JPH05328615A - 自家用エンジン発電設備の負荷切替装置 - Google Patents
自家用エンジン発電設備の負荷切替装置Info
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- JPH05328615A JPH05328615A JP4155680A JP15568092A JPH05328615A JP H05328615 A JPH05328615 A JP H05328615A JP 4155680 A JP4155680 A JP 4155680A JP 15568092 A JP15568092 A JP 15568092A JP H05328615 A JPH05328615 A JP H05328615A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 コージェネレーション装置やエンジン発電機
等の比較的に小型の自家用エンジン発電設備の総合効率
を向上する。 【構成】 自家用エンジン発電設備１を自家発側負荷３
に接続するとともに、商用電源設備５を３つの商用側負
荷１１・１２・１３に接続する。これら商用側負荷１１・
１２・１３を切替器１６・１７・１８を介して上記の２つ
の設備１・５に選択的に接続する。自家発側給電路２に
設けた負荷検出装置２１は、上記の自家発側負荷３の運
転負荷量Ｑ0がＰ1以上の場合には上記の切替器１６・１
７・１８を全て商用側へ切替えるのに対して、その運転
負荷量Ｑ0がＰ1から低下するにつれて上記の各切替器１
６・１７・１８を順に自家発側へ切替えて、自家発用エ
ンジン発電設備１に商用側負荷１１・１２・１３を順に
付加していく。
等の比較的に小型の自家用エンジン発電設備の総合効率
を向上する。 【構成】 自家用エンジン発電設備１を自家発側負荷３
に接続するとともに、商用電源設備５を３つの商用側負
荷１１・１２・１３に接続する。これら商用側負荷１１・
１２・１３を切替器１６・１７・１８を介して上記の２つ
の設備１・５に選択的に接続する。自家発側給電路２に
設けた負荷検出装置２１は、上記の自家発側負荷３の運
転負荷量Ｑ0がＰ1以上の場合には上記の切替器１６・１
７・１８を全て商用側へ切替えるのに対して、その運転
負荷量Ｑ0がＰ1から低下するにつれて上記の各切替器１
６・１７・１８を順に自家発側へ切替えて、自家発用エ
ンジン発電設備１に商用側負荷１１・１２・１３を順に
付加していく。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、コージェネレーショ
ン装置やエンジン発電機等の比較的に小型の自家用エン
ジン発電設備の電力負荷を切替える装置に関する。
ン装置やエンジン発電機等の比較的に小型の自家用エン
ジン発電設備の電力負荷を切替える装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に、この種の小型の自家用エンジン
発電設備には、複数の給電路を介してエアコン・調理器・
ポンプ等の負荷やコンセント負荷が接続されている。そ
して、これら複数の負荷の負荷量の合計値は、上記エン
ジン発電設備の最大出力以下の値に設定されている。
発電設備には、複数の給電路を介してエアコン・調理器・
ポンプ等の負荷やコンセント負荷が接続されている。そ
して、これら複数の負荷の負荷量の合計値は、上記エン
ジン発電設備の最大出力以下の値に設定されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記エアコ
ンや調理器等の負荷は連続して稼動する負荷でないうえ
上記コンセント負荷も必要に応じて使用される負荷であ
る。このため、小型の自家用エンジン発電設備では、通
