JPH05306826A - 除湿空調装置 - Google Patents

除湿空調装置

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JPH05306826A
JPH05306826A JP4112537A JP11253792A JPH05306826A JP H05306826 A JPH05306826 A JP H05306826A JP 4112537 A JP4112537 A JP 4112537A JP 11253792 A JP11253792 A JP 11253792A JP H05306826 A JPH05306826 A JP H05306826A
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JP
Japan
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temperature
area
humidity
air
limit value
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JP4112537A
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English (en)
Inventor
Akira Morikawa
朗 森川
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Kubota Corp
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Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 空調対象域2からの還気RAを冷却除湿する
冷却手段4、その冷却除湿空気SAを空調対象域2に循
環供給する循環手段3,5,13、及び、空調対象域2
の域内温度検出に基づいて、検出域内温度tiが設定下
限値tiuにまで低下すると冷却手段4の運転を停止す
ることと、検出域内温度tiが設定上限値tioにまで
上昇すると冷却手段4の運転を再開することとを繰り返
す運転制御手段18を備える除湿空調装置において、快
適性の向上を図りながら能率良く域内湿度を低下させ
る。 【構成】 空調対象域2の域内湿度検出に基づいて、検
出域内湿度rが低下するほどの設定下限値tiuと設定
上限値tioとの温度巾を縮小するように設定値変更す
る設定変更手段18cを設けてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空調対象域からの還気
を冷却除湿する冷却手段、その冷却除湿空気を前記空調
対象域に循環供給する循環手段、及び、前記空調対象域
の域内温度検出に基づいて、検出域内温度が設定下限値
にまで低下すると前記冷却手段の運転を停止すること
と、検出域内温度が設定上限値にまで上昇すると前記冷
却手段の運転を再開することとを繰り返す運転制御手段
を備える除湿空調装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記形式の除湿空調装置では、図
5に示すように、上記の設定下限値tiu及び設定上限
値tioの夫々を一定値に固定し、それら設定下限値t
iuと設定上限値tioとの温度巾を常に一定にして、
冷却手段4の運転停止及び運転再開を繰り返す構成とし
ていた。
【0003】図5において太実線が上記の繰り返しによ
る域内状態の変化過程を示す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、設定下限値t
iu及び設定上限値tioをそれらの温度巾を大きくし
て設定すると、当然のことながら域内温度tiが、それ
ら両設定値tiu,tioにわたって大きく繰り返し変
化するため、体感温度的に域内者に不快感を与える問題
があった。
【0005】又、この不快感を回避すべく、設定下限値
tiu及び設定上限値tioをそれらの温度巾を小さく
して設定すると、1期間の冷却手段運転により低下する
湿度の低下量が小さくなって、域内湿度rを所望の値r
mに低下させるまでにおける冷却手段4の発停回数が多
くなり、このため、冷却手段4の運転再開時において冷
却手段4が所期の能力で冷却除湿機能するようになるま
での立ち上がりロス時間の発生頻度が多くなって、域内
湿度rの低下能率が悪くなる、即ち、域内湿度rを所望
の値rmにまで低下させるのに要する時間が長くなる問
題があった。
【0006】本発明の目的は、合理的な運転制御によ
