JPH0532551B2 - - Google Patents
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- JPH0532551B2 JPH0532551B2 JP23747086A JP23747086A JPH0532551B2 JP H0532551 B2 JPH0532551 B2 JP H0532551B2 JP 23747086 A JP23747086 A JP 23747086A JP 23747086 A JP23747086 A JP 23747086A JP H0532551 B2 JPH0532551 B2 JP H0532551B2
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- opening
- horizontal
- vertical
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 30
- 238000004378 air conditioning Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 3
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 230000007613 environmental effect Effects 0.000 description 1
- 230000005183 environmental health Effects 0.000 description 1
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
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- Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、電動シヤツターの開度制御装置に係
り、詳しくは、車両、人等の物体がシヤツターの
開閉域を通過する際、該シヤツターの開度を縦、
横方向ともに、物体の通過を許容し得るに必要な
限度に制御するようにした電動シヤツターの開度
制御装置に関するものである。
り、詳しくは、車両、人等の物体がシヤツターの
開閉域を通過する際、該シヤツターの開度を縦、
横方向ともに、物体の通過を許容し得るに必要な
限度に制御するようにした電動シヤツターの開度
制御装置に関するものである。
従来、車両や人等の物体が出入りする工場、倉
庫等の開口部には、縦方向に開閉する高速シヤツ
ター、横方向に開閉するハンガードア等の電動シ
ヤツターが設置され、超音波センサー等を用いた
制御装置により上記電動シヤツターを自動的に開
閉制御するように構成されている。
庫等の開口部には、縦方向に開閉する高速シヤツ
ター、横方向に開閉するハンガードア等の電動シ
ヤツターが設置され、超音波センサー等を用いた
制御装置により上記電動シヤツターを自動的に開
閉制御するように構成されている。
しかしながら、上記制御装置では、上下または
左右の開閉位置の検出、あるいは電動シヤツター
の開閉域を通過する物体の有無の検出して、開閉
駆動機の駆動、停止を単に制御するだけのもので
あり、車両や人等が開閉域を通過する場合、開口
部を出入りする車両、人等の大小に応じて電動シ
ヤツターの開度を極め細かく制御することができ
ず、不必要な範囲にまで扉体を開閉動作させるこ
ととなり、無益な機械損失を招いて電動シヤツタ
ーの耐用性を損なう、という欠点を有する許りで
なく、特に開口部の大きい工場や倉庫でエアコン
デイシヨニングを行つている場合には、電動シヤ
ツターを開閉する度に暖冷気が屋外へ流出してし
まい、エネルギーの損失を増長し、更には屋内の
騒音や粉塵の漏出を誘発して環境衛生に悪影響を
与える、という欠点をも内包するものであつた。
左右の開閉位置の検出、あるいは電動シヤツター
の開閉域を通過する物体の有無の検出して、開閉
駆動機の駆動、停止を単に制御するだけのもので