常では、最大出力に対する運転出力の割合が50から70％
程度しか得られず、総合効率が低い。本発明は、自家用
エンジン発電設備の総合効率を向上することを目的とす
る。
ンや調理器等の負荷は連続して稼動する負荷でないうえ
上記コンセント負荷も必要に応じて使用される負荷であ
る。このため、小型の自家用エンジン発電設備では、通
常では、最大出力に対する運転出力の割合が50から70％
程度しか得られず、総合効率が低い。本発明は、自家用
エンジン発電設備の総合効率を向上することを目的とす
る。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、例えば図１から図３に示すように、次の
ように構成した。自家用エンジン発電設備１を自家発側
給電路２を介して自家発側負荷３に接続するとともに、
商用電源設備５を複数の商用側給電路６・７・８を介し
て複数の商用側負荷１１・１２・１３に接続し、上記の
複数の商用側負荷１１・１２・１３を上記の２つの設備
１・５に選択的に接続する切替器１６・１７・１８を上
記の自家発側給電路２と上記の商用側給電路６・７・８
とにわたって設けて、これら商用側負荷１１・１２・１
３の負荷量の合計値を上記の自家発側負荷３の最大負荷
量Ｔ以下の値に設定し、上記の自家発側給電路２に、自
家発側負荷３の運転負荷量Ｑ0を検出する負荷検出装置
２１を設けて、その負荷検出装置２１を制御装置２２を
介して上記の切替器１６・１７・１８に接続し、上記の
制御装置２２は、上記の最大負荷量Ｔから上記の運転負
荷量Ｑ0を差し引いた値Ｍが設定値Ｖ未満である場合に
上記の切替器１６・１７・１８を全て商用側へ切替え接
続するのに対して、上記差し引いた値Ｍが設定値Ｖ以上
である場合にその差し引いた値Ｍの範囲内で商用側負荷
１１・１２・１３に対応する前記の切替器１６・１７・
１８を自家発側へ切替え接続するように構成したもので
ある。
成するために、例えば図１から図３に示すように、次の
ように構成した。自家用エンジン発電設備１を自家発側
給電路２を介して自家発側負荷３に接続するとともに、
商用電源設備５を複数の商用側給電路６・７・８を介し
て複数の商用側負荷１１・１２・１３に接続し、上記の
複数の商用側負荷１１・１２・１３を上記の２つの設備
１・５に選択的に接続する切替器１６・１７・１８を上
記の自家発側給電路２と上記の商用側給電路６・７・８
とにわたって設けて、これら商用側負荷１１・１２・１
３の負荷量の合計値を上記の自家発側負荷３の最大負荷
量Ｔ以下の値に設定し、上記の自家発側給電路２に、自
家発側負荷３の運転負荷量Ｑ0を検出する負荷検出装置
２１を設けて、その負荷検出装置２１を制御装置２２を
介して上記の切替器１６・１７・１８に接続し、上記の
制御装置２２は、上記の最大負荷量Ｔから上記の運転負
荷量Ｑ0を差し引いた値Ｍが設定値Ｖ未満である場合に
上記の切替器１６・１７・１８を全て商用側へ切替え接
続するのに対して、上記差し引いた値Ｍが設定値Ｖ以上
である場合にその差し引いた値Ｍの範囲内で商用側負荷
１１・１２・１３に対応する前記の切替器１６・１７・
１８を自家発側へ切替え接続するように構成したもので
ある。
【０００５】
【作用】本発明は、例えば図１に示すように、次のよう
に作用する。自家発側負荷３の運転負荷量Ｑ0がＰ1以上
でＰ0(最大負荷量Ｔ)以下の場合には、その最大負荷量
Ｔから運転負荷量Ｑ0を差し引いた値Ｍが設定値Ｖ未満
となるので、全ての切替器１６・１７・１８が商用側へ切
替えられる。これにより、商用電源設備５に商用側負荷
１１・１２・１３が付加され、自家用エンジン発電設備１
の運転出力Ｄは、上記の運転負荷量Ｑ0に追従して変化
する。
に作用する。自家発側負荷３の運転負荷量Ｑ0がＰ1以上
でＰ0(最大負荷量Ｔ)以下の場合には、その最大負荷量