り、域内者の不快感を防止しながら域内湿度を能率良く
低下させる点にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による除湿空調装
置の第1の特徴構成は、空調対象域からの還気を冷却除
湿する冷却手段、その冷却除湿空気を前記空調対象域に
循環供給する循環手段、及び、前記空調対象域の域内温
度検出に基づいて、検出域内温度が設定下限値にまで低
下すると前記冷却手段の運転を停止することと、検出域
内温度が設定上限値にまで上昇すると前記冷却手段の運
転を再開することとを繰り返す運転制御手段を備える構
成において、前記空調対象域の域内湿度検出に基づい
て、検出域内湿度が低下するほど前記の設定下限値と設
定上限値との温度巾を縮小するように設定値変更する設
定変更手段を設けたことにあり、その作用・効果は次の
通りである。
【0008】
【作用】つまり、上記第1特徴構成では(図3参照)、
冷却手段4の運転停止と運転再開とを繰り返しながら冷
却手段4による冷却除湿で域内湿度rが次第に低下する
に伴い、その繰り返しの各回における設定下限値tiu
と設定上限値tioとの温度巾が次第に小さく変更さ
れ、これにより、域内湿度低下過程における実際域内温
度tiの上下変動が域内湿度rの低下に伴い(即ち、域
内湿度rが所望の値rmに近づくに伴い)次第に小さく
なる。
【0009】
【発明の効果】即ち、本発明の第1特徴構成によれば、
域内湿度が未だ高い状態では域内温度の上下変動巾は大
きいが、そもそも域内湿度が未だ高い状態では域内は未
だ充分な快適状態ではなくて域内者は空調性感知の上で
域内温度に対し鈍感な状態にあり、従って、この高湿度
状態で多少域内温度が大きく変動したとしても、その温
度変動による不快感の発生・助長は少ないものですむ。
【0010】又、域内湿度が低くなって域内が湿度的に
快適な状態となると域内者は空調性感知の上で域内温度
に敏感となって、域内温度により域内快適性が更に大き
く左右されるが、前述の作用の如く域内湿度の低下に伴
い域内温度の変動巾を小さくすることで、低湿度状態で
の域内温度変動による不快感の発生を抑制できる。
【0011】そして、域内湿度の低下能率については、
域内湿度が未だ高い状態において前述の如く設定下限値
と設定上限値との温度差を大きくすることで、域内湿度
が所望の値に低下するまでの全体としての冷却手段発停
回数を少なくできて、各回における冷却手段の運転再開
に伴う冷却手段立ち上がりロス時間の発生頻度を平均と
して少なくでき、これによって、域内湿度を所望の値に
まで低下させるのに要する時間を短いものにすることが
できる。
【0012】以上要するに、本発明の第1特徴構成によ
れば、体感性と除湿性能とを両立できて、域内者の不快
感を回避し快適性を高くしながら域内湿度を能率良く低
下し得るに至った。
【0013】〔本発明の第2及び第3特徴構成〕本発明
による除湿空調装置の第2の特徴構成は、検出域内湿度
が低下するほど前記循環手段による前記空調対象域への
給気風量を減少させる風量制御手段を設けたことにあ
る。
【0014】つまり、この第2特徴構成によれば、域内
湿度が未だ高い状態、即ち、域内が充分な快適状態では
なく域内温度の上下変動も大きい状態において、給気風
量を大きくすることにより域内での所謂気流効果を大き
くして快適性の良化を図ることができる。
【0015】そして、このように高湿度状態において給
気風量の増大により快適性の良化を図りながらも、域内
湿度の低下に伴い給気風量を減少させることにより、湿
度的に快適で、又、域内温度の変動も小さくして快適性
の向上を図った低湿度状態において、当初の高湿度状態
と同等の気流効果が相対的に過大となってかえって快適
性を損なうことを防止でき、これによって、域内湿度低
下過程の全体についての快適性向上を効果的に達成でき
る。
【0016】本発明による除湿空調装置の第3の特徴構
成は、前記設定変更手段は、前記の温度巾縮小において
検出域内湿度が低下するほど前記の設定下限値を上昇側
に変更する構成としてあることにある。
【0017】つまり、前述の如く域内湿度が低下すると
域内者は域内温度に敏感となって域内温度の変動が快適
性に大きな影響を与えるが、殊に、域内湿度が低い状態
で域内温度が低くなることに対し寒いといった不快感を
感じ易い、この点、上記の第3特徴構成によれば、域内
湿度が低下するほど設定下限値を上昇側に変更すること
で、この低湿度状態で感じ易い寒さの不快感を効果的に
防止でき、これにより、低湿度状態において域内温度の
変動による不快感を抑制することと相まって、更に高い
快適性を確保できる。
【0018】
