JPH05306016A - 航空貨物の荷役装置 - Google Patents

航空貨物の荷役装置

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JPH05306016A
JPH05306016A JP11191292A JP11191292A JPH05306016A JP H05306016 A JPH05306016 A JP H05306016A JP 11191292 A JP11191292 A JP 11191292A JP 11191292 A JP11191292 A JP 11191292A JP H05306016 A JPH05306016 A JP H05306016A
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cargo
pallet
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tires
sides
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Toshiyuki Otsubo
利行 大坪
Hideyuki Shimomura
秀幸 下村
Kensuke Toyama
健介 遠山
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NIPPON YUSO ENG KK
Japan Airlines Co Ltd
SUEHIRO SHARYO SEISAKUSHO KK
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NIPPON YUSO ENG KK
Japan Airlines Co Ltd
SUEHIRO SHARYO SEISAKUSHO KK
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  • Relays Between Conveyors (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 床面に対して作業ベッドを昇降し、荷台上に
対して貨物をバランスよく容易に積上げ、また、荷台上
に積上げた貨物を荷台の前後方向または左右方向から円
滑に搬出する。 【構成】 床面1の下方部に収納ピット3を形成する。
収納ピット3内に昇降機構8を介して作業ベッド9を昇
降自在に設ける。作業ベッド9の荷台26にはセンタピボ
ット42、前後方向搬出入用の複数の駆動タイヤ58、左右
方向搬出入用の複数の駆動タイヤ59、方向変換用の複数
の駆動タイヤ60及び多数のボール状の回転体94をそれぞ
れ荷台26の上面に対して出没自在に設ける。センタピボ
ット42は方向変換用の複数の駆動タイヤ60とともに荷台
26の上面に対して上方に突出する。前後方向及び左右方
向搬出入用の複数の駆動タイヤ58,59及び多数の回転体
94の中の一群は荷台26の上面に対して選択的に突出す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は航空貨物の荷役装置に係
り、航空機に搬入する貨物あるいは航空機から搬出され
た貨物を積上げたり、取り卸す等の荷役作業を行うもの
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の航空貨物の荷役装置とし
ては、たとえば、特開昭62−231900号公報に記
載された構成が知られている。この公報に記載の構成
は、車輪を備えたコンテナローダの車体上にリンク機構
を介してプラットホームを昇降自在に連結し、このプラ
ットホームの幅方向の中央部に貨物をY方向に移送する
駆動ローラを昇降自在に配設するとともに、前記プラッ
トホームの幅方向の中心線の両側には貨物をX方向に移
送する多数の駆動タイヤを昇降自在に配設し、前記プラ
ットホームの略全面に多数のボールキャスタを配設固定
し、貨物の移送方向によって前記多数のボールキャスタ
の上面よりも前記駆動ローラまたは前記駆動タイヤの上
面を高く上昇させる構成及びプラットホームの全面に外
周にフリーローラを有する多数の自在ローラを配設する
構成である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記公報に記載された
構成では、車体上に貨物をY方向及びX方向に移送する
プラットホームが昇降自在に設けられているが、このプ
ラットホーム上に貨物を積込む際にはプラットホームを
低く下降しても床面と同じレベルまで下降することがで
きず、しかも、このプラットホームの略全面には多数の
ボールキャスタが位置固定して配設されているので、こ
のプラットホーム上に貨物を支持したままフォークリフ
トが乗入れてプラットホーム上に貨物を搬入することが
できず、また、プラットホームには搬入した貨物を方向
変換する手段が設けられていないので、プラットホーム
上に貨物を搬入した状態で貨物をY方向に移送する駆動
ローラ及び貨物をX方向に移送する多数の駆動タイヤを
下降して貨物を多数のボールキャスタにて支持させて
も、この貨物がコンテナのように重量的に重いものの場
合には貨物を手作業によって方向変換することが極めて
困難であり、しかも、このプラットホームが大きい場合
には搬入方向と反対側に荷物を移動して積込むことが困
難なため、プラットホーム上の全面に貨物を一度に積込
むことができず、またプラットホーム上に積上げた貨物
をプラットホーム上から取り卸す作業が困難であり、し
たがって、プラットホーム上に貨物を積込む際の積込み
作業能率を向上する上で好ましくなく、プラットホーム
上の全面に貨物を高く整然と安定した状態で積上げる積
上げ作業及びプラットホーム上の貨物を取り卸す取り卸
し作業に多くの手数を要する、という問題がある。
【0004】本発明は、このような点に鑑みてなされた
もので、作業ベッドを床面と同じレベルまで下降するこ
とができ、作業ベッド上に貨物を支持したままフォーク
リフトを直接乗入れて貨物を搬入することができ、作業
ベッド上に搬入した貨物を容易に方向変換することがで
き、作業ベッド上の全面に貨物を一度に積込むことがで
き、したがって、作業ベッド上に貨物を積込む際の積込
み作業能率を向上することができるとともに、作業ベッ
ド上の全面に貨物を高く整然と安定した状態で積上げる
ことができ、また作業ベッド上に積上げた貨物を作業ベ
ッド上から容易に取り卸すことができる航空貨物の荷役
装置を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の航空貨物の荷役
装置は、床面に出入口を開口した収納ピットと、この収
納ピットの底部に配設された固定ベースと、この固定ベ
ース上に昇降機構を介して前記出入口に対して出没可能
に昇降され貨物を搬出入する作業ベッドとを備え、前記
作業ベッドは、荷台を有し、この荷台の中心部にセンタ
ピボットを荷台の上面に対して出没自在に設け、前記荷
台の前後方向に前後方向搬出入用の複数の駆動タイヤを
荷台の上面に対してそれぞれ出没自在に設け、前記荷台
の左右方向に左右方向搬出入用の複数の駆動タイヤを荷
台の上面に対してそれぞれ出没自在に設け、前記センタ
ピボットを中心とする仮想円軌跡上に位置して方向変換
用の複数の駆動タイヤを前記荷台の上面に対してそれぞ
れ出没自在に設け、前記荷台の前後方向および左右方向
に間隔をおいて多数のボール状の回転体を荷台の上面に
対してそれぞれ出没自在に配列して設け、前記荷台に対
して前記多数の回転体、前記前後方向搬出入用の複数の
駆動タイヤ、前記左右方向搬出入用の複数の駆動タイヤ
及び前記方向変換用の複数の駆動タイヤの中の一群を選
択的に突出し、かつ、前記センタピボットは前記方向変
換用の複数の駆動タイヤとともに突出するものである。
【0006】
【作用】本発明の航空貨物の荷役装置では、作業ベッド
上に貨物を搬入する場合において、作業ベッドの荷台上
にフォークリフトを乗入れて貨物を搬入する際には、固
定ベース上の昇降機構を作動し、この昇降機構にて作業
ベッドを昇降し、この作業ベッドの荷台を床面と略同じ
レベルに調節設定する。また、作業ベッドの荷台に設け
た多数のボール状の回転体、前後方向搬出入用の複数の
駆動タイヤ、左右方向搬出入用の複数の駆動タイヤ、方
向変換用の複数の駆動タイヤ及びセンタピボットの全て
を荷台の上面より低い位置に下降設定する。
【0007】そして、貨物を載置したパレットをフォー
クにて支持したフォークリフトを、床面から荷台上に乗
入れ、このフォークリフトを荷台上で移動することによ
り、このフォークリフトにて荷台上には貨物が容易に搬
入される。このように、フォークリフトのフォークにて
支持される比較的小さい貨物の場合には、荷台上にフォ
ークリフトを直接乗入れて、このフォークリフトにて荷
台上の全面に貨物が順次搬入され、荷台上に貨物が整然
と積込まれる。
【0008】つぎに、作業ベッドの荷台上に前後方向か
らパレットを搬入し、このパレット上に貨物を搬入する
場合には、荷台上に多数のボール状の回転体をそれぞれ
同じ高さに突出した状態で、前後方向搬出入用の複数の
駆動タイヤをそれぞれ同じ高さに突出し、この各駆動タ
イヤの上面を前記多数のボール状の回転体の上面より僅