Ｔから運転負荷量Ｑ0を差し引いた値Ｍが設定値Ｖ未満
となるので、全ての切替器１６・１７・１８が商用側へ切
替えられる。これにより、商用電源設備５に商用側負荷
１１・１２・１３が付加され、自家用エンジン発電設備１
の運転出力Ｄは、上記の運転負荷量Ｑ0に追従して変化
する。
【０００６】上記の運転負荷量Ｑ0がＰ1未満となった場
合には、上記の差し引いた値Ｍが設定値Ｖ以上となるの
で、その差し引いた値Ｍの範囲内で商用側負荷１１・１
２・１３に対応する前記の切替器１６・１７・１８が自
家発側へ切替え接続される。例えば、運転負荷量Ｑ0が
Ｐ2以上でＰ1未満の場合には第１の商用側負荷１１がエ
ンジン発電設備１に付加され、その運転負荷量Ｑ0がＰ3
以上でＰ2未満の場合には第１と第２の商用側負荷１１
・１２がエンジン発電設備１に付加され、その運転負荷
量Ｑ0がＰ3未満の場合には全ての商用側負荷１１・１２
・１３がエンジン発電設備１に付加される。その結果、
エンジン発電設備１の運転出力Ｄは、図１(Ｂ)中の折れ
線Ｇに示すように変化する。
合には、上記の差し引いた値Ｍが設定値Ｖ以上となるの
で、その差し引いた値Ｍの範囲内で商用側負荷１１・１
２・１３に対応する前記の切替器１６・１７・１８が自
家発側へ切替え接続される。例えば、運転負荷量Ｑ0が
Ｐ2以上でＰ1未満の場合には第１の商用側負荷１１がエ
ンジン発電設備１に付加され、その運転負荷量Ｑ0がＰ3
以上でＰ2未満の場合には第１と第２の商用側負荷１１
・１２がエンジン発電設備１に付加され、その運転負荷
量Ｑ0がＰ3未満の場合には全ての商用側負荷１１・１２
・１３がエンジン発電設備１に付加される。その結果、
エンジン発電設備１の運転出力Ｄは、図１(Ｂ)中の折れ
線Ｇに示すように変化する。
【０００７】
【発明の効果】本発明の自家用エンジン発電設備では、
自家発側負荷の運転負荷量が低下するとそのエンジン発
電設備に商用側負荷が付加されていくので、最大出力に
近い状態で常時運転できる。このため、自家用エンジン
発電設備は、最大出力に対する運転出力の割合が高くな
り、総合効率が大幅に向上する。しかも、そのエンジン
発電設備がコージェネレーション装置の場合には、エン
ジンの排熱量も多くなるので、装置全体の効率がさらに
向上する。
自家発側負荷の運転負荷量が低下するとそのエンジン発
電設備に商用側負荷が付加されていくので、最大出力に
近い状態で常時運転できる。このため、自家用エンジン
発電設備は、最大出力に対する運転出力の割合が高くな
り、総合効率が大幅に向上する。しかも、そのエンジン
発電設備がコージェネレーション装置の場合には、エン
ジンの排熱量も多くなるので、装置全体の効率がさらに
向上する。
【０００８】
【実施例】(第１実施例)図１から図３は第１実施例を示
している。図１(Ａ)は系統図、図１(Ｂ)図は作動説明
図、図２は負荷検出装置の作動説明図、図３は制御装置
の一部分を示す図である。
している。図１(Ａ)は系統図、図１(Ｂ)図は作動説明
図、図２は負荷検出装置の作動説明図、図３は制御装置
の一部分を示す図である。
【０００９】図１(Ａ)に示すように、出力１５KWの自家
用エンジン発電設備１が自家発側給電路２を介して自家
発側負荷３に接続される。その自家発側負荷３は、変動
負荷であって、その運転負荷量Ｑ0を最大で１５KWに設定
してある。また、商用電源設備５が第１から第４の商用側
給電路６・７・８・９を介して４つの商用側負荷１１・１２
・１３・１４に接続される。第１から第３の商用側負荷１
１・１２・１３は、一定の負荷であって、その各負荷量Ｑ
1・Ｑ2・Ｑ3をそれぞれ２.５KWに設定してある。これによ
り、上記の３つの商用側負荷１１・１２・１３の負荷量の
合計値は、７.５KWとなり、上記自家発側負荷３の最大
負荷量Ｔである１５KW以下となっている。
