JPH0531407A - 液体、粉体塗料静電塗装制御装置 - Google Patents
液体、粉体塗料静電塗装制御装置Info
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- JPH0531407A JPH0531407A JP21614391A JP21614391A JPH0531407A JP H0531407 A JPH0531407 A JP H0531407A JP 21614391 A JP21614391 A JP 21614391A JP 21614391 A JP21614391 A JP 21614391A JP H0531407 A JPH0531407 A JP H0531407A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】液体塗料静電塗装と粉体塗料静電塗装とに共用
可能とする。 【構成】静電塗装ガンへの吹付け空気の流過により動作
するエヤフロースイッチＦＳと、静電塗装ガンに設けた
トリガースイッチＴＳを接続しうる端子とを並列接続し
かつリレーＲが直列接続された噴霧作動ラインＬ１、及
び液体塗料静電塗装と粉体塗料静電塗装とを切り換える
切換えスイッチＣＳに、空気流を入切するソレノイドが
直列接続され、しかも粉体静電塗装の場合に前記リレー
Ｒによりオンする接点を介在した切換えラインＬ２を具
えるとともに、前記リレーＲにより噴霧に際してオンす
る接点を介して高周波発生装置が接続される。
可能とする。 【構成】静電塗装ガンへの吹付け空気の流過により動作
するエヤフロースイッチＦＳと、静電塗装ガンに設けた
トリガースイッチＴＳを接続しうる端子とを並列接続し
かつリレーＲが直列接続された噴霧作動ラインＬ１、及
び液体塗料静電塗装と粉体塗料静電塗装とを切り換える
切換えスイッチＣＳに、空気流を入切するソレノイドが
直列接続され、しかも粉体静電塗装の場合に前記リレー
Ｒによりオンする接点を介在した切換えラインＬ２を具
えるとともに、前記リレーＲにより噴霧に際してオンす
る接点を介して高周波発生装置が接続される。
Description
【０００２】
【産業上の利用分野】本発明は、液体塗料静電塗装と粉
体塗料静電塗装とに共用可能とした液体、粉体塗料静電
塗装制御装置に関する。
体塗料静電塗装とに共用可能とした液体、粉体塗料静電
塗装制御装置に関する。
【０００３】
【従来の技術】近年、むだ吹き、吹き戻りを減じ、かつ
付きまわり効果により塗料の付着効率を高めて塗料を節
減するとともに、生産効率、作業環境の改善等のため
に、塗料粒子の静電引力を利用して被塗物に吸着する静
電塗装法が多用されている。他方、エポキシ樹脂、アク
リル系、ポリエステル系の樹脂などからなる粉体塗料
が、液体塗料の、例えば有機溶剤による各種の弊害を除
くとともに、塗膜の堅牢さ、厚塗りの容易さ、ピンホー
ルなどの塗膜欠陥の少なさ、エッジ部の被覆の良好さな
どの点から汎用されている。
付きまわり効果により塗料の付着効率を高めて塗料を節
減するとともに、生産効率、作業環境の改善等のため
に、塗料粒子の静電引力を利用して被塗物に吸着する静
電塗装法が多用されている。他方、エポキシ樹脂、アク
リル系、ポリエステル系の樹脂などからなる粉体塗料
が、液体塗料の、例えば有機溶剤による各種の弊害を除
くとともに、塗膜の堅牢さ、厚塗りの容易さ、ピンホー
ルなどの塗膜欠陥の少なさ、エッジ部の被覆の良好さな
どの点から汎用されている。
【０００４】しかしながら、この粉体塗料を用いた塗装
は、前記した種々の利点を有するとはいえ、調色、混
色、色変えの困難さ、焼付温度が高温であること、美麗
仕上げがやや困難であることなどの理由によって、有機
溶剤、水等の溶剤を用いる液体塗料も以前として使用さ
れている。又この粉体塗料も、液体塗料の場合と同様
に、静電塗装が１つの塗装方法として採用され、さらに
塗料を空気により吹付ける静電吹付けガンを用いて塗布
するエヤ吹付け方法が、融通性のある簡易な塗装方法と
