JPH05330965A - アミノ酸により糖分を増加させる有機質肥料の製法及びその製品 - Google Patents

アミノ酸により糖分を増加させる有機質肥料の製法及びその製品

Info

Publication number
JPH05330965A
JPH05330965A JP4047958A JP4795892A JPH05330965A JP H05330965 A JPH05330965 A JP H05330965A JP 4047958 A JP4047958 A JP 4047958A JP 4795892 A JP4795892 A JP 4795892A JP H05330965 A JPH05330965 A JP H05330965A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sugar content
organic fertilizer
amino acid
fertilizer
rice bran
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4047958A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2503343B2 (ja
Inventor
Zenei Nakagawa
善栄 中川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP4047958A priority Critical patent/JP2503343B2/ja
Publication of JPH05330965A publication Critical patent/JPH05330965A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2503343B2 publication Critical patent/JP2503343B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C05FERTILISERS; MANUFACTURE THEREOF
    • C05FORGANIC FERTILISERS NOT COVERED BY SUBCLASSES C05B, C05C, e.g. FERTILISERS FROM WASTE OR REFUSE
    • C05F1/00Fertilisers made from animal corpses, or parts thereof
    • C05F1/002Fertilisers made from animal corpses, or parts thereof from fish or from fish-wastes
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/10Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
    • Y02A40/20Fertilizers of biological origin, e.g. guano or fertilizers made from animal corpses
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/141Feedstock
    • Y02P20/145Feedstock the feedstock being materials of biological origin

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Fertilizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明に係るアミノ酸により糖分を増加させる
有機肥料の製法及び製品の利用目的は、その製法により
製造される有機肥料により土壌に有益な微生物が多発生
し、降雨後生菌となり、脂肪、ビタミン、アミノ酸を多
く含有する有機肥料により土壌へのアミノ酸の供給が多
くなり、ミミズが多発生し、動物性と植物性の肥料成分
が土壌中に浸透しミミズが好んで棲息する環境が作られ
る。 【構成】米糠を原料として70パーセント、及び魚粕3
0パーセントを混ぜ合わせよく撹拌混合し、その混合物
を常温で一カ月乃至三カ月放置しよくなじみ合わせ基礎