用エンジン発電設備１が自家発側給電路２を介して自家
発側負荷３に接続される。その自家発側負荷３は、変動
負荷であって、その運転負荷量Ｑ0を最大で１５KWに設定
してある。また、商用電源設備５が第１から第４の商用側
給電路６・７・８・９を介して４つの商用側負荷１１・１２
・１３・１４に接続される。第１から第３の商用側負荷１
１・１２・１３は、一定の負荷であって、その各負荷量Ｑ
1・Ｑ2・Ｑ3をそれぞれ２.５KWに設定してある。これによ
り、上記の３つの商用側負荷１１・１２・１３の負荷量の
合計値は、７.５KWとなり、上記自家発側負荷３の最大
負荷量Ｔである１５KW以下となっている。
【００１０】前記の４つの商用側給電路６・７・８・９の
うちの第１から第３の商用側給電路６・７・８と自家発側
給電路２とにわたって３つの切替器１６・１７・１８が設
けられる。これら第１から第３の切替器１６・１７・１８
によって、第１から第３の商用側負荷１１・１２・１３が
自家用エンジン発電設備１と商用電源設備５とに選択的
に接続される。
うちの第１から第３の商用側給電路６・７・８と自家発側
給電路２とにわたって３つの切替器１６・１７・１８が設
けられる。これら第１から第３の切替器１６・１７・１８
によって、第１から第３の商用側負荷１１・１２・１３が
自家用エンジン発電設備１と商用電源設備５とに選択的
に接続される。
【００１１】前記の自家発側給電路２に設けた負荷検出
装置２１が制御装置２２を介して前記の切替器１６・１
７・１８を切替え操作するようになっている。上記の負
荷検出装置２１は、自家発側負荷３の運転負荷量Ｑ0を
検出するものであって、カレントコンバータ３１ａ・３
２ａ・３３ａと電圧検出リレー３１ｂ・３２ｂ・３３ｂと
を接続した３つの検出器で構成される。
装置２１が制御装置２２を介して前記の切替器１６・１
７・１８を切替え操作するようになっている。上記の負
荷検出装置２１は、自家発側負荷３の運転負荷量Ｑ0を
検出するものであって、カレントコンバータ３１ａ・３
２ａ・３３ａと電圧検出リレー３１ｂ・３２ｂ・３３ｂと
を接続した３つの検出器で構成される。
【００１２】図２に示すように、上記の負荷検出装置２
１は、上記の運転負荷量Ｑ0が１５KW(Ｐ0)・12.5KW(Ｐ1)・
１０KW(Ｐ2)・７.５KW(Ｐ3)の場合には、電圧検出値Ｖが
Ｖ0・Ｖ1・Ｖ2・Ｖ3となるように調整してある。図１(Ａ)
(Ｂ)及び図３に示すように、上記の運転負荷量Ｑ0が１
２.５KW(Ｐ1)以上で１５KW(Ｐ0)以下の場合には、制御
装置２２内において、各電圧検出リレー３１ｂ・３２ｂ・
３３ｂの各接点ＶＲ1・ＶＲ2・ＶＲ3が全て開路して、リ
レーコイルＹ1・Ｙ2・Ｙ3が全て消磁される。これによ
り、各切替器１６・１７・１８が全て商用側へ切替えられ
て、商用電源設備５に第１から第３の商用側負荷１１・
１２・１３が付加される。
１は、上記の運転負荷量Ｑ0が１５KW(Ｐ0)・12.5KW(Ｐ1)・
１０KW(Ｐ2)・７.５KW(Ｐ3)の場合には、電圧検出値Ｖが
Ｖ0・Ｖ1・Ｖ2・Ｖ3となるように調整してある。図１(Ａ)
(Ｂ)及び図３に示すように、上記の運転負荷量Ｑ0が１
２.５KW(Ｐ1)以上で１５KW(Ｐ0)以下の場合には、制御
装置２２内において、各電圧検出リレー３１ｂ・３２ｂ・
３３ｂの各接点ＶＲ1・ＶＲ2・ＶＲ3が全て開路して、リ
レーコイルＹ1・Ｙ2・Ｙ3が全て消磁される。これによ
り、各切替器１６・１７・１８が全て商用側へ切替えられ
て、商用電源設備５に第１から第３の商用側負荷１１・
１２・１３が付加される。
【００１３】また、上記の運転負荷量Ｑ0が１０KW(Ｐ2)
以上で１２.５KW(Ｐ1)未満となった場合には、電圧検出
リレー３１ｂの接点ＶＲ1だけが閉路してリレーコイル
Ｙ1だけが励磁される。これにより、第１切替器１６が