して多く採用される。
は、前記した種々の利点を有するとはいえ、調色、混
色、色変えの困難さ、焼付温度が高温であること、美麗
仕上げがやや困難であることなどの理由によって、有機
溶剤、水等の溶剤を用いる液体塗料も以前として使用さ
れている。又この粉体塗料も、液体塗料の場合と同様
に、静電塗装が１つの塗装方法として採用され、さらに
塗料を空気により吹付ける静電吹付けガンを用いて塗布
するエヤ吹付け方法が、融通性のある簡易な塗装方法と
して多く採用される。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、液体塗
料静電塗装と粉体塗料静電塗装とは、高圧空気、静電を
用いることは共通するとはいえ、吹付けガン自体の構成
が異なり、さらに液体塗料静電塗装では、ダイヤフラ
ム、プランジヤ形式などポンプを用いて塗料を圧送する
のに対して、粉体塗料静電塗装においては、粉体流動槽
によって流動状態とした粉体をエヤインジェクタポンプ
を用いて送出するなど、基本とする多くの構成が異なる
ことから、液体塗料静電塗装、粉体塗料静電塗装には、
別個の独立したものが、制御装置として使用され、共通
化ということは考慮されない事項であった。＄又液体塗
料静電塗装、粉体塗料静電塗装は、前記用途によってそ
の都度、使い分けされ、従って、塗装者は、ともに２つ
の制御装置を夫々準備していたため、高価となる他、占
有場所が大となり、又２つの装置の保守を要し、使い勝
手に劣るなどの解決すべき課題があった。
料静電塗装と粉体塗料静電塗装とは、高圧空気、静電を
用いることは共通するとはいえ、吹付けガン自体の構成
が異なり、さらに液体塗料静電塗装では、ダイヤフラ
ム、プランジヤ形式などポンプを用いて塗料を圧送する
のに対して、粉体塗料静電塗装においては、粉体流動槽
によって流動状態とした粉体をエヤインジェクタポンプ
を用いて送出するなど、基本とする多くの構成が異なる
ことから、液体塗料静電塗装、粉体塗料静電塗装には、
別個の独立したものが、制御装置として使用され、共通
化ということは考慮されない事項であった。＄又液体塗
料静電塗装、粉体塗料静電塗装は、前記用途によってそ
の都度、使い分けされ、従って、塗装者は、ともに２つ
の制御装置を夫々準備していたため、高価となる他、占
有場所が大となり、又２つの装置の保守を要し、使い勝
手に劣るなどの解決すべき課題があった。
【０００６】本発明は、液体塗料静電塗装と粉体塗料静
電塗装とにおいて、各装置の共通する点を見出し、装置
の共用化について種々検討を加えた結果、完成したもの
であり、本発明は液体塗料静電塗装、粉体塗料静電塗装
に共用しうる液体、粉体塗料静電塗装制御装置の提供を
目的としている。
電塗装とにおいて、各装置の共通する点を見出し、装置
の共用化について種々検討を加えた結果、完成したもの
であり、本発明は液体塗料静電塗装、粉体塗料静電塗装
に共用しうる液体、粉体塗料静電塗装制御装置の提供を
目的としている。
【０００７】又本発明は、液体塗料静電塗装において
は、ガン本体内のトリガースイッチを用いて塗料を入切
りするものと、引金操作による吹付け空気を検知するエ
ヤーフロースイッチを用いて塗料を入切するものとの２
種類の静電塗装ガンがあるが、本発明の液体、粉体塗料
静電塗装制御装置は、これらの２種類の液体塗料静電塗
装用の静電塗装ガンを使用しうる。
は、ガン本体内のトリガースイッチを用いて塗料を入切
りするものと、引金操作による吹付け空気を検知するエ
ヤーフロースイッチを用いて塗料を入切するものとの２
種類の静電塗装ガンがあるが、本発明の液体、粉体塗料
静電塗装制御装置は、これらの２種類の液体塗料静電塗
装用の静電塗装ガンを使用しうる。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は、静電塗装ガン
への吹付け空気の流過により動作するエヤフロースイッ
チＦＳと、静電塗装ガンに設けたトリガースイッチＴＳ
を接続しうる端子ＳＯ、ＳＯとを並列接続しかつリレー
