JPH05320607A - 感圧接着剤用樹脂の製法 - Google Patents

感圧接着剤用樹脂の製法

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JPH05320607A
JPH05320607A JP2965091A JP2965091A JPH05320607A JP H05320607 A JPH05320607 A JP H05320607A JP 2965091 A JP2965091 A JP 2965091A JP 2965091 A JP2965091 A JP 2965091A JP H05320607 A JPH05320607 A JP H05320607A
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pressure
resin
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JP2965091A
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Shinichi Furukawa
進一 古川
Akira Tazu
昭 田津
Akihiko Yamashita
明彦 山下
Akikazu Baba
明和 馬場
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Nippon Shokubai Co Ltd
Original Assignee
Nippon Shokubai Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ポリオレフィン系被着体に対する粘着力に優
れ、且つ低温における粘着力や初期タックの良好な感圧
接着剤用樹脂の製法を提供する。 【構成】 特定のアクリル酸エステル系単量体と、分
子中に水酸基を有する重合性不飽和単量体、及び/又
は分子中にカルボキシル基を有する重合性不飽和単量体
とを含む重合性不飽和単量体混合物を、分子量及び分
子量分布の特定されたポリエステル樹脂中で共重合させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ポリオレフィン系被着
体に対する粘着力に優れ、且つ低温粘着力や初期タック
の良好な感圧接着剤を与える樹脂の製法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】感圧接着剤用の樹脂としては、従来より
アクリル系樹脂が汎用されている。ただしアクリル系樹
脂のみからなる感圧接着剤はポリオレフィン系の被着体
に対する粘着力が乏しいので、実用化に当たっては、そ
の欠点を補うため、ロジンやロジンエステル、ロジン変
性樹脂、テルペン樹脂、テルペン・フェノール樹脂、フ
ェノール樹脂、キシレン樹脂、クマロン樹脂、クマロン
・インデン樹脂、石油樹脂等の粘着付与剤を配合してい
る。
【0003】ところが高軟化点の粘着付与剤を配合した
場合は、ポリオレフィン系被着体に対する粘着力は向上
するが初期タックが低下し、特に低温時の粘着特性が著
しく損なわれる。
【0004】また常温で液状を呈する低軟化点の粘着付
与剤や高分子可塑剤等を配合することによって、低温時
の粘着特性を高めようとする試みもあるが、この方法で
はポリオレフィン系被着体に対する粘着力改善効果が殆
んど発揮されず、また粘着力も極端に低下する。
【0005】アクリル樹脂に対する粘着性付与剤の作用
は、当該粘着付与剤の軟化点によって異なり、高軟化点
の粘着付与剤を配合した場合にみられる粘着力増強効果
は、引き剥がし時の抵抗増大に基づくものと思われ、こ
の場合は、感圧接着剤全体としてのガラス転移温度が上
昇するため初期タックが低下するばかりでなく、低温時
のポリオレフィン系被着体に対する粘着性も低下する。
【0006】これに対し低軟化点の粘着剤を配合した場
合にみられる粘着性改善効果は、感圧接着樹脂の流動特
性改善によりポリオレフィン系被着体表面への濡れ性向
上に基づくものであると思われるが、この場合は、感圧
接着剤全体としてのガラス転移温度が低くなるため保持
力は低下する。
【0007】この様に粘着性付与剤を使用する従来の粘
着性改善法では、ポリオレフィン系被着体に対する粘着
力と低温粘着性、初期タック等を同時に満足させること
ができない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の様な従
