JPH05324107A - 電源装置 - Google Patents

電源装置

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JPH05324107A
JPH05324107A JP12583692A JP12583692A JPH05324107A JP H05324107 A JPH05324107 A JP H05324107A JP 12583692 A JP12583692 A JP 12583692A JP 12583692 A JP12583692 A JP 12583692A JP H05324107 A JPH05324107 A JP H05324107A
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JP
Japan
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diode
connection point
capacitor
full
voltage
Prior art date
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Pending
Application number
JP12583692A
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English (en)
Inventor
Yusuke Ikeda
祐介 池田
Koji Yoshida
幸司 吉田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP12583692A priority Critical patent/JPH05324107A/ja
Publication of JPH05324107A publication Critical patent/JPH05324107A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は部分平滑回路を有する電源におい
て、全波整流波形を改善し、より広範囲な交流入力電圧
にわたってコンバータの出力を安定化可能とするととも
に、力率の良い電源装置を提供することを目的とする。 【構成】 直列に接続された5本のダイオード22〜2
6とコンデンサ18,19,20,21により部分平滑
回路35を構成し、コンデンサの充電は等価的に3本直
列で行い、放電を等価的に2本並列で行うようにしたの
で、全波整流電圧波形の谷部の電圧がピーク値の3分の
2となり、コンバータ27の出力の安定化が容易でしか
も力率の良い電源装置が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は交流電源を全波整流して
直流化した後、コンバータやインバータを動作させる電
源装置に関し、力率の改善を図るものである。
【0002】
【従来の技術】商用の交流電源を全波整流して、コンバ
ータやインバータを動作させるものとしては、図4に示
すように交流電源1にノイズ防止用のインダクタ2とコ
ンデンサ3を介して接続した全波整流回路4の正の出力
端9と負の出力端10間に平滑用コンデンサ11を接続
しこれで全波整流電圧を平滑しコンバータ12に供給し
ている。このときの全波整流電圧波形は図5(a)に示
すようになる。また交流入力電流波形は図5(b)に示
すような波形となる。
【0003】これはコンデンサ11への充電電流による
ものであって、このようなピーク値が高く休止期間のあ
る波形は力率が悪いため、力率を改善するために従来図
6のような回路が提案されている。この回路は全波整流
電圧がコンデンサ16,17の電圧より高い期間はコン
デンサ16、ダイオード14、コンデンサ17の直列回
路を経由して、コンデンサ16,17を充電し、全波整
流電圧がコンデンサ16,17の各々の電圧より低い期
間はコンデンサ16からダイオード15を通して、また
コンデンサ17からダイオード13を通して、それぞれ
放電する。このときの電圧波形は図7(a)に示すよう
になり、コンデンサ16,17の放電電圧Ecは、全波
整流電圧のピーク値Epの約半分であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の構
成ではコンデンサ16,17の放電電圧ECが全波整流
電圧のピーク値Epの約半分であるため、後段にコンバ
ータ12を用いて安定化した直流を得ようとする場合、
コンバータ12としては相当に広い整流電圧瞬時値に対
してその出力を安定化させる必要があり、制御が困難で
あった。
【0005】すなわち、例えば交流電源電圧が90Vか
ら110Vの範囲でコンバータ出力を安定化させたい場
合を考えると、従来の構成では図7(a)における谷部
の電圧すなわちコンデンサ16,17の放電電圧の最小
値Ecminは Ecmin=90×1.4×1/2=63 (v) またピーク値の最大値Epmaxは Epmax=110×1.4=154 (v) となり、整流電圧63Vから154Vと2.4倍の電圧