Ｒが直列接続された噴霧作動ラインＬ１、及び液体静電
塗装に際してオンする第１の接点Ｓ１、Ｓ１と、この第
１の接点Ｓ１、Ｓ１に並列接続されかつ該第１の接点Ｓ
１、Ｓ１と択一的にしかも粉体静電塗装に際してオンす
る第２の接点とを有する切換えスイッチＣＳに、空気流
を入切するソレノイドが直列接続され、しかも前記第２
の接点Ｓ２、Ｓ２に前記リレーＲによりオンする接点を
介在した切換えラインＬ２を具えるとともに、前記リレ
ーＲにより噴霧に際してオンする接点を介在させた高周
波発生装置が接続される液体、粉体塗料静電塗装制御装
置である。
への吹付け空気の流過により動作するエヤフロースイッ
チＦＳと、静電塗装ガンに設けたトリガースイッチＴＳ
を接続しうる端子ＳＯ、ＳＯとを並列接続しかつリレー
Ｒが直列接続された噴霧作動ラインＬ１、及び液体静電
塗装に際してオンする第１の接点Ｓ１、Ｓ１と、この第
１の接点Ｓ１、Ｓ１に並列接続されかつ該第１の接点Ｓ
１、Ｓ１と択一的にしかも粉体静電塗装に際してオンす
る第２の接点とを有する切換えスイッチＣＳに、空気流
を入切するソレノイドが直列接続され、しかも前記第２
の接点Ｓ２、Ｓ２に前記リレーＲによりオンする接点を
介在した切換えラインＬ２を具えるとともに、前記リレ
ーＲにより噴霧に際してオンする接点を介在させた高周
波発生装置が接続される液体、粉体塗料静電塗装制御装
置である。
【０００９】
【作用】液体静電塗装用の静電塗装ガンは、ガン自体に
設けたトリガースイッチＴＳにより、制御装置のソレノ
イドを動作させる主として水性塗料用のものと、スイッ
チのオン、オフに伴う火花による障害を防ぐべく空気の
開閉弁をガン本体に設け、引金操作により開閉弁を開く
ことによる空気の流過を制御装置内のエヤフロースイッ
チＦＳが検知し、それによりソレノイドを動作させる主
として有機溶剤の液体塗料に用いるものとがある。
設けたトリガースイッチＴＳにより、制御装置のソレノ
イドを動作させる主として水性塗料用のものと、スイッ
チのオン、オフに伴う火花による障害を防ぐべく空気の
開閉弁をガン本体に設け、引金操作により開閉弁を開く
ことによる空気の流過を制御装置内のエヤフロースイッ
チＦＳが検知し、それによりソレノイドを動作させる主
として有機溶剤の液体塗料に用いるものとがある。
【００１０】本発明の液体、粉体塗料静電塗装制御装置
の噴霧作動ラインには、エヤフロースイッチＦＳとトリ
ガースイッチＴＳを接続しうる端子とを並列接続してい
るため、静電塗装ガンのいずれの形式のものもそのまま
使用しうる。
の噴霧作動ラインには、エヤフロースイッチＦＳとトリ
ガースイッチＴＳを接続しうる端子とを並列接続してい
るため、静電塗装ガンのいずれの形式のものもそのまま
使用しうる。
【００１１】又切換えラインには、液体塗料静電塗装、
粉体塗料静電塗装を切換える切換えスイッチを設けると
ともに、液体塗料静電塗装に際しては切換えスイッチの
切換えと同時に、ソレノイドＳＯＬを動作させ、液体塗
料圧送用のポンプ及び静電塗装ガンに高圧空気を送給で
き、使用状態となしうる。
粉体塗料静電塗装を切換える切換えスイッチを設けると
ともに、液体塗料静電塗装に際しては切換えスイッチの
切換えと同時に、ソレノイドＳＯＬを動作させ、液体塗
料圧送用のポンプ及び静電塗装ガンに高圧空気を送給で
き、使用状態となしうる。
【００１２】又粉体塗料静電塗装に際しては、切換えス
イッチを切り換え、かつ静電塗装ガンの引金操作によ
り、トリガースイッチＴＳを動作することによってソレ
ノイドＳＯＬが作動し、粉体流動槽に搬送空気、粉体調
量空気を送給し、吹付けを可能とする。なお、各場合に
おいて、ソレノイドＳＯＬの作動とともに、高周波発生
回路をオンする。
イッチを切り換え、かつ静電塗装ガンの引金操作によ
り、トリガースイッチＴＳを動作することによってソレ
ノイドＳＯＬが作動し、粉体流動槽に搬送空気、粉体調
量空気を送給し、吹付けを可能とする。なお、各場合に
おいて、ソレノイドＳＯＬの作動とともに、高周波発生
回路をオンする。
【００１３】このように液体、粉体塗料静電塗装制御装