物質を作り、これに肥料の3要素であるチッソ、リン
酸、カリを必要に応じて適量加えて補強し、更に適量の
水分と固形材を添加して粒状物にし乾燥し製品を製造す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明に係るアミノ酸により糖分
を増加させる有機肥料は、米糠及び魚粕に含有するアミ
ノ酸を果樹、野菜、の糖分を増加させるように有機肥料
にしようとするものである。果樹、野菜の糖分は、それ
ぞれに含有されることにより果実、野菜の味覚を決定的
にするような重要な要素であり、糖度測定器により測定
される含有糖分を百分率で表す糖度により判定されるも
のである。
【0002】
【従来の技術】柑橘、キウイフルーツ、メロン類、柿な
どの果実、野菜は、酸味が好まれず、特に柑橘、キウイ
フルーツ、メロン、柿は糖度の高いものが好まれるた
め、これらの果樹の栽培においては酸味を減らすことと
糖度を上げることが、常に至上の命題である。
【0003】糖度を増加させる方法は、果樹周囲の地温
と気温を1度でも高くするための創意工夫が行われてお
り、そのためには果樹の周囲にシートを地面に敷き詰め
天水を吸い込ませず排水溝により排水をよくして土壌水
分を減らし、シートの反射で枝葉の裏側にも日光の反射
光を当て1日の内で日光の照射時間を長くし果実に含有
する水分を減らす事により増糖効果が行われている。落
ち葉を集め表面に敷き詰め発酵させるようにすること
も、土壌を暖めるのに効果があり、おいしい野菜や果実
を作るためにはそのような方法が採られる場合がある。
しかしながら、その増糖方法によっては果樹に対しては
果樹を痛めることになり糖度を上げるにも限界があると
いわれている。従って、例えば柑橘類においては糖度1
2度を一応の限界値とされている。係る柑橘果樹の栽培
法においては、その限界値を越える増糖効果を出すよう
にすることが果樹には無理な負担をかけることになるた
め、果樹の樹勢を弱らせるから、12度を13度にする
ことが難しくなる。この限界値を越える糖度の糖分を含
有する柑橘類は、需要者層が広く高価な値段で取引され
るため、ミカン栽培農家は競って糖度を上げるため、シ
ート、ハウス、有機肥料を用いるようになっている。
又、高い糖度を保持しやすい品種の改良により、例えば
宮内伊予柑とか勝山伊予柑のようにそれ以上の良い品種
が出るように創意工夫を凝らしているのが現状である。
いずれにしても、おいしい果実、野菜の作り方は、美味
しいものを多くの需要者が求めて市場に於ける価格を決
定的なものにする経済的効果を発揮する重要な一要素で
あるため、栽培技術の陶冶に真摯な努力を傾注し、栽培
技術の進歩が日夜たゆみなく行われているのである。
【0004】
【発明が解決しようとする技術的課題】本発明に係るア
ミノ酸により糖度を増加させる有機肥料は、柑橘類、キ
ウイフルーツ、葡萄、メロン類等の果実の糖度を容易に
上げるようにするために開発されているものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るアミノ酸に
より糖分を増加させる有機肥料の製法について説明すれ
ば、玄米を精米することにより製せられるほぼ粉末状の
米糠と雑魚を乾燥し粉末状に粉砕した魚粕とを合わせた
基礎材料に混ざりむらをなくするためよく撹拌混合した
基礎物質を、その粉末のままでよく撹拌して約30日程
度放置し、適度の湿り気を含ませるための水分及び固形
材を加えてよく撹拌して粒状物にした後これを乾燥し、
無理のない自然美のアミノ酸を多量に含有させるように
することを特徴としているアミノ酸により糖分を増加さ
せる有機肥料が得られる製法及びその製品である。
【0006】本発明の製法において、原料として使用さ
れる米糠及び魚粕それぞれの単体では、単体の成分分析
結果として、米糠の各成分の割合をパーセントで示せば
チッソ2.4、リン酸5.82、カリ2.04、カルシ
ューム0.08、マグネシューム0.74、炭素36.
15になり、魚粕としてイワシを例に取り各成分の割合
をパーセントで示せばチッソ9.08、リン酸4.1
1、カリ1.24、カルシューム2.68、マグネシュ
ーム0.08、炭素43.31になる。
【0007】この製法により製造せられる有機肥料の製
品について説明すれば、玄米を精米することにより製せ
られるほぼ粉末状の米糠と雑魚を乾燥し粉末状に粉砕し
た魚粕とを合わせよく撹拌混合した基礎物質を、その粉