来技術の問題点に着目してなされたものであって、その
目的はポリオレフィン系被着体に対して高い粘着力を有
し、且つ低温粘着力及び初期タックの良好な感圧接着剤
用樹脂を提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すること
のできた本発明に係る感圧接着剤用樹脂の製法は、
【0010】
【化2】 (但し、R1は水素またはメチル基、nは0または1〜
5の整数を示し、R2は、nが0のときは炭素数4〜1
2のアルキル基、nが1〜5の整数であるときは炭素数
1〜5のアルキル基を夫々表わす)で示されるアクリル
酸エステル系単量体の1種又は2種以上:65〜99.99
重量%と、分子中に水酸基を有する重合性不飽和単量体
の1種又は2種以上:0.01〜5.0 重量%及び/または
分子中にカルボキシル基を有する重合性不飽和単量体
の1種又は2種以上:0.1 〜10.0重量%を主たる重合性
成分とする重合性不飽和単量体混合物を、ガラス転移温
度が0℃以下であり、また重量平均分子量が10,000〜1,
000,000で且つ重量平均分子量/数平均分子量の比が3
以上であるポリエステル樹脂中で重合するところに要旨
を有するものである。
【0011】
【作用】本発明者らは前述の様な従来技術の問題点に注
目し、アクリル系感圧接着剤の低温時における粘着特性
を損なうことなく、ポリオレフィン系被着体に対する粘
着力を高めることを目的として種々研究を進めた。
【0012】その結果、ガラス転移温度(Tg)が低
く、且つその分子量が保持力を阻害しない程度に大きい
ポリエステル系樹脂には、上記諸効果を期待できるもの
と思われた。
【0013】しかし確認実験を行なったところによる
と、この様なポリエステル樹脂はアクリル系樹脂との相
溶性が悪いため、ポリオレフィン系被着体に対する粘着
力の増強について期待されたほどの効果を得ることはで
きなかった。
【0014】ところが追って詳述する様に、特定の分子
量範囲と分子量分布を有するポリエステル樹脂の存在下
で、アクリル系感圧接着剤用樹脂となり得るモノマー成
分の重合を行なえば、両者がうまく相溶し、ポリオレフ
ィン系被着体に対する粘着力と低温粘着特性のいずれに
も優れた感圧接着剤用樹脂となることが明らかとなっ
た。
【0015】以下、本発明でアクリル系樹脂製造用モノ
マーの重合系に共存せしめられるポリエステル樹脂、及
びアクリル系樹脂製造用として用いられるモノマー成分
について詳述する。
【0016】まず本発明で使用されるポリエステル樹脂
は、多価アルコールと多価カルボン酸を原料として公知
の方法により製造されるものであるが、本発明の目的を
達成するにはガラス転移温度(Tg)が0℃以下であ
り、しかも重量平均分子量が10,000〜 1,000,000で且つ
分子量分布の指標である「重量平均分子量と数平均分子
量の比」(Mw/Mn比)が3以上のものを使用する必
要がある。
【0017】Tgが0℃を超えるものでは、感圧接着剤
の低温粘着特性が乏しくなる。しかしTgが低過ぎるも
のでは保持力が低下して実用に耐えられないので、−8
0℃以上のものを使用することが望まれる。
【0018】また、ポリエステル樹脂の重量平均分子量
が小さ過ぎると、得られる感圧接着剤の保持力が不十分
となり、一方1,000,000 を超える高分子量のポリエステ
ル樹脂になると、得られる感圧接着剤の粘着性、殊に低
温粘着力や初期タックが低下する。該ポリエステル樹脂
のより好ましい重量平均分子量は10,000〜100,000 の範
囲である。
【0019】次に、該ポリエステル樹脂のMw/Mn比
を3以上に定めたのは、該ポリエステル樹脂を分子量分
布の広いものとすることによって、該ポリエステル樹脂
中で重合して得られるアクリル系樹脂との相溶性を良く
するためであり、Mw/Mn比が小さ過ぎるものでは、
アクリル系樹脂との相溶性が悪くなって、ポリオレフィ
ン系被着体に対する粘着力および低温粘着特性のいずれ
も乏しいものとなる。
【0020】上記のポリエステル樹脂は、多価アルコー
ルと多価カルボン酸を原料として公知の方法によって製
造することができ、ここで使用される多価アルコールと
しては、エチレングリコール、ジエチレングリコール、
トリエチレングリコール、テトラエチレングリコール、
プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、1,
4−ブタンジオール、1,3−ブチレングリコール、3
