JPH05332252A - エアポンプ - Google Patents
エアポンプInfo
- Publication number
- JPH05332252A JPH05332252A JP16700192A JP16700192A JPH05332252A JP H05332252 A JPH05332252 A JP H05332252A JP 16700192 A JP16700192 A JP 16700192A JP 16700192 A JP16700192 A JP 16700192A JP H05332252 A JPH05332252 A JP H05332252A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piston body
- lubricant
- piston
- cylinder
- compression chamber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
- Compressor (AREA)
- Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
［目的］ 本発明は、エアポンプに関し、主として自転
車等のチューブに注入するエアポンプにおける空気を圧
縮するピストンに関する。 ［構成］ 本発明のエアポンプは、円錐形の大径側をシ
リンダの圧縮室側に設置した弾性体のピストン本体を有
し、該ピストン本体の空気圧縮室側の周端部をエッジ状
に形成し、且つピストン本体の外周にリング状の潤滑剤
用の凹部を形成したものである。
車等のチューブに注入するエアポンプにおける空気を圧
縮するピストンに関する。 ［構成］ 本発明のエアポンプは、円錐形の大径側をシ
リンダの圧縮室側に設置した弾性体のピストン本体を有
し、該ピストン本体の空気圧縮室側の周端部をエッジ状
に形成し、且つピストン本体の外周にリング状の潤滑剤
用の凹部を形成したものである。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、エアポンプに関し、主
として自転車のタイヤチューブに空気を注入するエアポ
ンプにおける空気を圧縮するピストンに関する。
として自転車のタイヤチューブに空気を注入するエアポ
ンプにおける空気を圧縮するピストンに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のエアポンプの要部を図３に示す断
面図を参照して説明する。断面カップ状の天然の獣皮革
（牛革）製のピストン本体２２は金属性のシリンダ１内
に摺動可能に内装されている。このピストン本体２２
は、両側に座金９、９を挟着してナット１０を介してネ
ジ部３を介してピストン棒２に固定されている。尚、ピ
ストン本体２２にはシリンダ１摺動面からの空気漏れを
防止し且つ潤滑作用をなすグリース等が浸漬されてい
る。又、このピストン棒２は図示略の把手に連結されて
いる。この把手を介して、ピストン棒２を往復動（図３
に示す左右）することによって、シリンダ１内（ピスト
ン本体２２の右側）の空気は圧縮されて、図示略に連結
された自転車のタイヤチューブ等に空気を圧入する。
面図を参照して説明する。断面カップ状の天然の獣皮革
（牛革）製のピストン本体２２は金属性のシリンダ１内
に摺動可能に内装されている。このピストン本体２２
は、両側に座金９、９を挟着してナット１０を介してネ
ジ部３を介してピストン棒２に固定されている。尚、ピ
ストン本体２２にはシリンダ１摺動面からの空気漏れを
防止し且つ潤滑作用をなすグリース等が浸漬されてい
る。又、このピストン棒２は図示略の把手に連結されて
いる。この把手を介して、ピストン棒２を往復動（図３
に示す左右）することによって、シリンダ１内（ピスト
ン本体２２の右側）の空気は圧縮されて、図示略に連結
された自転車のタイヤチューブ等に空気を圧入する。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前記した、ピストン本
体の材料は、弾性作用があってグリース等が浸漬可能な
材料を選定することが必要であって、現在では天然の皮
革を使用している。しかしながら、天然の皮革は入手が
困難となり、高価な材料となっている。そこで、本願
は、安価に入手が可能な材料で構成できるエアポンプを
提供するものである。
体の材料は、弾性作用があってグリース等が浸漬可能な
材料を選定することが必要であって、現在では天然の皮
革を使用している。しかしながら、天然の皮革は入手が
困難となり、高価な材料となっている。そこで、本願
は、安価に入手が可能な材料で構成できるエアポンプを
提供するものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明のエアポンプは、
円錐形の大径側をシリンダの圧縮室側に設置した弾性体
のピストン本体を有し、該ピストン本体の空気圧縮室側
の周端部をエッジ状に形成し、且つピストン本体の外周
にリング状の潤滑剤用の凹部を形成したものである。
