JPH05319526A - コイル格納用倉庫 - Google Patents

コイル格納用倉庫

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JPH05319526A
JPH05319526A JP15281692A JP15281692A JPH05319526A JP H05319526 A JPH05319526 A JP H05319526A JP 15281692 A JP15281692 A JP 15281692A JP 15281692 A JP15281692 A JP 15281692A JP H05319526 A JPH05319526 A JP H05319526A
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JP
Japan
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pillar
coil
horizontal
hanger
brace
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JP15281692A
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English (en)
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JP2689818B2 (ja
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Yoshinori Kato
嘉則 加藤
Junichi Murata
潤一 村田
Satoshi Hoshika
聡 星加
Yasuhiko Iida
泰彦 飯田
Norimasa Nakamura
典正 中村
Katsutoshi Yoshida
勝利 吉田
Takayuki Ikeda
孝之 池田
Hiroyuki Fujiwara
博之 藤原
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JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コイルの外径を問わず、高い効率でコイルを
格納できる倉庫を提供する。 【構成】 ハンガー11に、コイルの中空部を引っ掛け、
コイルを格納する。ハンガー11に引っ掛けたコイルの鉛
直荷重は、ハンガー11を含む平面内の鉛直架構で支持す
る。地震時等の水平荷重は、水平ブレース10を介して中
央の水平力抵抗ブレース架構に伝える。水平ブレース10
は、ハンガー11と同じ高さにあって、第1柱2、第2柱
3、第3柱4の座屈止めあるいは水平構面の保持材とし
て有効に作用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、中空部を有するコイ
ル、あるいは、同等の製品を、高い収納効率で立体的に
格納するための倉庫に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、数mmの厚さの鉄板のコイルは、
通常、その中心部分に中空部を有する。コイルは、その
外径および長さが1.2 数m近くあり、その重量は3トン
にも達する。このようなコイル等の大型重量物を効率良
く格納するために、従来から立体式の倉庫が使用されて
いる。図6は従来のコイル格納用倉庫の1例を示す斜視
図、図7はコイルを格納する部分を示す斜視図、図8は
コイルを格納した状態を示す正面図、図9は図8のD−
D線断面図、図10は図8のE−E線断面図である。
【0003】図面に示すように、従来のコイル格納用倉
庫1は、所定間隔をあけて1列に設けられている複数の
鉛直の柱17と、柱17と結合して高さ方向に所定等間隔を
あけて水平に設けられている複数の横梁18とからなる骨
組構造によって建設されている。コイル格納用倉庫1
は、スタッカークレーン15が走行するための通路12と、
コイルを立体的に格納するためのコイル棚13の列を有し
ており、1つの通路12の両側面にそれぞれコイル棚13が
位置するように構成されている。図6に示す例では、コ
イル格納用倉庫1は3つの通路12と6列のコイル棚13を
有している。
【0004】図6から図10に示すように、柱17、17間に
は、「ロ」の字型の棚枠19、19が2つ1組で水平に設け
られている。棚枠19は、コイル16を載置するに十分なス
ペースをとって、上下および左右に立体的に配列されて
コイル棚13を構成している。コイル16は、所定距離をお
いて近接する棚枠19の辺19a 、19a の上に載置される。
20は鉛直ブレース、21は水平ブレースである。
【0005】スタッカークレーン15は、通路12に沿って
走行自在である。更に、スタッカークレーン15は、昇降
