JPH05304108A - 半導体装置及び半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置及び半導体装置の製造方法

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JPH05304108A
JPH05304108A JP13183492A JP13183492A JPH05304108A JP H05304108 A JPH05304108 A JP H05304108A JP 13183492 A JP13183492 A JP 13183492A JP 13183492 A JP13183492 A JP 13183492A JP H05304108 A JPH05304108 A JP H05304108A
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JP
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silicide
semiconductor device
film
metal silicide
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Takaaki Miyamoto
孝章 宮本
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 基板上に絶縁領域を有するとともに、基板上
に高融点金属シリサイドを形成した半導体装置につい
て、基板の結晶欠陥発生を低減し、これが原因となるリ
ーク電流等の低減をはかることができる半導体装置の構
造を提供し、またその製造方法を提供する。 【構成】 基板上に絶縁領域と高融点金属シリサイド
を形成した半導体装置において、高融点金属シリサイド
は、絶縁領域の少なくともいずれかと離間して形成した
半導体装置。絶縁領域2,31,32の少なくともいずれ
かの周辺にシリサイド形成阻止部7を形成し、その後高
融点金属シリサイド42を形成する、基板上に絶縁領域と
高融点金属シリサイドを形成した半導体装置の製造方
法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置及び半導体
装置の製造方法に関する。本発明は、LISその他の各
種半導体装置について利用することができる。
【0002】
【従来の技術】従来より半導体装置は、一般に、基板上
に絶縁領域を有する構造をとっている。例えば、図3に
示す半導体装置は、シリコン基板1上に、ポリシリコン
等からゲート5が形成され、またシリコン基板1に不純
物拡散領域であるソース61及びドレイン62が形成され
て、素子が構成されているが、このような素子間を分離
するために、LOCOSと称される素子分離領域として
の絶縁領域2が形成されている。かつ、図3の例では、
低濃度不純物拡散領域を形成していわゆるLDD構造を
とるため、ゲート5の側壁にサイドウォールとしての絶
縁領域31,32が形成されている。このように、何らかの
形で基板1上に絶縁領域(図3の2,31,32等)が形成
されるのが通常である。
【0003】ところがこのように基板上に絶縁領域が形
成される構造には、いくつかの問題点がある。まず、図
4に示すように、素子分離のためのLOCOSである絶
縁領域2については、この領域2の形成の際、この領域
2の端部にどうしてもストレスがかかり、基板1に結晶
欠陥が生じる(図4中、かかる結晶欠陥を模式的に符号
1aで示す)。この結晶欠陥は、リークの発生をもたら
す。
【0004】一方近年、基板上に高融点金属シリサイド
膜を形成する技術が注目されている。特に、LSI等の
高集積化に伴い、ソース/ドレイン領域の寄生抵抗やコ
ンタクト抵抗を低減させる方法の一つとしてゲート電極
及びソース/ドレイン領域上に高融点金属を堆積させ、
熱処理等により下地ゲート電極及びソース/ドレイン領
域部のSiと高融点金属を反応させ、自己整合的にゲー
ト電極及びソース/ドレイン領域上に高融点金属シリサ
イドを成長させるサリサイド(SALICIDE:Self-Aligned
Silicide) 技術が注目されており、中でもチタンシリサ
イド(TiSi2 )が高融点金属シリサイド中、最も低
い抵抗率(15μΩ-cm)を有し、自然酸化膜を還元する
能力があるため、チタンシリサイドを利用したチタンサ
リサイド技術が注目されている。しかしこの高融点金属
シリサイド形成技術を適用すると、上記した問題は、一
