JPH0531258Y2 - - Google Patents

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JPH0531258Y2
JPH0531258Y2 JP2357986U JP2357986U JPH0531258Y2 JP H0531258 Y2 JPH0531258 Y2 JP H0531258Y2 JP 2357986 U JP2357986 U JP 2357986U JP 2357986 U JP2357986 U JP 2357986U JP H0531258 Y2 JPH0531258 Y2 JP H0531258Y2
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valve
hole
intake
carburetor
sliding
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  • Control Of The Air-Fuel Ratio Of Carburetors (AREA)
  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 A 考案の目的 (1) 産業上の利用分野 本考案は、回動操作すべく気化器本体に回動自
在に支承された操作軸と、吸気道を横切つて開閉
すべく気化器本体に摺合された摺動弁とがリンク
機構を介して連結される気化器の摺動弁開閉装置
に関する。
(2) 従来の技術 従来、かかる装置では、摺動弁の横断面形状を
真円形とし、その摺動弁の上端中心部に2本のね
じ部材で組付けたバルブプレートに、リンク機構
を連結している。
(3) 考案が解決しようとする問題点 ところが、リンク機構を摺動弁の中心部に連結
するのは、摺動弁の横断面形状が真円状であるこ
とから摺動弁に倒れが生じることを避けて円滑な
作動を確保するためであるが、連結位置が限定さ
れると、リンク機構の設定自由度が限定されてし
まう。また摺動弁とリンク機構との連結部は比較
的狭いスペースの空間に配置されるものであり、
上述のように連結位置が中央にあることと、バル
ブプレートを2本のねじ部材で摺動弁に取付けて
いることとにより、リンク機構の摺動弁からの脱
着操作を行ない難くなり、メンテナンス上不利で
ある。さらに前記ねじ部材を螺合するための雌ね
じ部を摺動弁に設ける必要があるが、それにより
摺動弁は締付強度および熱衝撃強度に耐える材料
により形成される必要が生じる。
本考案は、かかる事情に鑑みてなされたもので
あり、リンク機構の設定自由度の増加を図るとと
もにメンテナンスを容易とし、さらに摺動弁を形
成する材料にそれ程の強度を必要としないように
した気化器の摺動弁開閉装置を提供することを目
的とする。
B 考案の構成 (1) 問題点を解決するための手段 本考案によれば、摺動弁の、吸気方向に直交す
る方向の両端部には吸気道の内周面よりも曲率半
径が小さな横断面円弧状である凸曲面部が少なく
とも吸気方向下流側に臨んでそれぞれ形成され、
摺動弁の、吸気方向下流側に臨んで前記両凸曲面
部間を接続する側面は吸気方向とほぼ直交する平
面状に形成され、該摺動弁の上端には、吸気方向
に沿う中心線から左右いずれか一方にずれた位置
に連結部が上方に向けて突設され、この連結部に
は、リンク機構の一構成要素たるピンを挿入する
ための軸受孔が摺動弁の摺動方向と直交する軸線
を有して穿設されるとともに、上端および軸受孔
の内側面間にわたつては透孔が穿設され、前記ピ
ンには透孔に挿通されるねじ部材を螺合し得るね
じ孔が設けられる。
(2) 作用 摺動弁の、吸気方向に直交する方向の両端部に
は吸気道の内周面よりも曲率半径が小さな横断面
円弧状である凸曲面部が少なくとも吸気方向下流
側に臨んでそれぞれ形成され、摺動弁の、吸気方
向下流側に臨んで前記両凸曲面部間を接続する側
面は吸気方向とほぼ直交する平面状に形成される
ことにより、リンク機構との連結部を中心線から
左右いずれか一方にずらせても摺動弁に倒れが生
じることはなく、リンク系の設定自由度が増大す
る。またねじ部材を連結部の上方から操作するこ
とにより、リンク機構と摺動弁との脱着操作を行
うことができ、メンテナンスが有利となる。さら
に摺動弁にねじ部材を螺合するのではないので、
摺動弁にそれ程の強度を必要としなくなる。
(3) 実施例 以下、図面により本考案の一実施例について説
