JPH0531345A - 反発マグネツト装着形マグネツト駆動攪拌機 - Google Patents

反発マグネツト装着形マグネツト駆動攪拌機

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Publication number
JPH0531345A
JPH0531345A JP18725891A JP18725891A JPH0531345A JP H0531345 A JPH0531345 A JP H0531345A JP 18725891 A JP18725891 A JP 18725891A JP 18725891 A JP18725891 A JP 18725891A JP H0531345 A JPH0531345 A JP H0531345A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotary body
magnet
stirrer
stirring blade
tank
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP18725891A
Other languages
English (en)
Inventor
Kuniaki Horie
邦明 堀江
Yoshinobu Miyake
義宣 三宅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ebara Corp
Original Assignee
Ebara Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Ebara Corp filed Critical Ebara Corp
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Publication of JPH0531345A publication Critical patent/JPH0531345A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、回転軸シールのないマグネット駆
動攪拌機において、従動側の回転体の軸受にかかる軸方
向に負荷を軽減した攪拌機を提供することを目的とす
る。 【構成】 駆動側の回転体と、従動側の回転体とに、相
反発するように向き合って磁石を設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、撹拌羽根の軸を攪拌機
ケーシングと一体に形成した固定軸とし、かつ、前記攪
拌機ケーシングがタンクの一部を構成し、前記固定軸の
まわりを回転する撹拌羽根のディスクとタンク外側の回
転体に磁石あるいは、磁束により渦電流が引起こされる
導体を設け、外側の回転体を回転させることにより撹拌
羽根が追従回転する回転軸シールのない、流体あるい
は、粉を含んだ流体を撹拌する攪拌機に関する。
【0002】
【従来の技術と問題点】従来の同期型マグネット攪拌機
は、一般に駆動側と従動側との回転体にマグネットが装
着されているものが知られている。
【0003】そのため、マグネットの吸引力が、撹拌羽
根の回転によって生ずる水反力による軸方向の荷重に加
えられるため、軸受にかかる軸方向の負荷が増加し、摩
擦損失が増加すると共に軸受の耐久性を損うという問題
がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従動側の回
転体の軸受にかかる軸方向の負荷を軽減した効率のよい
マグネット駆動攪拌機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、撹拌羽
根の軸を攪拌機ケーシングと一体に形成した固定軸と
し、かつ、前記攪拌機ケーシングがタンクの一部を構成
し、前記固定軸のまわりを回転する撹拌羽根のディスク
とタンク外側の回転体に磁石あるいは、磁束により渦電
流が引起こされる導体を設け、外側の回転体を回転させ
ることにより撹拌羽根が追従回転する回転軸シールのな
い、流体あるいは、粉を含んだ流体を撹拌する攪拌機に
おいて、撹拌羽根のディスクとタンク外側の回転体とに
同じ極性が向き合うよう磁石を設けている。
【0006】上記の磁石は永久磁石、電磁石の何れでも
よい。
【0007】
【作用】上記のように構成された反発マグネット装着形
マグネット駆動攪拌機において、駆動側と従動側との回
転体に、それぞれ磁石を同じ極性が向き合う位置になる
よう装着しているので、上記の駆動側と従動側との回転
体には、磁石の反発力により相離反する力が働くので、
従動側の回転体の軸受にかかる軸方向の負荷は軽減され
る。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
【0009】図1において、駆動側のスチール等の強磁
性体で形成された回転体1は、図示しない駆動源、例え
ばモータの軸に取付孔2により、図示しないキーを介し
て固着されている。また、この回転体1には、駆動用の
永久磁石3Aが、回転体1の外周部C1の円周上に固設
され、内周部D1の円周上には、反発用の永久磁石4A
が固設されている。
【0010】次いで、オーステナイト系ステンレス等の
非磁性体で形成された攪拌機ケーシング5と一体に形成
された固定軸6には、軸受7が袋ナット8により固定軸
6に固定されている。また、撹拌羽根9を有する従動側
のオーステナイト系ステンレス等の非磁性体で形成され
た回転体10は、スリーブ11を介して軸受7に回転自
在に係止されている。そして、この回転体10に装着さ
れたスチール等の強磁性体の円板(ヨーク)の外周部C
2の円周上には従動用の永久磁石3Bが固設され、内周
部D2には、反発用の永久磁石4Bが固設されている。
【0011】また、これらの全体を符号3Aで示す駆動
用と、符号3Bで示す従動用との永久磁石と、全体を符
号4A、4Bで示す反発用の永久磁石との配置例は、図
2〜図9に示されている。
【0012】図2及び図3はそれぞれ従動側と駆動側の
反発用の永久磁石4B、4Aがそれぞれ平面台形状のも
のを組合せた例である。この例では、台形のために磁束
密度が大となる。
【0013】図4および図5は従動側および駆動側の反
発用の永久磁石4B、4Aをそれぞれ平面矩形状に構成
した例である。この例では永久磁石4B、4Aの製作が
容易である。
【0014】図6及び図7は従動側および駆動側の反発
