JPH0532195Y2 - - Google Patents

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JPH0532195Y2
JPH0532195Y2 JP5600489U JP5600489U JPH0532195Y2 JP H0532195 Y2 JPH0532195 Y2 JP H0532195Y2 JP 5600489 U JP5600489 U JP 5600489U JP 5600489 U JP5600489 U JP 5600489U JP H0532195 Y2 JPH0532195 Y2 JP H0532195Y2
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crushing
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/64Paper recycling

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  • Crushing And Pulverization Processes (AREA)
  • Paper (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、円板状の羽根板の円周方向に、複数
個の羽根片を突設するとともに、該羽根片の回転
方向前方の側縁に粉砕刃を設けた羽根車の回転に
よつて紙等の粉砕を行なう粉砕機における羽根片
への粉砕刃の取付構造に関する。
〔従来の技術〕
従来の粉砕機における羽根片への粉砕刃の取付
構造aとしては、第6図に示すように、羽根車b
の回転方向前方にあたる羽根片c側縁の一部に切
欠部dを設けるとともに、該切欠部dの側面に有
底の螺孔eを複数設け、そして該切欠部dに収納
しうる形状の粉砕刃fに羽根車bの回転方向に向
つて貫通し且つ粉砕刃f表面側には、前記螺孔e
へ螺入したボルトgの頭部を収納し該頭部上面が
粉砕刃の表面より側方へ突出しない深さの拡大凹
部hを有する取付孔iを設け、粉砕刃fの表面よ
りボルトgで粉砕刃fを取付けるものが用いられ
ている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、従来の粉砕機における羽根片への粉砕
刃の取付構造aにあつては、羽根車bを高速で回
転させて、該羽根車bに取付けた粉砕刃fで新聞
紙或いはとうもろこし等の固形物を粉砕するので
あるが、粉砕刃fに設けた拡大凹部hに収納され
たボルトgの頭部に固形物が激しく衝突するの
で、この衝撃力により粉砕刃f取付用のボルトg
が締まる方向に回転させられるとともに、摩擦熱
で焼付けをおこしたり、或いはボルトgの頭部の
六角レンチを挿入する凹部等が変形することによ
り粉砕刃f取付用のボルトgの取りはずしが困難
であり、粉砕刃fの交換に長時間を要するという
問題点があり、また粉砕刃fは第6図の如くステ
ンレス鋼の基台j表面の角部の全周にステライト
kを固着したものであるが、該粉砕刃fにおける
枠状ステライトkの間に取付孔iを開設させるの
は製作上困難であるとともに強度的に弱くなると
いう問題点があつた。
そこで、本考案は、サポート部材取付用のネジ
の頭部に直接新聞紙等の固形物が激しく衝突する
ことがないので、ボルトが締まる方向に回転させ
られたり、摩擦熱でボルトが焼付けをおこした
り、ボルト頭部の六角レンチを挿入する凹部が変
形する等の問題が生じることなく、取付用ボルト
の取りはずしが容易に行なえて粉砕刃の交換が容
易且つ短時間に行なうことができるとともに、粉
砕刃についても製作が容易であり且つ強度的に強
くすることができる粉砕機における羽根片への粉
砕刃の取付構造を提供することを目的とするもの
である。
〔課題を解決するための手段〕
前記本考案の目的を達成するために、円板状の
羽根板の円周方向に、複数個の羽根片を突設する
とともに、該羽根片の回転方向前方の側縁に粉砕
刃を設けた羽根車の回転によつて紙等の粉砕を行
なう粉砕機における羽根片への粉砕刃の取付構造
であつて;羽根車の回転方向前方にあたる羽根片
側縁の上面から側面にかけて当接しうる内面形状
を有するように上壁と側壁からなる断面略L型の
サポート部材と;前記サポート部材の側壁外面に
取付ける粉砕刃と;羽根片上面に螺孔を設けると
ともに、該螺孔と一致する位置にサポート部材の
