JPH05313541A - 電子写真装置における清掃部材 - Google Patents

電子写真装置における清掃部材

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JPH05313541A
JPH05313541A JP11727792A JP11727792A JPH05313541A JP H05313541 A JPH05313541 A JP H05313541A JP 11727792 A JP11727792 A JP 11727792A JP 11727792 A JP11727792 A JP 11727792A JP H05313541 A JPH05313541 A JP H05313541A
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JP
Japan
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cleaning member
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cleaning
toner
magnetized
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JP11727792A
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English (en)
Inventor
Katsuyuki Yokoi
勝行 横井
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 本発明は、電子写真装置の転写帯電器、除電
帯電器内部、及び、搬送ガイド等の隙間に飛散した粉体
磁性トナーを、容易にかつ確実に取り除く為の清掃部材
を提供する事にある。 【構成】 清掃部材10の一部に着磁した磁性体14を
有しており、電子写真装置本体内部に飛散した粉体磁性
トナーを吸着させる構成となっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光導電性を有する感光
体の周囲に、靜電潜像を形成するための帯電、露光装
置、磁性トナーにより該靜電潜像を可視像化するための
現像装置、該可視像化された像を記録紙に転写するため
の転写装置、及び、該転写後の該感光体上の残留トナー
を除去するためのクリーニング装置を配置した電子写真
装置における手動操作にて清掃可能な清掃部材に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置は、粉体トナーを使
用することが多く、そのため、装置本体内部に、未定着
のトナー飛散を生じさせることがあった。
【0003】図6は、レーザープリンタ等の、電子写真
装置の要部断面図である。光導電性を有する感光体40
の周囲には、帯電器42、露光装置44、現像装置4
6、転写帯電器48、除電帯電器50、クリーニング装
置52、光除電装置54が、それぞれ配置されている。
感光体40は、図示されない駆動用モータにより矢印方
向に定速回転する。感光体40は、帯電器42により所
定の電位となる様全面帯電され、レーザ光等適当な露光
装置44により靜電潜像が形成される。
【0004】次に、現像装置46により粉体磁性トナー
を感光体40上に付着させ靜電潜像を可視像とする。記
録用紙56は、内部に記録用紙56を含むカセット58
から給紙ローラ59により供給され、レジストローラ6
0から所定のタイミングにて、転写帯電器48上に搬送
される。転写帯電器48により、可視像を転写された記
録用紙56は、除電帯電器50により感光体40より分
離され搬送ガイド60上を通り、定着器62へ送られ
る。定着器62では、記録用紙56上の未定着トナーを
熱融解させて、記録用紙56上に定着させ、その後排紙
トレイ64へ送る。記録用紙56上に転写後の感光体4
0は、感光体40上の残留トナーをクリーニング装置5
2により除去し、光除電装置54で全面除電され、再び
前述の静電潜像形成工程が繰り返される。
【0005】又、装置本体カバー66A、66Bは前述
の電子写真装置全体を被う様構成されている。装置本体
カバー66Aには、感光体40、帯電器42、露光装置
44、現像装置46、クリーニング装置52、光除電装
置54が固定されていて、装置本体カバー66Bに対し
て回転軸68を中心として上部に回動可能と成る様構成
されている。
【0006】図7は、装置本体カバー66Aを上部に回
動させた状態を示している。装置本体カバー66Aを上
部に回動させる事により、転写帯電器48、除電帯電器
50、搬送ガイド60を、感光体40から放す事ができ
る。