自家発側へ切替えられて、自家用エンジン発電設備１に
第１商用側負荷１１が付加される。
以上で１２.５KW(Ｐ1)未満となった場合には、電圧検出
リレー３１ｂの接点ＶＲ1だけが閉路してリレーコイル
Ｙ1だけが励磁される。これにより、第１切替器１６が
自家発側へ切替えられて、自家用エンジン発電設備１に
第１商用側負荷１１が付加される。
【００１４】さらに、上記の運転負荷量Ｑ0が７.５KW
(Ｐ3)以上で１０KW(Ｐ2)未満となった場合には、電圧検
出リレー３１ｂの接点ＶＲ1に加えて電圧検出リレー３
２ｂの接点ＶＲ2も閉路され、リレーコイルＹ1・Ｙ2が
励磁される。これにより、第１と第２の切替器１６・１
７が自家発側へ切替えられて、自家用エンジン発電設備
１に第１と第２の商用側負荷１１・１２が付加される。
(Ｐ3)以上で１０KW(Ｐ2)未満となった場合には、電圧検
出リレー３１ｂの接点ＶＲ1に加えて電圧検出リレー３
２ｂの接点ＶＲ2も閉路され、リレーコイルＹ1・Ｙ2が
励磁される。これにより、第１と第２の切替器１６・１
７が自家発側へ切替えられて、自家用エンジン発電設備
１に第１と第２の商用側負荷１１・１２が付加される。
【００１５】そして、上記の運転負荷量Ｑ0が７.５KW
(Ｐ3)未満となった場合には、各電圧検出リレー３１ｂ
・３２ｂ・３３ｂの各接点ＶＲ1・ＶＲ2・ＶＲ3が全て
閉路して、リレーコイルＹ1・Ｙ2・Ｙ3が全て励磁され
る。これにより、３つの切替器１６・１７・１８が全て
自家発側へ切替えられて、自家用エンジン発電設備１に
は第１から第３の商用側負荷１１・１２・１３が付加さ
れる。
(Ｐ3)未満となった場合には、各電圧検出リレー３１ｂ
・３２ｂ・３３ｂの各接点ＶＲ1・ＶＲ2・ＶＲ3が全て
閉路して、リレーコイルＹ1・Ｙ2・Ｙ3が全て励磁され
る。これにより、３つの切替器１６・１７・１８が全て
自家発側へ切替えられて、自家用エンジン発電設備１に
は第１から第３の商用側負荷１１・１２・１３が付加さ
れる。
【００１６】以上により、自家用エンジン発電設備１
は、自家発側負荷３の運転負荷量Ｑ0が変動した場合で
あっても、図１(Ｂ)中の折れ線Ｇで示すように、運転出
力Ｄが最大出力(ここでは１５KW)に近い状態で運転され
る。
は、自家発側負荷３の運転負荷量Ｑ0が変動した場合で
あっても、図１(Ｂ)中の折れ線Ｇで示すように、運転出
力Ｄが最大出力(ここでは１５KW)に近い状態で運転され
る。
【００１７】本発明によれば、最大負荷量Ｔ(ここでは
１５KW)から運転負荷量Ｑ0を差し引いた値Ｍが設定値Ｖ
(ここでは２.５KW)未満である場合に３つの切替器１６・
１７・１８が全て商用側へ切替えられ、上記の差し引い
た値Ｍが設定値Ｖ(２.５KW)以上である場合にはその差
し引いた値Ｍの範囲内で商用側負荷１１・１２・１３に対
応する前記の切替器１６・１７・１８を自家発側へ切替え
ればよく、切替え操作される切替器の順番は限定される
ものではない。また、商用側負荷は２つ又は４つ以上設
けてもよく、これら商用側負荷の負荷量は異なっていて
もよい。
１５KW)から運転負荷量Ｑ0を差し引いた値Ｍが設定値Ｖ
(ここでは２.５KW)未満である場合に３つの切替器１６・
１７・１８が全て商用側へ切替えられ、上記の差し引い
た値Ｍが設定値Ｖ(２.５KW)以上である場合にはその差
し引いた値Ｍの範囲内で商用側負荷１１・１２・１３に対
応する前記の切替器１６・１７・１８を自家発側へ切替え
ればよく、切替え操作される切替器の順番は限定される
ものではない。また、商用側負荷は２つ又は４つ以上設
けてもよく、これら商用側負荷の負荷量は異なっていて
もよい。
【００１８】(第２実施例)図４と図５は第２実施例を示
している。図４は図１(Ａ)に相当する図で、図５は図３
に相当する図である。この第２実施例では、上記の第１