上壁に取付孔を穿設してなり、ボルト、ビス等を
サポート部材外面の取付孔から挿入して羽根片の
螺孔に螺合させることにより、羽根車の羽根片の
回転方向前方の側縁部分にサポート部材を着脱自
在に取り付け可能とした取付手段と;サポート部
材側壁外面と粉砕刃内面の当接面の一方の面には
位置決め用のピンを突設するとともに、他方の面
には該ピンを受け入れる位置決め孔を穿設するこ
とにより位置決めを可能とし、粉砕刃の内面に有
底の螺孔を設け、該螺孔と一致する位置にサポー
ト部材側壁に貫通孔を穿設してなり、ボルト、ビ
ス等のサポート部材内面の取付孔から挿入して粉
砕刃の螺孔に螺合させることにより、サポート部
材の側壁外面に粉砕刃を着脱自在に取付け可能と
した補助取付手段とよりなるものを提供せんとす
るものである。
〔作用〕
以上の如く、本考案の粉砕機における羽根片へ
の粉砕刃の取付構造によれば、補助取付手段にお
ける位置決め用のピンの先端を位置決め孔に挿入
してサポート部材側壁外面に粉砕刃の内面を当接
して位置決めをした後、ボルト又はビス等をサポ
ート部材側壁の貫通孔から挿入して粉砕刃の内面
の螺孔に螺合させることにより、サポート部材の
側壁外面に粉砕刃を取付け、そしてこの断面略L
型のサポート部材を、内面が羽根車の回転方向前
方にあたる羽根片側縁の上面から側面にかけて当
接した状態で取付手段におけるボルト、ビス等を
サポート部材上壁の取付孔を通つて羽根片上面の
螺孔に螺合させて羽根片の回転方向前方の側縁部
分に取付けることで粉砕刃を容易に取付けること
ができ、次いで該羽根車を回転することにより、
例えば新聞紙或いはとうもろこし等の固形物の粉
砕を行うことができるのである。そして、粉砕刃
を交換する場合には、粉砕機より羽根車を取りは
ずし、該羽根車の羽根片の回転方向前方の側縁部
分に取付けられたサポート部材を取付手段として
のボルト等を取りはずした後、該サポート部材の
側壁外面に取付けた粉砕刃を補助取付手段として
のボルト等を取りはずし、次いで、この逆操作す
ることで新しい粉砕刃を取り付けることにより、
粉砕刃の交換を行なうことができるのである。そ
して、同様にサポート部材を取付手段としてのボ
ルト等を用いて羽根車の羽根片に取付け、該羽根
車等を粉砕機に組み込むことにより、粉砕機の稼
動を行なうことができるのである。
〔実施例〕
本考案は詳細を更に図示した実施例により説明
する。第1図は一部断面とした粉砕機の正面図、
第2図は本考案にかかる一実施例の粉砕機におけ
る羽根片への粉砕刃の取付構造を用いて粉砕刃を
取付けた状態の羽根車の平面図、第3図は本考案
にかかる一実施例の粉砕機における羽根片への粉
砕刃の取付構造の分解説明斜視図である。
まず、粉砕機Aの一例について説明する。第1
図に示すように円筒状の容器本体1のホツパー部
下端には紙等の粉砕物を取り出す取出しノズル2
を設けることにより容器3を形成し、また該容器
3下面には脚部4を設けて容器3を立起可能とし
ている。そして、容器3内のホツパー部下端には
複数の貫通孔5…を穿設した基板6を設け、該基
板6上にはやや距離をおいて、例えば、回転方向
前方の側縁にサポート部材8を介して粉砕刃9を
設けた羽根片10を第2図のような円板状羽根板
7の円周方向に、突設して形成した羽根車11を
設け、更に該羽根車11の下端には回転軸12を
設けるとともに、図示しないモーター等の駆動源
と連動させることにより羽根車11を回転自在と
している。即ち、容器3の上方より、例えば新聞
紙を投入すれば、羽根車11が回転することによ
り、羽根片10に設けられた粉砕刃9が新聞紙を
粉砕し基板6の貫通孔より紙粉を落下させて取出
しノズル2より取り出すのである。
次に、本考案の第一実施例の粉砕機における羽
根片への粉砕刃の取付構造Bについて詳述する。
粉砕機における羽根片への粉砕刃の取付構造B
は、第3図に示すようにサポート部材8と粉砕刃
9と前記サポート部材8を羽根片10の回転方向
前方の側縁部分に着脱可能に取付ける為の取付手
段13と前記サポート部材8側壁外面に粉砕刃9
を着脱自在に取付ける為の補助取付手段14とよ
りなる。
まず、羽根車11の羽根片10は、羽根板7の
中心に向うにつれて大きな厚みとなるように設計
されているとともに、羽根車11の回転方向前方
向にあたる側縁には羽根板7の中心に向うにつれ
て深さが深くなる階段状の凹部17を設けたもの
である。サポート部材8は、羽根車11の回転方
向前方にあたる羽根片10側縁の上面から側面に
