、バックルに置き換えるこ とができる。
【0013】 なお、左前身頃6と右前身頃7とを合わせるベルベットファスナ8および9、 ならびにベルト17の両端部を連結するベルベットファスナ18および19の各 々の結合状態は、それほど強固でなくてもよい。なぜなら、この胴衣1には、袖 ぐり5が設けられ、図4に示すように、これらに歩行訓練者2の腕20および2 1が通されるからである。
【0014】 主として図4を参照して、胴衣1の使用方法について説明する。 歩行訓練者2は、ベストを着用する要領で、胴衣1を着用する。着用後におい て、ベルベットファスナ8および9ならびにベルベットファスナ18および19 が、それぞれ、互いに結合される。次いで、歩行訓練者2は、平行な2本の手摺 22および23の間に立つ。これら手摺22および23の中間部上方には、手摺 22および23と平行に延びるレール24が配置される。レール24には、レー ル24上を転動する車輪25を備える台車26が配置される。台車26には、ア ーム27が取り付けられ、このアーム27の両端部には、フック28および29 が形成される。これらフック28および29に、それぞれ、吊り用ストラップ1 0および11が係合される。このようにして、歩行訓練者2の体重の一部が吊り 用ストラップ10および11によって支えられ、歩行訓練者2は、自力で立つこ とが容易にされる。
【0015】 以上のような準備を完了した後、歩行訓練者2は歩行訓練を行なう。すなわち 、その両手30および31で手摺22および23を握りながら、足32および3 3を運ぶ。このとき、歩行訓練者2の歩行に伴なって、吊り用ストラップ10お よび11に引張られて台車26がレール24に沿って移動する。
【0016】 吊り用ストラップ10および11は、その長さが調整可能とされてもよい。
【図1】この考案の一実施例による歩行訓練用胴衣1を
示す正面図である。
示す正面図である。
【図2】図1に示した歩行訓練用胴衣1の背面図であ
る。
る。
【図3】図1に相当する図であって、前身頃6および7
を開いた状態を示す。
を開いた状態を示す。
【図4】図1に示した歩行訓練用胴衣1を用いて歩行訓
練を行なっている状態を示す正面図である。
練を行なっている状態を示す正面図である。
1 歩行訓練用胴衣 2 歩行訓練者 3 胴 10,11 吊り用ストラップ
Claims (1)
- 【請求項1】 歩行訓練者の胴にまとうものであって、
ベスト状の形態をなし、肩の部分から上方へ延びる吊り
用ストラップが設けられた、歩行訓練用胴衣。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8308291U JP2517659Y2 (ja) | 1991-10-14 | 1991-10-14 | 歩行訓練用胴衣 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8308291U JP2517659Y2 (ja) | 1991-10-14 | 1991-10-14 | 歩行訓練用胴衣 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0533727U true JPH0533727U (ja) | 1993-05-07 |
JP2517659Y2 JP2517659Y2 (ja) | 1996-11-20 |
Family
ID=13792263
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8308291U Expired - Lifetime JP2517659Y2 (ja) | 1991-10-14 | 1991-10-14 | 歩行訓練用胴衣 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2517659Y2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002539338A (ja) * | 1999-03-18 | 2002-11-19 | シンシア・プライス・コーヘン | リフトベスト |
JP2003010261A (ja) * | 2001-06-29 | 2003-01-14 | Norio Kaneko | 体重軽減装置 |
JP2005312600A (ja) * | 2004-04-28 | 2005-11-10 | Funaki Gishi:Kk | 介護リフト用装着具及びリフト機能付き歩行車 |
EP2138701A2 (en) | 2008-06-24 | 2009-12-30 | Honda Motor Co., Ltd. | Air cleaner for internal combustion |
JP2017213167A (ja) * | 2016-05-31 | 2017-12-07 | サンヨーホームズ株式会社 | 屋内におけるユーザの動作補助システム |
-
1991
- 1991-10-14 JP JP8308291U patent/JP2517659Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002539338A (ja) * | 1999-03-18 | 2002-11-19 | シンシア・プライス・コーヘン | リフトベスト |
JP2003010261A (ja) * | 2001-06-29 | 2003-01-14 | Norio Kaneko | 体重軽減装置 |
JP2005312600A (ja) * | 2004-04-28 | 2005-11-10 | Funaki Gishi:Kk | 介護リフト用装着具及びリフト機能付き歩行車 |
JP4697623B2 (ja) * | 2004-04-28 | 2011-06-08 | アイ・ソネックス株式会社 | 介護リフト用装着具 |
EP2138701A2 (en) | 2008-06-24 | 2009-12-30 | Honda Motor Co., Ltd. | Air cleaner for internal combustion |
JP2017213167A (ja) * | 2016-05-31 | 2017-12-07 | サンヨーホームズ株式会社 | 屋内におけるユーザの動作補助システム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2517659Y2 (ja) | 1996-11-20 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960528 |