【実施例】次に実施例を説明する。
【0019】図1において、1はパッケージ型の空調機
であり、空調対象域2から還気路3により機内へ導かれ
る還気RAを温調用熱交換器4で温調し、その温調空気
を給気SAとして給気路5を介し対象域2へ給送し、こ
れに並行して、外気路6により屋外から機内へ導かれる
外気OAを熱源用熱交換器7に対し通過させ、その通過
空気を排気路8を介し屋外へ廃棄する構成としてある。
【0020】9は温調用熱交換器4に対し通過させる還
気RAに外気OAの一部を混合する外気分流路、10は
熱源用熱交換器7に対し通過させる外気OAに還気RA
の一部を混合する還気分流路であり、これら混合により
空調対象域2に対する換気を合わせ実施するようにして
ある。
【0021】温調用熱交換器4、及び、熱源用熱交換器
7は圧縮機11、膨張弁12とともにヒートポンプを構
成し、冷媒循環形態の切り換えにより、冷房では温調用
熱交換器4を蒸発器として機能させ、かつ、熱源用熱交
換器7を凝縮機として機能させ、一方、暖房では逆に温
調用熱交換器4を凝縮器として機能させ、かつ、熱源用
熱交換器7を蒸発器として機能させる。
【0022】13は給気ファン、14は排気ファンであ
る。
【0023】15は還気RAの温度(即ち、対象域2の
域内温度ti)を検出するセンサ、16は還気RAの相
対湿度(即ち、対象域2の域内相対湿度r)を検出する
センサ、17は温調用熱交換器4の表面温度tpを検出
するセンサであり、18はこれらセンサの検出情報に基
づき空調機1を制御する運転制御器である。
【0024】次に冷房における運転制御形態を図2及び
図3に基づいて説明する。
【0025】運転開始指令が与えられると、運転制御器
18は給気ファン13及び排気ファン14の運転を開始
し、又、冷房用の冷媒循環形態において圧縮機11を最
大出力で運転して温調用熱交換器4を最大出力Hmax
で冷却機能させる立ち上げ運転を開始する。
【0026】又、運転制御器18におけるファン制御部
18aは、給気ファン13の出力調整により、温調用熱
交換器4の出力Hに応じて空調対象域2への給気風量Q
を下記(イ)式で算出される値Qkに調整(具体的には
圧縮機出力Cに応じて所定の関係で給気ファン13の出
力を調整)し、
【0027】Qk=k1・H+k2 ……(イ) (k1,k2は夫々、定数)
【0028】立ち上げ運転において温調用熱交換器4が
最大出力Hmaxに調整されることに対し、給気風量Q
も最大給気風量Qmaxとなる。
【0029】この立ち上げ運転により、対象域2は図3
の空気線図において点sで示す初期状態(冷房運転開始
前の高温高湿状態)から域内温度tiが次第に低下し、
又、それに伴い温調用熱交換器4の付随除湿機能により
域内絶対湿度も次第に低下する。
【0030】立ち上げ運転により域内温度tiが目標温
度tiiにまで低下(状態点a)すると、運転制御器1
8は検出還気温度tiが目標温度tiiにまで低下した
ことに基づき、立ち上げ運転を完了し続いて除湿運転を
開始する。
【0031】除湿運転では、先の立ち上げ運転で装置露
点温度tpを成り行きとしていたのに代えて、運転制御
器18は演算部18bで還気RAの検出温度ti及び検
出相対湿度rに応じた目標装置露点温度tpmを逐次決
定し、これに対し、温調用熱交換器4を最大出力Hma
xに維持した状態で、ファン制御部18aが、目標装置
露点温度tpmと温調用熱交換器4の検出表面温度tp
との偏差Δtpに応じて、温調用熱交換器4の表面温度
tp(即ち、装置露点温度に相当する温度)を目標装置
露点温度tpmにするように、給気ファン13の出力調
整により給気風量Qを調整する。
【0032】尚、除湿運転への切り換えにおいて、温調
用熱交換器4が最大出力Hmaxにある状態での給気量
調整では表面温度tpを目標装置露点温度tpmへ調整
できない状況、即ち、温調用熱交換器4が最大出力Hm
axで、かつ、給気風量Qが最大給気風量Qmaxであ
る状態において表面温度tpが目標装置露点温度tpm
未満となる状況では、運転制御器18は、給気風量Qを
最大給気風量Qmaxに維持した状態で、目標装置露点
温度tpmと温調用熱交換器4の検出表面温度tpとの
偏差Δtpに応じて、温調用熱交換器4の表面温度tp
を目標装置露点温度tpmにするように、圧縮機11の
出力調整をもって温調用熱交換器4の出力Hを調整す
る。
【0033】演算部18bは、図4に示す如き、還気R
Aの相対湿度r(域内相対湿度)、還気RAの温度ti
(域内温度)、及び、目標装置露点温度tpmとの三者
についての設定関係に基づき、目標装置露点温度tpm
を決定するようにしてあり、例えば、域内状態が図3中