末のままでよく撹拌して約30日程度放置した該基礎物
質に、適度の湿り気を含ませるための水分及び粉末の有
機肥料を散布しやすい粒状物にするため固形材を加えて
よく撹拌して粒状物にした後これを乾燥し、無理のない
自然美のアミノ酸を多量に含有させるようにすることを
特徴とする製法により製造せられるアミノ酸により糖分
を増加させる有機肥料である。
【0008】前記の製法により、米糠と魚粕を混ぜ合わ
せよく撹拌しむらなく混合した該基礎物質は、常温で乾
燥せる場所に約30日程度放置し撹拌して製造せられる
無理のない自然美のアミノ酸により糖分を増加させる有
機肥料である。これは、水分と固形材を添加し散布しや
すい粒状物にする前の段階であるものである。
【0009】
【作用】本発明の作用は、本発明に係る製法により製造
した有機肥料の製品により、アミノ酸により糖分を増加
させる有機肥料を土壌の表面に散布し施せば米糠及び魚
粕は相乗的に土壌に有益な微生物が多発生し、降雨後生
菌となり、脂肪、ビタミン、アミノ酸を多く含有する有
機肥料により、土壌へのアミノ酸の供給が多くなり、ミ
ミズが多発生し、動物性と植物性の肥料成分が土壌中に
浸透しミミズが好んで棲息する環境が作られ、樹体の最
も欲しがる無理のない自然美のアミノ酸が供給されるこ
とになる。アミノ酸が植物に吸収されると葉緑素による
光合成により糖分を増加させる作用が顕著であると共に
紅色、緑色を一層際立たせる着色効果もあるものであ
る。
【0010】
【実施例】添付図面に基づいて、本発明に係るアミノ酸
により糖分を増加させる有機肥料の製法及びその製品の
実施例を説明する。図1は、その実施例における製造工
程を示すブロック図である。符号について説明すれば、
1は、原料の米糠、2は、原料の魚粕、3は、原料の米
糠と魚粕とを合わせ撹拌混合する工程、4は、原料を混
合よく撹拌した基本材料を常温で約30日放置し基礎物
質にする工程、5は、これから肥料を施す土壌条件によ
り必要に応じて総量の10パーセント程度のチッソリン
酸カリを該基礎物質に適正配合補正するために行う補強
工程、6は、その基礎物質である粉末を粒状物にするた
めにその基礎物質が粉末状態であるのを連結する固形材
として小麦粉を添加する工程、7は、適量の水分を注入
し該小麦粉を添加し混合する工程、この工程を経て、8
は、肥料を散布しやすい粒状物に加工する工程、9は、
湿っている粒状物を乾燥する工程をそれぞれ示すもので
ある。
【0011】実施例1 その製法を図面に基づいて説明すれば、玄米を精米する
ときに排出される米糠1を原料として70パーセント、
及びイワシ80パーセント並びに底ものの魚20パーセ
ントを混ぜ合わせて粉砕して製造された魚粕2を原料と
して30パーセント、それぞれの原料を合わせた基礎材
料をよく撹拌混合し、このそれぞれの原料の混合物を雨
雪を避け得る乾燥した屋内で約30日程度放置4して、
該基礎材料を互いによくなじみ合わせ基礎物質を作る。
該基礎材料は、これをなじみ合わせるため常温で放置す
る。この工程に要する期間は、一カ月乃至三カ月に及ぶ
事もあり、その間に発酵し発熱する。この基礎物質の成
分は、チッソ5.64パーセント、リン6.8パーセン
ト、カリ2.34パーセント、カルシューム1.42パ
ーセント、マグネシューム0.82パーセント、炭素5
7.74パーセントの割合に配合されている。土壌条件
により必要に応じて、この基礎物質に肥料成分の要素を
10パーセント程度補強するために、チッソ、リン酸、
カリを適量配合する工程5を介在し、その製造工程で該
肥料の3要素を加える場合もある。粉末を粒状物にする
ためには連結させる固形材として小麦粉6を添加すると
共に適当な湿り気を与えるため適量の水分を加えよく混
合7し、粒状肥料に加工8し乾燥し本発明に係るアミノ
酸により糖分を増加させる有機肥料の製品を製造する。
【0012】実施例2 これは、実施例1において其の製法を説明した方法によ
り製造される有機肥料の製品である。すなわち、玄米を
精米するときに排出される米糠1を原料として70パー
セント、及びイワシ80パーセント並びに底ものの魚2
0パーセントを混ぜ合わせて粉砕して製造された魚粕2
を原料として30パーセント、それぞれの原料を合わせ
てよく撹拌混合し、このそれぞれの原料の混合物である
基礎材料を雨雪を避け得る程度に乾燥した屋内で一カ月
乃至三カ月放置して基礎材料同志がよくなじみ会うよう
にし基礎物質4を作る。この基礎物質の成分は、チッソ
5.64パーセント、リン6.8パーセント、カリ2.