置は、液体塗料静電塗装、粉体塗料静電塗装の制御装置
として共用しうる。
置は、液体塗料静電塗装、粉体塗料静電塗装の制御装置
として共用しうる。
【００１４】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面に基づき説明す
る。図１は、液体、粉体塗料静電塗装制御装置１の一実
施例を、液体塗料静電塗装、粉体塗料静電塗装として用
いる場合の接続状態とともに略示し、図２はその電気回
路図、図３はソレノイドＳＯＬに接続される空気系路の
一例を示している。
る。図１は、液体、粉体塗料静電塗装制御装置１の一実
施例を、液体塗料静電塗装、粉体塗料静電塗装として用
いる場合の接続状態とともに略示し、図２はその電気回
路図、図３はソレノイドＳＯＬに接続される空気系路の
一例を示している。
【００１５】液体、粉体塗料静電塗装制御装置１は、噴
霧作動ラインＬ１と、切換えラインＬ２とを有し、メイ
ンスイッチＭＳと、電源ランプＷＬと、降圧用のトラン
スＴとを具えるとともに、トランスＴの下流側におい
て、高周波発生回路ＨＦが並列接続される。
霧作動ラインＬ１と、切換えラインＬ２とを有し、メイ
ンスイッチＭＳと、電源ランプＷＬと、降圧用のトラン
スＴとを具えるとともに、トランスＴの下流側におい
て、高周波発生回路ＨＦが並列接続される。
【００１６】又液体、粉体塗料静電塗装制御装置１に
は、図１に示すように、アース線、コンセントとともに
コンプレッサなどの高圧空気源Ｃが接続される。
は、図１に示すように、アース線、コンセントとともに
コンプレッサなどの高圧空気源Ｃが接続される。
【００１７】さらに図１に示す場合には、液体、粉体塗
料静電塗装制御装置１の箱体１０には、開閉弁１１と、
２つの出口ポートを有する切換え弁１２、１３と、切換
え箱１４とが並設され、かつ夫々に設けるレバーが一体
として動作可能に連結軸１６によって結合され、さらに
切換え箱１４には、コネクター１７、１９が設けられ
る。
料静電塗装制御装置１の箱体１０には、開閉弁１１と、
２つの出口ポートを有する切換え弁１２、１３と、切換
え箱１４とが並設され、かつ夫々に設けるレバーが一体
として動作可能に連結軸１６によって結合され、さらに
切換え箱１４には、コネクター１７、１９が設けられ
る。
【００１８】又図１において、右方は液体塗料静電塗装
用の、左方は粉体塗料静電塗装用の各機器の接続状態を
例示し、夫々静電塗装ガン３Ａ、３Ｂが用いられるとと
もに、液体塗料静電塗装の場合には、塗料タンク４と、
ポンプＰとが使用される。
用の、左方は粉体塗料静電塗装用の各機器の接続状態を
例示し、夫々静電塗装ガン３Ａ、３Ｂが用いられるとと
もに、液体塗料静電塗装の場合には、塗料タンク４と、
ポンプＰとが使用される。
【００１９】又粉体塗料静電塗装の場合には、タンク６
の上部にエヤインジェクタポンプ７を設けた粉体流動槽
８が用いられる。
の上部にエヤインジェクタポンプ７を設けた粉体流動槽
８が用いられる。
【００２０】さらに液体塗料静電塗装用の静電塗装ガン
３Ａは、本例では、引金操作により空気を入切りしトリ
ガースイッチＴＳを有しない有機溶剤用のガンであり、
又粉体静電塗装用の静電塗装ガン３Ｂにはトリガースイ
ッチＴＳが設けられ、このトリガースイッチＴＳは、コ
ードａを介して前記コネクタ１７に接続される。
３Ａは、本例では、引金操作により空気を入切りしトリ
ガースイッチＴＳを有しない有機溶剤用のガンであり、
又粉体静電塗装用の静電塗装ガン３Ｂにはトリガースイ
ッチＴＳが設けられ、このトリガースイッチＴＳは、コ
ードａを介して前記コネクタ１７に接続される。
【００２１】又前記開閉弁１１には、粉体流動槽８の粉
体塗料流動用空気の取り入れ口にホース等の流路ｂを介
して接続され、又切換え弁１２、１３の各一方の出口ポ
ートは夫々エヤインジェクタポンプ７の搬送空気取り入
れ口７Ａ、粉体調量空気取り入れ口７Ｂに流路ｃ１、ｄ
１を介して接続される。
体塗料流動用空気の取り入れ口にホース等の流路ｂを介