で点aにあって温度ti1(=tii)、相対湿度r1
であることに対し、目標装置露点温度をtpm1とす
る。
【0034】又、上記の設定関係としては、空気線図上
において域内状態点から飽和線Lに対し引いた接線にお
ける接点pの温度を目標装置露点温度tpmとして与え
るように決定してある。
【0035】除湿運転により域内温度tiが更に低下
し、又、それに伴い温調用熱交換器4の付随除湿機能に
より域内絶対湿度も更に低下することに対し、運転制御
器18は、検出還気温度tiが設定下限値tiuにまで
低下すると圧縮機11の運転を停止して温調用熱交換器
4の冷却機能を停止することと、この停止による域内温
度tiの上昇で検出還気温度tiが設定上限値tioに
まで上昇すると圧縮機11の運転を再開して温調用熱交
換器4を再び冷却機能させることとを繰り返す。
【0036】即ち、温調用熱交換器4のこの繰り返し発
停により、図3において太実線で示すように、域内温度
tiを設定下限値tiuと設定上限値tioとの間で往
復変化させながら、域内相対湿度rを次第に低下させ
る。
【0037】尚、図3においては冷却機能の停止期間に
おける域内状態の変化を等絶対湿度変化(太実線の水平
部分)として示しているが、冷却機能の停止期間におい
て域内での水蒸気発生や域内への水蒸気侵入等、いわゆ
る潜熱負荷により域内状態は図中において多少右上がり
勾配に変化する。
【0038】除湿運転における上記の繰り返し発停に対
し、運転制御器18における設定変更部18cは、設定
下限値tiu、及び、設定上限値tioと還気RAの相
対湿度rとの設定関係に基づいて、還気RAの検出相対
湿度rが低下するほど、設定下限値tiuを上昇側へ変
更し、かつ、設定上限値tioを低下側へ変更して、設
定下限値tiuと設定上限値tioとの温度巾を縮小す
る。
【0039】つまり、この設定値変更により、除湿運転
において域内相対湿度rが低下するほど前記の繰り返し
による域内温度tiの上下変動を小さくして域内快適性
を向上するようにしてあり、殊に、この設定値変更にお
いて域内湿度rが低下するほど設定下限値tiuを上昇
側へ変更することにより、域内が低湿雰囲気となった状
態において寒いといった不快感を感じることがないよう
にしてある。
【0040】又、繰り返し発停において域内相対湿度r
が低下するほど、演算部18bはより低い目標装置露点
温度tpmを指定(tpm1→tpm2→tpm3…
…)するが、これに対し、ファン制御部18aは給気フ
ァン13の出力調整により、給気風量Qを除湿運転への
切り換え時点の風量から次第に低下させて、温調用熱交
換器4の表面温度tpを目標装置露点温度tpmに逐次
調整する。
【0041】そして、このように域内相対湿度rの漸次
低下に伴い対象域2への給気風量Qを低下させる形態を
採ることにより、未だ域内相対湿度rが高くて充分に快
適と言えない域内状況においては、給気風量Qを大きく
して域内の気流効果を大きくすることで域内快適性の良
化を図りながら、域内相対湿度rが次第低下して湿度的
に快適となる低湿度状態においては、給気風量Qを減少
させることで、当初の高湿度状態と同等の気流効果が相
対的に過大となることによる快適性低下を防止し、これ
をもって、域内湿度低下過程の全体についての快適性向
上を図るようにしてある。
【0042】上記除湿運転により還気RAの検出相対湿
度rが目標値rmにまで低下すると、運転制御器18は
除湿運転を完了し通常運転での冷房に運転状態を切り換
える。
【0043】そして、この通常運転では運転制御器18
は、検出還気温度tiと目標温度tiiとの偏差Δti
に基づき、域内温度tiを目標温度tiiに調整・維持
するように圧縮機11の出力調整により温調用熱交換器
4の出力Hを調整し、これに伴い、運転制御器18にお
けるファン制御部18aは、温調用熱交換器4の出力H
に応じ、給気ファン13の出力調整により空調対象域2
への給気風量Qを前述の(イ)式で算出される値Qkに
調整する。
【0044】図3において一点鎖線は上記の通常運転を
継続した場合の平衡状態における冷却除湿過程の状態変
化を例示し、除湿運転から通常運転に切り換わると、域
内状態は除湿運転からの切り換え時点における状態点b
から一点鎖線で示す平衡状態における状態点cへ向かっ
て湿度上昇側へ徐々に変化するが、これに対し、運転制
御器18は通常運転において、還気RAの検出相対湿度
rが設定上限湿度roまで上昇すると、運転状態を通常
運転から再度除湿運転に切り換え、以降、運転停止指令
が与えられるまで通常運転と除湿運転を交互に繰り返
す。
【0045】尚、除湿運転から通常運転への切り換え、