範囲に対して安定化する必要がある。これはコンバータ
12のパルス幅の変化範囲が広くなることを意味し、コ
ンバータ12の回路方式や制御範囲によっては一部の電
圧範囲で安定化できない場合が生じていた。
【0006】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、全波整流電圧波形を改善して、コンバータの安定化
できる整流電圧範囲を拡大するとともに力率の良い電源
を提供することを目的としたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の電源装置は、交流電源を全波整流して全波整
流電圧を出力する全波整流回路の出力に、第1から第5
までの5個のダイオードを直列に接続し、全波整流回路
の正の出力から第1のコンデンサを介して第2と第3の
ダイオードとの接続点に接続し、第2と第3のダイオー
ドとの接続点から第2のコンデンサを介して第4と第5
のダイオードとの接続点に接続し、第1と第2のダイオ
ードとの接続点から第3のコンデンサを介して第3と第
4のダイオードとの接続点に接続し、第3と第4のダイ
オードとの接続点から第4のコンデンサを介して前記全
波整流回路の負の出力に接続して成る部分平滑回路を設
けたものである。
【0008】
【作用】上記構成とすることにより、コンデンサを充電
する場合には、第1,第2,第4のコンデンサが第4の
ダイオードを介して直列に充電されるとともに、第1,
第3,第4のコンデンサが第2のダイオードを介して直
列に充電されるため、第1,第2,第3,第4のコンデ
ンサは、それぞれ整流電圧のピーク値の3分の1の電圧
に充電される。コンデンサを放電する場合は第1と第2
のコンデンサが直列となって第5のダイオードを介して
放電されるとともに、第3と第4のコンデンサが直列と
なって第1のダイオードを介して放電され、また第1と
第4のコンデンサがダイオードを介して直列になり放電
される。したがって放電電圧は、2個のコンデンサが直
列になった電圧すなわち整流電圧のピーク値の3分の2
の値となる。
【0009】
【実施例】(実施例1)以下本発明の一実施例につい
て、図面を参照しながら説明する。図1は本発明の第1
の実施例における電源装置の回路図である。1は交流電
源、2はインダクタ、3はコンデンサ、4は全波整流回
路でその出力端9,10間に第1のダイオード22、第
2のダイオード23、第3のダイオード24、第4のダ
イオード25、第5のダイオード26を直列に接続す
る。
【0010】全波整流回路4の正の出力端9から第1の
コンデンサ18を第2のダイオード23と第3のダイオ
ード24との接続点に接続する。第2のダイオード23
と第3のダイオード24との接続点からは第2のコンデ
ンサ19を第4のダイオード25と第5のダイオード2
6との接続点に、第1のダイオード22と第2のダイオ
ード23との接続点からは第3のコンデンサ20を第3
のダイオード24と第4のダイオード25との接続点
に、さらに第3のダイオード24と第4のダイオード2
5との接続点からは第4のコンデンサ21を全波整流回
路4の負の出力端10に接続して部分平滑回路35を構
成している。
【0011】この部分平滑回路35の後段にはコンバー
タ27を接続する。コンバータ27はトランス28、ス
イッチング素子29、制御回路30、2次整流ダイオー
ド32、2次平滑コンデンサ33を有し、トランス28
の電圧検出巻線31から電圧を制御回路30に帰還し、
出力電圧を安定化させる。
【0012】34はコンバータ27の負荷である。イン
ダクタ2とコンデンサ3はノイズ防止用であって、なく
ても本発明の効果に変りはない。
【0013】図2(a)は図1に示す電源装置の全波整
流回路4の出力端9,10間の電圧波形である。期間
イ,ニ間は全波整流回路4の出力電圧が部分平滑回路3
5のコンデンサに蓄積された電圧より高いため、全波整
流回路4の出力電圧がそのまま出力されている。期間
ニ,ホ間は全波整流回路4の出力電圧が部分平滑回路3
5のコンデンサの電圧よりも低くなるため、コンデンサ
の電圧が出力されている。そしてこのコンデンサの電圧
cは、ピーク電圧Epの約3分の2となっている。
【0014】図2(b)は図1に示す電源装置の交流入
力電流波形である。期間イ,ニ間は全波整流回路4が導
通し、交流入力側から出力側へ電流が流れる。さらに期
間ロ,ハ間では部分平滑回路のコンデンサに充電電流が
流れる。このように実施例1では従来例1と比べて、交
流入力電流のピーク値が小さく休止期間が短くなってい
るため、力率は従来例1よりも改善されている。
【0015】(実施例2)図3は本発明の第2の実施例
における電源装置の回路図である。図1と共通する部分
は同一の番号を付してある。この回路は図1に示す第1
の実施例と比べると、ダイオード24を、直列に接続さ
れたダイオード50,51に分け、その接続点を交流側
に接続した部分平滑回路36を用いた点が相違してい
る。
【0016】そのため図3におけるダイオード22,2