【0007】前述の電子写真装置においては、静電潜像
形成工程、及び、転写帯電器より定着器迄搬送される記
録媒体上に、未定着の粉体磁性トナーを有しているた
め、装置本体内部が、この粉体磁性トナーにより汚れる
場合がある。
【0008】そのため、付属品として、一部をブラシで
構成し、樹脂部材より成る手動操作にて清掃可能な清掃
部材を同梱していた。このブラシは、装置本体内部が粉
体磁性トナーで汚れた場合、図7の様に装置本体カバー
66Aを上部に回動させて使用する事は周知の通りであ
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
清掃部材では、転写帯電器、除電帯電器内部、及び、搬
送ガイド等の隙間に飛散した粉体磁性トナーは、清掃部
材のブラシ部を使用し一方向に集めることはできても十
分取り除くことができなかった。なぜなら、この種の清
掃部材では粉体磁性トナーを吸引する吸引部を持たない
ため、結局、飛散した粉体磁性トナーは取り除けず移動
させることしかできないからである。
【0010】この種の汚れは、帯電器に使用されるワイ
ヤーの経年劣化、叉は、ワイヤーの異物付着に伴う感光
体の帯電不良により生じる。つまり、ワイヤーが劣化、
叉は、異物付着することにより感光体が所定の電位まで
帯電されず、露光装置による静電潜像形成がなくても現
像装置により感光体上に粉体磁性トナーが付着し、この
粉体磁性トナーが転写帯電器付近に落下し汚す場合が多
い。
【0011】帯電器のワイヤーに問題がなくても、記録
媒体の搬送不良が生じ、この搬送不良により転写部から
定着器の間に記録媒体を有した状態で記録媒体の搬送が
停止した様な場合には、使用者が搬送不良の記録媒体を
除去しなければならないが、この時、記録媒体上の未定
着状態の粉体磁性トナーが搬送ガイド、及び転写帯電器
付近に落下し汚す場合もある。
【0012】又、装置本体に問題がなくても、使用者の
誤操作による記録媒体のサイズ違いにより転写帯電器付
近を汚す場合もあり、装置本体を汚さないで使用するこ
とはなかなか困難であった。
【0013】装置本体内部を汚したまま装置を使用し続
けると、転写帯電器、除電帯電器が帯電不良を起こし、
記録媒体上の印字品質が劣化したり、記録媒体の下面側
が汚れることがあり、望ましくない。
【0014】そのため、掃除機等を使用し粉体磁性トナ
ーを取り除く事が最も良い方法であったが、使用者が常
に掃除機を有していない上、隙間に落下した粉体磁性ト
ナーを吸引するためには吸引力のかなり大きな掃除機を
必要とし、かつ、作業が困難であった。装置に専用の掃
除機を付属品として付ける事も可能ではあるが、かなり
高価なものになるという欠点を有していた。
【0015】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、電子写真装置内部に落下した粉
体磁性トナーを確実に除去可能で、かつ安価な、手動操
作にて清掃可能な電子写真装置における清掃部材を提供
する事にある。
【0016】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の清掃部材は、光導電性を有する感光体の周囲
に、靜電潜像を形成するための帯電、露光装置、粉体磁
性トナーにより該靜電潜像を可視像化するための現像装
置、該可視像化された像を記録紙に転写するための転写
装置、及び、該転写後の該感光体上の残留トナーを除去
するためのクリーニング装置を配置した電子写真装置に
おける手動操作にて清掃可能な清掃部材において、粉体
磁性トナーを集める作用部を有し、その作用部の少なく
とも一部を着磁された磁性体を有する構成としたもので
ある。
【0017】
【作用】上記の構成を有する本発明の清掃部材は、その
本体に設けられた磁性体により、装置本体内部に落下し
た粉体磁性トナーを、手動操作にて除去するものであ
る。
【0018】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。
【0019】図1(a)、(b)はそれぞれ、本実施例
の清掃部材の上面図、側面図である。清掃部材10は、
一部に凹部11を有し、ABS等の樹脂にて構成された
部材本体12、部材本体12の長手方向の一端に一部分
を植毛されたブラシ部13、及び、部材本体12の他端
に接着され、部材本体12の長手方向に着磁された磁性
体14とで構成されている。又、着磁された磁性体14
は、非磁性部材15により被われており、非磁性部材1
5は、着磁された磁性体14に対し着脱自在となる様構
成されている。
【0020】図2に、搬送ガイド19の、記録用紙56
の搬送方向に垂直な断面図を示す。搬送ガイド19は、
記録媒体の通過しない端部に搬送ガイド19と一体に成
型された突起部20を有し、その先端は概略L字状にな
っている。突起部20の先端は、清掃部材10の凹部1