及び、通常運転から除湿運転への切り換えの夫々におい
て、切り換え後、所定時間ΔTの間は次の切り換え条件
が整ったとしても次の切り換えを牽制し、これにより、
運転状態のハンチング的な切り換わりを防止するように
してある。
【0046】〔別実施例〕次に別実施例を列記する。
【0047】検出域内温度tiが設定下限値tiuにま
で低下すると冷却手段4の運転を停止することと、検出
域内温度tiが設定上限値tioにまで上昇すると冷却
手段4の運転を再開することとの繰り返しにおいて、検
出域内湿度rが低下するほど設定下限値tiuと設定上
限値tioとの温度差を縮小するように設定値変更する
のに、設定下限値tiuの基準平均値、及び、設定上限
値tioの基準平均値を夫々、どの程度の値とするか、
又、湿度低下に対しそれら設定値tiu,tioの温度
差をどの程度の変更率で縮小するかについては、対象域
2の使用目的等の種々の条件に応じて決定すればよい。
【0048】上記の設定下限値tiuと設定上限値ti
oとのいずれか一方を一定として、他方の変更のみによ
り、湿度低下に応じそれら設定値tiu,tioの温度
差を縮小するようにしてもよく、又、設定下限値tiu
や設定上限値tioを湿度変化に伴い変更するのに、そ
れら設定値tiu,tioを一律の変更率で変更するに
代えて、域内湿度rに応じ設定値変更の変更率を変化さ
せるようにしてもよい。
【0049】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするため符号を記すが、該記入により本発明は添
付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】装置構成図
【図2】制御フローチャート
【図3】域内状態変化を示す空気線図
【図4】域内の温度及び相対湿度と目標装置露点温度と
の関係を示すグラフ
【図5】従来における域内状態変化を示す空気線図
【符号の説明】
2 空調対象域 3,5,13 循環手段 4 冷却手段 18 運転制御手段 18a 風量制御手段 18c 設定変更手段 Q 給気風量 RA 還気 r 域内湿度 SA 冷却除湿空気 ti 域内温度 tio 設定上限値 tiu 設定下限値

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空調対象域(2)からの還気(RA)を
    冷却除湿する冷却手段(4)、その冷却除湿空気(S
    A)を前記空調対象域(2)に循環供給する循環手段
    (3),(5),(13)、及び、前記空調対象域
    (2)の域内温度検出に基づいて、検出域内温度(t
    i)が設定下限値(tiu)にまで低下すると前記冷却
    手段(4)の運転を停止することと、検出域内温度(t
    i)が設定上限値(tio)にまで上昇すると前記冷却
    手段(4)の運転を再開することとを繰り返す運転制御
    手段(18)を備える除湿空調装置であって、 前記空調対象域(2)の域内湿度検出に基づいて、検出
    域内湿度(r)が低下するほど前記の設定下限値(ti
    u)と設定上限値(tio)との温度巾を縮小するよう
    に設定値変更する設定変更手段(18c)を設けた除湿
    空調装置。
  2. 【請求項2】 検出域内湿度(r)が低下するほど前記
    循環手段(3),(5),(13)による前記空調対象
    域(2)への給気風量(Q)を減少させる風量制御手段
    (18a)を設けた請求項1記載の除湿空調装置。
  3. 【請求項3】 前記設定変更手段(18c)は、前記の
    温度巾縮小において検出域内湿度(r)が低下するほど
    前記の設定下限値(tiu)を上昇側に変更する構成と
    してある請求項1又は2記載の除湿空調装置。
JP4112537A 1992-05-01 1992-05-01 除湿空調装置 Pending JPH05306826A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108534306A (zh) * 2018-02-28 2018-09-14 清华大学 一种室内湿度智能化动态控制***及其控制方法

Cited By (2)

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CN108534306B (zh) * 2018-02-28 2020-11-03 清华大学 一种室内湿度智能化动态控制***

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