34パーセント、カルシューム1.42パーセント、マ
グネシューム0.82パーセント、炭素57.74パー
セントの割合に配合されている。必要に応じてこの基礎
物質に肥料の3要素を10パーセント程度補強するため
に、チッソ6乃至11パーセント、リン酸3乃至7パー
セント、カリ0.4乃至0.6パーセントを土壌条件に
より適量配合し、その肥料の3要素が合計約10パーセ
ント前後の分量であるものを補強5し、本発明に係るア
ミノ酸により糖分を増加させる有機肥料に該肥料成分を
補強するものである。固形材としては小麦粉6を添加す
ると共に適当な湿り気を与えるため適量の水分を注入し
よく混合7し、粒状肥料に加工8し乾燥することにより
製造した有機肥料の製品である。
【0013】実施例3 実施例1の製法により製造される実施例2の有機肥料に
ついて、その製造工程の中間で、米糠70パーセント及
び魚粕30パーセントを合わせよく撹拌混合して一カ月
乃至三カ月放置すれば撹拌混合されている米糠と魚粕と
が互いになじみ会いながら生菌が繁殖し基礎物質になる
ものである。これは施肥によりアミノ酸により糖分を増
加させる肥効成分を有する有機肥料の製品であり、その
肥効成分は前記基礎物質の成分であるものである。
【0014】
【発明の効果】本発明に係るアミノ酸により糖分を増加
させる有機肥料の製品をミカン園に10アール当たり1
俵15kg入りの袋で7俵乃至10俵(105kg乃至
150kg)振り込めば、糖分の増加する割合は2乃至
3度程度の糖度が上昇するようになるものである。散布
量が多ければ糖度が上昇する効果も大きくなる。この本
発明の増糖効果は、土壌の善し悪しには関係なく、日照
時間が少ない園地でも又水分が多い園地でも、それなり
に、糖度はそれを施さない前に比べ1乃至2度の糖度上
昇がある。日照時間が多く水分が少ない園地では、更に
それより効果的な結果が得られ糖度は2乃至3度の上昇
がある。有機物質から出てくる無理のない自然の効果が
出てくるから、柑橘類で、条件さえよければ、13度乃
至18度位まで糖度は上昇するようになるものである。
すなわち、日照時間が2時間ぐらいの少ない園地であっ
ても、又水分が多い園地でも、通常の糖度は10度乃至
11度であるが、本発明の効果により前記の施肥量では
13度乃至14度の糖度を保つことが出来るようにな
る。このような増糖効果の原因は、有機物質からミミズ
の繁殖がよくなりその作用に因って、酸性とアルカリの
調和の取れたミミズが好んで繁殖する土壌条件に変わる
ようになるためである。したがって、植物にも無理のな
い成長が促進され、本来の自然の状態が作られる事にな
る。ミカン、メロン、キウイフルーツ、スイカ、葡萄、
ナシ、リンゴ、柿いずれの植物の果実も発色がみずみず
しい果実になり、紅が濃く、野菜でも色艶がよく、果肉
が厚くなる。このため、従来の化学物質でつくられた、
果物、野菜には無い甘さ、奥深い味になるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】は、本発明に係るアミノ酸により糖分を増加さ
せる有機肥料の製法及びその製品の製造工程を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
1...米糠、2...魚粕、3...撹拌混合工程、
4...常温で放置する工程、5...配合工程、
8...粒状化工程、9...乾燥工程。
【手続補正書】
【提出日】平成5年5月6日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】明細書
【発明の名称】アミノ酸により糖分を増加させる有機
肥料の製法及びその製品
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明に係るアミノ酸により糖分
を増加させる有機肥料は、米糠及び魚粕に含有するア
ミノ酸を果樹、野菜、の糖分を増加させるように有機質
肥料にしようとするものである。果樹、野菜の糖分は、
それぞれに含有されることにより果実、野菜の味覚を決
定的にするような重要な要素であり、糖度測定器により
測定される含有糖分を百分率で表す糖度により判定され
るものである。
【0002】
【従来の技術】柑橘、キウイフルーツ、メロン類、柿な
どの果実、野菜は、酸味が好まれず、特に柑橘、キウイ
フルーツ、メロン、柿は糖度の高いものが好まれるた
め、これらの果樹の栽培においては酸味を減らすことと
糖度を上げることが、常に至上の命題である。
【0003】糖度を増加させる方法は、果樹周囲の地温
と気温を1度でも高くするための創意工夫が行われてお
り、そのためには果樹の周囲にシートを地面に敷き詰め
天水を吸い込ませず排水溝により排水をよくして土壌水
分を減らし、シートの反射で枝葉の裏側にも日光の反射
光を当て1日の内で日光の照射時間を長くし果実に含有
する水分を減らす事により増糖効果が行われている。落
ち葉を集め表面に敷き詰め発酵させるようにすること
も、土壌を暖めるのに効果があり、おいしい野菜や果実
を作るためにはそのような方法が採られる場合がある。