−メチル−1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサ
ンジオール、ネオペンチルグリコール、トリメチロール
プロパン、トリメチロールエタン、ペンタエリスリトー
ル等が例示される。
【0021】また多価カルボン酸としては、無水マレイ
ン酸、フマル酸、イタコン酸、トリメリット酸、アジピ
ン酸、セバチン酸、無水フタル酸、イソフタル酸、テレ
フタル酸等が用いられる。但し多価カルボン酸として無
水マレイン酸、フマル酸、イタコン酸等の脂肪族不飽和
二塩基酸を多量に用いたポリエステル樹脂では、該ポリ
エステル樹脂中で重合性不飽和単量体混合物の重合を行
なう時にグラフト反応や三次元化反応が起こり易くなっ
て、得られる樹脂の流動特性が低下して塗工作業性が悪
くなり、特に透明性や平滑性に優れた粘着面の要求され
る粘着製品を得ようとする場合に十分な透明性や平滑性
が得られない等の問題を生じることがあるので、脂肪族
不飽和二塩基酸の使用量は、多価カルボン酸成分の中の
5%程度以下、より好ましくは 0.5%程度以下に抑える
ことが望まれる。また、多塩基酸の1種として重合ロジ
ン等を使用することも可能である。次に本発明で使用さ
れる、前記一般式(1)で示されるアクリル酸エステル
系単量体としては、たとえばアクリル酸ブチルエステ
ル、アクリル酸イソブチルエステル、アクリル酸第2級
ブチルエステル、アクリル酸第3級ブチルエステル、ア
クリル酸アミルエステル、アクリル酸イソアミルエステ
ル、アクリル酸ヘキシルエステル、アクリル酸シクロヘ
キシルエステル、アクリル酸ヘプチルエステル、アクリ
ル酸オクチルエステル、アクリル酸イソオクチルエステ
ル、アクリル酸2−エチルヘキシルエステル、アクリル
酸ノニルエステル、アクリル酸イソノニルエステル、ア
クリル酸デシルエステル、アクリル酸ドデシルエステ
ル、アクリル酸ブトキシエステル、アクリル酸エチルカ
ルビトールエステル、アクリル酸メチルトリグリコール
エステル、アクリル酸ジプロピレングリコールメチルエ
ーテルエステル等を挙げることができ、これらは単独で
使用してもよく、あるいは2種以上を併用することも可
能である。
【0022】該アクリル酸エステル系単量体は、感圧
接着剤に初期タックと粘着力を与えるために欠くことの
できない成分であり、好ましい配合量は、重合性単量体
全量に占める比率で65〜99.99 重量%の範囲である。
【0023】少な過ぎると、得られる感圧接着剤に十分
な初期タックと粘着力を与えることができず、一方多過
ぎると、後述する分子中に水酸基を有する重合性不飽和
単量体及び分子中にカルボキシル基を有する重合性不
飽和単量体の絶対量が不足して、得られる共重合体が
架橋不足となり、感圧接着剤に対して満足のいく保持力
が与えられなくなる。
【0024】次に、分子中に水酸基を有する重合性不飽
和単量体としては、たとえば2−ヒドロキシエチル
(メタ)アクリレート、ヒドロキシプロピル(メタ)ア
クリレート、ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、
カプロラクトン変性ヒドロキシ(メタ)アクリレート
[たとえばダイセル化学社製、商品名“プラクセルF
M”]、フタル酸とプロピレングリコールとから得られ
るポリエステルジオールのモノ(メタ)アクリレート、
こはく酸とプロピレングリコールとから得られるポリエ
ステルジオールのモノ(メタ)アクリレート、ポリエチ
レングリコールモノ(メタ)アクリレート、ポリプロピ
レングリコールモノ(メタ)アクリレート等の水酸基を
有する(メタ)アクリル酸エステル等が挙げられ、これ
らは単独で使用し得るほか2種以上を併用することがで
きる。
【0025】また、分子中にカルボキシル基を有する重
合性不飽和単量体の具体例としては、アクリル酸、メ
タクリル酸、クロトン酸等の不飽和一塩基酸:マレイン
酸、フマル酸、イタコン酸、シトラコン酸等の不飽和二
塩基酸およびこれらのモノエステル等を挙げることがで
き、これらも単独で使用し得るほか、2種以上を併用す
ることができる。
【0026】これらの重合性不飽和単量体及びはい
ずれも架橋性成分として作用し、感圧接着剤の保持力を
高めるものであって、これら単量体及びは併用して
もよく、あるいは一方のみを使用することによっても目
的を果たすことができる。
【0027】上記重合性不飽和単量体の好ましい使用
量は、重合性不飽和単量体全量に占める比率で0.01〜5.
