JPH0530728Y2 - - Google Patents

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JPH0530728Y2
JPH0530728Y2 JP16435787U JP16435787U JPH0530728Y2 JP H0530728 Y2 JPH0530728 Y2 JP H0530728Y2 JP 16435787 U JP16435787 U JP 16435787U JP 16435787 U JP16435787 U JP 16435787U JP H0530728 Y2 JPH0530728 Y2 JP H0530728Y2
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JP
Japan
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ultrasonic
sensor
contact medium
attached
sensor body
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  • Measuring Pulse, Heart Rate, Blood Pressure Or Blood Flow (AREA)
  • Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、分娩監視装置等の超音波センサに係
り、特に胎児の心拍情報を測定するための超音波
ドプラセンサに適するセンサに関する。
〔先行技術〕
本考案者らは特願昭62−141928号として分娩監
視装置用超音波ドプラセンサを既に提案してい
る。この超音波ドプラセンサ1は、高分子圧電素
子を用いて超音波の発信、受信部の面積を広く
し、胎児が動いてもセンサの位置を変更すること
なく胎児心拍情報を採取できるようにしたもので
ある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記先行例にあつては、胎児の心拍情報を得る
ために、胎児心臓部の母体腹壁上に、超音波ドプ
ラセンサを装着するのであるが、センサ本体と母
体との間に空気層がわずかにしろ存在すると、超
音波は音響インピーダンスの違いによりセンサ本
体から放射されず、母体へは入射しないことにな
る。
従つて胎児心拍を検出するには、超音波の母体
への送受(入放射)が不可欠であることからセン
サ本体と母体との間に空気層を作らないために通
常、接触媒体を使用している。
使用する接触媒体としてはペースト状のゲルあ
るいは水分を多量に含む吸水性ポリマー等が使用
されている。
上記先行例のセンサ本体の超音波放射面(通常
平面であることが多い)に接触媒体を塗布あるい
は添着した場合、センサ本体を接触媒体で装着し
た母体が何らかの理由により動き、あるいは体形
変化を生じたとき、センサ本体のずれ、はずれが
生じ易くなる。即ち、接触媒体のセンサずれによ
る漏出などが発生し、空気層がセンサ本体と母体
との間にでき、超音波の送受が不能となり、心拍
情報を採取できないという問題点があつた。
〔考案の概要〕
本考案超音波センサは、上記の問題点を解決す
るため、センサ本体2の超音波放射面に超音波信
号の送受接触媒体3を環状の雄部4に囲まれた部
分に、あるいは互いに係合する環状の雄部4と雌
部5で取り付けてなる構成としたものである。
このような構成とすることにより送受接触媒体
3はセンサ本体2に環状の雄部4に囲まれた部分
にあるいは互いに係合する環状の雌部5と雄部4
によつて取付けられるために、母体腹壁面にセン
サ本体2を装着した場合、移動したり、漏出した
りするおそれがなくなり、超音波の送受が可能に
なつて心拍情報を採取することが可能になる。
〔考案の具体的説明〕
以下図面により本考案の実施例を説明する。
第1図a,bはそれぞれ本考案超音波センサを
超音波ドプラセンサとして母体に装着した状態を
示す断面図及びそのセンサ本体の斜視図である。
第1図において1は本考案超音波センサで、2
はセンサ本体であり、高分子系圧電素子を用いて
超音波の発信、受信を行うように構成されてい
る。
センサ本体2の超音波放射面には四角形状の雄
部、例えば突起4が設けられている。この突起4
に囲まれた部分には送受接触媒体3が装着されて
いる。
送受接触媒体3としてはゲル状あるいは吸水性
ポリマー等の接触媒体であり、架橋型共重合体
に、水および/または多価アルコール類を含有せ
しめた固態状の接触媒体である。
この実施例では環状の突起4により囲まれた部
分に超音波信号の送受接触媒体3が装着されいる
ために母体腹壁面6にセンサ本体2を装着した場
合、送受接触媒体3が移動したり漏出したりする
おそれはない。
第2図a,bはそれぞれその他の実施例を示す
断面図及びそのセンサ本体の斜視図である。
この実施例ではセンサ本体2の超音波放射面に
四角形状の雌部、例えば溝5が設けられ、この環
状の溝5内に雄部、、例えば突起4が嵌入するよ
うにセンサ本体2の超音波放射面に送受接触媒体
3が添着されている。
この実施例では環状の溝5内に突起4が嵌入さ
れているために送受接触媒体3が移動するおそれ
はなく、漏出も殆ど起こらない。
本考案における突起4及び溝5は形状や数量を
限定するものではなく、連続に設けても不連続に
設けてもよい。
なお、本実施例の突起4の高さは0.5〜1.0mm程
度であり、溝5の深さ0.5〜1.0mm程度である。
この超音波センサ1は図示のように母体腹壁面
6に適合して装着する。センサ本体2の発信部に
高周波の電圧をケーブル7を介して加えると、超
音波が発生し、この超音波が母体内の胎児の心臓
に照射される。胎児心臓表面や弁などで反射し、
心臓の動きにより変調されたドプラ信号(音響信
号)はセンサ本体2の受信部(図示せず)で胎児
心拍信号(電気信号)に変換され、取り出され
る。センサ本体2は全体をフレキシブルのシリコ
ンラバー等の弾性体で覆われており、高分子圧電
素子の面積が広いために非常に広範囲の胎児心拍
情報を採取することができる。
上述のように本考案によれば、高分子圧電素子
を用いて超音波発信、受信部の面積を広くし胎児
が動いてもセンサ位置を変更することなく胎児心
拍情報を採取できるようにした分娩監視装置用超
音波センサにおいて、当該センサ本体2の超音波
放射面に超音波信号の送受接触媒体3を環状の雄
部4に囲まれた部分に、あるいは互いに係合する
環状の雄部4と雌部5で取り付けてなる構成とし
たので、送受接触媒体3はセンサ本体2に環状の
雄部4に囲まれた部分にあるいは互いに係合する
環状の雌部5と雄部4によつて取付けられるため
に、母体腹壁面にセンサ本体2を装着した場合、
移動したり、漏出したりするおそれがなくなり、
超音波の送受が可能になつて心拍情報を採取する
ことができる。
また、高分子系圧電素子をアレー型とすれば超
音波探触子として内部構造の観察に用いることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図a,bはそれぞれ本考案超音波センサの
一実施例を母体に装着した状態を示す断面図及び
そのセンサ本体の斜視図、第2図a,bはそれぞ
れその他の実施例を示す断面図及びそのセンサ本
体の斜視図である。 1……本考案超音波センサ、2……センサ本
体、3……送受接触媒体、4……雄部、5……雌
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 高分子圧電素子を用いて超音波発信、受信を行
    う超音波センサにおいて、当該センサ本体の超音
    波放射面に超音波信号の送受接触媒体を環状の雄
    部に囲まれた部分に、あるいは互いに係合する環
    状の雄部と雌部で取り付けてなる超音波センサ。
JP16435787U 1987-10-26 1987-10-26 Expired - Lifetime JPH0530728Y2 (ja)

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JP16435787U JPH0530728Y2 (ja) 1987-10-26 1987-10-26

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Publication Number Publication Date
JPH0168008U JPH0168008U (ja) 1989-05-01
JPH0530728Y2 true JPH0530728Y2 (ja) 1993-08-06

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