かけて当接しうる内面形状を有するように上壁1
5と側壁16からなる断面略L型のものである。
しかもサポート部材8の上壁15は、先端を向う
につれて厚みが薄くなるような傾斜を設けてい
る。このように、第3図に示したように羽根片1
0の上面とサポート部材8の上壁15上面が同一
面になるように設定するほうが好ましいのである
が、第4図のように羽根車11の羽根片10の側
縁上面に凹部17を設けずにサポート部材8を羽
根片10の側縁に取付けた際に、羽根片10の上
面とサポート部材8の上壁15上面が段になるよ
うな場合も採用することができる。
次に、羽根車11の羽根片10へのサポート部
材取付手段13は、羽根片10上面に有底の螺孔
18を、サポート部材8の上壁15に取付孔19
を設けるとともに、サポート部材8上壁15の取
付孔19上部には、前記螺孔18へ螺入したボル
ト、ビス等の頭部を収容し該頭部上面が上壁15
上面から上方へ突出しないような深さと大きさの
拡大凹部20を設けて、ボルト又はビス等を用い
て取付けることができるものである。しかも、第
3図に示したものは、取付手段13として4個の
ボルトを用いているが、羽根片10後方の2個は
先端の2個より大きなボルトを用いている。羽根
車11の羽根片10は羽根板7の中心に向うにつ
れて大きな厚みになるように設計されているため
である。
更に、粉砕刃9は第3図に示す如く前記サポー
ト部材8の側壁16外面に当接しうる当接面21
を有する略方法形のものであり、例えばステンレ
ス鋼の基台22表面の角部全周にステライト23
を固着したものである。
最後に、サポート部材8へ粉砕刃9を取付ける
補助取付手段14は、粉砕刃9の当接面21に有
底の螺孔24を設け、該螺孔24と一致する位置
のサポート部材8の側壁16に貫通孔25を設
け、ボルト又はビス等をサポート部材8の側壁1
6外面に粉砕刃9を取付け可能としたものであ
り、しかも第3図中サポート部材8側壁16の貫
通孔25左側部には、前記貫通孔へ螺入したボル
ト等の頭部の一部を収容しうる深さの大きさの補
助拡大凹部26を設けるとともに、羽根片10の
側縁の側面にはボルト等の頭部の一部を収容しう
る収納孔27を穿設しているのである。更に、図
例のものは、サポート部材8の側壁16外面と粉
砕刃9の当接面21の同じ位置に、それぞれ位置
決め孔28,28を穿設して、ピン28′を用い
て位置決めを行なうことができる。
尚、サポート部材8の側壁16外面に粉砕刃9
を取付ける手段としては、上記の補助取付手段1
4の他に、サポート部材8の側壁16外面に粉砕
刃9を溶接して、直接取付けることも可能であ
り、また第5図に示す如く、サポート部材8の側
壁16外面に前方より途中までアリ部29を設け
るとともに、粉砕刃9の当接面21に前方より途
中まで前記アリ部29と嵌合しうるアリ溝30を
設け、サポート部8のアリ部29に粉砕刃9のア
リ溝30を嵌合する方法や、図示しないがアリ部
29とアリ溝30の取付位置を逆にした方法も採
用でき、しかもアリ部29の端面31とアリ溝3
0の端面31′が当接することにより、たとえ羽
根車11が回転しても粉砕刃9が円周方向に飛ば
されるのを防止するストツパーの役目も果たすの
である。
而して、本考案の一実施例である粉砕機におけ
る羽根片への粉砕刃の取付構造Bによれば、サポ
ート部材8側壁16の位置決め孔28にピン2
8′の一端を挿入して側壁表面上に該ピン28′を
突出させ、次いで、該ピン28′の他端に粉砕刃
9の位置決め孔28と外嵌することにより、サポ
ート部材8の側壁16に粉砕刃9を位置決めした
うえで仮止めし、サポート部材8側壁16の貫通
孔25にボルト32の先端を図中左側より挿入
し、該ボルト32を粉砕刃9の螺孔24に螺合さ
せることによりボルト32の頭部を貫通孔25よ
り一部突出させた状態又は補助拡大凹部26の深
さによつては該ボルト32の頭部が一部突出しな
い状態でサポート部材8の側壁16の外面に粉砕
刃9を取り付けることができ、そして羽根車11
の回転方向前方にあたる羽根片10側縁の側面の
収納孔に、突出したボルト32の頭部が収納する
ようにサポート部材8を羽根片10側縁の階段状
の凹部17に当接した状態でサポート部材8上壁
15の取付孔19から羽根片10の螺孔18にボ
ルト33を上方より挿入し、螺孔18に螺合させ
て、ボルト33の頭部を該頭部上面がサポート部
8上面から上方へ突出しないよう取付孔19の拡
大凹部20に収納することによりサポート部材8