しかしながら、その増糖方法によっては果樹に対しては
果樹を痛めることになり糖度を上げるにも限界があると
いわれている。従って、例えば柑橘類においては糖度1
2度を一応の限界値とされている。係る柑橘果樹の栽培
法においては、その限界値を越える増糖効果を出すよう
にすることが果樹には無理な負担をかけることになるた
め、果樹の樹勢を弱らせるから、12度を13度にする
ことが難しくなる。この限界値を越える糖度の糖分を含
有する柑橘類は、需要者層が広く高価な値段で取引され
るため、ミカン栽培農家は競って糖度を上げるため、シ
ート、ハウス、有機質肥料を用いるようになっている。
又、高い糖度を保持しやすい品種の改良により、例えば
宮内伊予柑とか勝山伊予柑のようにそれ以上の良い品種
が出るように創意工夫を凝らしているのが現状である。
いずれにしても、おいしい果実、野菜の作り方は、美味
しいものを多くの需要者が求めて市場に於ける価格を決
定的なものにする経済的効果を発揮する重要な一要素で
あるため、栽培技術の陶冶に真摯な努力を傾注し、栽培
技術の進歩が日夜たゆみなく行われているのである。
【0004】
【発明が解決しようとする技術的課題】本発明に係るア
ミノ酸により糖度を増加させる有機肥料は、柑橘類、
キウイフルーツ、葡萄、メロン類等の果実の糖度を容易
に上げるようにするために開発されているものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るアミノ酸に
より糖分を増加させる有機肥料の製法について説明す
れば、玄米を精米することにより製せられるほぼ粉末状
の米糠と雑魚を乾燥し粉末状に粉砕した魚粕とを合わせ
た基礎材料に混ざりむらをなくするためよく撹拌混合し
た基礎物質を、その粉末のままでよく撹拌して約30日
程度放置し、適度の湿り気を含ませるための水分及び固
形材を加えてよく撹拌して粒状物にした後これを乾燥
し、無理のない自然美のアミノ酸を多量に含有させるよ
うにすることを特徴としているアミノ酸により糖分を増
加させる有機肥料が得られる製法及びその製品であ
る。
【0006】本発明の製法において、原料として使用さ
れる米糠及び魚粕それぞれの有機物では、成分分析結
果として、米糠の各成分の割合をパーセントで示せばチ
ッソ2.4、リン酸5.82、カリ2.04、カルシュ
ーム0.08、マグネシューム0.74、タンパク質
2.40、炭素14.0になり、魚粕としてイワシを例
に取り各成分の割合をパーセントで示せばチッソ9.0
8、リン酸4.11、カリ1.24、カルシューム2.
68、マグネシューム0.08、タンパク質8.76、
炭素43.31になる。
【0007】この製法により製造せられる有機肥料の
製品について説明すれば、玄米を精米することにより製
せられるほぼ粉末状の米糠と雑魚を乾燥し粉末状に粉砕
した魚粕とを合わせよく撹拌混合した基礎物質を、その
粉末のままでよく撹拌して約30日程度放置した該基礎
物質に、適度の湿り気を含ませるための水分及び粉末の
有機肥料を散布しやすい粒状物にするため固形材を加え
てよく撹拌して粒状物にした後これを乾燥し、無理のな
い自然美のアミノ酸を多量に含有させるようにすること
を特徴とする製法により製造せられるアミノ酸により糖
分を増加させる有機肥料である。
【0008】前記の製法により、米糠と魚粕を混ぜ合わ
せよく撹拌しむらなく混合した該基礎物質は、常温で乾
燥せる場所に約30日程度放置し撹拌して製造せられる
無理のない自然美のアミノ酸により糖分を増加させる有
肥料である。これは、水分と固形材を添加し散布し
やすい粒状物にする前の段階であるものである。
【0009】
【作用】本発明の作用は、本発明に係る製法により製造
した有機肥料の製品により、アミノ酸により糖分を増
加させる有機質肥料を土壌の表面に散布し施せば米糠及
び魚粕は相乗的に土壌に有益な微生物が多発生し、降雨
後生菌となり、脂肪、ビタミン、アミノ酸を多く含有す
る有機肥料により、土壌へのアミノ酸の供給が多くな
り、ミミズが多発生し、動物性と植物性の肥料成分が土
壌中に浸透しミミズが好んで棲息する環境が作られ、樹
体の最も欲しがる無理のない自然美のアミノ酸が供給さ
れることになる。アミノ酸が植物に吸収されると葉緑素
による光合成により糖分を増加させる作用が顕著である
と共に紅色、緑色を一層際立たせる着色効果もあるもの
である。
【0010】
【実施例】添付図面に基づいて、本発明に係るアミノ酸
により糖分を増加させる有機肥料の製法及びその製品
の実施例を説明する。図1は、その実施例における製造
工程を示すブロック図である。符号について説明すれ
ば、1は、原料の米糠、2は、原料の魚粕、3は、原料
の米糠と魚粕とを合わせ撹拌混合する工程、4は、原料
を混合よく撹拌した基本材料を常温で約30日放置し基
礎物質にする工程、5は、これから肥料を施す土壌条件
により必要に応じて総量の10パーセント程度のチッソ
リン酸カリを該基礎物質に適正配合補正するために行う
補強工程、6は、その基礎物質である粉末を粒状物にす
るためにその基礎物質が粉末状態であるのを連結する固