0 重量%、より好ましくは0.1 〜 3.0重量%、重合性不
飽和単量体の好ましい使用量は、同じく重合性不飽和
単量体全量に占める比率で0.01〜10.0重量%、より好ま
しくは 0.5〜 5.0重量%の範囲であり、これらの使用量
が不足する場合は、満足のいく保持力を持った感圧接着
剤が得られず、逆に多過ぎると架橋が進み過ぎて初期タ
ックおよび粘着力が低下する。
【0028】本発明における必須の重合性不飽和単量体
成分は上記の通りであるが、更に他の成分として、必要
により上記重合性不飽和単量体,,以外の重合性
不飽和単量体を1種もしくは2種以上併用することも
可能である。この様な他の重合性不飽和単量体の具体
例としては、エチレン、ブタジエン等の脂肪族不飽和炭
化水素類;塩化ビニル等の脂肪族不飽和炭化水素類のハ
ロゲン置換体;スチレン、α−メチルスチレン、ジビニ
ルベンゼン等の芳香族不飽和炭化水素類;酢酸ビニル等
のビニルエステル類;ビニルエーテル類;アリルアルコ
ールと各種有機酸とのエステル類;アクリロニトリル等
の不飽和シアン化合物;(メタ)アクリルアミド等の不
飽和アミド化合物;(メタ)アクリル酸グルシジル等の
不飽和グリシジル化合物;アルキル基の炭素数が1〜1
8のメタクリル酸アルキルエステル;アルキル基の炭素
数が4〜12以外のアクリル酸アルキルエステル及び
(メタ)アクリル酸アリールエステル;クロトン酸等の
不飽和二塩基性カルボン酸の各種エステル類;マレイン
酸、フマル酸等の不飽和二塩基性カルボン酸の各種ジエ
ステル等を挙げることができる。
【0029】本発明では、上記の重合性不飽和単量体
と及び/もしくは、更に必要によりを含む重合性
不飽和単量体混合物を、前記ポリエステル樹脂の1種も
しくは2種以上の存在下で重合するものであるが、この
とき、ポリエステル樹脂は、上記重合性不飽和単量体混
合物100重量部に対して10〜40重量部の範囲で使
用することが望まれる。しかしてポリエステル樹脂量が
不足する場合は、オレフィン系被着体に対する粘着力を
十分に高めることができず、逆に多過ぎる場合は、得ら
れる共重合体とポリエステル樹脂との相溶性が悪くなっ
て初期タックや粘着力が不十分になるばかりでなく、保
持力も低下するからである。
【0030】尚重合方法には一切制限がなく、溶液重
合、乳化重合、塊状重合等、従来から知られた方法を適
宜選択して採用することができるが、相溶性を高める上
で最も好ましいのは溶液重合法である。
【0031】溶液重合法を採用する場合に使用される重
合開始剤としては、例えばアゾビスイソブチロニトリル
等のアゾ化合物;ベンゾイルパーオキサイド、ジメタト
ルイルパーオキサイド、3−メチルベンゾイルパーオキ
サイド、デカノイルパーオキサイド等のジアシルパ−オ
キサイド類;ジ−t−ブチルパーオキサイド等のジアル
キルパーオキサイド類;t−ブチルハイドロパーオキサ
イド等のハイドロパーオキサイド類;1,1−ビス(t
−ブチルパーオキシ)3,3,5−トリメチルシクロヘ
キサン等のパーオキシケタール類;t−ブチルパーオキ
シ−2−エチルヘキサノエイト、t−ブチルパーオキシ
ベンゾエイト等のパーオキシエステル類などのラジカル
重合開始剤が好ましいものとして例示される。これらの
中でも、ポリエステル樹脂と重合性不飽和単量体共重合
物との相溶性をより改善する上で好ましいのはジアシル
パーオキサイド類である。
【0032】重合溶剤としては、たとえばトルエン、キ
シレンやその他の高沸点の芳香族系溶剤、酢酸エチル、
酢酸ブチルやセロソルブアセテート等のエステル系溶
剤、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン等の
ケトン系溶剤、メチルアルコール、エチルアルコール、
プロピルアルコール、ブチルアルコール等のアルコール
系溶剤等が例示され、これらは単独溶剤として、あるい
は混合溶剤として使用できる。
【0033】かくして得られる本発明の感圧接着剤用樹
脂は、重合時に共存するポリエステル樹脂とうまく相溶
し、全体として均一な溶液もしくは乳濁液として得られ
る。従ってこれをそのまま、もしくは必要により充填
剤、架橋剤、希釈剤、老化防止剤等の添加剤を配合し、
或は更に要すれば本発明の趣旨に反しない限度で粘着性
付与剤を配合してから、基材となる紙、プラスチックフ
ィルム、不織布あるいは離型紙等に塗布して乾燥する
と、オレフィン系被着体に対する粘着力、低温での初期
タック、保持力等の優れた感圧接着剤層が形成される。
【0034】
【発明の効果】本発明は以上の様に構成されており、分
子量分布の広いポリエステル樹脂中で特定の重合性不飽
和単量体を共重合させることによって、ポリオレフィン
系被着体に対する粘着力、保持力、低温における粘着力
及び初期タック等全てにバランスのとれた性能を有する
感圧接着剤用樹脂を提供し得ることになった。
【0035】
【実施例】以下、実施例及び比較例を挙げて本発明を更
に詳細に説明するが、本発明はもとよりこれらの実施例
によって制限を受けるものではない。尚、以下の実施例
において「部」および「%」とあるのは、特記しない限
り「重量部」および「重量%」を意味するものとする。
【0036】(ポリエステル樹脂の製造) 参考例1 撹拌機、温度計、不活性ガス導入管、生成水除去装置を
備えた4つ口フラスコに、セバチン酸 404部、3−メチ
ルペンタンジオール 246部及びジブチルチンオキサイド
0.25部を仕込み、不活性ガス気流下に撹拌して 220℃ま
で昇温し、8時間保持して縮合重合を行ない、酸価1.