かに高い位置に設定する。また、左右方向搬出入用の複
数の駆動タイヤ、方向変換用の複数の駆動タイヤ及びセ
ンタピボットの全てを荷台の上面より低い位置に下降設
定する。さらに、固定ベース上の昇降機構を作動し、こ
の昇降機構にて作業ベッドを昇降し、この作業ベッドの
前後方向搬出入用の複数の駆動タイヤをそれぞれパレッ
トの搬入に備えた所定の高さ位置に設定する。
【0009】そして、前後方向搬出入用の複数の駆動タ
イヤを、それぞれ同速で同方向のパレット搬入方向に向
けて回転駆動し、作業ベッドの荷台の前後方向の一端部
にパレットが搬入されると、このパレットは前後方向搬
出入用の複数の駆動タイヤにて荷台の前後方向の他端部
に向かって順次搬送され、このパレットが荷台上に整然
と搬入された時点で前後方向搬出入用の複数の駆動タイ
ヤの回転駆動を停止し、この前後方向搬出入用の複数の
駆動タイヤ及び多数のボール状の回転体にてパレットを
支持する。そうして、このパレット上に対する貨物の搬
入に備える。
【0010】つぎに、作業ベッドの荷台上に左右方向か
らパレットを搬入し、このパレット上に貨物を搬入する
場合には、荷台上に多数のボール状の回転体をそれぞれ
同じ高さに突出した状態で、左右方向搬出入用の複数の
駆動タイヤをそれぞれ同じ高さに突出し、この各駆動タ
イヤの上面を前記多数のボール状の回転体の上面より僅
かに高い位置に設定する。また、前後方向搬出入用の複
数の駆動タイヤ、方向変換用の複数の駆動タイヤ及びセ
ンタピボットの全てを荷台の上面より低い位置に下降設
定する。さらに、固定ベース上の昇降機構を作動し、こ
の昇降機構にて作業ベッドを昇降し、この作業ベッドの
左右方向搬出入用の複数の駆動タイヤをそれぞれパレッ
トの搬入に備えた所定の高さ位置に設定する。
【0011】そして、左右方向搬出入用の複数の駆動タ
イヤを、それぞれ同速で同方向のパレット搬入方向に向
けて回転駆動し、作業ベッドの荷台の左右方向の一端部
にパレットが搬入されると、このパレットは左右方向搬
出入用の複数の駆動タイヤにて荷台の左右方向の他端部
に向かって順次搬送され、このパレットが荷台上に整然
と搬入された時点で左右方向搬出入用の複数の駆動タイ
ヤの回転駆動を停止し、この左右方向搬出入用の複数の
駆動タイヤ及び多数のボール状の回転体にてパレットを
支持する。そうして、このパレット上に対する貨物の搬
入に備える。
【0012】つぎに、前記前後方向及び左右方向から作
業ベッドの荷台上に搬入されたパレット上に航空用の貨
物を搬入して積上げる場合には、パレット上に、例え
ば、フォークリフトのフォークなどの搬入手段によって
貨物を順次搬入して積上げる。このパレットに対する貨
物の搬入に際し、搬入手段や作業状況によって貨物をパ
レットの全面に搬入することが困難でパレットの一方側
に片寄って搬入される場合には、前後方向搬出入用の複
数の駆動タイヤ及び左右方向搬出入用の複数の駆動タイ
ヤの全てを荷台の上面より低い位置に下降設定し、多数
のボール状の回転体にて貨物を搬入したパレットを支持
する。
【0013】そして、回転自在のセンタピボットを上昇
し、このセンタピボットをパレットの下面部に圧接す
る。また、方向変換用の複数の駆動タイヤを上昇し、こ
の複数の駆動タイヤをパレットの下面部に圧接し、この
複数の駆動タイヤを、それぞれ同速で同方向のパレット
回転方向に向けて回転駆動すると、この複数の駆動タイ
ヤにてパレットがセンタピボットを中心として回転さ
れ、このパレット上に貨物を搬入できない他方側が、貨
物を搬入できる位置に方向変換される。そうして、パレ
ット上には再び搬入手段によって貨物を順次搬入して積
上げ、パレット上には貨物を整然と積上げることができ
る。
【0014】つぎに、作業ベッドのパレット上に貨物が
高く積上げられ、これらの貨物の上に更に貨物を積上げ
ることが困難な場合には、固定ベース上の昇降機構を作
動し、この昇降機構にて作業ベッドを床面の出入口より
低い位置に下降し、この作業ベッド上に積上げられた貨
物の上面部を、貨物を搬入し易い所定の高さ位置に下降
設定する。そして、パレット上に搬入した貨物上には再
び搬入手段によって貨物を搬入して積上げる。そうし
て、パレット上に貨物が高く積上げられ、これらの貨物
の上に更に貨物を積上げることが困難な場合には、前記
のように作業ベッド上に積上げられた貨物の上面部を、
貨物を搬入し易い所定の高さ位置に更に下降設定する。
このように、パレット上に貨物が高く積上げられること
により、昇降機構にて作業ベッドを順次下降することに
よってパレット上には貨物を所定の高さに搬入して積上
げることができる。
【0015】つぎに、パレット上に積上げた貨物を取り
卸して搬出する場合には、固定ベース上の昇降機構を作
動し、この昇降機構にて作業ベッドを上昇し、この作業
ベッドの上面部を床面の出入口より上方位置に上昇設定
する。そして、貨物の搬出方向により、たとえば、貨物
を前後方向に取り卸して搬出する場合には、荷台上に多
数のボール状の回転体をそれぞれ同じ高さに突出した状
態で、前後方向搬出入用の複数の駆動タイヤをそれぞれ
同じ高さに突出し、この各駆動タイヤの上面をパレット
の下面部に圧接設定する。また、左右方向搬出入用の複
数の駆動タイヤ、方向変換用の複数の駆動タイヤ及びセ
ンタピボットの全てを荷台の上面より低い位置に下降設
定する。そして、前後方向搬出入用の複数の駆動タイヤ
を、それぞれ同速で同方向のパレット搬出方向に向けて
回転駆動することにより、この複数の駆動タイヤにて貨
物を積上げたパレットが作業ベッドの荷台の前後方向の
一端部から順次搬出され、このパレットは荷台上から取
り卸されて整然と搬出され、このパレットが搬出された
時点で前後方向搬出入用の複数の駆動タイヤの回転駆動
を停止する。
【0016】また、貨物を左右方向に取り卸して搬出す
る場合には、荷台上に多数のボール状の回転体をそれぞ
れ同じ高さに突出した状態で、左右方向搬出入用の複数
の駆動タイヤをそれぞれ同じ高さに突出し、この各駆動
タイヤの上面をパレットの下面部に圧接設定する。そし
て、左右方向搬出入用の複数の駆動タイヤを、それぞれ
同速で同方向のパレット搬出方向に向けて回転駆動する
ことにより、この複数の駆動タイヤにて貨物を積上げた
パレットが作業ベッドの荷台の左右方向の一端部から順
次搬出され、このパレットは荷台上から取り卸されて整
然と搬出され、このパレットが搬出された時点で左右方
向搬出入用の複数の駆動タイヤの回転駆動を停止する。
【0017】
【実施例】以下、本発明の一実施例の構成を図面を参照
して説明する。
【0018】図1及び図2において、1は荷役処理部の
床面で、この床面1の下方部には、この床面1に出入口
2を開口した収納ピット3が矩形状に形成され、この収
納ピット3の底部4には矩形状に形成された固定ベース
5が水平状に固定され、この固定ベース5の前後左右端
部には前記収納ピット3の前後左右の側壁6に沿ってピ
ットフレーム7が垂直状に立設固定され、このピットフ
レーム7の上端部は前記床面1と略同一平面に形成され
ている。
【0019】つぎに、前記固定ベース5の上部には昇降
機構8を介して前記出入口2に対して昇降自在の作業ベ
ッド9が設けられている。前記昇降機構8は、両側部に
相対して配設された下部クロスリンク10及びこの両側部
の下部クロスリンク10に軸着された両側部に相対して配
設された上部クロスリンク11並びにこれら上下のクロス
リンク10,11 を昇降回動させる油圧シリンダー装置12と
からなっている。前記両側部の下部クロスリンク10は、
両側部に交差して配設された一対のリンク10a,10b 及
びこの両側部の一対のリンク10a ,10b の交差部を回動
自在に軸支した支軸13を有してなり、前記両側部の一対
のリンク10a ,10b の下端部は、所定の間隔をおいて開
いた状態で前記固定ベース5の上部に固定した基軸14に
それぞれ回動自在に軸着され、この両側部の内側に相対
して位置するリンク10a は横杆15の両端部に連結されて
いる。
【0020】また、前記両側部の上部クロスリンク11
は、両側部に交差して配設された一対のリンク11a ,11
b 及びこの両側部の一対のリンク11a ,11b の交差部を
回動自在に軸支した支軸16を有してなり、前記両側部の
一対のリンク11a ,11b の下端部は、所定の間隔をおい
て開いた状態で前記両側部の一対のリンク10a ,10b の
上端部に支軸17にてそれぞれ回動自在に軸着され、この
両側部の内側に相対して位置するリンク11a は連結フレ
ーム18の両端部に連結されている。
【0021】さらに、前記油圧シリンダー装置12は、図
2に示すように、両側に並設された一対の油圧シリンダ
ー19を有してなり、この一対の油圧シリンダー19の本体
の下端部は連結枠20の両側部に固定した基軸21にそれぞ
れ回動自在に軸着され、この連結枠20は前記固定ベース
5の上部に固定されている。また、前記一対の油圧シリ
ンダー19のピストンロッド22の先端部が前記連結フレー
ム18の両側部に固定された支軸23に回動自在に軸着され
ている。そして、この一対の油圧シリンダー19のピスト
ンロッド22が伸縮されることにより前記両側部の上部ク
ロスリンク11及び前記下部クロスリンク10が上下方向に
伸縮されて前記作業ベッド9が前記出入口2に対して昇