形材として小麦粉を添加する工程、7は、適量の水分を
注入し該小麦粉を添加し混合する工程、この工程を経
て、8は、肥料を散布しやすい粒状物に加工する工程、
9は、湿っている粒状物を乾燥する工程をそれぞれ示す
ものである。
【0011】実施例1 その製法を図面に基づいて説明すれば、玄米を精米する
ときに排出される米糠1を原料として70パーセント、
及びイワシ80パーセント並びに底ものの魚20パーセ
ントを混ぜ合わせて粉砕して製造された魚粕2を原料と
して30パーセント、それぞれの原料を合わせた基礎材
料をよく撹拌混合し、このそれぞれの原料の混合物を雨
雪を避け得る乾燥した屋内で約30日程度放置4して、
該基礎材料を互いによくなじみ合わせ基礎物質を作る。
該基礎材料は、これをなじみ合わせるため常温で放置す
る。この工程に要する期間は、一カ月乃至三カ月に及ぶ
事もあり、その間に発酵し発熱する。この基礎物質の成
分は、チッソ4.404パーセント、リン酸5.307
パーセント、カリ1.80パーセント、カルシューム
0.86パーセント、マグネシューム0.542パーセ
ント、タンパク質4.308パーセント、炭素22.7
パーセントの割合に配合されている。土壌条件により
必要に応じて、この基礎物質に肥料成分の要素を10パ
ーセント程度補強するために、チッソ、リン酸、カリを
適量配合する工程5を介在し、その製造工程で該肥料の
3要素と共に貝殻粉末等を加える場合もある。粉末を粒
状物にするためには連結させる固形材として小麦粉6を
添加すると共に適当な湿り気を与えるため適量の水分を
加えよく混合7し、粒状肥料に加工8し乾燥し本発明に
係るアミノ酸により糖分を増加させる有機肥料の製品
を製造する。
【0012】実施例2 これは、実施例1において其の製法を説明した方法によ
り製造される有機質肥料の製品である。すなわち、玄米
を精米するときに排出される米糠1を原料として70パ
ーセント、及びイワシ80パーセント並びに底ものの魚
20パーセントを混ぜ合わせて粉砕して製造された魚粕
2を原料として30パーセント、それぞれの原料を合わ
せてよく撹拌混合し、このそれぞれの原料の混合物であ
る基礎材料を雨雪を避け得る程度に乾燥した屋内で一カ
月乃至三カ月放置して基礎材料同志がよくなじみ会うよ
うにし基礎物質4を作る。この基礎物質の成分は、チッ
4.404パーセント、リン酸5.307パーセン
ト、カリ1.80パーセント、カルシューム0.86
ーセント、マグネシューム0.542パーセント、タン
パク質4.308パーセント、炭素22.79パーセン
トの割合に配合されている。必要に応じてこの基礎物質
約10パーセント程度の肥料の3要素を補強するため
に、チッソ6乃至11パーセント、リン酸3乃至7パー
セント、カリ0.4乃至0.6パーセントを配合し、
壌条件により貝殻粉末を適量配合し、その肥料の3要素
等の成分が合計約10パーセント前後の分量であるもの
を補強5し、本発明に係るアミノ酸により糖分を増加さ
せる有機肥料に該肥料成分を補強するものである。固
形材としては小麦粉6を添加すると共に適当な湿り気を
与えるため適量の水分を注入しよく混合7し、粒状肥料
に加工8し乾燥することにより製造した有機肥料の製
品である。
【0013】実施例3 実施例1の製法により製造される実施例2の有機肥料
について、その製造工程の中間で、米糠70パーセント
及び魚粕30パーセントを合わせよく撹拌混合して一カ
月乃至三カ月放置すれば撹拌混合されている米糠と魚粕
とが互いになじみ会いながら生菌が繁殖し基礎物質にな
るものである。これは施肥によりアミノ酸により糖分を
増加させる肥効成分を有する有機肥料の製品であり、
その肥効成分は前記基礎物質の成分であるものである。
【0014】
【発明の効果】本発明に係るアミノ酸により糖分を増加
させる有機肥料の製品をミカン園に10アール当たり
春肥として1俵20kg入りの袋で10俵乃至15
200kg乃至300kg)、夏肥、秋肥としても同
上の分量でそれぞれ振り込めば、糖分の増加する割合は
2乃至3度程度の糖度が上昇するようになるものであ
る。散布量が多ければ糖度が上昇する効果も大きくな
る。この本発明の増糖効果は、土壌の善し悪しには関係
なく、日照時間が少ない園地でも又水分が多い園地で
も、それなりに、糖度はそれを施さない前に比べ1乃至
2度の糖度上昇がある。日照時間が多く水分が少ない園
地では、更にそれより効果的な結果が得られ糖度は2乃
至3度の上昇がある。有機物質から出てくる無理のない
自然の効果が出てくるから、柑橘類で、条件さえよけれ
ば、13度乃至18度位まで糖度は上昇するようになる
ものである。すなわち、日照時間が2時間ぐらいの少な
い園地であっても、又水分が多い園地でも、通常の糖度
は10度乃至11度であるが、本発明の効果により前記
の施肥量では13度乃至14度の糖度を保つことが出来
るようになる。このような増糖効果の原因は、有機物質
からミミズの繁殖がよくなりその作用に因って、酸性と
アルカリの調和の取れたミミズが好んで繁殖する土壌条
件に変わるようになるためである。したがって、植物に
