JPH05314857A - 照光式押釦スイッチ用カバー部材 - Google Patents

照光式押釦スイッチ用カバー部材

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JPH05314857A
JPH05314857A JP4137700A JP13770092A JPH05314857A JP H05314857 A JPH05314857 A JP H05314857A JP 4137700 A JP4137700 A JP 4137700A JP 13770092 A JP13770092 A JP 13770092A JP H05314857 A JPH05314857 A JP H05314857A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover member
push button
emitting diode
button switch
push
Prior art date
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Pending
Application number
JP4137700A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoichi Fukuzawa
洋一 福澤
Mikio Kiyozawa
幹男 清澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shin Etsu Polymer Co Ltd
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Shinano Polymer Co Ltd
Original Assignee
Shin Etsu Polymer Co Ltd
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Shinano Polymer Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Shin Etsu Polymer Co Ltd, Shin Etsu Chemical Co Ltd, Shinano Polymer Co Ltd filed Critical Shin Etsu Polymer Co Ltd
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Publication of JPH05314857A publication Critical patent/JPH05314857A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 本発明は照光効率のよい照光式押釦スイッ
チ用カバー部材の提供を目的とするものである。 【構成】 本発明の照光式押釦スイッチ用カバー部材
は、透明または半透明のエラストマー材料からなる押釦
スイッチ用カバー部材の押釦部に発光ダイオードが挿入
されてなることを特徴とするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は押釦スイッチ用カバー部
材、特には通信機器などで使用される照光用押釦スイッ
チ用カバー部材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】押釦スイッチについてはこれに発光ダイ
オードなどを取りつけた照光式のものも知られており、
このものは通常図3に示したように透明なエラストマー
材料からなる押釦部22、ドーム状膨出部23、シート部24
からなる押釦スイッチ用カバー部材21の押釦部22の下方
に可動接点25を設け、これを固定接点26、27を有する基
板28の上に載置すると共に、この基板28の上に発光ダイ
オード29を設けたものが知られている。
【0003】しかし、このものではこの押釦部ここを押
圧して可動接点25と固定接点26、27とを接触させるとき
に発光ダイオード29によって、この接触に支障の生ずる
おそれがあるため、通常はこの押釦部に凹所30を設け、
押釦部22の押圧時に発光ダイオード29がこの凹所30に格
納されるように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】なお、このような従来
公知の照光式押釦スイッチでは押釦部22と発光ダイオー
ド29とがはなれているために、十分な輝度を得るために
は大きな輝度をもつ発光ダイオードを使用する必要があ
り、したがってこれには消費電力が増加するし、発光ダ
イオードが配置される押釦スイッチ用カバー部材も大き
くする必要があるという欠点がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような欠点
を解決することができる照光式押釦スイッチ用カバー部
材に関するもので、これは透明または半透明のエラスト
マー材料からなる押釦スイッチ用カバー部材の押釦部に
発光ダイオードが挿入されていることを特徴とするもの
である。
【0006】すなわち、本発明者らは従来の欠点を解決
することのできる照光式押釦スイッチ用カバー部材を開
発すべく種々検討した結果、発光ダイオードを基板側か
ら押釦部に移して、この押釦部に挿入すれば、押釦スイ
ッチ用カバー部材の押釦部を直接照光できるので、輝度
の小さい発光ダイオードでも高い輝度が得られるし、こ
の発光ダイオードは輝度の小さいものでよいので消費電
力も減らすことができ、形状も特に大きなものとする必
要はないので、押釦スイッチ用カバー自体も大きくする
必要がなくなるということを見出し、この押釦カバー部
材、その製造方法などについての研究を進めて本発明を
完成させた。以下にこれをさらに詳述する。
【0007】
【作用】本発明は照光式押釦スイッチ用カバー部材に関
するものであり、これは透明または半透明のエラストマ
ー材料からなる押釦スイッチ用カバー部材の押釦部に発
光ダイオードが挿入されてなるものであるが、これによ
れば押釦スイッチ用カバー部材の内部が押釦部にある発
光ダイオードで直接照明されるので、小さな輝度の発光
ダイオードで充分輝度の高い照明を得ることができる
し、消費電力を減ずることができ、押釦スイッチ用カバ
ー部材もコンパクト化できるという有利性が与えられ
る。
【0008】本発明の照光式押釦スイッチ用カバー部材
はそれが照光式のものであることから、これは透明また
は半透明のエラストマー材で作られたものとされる。こ
のエラストマー材としては、シリコーン系、イソプレン
系、ブダジエン系、エチレンプロピレン系、クロロプレ
ン系、ニトリル系、水素化ニトリル系のエラストマーが
例示される。
【0009】この押釦スイッチ用カバー部材はこれらの
エラストマー材から通常は金型内での圧縮形成で作られ
るが、このものは図1に示したようなものとされる。図
1は本発明の照光式押釦スイッチ用カバー部材の使用例
を示した縦断面図で、この照光式押釦スイッチ用カバー
1は基本的には押釦部2、ドーム状膨出部3、シート部
4よりなり、押釦部2の下部に可動接点5、押釦部2の
中に発光ダイオード6を有するものとされる。
【0010】この照光式押釦スイッチ用カバー部材1は
使用時には固定接点7、8を有する基板9の上に載置さ
れるが、この発光ダイオード6を照光させるための電力
は例えば基板9の上に設置した電源10、11からリード
線、好ましくはコイルバネ状のリード線12で給電するよ