1のポリエステル樹脂を得た。このもののガラス転移温
度は−68℃、重量平均分子量は 15,000 、重量平均分
子量/数平均分子量の比は 4.3であった。
【0037】参考例2 参考例1で使用したのと同じ装置に、アジピン酸 278
部、無水マレイン酸5部、3−メチルペンタンジオール
246部及びジブチルチンオキサイド0.27部を仕込み、不
活性ガス気流下に撹拌して 220℃まで昇温し、9時間保
持して縮合重合を行ない、酸価 0.4のポリエステル樹脂
を得た。このもののガラス転移温度は−61℃、重量平
均分子量は16,000、重量平均分子量/数平均分子量の比
は 4.8であった。
【0038】参考例3 参考例1で使用したのと同じ装置に、アジピン酸 292
部、ジエチレングリコール 106部,1,3−ブチレング
リコール90部、トリメチロールプロパン54部及びジ
ブチルチンオキサイド0.33部を仕込み、不活性ガス気流
下に撹拌して 220℃まで昇温し、9時間保持して縮合重
合を行ない、酸価 1.5のポリエステル樹脂を得た。この
もののガラス転移温度は−43℃、重量平均分子量は 4
8000、重量平均分子量/数平均分子量の比は12.3であっ
た。
【0039】参考例4 参考例1で使用したのと同じ装置に、セバチン酸 343
部、ダイマレックス・レジン(理化ハーキュレス社製の
重合ロジン) 132部、3−メチルペンタンジオール 246
部及びジブチルチンオキサイド0.25部を仕込み、不活性
ガス気流下に撹拌して 220℃まで昇温し、14時間保持
して縮合重合を行ない、酸価 4.5のポリエステル樹脂を
得た。このもののガラス転移温度は−38℃、重量平均
分子量は13,000、重量平均分子量/数平均分子量の比は
5.7であった。
【0040】比較参考例1c 参考例1で使用したのと同じ装置に、無水フタル酸 356
部、1,3−ブチレングリコール 227部及びジブチルチ
ンオキサイド0.33部を仕込み、不活性ガス気流下に撹拌
して 220℃まで昇温し、9時間保持して縮合重合を行な
い、酸価 4.7の比較ポリエステル樹脂を得た。このもの
のガラス転移温度は28℃、重量平均分子量は11,000、
重量平均分子量/数平均分子量の比は 4.1であった。
【0041】比較参考例2c 220 ℃まで昇温し同温度での保持時間を5時間に変えた
以外は参考例1と同様にして、酸価16.3の比較ポリエス
テル樹脂を得た。このもののガラス転移温度は−72
℃、重量平均分子量は7,600 、重量平均分子量/数平均
分子量の比は 2.5であった
【0042】比較参考例3c 一般的な高分子可塑剤としてアデカサイザーPN−25
0(アデカアーガス社製の高分子可塑剤)を比較樹脂と
した。このものの重量平均分子量は5,200 、重量平均分
子量/数平均分子量の比は 2.1であった。
【0043】(感圧粘着シートの製造) 実施例1 2−エチルヘキシルアクリレート 139.5部、ブチルアク
リレート 120部、酢酸ビニル30部、アクリル酸9部、
アクリル酸−2−ヒドロキシエチル 1.5部からなる重合
性不飽和単量体混合物 300部のうち 120部と、参考例1
で得たポリエステル樹脂60部及び酢酸エチル 300部
を、撹拌機、温度計、不活性ガス導入管、冷却器、滴下
ロートを備えた4つ口フラスコに仕込んだ。
【0044】窒素気流下で撹拌し、80℃にて重合開始
剤としてナイパーBMT−K40(日本油脂社製の有機
過酸化物) 0.6部を加えて重合を開始させ、重合開始か
ら15分後に前記重合性不飽和単量体の残りの 180部を
2時間かけて連続的に滴下し、滴下終了後に、トルエン
240部と重合開始剤ナイパーBMT−K(同前)を 0.3
部追加し、85℃で3時間反応させると、不揮発分39.7
%、粘度5,200cpsの感圧接着剤用樹脂の溶液が得られ
た。
【0045】この感圧接着剤用樹脂の溶液 100部に、架
橋剤としてコロネートL(日本ポリウレタン社製のイソ
シアネート化合物)を2部加えてから、25μm厚のポ
リエステルフィルム上に、乾燥後の厚さが25μmとな
る様に塗布し、100℃で3分間熱乾燥して感圧接着シ
ートを得た。