あり、車両や人等が開閉域を通過する場合、開口
部を出入りする車両、人等の大小に応じて電動シ
ヤツターの開度を極め細かく制御することができ
ず、不必要な範囲にまで扉体を開閉動作させるこ
ととなり、無益な機械損失を招いて電動シヤツタ
ーの耐用性を損なう、という欠点を有する許りで
なく、特に開口部の大きい工場や倉庫でエアコン
デイシヨニングを行つている場合には、電動シヤ
ツターを開閉する度に暖冷気が屋外へ流出してし
まい、エネルギーの損失を増長し、更には屋内の
騒音や粉塵の漏出を誘発して環境衛生に悪影響を
与える、という欠点をも内包するものであつた。
本発明は、上記の如き実状に鑑み従来の欠点を
解消すべく創案されたものであつて、その目的と
するところは、車両や人等が出入りする工場、倉
庫等の開口部に設置される電動シヤツターを、縦
方向に開閉する縦型シヤツターと、横方向に開閉
する横型シヤツターとにより構成して開口部を二
重に開閉できるようにし、車両や人等の物体が電
動シヤツターの開閉域を通過する際には、物体の
通過を許容し得るに必要な限度に、上記電動シヤ
ツターの開度を縦、横方向ともに制御して、エア
コンデイシヨニングを行つている工場や倉庫内の
暖冷気の流出を省エネルギー効果を損なわない程
度に抑制することができ、また騒音や粉塵の外部
への漏出を最小限に食い止めることができる許り
でなく、電動シヤツターの不要な開閉動作による
無益な機械損失を未然に防止することができ、も
つて電動シヤツターの耐用性を向上させることが
できる電動シヤツターの開度制御装置を提供しよ
うとするものである。
解消すべく創案されたものであつて、その目的と
するところは、車両や人等が出入りする工場、倉
庫等の開口部に設置される電動シヤツターを、縦
方向に開閉する縦型シヤツターと、横方向に開閉
する横型シヤツターとにより構成して開口部を二
重に開閉できるようにし、車両や人等の物体が電
動シヤツターの開閉域を通過する際には、物体の
通過を許容し得るに必要な限度に、上記電動シヤ
ツターの開度を縦、横方向ともに制御して、エア
コンデイシヨニングを行つている工場や倉庫内の
暖冷気の流出を省エネルギー効果を損なわない程
度に抑制することができ、また騒音や粉塵の外部
への漏出を最小限に食い止めることができる許り
でなく、電動シヤツターの不要な開閉動作による
無益な機械損失を未然に防止することができ、も
つて電動シヤツターの耐用性を向上させることが
できる電動シヤツターの開度制御装置を提供しよ
うとするものである。
上記問題点を解決するため、本発明が採用した
技術的手段は、開口部を縦方向に開閉する縦型シ
ヤツターと横方向に開閉する横型シヤツターとを
組合せて電動シヤツターを構成し、該電動シヤツ
ターの開閉域を通過する物体の高さを検出する第
１の検出機構と、通過する物体の幅方向の通過位
置を検出する第２の検出機構とを設けると共に、
上記第１の検出機構および第２の検出機構の検出
信号により、電動シヤツターの縦方向および横方
向の開度を、物体の通過を許容し得るに必要な限
度にそれぞれ制御すべく構成したことを特徴とす
るものである。
技術的手段は、開口部を縦方向に開閉する縦型シ
ヤツターと横方向に開閉する横型シヤツターとを
組合せて電動シヤツターを構成し、該電動シヤツ
ターの開閉域を通過する物体の高さを検出する第
１の検出機構と、通過する物体の幅方向の通過位
置を検出する第２の検出機構とを設けると共に、
上記第１の検出機構および第２の検出機構の検出
信号により、電動シヤツターの縦方向および横方
向の開度を、物体の通過を許容し得るに必要な限
度にそれぞれ制御すべく構成したことを特徴とす
るものである。
したがつて、本発明によれば、車両や人等の物
体が電動シヤツターの開閉域を通過する際、第１
の検出機構が物体の高さを検出し、この検出信号
を受けて縦型シヤツターの開度が物体の高さに応
じた高さまで開放制御されると共に、第２の検出
機構が物体の幅を検出し、この検出信号を受けて
横型シヤツターの開度が物体の幅に応じた横幅ま
で開放制御され、電動シヤツターの開度が、縦、