明すると、先ず第1図および第2図において、こ
の気化器は、吸気道1が穿設された気化器本体2
と、その気化器本体2の下部に結合されるフロー
ト室体3と、吸気道1を横切つて摺動する摺動弁
としてのスロツトル弁4と、吸気道1のスロツト
ル弁4よりも上流側に配設されるチヨーク弁5と
を備える。
吸気道1は横断面円形に形成されており、その
吸気方向6に沿う上流端には、上流側に向かうに
つれて滑らかに彎曲して拡開したエアホーン7が
形成される。また、チヨーク弁5よりも下流側で
吸気道1の中間部には、ベンチユリ部8が設けら
れる。
フロート室体3はシール部材9を介して気化器
本体2の下部に結合されており、気化器本体2と
フロート室体3との間に燃料を貯留するためのフ
ロート室10が画成される。
第3図を併せて参照して、ベンチユリ部8に対
応する部分で気化器本体2の下部には、基本的に
円筒状であつて下方に延びる保持筒部11が一体
的に連接されており、この保持筒部11の下端に
は締付部材12が当接される。また、締付部材1
2にはジエツトカバー13が連結されており、さ
らにジエツトカバー13はフロート室体3の底部
に当接する。
ベンチユリ部8に対応する部分で気化器本体2
の下部には、保持筒部11内の孔14に同軸に連
なる大径凹部15と、大径凹部15よりも小径で
あつて孔14よりも大径の小径凹部16とが上方
から順に設けられる。また孔14の下端には、拡
径部17が設けられる。
大径凹部15と、小径凹部16との間には上方
に臨む段部18が形成されており、その段部18
との間にシール部材19を介在して大径凹部15
にジエツトブロツク20が嵌合される。このジエ
ツトブロツク20の中央部には、挿通孔21が穿
設されており、該挿通孔21の中間部内側面には
半径方向内方に突出した係止鍔22が全周にわた
つて突設される。
前記ジエツトブロツク20の挿通孔21には、
主燃料ノズル23が挿入される。この主燃料ノズ
ル23の上端寄りの部分には、前記係止鍔22の
上面に係合し得る係合鍔24が半径方向外方に向
けて全周にわたつて突設されており、係止鍔22
に係合鍔24を係合して主燃料ノズル23を挿通
孔21に挿入したときに、主燃料ノズル23の上
端はベンチユリ部8に突出する。しかも主燃料ノ
ズル23の下部には複数のブリード孔25aを有
するブリード管25が一体的にかつ同軸に連設さ
れており、このブリード管25の下端外周には雄
ねじ部26が刻設される。
前記小径凹部16には主燃料ノズル23を同心
に囲繞する円筒状のスリーブ27が挿入される。
このスリーブ27は、その上部をジエツトブロツ
ク20の挿通孔21に挿入して、小径凹部16お
よび孔14間の段部28と前記係止鍔22の下面
との間に挟持される。主燃料ノズル23およびブ
リード管25の各外側面と、前記スリーブ27お
よび孔14の各内側面との間には、環状室29が
画成される。
前記スリーブ27には連通孔30が穿設されて
おり、その連通孔30を介して環状室29に連通
すべく吸気道1の上流端に開口する空気通路31
が気化器本体2に穿設される。
前記締付部材12は保持筒部11の拡径部17
に挿入し得る程度の外径を有して基本的に円筒状
に形成されており、その中間部外面には半径方向
外方に突出した鍔部32が全周にわたつて突設さ
れる。また締付部材12の内側面にはその軸方向
両端寄りの部分に雌ねじ部33,34が刻設され
る。上方の雌ねじ部33は前記ブリード管25の
下端の雄ねじ部26に螺合され、鍔部32がブリ
ード管25の下端に当接するまで締付けられる。
これにより、ジエツトブロツク20が主燃料ノズ
ル23の係合鍔24と気化器本体2の段部18と
の間に挟持、固定されるとともに、スリーブ27
がジエツトブロツク20と段部28との間に挟
持、固定される。締付部材12における下方の雌
ねじ部34には燃料ジエツト35が螺合される。
前記締付部材12において鍔部32の下方には
係合溝36が全周にわたつて設けられる。一方ジ
エツトカバー13は合成樹脂により上方に凸の椀
状に形成されており、その上部には締付部材12
の下部を挿入し得る程度の係合孔37が設けられ
る。締付部材12の下部は係合孔37の周縁が係
合溝36に係合するようにして係合孔37に挿通
され、これにより締付部材12にジエツトカバー
13が連結される。
フロート室体3の底部には栓部材38がフロー
ト室体3との間にシール部材39を介在させて着
脱自在に螺合されており、この栓部材38とジエ
ツトカバー13との間には燃料保留室40が画成