自在の昇降台およびコイル移動機構を有しており、通路
12を走行しおよび高さ方向に移動してコイルを運び、そ
して、それを棚枠19に載置する機能を有している(以上
を、「先行技術1」という)。先行技術1によれば、コ
イル16を立体的に格納することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】先行技術1は、上述し
たように、コイル1つを格納するために、2つの棚枠19
を必要とするため、部材数が多く構造が複雑であった。
また、格納されるコイルの大きさによっては、例えば、
コイル外径が小さいと、辺19a 、19a 間からコイルが落
下し格納不能であり、一方、コイル外径が大きすぎる
と、安定が悪くなり危険である。このように、先行技術
1では、辺19a 、19a 間の距離の設定が難しく、格納さ
れるコイルの大きさが限られてしまうという問題もあっ
た。
【0007】従って、この発明の目的は、従来よりもシ
ンプルな構造で、且つ、コイルの外径を問わず、高い収
納効率でコイルを格納することができ、また、地震等に
対する抵抗力も高いコイル格納用倉庫を提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】発明者等は、上記課題を
解決すべく鋭意研究を重ねた。その結果、コイル棚に棚
枠の代わりにハンガーを設け、このハンガーにコイルの
中空部を引っ掛けることより、コイルの外径を問わず、
高い収納効率でコイルを格納することができることを知
見した。
【0009】この発明のコイル格納用倉庫は、上述の知
見に基づいてなされたものであって、互いに所定間隔を
あけて配列された第1柱と、互いに所定間隔をあけて前
記第1柱の近傍に配列された第2柱と、互いに所定間隔
をあけて前記第1柱と前記第2柱との間に配列された第
3柱と、前記第3柱と結合して水平に設けられた第1横
梁と、前記第1柱および/または前記第2柱に、互いに
所定間隔をあけて水平に設けられた、コイルを引っ掛け
るためのハンガーと、前記第1柱と前記第2柱との間に
前記第1横梁と直交して水平に設けられた第2横梁と、
前記第3柱を互いに連結して設けられた第1鉛直ブレー
スと、前記第1柱と前記第2柱とを連結して設けられた
第2鉛直ブレースと、前記第1横梁と同じ高さの位置
に、前記第1柱と前記第2柱とを連結して設けられた水
平ブレースと、前記第1柱、前記第2柱および前記第3
柱の上端に結合されて前記第1横梁と平行方向および直
交方向に水平に設けられた頂部大梁とによって構成され
ていることに特徴を有するものである。
【0010】次に、この発明を図面を参照しながら説明
する。図1はこの発明の1実施態様を示す部分斜視図、
図2は図1のC矢視図、図3は図2のA−A線断面図、
図4は図2のB−B線断面図、図5は全体構成を示す概
略部分斜視図である。図1はスタッカークレーンの通路
側からコイル棚を矢視した図であり、第1、第2鉛直ブ
レースの一部、および、水平ブレースの一部のみを図中
に記載し、残りのブレースは省略している。
【0011】図面に示すように、複数の第1柱2が所定
間隔をあけて配列されている。第1柱2の近傍には、所
定間隔をあけて複数の第2柱3が配列されている。第1
柱2と第2柱3との間には、所定間隔をあけて複数の第
3柱4が配列されている。第1柱2の列と第2柱3の列
と第3柱4の列とは互いに平行に配列されている。第3
柱4には、高さ方向に互いに所定間隔をあけて、複数の
第1横梁5が、第3柱4と結合して設けられている。
【0012】第1柱2および第2柱3の各々には、高さ
方向に所定間隔をあけて、複数のハンガー11が、第1横
梁5と直交方向且つ同じ高さに、その先端を内側(通路
12側)に突出させて、水平に設けられている。ハンガー
11は規則的に配列されてコイル棚13を形成している。な
お、図5に示すように、コイル格納用倉庫1の壁面部に
おいては、第1柱2は不要であり、第2柱3にのみハン
ガー11が設けられている。
【0013】第1柱2と第2柱3との間には、第1柱2
と第2柱3とを連結して第2横梁6が、ハンガー11と水
平且つ同じ高さに設けられている。
【0014】第3柱4には、第3柱4の各々を互いに連
結して第1鉛直ブレース7が設けられ、鉛直構面が形成
されている。本実施態様においては、第1鉛直ブレース
7は図2に示すように、1区画おきに設けられている。
【0015】第1柱2および第2柱3には、第1柱2と
第2柱3とを互いに連結して第2鉛直ブレース8が設け
られている。これによって、第1柱2(第2柱3、第3
柱4)の設置位置毎に鉛直構面が形成されている。
【0016】第1柱2および第2柱3には、第1横梁5
(ハンガー11)が設けられている高さ毎に、第1柱2と
第2柱3とを互いに連結して水平ブレース10が設けられ
ている。これによって、ハンガー11の各段毎に水平構面
が形成されている。
【0017】第1柱2、第2柱3および第3柱4の上端
