JPH05323014A - レーダ式車両感知器 - Google Patents

レーダ式車両感知器

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Publication number
JPH05323014A
JPH05323014A JP4130451A JP13045192A JPH05323014A JP H05323014 A JPH05323014 A JP H05323014A JP 4130451 A JP4130451 A JP 4130451A JP 13045192 A JP13045192 A JP 13045192A JP H05323014 A JPH05323014 A JP H05323014A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
noise level
level
unit
threshold
memory
Prior art date
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Pending
Application number
JP4130451A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiro Watanabe
敏広 渡辺
Minoru Suzuki
実 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP4130451A priority Critical patent/JPH05323014A/ja
Publication of JPH05323014A publication Critical patent/JPH05323014A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 レーダ式車両感知器において、車両感知の基
準となるスレッシュホルドレベルの値を、気象,路面等
の環境条件に応じて自動的に決定する。 【構成】 電源投入検出部1で本装置の電源が投入され
たことを検出し、時間カウンタ10をリセットする。次
にノイズレベル初期設定部2でノイズレベルを初期設定
値にする。そしてその値をノイズレベルメモリ4に記憶
させる。次に受信レベル検出部6で受信信号のレベルを
時間T1毎に計る。次に比較部7で、受信レベルとノイ
ズレベルメモリ4に記憶してあるノイズレベルとを比較
する。そしてノイズレベル変更部8で、受信信号レベル
がノイズレベルより低いとき、ノイズレベルメモリ4に
記憶してあるノイズレベルを下げる。電源投入後一定時
間T2が経過した時点で、スレッシュホルド決定部9に
おいてノイズレベルメモリ4に記憶してあるノイズレベ
ルに予め定められた値を加算したものをスレッシュホル
ドレベルとして設定する。さらに電源投入後一定時間T
3毎に改めて、スレッシュホルドレベルの設定を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両を感知し、交通量
や車両の速度などを測定するレーダ式車両感知器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のレーダ式車両感知器はマ
イクロ波を発射し、その反射波を受信することにより、
車両の感知を行うとともに、ドップラー効果により車両
速度の計測を行うことができるように構成されている。
車両の感知は、受信された反射波のレベル(受信レベ
ル)を、スレッシュホルドレベル(しきい値)と比較し
て判定することにより感知する。両レベルともディジタ
ル値に変換して比較が行われる。この感知方法を図3に
示す。図3の横軸は時間であり、縦軸は受信レベルであ
る。図3において、31は受信レベルの波形であり、受
信された反射波をADコンバータによってディジタル化
されたものをレベルとして表している。32はノイズレ
ベルであり、33はスレッシュホルドレベルである。ス
レッシュホルドレベル33はノイズレベル32よりも高
い値に設定されている。波形31において、車両が出現
すると受信レベルは上昇する。受信レベルがスレッシュ
ホルドレベル33よりも高いレベルに達している間、車
両が存在するあるいは通過中であると判定し、スレッシ
ュホルドレベル33よりも低い受信レベルの信号が受信
されている間、あるいは受信レベルが上昇してもスレッ
シュホルドレベル33に達しない間は車両は存在しない
と判定する。スレッシュホルドレベル33は常に一定の
値に定められている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この種のレーダ式車両