される。したがつて締付部材12の下部の雌ねじ
34に螺合した燃料ジエツト35は燃料保留室4
0に開口する。しかもジエツトカバー13は、そ
の下端に突設した複数の突起41でフロート室体
3の底部に当接するものであり、ジエツトカバー
13とフロート室体3との間には燃料保留室40
をフロート室10内に連通せしめる間隙42が形
成される。
再び第2図を参照して、フロート室10内には
フロート43が収納されており、このフロート4
3に応動して開閉動作をするフロート弁44が、
気化器本体2に設けられた燃料流入孔150を開
閉すべく配設される。
気化器本体2の上部には、スロツトル弁4を摺
動自在に案内すべく、ベンチユリ部8に開口して
上方に延びる案内筒45が一体的に連設される。
この案内筒45の上端はカバー46で開閉自在に
して閉塞される。
第4図を併せて参照して、スロツトル弁4は、
その下部に中実の支持部47を有して、横断面形
状が吸気道1の吸気方向6と直角な方向に長い偏
平長円形の筒状に形成形成される。すなわちスロ
ツトル弁4において、吸気方向6に直交する方向
の両端部には吸気道1の内周面よりも曲率半径が
小さな横断面円弧状である凸曲面部4aが少なく
とも吸気方向下流側に臨んでそれぞれ形成され、
吸気方向6の下流側に臨んで両凸曲面部4a間を
接続する側面4bは吸気方向6とほぼ直交する平
面状に形成される。また前記案内筒45内には、
スロツトル弁4に対応して横断面形状が偏平長円
形の摺合孔部48が設けられ、この摺合孔部48
の上端に連なる作動室49が、摺合孔部48に摺
合したスロツトル弁4、案内筒45およびカバー
46により画成される。
スロツトル弁4の支持部47には吸気道1と前
記作動室49とを結ぶ小径の導孔50が穿設され
る。この導孔50は、スロツトル弁4の作動によ
り前記作動室49が加、減圧されることを避け、
スロツトル弁4の作動が作動室49の加、減圧に
よつて阻害されることを防止するためのものであ
る。
スロツトル弁4には主燃料ノズル23およびブ
リード管25に挿通されるジエツトニードル51
がスロツトル弁4に係合されるホルダ52により
保持される。
第5図、第6図および第7図において、スロツ
トル弁4における支持部47の上部には、係合凹
部53を底面に備えて上下に延びる係止穴54が
穿設され、ジエツトニードル51を挿通して保持
するための保持孔55が係合凹部53の中心に連
なるように穿設される。また、係止穴54の上部
内側面には、相互に近接する方向に突出した一対
の係合突部56が突設される。
ホルダ52は、合成樹脂により形成されてお
り、基本的に円筒状に形成されたホルダ本体58
と、該ホルダ本体58の上端に一体的に設けられ
る操作部59と、ホルダ本体58の下端に一体的
に設けられる一対の係止鍔部60とから成る。ホ
ルダ本体58の外径は前記両係合突部56間の距
離よりもわずかに小さく定められており、前記操
作部59はボツクスレンチなどを係合し得るよう
に六角形状に形成される。さらに両係止鍔部60
は、ホルダ本体58の一直径線に沿う両側で円弧
状に張り出すように形成されており、両係止鍔部
60の先端縁は係止孔54の内径よりもわずかに
小さい直径の仮想円に沿うように彎曲している。
ホルダ本体58の周方向に沿う前記各係止鍔部
60の一端にはホルダ本体58の外側面に沿つて
上方に延びる規制突部61が設けられ、前記周方
向に沿う各係止鍔部60の他端には前記規制突部
61との間に係合凹所63を形成するための突部
62がそれぞれ設けられる。しかも前記規制突部
61の係止鍔部60からの高さh1は、係止鍔部
60の厚さd1との和が、係止穴54における底
面から係合突部56までの間隔1よりも大とな
るように定められる。
ホルダ本体58には、その下面に開口する穴6
4が穿設されており、その穴64の閉塞端には下
方に向けて短円柱状の突起65が突設される。
一方、ジエツトニードル51の上部には、前記
係合凹部53に係合し得る止め輪66が、ジエツ
トニードル51の長手方向に間隔をあけた複数の
位置の1つに選択的に取り付けられる。この止め
輪66とホルダ52との間にコイルばね67が介
装され、それによつてジエツトニードル51がス
ロツトル弁4に保持される。すなわち、ホルダ5
2は、穴64にコイルばね67の一端を挿入して
突起65に嵌合した状態で、両係止鍔部60を両
係合突部56間に配置して係止穴54に挿入さ
れ、90度だけ回動せしめられる。そうすると、コ