降されるようになっている。
【0022】つぎに、前記作業ベッド9は、図3乃至図
5に示すように、矩形状に形成されたベースフレーム23
を有し、このベースフレーム23の両側下部には複数の連
結軸24がそれぞれ固定され、この両側下部の各連結軸24
には前記両側部の一対のリンク11a ,11b の上端部がそ
れぞれ回動自在に軸着されている。また、前記ベースフ
レーム23の上部には前後方向及び左右方向に所定の間隔
をおいて複数の支柱25が垂直状に立設固定され、これら
の各支柱25の上端部には荷台26が載置され、この荷台26
は前記各支柱25の上端部に対してスペーサ及びこのスペ
ーサに挿通したボルト(図示せず)にて着脱可能に連結
されている。
【0023】前記荷台26は、前記ベースフレーム23と同
形状の矩形状に形成された荷台フレーム27を有し、この
荷台フレーム27の上面部には荷台板28が水平状に固着さ
れている。また、前記荷台板28の中心部にはピボット案
内孔29が上下方向に貫通して形成され、この荷台板28の
前後方向の両側部には前記ピボット案内孔29と荷台板28
の両端部との間に位置してそれぞれ所定の間隔をおいて
複数のタイヤ案内孔30が2列に形成され、この荷台板28
の左右方向の両側部には前記ピボット案内孔29と荷台板
28の両端部との間に位置してそれぞれ所定の間隔をおい
て複数のタイヤ案内孔31が2列に形成され、前記センタ
ピボット案内孔29を中心とする仮想円軌跡上に位置して
荷台板28にはそれぞれ所定の間隔をおいて複数のタイヤ
案内孔32が略環状に形成され、さらに、前記荷台板28の
前後方向及び左右方向にはそれぞれ所定の間隔をおいて
多数の回転体案内孔33が形成されている。
【0024】つぎに、図6に示すように、前記ピボット
案内孔29の直下に位置して前記ベースフレーム23の上面
板23a 上には支持フレーム34が立設固定され、この支持
フレーム34の上端部に形成された水平状の支持板35には
中心部に筒状の支持体36が固着され、この支持体36内に
スリーブ37を介して摺動軸38が上下方向に摺動自在に挿
通され、この摺動軸38の上端部に回動自在に装着された
軸受体39にはピボット支持体40が固着され、このピボッ
ト支持体40の上部の支持凹部41内にはゴムなどの弾性部
材にて円柱状に形成されたセンタピボット42の下部が嵌
着固定され、このセンタピボット42の上面部には当接面
43が形成されている。また、前記軸受体39は前記摺動軸
38の上端部に取着された係合板44にて抜け止めされてい
る。そして、このセンタピボット42の上部が前記ピボッ
ト案内孔29に対して上下方向に出没するようになってい
る。
【0025】また、前記摺動軸38の下端近傍部には上下
方向に長い案内溝45が左右方向に貫通して形成され、こ
の案内溝45内に上下動自在に挿通された連動軸46の両端
部には略U字形状に形成された連結金具47の相対する両
側板48の上端部が軸着され、この連結金具47の底板49に
は油圧シリンダー装置50のピストンロッド51の上端部が
連結され、この油圧シリンダー装置50は前記ベースフレ
ーム23の上面板23a 上に固定されている。また、前記摺
動軸38の下端部には取付金具52が固着され、この取付金
具52の両側下部に突出された両側の取付片53と前記支持
フレーム34の支持板35の下部に突出された両側の取付片
54との間には前記摺動軸38を上方に向けて付勢するスプ
リング55がそれぞれ張設されている。
【0026】さらに、前記油圧シリンダー装置50の両側
部には前記センタピボット42の上昇限界位置を検出する
センサー56及びセンタピボット42の下降限界位置を検出
するセンサー57がそれぞれ設けられている。そして、前
記センタピボット42は、常時は前記油圧シリンダー装置
50のピストンロッド51により前記両側部のスプリング55
に抗して下降される前記摺動軸38を介して前記ピボット
案内孔29の下部に位置するように支持されている。
【0027】つぎに、前記荷台板28の前後方向の両側部
に2列に形成された前記複数のタイヤ案内孔30の直下に
は、貨物を前後方向に搬出入する正逆転自在の複数の駆
動タイヤ58がそれぞれのタイヤ案内孔30に対して出没自
在に設けられている。
【0028】また、前記荷台板28の左右方向の両側部に
2列に形成された前記複数のタイヤ案内孔31の直下に
は、貨物を左右方向に搬出入する正逆転自在の複数の駆
動タイヤ59がそれぞれのタイヤ案内孔31に対して出没自
在に設けられている。
【0029】さらに、前記荷台板28に前記ピボット案内
孔29を中心として略環状に形成された前記複数のタイヤ
案内孔32の直下には、貨物を回転して方向変換する正逆
転自在の複数の駆動タイヤ60がそれぞれのタイヤ案内孔
32に対して出没自在に設けられている。
【0030】前記前後方向に配設された複数の駆動タイ
ヤ58,前記左右方向に配設された複数の駆動タイヤ59及
び前記環状に配設された複数の駆動タイヤ60は、それぞ
れ貨物を荷役処理する方向に応じて設置する向きが設定
されているが、これらの各駆動タイヤ58,59,60及びこ
れらを駆動する構造は共通しているので、以下において
これらの構造を図7及び図8に基づいて説明する。すな
わち、前記各タイヤ案内孔30,前記各タイヤ案内孔31及
び前記各タイヤ案内孔32のそれぞれの直下に対応する位
置より変位した位置において前記ベースプレート23の上
面板23a 上には両側に相対して支柱61が垂直状に立設固
定され、この両側の支柱61の上部には相対してガイド62
がそれぞれ形成され、この両側の相対するガイド62間に
は盤状の可動体63が上下動自在に係合されている。
【0031】また、前記可動体63の上部には軸受体64を
介して回転軸65が水平状態で回転自在に軸架され、この
回転軸65の一端部には前記それぞれのタイヤ案内孔30,
31,32の直下に位置して前記それぞれの駆動タイヤ58,
59,60が軸架固定され、このこの回転軸65の一端近傍部
には減速歯車66が固着されている。また、前記可動体63
の下部には軸受体67を介して回転軸68が水平状態で、か
つ、前記回転軸65と平行状態で回転自在に軸架され、こ
の回転軸68の一端部には前記減速歯車66に噛合した連動
歯車69が固着され、この回転軸68の他端部には前記可動
体63の下部の側面部に固定された正逆転自在の油圧モー
タ70の出力軸71が連結されている。また、前記可動体63
の上端部には前記減速歯車66の上方部を被覆したカバー
72が固着されている。
【0032】さらに、前記可動体63の下端部の中間には
切欠凹部73が形成され、この切欠凹部73を横切って可動
体63の下端部に固着された連結軸74には前記切欠凹部73
内に位置して油圧シリンダー装置75のピストンロッド76
の上端部が連結され、この油圧シリンダー装置75は、前
記両側部の支柱61の間に位置して前記ベースプレート23
の上面板23a 上に固定されている。また、前記油圧シリ
ンダー装置75の両側部には前記それぞれの駆動タイヤ5
8,59,60の上昇限界位置を検出するセンサー77及びそ
れぞれの駆動タイヤ58,59,60の下降限界位置を検出す
るセンサー78がそれぞれ設けられている。そして、前記
それぞれの駆動タイヤ58,59,60は、前記油圧シリンダ
ー装置50のピストンロッド51の伸縮により可動体63を介
して前記荷台板28に形成されたそれぞれのタイヤ案内孔
30,31,32に対して出没されるようになっている。
【0033】しかして、前記荷台板28の前後方向に2列
に配設された各駆動タイヤ58は、それぞれの油圧シリン
ダー装置75の同時作動によりそれぞれのタイヤ案内孔30
に対して同時にそれぞれ同じレベルで出没されるように
設定され、かつ、それぞれの油圧モータ70の同時作動に
より同時に正転方向及び逆転方向に回転駆動されるよう
に設定されている。また、前記荷台板28の左右方向に2
列に配設された各駆動タイヤ59は、それぞれの油圧シリ
ンダー装置75の同時作動によりそれぞれのタイヤ案内孔
31に対して同時にそれぞれ同じレベルで出没されるよう
に設定され、かつ、それぞれの油圧モータ70の同時作動
により同時に正転方向及び逆転方向に回転駆動されるよ
うに設定されている。さらに、前記荷台板28に環状に配
設された各駆動タイヤ60は、それぞれの油圧シリンダー
装置75の同時作動によりそれぞれのタイヤ案内孔30に対
して同時にそれぞれ同じレベルで出没されるように設定
され、かつ、それぞれの油圧モータ70の同時作動により
同時に正転方向及び逆転方向に回転駆動されるように設
定されている。
【0034】つぎに、図5、図9及び図10に示すよう
に、前記ベースプレート23の上面板23a には前後方向及
び左右方向に所定の間隔をおいて複数の中空筒状の支持
体79が垂直状に立設固定され、この各位置における各支
持体79内にはスリーブ80を介してガイド杆81が垂直状態
で上下方向に摺動自在に嵌挿され、この各ガイド杆81の
上端部には回転体支持フレーム82の連結板83がガイド杆
81の上端部に螺着した係止板83a 及びボルト83b にて固
着されている。また、前記ベースプレート23の上面板23
a には前記各支持体79に近接した位置において油圧シリ
ンダー装置84がそれぞれ固定されている。また、この各