横方向ともに、物体が通過し得るに必要な高さお
よび横幅に対応した開閉域に設定される。
体が電動シヤツターの開閉域を通過する際、第１
の検出機構が物体の高さを検出し、この検出信号
を受けて縦型シヤツターの開度が物体の高さに応
じた高さまで開放制御されると共に、第２の検出
機構が物体の幅を検出し、この検出信号を受けて
横型シヤツターの開度が物体の幅に応じた横幅ま
で開放制御され、電動シヤツターの開度が、縦、
横方向ともに、物体が通過し得るに必要な高さお
よび横幅に対応した開閉域に設定される。
本発明の構成を、図面に示した一実施例につい
て詳細に説明する。
て詳細に説明する。
第１図ないし第３図において、１は工場や倉庫
等の開口部に設置された電動シヤツターであつ
て、該電動シヤツター１は、シヤツターカーテン
１ａを開口部の縦方向に開閉する縦型シヤツター
SAと、シヤツターカーテン１ｂを開口部の横方
向に開閉する横型シヤツターSBとを組み合わせ
て構成されている。
等の開口部に設置された電動シヤツターであつ
て、該電動シヤツター１は、シヤツターカーテン
１ａを開口部の縦方向に開閉する縦型シヤツター
SAと、シヤツターカーテン１ｂを開口部の横方
向に開閉する横型シヤツターSBとを組み合わせ
て構成されている。
すなわち、２は開口部の左右両側に立設した縦
型シヤツターSAの案内レールであつて、該案内
レール２の上端部にはシヤツターケース３が固設
されており、該シヤツターケース３内にはブラケ
ツト４に固設した軸受５を介して縦型シヤツター
SAの巻取ドラム６が駆動用開閉機７に連動連結
されて回転自在に軸支されていると共に、シヤツ
ターカーテン１ａが開口部の縦方向に開閉できる
ようになつている。
型シヤツターSAの案内レールであつて、該案内
レール２の上端部にはシヤツターケース３が固設
されており、該シヤツターケース３内にはブラケ
ツト４に固設した軸受５を介して縦型シヤツター
SAの巻取ドラム６が駆動用開閉機７に連動連結
されて回転自在に軸支されていると共に、シヤツ
ターカーテン１ａが開口部の縦方向に開閉できる
ようになつている。
また、上記シヤツターケース３内の下面側に
は、縦型シヤツターSAの裏側に位置してその長
手方向に横型シヤツターSBの上部レール８が水
平状に架設されており、該上部レール８の中央部
位と左右両端部位にはそれぞれ一対のスプロケツ
ト９，９および９′，９′が軸支され、かつ該スプ
ロケツト９，９間および９′，９′間には一対の駆
動用チエーン１０，１０′が懸回されていると共
に、左右両端部位のスプロケツト９，９′は、そ
れぞれ駆動用開閉機１１，１１′に連動連結され、
更にシヤツターカーテン１ｂの上端は、所定間隔
を存して配設された吊具１２，１２……を介して
上部レール８上を走行する上部ローラ１３，１３
……に連結されており、該上部ローラ１３，１３
は、駆動用チエーン１０，１０′に固着された取
付部材１４，１４を介して連結されている。かく
して、横型シヤツターSBのシヤツターカーテン
１ｂは所謂両開き状に構成され、左右いづれの方
向にも開閉できるようになつている。
は、縦型シヤツターSAの裏側に位置してその長
手方向に横型シヤツターSBの上部レール８が水
平状に架設されており、該上部レール８の中央部
位と左右両端部位にはそれぞれ一対のスプロケツ
ト９，９および９′，９′が軸支され、かつ該スプ
ロケツト９，９間および９′，９′間には一対の駆
動用チエーン１０，１０′が懸回されていると共
に、左右両端部位のスプロケツト９，９′は、そ
れぞれ駆動用開閉機１１，１１′に連動連結され、
更にシヤツターカーテン１ｂの上端は、所定間隔
を存して配設された吊具１２，１２……を介して
上部レール８上を走行する上部ローラ１３，１３
……に連結されており、該上部ローラ１３，１３
は、駆動用チエーン１０，１０′に固着された取
付部材１４，１４を介して連結されている。かく
して、横型シヤツターSBのシヤツターカーテン
１ｂは所謂両開き状に構成され、左右いづれの方
向にも開閉できるようになつている。
１５′は縦型シヤツターSAの座板、１５は床面