を取付けることができるのである。このようにし
て粉砕刃9を取付けた羽根車11を第1図のよう
に、容器3内の下面に取付けた後、羽根車11を
図示しないモーター等の駆動源で回転を行ない、
容器3上部より例えば新聞紙或いはとうもろこし
等の固形物の投入を行なえば、羽根片10に設け
た粉砕刃9で粉砕し、基板6の貫通孔5より紙紛
或いは食物粉を落下させて取出しノズル2から取
り出すことができる。次に、粉砕刃9を交換する
場合には、粉砕機Aより羽根車11を取りはず
し、サポート部材8の上壁15に設けた取付孔1
9からボルト33を取りはずすことにより、羽根
片10よりサポート部材8を取りはずした後、サ
ポート部材8の側壁16に設けた貫通孔25から
ボルトを取りはずすことによりサポート部材8の
側壁16外面より粉砕刃9を取りはずすことがで
きるし、新しい粉砕刃に交換するには、これの逆
手順を経ればよいのである。
また、第5図の補助取付手段14′を用いた場
合には、図中矢印方向に粉砕刃9を移動させてサ
ポート部材8のアリ部29を粉砕刃9のアリ溝3
0に嵌合させて、アリ部29の端部31とアリ溝
30の端面31′を当接させることにより、取付
けを行なうことができるし、取りはずすには、羽
根片10からサポート部材8を前記と同様にして
取りはずし、粉砕刃9を引き抜けばよい。
このように、本考案の一実施例である粉砕機に
おける羽根片への粉砕刃の取付構造Bによれば、
サポート部材8を取付けるためのネジ33の頭部
を収納する取付孔19を羽根車11の羽根片10
の上面に位置するように設け、サポート部材8取
付け用のボルト33の頭部に、新聞紙等の固形物
が直接に激しく衝突することがないので、粉砕刃
9取付用のボルト33が締まる方向に回転させら
れたり、摩擦熱で焼付けをおこしたり、或いはボ
ルト33の頭部の六角レンチを挿入する凹部等が
変形するという問題が生じることなく、サポート
部材8の取りはずし即ち粉砕刃9の交換が容易に
且つ短時間で行なえ、しかもサポート部材8へ粉
砕刃9を取付けるための貫通孔25が粉砕物等と
接触することがないので、粉砕刃9の取付け及び
取りはずしにおいて、粉砕物等の目詰まりが問題
となることがない。また、羽根車11の羽根片1
0にサポート部材8を取付けた時には、粉砕刃取
付用のボルト32が、羽根片10の側面の収納孔
27に収納されているので、羽根車11が回転す
る時においてもサポート部材8のガタつきがな
い。更に、粉砕刃9をサポート部材8に取付ける
ため位置決めに、サポート部材8の側壁16外面
と粉砕刃9の当接面21に設けられた位置決め孔
28,28及びピン28′を用いておこなうので、
ワンタツチで正確に行なうことができるのであ
る。しかも、第3図の粉砕機における羽根片への
粉砕刃の取付構造Bにおいては、サポート部材8
の上壁15外面と羽根片10の上面が同一面にな
るように設定されているので、粉砕時等の衝撃に
よりサポート部材8の取付がゆるんだりすること
がない。更に、粉砕刃9はステンレス鋼の基台2
2表面の角部全周にステライト23を固着したも
のであるが、粉砕刃9の当接面21に有底の螺孔
24を設けるだけで、表面に向つて貫通していな
いので、従来の粉砕刃に比べて製作が容易である
とともに、強度的にも強いのである。
また、第5図の補助取付け手段14′を用いた
場合は、サポート部材8のアリ部29に粉砕刃9
のアリ溝30を嵌合するだけで、ワンタツチに容
易にサポート部材8の側壁16外面に粉砕刃9の
取付けを行なうことができ、しかもアリ部29の
端面31とアリ溝30の端面31′が当接するこ
とにより、たとえ羽根車11が回転して粉砕刃9
が円周方向に飛ばされるのを防止するストツパー
の役目を果たすのである。
〔考案の効果〕
このように本考案に係る粉砕機における羽根片
への粉砕刃の取付構造によれば、サポート部材
に粉砕刃を取付ける補助取付手段におけるボル
ト、ビス等の頭部を羽根片とサポート部材の当接
面内に位置させるとともに、粉砕刃を取付けたサ
ポート部材を羽根片の回転方向前方を避けて取付
手段におけるボルト、ビス等の頭部を羽根片の上
面に位置させているため、回転方向に対して粉砕
時に新聞紙等の固形物が直接に激しく衝突するこ
とがないので、補助取付手段又は取付手段におけ
るこれらのボルト、ビス等が締まる方向に回転さ
せられたり、摩擦熱で焼付けをおこしたりするす
ることなく、羽根車からサポート部材を取りはず
し、粉砕刃の交換を容易に行ことができるのであ