油圧シリンダー装置84の上下方向のピストンロッド85の
上端部には前記各ガイド杆81の上端部を固着した前記連
結板83と一体の水平状の軸杆86が連結されている。ま
た、前記油圧シリンダー装置84の両側部には後述する多
数のボール状の回転体を前記荷台板28の多数の回転体案
内孔33に対して上昇する上昇限界位置を検出するセンサ
ー87及びそれぞれのボールの下降限界位置を検出するセ
ンサー88がそれぞれ設けられている。
【0035】前記回転体支持フレーム82は、矩形状に形
成された外側フレーム89と、この外側フレーム89の前後
部間に左右方向に所定の間隔をおいて並設された前後方
向に長い多数の縦フレーム90と、前記外側フレーム89の
左右部間に前後方向に所定の間隔をおいて並設された左
右方向に長い多数の横フレーム91と、により全体的に格
子状に形成されている。また、前記一組みの各支持体79
及び各油圧シリンダー装置84に対応する位置において前
記縦フレーム90及び前記横フレーム91には前記連結板83
がそれぞれ水平状に固着されている。そして、前記前後
方向の2列の各駆動タイヤ58を支持した両側の支柱61、
前記左右方向の2列の各駆動タイヤ59を支持した両側の
支柱61、前記環状に配設された各駆動タイヤ60を支持し
た両側の支柱61及び前記センタピボット42を支持した支
持フレーム34は、前記各縦フレーム90及び前記各横フレ
ーム91との間においてそれぞれの位置に配設され、か
つ、これらの各支柱61及び支持フレーム34に影響される
ことなく前記回転体支持フレーム82は、全体として前記
各油圧シリンダー装置84のピストンロッド85により水平
状態で上下動されるようになっている。
【0036】また、前記回転体支持フレーム82の各縦フ
レーム90及び各横フレーム91の上部には前記荷台板28に
形成された前記多数の回転体案内孔33の直下に位置して
一対の支持片92が間隔をおいて相対してそれぞれ垂直状
に立設固定され、これらの各一対の支持片92の上端部の
軸受93間にはボール状の回転体94を回転自在に軸架した
回転軸95が水平状に軸架されている。また、前記各一対
の支持片92は支板96にて連結されている。そして、前記
多数のボール状の回転体94は、前記各油圧シリンダー装
置84の同時作動により前記回転体支持フレーム82を介し
てそれぞれの回転体案内孔33に対して同時にそれぞれ同
じレベルで出没されるように設定されている。
【0037】しかして、前記多数のボール状の回転体94
は、図11に示すように、前記回転軸95に回転自在に軸
架された2個の円盤体97a ,97b を軸方向に結合した回
転基体97を有し、この回転基体97の一方の円盤体97a に
は、外周部に3個の取付凹部98が等間隔をおいてそれぞ
れ形成され、この各取付凹部98内には前記回転軸95に対
して直交する方向にローラ99がそれぞれ回転自在に軸架
され、前記各取付凹部98の間には3個の凹部100 がそれ
ぞれ形成されている。また、前記回転基体97の他方の円
盤体97b には、外周部に前記各凹部100 に対向する位置
において3個の取付凹部101 が等間隔をおいてそれぞれ
形成され、この各取付凹部101 内には前記回転軸95に対
して直交する方向にローラ102 がそれぞれ回転自在に軸
架され、前記各取付凹部101 の間には前記各ローラ99に
対向する位置において3個の凹部103 がそれぞれ形成さ
れている。そして、両側部に3個のローラ99,102 をそ
れぞれ位相をずらして回転自在に配設軸架した回転基体
97は、全体としてボール状に形成されている。そして、
このボール状の回転体94は、前記回転軸95を中心として
回転する前後方向及び回転軸95に対して直交する方向に
回転する左右方向にそれぞれ回転自在で、貨物を前後方
向及び左右方向に向けて搬出入できるようになってい
る。
【0038】つぎに、前記荷台26の荷台板28には、その
前縁近傍部の両側及び後縁近傍部の両側にストッパー案
内孔104 がそれぞれ上下方向に貫通して形成され、ま
た、その左右方向の一方の側縁近傍部の両側及び他方の
側縁近傍部の両側にストッパー案内孔105 がそれぞれ上
下方向に貫通して形成され、さらに、その他方の側縁近
傍部に形成された前記両側のストッパー案内孔105 の内
側に所定の間隔をおいて離間した両側にストッパー案内
孔106 がそれぞれ上下方向に貫通して形成されている。
【0039】また、前記前縁両側のストッパー案内孔10
4 に対しては前側ストッパー107 が上下動自在に設けら
れ、前記後縁両側のストッパー案内孔104 に対しては後
側ストッパー108 が上下動自在に設けられ、前記一方の
側縁両側のストッパー案内孔105 に対しては右側ストッ
パー109 が上下動自在に設けられ、前記他方の側縁両側
のストッパー案内孔105 に対しては左側ストッパー110
が上下動自在に設けられ、前記内側部の両側のストッパ
ー案内孔106 に対しては内側ストッパー111 が上下動自
在に設けられている。
【0040】前記前側ストッパー107 、後側ストッパー
108 、右側ストッパー109 、左側ストッパー110 及び内
側ストッパー111 は、それぞれ貨物を支持する方向及び
貨物を載置するパレットの大きさに応じて設置する向き
及び位置が設定されているが、これらの各ストッパー10
7 ,108 ,109 ,110 ,111 及びこれらを上下動する構
造は共通しているので、以下においてこれらの構造を図
12及び図13に基づいて説明する。すなわち、前記各
ストッパー案内孔104 ,105 ,106 のそれぞれの直下に
対応する位置において前記ベースプレート23の上面板23
a 上には両側に断面コ字形状に形成されたガイドレール
112 が間隔をおいて相対して垂直状に立設固定され、こ
の両側のガイドレール112 の上端部が前記各ストッパー
案内孔104 ,105 ,106 のそれぞれの下縁部に当接支持
されている。また、前記両側のガイドレール112 の一方
側の側板113 の下側部には上下方向に長い案内溝114 が
それぞれ形成され、この両側の側板113 の上端部には突
片115 がそれぞれ一体に固着されている。
【0041】また、前記両側のガイドレール112 間に
は、前記各ストッパー107 ,108 ,109 ,110 ,111 が
上下動自在に係合され、この各ストッパー107 ,108 ,
109 ,110 ,111 の下側中間部に上下方向に長い案内溝
116 が形成され、この各ストッパー107 ,108 ,109 ,
110 ,111 の下端両側部に突出された連結ピン117 が前
記両側の案内溝114 内にそれぞれ上下動自在に挿通さ
れ、この両側の連結ピン117 と前記両側の突片115 との
間には、各ストッパー107 ,108 ,109 ,110 ,111 を
常時上方に向けて付勢するスプリング118 が張設されて
いる。また、前記両側のガイドレール112 間に位置して
前記ベースプレート23の上面板23a 上には油圧シリンダ
ー装置119 が固定され、この油圧シリンダー装置119 の
ピストンロッド120 の先端部に固着した連動軸121 が前
記案内溝116 内に上下動自在に挿通されている。
【0042】そして、前記油圧シリンダー装置119 のピ
ストンロッド120 により連動軸121を介して前記両側の
スプリング118 に抗して各ストッパー107 ,108 ,109
,110 ,111 が常時それぞれのストッパー案内孔104
,105 ,106 より上方に突出しない位置に下降設定さ
れている。また、前記油圧シリンダー装置119 の両側部
には各ストッパー107 ,108 ,109 ,110 ,111 の上昇
限界位置を検知するセンサー122 及び下降限界位置を検
知するセンサー123 が設けられている。
【0043】つぎに、図1及び図14に示すように、前
記ピットフレーム7の相対する両側上部には係止体124
が一体に固着され、この両側の係止体124 にはそれぞれ
同じレベルで相対する方向に向けて開口した係止孔125
が形成されている。また、前記ベースフレーム23の四隅
の下端部には板状支枠126 が下方に向かってそれぞれ垂
直状に一体に固着され、この相対する両側の板状支枠12
6 すなわち前記両側の係止体124 に対応する位置の両側
の板状支枠126 には上端部に前記両側の係止体124 の係
止孔125 に対向する案内孔127 がそれぞれ形成され、前
記両側の板状支枠126 の上端内側部には前記各案内孔12
7 に連通する連通孔128 を有する案内支体129 がそれぞ
れ水平状に固着されている。
【0044】また、前記各案内支体129 の内端部には油
圧シリンダー装置130 が固定され、この各油圧シリンダ
ー装置130 のピストンロッド131 の先端部に固着された
ロックピン132 がそれぞれの案内支体129 の連通孔128
内にスリーブ133 を介して進退自在に挿通されている。
そして、前記各ロックピン132 の先端部は、前記油圧シ
リンダー装置130 のピストンロッド131 により前記荷台
26が所定の位置に下降された時に前記両側の係止孔125
内に係脱自在に係合されるようになっている。
【0045】さらに、前記ベースフレーム23の四隅の板
状支枠126 の下側部には、前記荷台26が昇降する際に前