イルばね67のばね力によりホルダ52が上方に
付勢され、両係合凹所63に係合突部56がそれ
ぞれ係合し、しかも、止め輪66が係合凹部53
に押し付けられてジエツトニードル51がスロツ
トル弁4に保持される。
ホルダ52を角変位操作するために、ホルダ5
2における操作部59の上端にはドライバ(図示
せず)を係合すべく、十字状の溝68が設けられ
る。
気化器本体2における前記案内筒45の上部に
は、スロツトル弁4の摺動方向および吸気方向6
に直交する操作軸としてのスロツトル軸70が回
動自在に支承される。案内筒45から突出したス
ロツトル軸70の一端にはスロツトルレバー71
が固設されており、図示しないスロツトルワイヤ
がそのスロツトルレバー71に連結される。しか
も気化器本体2およびスロツトルレバー71間に
は図示しないばねが介装されており、そのばね力
により、スロツトルレバー71およびスロツトル
軸70は矢符72で示す閉弁方向に回動付勢され
ている。
スロツトル弁4とスロツトル軸70とは、作動
室49内に配設されるリンク機構73を介して連
結されており、スロツトル軸70の回動運動がリ
ンク機構73を介してスロツトル弁4の摺動孔部
48での往復摺動運動すなわち開閉運動に変換さ
れる。
第8図において、リンク機構73は、第1ピン
74によりスロツトル弁4に一端が連結される第
1リンクアーム75と、一端がスロツトル軸70
に固定されるとともに他端が第2ピン76により
第1リンクアーム75の他端に連結される第2リ
ンクアーム77とを備える。
スロツトル弁4の上端には、吸気方向6に沿う
中心線78(第4図参照)から左方にずれた位置
(第4図で右方)に、上方に向けて連結部79が
突設される。この連結部79には、スロツトル弁
4の摺動方向と直交する軸線、たとえば吸気方向
6と直交して左右に延びる軸線を有する軸受孔8
0が穿設される。また連結部79の上端と軸受孔
80の上部内側面との間にわたつては該軸受孔8
0に直交する透孔81が穿設され、該透孔81と
同軸であつて軸受孔80の下部内側面に開口する
有底穴82がスロツトル弁4に設けられる。
第1ピン74はねじ部材83により軸受孔80
に挿入、固定されるものであり、第1ピン74の
一端寄りの部分には前記透孔82および有底穴8
2よりも小径のねじ孔84が一直径線にそつて設
けられる。
ねじ部材83は前記ねじ孔84に螺合し得る先
端側の第1雄ねじ部85と後端側の第2雄ねじ部
86との間に小径部87が設けられて成る。しか
もねじ部材83の長さは、その後端の大径頭部8
8がワツシヤ151を介して連結部79の上端に
当接したときに、その先端が有底穴82の底部に
当接しないように定められ、その状態で第2雄ね
じ部86がねじ孔84に螺合するように第1雄ね
じ部85、小径部87および第2雄ねじ部86の
各長さが定められ、小径部87の長さはねじ孔8
4よりも長く定められる。
第1ピン74は前記軸受孔80に挿入、固定し
た状態で連結部79から前記中心線78側に突出
する長さを有するものであり、その突出部分には
球形部89が設けられる。この球形部89に第1
リンクアーム75の一端が連結される。
第1リンクアーム75は、短円筒状の第1円筒
部90の一端に、前記第1ピン74の球形部89
よりも大径の孔91を有するとともに第1円筒部
90の外径に対応した長さを有する第2円筒部9
2が直角にかつ一体的に連設されて成り、合成樹
脂により形成される。また、第1円筒部90の他
端には、第2ピン76を挿通するための孔93が
孔91と平行な一直径線に沿つて穿設される。さ
らに第1円筒部90に対向する孔91の内側面に
は、前記球形部89を受けるための球形凹部94
が設けられる。
第1リンクアーム75の第1円筒部90内に
は、第1ピン74の球形部89に摺接すべく球形
に凹んだ第1摺接面95を有する第1押圧部材9
6と、第2ピン76の外周面に摺接すべく横断面
円弧状に凹んだ第2摺接面97を有する第2押圧
部材98とが、第1円筒部90の軸方向に移動可
能にして収容され、両押圧部材96,97間には
ばね99が縮設される。したがつて、第1ピン7
4の球形部89は球形凹部94および第1摺接面
95間に挟持されることになり、第1リンクアー
ム75は制限された範囲でいずれの方向に揺動す
ることも許容されて第1ピン74のまわりに回動
可能である。
第2リンクアーム77の一端には前記孔93に
挿通された第2ピン76が圧入、固定される。ま
た、第2リンクアーム77の他端にはスロツトル