円錐形の大径側をシリンダの圧縮室側に設置した弾性体
のピストン本体を有し、該ピストン本体の空気圧縮室側
の周端部をエッジ状に形成し、且つピストン本体の外周
にリング状の潤滑剤用の凹部を形成したものである。
【０００５】
【作用】空気を圧縮するとき、潤滑剤はピストン本体と
シリンダ内周面の円滑な摺動をなし、弾性体でエッジ状
に形成されているピストン本体の周端は、圧縮空気のた
めシリンダ内周面側に拡開し、所謂逆止弁の作用をなし
て圧縮空気を得ることができる。一方、逆方向にピスト
ン本体を移動させると、圧縮室側は負圧となって、エッ
ジ状の周端部とシリンダ内周面に隙間を生じて、空気は
圧縮室に入る。前記作用を交互に繰り返すことによっ
て、圧縮空気を得ることが出来る。
シリンダ内周面の円滑な摺動をなし、弾性体でエッジ状
に形成されているピストン本体の周端は、圧縮空気のた
めシリンダ内周面側に拡開し、所謂逆止弁の作用をなし
て圧縮空気を得ることができる。一方、逆方向にピスト
ン本体を移動させると、圧縮室側は負圧となって、エッ
ジ状の周端部とシリンダ内周面に隙間を生じて、空気は
圧縮室に入る。前記作用を交互に繰り返すことによっ
て、圧縮空気を得ることが出来る。
【０００６】
【実施例】本発明の１実施例を図面を参照して説明す
る。図１はエアポンプの要部の断面図を示し、図２は図
１の部品分解図を示している。１は金属製円筒形状のシ
リンダ、４はピストン本体、２は先端にネジ部３を有す
るピストン棒である。ピストン本体４は入手し易い天然
ゴムや合成ゴム等の弾性作用を有する材料で製作されて
いる。該ピストン本体４は円錐形であって、該円錐形の
大径側の周端部６はエッジ状に形成されていて、圧縮室
１２側のシリンダ１の内周面に摺動可能に嵌装されてい
る。ピストン本体４の外周にはグリース１１等の潤滑剤
を溜めることが可能な凹部７がリング状に形成されてい
る。又、ピストン本体４の中心部には前記ピストン棒２
を挿入固定する取付け孔５が穿設されていると共に間隔
管８が嵌装されている。前記ピストン本体４は、間隔管
８にピストン棒２を挿入し、ピストン本体４の両側に座
金９、９を介してナット１０で固定されて、グリース１
１を凹部７に詰めた状態でシリンダ１内に挿入して組み
立てられる。尚、前記間隔管８はナット１０での締めす
ぎを禁じてピストン本体４の変形を防止している。又、
ピストン棒２は図示略の把手に連結されているし、圧縮
室１２には圧縮空気を排出する図示略の出口が設けられ
ている。
る。図１はエアポンプの要部の断面図を示し、図２は図
１の部品分解図を示している。１は金属製円筒形状のシ
リンダ、４はピストン本体、２は先端にネジ部３を有す
るピストン棒である。ピストン本体４は入手し易い天然
ゴムや合成ゴム等の弾性作用を有する材料で製作されて
いる。該ピストン本体４は円錐形であって、該円錐形の
大径側の周端部６はエッジ状に形成されていて、圧縮室
１２側のシリンダ１の内周面に摺動可能に嵌装されてい
る。ピストン本体４の外周にはグリース１１等の潤滑剤
を溜めることが可能な凹部７がリング状に形成されてい
る。又、ピストン本体４の中心部には前記ピストン棒２
を挿入固定する取付け孔５が穿設されていると共に間隔
管８が嵌装されている。前記ピストン本体４は、間隔管
８にピストン棒２を挿入し、ピストン本体４の両側に座
金９、９を介してナット１０で固定されて、グリース１
１を凹部７に詰めた状態でシリンダ１内に挿入して組み
立てられる。尚、前記間隔管８はナット１０での締めす
ぎを禁じてピストン本体４の変形を防止している。又、
ピストン棒２は図示略の把手に連結されているし、圧縮
室１２には圧縮空気を排出する図示略の出口が設けられ
ている。
【０００７】次に前記構成の作用について説明すると、
図示略の把手を介して、図１の右方向（矢印Ａ）に押圧
すると、ピストン本体２はグリース１１を介して円滑に
シリンダ１内周面を摺動しながら圧縮室１２内の空気を
圧縮する。その為、弾性作用を有するエッジ状に形成さ
れているピストン本体２の周端部６は、該圧縮空気のた
めシリンダ１の内周面側に拡開し、所謂逆止弁の作用を
なして圧縮空気を得ることができる。一方、前記とは逆
方向（図１のＢ方向）にピストン本体２を移動させる
と、圧縮室１２側は負圧となって、エッジ状の周端部６
とシリンダ１内周面に隙間を生じて、空気は該隙間を通
って圧縮室１２に入る。そして、前記した動作を繰り返
すことによって、圧縮室１２に形成された図示略の出口
から順次圧縮空気を送り出すことができる。尚、前記ピ
ストン本体へのピストン棒の取付けは、接着剤等で取り
付けることも可能である。
図示略の把手を介して、図１の右方向（矢印Ａ）に押圧
すると、ピストン本体２はグリース１１を介して円滑に
シリンダ１内周面を摺動しながら圧縮室１２内の空気を
圧縮する。その為、弾性作用を有するエッジ状に形成さ
れているピストン本体２の周端部６は、該圧縮空気のた
めシリンダ１の内周面側に拡開し、所謂逆止弁の作用を
なして圧縮空気を得ることができる。一方、前記とは逆
方向（図１のＢ方向）にピストン本体２を移動させる