実施例と同じ構成の要素には同一の符号を付けてあり、
その第１実施例と異なる構成について説明する。
している。図４は図１(Ａ)に相当する図で、図５は図３
に相当する図である。この第２実施例では、上記の第１
実施例と同じ構成の要素には同一の符号を付けてあり、
その第１実施例と異なる構成について説明する。
【００１９】負荷検出装置２１は、３つの電流検出手段
２１ａ・２１ｂ・２１ｃにそれぞれ自動リセット式サーマ
ルリレー(図示せず)を接続して構成される。図５に示す
ように、制御装置２２内で、これらサーマルリレーの接
点51-1・51-2・51-3をそれぞれ電磁リレーのコイルＹ1・
Ｙ2・Ｙ3に接続してある。
２１ａ・２１ｂ・２１ｃにそれぞれ自動リセット式サーマ
ルリレー(図示せず)を接続して構成される。図５に示す
ように、制御装置２２内で、これらサーマルリレーの接
点51-1・51-2・51-3をそれぞれ電磁リレーのコイルＹ1・
Ｙ2・Ｙ3に接続してある。
【００２０】そして、上記の運転負荷量Ｑ0が１２.５KW
以上で１５KW以下の場合には、制御装置２２内におい
て、各接点51-1・51-2・51-3が全て開路して、リレーコイ
ルＹ1・Ｙ2・Ｙ3が全て消磁される。これにより、各切替
器１６・１７・１８が全て商用側へ切替えられて、商用電
源設備５に第１から第３の商用側負荷１１・１２・１３が
付加される。また、上記の運転負荷量Ｑ0が１０KW以上
で１２.５KW未満となった場合には、接点51-1だけが閉
路してリレーコイルＹ1だけが励磁される。これによ
り、第１切替器１６が自家発側へ切替えられて、自家用
エンジン発電設備１に第１商用側負荷１１が付加され
る。
以上で１５KW以下の場合には、制御装置２２内におい
て、各接点51-1・51-2・51-3が全て開路して、リレーコイ
ルＹ1・Ｙ2・Ｙ3が全て消磁される。これにより、各切替
器１６・１７・１８が全て商用側へ切替えられて、商用電
源設備５に第１から第３の商用側負荷１１・１２・１３が
付加される。また、上記の運転負荷量Ｑ0が１０KW以上
で１２.５KW未満となった場合には、接点51-1だけが閉
路してリレーコイルＹ1だけが励磁される。これによ
り、第１切替器１６が自家発側へ切替えられて、自家用
エンジン発電設備１に第１商用側負荷１１が付加され
る。
【００２１】さらに、上記の運転負荷量Ｑ0が７.５KW以
上で１０KW未満となった場合には、接点51-1に加えて接
点51-2が閉路され、リレーコイルＹ1・Ｙ2が励磁され
る。これにより、第１と第２の切替器１６・１７が自家
発側へ切替えられて、自家用エンジン発電設備１に第１
と第２の商用側負荷１１・１２が付加される。そして、
上記の運転負荷量Ｑ0が７.５KW未満となった場合には、
各接点51-1・51-2・51-3が全て閉路して、リレーコイル
Ｙ1・Ｙ2・Ｙ3が全て励磁される。これにより、３つの
切替器１６・１７・１８が全て自家発側へ切替えられ
て、自家用エンジン発電設備１には第１から第３の商用
側負荷１１・１２・１３が付加される。
上で１０KW未満となった場合には、接点51-1に加えて接
点51-2が閉路され、リレーコイルＹ1・Ｙ2が励磁され
る。これにより、第１と第２の切替器１６・１７が自家
発側へ切替えられて、自家用エンジン発電設備１に第１
と第２の商用側負荷１１・１２が付加される。そして、
上記の運転負荷量Ｑ0が７.５KW未満となった場合には、
各接点51-1・51-2・51-3が全て閉路して、リレーコイル
Ｙ1・Ｙ2・Ｙ3が全て励磁される。これにより、３つの
切替器１６・１７・１８が全て自家発側へ切替えられ
て、自家用エンジン発電設備１には第１から第３の商用
側負荷１１・１２・１３が付加される。
【００２２】なお、上記の各実施例は次のように変更で
きる。制御装置２２内の回路は、前記の図３や図５に限