軸70を挿通するための貫通孔100が設けられ
ており、該貫通孔100に挿通したスロツトル軸
70にねじ部材101を螺合することにより、第
2リンクアーム77の他端がスロツトル軸70に
固着される。
再び第1図において、スロツトル軸70の下方
に対応する部分でフロート室体3には、加速ポン
プ102が付設される。この加速ポンプ102は
スロツトル軸70に向けて上方に延びるとともに
上方に向けて弾発付勢された駆動軸103を備え
ており、該駆動軸103が押し下げられたとき
に、加速ポンプ102がポンプ作動するものであ
る。
気化器本体2の外側面には前記駆動軸103の
上下移動を案内するために、案内溝104が設け
られる。
気化器本体2の案内筒45には、前記スロツト
ル軸70の下方でスロツトル軸70と平行な支軸
105が突設されており、この支軸105にはス
ロツトル軸70の下方で円弧状に曲成された揺動
アーム106の基端が回動自在に枢支される。こ
の揺動アーム106はたとえばポリアセタール樹
脂などの合成樹脂により形成される。
揺動アーム106の先端にはスロツトル軸70
に向けて開口した有底円筒状の支持筒部107が
一体的に設けられる。一方、スロツトル軸70に
はポリアセタール樹脂などの合成樹脂から成るカ
ム部材108が固設される。このカム部材108
は基本的には短円筒状であるが、その外周面の一
部には、軸方向に沿う平坦面109と、該平坦面
109に円滑に連なるとともに閉弁方向72に向
かうにつれてスロツトル軸70の軸線から離反す
るように彎曲した円弧面110とが、閉弁方向7
2に沿つて順に設けられる。しかも、スロツトル
軸70が全閉位置にあるときに、前記平坦面10
9が前記支持筒部107に対応する位置にあるよ
うに、カム部材108のスロツトル軸70への固
設位置が設定される。
前記支持筒部107の閉塞端にはねじ棒111
が軸方向移動自在に挿通されており、その閉塞端
から突出した部分でねじ棒111には一対のナツ
ト112,113が螺合される。またねじ棒11
1の内端には支持筒部107内を移動可能な短円
柱状ホロア114が固着されており、このホロア
114と、支持筒部107の閉塞端との間にはね
じ棒111を囲繞するコイルばね115が縮設さ
れる。したがつて、ホロア114はナツト112
が前記閉塞端に当接するまで支持筒部107から
突出され、その突出量はナツト112,113の
ねじ棒111への螺合位置によつて定まる。
ホロア114はカム部材108の平坦面109
および円弧面110に摺接するものであり、カム
部材108の回動に応じて揺動アーム106が揺
動する。すなわちホロア114が平坦面109に
摺接している状態では揺動アーム106は制止し
たままであるが、円弧面110へのホロア114
の摺接に応じて揺動アーム106は支軸105の
まわりに第1図で時計方向に回動する。
揺動アーム106の中間部には、下方に向けて
開いた傘状の受部122が一体的に設けられる。
この受部122には、前記加速ポンプ102の駆
動軸103の上端が受けられる。したがつて、ス
ロツトル軸70すなわちカム部材108が、スロ
ツトル弁4を或る開度以上開弁すべく回動したと
きに、ホロア114が円弧面110に摺接して揺
動アーム106が第1図で時計方向に回動し、駆
動軸103が押下げられることにより加速ポンプ
102がポンプ作動する。
第9図において、気化器本体2には全閉状態に
あるチヨーク弁5の上流側および下流側を結んで
チヨーク弁5を迂回するバイパス通路116が設
けられ、このバイパス通路116の途中にはリリ
ーフ弁117が介設される。
すなわち、前記バイパス通路116はチヨーク
弁5よりも下流側で吸気道1に開口する通路部分
116aと、チヨーク弁5よりも上流側で吸気道
1に開口する通路部分116bとが、気化器本体
2の外側面に設けられた凹所118に開口して構
成される。凹所118の開口端は蓋部材119を
圧入して閉塞されるものであり、リリーフ弁11
7は、通路部分116aの凹所118への開口端
を閉塞し得る弁体120と、弁体120および蓋
部材119間に縮設される弁ばね121とにより
構成される。
したがつて、通路部分116aの圧力と、凹所
118すなわち通路部分116bの圧力との差に
応じた開弁方向の力が弁ばね121のセツト荷重
よりも大となると、リリーフ弁117が開弁し、
通路部分116aから通路部分116bへの混合
気の流通が許容される。
第10図を併せて参照して、気化器本体2の下
部には、低速燃料ノズル125が配設される。こ