と、圧縮室１２側は負圧となって、エッジ状の周端部６
とシリンダ１内周面に隙間を生じて、空気は該隙間を通
って圧縮室１２に入る。そして、前記した動作を繰り返
すことによって、圧縮室１２に形成された図示略の出口
から順次圧縮空気を送り出すことができる。尚、前記ピ
ストン本体へのピストン棒の取付けは、接着剤等で取り
付けることも可能である。
【０００８】
【発明の効果】本発明のエアポンプに使用するピストン
本体は、弾性作用のあるゴム等で構成することができる
ため経済性に富むし、凹部に潤滑剤が溜められるため長
期に亙って潤滑剤を補給することなく使用できる。
本体は、弾性作用のあるゴム等で構成することができる
ため経済性に富むし、凹部に潤滑剤が溜められるため長
期に亙って潤滑剤を補給することなく使用できる。
【図１】エアポンプの要部を示す断面図である。
【図２】図１の部品分解図を示す。
【図３】従来のエアポンプの要部を示す断面図である。
１ シリンダ ２ ピストン棒 ４ ピストン本体 ６ エッジ部 ７ 凹部 ９ 座金 １０ ナット １１ 潤滑剤 １２ 圧縮室
Claims (1)
- 【請求項１】 円錐形の大径側をシリンダの圧縮室側に
設置した弾性体のピストン本体であって、該ピストン本
体の空気圧縮室側の周端部をエッジ状に形成し、且つピ
ストン本体の外周にリング状の潤滑剤用の凹部を形成す
ることを特徴とするエアポンプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16700192A JPH05332252A (ja) | 1992-06-02 | 1992-06-02 | エアポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16700192A JPH05332252A (ja) | 1992-06-02 | 1992-06-02 | エアポンプ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05332252A true JPH05332252A (ja) | 1993-12-14 |
Family
ID=15841543
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16700192A Pending JPH05332252A (ja) | 1992-06-02 | 1992-06-02 | エアポンプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05332252A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100472101B1 (ko) * | 2002-07-12 | 2005-03-08 | 평화정공 주식회사 | 그리스 펌프의 오염 방지 구조 |
| JP2012511655A (ja) * | 2008-12-11 | 2012-05-24 | ドゥーカス アーゲー | 気体の供給装置 |
| CN103758729A (zh) * | 2014-02-13 | 2014-04-30 | 天津凯德实业有限公司 | 一种活塞装置 |
| JP2016099559A (ja) * | 2014-11-25 | 2016-05-30 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像形成装置及びクリーニングユニット |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4721056B1 (ja) * | 1969-09-19 | 1972-06-14 |
-
1992
- 1992-06-02 JP JP16700192A patent/JPH05332252A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4721056B1 (ja) * | 1969-09-19 | 1972-06-14 |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100472101B1 (ko) * | 2002-07-12 | 2005-03-08 | 평화정공 주식회사 | 그리스 펌프의 오염 방지 구조 |
| JP2012511655A (ja) * | 2008-12-11 | 2012-05-24 | ドゥーカス アーゲー | 気体の供給装置 |
| CN103758729A (zh) * | 2014-02-13 | 2014-04-30 | 天津凯德实业有限公司 | 一种活塞装置 |
| JP2016099559A (ja) * | 2014-11-25 | 2016-05-30 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像形成装置及びクリーニングユニット |
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