１６に形成された横型シヤツターSBの下部レー
ル、１７は下部レール１５上を走行する下部ロー
ラ、１８はシヤツターカーテン１ｂの縦方向に形
成された補強用骨材である。
１６に形成された横型シヤツターSBの下部レー
ル、１７は下部レール１５上を走行する下部ロー
ラ、１８はシヤツターカーテン１ｂの縦方向に形
成された補強用骨材である。
一方、前記案内レール２の縦方向には、所定間
隔を存して予め設定された位置に、電動シヤツタ
ー１の開閉域を通過する物体の高さを検出する第
１の検出機構として光電管Ａ，Ｂが装備されてお
り、本実施例では光電管Ａは上限位置に、光電管
Ｂは中間位置に配設することによつて、縦型シヤ
ツターSAの開度が物体の通過を許容し得る高さ
まで２段階に開放制御されるようになつている。
隔を存して予め設定された位置に、電動シヤツタ
ー１の開閉域を通過する物体の高さを検出する第
１の検出機構として光電管Ａ，Ｂが装備されてお
り、本実施例では光電管Ａは上限位置に、光電管
Ｂは中間位置に配設することによつて、縦型シヤ
ツターSAの開度が物体の通過を許容し得る高さ
まで２段階に開放制御されるようになつている。
また、シヤツターケース３の長手方向には、所
定間隔を存して予め設定された位置に、電動シヤ
ツター１の開閉域を物体の幅方向の通過位置を検
出する超音波センサーａ，ｂ，ｃ，ｄを、支持部
材１９を介して開口部の外側に臨ませてなる第２
の検出機構が装備されており、本実施例では超音
波センサーａ，ｂは開口部の中央部位を境にして
左側に配設され、また超音波センサーｃ，ｄは右
側に配設されることによつて、通過する物体を各
センサーａ，ｂ，ｃ，ｄが検出しなくなるまで横
型シヤツターSBの開度を開放制御するようにな
つている。
定間隔を存して予め設定された位置に、電動シヤ
ツター１の開閉域を物体の幅方向の通過位置を検
出する超音波センサーａ，ｂ，ｃ，ｄを、支持部
材１９を介して開口部の外側に臨ませてなる第２
の検出機構が装備されており、本実施例では超音
波センサーａ，ｂは開口部の中央部位を境にして
左側に配設され、また超音波センサーｃ，ｄは右
側に配設されることによつて、通過する物体を各
センサーａ，ｂ，ｃ，ｄが検出しなくなるまで横
型シヤツターSBの開度を開放制御するようにな
つている。
第４図は、本発明に係る開度制御装置の構成を
示すブロツク図であつて、同図に示すように、上
記光電管Ａ，Ｂおよび超音波センサーａ，ｂ，
ｃ，ｄは、それぞれセンサー制御盤２０に接続さ
れていると共に、上記センサー制御盤２０の出力
側には、光電管Ａ，Ｂの検出信号を受けて縦型シ
ヤツターSAの縦方向の開度を制御するシヤツタ
ー制御盤SS１と、超音波センサーａ，ｂの検出
信号を受けて横型シヤツターSBの中央部位より
左側の横方向の開度を制御するシヤツター制御盤
SS２と、超音波センサーｃ，ｄの検出信号を受
けて横型シヤツターSBの中央部位より右側の横
方向の開度を制御するシヤツター制御盤SS３が
それぞれ接続されており、各制御盤SS１、SS２
およびSS３の出力側には、それぞれ駆動用開閉
機７のモータＭ１、駆動用開閉機１１のモータＭ
２、駆動用開閉機１１′のモータＭ３が接続され
ている。
示すブロツク図であつて、同図に示すように、上
記光電管Ａ，Ｂおよび超音波センサーａ，ｂ，
ｃ，ｄは、それぞれセンサー制御盤２０に接続さ
れていると共に、上記センサー制御盤２０の出力
側には、光電管Ａ，Ｂの検出信号を受けて縦型シ
ヤツターSAの縦方向の開度を制御するシヤツタ
ー制御盤SS１と、超音波センサーａ，ｂの検出
信号を受けて横型シヤツターSBの中央部位より
左側の横方向の開度を制御するシヤツター制御盤
SS２と、超音波センサーｃ，ｄの検出信号を受
けて横型シヤツターSBの中央部位より右側の横
方向の開度を制御するシヤツター制御盤SS３が
それぞれ接続されており、各制御盤SS１、SS２
およびSS３の出力側には、それぞれ駆動用開閉
機７のモータＭ１、駆動用開閉機１１のモータＭ
２、駆動用開閉機１１′のモータＭ３が接続され
ている。
更に、上記シヤツター制御盤SS１には、縦型