の低速燃料ノズル125には、ブリード管126
と、低速燃料ジエツト127とが上方から順にか
つ一体的に連設されており、気化器本体2の下部
に螺合して気化器本体2に取付けられる。しかも
その取付け状態で低速燃料ジエツト127は、フ
ロート室10内の油面下に開口しており、低速燃
料ノズル125は低速系燃料室128に開口す
る。また低速系燃料室128と、スロツトル弁4
よりも下流側で吸気道1に開口するアイドルポー
ト129とが相互に連通されるとともに、ベンチ
ユリ部8に開口してジエツトブロツク20に穿設
された低速燃料噴出ポート130も低速系燃料室
128に連通される。
前記ブリード管126の周囲には気化器本体2
との間に環状室131が画成されており、この環
状室131と、吸気道1の上流端とを結んで第1
低速用空気通路132が気化器本体2に設けられ
る。しかもこの第1低速用空気通路132の途中
には、エアスクリユウ弁133が介設される。ま
た、第1低速用空気通路132の途中と、吸気道
1の上流端とを結んで第2低速用空気通路134
が設けられており、第2低速用空気通路134の
途中にはエアカツト弁135が介設される。しか
も第2低速用空気通路134の通路径は、第1低
速用空気通路132の通路径よりも大きく設定さ
れる。
エアスクリユウ弁133は、第1低速用空気通
路132の下流側部分132bに連なる弁孔13
6を開閉し得る弁体137を先端に有するエアス
クリユウ138が、外部から螺進、螺退操作可能
にして気化器本体2に螺合されて成り、エアスク
リユウ138は気化器本体2との間に介装したば
ね139により開弁方向に付勢される。また第1
低速用空気通路132の上流側部分132aは、
弁孔136の開度を調整すべく前記弁体137が
収納、配置された弁室140に、常時連通する。
エアカツト弁135は、第2低速用空気通路1
34の上流側部分134aと、下流側部分134
bに連なる空気室141との連通、遮断を弁体1
42により択一的に切換えるものであり、前記空
気室141と負圧室143を隔絶するダイヤフラ
ム144の中央部に連結されたロツド145が弁
体142に当接される。ダイヤフラム144は気
化器本体2と気化器本体2に結合されるカバー1
46とにより周縁部を挟持されており、ダイヤフ
ラム144およびカバー146間に負圧室143
が画成され、ダイヤフラム144および気化器本
体2間に空気室141が画成される。また気化器
本体2と弁体142との間には弁体142をロツ
ド145に当接せしめるためのばね147が介装
され、負圧室143にはダイヤフラム144を空
気室141側に撓曲して弁体142を開弁方向に
付勢するためのばね148が収納される。
カバー146および気化器本体2には、負圧室
143を、スロツトル弁4よりも下流側の吸気道
1に連通せしめるための連通路149が穿設され
ており、負圧室143にはスロツトル弁4よりも
下流側の吸気負圧が作用する。したがつて、その
吸気負圧による力がばね148による荷重に打ち
勝つたときに、ダイヤフラム144が負圧室14
3側に撓曲して弁体142が閉弁作動することに
なるが、ばね148のセツト荷重は、スロツトル
弁4を閉じてエンジンブレーキをかけたときのブ
ースト負圧でダイヤフラム144が負圧室143
側に撓曲して閉弁するように設定される。
また第2低速用空気通路134の下流側部分1
34bは、第1低速用空気通路132において弁
孔136の上流側たとえば弁室140に接続され
る。
次にこの実施例の作用について説明すると、ス
ロツトル弁4は、スロツトル軸70の回動操作に
よりリンク機構73が作動するのに応じて摺合孔
部48を上下に摺動し、それにより吸気道1にお
けるベンチユリ部8の開度が定まり、その開度に
よつて定まる流量の空気が吸気道1の上流側から
ベンチユリ部8を流通し、それに応じた燃料が混
入して混合気が形成される。
ここで、機関始動時にチヨーク弁5が閉弁状態
で機関にバツクフアイヤが生じた場合を想定す
る。このバツクフアイヤが生じると、リリーフ弁
117が開弁し、衝撃圧はチヨーク弁5を迂回し
てバイパス通路116から吸気道1の上流端へと
リークされる。したがつて、チヨーク弁5に衝撃
圧が直接作用することが回避され、チヨーク弁5
の損傷、変形が防止される。しかもチヨーク弁5
にリリーフ弁117が設けられていないので、チ
ヨーク弁5の重量増加を回避することができると
ともに、チヨーク弁5を単純形状の平板として、