感知器が受信する反射波のレベル(受信レベル)は、た
とえ全く同じ車両が全く同じ条件で通過あるいは存在し
ても、例えば雨,霧,雪等の気象状態や、乾燥,湿潤等
の道路の路面状態、すなわち環境条件により異なった値
となる。同時にノイズレベルも環境条件により異なった
値となる。しかしながら、従来のレーダ式車両感知器
は、車両感知の基準となるスレッシュホルドレベルの値
が一定の値に固定されているため、気象や道路の状態等
の環境条件の変化によって、感知する車両の条件が異な
ったり、車両の感知を誤ることがあるという問題があっ
た。
【0004】本発明はこのような従来の問題を解決する
ものであり、気象や道路の状態等の環境条件の変化に従
って、スレッシュホルドレベルの値を自動的に変化させ
ることによって、常に正しく車両を感知できる優れたレ
ーダ式車両感知器を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、感知器の電源が投入されたことを検出する
電源投入検出部と、ノイズレベルを記憶するノイズレベ
ルメモリと、ノイズレベルメモリの内容を初期設定する
ノイズレベル初期設定部と、レーダヘッドからの受信信
号の強さを計測する受信レベル検出部と、ノイズレベル
メモリに記憶したノイズレベルと受信レベル検出部で測
定した受信レベルとを比較する比較部と、比較部で比較
した結果を受けてノイズレベルを修正するノイズレベル
変更部と、ノイズレベルメモリに記憶したノイズレベル
に従ってスレッシュホルドレベルを決めるためのスレッ
シュホルド決定部と、感知器の電源が投入されてからの
時間をカウントする時間カウンタ部とを備えたものであ
る。
【0006】
【作用】上記構成により、受信レベルからノイズレベル
を判定し、そのノイズレベルに従ってスレッシュホルド
レベルを自動的に決定するので、気象や道路の状態等の
環境条件に合わせたスレッシュホルドレベルを基準とし
て、受信レベルによる車両の感知を環境条件に影響され
ずに、常に正しく行うことを可能とさせる。
【0007】
【実施例】図1は本発明の一実施例の構成を示すブロッ
ク図である。図1において、感知器の電源が投入された
ことを検出する電源投入検出部1の出力はノイズレベル
メモリ初期設定部2を経由して判定部3に入力される。
判定部3は以下の要素によって構成されている。ノイズ
レベルメモリ4はノイズレベル初期設定部2から入力さ
れる。受信信号5はレーダヘッドから送られ、ディジタ
ル化されており、受信レベル検出部6に入力される。比
較部7はノイズレベルメモリ4および受信レベル検出部
6とから入力され、ノイズレベル変更部8へ出力され
る。ノイズレベル変更部8は受信レベル検出部6からも
入力され、ノイズレベルメモリ4に出力する。スレッシ
ュホルド決定部9はノイズレベルメモリ4から入力され
る。10は感知器の電源が投入されてからの時間をカウ
ントする時間カウンタであり、電源投入検出部1から入
力され、判定部3に含まれる各部にクロックパルスを送
る。
【0008】図2は本実施例の動作を示すフロー図であ
る。次に上記の実施例の動作について図1および図2を
もちいて詳細に説明する。本実施例によるレーダ式車両
感知器の電源を投入すると(ステップS1)、電源投入
検出部1がこれを検出し、時間カウンタ10をリセット
(変数t=0)する(ステップS2)。以降、時間カウ
ンタ10は自動的に時間のカウント(変数tの増加)を
開始する。同時にノイズレベル初期設定部2はノイズレ
ベルを初期設定値にする(ステップS3)。受信レベル
はディジタル化されており、データは8ビット構成であ
る。この場合、ノイズレベルの最高値は255(例えば
5V)と表わせる。まず、ノイズレベル初期設定部2に
よってノイズレベルを255と設定する。そしてその値
をノイズレベルメモリ4に記憶させる。次に受信レベル
検出部6で受信レベルを計る(ステップS6)。次に比
較部7で、受信レベルとノイズレベルメモリ4に記憶し
てあるノイズレベルと比較する(ステップS7)。そし
て受信レベルがノイズレベルより低いときは、ノイズレ
ベル変更部8によって、ノイズレベルメモリ4に記憶し
てあったノイズレベルを急激に(例えば50)下げる
(ステップS8)。ただし受信レベルよりは低くしな
い。ステップS5からステップS8までの間の処理を時
間間隔T1(例えば100ms)で行う(ステップS
4)。ここまでの動作を電源投入後、時間T1より長い
時間であるT2時間(例えば5分)の間、継続的に繰り
返して行う。電源投入後、時間T2が経過した時点で
(ステップS5)、スレッシュホルド決定部9において
ノイズレベルメモリ4に記憶してあるノイズレベルに予
め定められた値のレベル(例えば1V相当)を加算した