シヤツターSAを全閉状態、半開状態、全開状態
でそれぞれ停止させるリミツトスイツチLS1，
LS2，LS3が接続され、シヤツター制御盤SS２に
は、横型シヤツターSBを全閉状態、半開状態、
全開状態でそれぞれ停止させるリミツトスイツチ
LS4，LS5，LS6およびオーバーラン停止用のリ
ミツトスイツチLS7が接続されており、更にシヤ
ツター制御盤SS３にも上記シヤツター制御盤SS
２と同様の機能を有するリミツトスイツチLS8，
LS9，LS10およびオーバーラン停止用のリミツト
スイツチLS11が接続されている。そして、各リ
ミツトスイツチの配置構成は、第５図に示すよう
に、縦型シヤツターSA用のリミツトスイツチ
LS1，LS2，LS3は開口部の縦方向に予め設定さ
れた位置に配置され、横型シヤツターSB用のリ
ミツトスイツチLS4，LS5，LS6，LS7，LS8，
LS9，LS10，LS11は、開口部の横方向に予め設定
された位置に配置されている。
シヤツターSAを全閉状態、半開状態、全開状態
でそれぞれ停止させるリミツトスイツチLS1，
LS2，LS3が接続され、シヤツター制御盤SS２に
は、横型シヤツターSBを全閉状態、半開状態、
全開状態でそれぞれ停止させるリミツトスイツチ
LS4，LS5，LS6およびオーバーラン停止用のリ
ミツトスイツチLS7が接続されており、更にシヤ
ツター制御盤SS３にも上記シヤツター制御盤SS
２と同様の機能を有するリミツトスイツチLS8，
LS9，LS10およびオーバーラン停止用のリミツト
スイツチLS11が接続されている。そして、各リ
ミツトスイツチの配置構成は、第５図に示すよう
に、縦型シヤツターSA用のリミツトスイツチ
LS1，LS2，LS3は開口部の縦方向に予め設定さ
れた位置に配置され、横型シヤツターSB用のリ
ミツトスイツチLS4，LS5，LS6，LS7，LS8，
LS9，LS10，LS11は、開口部の横方向に予め設定
された位置に配置されている。
叙上の如き構成において、車両や人等の高さ、
横幅の異なる物体が電動シヤツター１の開閉域を
通過しようとすると、光電管Ａ，Ｂからなる第１
の検出機構が物体の高さを検出し、この検出信号
を受けてセンサー制御盤２０が物体を通過させる
高さに対応して、縦型シヤツターSAの開度を半
開、全開の２段階のレベルに処理してシヤツター
制御盤SS１に制御信号を発信し、制御信号を受
けたシヤツター制御盤SS１を介して駆動用開閉
機７のモータＭ１が開駆動されることとなつて、
縦型シヤツターSAの開度をリミツトスイツチ
LS2，LS3の作動する半開または全開位置までシ
ヤツターカーテン１ａが開放される。
横幅の異なる物体が電動シヤツター１の開閉域を
通過しようとすると、光電管Ａ，Ｂからなる第１
の検出機構が物体の高さを検出し、この検出信号
を受けてセンサー制御盤２０が物体を通過させる
高さに対応して、縦型シヤツターSAの開度を半
開、全開の２段階のレベルに処理してシヤツター
制御盤SS１に制御信号を発信し、制御信号を受
けたシヤツター制御盤SS１を介して駆動用開閉
機７のモータＭ１が開駆動されることとなつて、
縦型シヤツターSAの開度をリミツトスイツチ
LS2，LS3の作動する半開または全開位置までシ
ヤツターカーテン１ａが開放される。
また、上記縦型シヤツターSAの開度制御と同
時に、超音波センサーａ，ｂ，ｃ，ｄからなる第
２の検出機構が物体の横幅を検出し、この検出信
号を受けてセンサー制御盤２０が横型シヤツター
SBの開度を、物体の通過位置で該物体の横幅に
対応する超音波センサーａ，ｂ，ｃ，ｄがそれぞ
れ物体を検出しなくなるレベルまで処理してシヤ
ツター制御盤SS２およびSS３のいずれか一方、
あるいは両方に制御信号を発信し、シヤツター制
御盤SS２は、駆動用開閉機１１のモータＭ２を
開駆動させて横型シヤツターSBの開度をリミツ
トスイツチLS5，LS6の作動する半開または全開
位置まで開放し、シヤツター制御盤SS３は、駆
動用開閉機１１′のモータＭ３を開駆動させて横
型シヤツターSBの開度をリミツトスイツチLS9，
LS10の作動する半開または全開位置まで開放す