吸気抵抗を小さく抑えることができる。
また低速運転時に低速燃料ノズル125に供給
される空気量は、エアスクリユウ弁133の開度
調節によつて制御されるが、比較的大径の第2低
速用空気通路134を流通する空気量もエアスク
リユウ弁133で制御されるので、エアスクリユ
ウ弁133による制御感度を鋭敏にして微妙な調
整を行うことができる。
さらにスロツトル弁4を閉じてエンジンブレー
キをかけたときを想定する。この際、エアカツト
弁135が閉弁し、低速燃料ノズル125には第
1低速用空気通路132のみから空気が供給され
ることになる。したがつてアイドルポート129
から吐出される混合気の燃料濃度は過濃となり、
機関から排気通路に排出される混合気が過濃とな
つて失火し易くなり、アフターバーンが抑制され
る。
かかる気化器において、カバー46を開いてス
ロツトル弁4のメンテナンスを行う場合を想定す
る。この場合、リンク機構73とスロツトル弁4
とはスロツトル弁4の中心線78からずれた位置
で連結されており、上方から単一のねじ部材88
で締付けて連結しているので、そのねじ部材88
を緩めるだけでリンク機構73をスロツトル弁4
から取外すことができる。
しかも、ねじ部材88は相互間に小径部87を
介在して第1および第2雄ねじ部85,86を有
するものであるので、ねじ部材88を引つ張つた
状態でなければ螺退操作をすることができず、ね
じ部材88を狭い空間に脱落させてしまうことが
極力防止される。
ところで、スロツトル弁4は、その横断面形状
を偏平長円形として形成されるので、中心線78
の左、右両側には倒れ難い。すなわち吸気道1に
生じた吸気負圧によりスロツトル弁4が第11図
で示すように吸気負圧により吸気方向6の下流側
に吸引されたときに、スロツトル弁4の側面4b
が摺動孔部48の内面に押し付けられるととも
に、中心線78から比較的離れた両側でスロツト
ル弁4の凸曲面部4aが摺動孔部48の内面に押
付けられる。ここで、凸曲面部4aの摺動孔部4
8内面への接触部に注目すると、気化器本体2か
ら吸気方向6とは反対側に向けての反力Fが作用
することになり、凸曲面部4aの半径方向に沿つ
て凸曲面部4aおよび摺動孔部48内面の接触部
を通る直線Lと、反力Fの作用方向とがなす角度
をαとすると、スロツトル弁4には、その両側か
ら中心線78側に向けてF・tanαの分力が作用
することになる。而して凸曲面部4aの曲率半径
は比較的小さいので角度αは比較的大きく、前記
分力も比較的大きくなる。したがつてスロツトル
弁4が中心線78の左、右両側に倒れることが極
力回避され、連結部79が中心線78から左右い
ずれの側にずれた位置にあつても、スロツトル弁
4に倒れが生じることはなく、円滑な作動を実現
することができ、連結部79を中心線78からず
らせることによりリンク系の設定自由度も増大す
る。
これに対し、第12図で示すように、スロツト
ル弁4′が真円状の横断面形状を有するように形
成されている場合、すなわち吸気道1の内周面よ
りも大きな曲率半径の外面を有する場合には、吸
気道1に生じた吸気負圧によりスロツトル弁4′
が吸気方向6に沿う下流側に吸引されたときに
は、中心線78近傍の部分Aでスロツトル弁4′
が摺動孔部48′に接触することになる。このた
めスロツトル弁4′の半径方向に沿つて該スロツ
トル弁4′の外面および摺動孔部48′内面の接触
部を通る直線L′と、反力Fの作用方向とがなす角
度α′が比較的小さくなることにより、中心線78
に向けてスロツトル弁4′に作用する力は小さく、
スロツトル弁4′は中心線78の左、右に倒れ易
くなる。したがつて、中心線78から左、右にず
れた位置でスロツトル弁4′をリンク系に連結す
ると、スロツトル弁4′が倒れて円滑な作動を確
保し得ないのである。
また、ねじ部材88はピン74に螺合するもの
であり、スロツトル弁4には螺合しないので、ス
ロツトル弁4の材料として大きな締付強度および
熱衝撃強度を要するものは不要であり、材料の選
択範囲を拡大することができる。たとえば摺動抵
抗のすくない合成樹脂などの材料を用いることが
できる。
リンク機構73の組付時に、第1および第2ピ
ン74,76の平行度を正確にすることが望まし
いが、実際には困難である。しかるに、第1リン
クアーム75と第1ピン74とは、球面形状で摺
接しているので、第1リンクアーム75が多少倒
れることが許容されており、上記平行度の精度が
粗くても、リンク機構73の円滑な作動すなわち