も無理のない成長が促進され、本来の自然の状態が作ら
れる事になる。ミカン、メロン、キウイフルーツ、スイ
カ、葡萄、ナシ、リンゴ、柿いずれの植物の果実も発色
がみずみずしい果実になり、紅が濃く、野菜でも色艶が
よく、果肉が厚くなる。このため、従来の化学物質でつ
くられた、果物、野菜には無い甘さ、奥深い味になるも
のである。
【0015】
【図面の簡単な説明】
【図1】は、本発明に係るアミノ酸により糖分を増加さ
せる有機肥料の製法及びその製品の製造工程を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】 1...米糠、2...魚粕、3...撹拌混合工程、
4...常温で放置する工程、5...配合補強工程、
8...粒状化工程、9...乾燥工程。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年5月6日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】玄米を精米することにより製せられるほぼ
    粉末状の米糠と雑魚を乾燥し粉末状に粉砕した魚粕とを
    合わせた基本材料をよく撹拌混合した基礎物質を、その
    粉末のままでよく撹拌して約30日程度放置し、適度の
    湿り気を含ませるための水分及び固形材を加えてよく撹
    拌して粒状物にした後これを乾燥し、無理のない自然美
    のアミノ酸を多量に含有することを特徴としているアミ
    ノ酸により糖分を増加させる有機肥料の製法。
  2. 【請求項2】玄米を精米することにより製せられるほぼ
    粉末状の米糠と雑魚を乾燥し粉末状に粉砕した魚粕とを
    合わせた基本材料をよく撹拌混合した基礎物質を、その
    粉末のままでよく撹拌して約30日程度放置し、適度の
    湿り気を含ませるための水分及び固形材を加えてよく撹
    拌して粒状物にした後これを乾燥し、無理のない自然美
    のアミノ酸を多量に含有することを特徴としているアミ
    ノ酸により糖分を増加させる有機肥料の製法により製造
    せられるアミノ酸により糖分を増加させる有機肥料の製
    品。
  3. 【請求項3】請求項1又は請求項2に記載の基本材料を
    よく撹拌混合し常温で約30日程度放置して製造せられ
    るアミノ酸により糖分を増加せせる有機肥料の製品。
JP4047958A 1992-02-03 1992-02-03 有機質肥料の製法 Expired - Fee Related JP2503343B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4047958A JP2503343B2 (ja) 1992-02-03 1992-02-03 有機質肥料の製法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4047958A JP2503343B2 (ja) 1992-02-03 1992-02-03 有機質肥料の製法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05330965A true JPH05330965A (ja) 1993-12-14
JP2503343B2 JP2503343B2 (ja) 1996-06-05

Family

ID=12789862

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4047958A Expired - Fee Related JP2503343B2 (ja) 1992-02-03 1992-02-03 有機質肥料の製法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2503343B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100349875B1 (ko) * 1999-06-16 2002-08-22 우림산업 주식회사 유기물이 함유된 가리질 비료의 제조방법
KR100482410B1 (ko) * 2002-05-31 2005-04-14 박대전 추비용 인산비료조성물 및 그 제조방법
CN104803731A (zh) * 2015-04-20 2015-07-29 青岛诺海生物科技有限公司 一种固态发酵制备海洋复合肽生物肥的方法
CN105110996A (zh) * 2015-09-29 2015-12-02 黄尤 一种脐橙专用肥料及其制备方法
CN105272747A (zh) * 2015-10-30 2016-01-27 广西金神农生态农业科技开发有限公司 一种柑桔专用肥

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9523535B1 (en) * 2012-10-25 2016-12-20 Jack Devin Christison Method for making a soil remediation product