記ピットフレーム7の四隅に係合するガイドローラ134
が回転自在に軸架されている。
【0046】つぎに、図2、図5及び図16に示すよう
に、前記荷台26の左右方向の左側すなわち前記収納ピッ
ト3の左側部には、この収納ピット3に連続した機器収
納ピット135 が形成され、この機器収納ピット135 の前
後左右部には支柱136 がそれぞれ間隔をおいて垂直状に
立設固定され、この各支柱136 の上端部間には複数の床
梁体137 が水平状に固着され、この内側前後の支柱136
間に固着された前後方向の梁体138 の下面部に当接して
前記内側前後の支柱136 間には前後方向の連結フレーム
139 が水平状に固着されている。また、前記収納ピット
3の左側部に位置する前記ピットフレーム7の上端部間
には前記連結フレーム139 と平行にかつ同じレベルで連
結フレーム140 が固着され、この左右平行の連結フレー
ム139 ,140 間には前後方向に所定の間隔をおいて多数
の支持フレーム141 がそれぞれ水平状に固着されてい
る。
【0047】また、前記多数の支持フレーム141 の中で
前後方向の所定位置の複数の支持フレーム141 上には前
記梁体138 と同じ高さの支脚142 がそれぞれ立設固定さ
れ、この各支脚142 の上端部と前記梁体138 の上端部に
は前記荷台板28の前後方向の長さと同じ長さで形成され
た床板143 が水平状に固着され、かつ、この床板143の
幅方向の右側端部143aは前記ピットフレーム7の連結フ
レーム140 の内側端部より突出しない大きさで形成され
ている。また前記多数の支持フレーム141 の中で前後部
の所定位置の支持フレーム141 上にはスライドベアリン
グ144 がそれぞれの左右部に固着されている。また、前
記床板143 と前記前記多数の支持フレーム141 との間に
は前記床板143 と略同形状に形成されたスライドベース
145 が配設され、このスライドベース145 には下面部の
前後に前記各位置のスライドベアリング144 に左右方向
にスライド自在に係合した複数のスライダー146 がそれ
ぞれ左右方向に形成され、その右側端部にはスライドベ
ース145 の進出位置を検出するタッチセンサー147 が取
着されている。
【0048】さらに、前記スライドベアリング144 を有
する支持フレーム141 間に位置する支持フレーム141 に
はブラケット148 が固着され、この各ブラケット148 に
は油圧シリンダー装置149 がそれぞれ左右方向に向けて
固着され、この各油圧シリンダー装置149 の右側に向け
て突出されたピストンロッド150 の先端部には前記スラ
イドベース145 の前後部の下面部から下方に向けて一体
に突出された垂直状の連動片151 の下端部が支軸152 に
て回動自在に軸支されている。また、前記機器収納ピッ
ト135 内には前記各油圧シリンダー装置12,50,75,8
4,119 ,130 ,149 及び前記油圧モータ70をそれぞれ
制御する油圧駆動装置153 が収納され、この機器収納ピ
ット135 の上方部の前記床梁体137 の上面部には前記床
板143 と同一平面で床板154 が固着され、この床板154
には蓋体155 が開閉自在に設けられている。
【0049】また、前記荷台26の前端部に前記荷台板28
上に対して貨物を搬出入するコンベヤ156 が連設され、
このコンベヤ156 と前記荷台板28との間にはガイドロー
ラ157 が回転自在に設けられている。また、前記収納ピ
ット3の底部に固定された前記固定ベース5の両側部に
は前記作業ベッド9の下降昇限界位置で作業ベツト9の
ベースフレーム23を支持するストッパー158 が相対して
垂直状に立設固定されている。
【0050】つぎに、前記実施例の作用を説明する。
【0051】先ず、作業ベッド9の荷台26上にフォーク
リフトを乗入れて貨物を搬入する場合には、固定ベース
5上に設けた昇降機構8の油圧シリンダー装置12を作動
してピストンロッド22を伸縮すると、昇降機構8の下部
クロスリンク10及び上部クロスリンク11がそれぞれの支
軸13,16,17及び基軸14を中心として上下方向に伸縮回
動され、この上部クロスリンク11の上端部に基軸14にて
支持された作業ベッド9が上下動され、この作業ベッド
9の荷台26における荷台板28が床面1及び床板143 と略
同じレベルとなる位置に調節設定されるとともに、油圧
シリンダー装置12の作動を停止し、この油圧シリンダー
装置12にて作業ベッド9の設定位置を支持する。
【0052】また、荷台板28が床面1及び床板143 と略
同じレベルで調節設定されるとともに、ピットフレーム
7の両側の係止体124 の係止孔125 に対向する位置に作
業ベッド9のベースフレーム23の両側下部に設けたロッ
クピン132 が位置設定される。そして、ベースフレーム
23の両側下部の油圧シリンダー装置130 を作動してピス
トンロッド131 を伸長すると、この両側のピストンロッ
ド131 に連結したロックピン132 の先端部が両側の係止
孔125 内にそれぞれ挿入され、この両側のロックピン13
2 にて作業ベツド9が支持され、作業ベッド9がピット
フレーム7との間で横揺れすることが防止される。した
がって、両側のロックピン132 及び昇降機構8にて作業
ベツド9が安定した状態で支持される。
【0053】また、ベースフレーム23の上面板23a 上に
設けた複数の油圧シリンダー装置84を作動してそれぞれ
のピストンロッド85を収縮すると、回転体支持フレーム
82の各ガイド杆81がそれぞれの支持体79に沿ってスリー
ブ80を介して下降摺動され、回転体支持フレーム82が安
定した状態で下降され、この回転体支持フレーム82上の
各ボール状の回転体94が荷台板28のそれぞれの各回転体
案内孔33から下降され、この各ボール状の回転体94が荷
台板28の上面より低い位置に下降設定されるとともに、
複数の油圧シリンダー装置84の作動を停止する。また、
ベースフレーム23の上面板23a 上に設けた複数の油圧シ
リンダー装置75を作動してそれぞれのピストンロッド76
を収縮すると、それぞれの位置の両側の支柱61のガイド
62に沿ってそれぞれの可動体63が下降摺動され、この各
可動体63の前後方向搬出入用の複数の駆動タイヤ58、左
右方向搬出入用の複数の駆動タイヤ59及び方向変換用の
複数の駆動タイヤ60がそれぞれのタイヤ案内孔30,31,
32から下降され、この各駆動タイヤ58,59,60が荷台板
28の上面より低い位置に下降設定されるとともに、複数
の油圧シリンダー装置75の作動を停止する。
【0054】さらに、ベースフレーム23の上面板23a 上
に設けた油圧シリンダー装置50を作動してピストンロッ
ド51を収縮すると、連動軸46が摺動軸38の案内溝45の下
端部に係合した状態で摺動軸38が両側のスプリング55に
抗して支持筒36のスリーブ37に沿って下降摺動され、摺
動軸38の上端部のセンターピボット42がピボット案内孔
29から下降され、このセンターピボット42が荷台板28の
上面より低い位置に下降設定されるとともに、油圧シリ
ンダー装置50の作動を停止する。また、前後左右の各ス
トッパー107 ,108 ,109 ,110 ,111 の各油圧シリン
ダー装置119 をそれぞれ作動してそれぞれのピストンロ
ッド120 を収縮すると、連動軸121 が各ストッパー107
,108 ,109 ,110 ,111 の案内溝116 の下端部に係
合した状態で各ストッパー107 ,108 ,109 ,110 ,11
1 が両側のスプリング118 に抗してガイドレール112 に
沿って下降摺動され、この各ストッパー107 ,108 ,10
9 ,110 ,111 の先端部がそれぞれのストッパー案内孔
104 ,105 ,106 から下降され、荷台板28の上面より低
い位置に下降設定されるとともに、各油圧シリンダー装
置119 の作動を停止する。
【0055】したがって、前後方向搬出入用の複数の駆
動タイヤ58、左右方向搬出入用の複数の駆動タイヤ59、
方向変換用の複数の駆動タイヤ60、センタピボット42及
び各ストッパー107 ,108 ,109 ,110 ,111 の全てを
荷台板28の上面より低い位置に下降設定する。そして、
貨物を載置したパレットをフォークにて支持したフォー
クリフトを、床面1または床板143 から荷台板28上に乗
入れ、このフォークリフトを荷台板28上で移動すること
により、このフォークリフトにて荷台板28上には貨物が
容易に搬入される。このように、フォークリフトのフォ
ークにて支持される比較的小さい貨物の場合には、荷台
板28上にフォークリフトを直接乗入れて、このフォーク
リフトにて荷台板28上の全面に貨物が順次搬入され、荷
台板28上には貨物が整然と積込まれる。
【0056】つぎに、作業ベッド9の荷台26上に前後方
向からパレットPを搬入し、このパレットP上に貨物を
搬入する場合には、各油圧シリンダー装置84を作動して
それぞれのピストンロッド85を伸長すると、この各ピス
トンロッド85にて各支持体79に沿って上昇摺動される各
ガイド杆81の案内作用によって回転体支持フレーム82が
水平状態で上昇され、この回転体支持フレーム82上の各
ボール状の回転体94が荷台板28のそれぞれの回転体案内
孔33から上方にそれぞれ同じ高さに突出されるととも