して接続され、又切換え弁１２、１３の各一方の出口ポ
ートは夫々エヤインジェクタポンプ７の搬送空気取り入
れ口７Ａ、粉体調量空気取り入れ口７Ｂに流路ｃ１、ｄ
１を介して接続される。
【００２２】又エヤインジェクタポンプ７の搬送空気送
給口７Ｃは、流路ｅを介して静電塗装ガン３Ｂの塗料空
気取入口に接続される。なおエヤインジェクタポンプ７
は、ノズルとベンチュリーインサートとを組み合わせた
周知のものを用いうる他、塗料吸い込み口に塗料開閉用
の自動弁を用いた周知のものも、電気回路のリレーを用
いて制御することにより使用しうる。
給口７Ｃは、流路ｅを介して静電塗装ガン３Ｂの塗料空
気取入口に接続される。なおエヤインジェクタポンプ７
は、ノズルとベンチュリーインサートとを組み合わせた
周知のものを用いうる他、塗料吸い込み口に塗料開閉用
の自動弁を用いた周知のものも、電気回路のリレーを用
いて制御することにより使用しうる。
【００２３】さらに前記切換え箱１４の前記コネクター
１７は、静電塗装ガン３Ｂに設ける高圧静電回路（図示
せず）に通じるコードｆ１が接続される。なおコネクタ
ー１７は、コネクター１９と同様に、コードａ、ｆ１を
同時に区分して接続する多芯型式のコネクターとする。
なお静電塗装ガン３Ａが、トリガースイッチを有するも
のであるときには、コネクター１９に同様に接続され
る。
１７は、静電塗装ガン３Ｂに設ける高圧静電回路（図示
せず）に通じるコードｆ１が接続される。なおコネクタ
ー１７は、コネクター１９と同様に、コードａ、ｆ１を
同時に区分して接続する多芯型式のコネクターとする。
なお静電塗装ガン３Ａが、トリガースイッチを有するも
のであるときには、コネクター１９に同様に接続され
る。
【００２４】又液体塗料静電塗装について、前記切換え
弁１２、１３の他方の出口ポートは、ポンプＰ、静電塗
装ガン３Ａの吹付け空気取入口に、流路ｃ２、ｄ２を介
して接続される。又ポンプＰは、ダイヤフラムポンプ、
プランジヤポンプ、ギヤポンプなどを用いうるととも
に、該ポンプＰは、塗料タンク４から塗料を吸上げ、か
つ流路ｇを介して静電塗装ガン３Ａの塗料取入口に送給
する。なお静電塗装ガン３Ａの高圧静電回路（図示せ
ず）はコードｆ２を介して前記コネクター１９に接続さ
れる。
弁１２、１３の他方の出口ポートは、ポンプＰ、静電塗
装ガン３Ａの吹付け空気取入口に、流路ｃ２、ｄ２を介
して接続される。又ポンプＰは、ダイヤフラムポンプ、
プランジヤポンプ、ギヤポンプなどを用いうるととも
に、該ポンプＰは、塗料タンク４から塗料を吸上げ、か
つ流路ｇを介して静電塗装ガン３Ａの塗料取入口に送給
する。なお静電塗装ガン３Ａの高圧静電回路（図示せ
ず）はコードｆ２を介して前記コネクター１９に接続さ
れる。
【００２５】前記開閉弁１１、切換え弁１２、１３は、
図３に示すように、前記高圧空気源Ｃに接続され、また
これらの開閉弁１１、切換え弁１２、１３と、前記高圧
空気源Ｃとの間には、表示部２１、２２、２３を有しか
つ図１のつまみ２４、２５、２６により調整しうる調量
弁３１、３２、３３が接続される。又本実施例では、ソ
レノイドＳＯＬとして、２つの第１のソレノイドＳＯＬ
１、第２のソレノイドＳＯＬ２を用いるとともに、前記
切換え弁１２には第１のソレノイドＳＯＬ１を、また切
換え弁１３にはエヤフロースイッチＦＳの検知部と第２
のソレノイドＳＯＬ２とを介在している。
図３に示すように、前記高圧空気源Ｃに接続され、また
これらの開閉弁１１、切換え弁１２、１３と、前記高圧
空気源Ｃとの間には、表示部２１、２２、２３を有しか
つ図１のつまみ２４、２５、２６により調整しうる調量
弁３１、３２、３３が接続される。又本実施例では、ソ
レノイドＳＯＬとして、２つの第１のソレノイドＳＯＬ
１、第２のソレノイドＳＯＬ２を用いるとともに、前記
切換え弁１２には第１のソレノイドＳＯＬ１を、また切
換え弁１３にはエヤフロースイッチＦＳの検知部と第２
のソレノイドＳＯＬ２とを介在している。
【００２６】前記第１、第２のソレノイドＳＯＬ１、Ｓ