る。従つて、通常こうした粉砕機における羽根片
への粉砕刃の取付構造においては、連続運転を行
い、日に何回も粉砕刃の交換を行うのであるが、
例えば粉砕刃を取付けたサポート部材を予備とし
て持つことにより、装置における容器本体内から
羽根車を取り出した後に交換するのであるが、取
付手段におけるこれらのボルト、ビス等が締まる
方向に回転させられたり、摩擦熱で焼付けをおこ
すことがないので、この羽根車の羽根片から粉砕
刃を取付けたサポート部材を瞬時にして取りはず
しでき、そして予備の粉砕刃を取付けたサポート
部材を取付手段のボルト、ビス等にて短時間で交
換を行い、羽根車を組み込むことにより、運転を
行えて大変に有効である。また、サポート部材
側壁外面又は粉砕刃の当接面に設けたピンを位置
決め孔に嵌入するだけで、サポート部材に対する
粉砕刃の位置決めを正確に且つ容易に行うことが
でき、更に通常こうした粉砕刃としてはステン
レス鋼の基台表面の角部全周にステライトを固着
したものが使用されるが、粉砕刃の当接面に有底
の螺孔を設けるだけであり、粉砕刃の基台を貫通
していないので、従来のものに比べて製作が容易
であるとともに、強度的に優れたものとなるので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は一部断面とした粉砕機の正面図、第2
図は本考案にかかる一実施例の粉砕機における羽
根片への粉砕刃の取付構造を用いて粉砕刃を取付
けた状態の羽根車の平面図、第3図は本考案にか
かる一実施例の粉砕機における羽根片への粉砕刃
の取付構造の分解説明斜視図、第4図は羽根片側
縁に凹部を設けずに粉砕機における羽根片への粉
砕刃の取付構造を用いて粉砕刃を取付けた状態の
断面図、第5図は補助取付手段の他の実施例の分
解斜視図、第6図は従来の粉砕機における羽根片
への粉砕刃の取付構造の分解斜視図である。 A……粉砕機、B……粉砕機における羽根片へ
の粉砕刃の取付構造、1……容器本体、2……取
出しノズル、3……容器、4……脚部、5……貫
通孔、6……基板、7……羽根板、8……サポー
ト部材、9……粉砕刃、10……羽根片、11…
…羽根車、12……回転軸、13……取付手段、
14……補助取付手段、15……上壁、16……
側壁、17……凹部、18……螺孔、19……取
付孔、20……拡大凹部、21……当接面、22
……基台、23……ステライト、24……螺孔、
25……貫通孔、26……補助拡大凹部、27…
…収納孔、28……位置決め孔、28′……ピン、
29……アリ部、30……アリ溝、31……端
面、32……ボルト、33……ボルト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 円板状の羽根板の円周方向に、複数個の羽根片
    を突設するとともに、該羽根片の回転方向前方の
    側縁に粉砕刃を設けた羽根車の回転によつて紙等
    の粉砕を行なう粉砕機における羽根片への粉砕刃
    の取付構造であつて、 羽根車の回転方向前方にあたる羽根片側縁の上
    面から側面にかけて当接しうる内面形状を有する
    ように上壁と側壁からなる断面略L型のサポート
    部材と、 前記サポート部材の側壁外面に取付ける粉砕刃
    と、 羽根片上面に螺孔を設けるとともに、該螺孔と
    一致する位置にサポート部材の上壁に取付孔を穿
    設してなり、ボルト、ビス等をサポート部材外面
    の取付孔から挿入して羽根片の螺孔に螺合させる
    ことにより、羽根車の羽根片の回転方向前方の側
    縁部分にサポート部材を着脱自在に取付け可能と
    した取付手段と、 サポート部材側壁外面と粉砕刃内面との当接面
    の一方向の面には位置決め用のピンを突設すると
    ともに、他方の面には該ピンを受け入れる位置決
    め孔を穿設することにより位置決めを可能とし、
    粉砕刃の内面に有底の螺孔を設け、該螺孔と一致
    する位置にサポート部材側壁に貫通孔を穿設して
    なり、ボルト、ビス等をサポート部材内面の取付
    孔から挿入して粉砕刃の螺合に螺合させることに
    より、サポート部材側壁外面に粉砕刃を着脱自在
    に取付け可能とした補助取付手段と、 よりなる粉砕機における羽根片への粉砕刃の取付
    構造。
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