ものをスレッシュホルドレベルと設定する(ステップS
9)。さらに、時間T2より長い時間(例えば2時間)
である時間T3が経過してから(ステップS10)、再
びステップS2に戻り、改めてスレッシュホルドレベル
の設定を行う。このフローを時間T3間隔で繰り返す。
自動的に設定されるスレッシュホルドレベルを用いて受
信レベルを判定する機能は従来例と同様であり、図1,
図2には含んでいない。
【0009】このように上記の実施例によれば、受信レ
ベル検出部6で得られる受信レベルと、ノイズレベルメ
モリ4に記憶してあるノイズレベルを比較部7で時間間
隔T1毎に繰り返して比較し、ノイズレベルを変更す
る。そして時間T2後に決まったノイズレベルからスレ
ッシュホルドをスレッシュホルド決定部9で決定するの
で、車両感知のためのスレッシュホルドレベルを自動的
に決定できる。さらに時間T3毎に改めて、スレッシュ
ホルドレベルの設定を行うことにより、感知器の使用中
に雨が降り出したり、霧が発生したり等の環境変化があ
っても常に最適なスレッシュホルドレベルを維持するこ
とができる。
【0010】
【発明の効果】上記実施例より明らかなように本発明
は、道路の状態,環境に応じてスレッシュホルドレベル
の値を自動的に決定でき、常に最適の判定基準が保てる
という効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例におけるレーダ式車両感知器の
構成を示すブロック図
【図2】本発明の実施例の動作を示すフロー図
【図3】レーダ式車両感知器の感知方法を説明する図
【符号の説明】
1 電源投入検出部 2 ノイズレベル初期設定部 3 判定部 4 ノイズレベルメモリ 6 受信レベル検出部 7 比較部 8 ノイズレベル変更部 9 スレッシュホルド決定部 10 時間カウンタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感知器の電源投入を検出する電源投入検
    出部と、ノイズレベルを記憶するノイズレベルメモリ
    と、前記ノイズレベルメモリの内容を初期設定するノイ
    ズレベル初期設定部と、受信レベル検出部と、前記ノイ
    ズレベルメモリに記憶されたノイズレベルと前記受信レ
    ベル検出部の出力レベルとを比較する比較部と、前記比
    較部の出力を受けて前記ノイズレベルメモリに記憶され
    たノイズレベルを修正するノイズレベル変更部と、前記
    ノイズレベルメモリに記憶されたノイズレベルに基づい
    てスレッシュホルドレベルを設定するスレッシュホルド
    決定部と、感知器の電源が投入されると計時を開始する
    時間カウンタ部とを備え、一定時間ごとにスレッシュホ
    ルドレベルの設定を更新するレーダ式車両感知器。
JP4130451A 1992-05-22 1992-05-22 レーダ式車両感知器 Pending JPH05323014A (ja)

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JP4130451A JPH05323014A (ja) 1992-05-22 1992-05-22 レーダ式車両感知器

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JPH05323014A true JPH05323014A (ja) 1993-12-07

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ID=15034552

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JP4130451A Pending JPH05323014A (ja) 1992-05-22 1992-05-22 レーダ式車両感知器

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000242883A (ja) * 1999-02-19 2000-09-08 Hitachi Ltd 車両感知器情報処理方法及び装置
WO2018190277A1 (ja) * 2017-04-10 2018-10-18 株式会社デンソー 周辺監視レーダ装置
WO2023138785A1 (en) * 2022-01-21 2023-07-27 Eaton Intelligent Power Limited A method of controlling a sensor apparatus for an electrical circuit

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