る。かくして、電動シヤツター１の開度は縦、横
方向ともに、通過する物体の高さ、横幅に対応し
て該物体が通過し得るだけの必要な開度に開放制
御されることとなる。
時に、超音波センサーａ，ｂ，ｃ，ｄからなる第
２の検出機構が物体の横幅を検出し、この検出信
号を受けてセンサー制御盤２０が横型シヤツター
SBの開度を、物体の通過位置で該物体の横幅に
対応する超音波センサーａ，ｂ，ｃ，ｄがそれぞ
れ物体を検出しなくなるレベルまで処理してシヤ
ツター制御盤SS２およびSS３のいずれか一方、
あるいは両方に制御信号を発信し、シヤツター制
御盤SS２は、駆動用開閉機１１のモータＭ２を
開駆動させて横型シヤツターSBの開度をリミツ
トスイツチLS5，LS6の作動する半開または全開
位置まで開放し、シヤツター制御盤SS３は、駆
動用開閉機１１′のモータＭ３を開駆動させて横
型シヤツターSBの開度をリミツトスイツチLS9，
LS10の作動する半開または全開位置まで開放す
る。かくして、電動シヤツター１の開度は縦、横
方向ともに、通過する物体の高さ、横幅に対応し
て該物体が通過し得るだけの必要な開度に開放制
御されることとなる。
ここで、本発明においては、光電管Ａ，Ｂおよ
び超音波センサーａ，ｂ，ｃ，ｄの各検出信号の
組合せにより、電動シヤツター１の開度を、第１
表に示すごとく、16種類の開放パターンに開度制
御することができる。
び超音波センサーａ，ｂ，ｃ，ｄの各検出信号の
組合せにより、電動シヤツター１の開度を、第１
表に示すごとく、16種類の開放パターンに開度制
御することができる。
すなわち、同表において、第１パターンの開度
制御について説明すると、通過する物体の高さが
低位であれば、光電管Ｂの検出信号を受けて縦型
シヤツターSAが半開されると同時に、物体の横
幅を検出する超音波センサーｃの検出信号を受け
て横型シヤツターSBが、該センサーｃが物体を
検出しなくなるまで開放される。
制御について説明すると、通過する物体の高さが
低位であれば、光電管Ｂの検出信号を受けて縦型
シヤツターSAが半開されると同時に、物体の横
幅を検出する超音波センサーｃの検出信号を受け
て横型シヤツターSBが、該センサーｃが物体を
検出しなくなるまで開放される。
同様に、第３パターンの開度制御について説明
すると、通過する物体の高さが高位であれば、光
電管Ａ，Ｂの検出信号を受けて縦型シヤツター
SAが全開されると同時に、物体の横幅を検出す
る超音波センサーｃの検出信号を受けて横型シヤ
ツターSBが、該センサーｃが物体を検出しなく
なるまで開放される。
すると、通過する物体の高さが高位であれば、光
電管Ａ，Ｂの検出信号を受けて縦型シヤツター
SAが全開されると同時に、物体の横幅を検出す
る超音波センサーｃの検出信号を受けて横型シヤ
ツターSBが、該センサーｃが物体を検出しなく
なるまで開放される。
なお、本実施例では、通過する物体の高さを検
出するセンサーとして超音波センサーを使用した
が、これに限定されるものではない。また、電動
シヤツター１を構成する縦型シヤツターSAのシ
ヤツターカーテン１ａおよび横型シヤツターSB
のシヤツターカーテン１ｂの形状、材質等につい
ても、設定場所、設定目的に対応して自由に選定
できることは改めて詳述するまでもない。
出するセンサーとして超音波センサーを使用した
が、これに限定されるものではない。また、電動
シヤツター１を構成する縦型シヤツターSAのシ
ヤツターカーテン１ａおよび横型シヤツターSB
のシヤツターカーテン１ｂの形状、材質等につい
ても、設定場所、設定目的に対応して自由に選定
できることは改めて詳述するまでもない。
これを要するに本発明は、開口部を縦方向に開
閉する縦型シヤツターと横方向に開閉する横型シ
ヤツターとを組合せて電動シヤツターを構成し、
該電動シヤツターの開閉域を通過する物体の高さ
を検出する第１の検出機構と、通過する物体の幅
方向の通過位置を検出する第２の検出機構とを設
けると共に、上記第１の検出機構および第２の検
出機構の検出信号により、電動シヤツターの縦方