【0046】実施例2 実施例1において、ナイパーBMT−K40(同前)の
代わりにアゾビスイソブチルニトリルを用い、75℃に
てアゾビスイソブチロニトリル 0.6部を加えて重合を開
始させ、重合開始から15分後に前記重合性不和単量体
の残り 180部を2時間かけて連続的に滴下し、滴下終了
から2時間後に、トルエン 240部と重合開始剤としてア
ゾビスブチロニトリルを 0.3部追加し、80℃で3時間
反応させた以外は実施例1と同様にして、不揮発分40.0
%、粘度4,800cpsの感圧接着剤用樹脂の溶液を得た。
【0047】この感圧接着剤用樹脂の溶液 100部に、架
橋剤としてコロネートL(同前)を2部加えてから、2
5μm厚のポリエステルフィルム上に、乾燥後の厚さが
25μmとなる様に塗布し、 100℃で3分間熱乾燥して
感圧接着シートを得た。
【0048】実施例3 実施例2において、参考例1で得たポリエステルの代わ
りに参考例2で得たポリエステル樹脂60部を用いた以
外は実施例2と同様にして、不揮発分39.5%、粘度12,4
00cps の感圧接着剤用樹脂の溶液を得た。
【0049】この感圧接着剤用樹脂の溶液 100部に、架
橋剤としてコロネートL(同前)を2部加えてから、2
5μm厚のポリエステルフィルム上に、乾燥後の厚さが
25μmとなる様に塗布し、 100℃で3分間熱乾燥して
感圧接着シートを得た。
【0050】実施例4 実施例1において、参考例1で得たポリエステルの代わ
りに参考例3で得たポリエステル樹脂60部を用いた以
外は実施例1と同様にして、不揮発分39.9%、粘度8,90
0cpsの感圧接着剤用樹脂の溶液を得た。
【0051】この感圧接着剤用樹脂の溶液 100部に、架
橋剤としてコロネートL(同前)を2部加えてから、2
5μm厚のポリエステルフィルム上に、乾燥後の厚さが
25μmとなる様に塗布し、 100℃で3分間熱乾燥して
感圧接着シートを得た。
【0052】実施例5 実施例1において、参考例1で得たポリエステルの代わ
りに参考例4で得たポリエステル樹脂60部を用いた以
外は実施例1と同様にして、不揮発分39.8%、粘度6,10
0cpsの感圧接着剤用樹脂の溶液を得た。
【0053】この感圧接着剤用樹脂の溶液 100部に、架
橋剤としてコロネートL(同前)を2部加えてから、2
5μm厚のポリエステルフィルム上に、乾燥後の厚さが
25μmとなる様に塗布し、 100℃で3分間熱乾燥して
感圧接着シートを得た。 実施例6 実施例1において、重合性不飽和単量体混合物として、
ブチルアクリレート 288部、アクリル酸12部を用いた
以外は実施例1と同様にして、不揮発分39.7%、粘度7,
200cpsの感圧接着剤用樹脂の溶液を得た。
【0054】この感圧接着剤用樹脂の溶液 100部に、架
橋剤としてコロネートL(同前)を2部加えてから、2
5μm厚のポリエステルフィルム上に、乾燥後の厚さが
25μmとなる様に塗布し、 100℃で3分間熱乾燥して
感圧接着シートを得た。
【0055】実施例7 実施例1で得た感圧接着剤用樹脂の溶液 100部に、重合
ロジンエステルであるペンタリンC−J(ハーキュレス
社製)を4部加えて溶解した後、架橋剤としてコロネー
トL(同前)を2部加えてから、25μm厚のポリエス
テルフィルム上に、乾燥後の厚さが25μmとなる様に
塗布し、 100℃で3分間熱乾燥して感圧接着シートを得
た。
【0056】実施例8 実施例1において、参考例1で得たポリエステル樹脂の
60部を20部に変えた以外は実施例1と同様にして、
不揮発分37.2%、粘度4,800cpsの感圧接着剤用樹脂の溶
液を得た。
【0057】この感圧接着剤用樹脂の溶液 100部に、架
橋剤としてコロネートL(同前)を2部加えてから、2
5μm厚のポリエステルフィルム上に、乾燥後の厚さが
25μmとなる様に塗布し、 100℃で3分間熱乾燥して
感圧接着シートを得た。
【0058】実施例9 実施例1において、参考例1で得たポリエステル樹脂の
60部を 150部に変えた以外は実施例1と同様にして、
不揮発分45.3%、粘度12,800cps の感圧接着剤用樹脂の
溶液を得た。
【0059】この感圧接着剤用樹脂の溶液 100部に、架