に、各油圧シリンダー装置84の作動を停止し、この各油
圧シリンダー装置84にて回転体支持フレーム82を介して
各ボール状の回転体94の突出状態を保持する。
【0057】また、前後方向搬出入用の複数の2列の駆
動タイヤ58のそれぞれの油圧シリンダー装置75を作動し
てそれぞれのピストンロッド76を伸長すると、それぞれ
のピストンロッド76にて可動体63が両側の支柱61のガイ
ド62に沿って上昇され、この各可動体63の前後方向搬出
入用の2列の各駆動タイヤ58が荷台板28のそれぞれのタ
イヤ案内孔30から上方にそれぞれ同じ高さに突出され、
かつ、この各駆動タイヤ58の上面が前記多数のボール状
の回転体94の上面より僅かに高い位置に突出されるとと
もに、各油圧シリンダー装置75の作動を停止し、この各
油圧シリンダー装置75にてそれぞれの各駆動タイヤ58の
突出状態を保持する。
【0058】また、左右方向搬出入用の複数の駆動タイ
ヤ59の各油圧シリンダー装置75、方向変換用の複数の駆
動タイヤ60の各油圧シリンダー装置75、センタピボット
42の油圧シリン装置50及び両側の後側ストッパー108 と
右側ストッパー109 の油圧シリンダー装置119 を除いた
各ストッパー107 ,110 ,111 の各油圧シリンダー装置
119 をそれぞれ作動してそれぞれのピストンロッド76,
51,120 を収縮すると、左右方向搬出入用の各駆動タイ
ヤ59、方向変換用の各駆動タイヤ60、センタピボット42
及び各ストッパー107 ,110 ,111 の全てが荷台板28の
上面より低い位置に下降設定され、これらの設定位置で
各油圧シリンダー装置75,50,119 の作動を停止する。
【0059】さらに、コンベヤ156 の搬出端部の高さに
応じて両側のロックピン132 を両側の係止体124 の係止
孔125 内に係合してベースプレート23をロックした状態
とするか、または、このロックを解除する。このベース
プレート23のロックを解除する場合には、両側の油圧シ
リンダー装置130 を作動してそれぞれのピストンロッド
131 を収縮すると、それぞれの先端部のロックピン132
がそれぞれの案内支体129 のスリーブ133 に沿って後退
摺動され、この両側のロックピン132 の先端部が両側の
係止孔125 から外れ、ベースプレート23のロックが解除
される。そして、固定ベース5上の昇降機構8を作動
し、この昇降機構8にて作業ベッド9が昇降され、この
作業ベッド9の荷台板28の前後方向搬出入用の複数の2
列の各駆動タイヤ58をそれぞれパレットPの搬入に備え
た所定の高さ位置に設定する。
【0060】そして、前後方向搬出入用の各駆動タイヤ
58の各油圧モータ70を作動してそれぞれの出力軸68を正
逆転方向の一方方向に向けて回転すると、この各出力軸
68の連動歯車69及び減速歯車66の噛合連動を介してそれ
ぞれの回転軸65が減速回転され、この各回転軸65の前後
方向搬出入用の各駆動タイヤ58がそれぞれ同速同方向で
荷台板28上にパレットPを搬入する方向の正転方向に向
けて回転される。また、両側の後側ストッパー108 及び
右側ストッパー109 の各油圧シリンダー装置119 を作動
してそれぞれのピストンロッド120 を伸長すると、それ
ぞれの両側の伸長されたスプリング118 が復元方向に収
縮されるとともに、この両側のスプリング118 によって
両側の後側のストッパー108 及び右側のストッパー109
がそれぞれの両側のガイドレール112 に沿って上昇さ
れ、この各ストッパー108 ,109 が荷台板28のそれぞれ
のストッパー案内孔104 ,105 から上方に突出され、こ
の各ストッパー108 ,109 の先端部が前記前後方向搬出
入用の各駆動タイヤ58の上面より上方でパレットPを係
合する高さ位置に突出されるとともに、各油圧シリンダ
ー装置119 の作動を停止する。
【0061】つぎに、台車159 からコンベヤ156 の搬入
部にパレットPが搬入されると、このパレットPはコン
ベヤ156 にて搬送されるとともに、搬出端部から各ガイ
ドローラ157 を経て荷台板28の前端部にパレットPが搬
入されると、このパレットPは前後方向搬出入用の複数
の2列の各駆動タイヤ58にて荷台板28の後端側に向かっ
て順次搬送されるとともに、このパレットPの右側部が
両側の右側ストッパー109 に案内されて順次搬送され、
このパレットPの搬入方向の前端部が両側の後側ストッ
パー108 に当接された時点で各油圧モータ70の作動を停
止し、前後方向搬出入用の2列の各駆動タイヤ58の回転
駆動を停止する。
【0062】また、両側の前側ストッパー107 の各油圧
シリンダー装置119 を作動してそれぞれのピストンロッ
ド120 によってそれぞれの両側の前側ストッパー107 を
パレットPの後端部に当接する位置に上昇させる。ま
た、パレットPの大きさによって両側の左側ストッパー
110 または内側ストッパー111 の各油圧シリンダー装置
119 を作動してそれぞれのピストンロッド120 によって
それぞれの両側の左側ストッパー110 または内側ストッ
パー111 をパレットPの左側部に当接する位置に上昇さ
せる。そして、両側の前側ストッパー107 、左側ストッ
パー110 または内側ストッパー111 の各油圧シリンダー
装置119 の作動を停止し、この各油圧シリンダー装置11
9 にて各ストッパー107 ,110 ,111 の突出状態を保持
する。したがって、パレットPは、両側の前側ストッパ
ー107 ,後側ストッパー108 ,右側ストッパー109 及び
両側の左側ストッパー110 または内側ストッパー111 に
て前後方向及び左右方向から位置決めされて荷台板28上
に整然と搬入保持され、かつ、前後方向搬出入用の2列
の各駆動タイヤ58及び多数のボール状の回転体94にて支
持される。そうして、このパレットP上に対する貨物の
搬入に備える。
【0063】つぎに、作業ベッド9の荷台26上に左右方
向からパレットPを搬入し、このパレットP上に貨物を
搬入する場合には、前記前後方向から搬入する場合と同
様に、荷台板28上に多数のボール状の回転体94をそれぞ
れ同じ高さに突出した状態で、左右方向搬出入用の2列
の各駆動タイヤ59をそれぞれ同じ高さに突出し、この各
駆動タイヤ59の上面を前記多数のボール状の回転体94の
上面より僅かに高い位置に設定する。すなわち、左右方
向搬出入用の2列の各駆動タイヤ59の各油圧シリンダー
装置75を作動してそれぞれのピストンロッド76を伸長す
ると、前記前後方向搬出入用の各駆動タイヤ58を上昇す
る場合と同様に、左右方向搬出入用の2列の各駆動タイ
ヤ59がそれぞれのタイヤ案内孔31から上方にそれぞれ同
じ高さに突出され、かつ、この各駆動タイヤ59の上面が
前記多数のボール状の回転体94の上面より僅かに高い位
置に突出されるとともに、各油圧シリンダー装置75の作
動を停止し、この各油圧シリンダー装置75にてそれぞれ
の左右方向搬出入用の各駆動タイヤ59の突出状態を保持
する。
【0064】また、前後方向搬出入用の2列の各駆動タ
イヤ58、方向変換用の複数の駆動タイヤ60、センタピボ
ット42及び両側の左側ストッパー110 及び両側の内側ス
トッパー111 のそれぞれを荷台板28の上面より低い位置
に下降設定する。また、コンベヤ156 の搬出端部の高さ
に応じて両側のロックピン132 を両側の係止体124 の係
止孔125 内に係合してベースプレート23をロックした状
態とするか、または、このロックを解除する。このベー
スプレート23のロックを解除する場合には、両側の油圧
シリンダー装置130 を作動してそれぞれのピストンロッ
ド131 を収縮すると、それぞれの先端部のロックピン13
2 がそれぞれの案内支体129 のスリーブ133 に沿って後
退摺動され、この両側のロックピン132 の先端部が両側
の係止孔125 から外れ、ベースプレート23のロックが解
除される。そして、固定ベース5上の昇降機構8を作動
し、この昇降機構8にて作業ベッド9が昇降され、この
作業ベッド9の荷台板28の左右方向搬出入用の2列の各
駆動タイヤ59をそれぞれパレットPの搬入に備えた所定
の高さ位置に設定する。
【0065】そして、左右方向搬出入用の2列の各駆動
タイヤ59の油圧モータ70を作動してそれぞれの出力軸68
を正逆転方向の一方方向に向けて回転すると、この各出
力軸68の連動歯車69及び減速歯車66の噛合連動を介して
それぞれの回転軸65が減速回転され、この各回転軸65の
左右方向搬出入用の各駆動タイヤ59がそれぞれ同速同方
向で荷台板28上にパレットPを搬入する方向の正転方向
に向けて回転される。また、両側の前側ストッパー107
、後側ストッパー108 及び右側ストッパー109の各油圧
シリンダー装置119 を作動してそれぞれのピストンロッ
ド120 を伸長すると、それぞれの両側の伸長されたスプ
リング118 が復元方向に収縮されるとともに、この両側
のスプリング118 によって両側の前側ストッパー107 、
後側のストッパー108 及び右側のストッパー109 がそれ
ぞれの両側のガイドレール112 に沿って上昇され、この
各ストッパー107 ,108 ,109 が荷台板28のそれぞれの
ストッパー案内孔104 ,105 から上方に突出され、この
各ストッパー107 ,108 ,109 の先端部が前記左右方向