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS534366A (en) * 1976-06-30 1978-01-14 Totsutori Sangiyou Kk Method of treating fish and cattle processing wastes
JPH0477380A (ja) * 1990-07-16 1992-03-11 Nouji Kaken:Kk 醗酵法による肥料の製造方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS534366A (en) * 1976-06-30 1978-01-14 Totsutori Sangiyou Kk Method of treating fish and cattle processing wastes
JPH0477380A (ja) * 1990-07-16 1992-03-11 Nouji Kaken:Kk 醗酵法による肥料の製造方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100349875B1 (ko) * 1999-06-16 2002-08-22 우림산업 주식회사 유기물이 함유된 가리질 비료의 제조방법
KR100482410B1 (ko) * 2002-05-31 2005-04-14 박대전 추비용 인산비료조성물 및 그 제조방법
CN104803731A (zh) * 2015-04-20 2015-07-29 青岛诺海生物科技有限公司 一种固态发酵制备海洋复合肽生物肥的方法
CN105110996A (zh) * 2015-09-29 2015-12-02 黄尤 一种脐橙专用肥料及其制备方法
CN105272747A (zh) * 2015-10-30 2016-01-27 广西金神农生态农业科技开发有限公司 一种柑桔专用肥

Also Published As

Publication number Publication date
JP2503343B2 (ja) 1996-06-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6083293A (en) Method for enhanced plant protein production and composition for use in the same
CN104177139B (zh) 一种微生物发酵的鸡粪有机肥
CN106748524A (zh) 一种生物有机肥及其制备方法
CN101544523B (zh) 具有生物酵素的肥料及其制备方法和使用方法
CN102807399A (zh) 一种新型果蔬专用有机肥的制作方法
CN103601598B (zh) 一种蔬菜壮苗基质的生产方法
CN103772019B (zh) 一种红提专用高效em菌剂发酵复合肥料
JP2503343B2 (ja) 有機質肥料の製法
KR100330789B1 (ko) 정제형 부산물 비료 및 그 제조방법
CN1234654C (zh) 生态有机肥及其制造方法
CN105036829A (zh) 一种有机磷肥及其制备方法
Chandrakala Effect of FYM and fermented liquid manures on yield and quality of chilli (Capsicum annuum L.)
CN108516913A (zh) 一种红薯种植用有机肥及其制备方法
CN108373375A (zh) 一种综合利用脐橙废弃物的生物有机肥
KR102144723B1 (ko) 농축산 부산물을 이용한 유기질 비료 및 그의 제조 방법
KR20220118868A (ko) 쌀겨를 이용한 비료 제조방법 및 그것을 이용한 비료
JP2022127083A (ja) 液状特殊肥料の製造方法
CN110526780A (zh) 一种有机肥及其制备方法
CN1173480A (zh) 全营养颗粒高效有机肥及其加工工艺
JPS62107753A (ja) モロヘイヤの有効成分を添加した食料品
CN107141037A (zh) 一种果木自制有机肥及制备方法
KR100330788B1 (ko) 정제형 부산물 비료 및 그 제조방법
FR2626571A1 (fr) Procede de preparation d'un amendement-engrais et produit obtenu
Zikeli et al. Deliverable 5.7. Technical report on alternative fertilisers (arable farming and vegetables)
KR20240073302A (ko) 유기질 비료 및 이의 제조방법

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees