JPH05317295A - 生体組織酸素計測用プローブ - Google Patents

生体組織酸素計測用プローブ

Info

Publication number
JPH05317295A
JPH05317295A JP13326392A JP13326392A JPH05317295A JP H05317295 A JPH05317295 A JP H05317295A JP 13326392 A JP13326392 A JP 13326392A JP 13326392 A JP13326392 A JP 13326392A JP H05317295 A JPH05317295 A JP H05317295A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
probe
supporter
light
light source
light receiving
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13326392A
Other languages
English (en)
Inventor
Riichi Shiga
利一 志賀
Kazuhisa Tanabe
一久 田部
Masanao Kawatawara
雅直 川田原
Akitoshi Miki
章利 三木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
Priority to JP13326392A priority Critical patent/JPH05317295A/ja
Publication of JPH05317295A publication Critical patent/JPH05317295A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 各個人の皮脂厚等に適した光源と受光センサ
の距離を選択可能な生体組織酸素計測用プローブを提供
する。 【構成】 帯状体1に、複数個のLED2、3、4、5
とフォトダイオード6をライン上に配置し、各LED
2、3、4、5とフォトセンサ6間の距離を異なるよう
にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】この発明は、赤外領域の2波長に
より、生体組織中の酸素を計測し、運動能力評価を行う
装置に使用する生体組織酸素計測用プローブに関する。
【従来の技術】生体組織中の酸素を計測し、運動能力を
評価する装置として、光源と受光センサを備えたプロー
ブを生体に装着し、光源から生体を介して受光センサで
検知される赤外領域の2波長の特性を利用するものが開
発されている。この種の装置に使用される従来のプロー
ブは、光源と受光センサが、それぞれ1個ずつ一定の距
離に固設されており、またプローブを生体に密着装着す
るために、プローブが、マジックテープ付きのベルトに
固着され、測定時にプローブを測定部位(脚等)に位置
決めし、巻きつけるという方法をとっていた。
【発明が解決しようとする課題】一般に、プローブによ
り計測される生体組織の領域の深さは、受光点と発光点
間の距離の1/2とされている。従来のあるものは、受
光点と発光点間の距離を約3cmとしていたので約1.
5cmの深さの領域を計測していることになる。反面、
この距離を広げ過ぎると、組織での減衰により受光光量
が減り、S/Nの低下をまねく。しかし、生体組織の組
織には個人差が多く、皮の厚み、皮脂厚等により、光吸
収特性が大きく異なり、一定の距離に限定されると計測
精度、S/Nの向上にとって障害となる。例えば皮下脂
肪が存在すると、脂肪は、運動等により酸素を消費する
組織ではないので酸素変化として計測される対象には実
質的にはならず、信号変化が小さくなる。つまり、感度
の低下をまねく。この場合、両者の距離を広げると、深
い領域まで計測でき、脂肪を越えて筋肉組織を広く計測
でき、信号変化も大きく計測できる。また脂肪は、光の
透過率が高く、脂肪量により、受光する信号レベルが大
きく変動し、この個人差に対応するためにも、AMPゲ
イン、光量の調整、受光、発光間距離を併せて変更する
ことが望ましい場合もある。しかしながら、従来のプロ
ーブでは、光源と受光センサが距離一定に固設されてい
るので、簡単には、変更し得ないという問題があった。
また、プローブを測定部位に密着固定するのに、マジッ
クテープ付きのベルトで巻きつけを行うものであるか
ら、一人でプローブを位置決め固定する時に非常にやり
にくい。ベルトの巻きつけ方にバラツキが出るためプロ
ーブの押付力が一定にならず、また血流が妨げられる場
合もあり、測定データに悪い影響を与える。また、ベル
トの巻きつけ方のバラツキにより、保持力が弱い時には
ベルト、プローブがずれる。プローブ面が直接生体に接
触するため、運動時の汗により接触部がむれて、肌荒れ
するおそれもある。プローブとベルトの間隙が生じやす
く外乱光が進入し、測定データに悪影響を与えるおそれ
がある。等の問題があった。この発明は、上記問題点に
着目してなされたものであって、各個人の皮脂厚等に適
した光源と受光センサの距離を選択可能なプローブ、外
乱光の進入を防止でき、汗を吸収し得るプローブ、生体
に装脱着、保持、固定が容易なプローブを提供すること
を目的としている。
【課題を解決するための手段及び作用】この発明の特許
請求の範囲の請求項1記載の生体組織酸素計測用プロー
ブは、赤外領域の2波長により生体組織中の酸素を計測
し、運動能力評価を行う装置のプローブであって、光源
と受光センサの少なくともいずれか一方を他方に対する
距離を異ならせて複数個配置している。このプローブで
は、例えば複数個の光源と1個の受光センサが配置され
ており、各光源と受光センサの距離が相違するので、測
定者個人の皮脂等に応じて、適性な距離を選択できる。
この発明の特許請求の範囲の請求項2記載の生体組織酸
素計測用プローブは、赤外領域の2波長により生体組織
中の酸素を計測し、運動能力評価を行う装置のプローブ
であって、光源と受光センサが配備される保持体の、生
体側の面に、前記光源と受光センサの配置部を除いて吸
湿性を備えた黒地シートを設けているこのプローブで
は、プローブと生体間に吸湿性黒地シートが介在するこ
とになるので、汗が吸収されるとともに、外乱光も吸収
され、光源と生体と受光センサの光通路に、外乱光が進
入するのを防止できる。この発明の特許請求の範囲の請
求項3記載の生体組織酸素計測用プローブは、赤外領域
の2波長により生体組織中の酸素を計測し、運動能力評
価を行う装置のプローブであって、サポータに対し、プ
ローブ本体を脱着自在な止着手段を備えている。このプ
ローブには、例えばスナップあるいは、マジックテープ
あるいは袋等の止着手段を備えているので、サポータに
対し、プローブ本体を簡単、容易に脱着できる。
【実施例】以下、実施例により、この発明をさらに詳細
に説明する。図1は、この発明の一実施例を示す生体組
織酸素計測用プローブの平面図である。このプローブ
は、帯状体1の左方寄りに、幅方向に、4個の光源とし
ての赤外域の2波長発光LED2、3、4、5と、1個
の受光センサとしてのフォトダイオード6が一列に配置
されている。フォトダイオード6とLED2、3の距離
が4cm、3cmに設定されており、いずれかを選択で
きるようになっている。なお7はマジックテープであ
り、左部裏にあるマジックテープと止着できる。LED
2、3、4、5とフォトダイオード6との位置関係は、
図1のものに代えて、図2、図3に示すものとしてもよ
い。図3のものは、帯状体1の長手方向に、LEDとフ
ォトダイオードが一列に配置されている。図4は、この
発明の他の実施例を示す生体組織酸素計測用プローブの
説明斜視図である。図4の(a)は、プローブポケット
11を持つサポータ12のプローブポケット11にプロ
ーブ本体13を完全に挿入し、脚14に装着した状態
を、図4の(b)は、プローブ本体13をプローブポケ
ット11から一部抜き出した状態を示している。図5の
(b)に、プローブ本体13の斜視図を示しており、2
1はフォトダイオード、22、…、26はLEDであ
る。このプローブ本体13は、図5の(a)の分解斜視
図に示すように、黒色シリコンゴムが使用されるケース
31と、フォトダイオード21とLED22、…、25
が実装され、ケース31上に載置されるフレキシブルプ
リント基板33と、このフレキシブルプリント基板33
上に順次積層されるスペーサ34、センサカバー35、
及びカバーシート36から構成されている。フレキシブ
ルプリント基板33は、部材としてポリイミド+銅箔が
使用され、スペーサ34は、黒色シリコンゴムが、セン
サカバー35は透明ポリエステルフィルムが、カバーシ
ート36は黒色シリコンゴムが使用されている。全体と
し可撓性のある、薄手の材料を使用しており、かつケー
ス31の下面に、幅方向に連続した切り込み32を、長
手方向に一定間隔に設けてあるので、これを図4のよう
に、プローブポケット11に入れると、脚14、つまり
サポータ12の形状に沿って曲がり、ポケット11にス
ムーズに収まる。図6は、図4に示すサポータ12のポ
ケット11に対応する内面側に、裏当て布15を設けた
ものを示し、図6の(a)は、サポータの一部切欠き斜
視図、図6の(b)は、その一部断面図である。この裏
当て布15は黒地であり、外乱光の進入をカットできる
し、また吸湿性の良い材料を使用しており、汗を吸収で
きる。ポケット11より、プローブ本体13を取り外せ
ば、サポータ12は洗濯できる。図7は、この発明の他
の実施例を示す斜視図である。黒色かつ吸湿性のあるも
のとして、裏面粘着剤付きの、吸湿性黒色紙15を使用
している。図示外のサポータの内面に、プローブ本体4
1を載置し、吸湿性黒色紙15の粘着部被覆シール16
をはがして、プローブ本体41の上を覆い、サポータに
貼着する。図8は、この発明のさらに他の実施例を示す
斜視図である。この実施例ではプローブ本体41の上面
両側にマジックテープ17を設けるとともに吸湿性黒色
布15の下面両側にマジックテープ18を設け、これら
マジックテープ17、18で吸湿性黒色布14をプロー
ブ本体41の上面に被覆し、貼着している。図9は、こ
の発明のさらに他の実施例を示す斜視図である。この実
施例は、サポータに、プローブ本体を脱着自在に装着す
る一例を示している。ここでは、サポータ12の表面に
スナップフィット52を設けるとともに、プローブ本体
51の裏面にもスナップフィット53を設けており、こ
れらスナップフィット52、53により、ワンタッチ
で、プローブ本体51をサポータ12に、自在に脱着で
きる。ここで、図8の(b)は装着前を、図8の(a)
は装着後を示している。図10、この発明のさらに他の
実施例を示す斜視図であって、サポータに、プローブ本
体を脱着する他の例を示している。この例では、図10
の(a)に示すように、サポータ12の内面に、開口部
が対面した一対のポケット61、62を設け、このポケ
ット61、62にプローブ本体63を収納している。サ
ポータ12に、プローブ本体63を装着する場合は、図
10の(b)に示すようにプローブ本体63の一方の側
片64をポケット61に差し込み、サポータタ12を外
側に折曲げて、プローブ本体63の他方の側片65を、
ポケット62に差込む。プローブ本体63を取り外す場
合は、サポータ12を外側に折曲げて、プローブ本体6
3の側片65を、ポケット62から抜き、その後、側片
64をポケット61から抜き取る。プローブ本体を、サ
ポータに脱着する他の例として、図11に示すように、
サポータ12の外面に、スナップフィット72を設け、
プローブ本体71を外部からスナップフィットで装着す
る。取り外す場合は、そのスナップフィットを外せばよ
い。この場合、プローブ本体71は、サポータ12の外
面に装着するので、プローブ本体71の光源及び受光セ
ンサに対応する、サポータ12には、開口73が設けら
れている。また、スナップフィットの代わりに、図12
に示すうように、サポータ12の外面にマジックテープ
82を設けるとともに、プローブ本体81の底面にもマ
ジックテープを設け、これらマジックテープにより、プ
ローブ本体81を、サポータ12に脱着してもよい。こ
の場合も、同様に、光源及び受光センサの位置に対応す
るサポータ12に、開口83を設けている。
【発明の効果】特許請求の範囲の請求項1記載の発明に
よれば、光源と受光センサの距離を複数個から選択し得
るので、各個人の脂肪量等の違いに応じ、最適な測定深
度を選択し、S/N良く計測でき、計測精度を上げるこ
とができる。複数のプローブを用意することなく、一種
類のプローブで、多くの人に対応できる計測が可能とな
る。深さに応じた分布までも計測することが可能とな
り、より高度な情報を提供することができる、等の効果
がある。特許請求の範囲の請求項2記載の発明によれ
ば、光源と受光センサの周囲と、生体間に吸湿性黒色シ
ートが介在するので、外乱光が進入するのを防止でき、
その影響による測定精度の低下をなくすとともに、汗を
吸収する効果がある。特許請求の範囲の請求項3記載の
発明によれば、プローブをサポータに、簡単に脱着でき
るので、一人でもプローブを測定部位に、容易に装着で
きる。サポータを用いると巻き付け方によるバラツキが
無くなり、適切なサイズのサポータを選ぶことにより、
プローブの押付力も適切で、血流が妨げられることもな
くなり、良好なデータが得られる。適切なサイズのサポ
ータを選ぶことにより、ズレもなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す生体組織酸素計測用
プローブの平面図である。
【図2】この発明の他の実施例を示す生体組織酸素計測
用プローブの平面図である。
【図3】この発明のさらに他の実施例を示す生体組織酸
素計測用プローブの平面図である。
【図4】この発明のさらに他の実施例を示す生体組織酸
素計測用プローブの斜視図である
【図5】同実施例生体組織酸素計測用プローブのプロー
ブ本体を説明するための分解斜視図である。
【図6】この発明のさらに他の実施例生体組織酸素計測
用プローブを説明するための図である。
【図7】この発明のさらに他の実施例を示す生体組織酸
素計測用プローブの斜視図である。
【図8】この発明のさらに他の実施例を示す生体組織酸
素計測用プローブの斜視図である。
【図9】この発明のさらに他の実施例を示す生体組織酸
素計測用プローブの斜視図である。
【図10】この発明のさらに他の実施例を示す生体組織
酸素計測用プローブの斜視図である。
【図11】この発明のさらに他の実施例を示す生体組織
酸素計測用プローブの斜視図である。
【図12】この発明のさらに他の実施例を示す生体組織
酸素計測用プローブの斜視図である。
【符号の説明】
1 帯状体 2、3、4、5 LED 6 フォトダイオード
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年6月1日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 生体組織酸素計測用プローブ
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、赤外領域の2波長に
より、生体組織中の酸素を計測し、運動能力評価を行う
装置に使用する生体組織酸素計測用プローブに関する。
【0002】
【従来の技術】生体組織中の酸素を計測し、運動能力を
評価する装置として、光源と受光センサを備えたプロー
ブを生体に装着し、光源から生体を介して受光センサで
検知される赤外領域の2波長の特性を利用するものが開
発されている。この種の装置に使用される従来のプロー
ブは、光源と受光センサが、それぞれ1個ずつ一定の距
離に固設されており、またプローブを生体に密着装着す
るために、プローブが、マジックテープ付きのベルトに
固着され、測定時にプローブを測定部位(脚等)に位置
決めし、巻きつけるという方法をとっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般に、プローブによ
り計測される生体組織の領域の深さは、受光点と発光点
間の距離の1/2とされている。従来のあるものは、受
光点と発光点間の距離を約3cmとしていたので約1.
5cmの深さの領域を計測していることになる。反面、
この距離を広げ過ぎると、組織での減衰により受光光量
が減り、S/Nの低下をまねく。しかし、生体組織の組
織には個人差が多く、皮の厚み、皮脂厚等により、光吸
収特性が大きく異なり、一定の距離に限定されると計測
精度、S/Nの向上にとって障害となる。例えば皮下脂
肪が存在すると、脂肪は、運動等により酸素を消費する
組織ではないので酸素変化として計測される対象には実
質的にはならず、信号変化が小さくなる。つまり、感度
の低下をまねく。この場合、両者の距離を広げると、深
い領域まで計測でき、脂肪を越えて筋肉組織を広く計測
でき、信号変化も大きく計測できる。また脂肪は、光の
透過率が高く、脂肪量により、受光する信号レベルが大
きく変動し、この個人差に対応するためにも、AMPゲ
イン、光量の調整、受光、発光間距離を併せて変更する
ことが望ましい場合もある。
【0004】しかしながら、従来のプローブでは、光源
と受光センサが距離一定に固設されているので、簡単に
は、変更し得ないという問題があった。また、プローブ
を測定部位に密着固定するのに、マジックテープ付きの
ベルトで巻きつけを行うものであるから、一人でプロー
ブを位置決め固定する時に非常にやりにくい。ベルトの
巻きつけ方にバラツキが出るためプローブの押付力が一
定にならず、また血流が妨げられる場合もあり、測定デ
ータに悪い影響を与える。また、ベルトの巻きつけ方の
バラツキにより、保持力が弱い時にはベルト、プローブ
がずれる。プローブ面が直接生体に接触するため、運動
時の汗により接触部がむれて、肌荒れするおそれもあ
る。プローブとベルトの間隙が生じやすく外乱光が進入
し、測定データに悪影響を与えるおそれがある。等の問
題があった。
【0005】この発明は、上記問題点に着目してなされ
たものであって、各個人の皮脂厚等に適した光源と受光
センサの距離を選択可能なプローブ、外乱光の進入を防
止でき、汗を吸収し得るプローブ、生体に装脱着、保
持、固定が容易なプローブを提供することを目的として
いる。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用】この発明の特許
請求の範囲の請求項1記載の生体組織酸素計測用プロー
ブは、赤外領域の2波長により生体組織中の酸素を計測
し、運動能力評価を行う装置のプローブであって、光源
と受光センサの少なくともいずれか一方を他方に対する
距離を異ならせて複数個配置している。
【0007】このプローブでは、例えば複数個の光源と
1個の受光センサが配置されており、各光源と受光セン
サの距離が相違するので、測定者個人の皮脂等に応じ
て、適性な距離を選択できる。この発明の特許請求の範
囲の請求項2記載の生体組織酸素計測用プローブは、赤
外領域の2波長により生体組織中の酸素を計測し、運動
能力評価を行う装置のプローブであって、光源と受光セ
ンサが配備される保持体の、生体側の面に、前記光源と
受光センサの配置部を除いて吸湿性を備えた黒地シート
を設けている。
【0008】このプローブでは、プローブと生体間に吸
湿性黒地シートが介在することになるので、汗が吸収さ
れるとともに、外乱光も吸収され、光源と生体と受光セ
ンサの光通路に、外乱光が進入するのを防止できる。こ
の発明の特許請求の範囲の請求項3記載の生体組織酸素
計測用プローブは、赤外領域の2波長により生体組織中
の酸素を計測し、運動能力評価を行う装置のプローブで
あって、サポータに対し、プローブ本体を脱着自在な止
着手段を備えている。
【0009】このプローブには、例えばスナップあるい
は、マジックテープあるいは袋等の止着手段を備えてい
るので、サポータに対し、プローブ本体を簡単、容易に
脱着できる。
【0010】
【実施例】以下、実施例により、この発明をさらに詳細
に説明する。図1は、この発明の一実施例を示す生体組
織酸素計測用プローブの平面図である。このプローブ
は、帯状体1の左方寄りに、幅方向に、4個の光源とし
ての赤外域の2波長発光LED2、3、4、5と、1個
の受光センサとしてのフォトダイオード6が一列に配置
されている。フォトダイオード6とLED2、3の距離
が4cm、3cmに設定されており、いずれかを選択で
きるようになっている。なお7はマジックテープであ
り、左部裏にあるマジックテープと止着できる。LED
2、3、4、5とフォトダイオード6との位置関係は、
図1のものに代えて、図2、図3に示すものとしてもよ
い。図3のものは、帯状体1の長手方向に、LEDとフ
ォトダイオードが一列に配置されている。
【0011】図4は、この発明の他の実施例を示す生体
組織酸素計測用プローブの説明斜視図である。図4の
(a)は、プローブポケット11を持つサポータ12の
プローブポケット11にプローブ本体13を完全に挿入
し、脚14に装着した状態を、図4の(b)は、プロー
ブ本体13をプローブポケット11から一部抜き出した
状態を示している。
【0012】図5の(b)に、プローブ本体13の斜視
図を示しており、21はフォトダイオード、22、…、
26はLEDである。このプローブ本体13は、図5の
(a)の分解斜視図に示すように、黒色シリコンゴムが
使用されるケース31と、フォトダイオード21とLE
D22、…、25が実装され、ケース31上に載置され
るフレキシブルプリント基板33と、このフレキシブル
プリント基板33上に順次積層されるスペーサ34、セ
ンサカバー35、及びカバーシート36から構成されて
いる。フレキシブルプリント基板33は、部材としてポ
リイミド+銅箔が使用され、スペーサ34は、黒色シリ
コンゴムが、センサカバー35は透明ポリエステルフィ
ルムが、カバーシート36は黒色シリコンゴムが使用さ
れている。全体とし可撓性のある、薄手の材料を使用し
ており、かつケース31の下面に、幅方向に連続した切
り込み32を、長手方向に一定間隔に設けてあるので、
これを図4のように、プローブポケット11に入れる
と、脚14、つまりサポータ12の形状に沿って曲が
り、ポケット11にスムーズに収まる。
【0013】図6は、図4に示すサポータ12のポケッ
ト11に対応する内面側に、裏当て布15を設けたもの
を示し、図6の(a)は、サポータの一部切欠き斜視
図、図6の(b)は、その一部断面図である。この裏当
て布15は黒地であり、外乱光の進入をカットできる
し、また吸湿性の良い材料を使用しており、汗を吸収で
きる。ポケット11より、プローブ本体13を取り外せ
ば、サポータ12は洗濯できる。
【0014】図7は、この発明の他の実施例を示す斜視
図である。黒色かつ吸湿性のあるものとして、裏面粘着
剤付きの、吸湿性黒色紙15を使用している。図示外の
サポータの内面に、プローブ本体41を載置し、吸湿性
黒色紙15の粘着部被覆シール16をはがして、プロー
ブ本体41の上を覆い、サポータに貼着する。図8は、
この発明のさらに他の実施例を示す斜視図である。この
実施例ではプローブ本体41の上面両側にマジックテー
プ17を設けるとともに吸湿性黒色布15の下面両側に
マジックテープ18を設け、これらマジックテープ1
7、18で吸湿性黒色布14をプローブ本体41の上面
に被覆し、貼着している。
【0015】図9は、この発明のさらに他の実施例を示
す斜視図である。この実施例は、サポータに、プローブ
本体を脱着自在に装着する一例を示している。ここで
は、サポータ12の表面にスナップフィット52を設け
るとともに、プローブ本体51の裏面にもスナップフィ
ット53を設けており、これらスナップフィット52、
53により、ワンタッチで、プローブ本体51をサポー
タ12に、自在に脱着できる。ここで、図8の(b)は
装着前を、図8の(a)は装着後を示している。
【0016】図10、この発明のさらに他の実施例を示
す斜視図であって、サポータに、プローブ本体を脱着す
る他の例を示している。この例では、図10の(a)に
示すように、サポータ12の内面に、開口部が対面した
一対のポケット61、62を設け、このポケット61、
62にプローブ本体63を収納している。サポータ12
に、プローブ本体63を装着する場合は、図10の
(b)に示すようにプローブ本体63の一方の側片64
をポケット61に差し込み、サポータ12を外側に折曲
げて、プローブ本体63の他方の側片65を、ポケット
62に差込む。プローブ本体63を取り外す場合は、サ
ポータ12を外側に折曲げて、プローブ本体63の側片
65を、ポケット62から抜き、その後、側片64をポ
ケット61から抜き取る。
【0017】プローブ本体を、サポータに脱着する他の
例として、図11に示すように、サポータ12の外面
に、スナップフィット72を設け、プローブ本体72を
外部からスナップフィットで装着する。取り外す場合
は、そのスナップフィットを外せばよい。この場合、プ
ローブ本体71は、サポータ12の外面に装着するの
で、プローブ本体71の光源及び受光センサに対応す
る。サポータ12には、開口73が設けられている。
【0018】また、スナップフィットの代わりに、図1
2に示すように、サポータ12の外面にマジックテープ
82を設けるとともに、プローブ本体81の底面にもマ
ジックテープを設け、これらマジックテープにより、プ
ローブ本体81を、サポータ12に脱着してもよい。こ
の場合も、同様に、光源及び受光センサの位置に対応す
るサポータ12に、開口83を設けている。
【0019】
【発明の効果】特許請求の範囲の請求項1記載の発明に
よれば、光源と受光センサの距離を複数個から選択し得
るので、各個人の脂肪量等の違いに応じ、最適な測定深
度を選択し、S/N良く計測でき、計測精度を上げるこ
とができる。複数のプローブを用意することなく、一種
類のプローブで、多くの人に対応できる計測が可能とな
る。深さに応じた分布までも計測することが可能とな
り、より高度な情報を提供することができる、等の効果
がある。
【0020】特許請求の範囲の請求項2記載の発明によ
れば、光源と受光センサの周囲と、生体間に吸湿性黒色
シートが介在するので、外乱光が進入するのを防止で
き、その影響による測定精度の低下をなくすとともに、
汗を吸収する効果がある。特許請求の範囲の請求項3記
載の発明によれば、プローブをサポータに、簡単に脱着
できるので、一人でもプローブを測定部位に、容易に装
着できる。サポータを用いると巻き付け方によるバラツ
キが無くなり、適切なサイズのサポータを選ぶことによ
り、プローブの押付力も適切で、血流が妨げられること
もなくなり、良好なデータが得られる。適切なサイズの
サポータを選ぶことにより、ズレもなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す生体組織酸素計測用
プローブの平面図である。
【図2】この発明の他の実施例を示す生体組織酸素計測
用プローブの平面図である。
【図3】この発明のさらに他の実施例を示す生体組織酸
素計測用プローブの平面図である。
【図4】この発明のさらに他の実施例を示す生体組織酸
素計測用プローブの斜視図である。
【図5】同実施例生体組織酸素計測用プローブのプロー
ブ本体を説明するための分解斜視図である。
【図6】この発明のさらに他の実施例生体組織酸素計測
用プローブを説明するための図である。
【図7】この発明のさらに他の実施例を示す生体組織酸
素計測用プローブの斜視図である。
【図8】この発明のさらに他の実施例を示す生体組織酸
素計測用プローブの斜視図である。
【図9】この発明のさらに他の実施例を示す生体組織酸
素計測用プローブの斜視図である。
【図10】この発明のさらに他の実施例を示す生体組織
酸素計測用プローブの斜視図である。
【図11】この発明のさらに他の実施例を示す生体組織
酸素計測用プローブの斜視図である。
【図12】この発明のさらに他の実施例を示す生体組織
酸素計測用プローブの斜視図である。
【符号の説明】 1 帯状体 2、3、4、5 LED 6 フォトダイオード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川田原 雅直 京都市下京区中堂寺南町17番地 サイエン スセンタービル 株式会社オムロンライフ サイエンス研究所内 (72)発明者 三木 章利 京都市下京区中堂寺南町17番地 サイエン スセンタービル 株式会社オムロンライフ サイエンス研究所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】赤外領域の2波長により生体組織中の酸素
    を計測し、運動能力評価を行う装置のプローブであっ
    て、 光源と受光センサの少なくともいずれか一方を他方に対
    する距離を異ならせて複数個配置したことを特徴とする
    生体組織酸素計測用プローブ。
  2. 【請求項2】赤外領域の2波長により生体組織中の酸素
    を計測し、運動能力評価を行う装置のプローブであっ
    て、 光源と受光センサが配備される保持体の、生体側の面
    に、前記光源と受光センサの配置部を除いて吸湿性を備
    えた黒地シートを設けたことを特徴とする生体組織酸素
    計測用プローブ。
  3. 【請求項3】赤外領域の2波長により生体組織中の酸素
    を計測し、運動能力評価を行う装置のプローブであっ
    て、 サポータに対し、プローブ本体を脱着自在な止着手段を
    備えたことを特徴とする生体組織酸素計測用プローブ。
JP13326392A 1992-05-26 1992-05-26 生体組織酸素計測用プローブ Pending JPH05317295A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13326392A JPH05317295A (ja) 1992-05-26 1992-05-26 生体組織酸素計測用プローブ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13326392A JPH05317295A (ja) 1992-05-26 1992-05-26 生体組織酸素計測用プローブ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05317295A true JPH05317295A (ja) 1993-12-03

Family

ID=15100531

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13326392A Pending JPH05317295A (ja) 1992-05-26 1992-05-26 生体組織酸素計測用プローブ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05317295A (ja)

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997016117A1 (fr) * 1995-10-31 1997-05-09 Kyoto Daiichi Kagaku Co., Ltd. Gabarit de reglage d'etat de mesure, procede de relgage d'etat de mesure et instrument de mesure de donnees biologiques
JPH11295218A (ja) * 1998-04-07 1999-10-29 Shimadzu Corp 光学的測定装置
US6201606B1 (en) 1995-11-08 2001-03-13 Kyoto Daiichi Kagaku Co., Ltd. Method and apparatus for processing spectrum in spectral measurement
US6404492B1 (en) 1995-10-31 2002-06-11 Kyoto Daiichi Kagaku Co., Ltd. Light source apparatus and measurement method
US6640133B2 (en) 1995-10-06 2003-10-28 Hitachi, Ltd. Optical measurement instrument for living body
EP1511415A2 (en) * 2002-06-12 2005-03-09 Sensys Medical, Inc. OPTICAL SAMPLING INTERFACE SYSTEM FOR i IN VIVO /i MEASUREMENT OF TISSUE
JP2005525852A (ja) * 2002-03-21 2005-09-02 デイテックス−オーメダ インコーポレイテッド 新生児用ブーツ型ラップ
WO2007139192A1 (ja) * 2006-05-31 2007-12-06 National University Corporation Shizuoka University 光学的測定装置、光学的測定方法、及び光学的測定プログラムを格納した記憶媒体
JP2008245701A (ja) * 2007-03-29 2008-10-16 Nippon Koden Corp 装着バンド及び生体信号測定用プローブの生体への装着方法。
EP2014223A2 (en) 2007-07-11 2009-01-14 Hitachi Ltd. Living body optical measurement system
JPWO2007026644A1 (ja) * 2005-08-29 2009-03-05 株式会社日立メディコ 生体光計測装置のプローブホルダ装着具
JP2010004928A (ja) * 2008-06-24 2010-01-14 Nippon Koden Corp パルスフォトメトリープローブ
US8868147B2 (en) 2004-04-28 2014-10-21 Glt Acquisition Corp. Method and apparatus for controlling positioning of a noninvasive analyzer sample probe
JP2017153876A (ja) * 2016-03-04 2017-09-07 セイコーエプソン株式会社 測定装置および検出装置
JP2018175097A (ja) * 2017-04-06 2018-11-15 コニカミノルタ株式会社 生体情報測定用プローブ
JP2019118460A (ja) * 2017-12-28 2019-07-22 杤久保 修 動脈血酸素飽和度測定装置
JP2019192702A (ja) * 2018-04-20 2019-10-31 新光電気工業株式会社 半導体装置、センサモジュール

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0223505U (ja) * 1988-07-29 1990-02-16
JPH0412736A (ja) * 1990-05-02 1992-01-17 Hamamatsu Photonics Kk 生体測定装置
JPH0524006U (ja) * 1991-09-17 1993-03-30 コーリン電子株式会社 反射型オキシメータ用プローブ

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0223505U (ja) * 1988-07-29 1990-02-16
JPH0412736A (ja) * 1990-05-02 1992-01-17 Hamamatsu Photonics Kk 生体測定装置
JPH0524006U (ja) * 1991-09-17 1993-03-30 コーリン電子株式会社 反射型オキシメータ用プローブ

Cited By (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6640133B2 (en) 1995-10-06 2003-10-28 Hitachi, Ltd. Optical measurement instrument for living body
US7774047B2 (en) 1995-10-06 2010-08-10 Hitachi, Ltd. Optical measurement instrument for living body
US7142906B2 (en) 1995-10-06 2006-11-28 Hitachi, Ltd. Optical measurement instrument for living body
WO1997016117A1 (fr) * 1995-10-31 1997-05-09 Kyoto Daiichi Kagaku Co., Ltd. Gabarit de reglage d'etat de mesure, procede de relgage d'etat de mesure et instrument de mesure de donnees biologiques
US6381489B1 (en) 1995-10-31 2002-04-30 Kyoto Daiichi Kagaku Co., Ltd. Measuring condition setting jig, measuring condition setting method and biological information measuring instrument
US6404492B1 (en) 1995-10-31 2002-06-11 Kyoto Daiichi Kagaku Co., Ltd. Light source apparatus and measurement method
US6201606B1 (en) 1995-11-08 2001-03-13 Kyoto Daiichi Kagaku Co., Ltd. Method and apparatus for processing spectrum in spectral measurement
JPH11295218A (ja) * 1998-04-07 1999-10-29 Shimadzu Corp 光学的測定装置
JP2005525852A (ja) * 2002-03-21 2005-09-02 デイテックス−オーメダ インコーポレイテッド 新生児用ブーツ型ラップ
EP1511415A2 (en) * 2002-06-12 2005-03-09 Sensys Medical, Inc. OPTICAL SAMPLING INTERFACE SYSTEM FOR i IN VIVO /i MEASUREMENT OF TISSUE
EP1511415A4 (en) * 2002-06-12 2008-12-31 Sensys Medical Inc OPTICAL REMOVAL INTERFACE SYSTEM FOR IN VIVO MEASUREMENT OF TISSUE
US8868147B2 (en) 2004-04-28 2014-10-21 Glt Acquisition Corp. Method and apparatus for controlling positioning of a noninvasive analyzer sample probe
JP4937916B2 (ja) * 2005-08-29 2012-05-23 株式会社日立メディコ 生体光計測装置のプローブホルダ装着具
JPWO2007026644A1 (ja) * 2005-08-29 2009-03-05 株式会社日立メディコ 生体光計測装置のプローブホルダ装着具
US8369914B2 (en) 2006-05-31 2013-02-05 National University Corporation Shizuoka University Optical measuring apparatus, optical measuring method, and storage medium that stores optical measuring program
WO2007139192A1 (ja) * 2006-05-31 2007-12-06 National University Corporation Shizuoka University 光学的測定装置、光学的測定方法、及び光学的測定プログラムを格納した記憶媒体
JP2008245701A (ja) * 2007-03-29 2008-10-16 Nippon Koden Corp 装着バンド及び生体信号測定用プローブの生体への装着方法。
EP2014223A2 (en) 2007-07-11 2009-01-14 Hitachi Ltd. Living body optical measurement system
US8750951B2 (en) 2007-07-11 2014-06-10 Hitachi, Ltd. Living body optical measurement system
JP2010004928A (ja) * 2008-06-24 2010-01-14 Nippon Koden Corp パルスフォトメトリープローブ
JP4565418B2 (ja) * 2008-06-24 2010-10-20 日本光電工業株式会社 パルスフォトメトリープローブ
JP2017153876A (ja) * 2016-03-04 2017-09-07 セイコーエプソン株式会社 測定装置および検出装置
JP2018175097A (ja) * 2017-04-06 2018-11-15 コニカミノルタ株式会社 生体情報測定用プローブ
JP2019118460A (ja) * 2017-12-28 2019-07-22 杤久保 修 動脈血酸素飽和度測定装置
JP2019192702A (ja) * 2018-04-20 2019-10-31 新光電気工業株式会社 半導体装置、センサモジュール
US11395609B2 (en) 2018-04-20 2022-07-26 Shinko Electric Industries Co., Ltd. Semiconductor device and sensor module

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH05317295A (ja) 生体組織酸素計測用プローブ
US4705513A (en) Disposable diaper with wetness indicator
US6748254B2 (en) Stacked adhesive optical sensor
US7813779B2 (en) Hat-based oximeter sensor
US5650982A (en) Pulsimeter provided with or without a pedometer
US5362966A (en) Measurement of finger temperature in near-infrared quantitative measurement instrument
US6529754B2 (en) Biometric measuring device
US20200015724A1 (en) Non-invasive monitor for measuring regional saturation of oxygen
JP2001149349A (ja) 生体用センサ
US11717197B2 (en) Physiological monitoring system for measuring oxygen saturation
US11690567B2 (en) Tissue hydration monitor
EP1139865B1 (en) A sensor for radiance based diagnostics
US4483077A (en) Digital measuring device
JP2001078973A (ja) 生体情報計測装置