1に係合する様構成され、清掃部材10を容易に上方へ
突起部20より取り外し可能となる様に構成されてい
る。本実施例では、清掃部材10を、搬送ガイド19端
部に脱着可能となる様にしたが、清掃部材の取り付け位
置は、搬送ガイド端部に限定されるものではない。たと
えば、搬送ガイド19横の装置本体カバー内壁21の一
部に突起部を設けてもよい。
【0021】又、突起部を設けず磁石の磁力により装置
本体内部に固定する方法もある。
【0022】図3は、図1の清掃部材の変形例を示して
いる。清掃部材70は、着磁された磁性体72を部材本
体71の一部に有した構成となっている。
【0023】図4に、搬送ガイド82の、記録用紙56
の搬送方向に垂直な断面図を示す。搬送ガイド82の両
端には、装置本体カバー内壁84の一部に、磁性体より
成る固定板80を設けている。清掃部材70は、着磁さ
れた磁性体72と、固定板80とを接触させる事により
磁力で固定できる。突起部86は清掃部材70が装置本
体が輸送等により下方へ落下するのを防止するために設
けられている。本実施例では清掃部材70側に着磁され
た磁性体72を設けたが、清掃部材70側を非着磁な磁
性体とし、固定板80を着磁された磁性体としてもよ
い。
【0024】図5は、搬送ガイド19上に粉体磁性トナ
ーが飛散した状態を表わしている。清掃部材10の着磁
された磁性体部分14を粉体磁性トナー30に近づける
と、粉体磁性トナー30は磁化され、清掃部材10の着
磁された磁性体部分14に引き寄せられる。つまり、清
掃部材10を用いる事により搬送ガイド19上に飛散し
たトナーを、簡単かつ確実に引き寄せ、除去することが
できる訳である。
【0025】飛散した粉体磁性トナー30が広範囲に及
ぶ場合には、図1のブラシ部13を使用して一旦、粉体
磁性トナー30を集め、その後着磁された磁性体部分1
4にて除去する事により、より速く清掃が可能となる。
【0026】清掃部材10に引き寄せられた粉体磁性ト
ナー30は、そのまま布等で拭き取っても良いが、非磁
性部材15を、着磁された磁性体14部より外す事によ
り粉体磁性トナーが非着磁状態となり布等で拭きとらな
くても容易に除去する事ができる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明の清掃部材によれば、少なくとも一部を着磁された
磁性体にて構成されているため、装置内部に粉体磁性ト
ナーが飛散し汚れた場合でも、清掃が容易になる上、安
価に構成できるという利点を有する。
【0028】又、清掃部材の着磁された磁性体の少なく
とも一部を取り外し可能な非磁性部材で被えば、清掃
後、この非磁性部材を磁性体より取り外すことにより、
引き寄せられた粉体磁性トナーを清掃部材より簡単に除
去出来るという利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)は本発明の清掃部材の上面図であ
る。図1(b)はその側面図である。
【図2】図2は搬送ガイドの断面図である。
【図3】図3(a)は本発明の清掃部材の他の実施例の
上面図である。図3(b)はその側面図である。
【図4】図4は搬送ガイドの断面図である。
【図5】図5は、搬送ガイド上に粉体磁性トナーが飛散
した状態を表わす図である。
【図6】図6は、電子写真装置の要部断面図である。
【図7】図7は、電子写真装置のカバーを開けた状態の
要部断面図である。
【符号の説明】
10 清掃部材 14 着磁された磁性体 15 非磁性部材 20 突起部 30 粉体磁性トナー 19 搬送ガイド

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光導電性を有する感光体の周囲に、靜電
    潜像を形成するための帯電、露光装置、粉体磁性トナー
    により該靜電潜像を可視像化するための現像装置、該可
    視像化された像を記録媒体に転写するための転写装置、
    及び、該転写後の該感光体上の残留トナーを除去するた
    めのクリーニング装置を配置した電子写真装置における
    手動操作にて清掃可能な清掃部材において、粉体磁性ト
    ナーを集める作用部を有し、その作用部の少なくとも一
    部を着磁された磁性体にて構成したことを特徴とする電
    子写真装置における清掃部材。
  2. 【請求項2】 該着磁された磁性体の少なくとも一部を
    非磁性部材にて被う事を特徴とする請求項1記載の電子
    写真装置における清掃部材。
JP11727792A 1992-05-11 1992-05-11 電子写真装置における清掃部材 Pending JPH05313541A (ja)

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