用永久磁石を平面円形状にした例であり、磁束密度が大
となる。なお永久磁石4Aは中実であるが、永久磁石4
Bは中心にシャフト6および軸受7の通り穴4cが形成
されている。
【0015】図8および図9は前記図6、図7の例と同
様であるが、駆動側の反発用永久磁石4Aに空間部4d
を設けたものである。この例では磁束密度は減少するが
回転体1のモータ軸からの取りはずしは容易となる。す
なわち、図2〜図9においていずれの側も、駆動側の回
転体1a〜1dには、駆動用の永久磁石3Aが、N、S
交互に外周部に配設され、反発用の永久磁石4Aが内周
部に配設されている。また、従動側の回転体10a〜1
0dには、従動用の永久磁石3Bが、N、S交互に外周
部に配設され、反発用の永久磁石4Bが内周部に配設さ
れている。そして、反発用の永久磁石4A、4Bは、図
10又は図11に示すように、同じ極性が向き合うよう
に配設されている。
【0016】従って、図示しない駆動源、例えばモータ
により駆動側の回転体1を回転させれば、従動側の回転
体10は従動、すなわち回転するが、全体を符号4A、
4Bで示す反発用のマグネットにより、両回転体1及び
10には、相離反する方向に磁力が作用するので軸方向
に相互に吸引する負荷は軽減される。
【0017】そして、駆動側と従動側の回転体の距離が
近いほど反発効果が大きいが、同様に駆動用マグネット
の吸引力も距離が近いほど大きくなるので、軸受にかか
る軸方向の負荷を相殺する効果は大きくなる。また、磁
束が逃げる隙間があると、効果が減少するので、広い表
面積のマグネットを一体で使用すると効果が大きくな
る。
【0018】また、固定軸は、タンクの底面に上向きに
設けるか、タンクの壁に設ける場合は、水平より少なく
とも10度上向きとすることが好ましい。
【0019】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、マグネット駆動攪拌機の回転体の軸方向の
負荷を軽減することができる。従って、摩擦損失の少な
い、耐久性の優れた攪拌機を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す側断面図。
【図2】本発明の従動側の反発用マグネットの形状、配
置の一例を示す図。
【図3】図2と共に使用する本発明の駆動側の反発用マ
グネットの形状、配置の一例を示す図。
【図4】本発明の従動側の反発用マグネットの形状、配
置の他の例を示す図。
【図5】図4と共に使用する本発明の駆動側の反発用マ
グネットの形状、配置の他の例を示す図。
【図6】本発明の従動側反発用マグネットの形状、配置
の別の例を示す図。
【図7】図6と共に使用する本発明の駆動用の反発用マ
グネットの形状、配置の別の例を示す図。
【図8】本発明の従動側の反発用マグネットの形状、配
置の別の例を示す図。
【図9】図8と共に使用する本発明の駆動側の反発用マ
グネットの形状、配置のさらに別の例を示す図。
【図10】反発用マグネットの配置を例示する断面図。
【図11】反発用マグネットの別の配置を例示する断面
図。
【符号の説明】
1・・・駆動側の回転体 3A・・・駆動用の永久磁石 3B・・・従動用の永久磁石 4A、4B・・・反発用の永久磁石 5・・・攪拌機ケーシング 6・・・固定軸 7・・・軸受 9・・・撹拌羽根 10・・・従動側の回転体 11・・・スリーブ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 撹拌羽根の軸を攪拌機ケーシングと一体
    に形成した固定軸とし、かつ、前記攪拌機ケーシングが
    タンクの一部を構成し、前記固定軸のまわりを回転する
    撹拌羽根のディスクとタンク外側の回転体に磁石あるい
    は、磁束により渦電流が引起こされる導体を設け、外側
    の回転体を回転させることにより撹拌羽根が追従回転す
    る回転軸シールのない、流体あるいは、粉を含んだ流体
    を撹拌する攪拌機において、撹拌羽根のディスクとタン
    ク外側の回転体とに同じ極性が向き合うよう磁石を設け
    たことを特徴とする反発マグネット装着形マグネット駆
    動攪拌機。
JP18725891A 1991-07-26 1991-07-26 反発マグネツト装着形マグネツト駆動攪拌機 Pending JPH0531345A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18725891A JPH0531345A (ja) 1991-07-26 1991-07-26 反発マグネツト装着形マグネツト駆動攪拌機

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JP18725891A JPH0531345A (ja) 1991-07-26 1991-07-26 反発マグネツト装着形マグネツト駆動攪拌機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0531345A true JPH0531345A (ja) 1993-02-09

Family

ID=16202830

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18725891A Pending JPH0531345A (ja) 1991-07-26 1991-07-26 反発マグネツト装着形マグネツト駆動攪拌機

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JP (1) JPH0531345A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007136443A (ja) * 2005-10-18 2007-06-07 As One Corp 撹拌子および撹拌装置
JP2008068229A (ja) * 2006-09-15 2008-03-27 Mfu Co Ltd マグネチックスターラー及び撹拌装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007136443A (ja) * 2005-10-18 2007-06-07 As One Corp 撹拌子および撹拌装置
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