向および横方向の開度を、物体の通過を許容し得
るに必要な限度にそれぞれ制御すべく構成したの
で、次のような格別顕著な効果を奏するものであ
る。
閉する縦型シヤツターと横方向に開閉する横型シ
ヤツターとを組合せて電動シヤツターを構成し、
該電動シヤツターの開閉域を通過する物体の高さ
を検出する第１の検出機構と、通過する物体の幅
方向の通過位置を検出する第２の検出機構とを設
けると共に、上記第１の検出機構および第２の検
出機構の検出信号により、電動シヤツターの縦方
向および横方向の開度を、物体の通過を許容し得
るに必要な限度にそれぞれ制御すべく構成したの
で、次のような格別顕著な効果を奏するものであ
る。
(1) 電動シヤツターを縦型シヤツターと横型シヤ
ツターとによつて構成したので、開口部を二重
に閉鎖することができ、シヤツターの全閉時に
おける断熱効果および防音効果を飛躍的に向上
させて、屋内で発生する騒音の外部への漏出を
抑制しつつ、エアコンデイシヨニング中の工場
や倉庫等での省エネルギー効果を充分に確保す
ることができる。
ツターとによつて構成したので、開口部を二重
に閉鎖することができ、シヤツターの全閉時に
おける断熱効果および防音効果を飛躍的に向上
させて、屋内で発生する騒音の外部への漏出を
抑制しつつ、エアコンデイシヨニング中の工場
や倉庫等での省エネルギー効果を充分に確保す
ることができる。
(2) 車両や人等が、工場や倉庫等の出入口に設置
したシヤツターの開閉域を通過する際には、該
シヤツターの開度を縦、横方向ともに通過を許
容し得るに必要な限度に開放制御することがで
き、出入口を一時的に開放することによつて生
じるエアコンデイシヨニング稼働中の冷暖気の
外部への流出を最小限に抑えることができる許
りでなく、騒音や塵芥等の外部への漏出も環境
保全に支障を来さない程度に可及的に抑制する
ことができる。
したシヤツターの開閉域を通過する際には、該
シヤツターの開度を縦、横方向ともに通過を許
容し得るに必要な限度に開放制御することがで
き、出入口を一時的に開放することによつて生
じるエアコンデイシヨニング稼働中の冷暖気の
外部への流出を最小限に抑えることができる許
りでなく、騒音や塵芥等の外部への漏出も環境
保全に支障を来さない程度に可及的に抑制する
ことができる。
(3) 車両や人等が、工場や倉庫等の出入口に設置
したシヤツターの開閉域を通過する際に、シヤ
ツターを不必要な開放範囲にまで開閉動作させ
ないことによつて、無益な機械損失が皆無とな
り、シヤツター装置の耐用性を向上させること
ができるうえ、シヤツター開放時の待ち時間を
短縮することができ、物品の搬入、搬出作業等
の効率化を図ることができる。
したシヤツターの開閉域を通過する際に、シヤ
ツターを不必要な開放範囲にまで開閉動作させ
ないことによつて、無益な機械損失が皆無とな
り、シヤツター装置の耐用性を向上させること
ができるうえ、シヤツター開放時の待ち時間を
短縮することができ、物品の搬入、搬出作業等
の効率化を図ることができる。
図面は、本発明に係る電動シヤツターの開度制
御装置の一実施例を示すものであつて、第１図は
一部を切欠して示す電動シヤツターの全体斜視
図、第２図は同上全体正面図、第３図は同上全体
側面図、第４図は構成を示すブロツク図、第５図
はリミツトスイツチの配置を示す概略図である。 図中、１……電動シヤツター、２……案内レー
ル、３……シヤツターケース、６……巻取ドラ
ム、７……縦型シヤツターの駆動用開閉機、８…
…横型シヤツターの上部レール、９，９′……ス
プロケツト、１０，１０′……駆動チエーン、１
１，１１′……横型シヤツターの駆動用開閉機、
１５……横型シヤツターの下部レール、２０……
センサー制御盤、Ａ，Ｂ……光電管、ａ，ｂ，
ｃ，ｄ……超音波センサー、SA……縦型シヤツ
ター、SB……横型シヤツター、SS１，SS２，
SS３……シヤツター制御盤、LS1〜LS11……リミ
ツトスイツチ、Ｍ１……縦型シヤツターの開閉用
モータ、Ｍ２，Ｍ３……横型シヤツターの開閉用
モータ、である。
御装置の一実施例を示すものであつて、第１図は