定されるものではなく、種々の変更が可能である。ま
た、その制御装置は、電磁リレーを使用するものに代え
て、ブログラムシーケンサや電子式コントローラを採用
してもよい。また、負荷検出装置は、電流や電圧を検出
するものに代えて、電力を検出するものであってもよ
い。
きる。制御装置２２内の回路は、前記の図３や図５に限
定されるものではなく、種々の変更が可能である。ま
た、その制御装置は、電磁リレーを使用するものに代え
て、ブログラムシーケンサや電子式コントローラを採用
してもよい。また、負荷検出装置は、電流や電圧を検出
するものに代えて、電力を検出するものであってもよ
い。
【図１】負荷切替装置の第１実施例を示し、(Ａ)図は系
統図で、(Ｂ)図は作動説明図である。
統図で、(Ｂ)図は作動説明図である。
【図２】上記の負荷切替装置に設けた負荷検出装置の作
動説明図である。
動説明図である。
【図３】上記の負荷切替装置に設けた制御装置の一部分
を示す図である。
を示す図である。
【図４】負荷切替装置の第２実施例を示し、図１(Ａ)に
相当する図である。
相当する図である。
【図５】上記の負荷切替装置に設けた制御装置の一部分
を示す図であって、図３に相当する図である。
を示す図であって、図３に相当する図である。
１…自家用エンジン発電設備、２…自家発側給電路、３
…自家発側負荷、５…商用電源設備、６・７・８…商用側
給電路、１１・１２・１３…商用側負荷、１６・１７・１８
…切替器、２１…負荷検出装置、２２…制御装置、Ｔ…
自家発側負荷３の最大負荷量、Ｑ0…自家発側負荷３の
運転負荷量、Ｍ…最大負荷量Ｔから運転負荷量Ｑ0を差
し引いた値、Ｖ…設定値。
…自家発側負荷、５…商用電源設備、６・７・８…商用側
給電路、１１・１２・１３…商用側負荷、１６・１７・１８
…切替器、２１…負荷検出装置、２２…制御装置、Ｔ…
自家発側負荷３の最大負荷量、Ｑ0…自家発側負荷３の
運転負荷量、Ｍ…最大負荷量Ｔから運転負荷量Ｑ0を差
し引いた値、Ｖ…設定値。
Claims (1)
- 【請求項１】 自家用エンジン発電設備(１)を自家発側
給電路(２)を介して自家発側負荷(３)に接続するととも
に、商用電源設備(５)を複数の商用側給電路(６)(７)
(８)を介して複数の商用側負荷(１１)(１２)(１３)に接
続し、 上記の複数の商用側負荷(１１)(１２)(１３)を上記の２
つの設備(１)(５)に選択的に接続する切替器(１６)(１
７)(１８)を上記の自家発側給電路(２)と上記の商用側
給電路(６)(７)(８)とにわたって設けて、これら商用側
負荷(１１)(１２)(１３)の負荷量の合計値を上記の自家
発側負荷(３)の最大負荷量(Ｔ)以下の値に設定し、 上記の自家発側給電路(２)に、自家発側負荷(３)の運転
負荷量(Ｑ0)を検出する負荷検出装置(２１)を設けて、
その負荷検出装置(２１)を制御装置(２２)を介して上記
の切替器(１６)(１７)(１８)に接続し、 上記の制御装置(２２)は、上記の最大負荷量(Ｔ)から上
記の運転負荷量(Ｑ0)を差引いた値(Ｍ)が設定値(Ｖ)未
満である場合に上記の切替器(１６)(１７)(１８)を全て
商用側へ切替え接続するのに対して、上記差引いた値
(Ｍ)が設定値(Ｖ)以上である場合にその差し引いた値
(Ｍ)の範囲内で商用側負荷(１１)(１２)(１３)に対応す
る前記の切替器(１６)(１７)(１８)を自家発側へ切替え
接続するように構成した、ことを特徴とする自家用エン