搬出入用の各駆動タイヤ59の上面より上方でパレットP
を係合する高さ位置に突出されるとともに、各油圧シリ
ンダー装置75,119の作動を停止する。
【0066】つぎに、荷台板28の左側端部にパレットP
が搬入されると、このパレットPは左右方向搬出入用の
2列の各駆動タイヤ59にて荷台板28の右側端側に向かっ
て順次搬送されるとともに、このパレットPの前後端部
が両側の前側ストッパー107及び後側ストッパー108 に
案内されて順次搬送され、このパレットPの搬入方向の
前端部が両側の右側ストッパー109 に当接された時点で
各油圧モータ70の作動を停止し、左右方向搬出入用の2
列の各駆動タイヤ59の回転駆動を停止する。
【0067】また、パレットPの大きさによって両側の
左側ストッパー110 または内側ストッパー111 の各油圧
シリンダー装置119 を作動してそれぞれのピストンロッ
ド120 によってそれぞれの両側の左側ストッパー110 ま
たは内側ストッパー111 をパレットPの左側端部に当接
する位置に上昇させる。そして、両側の前側ストッパー
107 、右側ストッパー109 及び左側ストッパー110 また
は内側ストッパー111の各油圧シリンダー装置119 の作
動を停止し、この各油圧シリンダー装置119 にて各スト
ッパー107 ,110 ,111 の突出状態を保持する。
【0068】したがって、パレットPは、両側の前側ス
トッパー107 、後側ストッパー108、右側ストッパー109
及び両側の左側ストッパー110 または内側ストッパー1
11にて前後方向及び左右方向から位置決めされて荷台板
28上に整然と搬入保持され、かつ、左右方向搬出入用の
2列の各駆動タイヤ58及び多数のボール状の回転体94に
て支持される。そうして、このパレットP上に対する貨
物の搬入に備える。
【0069】つぎに、前記作業ベッド9の荷台板28上に
搬入されたパレットP上に航空用の貨物を搬入して積上
げる場合には、パレットP上に、例えば、フォークリフ
トのフォークなどの搬入手段によって貨物を順次搬入し
て積上げる。このパレットPに対する貨物の搬入に際
し、搬入手段や作業状況によって貨物をパレットPの全
面に搬入することが困難でパレットPの一方側に片寄っ
て搬入される場合には、前後方向搬出入用の2列の各駆
動タイヤ58、左右方向搬出入用の2列の各駆動タイヤ59
及び前後左右の各ストッパー107 ,108 ,109 ,110 ,
111 の全てを荷台板28の上面より低い位置に下降設定
し、多数のボール状の回転体94にて貨物を搬入したパレ
ットPを支持する。
【0070】そして、センタピボット42の油圧シリンダ
ー装置50を作動してピストンロッド51を伸長すると、こ
のピストンロッド51にて伸長された両側のスプリング55
が復元方向の上方に収縮されるとともに、この両側のス
プリング55にて摺動軸38が支持筒36内のスリーブ37に沿
って上昇摺動され、この摺動軸38の上端部の回転自在の
センタピボット42がヒボット案内孔29から上方に突出さ
れ、このセンタピボット42の上面部の当接面43がパレッ
トPの下面部に圧接されるとともに、油圧シリンダー装
置50の作動を停止する。また、方向変換用の複数の駆動
タイヤ60の各油圧シリンダー装置75を作動してそれぞれ
のピストンロッド76を伸長すると、それぞれのピストン
ロッド76にて可動体63が両側のガイド62に案内されて上
昇され、この各可動体63の方向変換用の複数の駆動タイ
ヤ60が荷台板28のそれぞれのタイヤ案内孔32から上方に
突出され、この方向変換用の各駆動タイヤ60の上面部が
パレットPの下面部に圧接される。
【0071】また、前記方向変換用の各駆動タイヤ60の
油圧モータ70を作動してそれぞれの出力軸68を正逆転方
向の一方方向に向けて回転すると、この各出力軸68の連
動歯車69及び減速歯車66の噛合連動を介してそれぞれの
回転軸65が減速回転され、この各回転軸65の方向変換用
の各駆動タイヤ60がそれぞれ同速同方向でパレットPを
方向変換する方向に向けて回転駆動され、この複数の駆
動タイヤ60にてパレットPがセンタピボット42を中心と
して回転され、このパレットP上に貨物を搬入できない
他方側が、貨物を搬入できる位置に方向変換される。こ
の際、センタピボット42は、軸受体39を介して摺動軸38
を中心として回転自在に取着されているので、パレット
Pの方向を変換する回転に追従して回転され、かつ、こ
のセンタピボット42にてパレットPの位置ずれが防止さ
れる。そうして、パレットP上には再び搬入手段によっ
て貨物を順次搬入して積上げ、パレットP上には貨物を
片寄らせることなく整然と積上げることができる。
【0072】つぎに、作業ベッド9のパレットP上に貨
物が高く積上げられ、これらの貨物の上に更に貨物を積
上げることが困難な場合には、固定ベース5上の昇降機
構8の油圧シリンダー装置12を作動し、この油圧シリン
ダー装置12のピストンロッド22を収縮すると、下部クロ
スリンク10及び上部クロスリンク11が回動下降されると
ともに、上部クロスリンク11上の作業ベッド9がピット
フレーム7の前後左右部に係合した前後左右の各ガイド
ローラ134 に案内されて下降され、この荷台26の荷台板
28が床面1及び床板143 の出入口2より低い位置に下降
され、この荷台板28のパレットP上に積上げられた貨物
の上面部が、つぎの貨物を積上げ易い高さ位置に下降設
定されるとともに、この油圧シリンダー装置12の作動を
停止する。
【0073】そして、パレットP上に搬入した貨物の上
には再び搬入手段によって貨物を搬入して積上げる。そ
うして、パレットP上に貨物が高く積上げられ、これら
の貨物の上に更に貨物を積上げることが困難な場合に
は、前記のように油圧シリンダー装置12を再び作動し、
そのピストンロッド22を収縮して作業ベッド9のパレッ
トP上に積上げられた貨物の上面部を、つぎの貨物を搬
入し易い低い位置に更に下降設定する。このように、パ
レットP上に貨物が高く積上げられることにより、昇降
機構8にて作業ベッド9を順次下降することによってパ
レットP上には貨物を所定の高さに搬入して積上げるこ
とができる。
【0074】つぎに、パレットP上に積上げた貨物を取
り卸して搬出する場合には、昇降機構8の油圧シリンダ
ー装置12を作動してピストンロッド22を伸長すると、こ
のピストンロッド22にて下部クロスリンク10及び上部ク
ロスリンク11が上昇回動され、このピストンロッド22及
び上下のクロスリンク10,11にて作業ベッド9が上昇さ
れ、この作業ベッド9の荷台板28が床面1及び床板143
の出入口2より上方位置に上昇設定されるとともに、こ
の油圧シリンダー装置12の作動を停止する。そして、貨
物の搬出方向により、たとえば、貨物を前後方向に取り
卸して搬出する場合には、荷台板28上に多数のボール状
の回転体94をそれぞれ同じ高さに突出した状態で、前記
パレットPの搬入の場合と同様に荷台板28上に前後方向
搬出入用の2列の各駆動タイヤ58をそれぞれの油圧シリ
ンダー装置75にて同じ高さに突出し、この各駆動タイヤ
58の上面をパレットPの下面部に圧接設定する。
【0075】また、左右方向搬出入用の2列の各駆動タ
イヤ59、方向変換用の複数の駆動タイヤ60、センタピボ
ット42及び両側の前側ストッパー107 の全てを、それぞ
れの油圧シリンダー装置50,75,119 にて荷台板28の上
面より低い位置に下降設定する。そして、前後方向搬出
入用の2列の各駆動タイヤ59を、それぞれの油圧モータ
70にて同速で同方向のパレットP搬出方向に向けて回転
駆動することにより、この2列の各駆動タイヤ59にて貨
物を積上げたパレットPが作業ベッド9の荷台板28の前
後方向の一端部すなわち前側部からコンベヤ156 に向け
て順次搬出され、このパレットPは荷台板28上から取り
卸されてコンベヤ156 上に整然と搬出され、このパレッ
トPが搬出された時点で前後方向搬出入用の2列の各駆
動タイヤ59の回転駆動を停止する。
【0076】また、貨物を左右方向に取り卸して搬出す
る場合には、荷台板28上に多数のボール状の回転体94を
それぞれ同じ高さに突出した状態で、荷台板28上に左右
方向搬出入用の2列の各駆動タイヤ60をそれぞれの油圧
シリンダー装置75にて同じ高さに突出し、この各駆動タ
イヤ60の上面をパレットPの下面部に圧接設定する。ま
た、前後方向搬出入用の2列の各駆動タイヤ58、方向変
換用の複数の駆動タイヤ60、センタピボット42及び両側
の左側ストッパー110 及び内側ストッパー111の全て
を、それぞれの油圧シリンダー装置50,75,119 にて荷
台板28の上面より低い位置に下降設定する。そして、左
右方向搬出入用の2列の各駆動タイヤ60を、それぞれの
油圧モータ70にて同速で同方向のパレットP搬出方向に
向けて回転駆動することにより、この各駆動タイヤ60に
て貨物を積上げたパレットPが作業ベッド9の荷台板28
の左右方向の一端部すなわち左側部から順次搬出され、
このパレットPは荷台板28上から取り卸されて整然と搬
出され、このパレットPが搬出された時点で左右方向搬
出入用の2列の各駆動タイヤ60の回転駆動を停止する。
【0077】つぎに、作業ベッド9の荷台板28上に搬入
されたパレットPが荷台板28上に突出された両側の前側