ＯＬ２は、図２の電気回路の前記切換えラインＬ２に配
される。切換えラインＬ２は、前記液体静電塗装に際し
てオンする第１の接点Ｓ１、Ｓ２と、前記粉体静電塗装
に際してオンする第２の接点Ｓ２、Ｓ２とが並列接続さ
れ、かつ前記並列に接続される前記第１、第２のソレノ
イドＳＯＬ１、ＳＯＬ２が直列接続されている。
ＯＬ２は、図２の電気回路の前記切換えラインＬ２に配
される。切換えラインＬ２は、前記液体静電塗装に際し
てオンする第１の接点Ｓ１、Ｓ２と、前記粉体静電塗装
に際してオンする第２の接点Ｓ２、Ｓ２とが並列接続さ
れ、かつ前記並列に接続される前記第１、第２のソレノ
イドＳＯＬ１、ＳＯＬ２が直列接続されている。
【００２７】又前記第１、第２の接点Ｓ１、Ｓ１、Ｓ
２、Ｓ２は択一的にのみオンすることにより、液体静電
塗装、粉体静電塗装を切換える切換えスイッチＣＳを形
成し、かつ前記切換え箱１４に収納されるとともに前記
レバーにより切換えをなしうるように構成される。
２、Ｓ２は択一的にのみオンすることにより、液体静電
塗装、粉体静電塗装を切換える切換えスイッチＣＳを形
成し、かつ前記切換え箱１４に収納されるとともに前記
レバーにより切換えをなしうるように構成される。
【００２８】又前記粉体静電塗装用の第２の接点Ｓ２，
Ｓ２には、噴霧作動ラインＬ１に設けるリレーＲ１の接
点ｒ１ａ０が介在し、また本実施例では、リレーＲとし
て、前記リレーＲ１と他のリレーＲ２を用いている。
Ｓ２には、噴霧作動ラインＬ１に設けるリレーＲ１の接
点ｒ１ａ０が介在し、また本実施例では、リレーＲとし
て、前記リレーＲ１と他のリレーＲ２を用いている。
【００２９】前記噴霧作動ラインＬ１は、前記エヤフロ
ースイッチＦＳの接点と、前記トリガースイッチＴＳを
前記コードａを用いて接続しうる端子ＳＯ、ＳＯとを並
列接続するとともに、夫々並列接続された吹付け時に点
灯する表示ランプＯＬと、前記リレーＲ１、リレーＲ２
とが直列接続されている。
ースイッチＦＳの接点と、前記トリガースイッチＴＳを
前記コードａを用いて接続しうる端子ＳＯ、ＳＯとを並
列接続するとともに、夫々並列接続された吹付け時に点
灯する表示ランプＯＬと、前記リレーＲ１、リレーＲ２
とが直列接続されている。
【００３０】又前記のごとく、トランスＴ下流側には、
前記リレーＲ１、Ｒ２の接点ｒ１ａ１、ｒ２ａ１により
入切りされる高周波発生回路ＨＦが接続されるととも
に、この出力は、前記コネクター１７、１９から、静電
塗装ガン３Ａ、３Ｂの高圧静電回路（図示せず）にコー
ドｆ１、ｆ２を介して接続される。なお高周波発生回路
ＨＦはつまみ４０により調整でき、その値を表示部４１
が表示する。
前記リレーＲ１、Ｒ２の接点ｒ１ａ１、ｒ２ａ１により
入切りされる高周波発生回路ＨＦが接続されるととも
に、この出力は、前記コネクター１７、１９から、静電
塗装ガン３Ａ、３Ｂの高圧静電回路（図示せず）にコー
ドｆ１、ｆ２を介して接続される。なお高周波発生回路
ＨＦはつまみ４０により調整でき、その値を表示部４１
が表示する。
【００３１】次に装置１の作用を説明する。連結軸１６
を液体静電塗装の側に切換えると、第１の接点Ｓ１、Ｓ
１が閉じ、第１、第２のソレノイドＳＯＬ１、ＳＯＬ２
が直ちにオンし、ポンプＰを作動するとともに吹付け空
気を静電塗装ガン３Ａに導通する。
を液体静電塗装の側に切換えると、第１の接点Ｓ１、Ｓ
１が閉じ、第１、第２のソレノイドＳＯＬ１、ＳＯＬ２
が直ちにオンし、ポンプＰを作動するとともに吹付け空
気を静電塗装ガン３Ａに導通する。
【００３２】ポンプＰは塗料を所定の飽和圧力に加圧し
たとき、自動的に停止する。この状態において、引金を
操作すると、まず吹付け空気が流過する。これをエヤフ
ロースイッチＦＳが検知し、リレーＲ１、Ｒ２をオン
し、高周波発生回路ＨＦの高周波電流をコードｆ２を介
して静電塗装ガン３Ａに送ることにより、引続く引金の
牽引により吐出される塗料を静電粒子化して吹付ける。
引金を離すことにより、まず塗料を切り、次に吹付け空
気が停止し、これをエヤフロースイッチＦＳが検知する