3,50の直列になったものは図1におけるダイオード
7と、またダイオード51,25,26の直列になった
ものはダイオード8とそれぞれ等価な働きをするので、
全波整流を行うことができる。そして全波整流波形およ
び交流入力電流波形は、実施例1と同等となり、力率改
善効果も同等である。さらに実施例2は実施例1と比較
してダイオードが1個少ないという特徴がある。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明では部分平滑回路に
おいて、充電時は等価的にコンデンサを3個直列にして
充電し、放電時にはコンデンサ2個分の電圧を放電する
ようにしたので、部分平滑における整流波形における谷
間の電圧を、従来2分の1であったものが3分の2まで
高めることができるので、スイッチング電源の入力電圧
の瞬時値の変化範囲が従来より狭くなるため、コンバー
タの出力をすべての入力電圧範囲で安定化することが可
能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における電源装置の回路
【図2】(a)本発明の第1の実施例における電源装置
の全波整流電圧波形を示す図 (b)本発明の第1の実施例における電源装置の交流入
力電流波形を示す図
【図3】本発明の第2の実施例における電源装置の回路
【図4】従来例1の電源装置の回路図
【図5】(a)従来例1の電源装置の全波整流波形を示
す図 (b)従来例1の電源装置の交流入力電流波形を示す図
【図6】従来例2の電源装置の回路図
【図7】(a)従来例2の電源装置の全波整流波形を示
す図 (b)従来例2の電源装置の交流入力電流波形を示す図
【符号の説明】
1 交流電源 4 全波整流回路 5,6,22,23,24,25,26,50,51
ダイオード 18,19,20,21 コンデンサ 9 正の出力端 10 負の出力端 27 コンバータ 34 負荷 35,36 部分平滑回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】交流電源を全波整流して全波整流電圧を出
    力する全波整流回路の出力端に、第1のダイオードから
    第5のダイオードまで5個のダイオードを直列に接続
    し、前記全波整流回路の正の出力端から第1のコンデン
    サを介して第2のダイオードと第3のダイオードとの接
    続点に接続し、第2のダイオードと第3のダイオードと
    の接続点から第2のコンデンサを介して第4のダイオー
    ドと第5のダイオードとの接続点に接続し、第1のダイ
    オードと第2のダイオードとの接続点から第3のコンデ
    ンサを介して第3のダイオードと第4のダイオードとの
    接続点に接続し、第3のダイオードと第4のダイオード
    との接続点から第4のコンデンサを介して前記全波整流
    回路の負の出力端に接続して成る電源装置。
  2. 【請求項2】第1のダイオードと第2のダイオードを直
    列に接続したものと、第3のダイオードから第8のダイ
    オードを直列に接続したものとを並列に接続し、第1の
    ダイオードと第2のダイオードとの接続点に交流電源の
    一端を接続し、第5のダイオードと第6のダイオードと
    の接続点に交流電源の他端を接続し、第1のダイオード
    と第2のダイオードとの接続点からコンデンサを介して
    第4のダイオードと第5のダイオードとの接続点に接続
    し、第4のダイオードと第5のダイオードとの接続点か
    らコンデンサを介して第7のダイオードと第8のダイオ
    ードとの接続点に接続し、第3のダイオードと第4のダ
    イオードとの接続点からコンデンサを介して第6のダイ
    オードと第7のダイオードとの接続点に接続し、第6の
    ダイオードと第7のダイオードとの接続点からコンデン
    サを介して第8のダイオードと第2のダイオードとの接
    続点に接続し、第1のダイオードと第3のダイオードと
    の接続点を正の出力端とし、第2のダイオードと第8の
    ダイオードとの接続点を負の出力端とした電源装置。
JP12583692A 1992-05-19 1992-05-19 電源装置 Pending JPH05324107A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08196076A (ja) * 1994-12-29 1996-07-30 I Hitsutsu Kenkyusho:Kk 単相入力複合整流方式
KR100545717B1 (ko) * 2001-11-23 2006-01-24 최진민 가스감지기 전원공급장치

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08196076A (ja) * 1994-12-29 1996-07-30 I Hitsutsu Kenkyusho:Kk 単相入力複合整流方式
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