うにすればよく、これによれば発光ダイオード6が押釦
部2に挿入されており、押釦スイッチ用カバー部材1の
内部がこの発光ダイオード6からの光で照光されるの
で、この発光ダイオードは輝度の小さいものでよく、し
たがって少ない消費電力で効率よく照光することがで
き、押釦スイッチ用カバー部材もコンパクトなものとす
ることができる。
【0011】なお、従来公知の照光式押釦スイッチでは
前記したように発光ダイオードが基板上に置かれている
ことから、この発光ダイオードで照明すると可動接点の
影がうつってしまうために接点と押釦部との間に白色層
を形成して影のうつらないようにすることが必要とされ
るのであるが、本発明ではこの発光ダイオードが押釦ス
イッチ用カバー部材の押釦部に挿入されているので影が
できないという有利性も与えられる。
【0012】つぎにこの照光式押釦スイッチ用カバー部
材の製造方法について説明するが、この製造方法は例え
ばその縦断面図に示した図2 (a)〜(e) の方法にしたが
って行なわれる。図2の(a) はこの照光式押釦スイッチ
用カバー部材を形成するための金型13の縦断面図を示し
たものであるが、この金型13には予めこのカバー部材中
に設置されるべき発光ダイオード6が設置されており、
この金型13の上には金型14bが設置される。
【0013】この金型13、14bにはこの金型14bの上部
から液状ゴムを注入したのちこの上部を図2の(b) に示
したように金型14aを載置し、加熱加圧して液状ゴムを
硬化させて押釦部2を形成する。ついで、これから図2
の(c) に示したように金型13を取り除いたのち、これを
可動接点5をセットした図2の(d) に示した金型14cの
上にのせ、図2の(e) に示したようにこれに液状シリコ
ーンゴムを注入口15から注入し、加熱加圧してこのゴム
を硬化させれば目的とする押釦スイッチ用カバー部材を
得ることができる。なお、以上の説明では発光ダイオー
ドを押釦部に挿入する態様として液状ゴムを金型内に注
入して硬化させる方法について説明したが、これは押釦
部に予じめ凹所を設けて後加工により発光ダイオードを
接合する方法などとしてもよい。
【0014】
【実施例】つぎに本発明の実施例をあげる。 実施例 図2の(a) に示したように発光ダイオードをセットした
金型13を準備し、これに金型14bを載せ、この上部から
液状シリコーンゴム・SE6705〔東レ・ダウコーニング
シリコーン(株)製商品名〕のA液とB液の1:1の混
合物を注入したのち、金型14aで上部をふさぎ、 100
℃、50kg/cm2で5分間加熱加圧してこの液状ゴムを凝似
硬化させて、発光ダイオード挿入押釦部を作成した。
【0015】ついで、これから金型13を取り除いたの
ち、この金型14bを可動接点とセットした図2の(d) に
示した金型14cの上に載せ、この注入口から液状シリコ
ーンゴム・XE−23−A3228〔東芝シリコーン(株)製
商品名〕を注入し、 150℃、100kg/cm2 で5分間加熱し
たところ、押釦部に発光ダイオードが挿入された押釦ス
イッチ用カバー部材が得られたので、これを固定接点を
有する基板上に取りつけ、この発光ダイオードに基板上
の電源から配線したところ、照光スイッチが得られ、こ
のものは発光ダイオードが押釦部に挿入されているの
で、輝度の小さいもので押釦スイッチ内を照明すること
ができ、これは発光ダイオードが上部にあることから陰
を作ることもなかった。
【0016】
【発明の効果】本発明は照光式押釦スイッチ用カバー部
材に関するものであり、これは前記したように透明また
は半透明のエラストマー材料からなる押釦スイッチ用カ
バー部材の押釦部に発光ダイオードが挿入されてなるこ
とを特徴とするものであるが、このものは押釦スイッチ
カバー部材の内部が押釦部から照光できるので発光ダイ
オードは輝度の小さいものでよく、したがって消費電力
も減らすことができるし、この発光ダイオードも小さな
ものでよいので押釦スイッチ用カバー部材もコンパクト
化することができるという有利性が与えられるし、これ
を使用した照光スイッチは発光ダイオードが上部にある
ので、この照光による陰の発生もないという効果が与え
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の照光式押釦スイッチ用カバー部材使
用例の縦断面図を示したものである。
【図2】 (a) 〜(e) は本発明の照光式押釦スイッチ用
カバー部材の製造工程を示したものである。
【図3】 従来公知の照光式押釦スイッチ用カバー部材
使用例の縦断面図を示したものである。
【符号の説明】
1,21…押釦スイッチ用カバー部材、2,22…押釦部、
3,23…ドーム状膨出部、 4,24…シート
部、5,25…可動接点、 6,29…発光
ダイオード、7,8,26,27…固定接点、 9,
28…基板10,11…電源、 12…リー
ド線、13,14a,14b,14c…金型、 15…注入
口、30…凹所

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】透明または半透明のエラストマー材料から
    なる押釦スイッチ用カバー部材の押釦部に発光ダイオー
    ドが挿入されてなることを特徴とする照光式押釦スイッ
    チ用カバー部材。
JP4137700A 1992-04-30 1992-04-30 照光式押釦スイッチ用カバー部材 Pending JPH05314857A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4137700A JPH05314857A (ja) 1992-04-30 1992-04-30 照光式押釦スイッチ用カバー部材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4137700A JPH05314857A (ja) 1992-04-30 1992-04-30 照光式押釦スイッチ用カバー部材

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Publication Number Publication Date
JPH05314857A true JPH05314857A (ja) 1993-11-26

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ID=15204777

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4137700A Pending JPH05314857A (ja) 1992-04-30 1992-04-30 照光式押釦スイッチ用カバー部材

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JP (1) JPH05314857A (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01281797A (ja) * 1988-05-09 1989-11-13 Taisei Plus Kk 制御パネルの表示部とその製造方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01281797A (ja) * 1988-05-09 1989-11-13 Taisei Plus Kk 制御パネルの表示部とその製造方法

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