ことによってリレーＲ１、Ｒ２を開き、高周波電流を切
る。
たとき、自動的に停止する。この状態において、引金を
操作すると、まず吹付け空気が流過する。これをエヤフ
ロースイッチＦＳが検知し、リレーＲ１、Ｒ２をオン
し、高周波発生回路ＨＦの高周波電流をコードｆ２を介
して静電塗装ガン３Ａに送ることにより、引続く引金の
牽引により吐出される塗料を静電粒子化して吹付ける。
引金を離すことにより、まず塗料を切り、次に吹付け空
気が停止し、これをエヤフロースイッチＦＳが検知する
ことによってリレーＲ１、Ｒ２を開き、高周波電流を切
る。
【００３３】又静電塗装ガン３ＡがトリガースイッチＴ
Ｓを有するときにも同様に作動する。
Ｓを有するときにも同様に作動する。
【００３４】次に連結軸１６を粉体塗料静電塗装の側に
切換えると、第２の接点Ｓ２、Ｓ２を閉じる。又開閉弁
１２により粉体流動用の空気が粉体流動槽８に流れ、塗
料を流動化する。次に引金を牽引すると、トリガースイ
ッチＴＳがオンし、リレーＲ１、Ｒ２を動作することに
よって、接点ｒ１ａ０により第１、第２のソレノイドＳ
ＯＬ１、ＳＯＬ２を閉じ、搬送空気、粉体調量空気をエ
ヤインジェクタポンプ７に供給する。これにより流路ｅ
からの粉体を、接点ｒ１ａ１、ｒ２ａ１の閉によって、
静電塗装ガン３Ａ内で静電粒子化しつつ吐出し、粉体静
電塗装が可能となる。
切換えると、第２の接点Ｓ２、Ｓ２を閉じる。又開閉弁
１２により粉体流動用の空気が粉体流動槽８に流れ、塗
料を流動化する。次に引金を牽引すると、トリガースイ
ッチＴＳがオンし、リレーＲ１、Ｒ２を動作することに
よって、接点ｒ１ａ０により第１、第２のソレノイドＳ
ＯＬ１、ＳＯＬ２を閉じ、搬送空気、粉体調量空気をエ
ヤインジェクタポンプ７に供給する。これにより流路ｅ
からの粉体を、接点ｒ１ａ１、ｒ２ａ１の閉によって、
静電塗装ガン３Ａ内で静電粒子化しつつ吐出し、粉体静
電塗装が可能となる。
【００３５】なお本発明の装置において、静電塗装ガン
３Ａ、３Ｂ、ポンプＰ、粉体流動槽８、エヤインジェク
タポンプ７などは周知のものを利用でき、又空気清浄
器、塗料調圧器などの機器、部品も必要により適宜使用
される。さらに連結軸ではなくてスイッチを用いて切換
えることも、各ホースと接続するポートの数を減じ、ホ
ース、コードの接続換えにより液体塗料静電塗装、粉体
塗料静電塗装とすることも、又切換えとともに、液体塗
料静電塗装、粉体塗料静電塗装に適した空気圧、空気量
に自動的にセットするように構成するなど、種々変形し
うる。
３Ａ、３Ｂ、ポンプＰ、粉体流動槽８、エヤインジェク
タポンプ７などは周知のものを利用でき、又空気清浄
器、塗料調圧器などの機器、部品も必要により適宜使用
される。さらに連結軸ではなくてスイッチを用いて切換
えることも、各ホースと接続するポートの数を減じ、ホ
ース、コードの接続換えにより液体塗料静電塗装、粉体
塗料静電塗装とすることも、又切換えとともに、液体塗
料静電塗装、粉体塗料静電塗装に適した空気圧、空気量
に自動的にセットするように構成するなど、種々変形し
うる。
【００３６】
【発明の効果】このように、本発明の液体、粉体塗料静
電塗装制御装置は、液体塗料静電塗装、粉体塗料静電塗
装に共用でき、装置コストを低下するとともに使い勝手
を高めうる。
電塗装制御装置は、液体塗料静電塗装、粉体塗料静電塗
装に共用でき、装置コストを低下するとともに使い勝手
を高めうる。
【図１】本発明の一実施例を接続状態とともに示す斜視
図である。
図である。
【図２】電気回路の一例を示す線図である。
【図３】ソレノイドの接続状態の一例を示す線図であ
る。
る。
３Ａ、３Ｂ 静電塗装ガン ７ エヤインジェクタポンプ ８ 粉体流動槽 ＣＳ 切換えスイッチ ＦＳ エヤフロースイッチ ＴＳ トリガースイッチ Ｐ ポンプ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項１】静電塗装ガンへの吹付け空気の流過により
動作するエヤフロースイッチＦＳと、静電塗装ガンに設