には、第1柱2、第2柱3および第3柱4の上端に結合
されて、第1横梁5と平行方向および直交方向に頂部大
梁14が水平に設けられている。
【0018】本実施態様のコイル格納用倉庫1において
は、図5に示すように、スタッカークレーン15が走行す
るための3つの通路12と、コイル16を立体的に格納する
ための6列のコイル棚13の列を有している。
【0019】
【作用】第1柱2、第2柱3から内側(通路12側)に突
出しているハンガー11に、スタッカークレーン15によっ
てコイル16の中空部を引っ掛け、コイル16を格納する。
ハンガー11に引っ掛けたコイル16の鉛直荷重は、ハンガ
ー11を含む平面内の鉛直架構で支持する。
【0020】地震時等の水平荷重は、水平ブレース10を
介して中央の水平力抵抗ブレース架構に伝える。水平面
ブレース10は、ハンガー11と同じ高さにあって、第1柱
2、第2柱3、第3柱4の座屈止めあるいは水平構面の
保持材として有効に作用する。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、下記に述べる有用な効果がもたらされる。 一般ラックと比べ、部材数が少なく、工場制作およ
び現場での組立ができ、コスト低減を図れる。 ハンガー付近に十分な空間ができるため、コイルの
ハンドリング上の支承が少ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の1実施態様を示す部分斜視図
【図2】図1のC矢視図
【図3】図2のA−A線断面図
【図4】図2のB−B線断面図
【図5】この発明の全体構成を示す概略部分斜視図
【図6】従来のコイル格納用倉庫の1例を示す斜視図
【図7】コイルを格納する部分を示す斜視図
【図8】コイルを格納した状態を示す正面図
【図9】図8のD−D線断面図
【図10】図8のE−E線断面図。
【符号の説明】
1 コイル格納用倉庫 2 第1柱 3 第2柱 4 第3柱 5 第1横梁 6 第2横梁 7 第1鉛直ブレース 8 第2鉛直ブレース 10 水平ブレース 11 ハンガー 12 通路 13 コイル棚 14 頂部大梁 15 スタッカークレーン 16 コイル 17 柱 18 横梁 19 棚枠 19a 辺 20 鉛直ブレース 21 水平ブレース。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 飯田 泰彦 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 中村 典正 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 吉田 勝利 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 池田 孝之 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 藤原 博之 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに所定間隔をあけて配列された第1
    柱と、互いに所定間隔をあけて前記第1柱の近傍に配列
    された第2柱と、互いに所定間隔をあけて前記第1柱と
    前記第2柱との間に配列された第3柱と、前記第3柱と
    結合して水平に設けられた第1横梁と、前記第1柱およ
    び/または前記第2柱に、互いに所定間隔をあけて水平
    に設けられた、コイルを引っ掛けるためのハンガーと、
    前記第1柱と前記第2柱との間に前記第1横梁と直交し
    て水平に設けられた第2横梁と、前記第3柱を互いに連
    結して設けられた第1鉛直ブレースと、前記第1柱と前
    記第2柱とを連結して設けられた第2鉛直ブレースと、
    前記第1横梁と同じ高さの位置に、前記第1柱と前記第
    2柱とを連結して設けられた水平ブレースと、前記第1
    柱、前記第2柱および前記第3柱の上端に結合されて前
    記第1横梁と平行方向および直交方向に水平に設けられ
    た頂部大梁とによって構成されていることを特徴とする
    コイル格納用倉庫。
JP15281692A 1992-05-20 1992-05-20 コイル格納用倉庫 Expired - Lifetime JP2689818B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100843308B1 (ko) * 2007-02-14 2008-07-04 이완영 화물 자동화창고

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100843308B1 (ko) * 2007-02-14 2008-07-04 이완영 화물 자동화창고

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