一部を切欠して示す電動シヤツターの全体斜視
図、第２図は同上全体正面図、第３図は同上全体
側面図、第４図は構成を示すブロツク図、第５図
はリミツトスイツチの配置を示す概略図である。 図中、１……電動シヤツター、２……案内レー
ル、３……シヤツターケース、６……巻取ドラ
ム、７……縦型シヤツターの駆動用開閉機、８…
…横型シヤツターの上部レール、９，９′……ス
プロケツト、１０，１０′……駆動チエーン、１
１，１１′……横型シヤツターの駆動用開閉機、
１５……横型シヤツターの下部レール、２０……
センサー制御盤、Ａ，Ｂ……光電管、ａ，ｂ，
ｃ，ｄ……超音波センサー、SA……縦型シヤツ
ター、SB……横型シヤツター、SS１，SS２，
SS３……シヤツター制御盤、LS1〜LS11……リミ
ツトスイツチ、Ｍ１……縦型シヤツターの開閉用
モータ、Ｍ２，Ｍ３……横型シヤツターの開閉用
モータ、である。
Claims (1)
- １ 開口部を縦方向に開閉する縦型シヤツターと
横方向に開閉する横型シヤツターとを組合せて電
動シヤツターを構成し、該電動シヤツターの開閉
域を通過する物体の高さを検出する第１の検出機
構と、通過する物体の幅方向の通過位置を検出す
る第２の検出機構とを設けると共に、上記第１の
検出機構および第２の検出機構の検出信号によ
り、電動シヤツターの縦方向および横方向の開度
を、物体の通過を許容し得るに必要な限度にそれ
ぞれ制御すべく構成したことを特徴とする電動シ
ヤツターの開度制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23747086A JPS6393985A (ja) | 1986-10-06 | 1986-10-06 | 電動シヤツタ−の開度制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23747086A JPS6393985A (ja) | 1986-10-06 | 1986-10-06 | 電動シヤツタ−の開度制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6393985A JPS6393985A (ja) | 1988-04-25 |
| JPH0532551B2 true JPH0532551B2 (ja) | 1993-05-17 |
Family
ID=17015806
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23747086A Granted JPS6393985A (ja) | 1986-10-06 | 1986-10-06 | 電動シヤツタ−の開度制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6393985A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0557160U (ja) * | 1992-01-13 | 1993-07-30 | 日本化学産業株式会社 | 軒樋取付構造 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04134396U (ja) * | 1991-06-03 | 1992-12-14 | 三和シヤツター工業株式会社 | 建築用電動開閉体の自動開閉制御装置 |
-
1986
- 1986-10-06 JP JP23747086A patent/JPS6393985A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0557160U (ja) * | 1992-01-13 | 1993-07-30 | 日本化学産業株式会社 | 軒樋取付構造 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6393985A (ja) | 1988-04-25 |
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