橋剤としてコロネートL(同前)を2部加えてから、2
5μm厚のポリエステルフィルム上に、乾燥後の厚さが
25μmとなる様に塗布し、 100℃で3分間熱乾燥して
感圧接着シートを得た。
【0060】実施例10 実施例1において、参考例1で得たポリエステル樹脂の
代わりに参考例3で得たポリエステル樹脂を 105部用
い、重合性不飽和単量体混合物として、イソオクチルア
クリレート 195部、酢酸ビニル60部、エチルアクリレ
ート33部、アクリル酸9部、2−ヒドロキシエチルメ
タクリレート3部を用いた以外は実施例1と同様にし
て、不揮発分40.3%、粘度8,900cpsの感圧接着剤用樹脂
の溶液を得た。
【0061】この感圧接着剤用樹脂の溶液 100部に、架
橋剤としてコロネートL(同前)を2部加えてから、2
5μm厚のポリエステルフィルム上に、乾燥後の厚さが
25μmとなる様に塗布し、 100℃で3分間熱乾燥して
感圧接着シートを得た。
【0062】比較例1 実施例1において、ポリエステル樹脂を省略した以外は
実施例1と同様にして、不揮発分35.6%、粘度3100cp
sの比較感圧接着剤用樹脂の溶液を得た。
【0063】この比較感圧接着剤用樹脂の溶液 100部
に、架橋剤としてコロネートL(同前)を2部加えてか
ら、25μm厚のポリエステルフィルム上に、乾燥後の
厚さが25μmとなる様に塗布し、 100℃で3分間熱乾
燥して感圧接着シートを得た。
【0064】比較例2 比較例1で得た比較感圧接着剤用樹脂の溶液 100部に、
ペンタリンC−J(同前)を7部加えて溶解させた後、
架橋剤としてコロネートL(同前)を2部加えてから、
25μm厚のポリエステルフィルム上に、乾燥後の厚さ
が25μmとなる様に塗布し、 100℃で3分間熱乾燥し
て感圧接着シートを得た。
【0065】比較例3 比較例1で得た比較感圧接着剤用樹脂の溶液 100部に、
比較参考例3cにおいて記載した高分子可塑剤を7部添
加し、架橋剤としてコロネートL(同前)を2部加えて
から、25μm厚のポリエステルフィルム上に、乾燥後
の厚さが25μmとなる様に塗布し、 100℃で3分間熱
乾燥して感圧接着シートを得た。
【0066】比較例4 比較例1で得た比較感圧接着剤用樹脂の溶液 100部に、
参考例1で得たポリエステル樹脂10部を混合したが、
両者は相溶せず不均一なものとなった。
【0067】比較例5 比較例1で得た比較感圧接着剤用樹脂の溶液 100部に、
ペンタリンC−J(同前) 3.5部と参考例1で得たポリ
エステル樹脂 3.5部を混合したが、これらは相溶せず不
均一なものとなった。
【0068】比較例6 実施例1において、参考例1で得たポリエステル樹脂の
代わりに前記比較参考例1cで得た比較ポリエステル樹
脂60部を用いた以外は実施例1と同様にして、不揮発
分40.0%、粘度8,200cpsの比較感圧接着剤用樹脂の溶液
を得た。
【0069】この比較感圧接着剤用樹脂の溶液 100部
に、架橋剤としてコロネートL(同前)を2部加えてか
ら、25μm厚のポリエステルフィルム上に、乾燥後の
厚さが25μmとなる様に塗布し、 100℃で3分間熱乾
燥して感圧接着シートを得た。
【0070】比較例7 実施例1において、参考例1で得たポリエステル樹脂の
代わりに前記比較参考例2cで得た比較ポリエステル樹
脂60部を用いた以外は実施例1と同様にして、不揮発
分40.0%、粘度8,200cpsの比較感圧接着剤用樹脂の溶液
を得た。
【0071】この比較感圧接着剤用樹脂の溶液 100部
に、架橋剤としてコロネートL(同前)を2部加えてか
ら、25μm厚のポリエステルフィルム上に、乾燥後の
厚さが25μmとなる様に塗布し、 100℃で3分間熱乾
燥して感圧接着シートを得た。
【0072】比較例8 実施例1において、重合性不飽和単量体混合物として、
2−エチルヘキシルアクリレート 171部、酢酸ビニル 1
20部、アクリル酸9部を用いた以外は実施例1と同様に
して、不揮発分33.1%、粘度8,900cpsの比較感圧接着剤
用樹脂の溶液を得た。
【0073】この比較感圧接着剤用樹脂の溶液 100部
に、架橋剤としてコロネートL(同前)を2部加えてか