ストッパー107 、後側ストッパー108 、右側ストッパー
109及び内側ストッパー111 にて前後左右部が支持され
る比較的巾の狭いものである場合において、このパレッ
トP上に貨物を積上げる際は、作業ベッド9の荷台板28
と床面1及び床板143 との間には作業ベッド9が昇降可
能な小さい間隙が形成される程度であって、この小さい
間隙に足を踏み入れる危険性はないが、荷台板28上のパ
レットPに貨物が積上げられ、この貨物上に更に貨物を
積上げる場合には、前記のように昇降機構8の作動によ
って作業ベッド9の荷台板28が床面1及び床板143 の位
置より低い位置に順次下降設定されると、この荷台板28
上のパレットPまたはパレットP上の貨物と床面1及び
床板143 との間には足を踏み入れる危険性のある比較的
大きい間隙が形成されることになる。また、パレットP
の左側部が左ストッパー110 にて支持される比較的巾の
大きいものである場合において、このパレットPに積上
げられた貨物と床面1及び床板143 との間に足を踏み入
れる危険性のある比較的大きい間隙が形成されることが
ある。
【0078】このような場合には、床板143 の両側下方
部に配設した両側の油圧シリンダー装置149 を同時に作
動してそれぞれのピストンロッド150 を伸長すると、こ
の両側のピストンロッド150 にてスライドベース145 の
連動片151 が荷台板28に向かって押動され、このスライ
ドベース145 の両側のスライダー146 が両側のスラテド
ベアリング144 に沿って摺動されてスライドベース145
が荷台板28に向かって押出され、このスライドベース14
5 の進出端部145aが作業ベッド9の下降位置に応じて両
側の内側ストッパー111 の上方位置またはパレットP上
に積上げられた貨物に対して近接する位置に進出設定さ
れるとともに、両側の油圧シリンダー装置149 の作動を
停止する。このスライドベース145 の進出により、この
スライドベース145 にて荷台板28上のパレットPまたは
パレットP上の貨物と床面1及び床板143 との間の足を
踏み入れる危険性のある比較的大きい間隙が閉塞され、
このスライドベース145 上に足を踏み入れて貨物上に更
に貨物を安全に積上げることができる。
【0079】また、両側の油圧シリンダー装置149 を同
時に作動してそれぞれのピストンロッド150 を収縮する
ことによりスライドベース145 を後退させ、このスライ
ドベース145 を床板143 の下側部に収納し、荷台板28上
に両側の左側ストッパー110にて支持する大きいパレッ
トPの搬入に備える。
【0080】つぎに、作業ベッド9の荷台板28上に搬入
されたパレットP及びこのパレットP上に積上げられた
貨物は、これらの搬出入方向により前後方向搬出入用の
2列の各駆動タイヤ58または左右方向搬出入用の2列の
各駆動タイヤ59と多数のボール状の回転体94とにより支
持され、また方向変換用の複数の駆動タイヤ60と多数の
ボール状の回転体94とにより支持されて搬出入される
が、荷台板28上に搬入されるパレットP及びパレットP
上に積上げられた貨物が比較的軽く、これらが人手によ
って荷台板28上に対して搬出入されるものである場合に
は、荷台板28の上方部には多数のボール状の回転体94だ
けを突出し、前後方向搬出入用の2列の各駆動タイヤ5
8,左右方向搬出入用の2列の各駆動タイヤ59及び方向
変換用の複数の駆動タイヤ60の全てを荷台板28の上面部
より低い位置に下降設定する。そして、荷台板28の多数
のボール状の回転体94にてパレットP及びパレットP上
に積上げられた貨物を支持し、かつ、これらを搬出入す
る。
【0081】以上のように、作業ベッド9を昇降するこ
とにより航空機に搬入する貨物を作業ベッド9上に積上
げたり、あるいは、この作業ベッド9上に積上げられた
貨物を作業ベッドから取り卸すことができ、さらに航空
機から搬出された貨物を作業ベッド9上に取り卸すこと
ができる。
【0082】
【発明の効果】本発明によれば、床面に出入口を開口し
た収納ピットを形成し、この収納ピットの底部に配設さ
れた固定ベース上に昇降機構を介して貨物を搬出入する
作業ベッドを前記出入口に対して昇降自在に設けたの
で、作業ベッドを床面と同じレベルまで下降設定するこ
とができ、この作業ベッドに対する貨物の搬出入作業を
容易に行うことができ、作業ベッド上に貨物が高く積上
げられた場合には作業ベッドを床面から下方に順次下降
設定することにより作業ベッド上には簡単に貨物を積上
げることができる。また、作業ベッドの荷台に設けた前
後方向搬出入用の複数の駆動タイヤ、左右方向搬出入用
の複数の駆動タイヤ、方向変換用の複数の駆動タイヤ、
センタピボツト及び多数の回転体は前記荷台の上面に対
してそれぞれ出没自在であるので、これらの各駆動タイ
ヤ、センタピボツト及び多数の回転体を荷台の上面より
下方部に下降設定することにより荷台上にはフォークリ
フトなどの貨物搬送車を直接乗り入れて荷台上に貨物を
能率よく搬入することができる。また、作業ベッドの荷
台の上面に対して方向変換用の複数の駆動タイヤ及びセ
ンタピボツトを上方に突出して荷台上に搬入した貨物の
下面部に圧接し、この複数の駆動タイヤをそれぞれ同方
向に同速で回転駆動することにより、荷台上に搬入した
貨物を容易に方向変換することができ、荷台上には全面
に亘って荷物を偏ることなくバランスよく整然と積込む
ことができ、積込んだ貨物の搬出時には貨物の搬出し易
い方向から容易に搬出することができる。さらに、作業
ベッドの荷台の上面に対して前後方向搬出入用の複数の
駆動タイヤと左右方向搬出入用の複数の駆動タイヤとの
一群を選択的に突出してそれぞれを同方向に同速で回転
駆動することにより、荷台上には前後方向または左右方
向から貨物を容易に搬出入することができる。したがっ
て、作業ベッドの荷台上に貨物を積込む際の積込み作業
能率を向上することができるとともに、作業ベッドの荷
台上の全面に貨物を高く整然と安定した状態で積込むこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す航空貨物の荷役装置の
一方側の断面図である。
【図2】同上他方側の断面図である。
【図3】同上平面図である。
【図4】同上各駆動タイヤ及び多数のボール等の配設状
態を示す平面図である。
【図5】同上作業ベッドの一側部の断面図である。
【図6】同上センタピボットの上下動機構を示す断面図
である。
【図7】同上駆動タイヤの上下動機構を示す側面図であ
る。
【図8】同上断面図である。
【図9】同上多数の回転体の上下動機構を示す断面図で
ある。
【図10】同上回転体支持機構の側面図である。
【図11】同上回転体の斜視図である。
【図12】同上ストッパーの上下動機構を示す側面図で
ある。
【図13】同上断面図である。
【図14】同上作業ベッドのロック機構を示す断面図で
ある。
【図15】同上スライドベースの一部を切欠した平面図
である。
【図16】同上スライドベースのスライド機構を示す断
面図である。
【図17】同上作業ベッドとコンベヤとの関係を示す平
面図である。
【符号の説明】
1 床面 2 出入口 3 収納ピット 5 固定ベース 8 昇降機構 9 作業ベッド 26 荷台 42 センタピボット 58 前後方向搬出入用の駆動タイヤ 59 左右方向搬出入用の駆動タイヤ 60 方向変換用の駆動タイヤ 94 ボール状の回転体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 下村 秀幸 神奈川県横浜市緑区長津田四丁目11番31号 (72)発明者 遠山 健介 滋賀県大津市日吉台四丁目26番15号

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床面に出入口を開口した収納ピットと、
    この収納ピットの底部に配設された固定ベースと、この
    固定ベース上に昇降機構を介して前記出入口に対して出
    没可能に昇降され貨物を搬出入する作業ベッドとを備
    え、 前記作業ベッドは、荷台を有し、この荷台の中心部にセ
    ンタピボットを荷台の上面に対して出没自在に設け、前
    記荷台の前後方向に前後方向搬出入用の複数の駆動タイ
    ヤを荷台の上面に対してそれぞれ出没自在に設け、前記
    荷台の左右方向に左右方向搬出入用の複数の駆動タイヤ
    を荷台の上面に対してそれぞれ出没自在に設け、前記セ
    ンタピボットを中心とする仮想円軌跡上に位置して方向
    変換用の複数の駆動タイヤを前記荷台の上面に対してそ
    れぞれ出没自在に設け、前記荷台の前後方向および左右
    方向に間隔をおいて多数のボール状の回転体を荷台の上
    面に対してそれぞれ出没自在に配列して設け、 前記荷台の上面に対して前記多数の回転体、前記前後方
    向搬出入用の複数の駆動タイヤ、前記左右方向搬出入用
    の複数の駆動タイヤ及び前記方向変換用の複数の駆動タ
    イヤの中の一群を選択的に突出し、かつ、前記センタピ
    ボットは前記方向変換用の複数の駆動タイヤとともに突
    出することを特徴とする航空貨物の荷役装置。
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