ジン発電設備の負荷切替装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4155680A JPH05328615A (ja) | 1992-05-22 | 1992-05-22 | 自家用エンジン発電設備の負荷切替装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4155680A JPH05328615A (ja) | 1992-05-22 | 1992-05-22 | 自家用エンジン発電設備の負荷切替装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05328615A true JPH05328615A (ja) | 1993-12-10 |
Family
ID=15611225
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4155680A Pending JPH05328615A (ja) | 1992-05-22 | 1992-05-22 | 自家用エンジン発電設備の負荷切替装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05328615A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004297895A (ja) * | 2003-03-26 | 2004-10-21 | Tsukishima Kikai Co Ltd | 電力供給装置、電力供給経路切り替え方法 |
| EP1959536A2 (en) | 2007-02-19 | 2008-08-20 | HONDA MOTOR CO., Ltd. | Cogeneration system |
| EP1959537A2 (en) | 2007-02-19 | 2008-08-20 | HONDA MOTOR CO., Ltd. | Cogeneration system |
| JP2012016156A (ja) * | 2010-06-30 | 2012-01-19 | Tempearl Ind Co Ltd | 電源供給システム及び住宅用分電盤 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6323521A (ja) * | 1986-07-16 | 1988-01-30 | 伊藤忠商事株式会社 | Ｃｖｃｆインバータの運転制御装置 |
-
1992
- 1992-05-22 JP JP4155680A patent/JPH05328615A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6323521A (ja) * | 1986-07-16 | 1988-01-30 | 伊藤忠商事株式会社 | Ｃｖｃｆインバータの運転制御装置 |
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| EP1959537A2 (en) | 2007-02-19 | 2008-08-20 | HONDA MOTOR CO., Ltd. | Cogeneration system |
| US7847434B2 (en) | 2007-02-19 | 2010-12-07 | Honda Motor Co., Ltd. | Cogeneration system |
| US8039991B2 (en) | 2007-02-19 | 2011-10-18 | Honda Motor Co., Ltd. | Cogeneration system with first and second power plants |
| JP2012016156A (ja) * | 2010-06-30 | 2012-01-19 | Tempearl Ind Co Ltd | 電源供給システム及び住宅用分電盤 |
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