スロツトル弁4の円滑な作動が可能である。
しかも、第1および第2ピン74,76と第1
リンクアーム75とは、ばね99の働きにより常
に摺接状態を確保されており、がたつきを生じる
ことはない。したがつて、スロツトル弁4を急閉
した後に徐閉してアイドル開度としたときも良好
なアイドル開度再現性が得られる。
ジエツトブロツク20は、主燃料ノズル23と
一体のブリード管25に締付部材12を螺合して
締付けることにより、気化器本体2と主燃料ノズ
ル23の係合鍔24との間に挟持されるので、主
燃料ノズル23とジエツトブロツク20とが同時
に固定され、ジエツトブロツク20および気化器
本体2間のシール不良を確実に防止することがで
きる。
さらに、加速ポンプ102の駆動軸103は揺
動アーム106の傘状受部122で受けられてお
り、駆動軸103の多少の倒れは許容されるの
で、駆動軸103の摺動抵抗を小さくしてスロツ
トル軸70の作動荷重を小さくすることができ
る。
C 考案の効果 以上のように本考案によれば、摺動弁の、吸気
方向に直交する方向の両端部には吸気道の内周面
よりも曲率半径が小さな横断面円弧状である凸曲
面部が少なくとも吸気方向下流側に臨んでそれぞ
れ形成され、摺動弁の、吸気方向下流側に臨んで
前記両凸曲面部間を接続する側面は吸気方向とほ
ぼ直交する平面状に形成され、該摺動弁の上端に
は吸気方向に沿う中心線から左右いずれか一方に
ずれた位置に連結部が上方に向けて突設され、こ
の連結部には、リンク機構の一構成要素たるピン
を挿入するための軸受孔が摺動弁の摺動方向と直
交する軸線を有して穿設されるとともに、上端お
よび軸受孔の内側面間にわたつては透孔が穿設さ
れ、前記ピンには透孔に挿通されるねじ部材を螺
合し得るねじ孔が設けられるので、メンテナンス
が容易となるとともに、リンク系の設定自由度が
増大し、さらに摺動弁の材料選択の幅が増大す
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は気化器の部分切欠き側面図、第2図は気化器の
拡大縦断側面図、第3図は第2図の要部拡大図、
第4図は第2図の−線拡大断面図、第5図は
ホルダの拡大平面図、第6図はホルダの拡大側面
図、第7図は第4図の−線拡大断面図、第8
図はリンク機構の拡大縦断展開断面図、第9図は
第2図の−線拡大断面図、第10図は低速用
空気通路の接続状態を簡略化して示すための断面
図、第11図はスロツトル弁が吸気方向下流側に
吸引された状態を示す断面図、第12図は横断面
真円状のスロツトル弁が吸気方向下流側に吸引さ
れた状態を示す断面図である。 1……吸気道、2……気化器本体、4……摺動
弁としてのスロツトル弁、4a……凸曲面部、4
b……側面、6……吸気……吸気方向、70……
操作軸としてのスロツトル軸、73……リンク機
構、74……ピン、78……中心線、79……連
結部、80……軸受孔、81……透孔、83……
ねじ部材、84……ねじ孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回動操作すべく気化器本体2に回動自在に支承
    された操作軸70と、吸気道1を横切つて開閉す
    べく気化器本体2に摺合された摺動弁4とがリン
    ク機構73を介して連結される気化器の摺動弁開
    閉装置において、前記摺動弁4の、吸気方向6に
    直交する方向の両端部には吸気道1の内周面より
    も曲率半径が小さな横断面円弧状である凸曲面部
    4aが少なくとも吸気方向6下流側に臨んでそれ
    ぞれ形成され、摺動弁4の、吸気方向6下流側に
    臨んで前記両凸曲面部4a間を接続する側面4b
    は吸気方向6とほぼ直交する平面状に形成され、
    該摺動弁4の上端には、吸気方向6に沿う中心線
    78から左右いずれか一方にずれた位置に連結部
    79が上方に向けて突設され、この連結部79に
    は、リンク機構73の一構成要素たるピン74を
    挿入するための軸受孔80が摺動弁4の摺動方向
    と直交する軸線を有して穿設されるとともに、上
    端および軸受孔80の内側面間にわたつては透孔
    81が穿設され、前記ピン74には透孔81に挿
    通されるねじ部材83を螺合し得るねじ孔84が
    設けられることを特徴とする気化器の摺動弁開閉
    装置。
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