ら、25μm厚のポリエステルフィルム上に、乾燥後の
厚さが25μmとなる様に塗布し、 100℃で3分間熱乾
燥して感圧接着シートを得た。
【0074】上記各実施例及び比較例で得た感圧接着剤
用樹脂及び感圧接着シートについて、下記の方法で相溶
性、塗工適性、粘着力、初期タック及び粘着保持力を測
定し、表1,2に示す結果を得た。
【0075】相溶性:感圧接着剤用樹脂の溶液を目視観
察した。 ◎ 透明 ○ 微濁 △ 白濁 × 不相溶塗工適性 :感圧接着シートの塗布面を目視観察した。 ◎ 平滑 ○ 少し凹凸あり粘着力 :温度が23℃で湿度が65%の雰囲気中、及び
温度が5℃の雰囲気中で供試感圧接着シート(25mm
幅)をポリエチレン板上に2Kgのゴムローラを1往復
させることによって貼り合わせる。そして25分後に 1
80度方向に 300mm/分の速度で引き剥がしたときの抵抗
値を測定した。
【0076】初期タック:温度が23℃で湿度が65%
の雰囲気中、及び温度が5℃の雰囲気中でプローブタッ
ク試験機(ニチバン社製)に供試感圧接着シートを取り
付け、接触時間1秒で1cm/秒の速度で引き剥がしたと
きの抵抗値を測定した。
【0077】保持力:ステンレス鋼板(SUSU30
4)に供試感圧接着シートを25mm×25mmの面積で貼
り付け、20分後に80℃で1Kgの荷重を掛けて落下す
るまでの時間を測定した。
【0078】
【表1】
【0079】
【表2】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 馬場 明和 大阪府吹田市西御旅町5番8号 日本触媒 化学工業株式会社吹田製造所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式(1) 【化1】 (但し、R1は水素またはメチル基、nは0または1〜
    5の整数を示し、R2は、nが0のときは炭素数4〜1
    2のアルキル基、nが1〜5の整数であるときは炭素数
    1〜5のアルキル基を夫々表わす)で示されるアクリル
    酸エステル系単量体の1種又は2種以上:65〜99.99
    重量%と、 分子中に水酸基を有する重合性不飽和単量体の1種又
    は2種以上:0.01〜5.0 重量%及び/または分子中にカ
    ルボキシル基を有する重合性不飽和単量体の1種又は
    2種以上:0.1 〜10.0重量%を主たる重合性成分とする
    重合性不飽和単量体混合物を、 ガラス転移温度が0℃以下であり、また重量平均分子量
    が10,000〜1,000,000で且つ重量平均分子量/数平均分
    子量の比が3以上であるポリエステル樹脂中で重合する
    ことを特徴とする感圧接着剤用樹脂の製法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001060939A1 (en) * 2000-02-17 2001-08-23 Akzo Nobel N.V. Polyester tackifier and adhesive composition
WO2018117205A1 (ja) * 2016-12-22 2018-06-28 日本合成化学工業株式会社 粘着剤組成物、粘着剤および粘着テープ

Cited By (3)

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WO2001060939A1 (en) * 2000-02-17 2001-08-23 Akzo Nobel N.V. Polyester tackifier and adhesive composition
WO2018117205A1 (ja) * 2016-12-22 2018-06-28 日本合成化学工業株式会社 粘着剤組成物、粘着剤および粘着テープ
JPWO2018117205A1 (ja) * 2016-12-22 2019-10-31 三菱ケミカル株式会社 粘着剤組成物、粘着剤および粘着テープ

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