けたトリガースイッチＴＳを接続しうる端子ＳＯ、ＳＯ
とを並列接続しかつリレーＲが直列接続された噴霧作動
ラインＬ１、及び液体塗料静電塗装に際してオンする第
１の接点Ｓ１、Ｓ１と、この第１の接点Ｓ１、Ｓ１に並
列接続されかつ該第１の接点Ｓ１、Ｓ１と択一的にしか
も粉体塗料静電塗装に際してオンする第２の接点とを有
する切換えスイッチＣＳに、空気流を入切するソレノイ
ドが直列接続されしかも前記第２の接点Ｓ２、Ｓ２に前
記リレーＲによりオンする接点を介在した切換えライン
Ｌ２を具えるとともに、前記リレーＲにより噴霧に際し
てオンする接点を介在させ高周波発生装置を接続してな
る液体、粉体塗料静電塗装制御装置。 【０００１】
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21614391A JPH0679690B2 (ja) | 1991-07-31 | 1991-07-31 | 液体、粉体塗料静電塗装制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21614391A JPH0679690B2 (ja) | 1991-07-31 | 1991-07-31 | 液体、粉体塗料静電塗装制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0531407A true JPH0531407A (ja) | 1993-02-09 |
| JPH0679690B2 JPH0679690B2 (ja) | 1994-10-12 |
Family
ID=16683950
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21614391A Expired - Lifetime JPH0679690B2 (ja) | 1991-07-31 | 1991-07-31 | 液体、粉体塗料静電塗装制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0679690B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003024834A (ja) * | 2001-07-16 | 2003-01-28 | Asahi Sunac Corp | 静電塗装装置 |
| JP2009160560A (ja) * | 2008-01-10 | 2009-07-23 | Ransburg Ind Kk | 粉体塗装ガンおよび粉体塗装システム |
| CN108787296A (zh) * | 2018-09-12 | 2018-11-13 | 墙煌新材料股份有限公司 | 一种水油共用静电喷涂***及其喷涂方法 |
-
1991
- 1991-07-31 JP JP21614391A patent/JPH0679690B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003024834A (ja) * | 2001-07-16 | 2003-01-28 | Asahi Sunac Corp | 静電塗装装置 |
| JP4623878B2 (ja) * | 2001-07-16 | 2011-02-02 | 旭サナック株式会社 | 静電塗装装置 |
| JP2009160560A (ja) * | 2008-01-10 | 2009-07-23 | Ransburg Ind Kk | 粉体塗装ガンおよび粉体塗装システム |
| CN108787296A (zh) * | 2018-09-12 | 2018-11-13 | 墙煌新材料股份有限公司 | 一种水油共用静电喷涂***及其喷涂方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0679690B2 (ja) | 1994-10-12 |
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