層重要になる。
【0005】即ち、図4に示すように基板1上にチタン
シリサイド等の高融点金属シリサイド4を形成すると、
このシリサイドを作ることによってもストレスが発生
し、このときのストレスによって上述した基板1の結晶
欠陥1aの発生が更に助長される。
【0006】また、次のような背景もある。LSIの高
集積化に伴い、拡散層の接合深さはより浅くなる傾向に
ある。上記チタンサリサイド技術に代表される高融点金
属シリサイド形成技術では、一般に、チタン等と下地ソ
ース/ドレイン拡散層領域のSiとの固相反応にてチタ
ンシリサイドを形成するため、拡散層が浅い場合、高融
点金属シリサイド(チタンシリサイド等)の成長が、よ
りソース/ドレイン拡散層とSi基板間の接合に近づい
ていく。この結果、高融点金属シリサイド成長時のスト
レス変化により、この接合部分近傍のSi基板1に結晶
欠陥が入り、よって図4の符号1aで示す部分に欠陥が
集中し、この接合部分にてリーク電流が増大する欠点が
ある(これについては、プレスジャーナル社Semiconduc
tor World ’91年12月号の 204頁を参照)。
【0007】なお、上記ストレス変化は、チタンシリサ
イドについて言えば、その成長時に600〜700℃の
熱処理によりチタンシリサイド結晶が準安定なC49構
造から安定なC54構造に相変化するときに生ずるスト
レス変化である(’91春季応物学会予稿集 727頁参
照)。
【0008】問題となる上記結晶欠陥に基づくリーク電
流は、上述したように、もともとSi基板中に結晶欠陥
が多く、かつチタンシリサイド等の成長が拡散層と基板
間接合に最も近づき易い絶縁領域、即ち素子分離領域
(LOCOS)やLDDサイドウォール等の絶縁領域の
周辺部にて発生しやすい。
【0009】
【発明の目的】本発明は上記問題点を解決し、基板上に
絶縁領域を有するとともに、基板上に高融点金属シリサ
イドを形成した半導体装置について、基板の結晶欠陥発
生を低減し、これが原因となるリーク電流等の低減をは
かることができる半導体装置の構造を提供し、またその
製造方法を提供することを目的とする。
【0010】
【問題点を解決するための手段】本発明の請求項1の発
明は、基板上に絶縁領域を有するとともに、基板上に高
融点金属シリサイドを形成した半導体装置において、前
記高融点金属シリサイドは、前記絶縁領域の少なくとも
いずれかと離間して形成されることを特徴とする半導体
装置であって、これにより上記目的を達成するものであ
る。
【0011】本発明の請求項2の発明は、基板上に絶縁
領域を有するとともに、基板上に高融点金属シリサイド
を形成した半導体装置の製造方法において、絶縁領域の
少なくともいずれかの周辺にシリサイド形成阻止部を形
成し、その後高融点金属シリサイドを形成することを特
徴とする半導体装置の製造方法であって、これにより上
記目的を達成するものである。
【0012】本発明の請求項3の発明は、前記高融点金
属シリサイドは、基板上に形成したシリコン化合物膜上
に金属膜を形成して処理することにより形成することを
特徴とする請求項2に記載の半導体装置の製造方法であ
って、これにより上記目的を達成するものである。
【0013】本発明は、例えばサリサイドプロセスにお
いて、シリサイドの成長が拡散層/基板間接合に近づき
易くかつもともと基板に欠陥の多い絶縁領域部分である
素子分離領域やLDDサイドウォール周辺部を、窒化シ
リコン(SiN)膜を形成してシリサイド形成阻止部と
してこれにて保護した後、シリサイドを成長させる態様
で実施することができる。
【0014】シリサイド膜としては、チタンシリサイド
(TiSi2 )、コバルトシリサイド(CoSi2 )、
ニッケルシリサイド(NiSi2 )、タングステンシリ
サイド(WSi2 )、モリブデンシリサイド(MoSi
2 )、白金シリサイド(PtSi2 )等を形成すること
ができる。
【0015】本発明の構成について、後記詳述する本発
明の一実施例を示す図1の例示を参照して説明すると、
次のとおりである。
【0016】本発明の半導体装置は、図1(h)に例示
のように、基板1上に絶縁領域2,32(図示例におい
て、2は素子分離領域であるLOCOS、32はLDD形
成用のサイドウォール)を有するとともに、基板1上に
高融点金属シリサイド4(図示例ではTiSi2 )を形
成した半導体装置であって、高融点金属シリサイド4
は、絶縁領域2,32の少なくともいずれかと、図示例で
は絶縁領域2,32の内絶縁領域2と離間して(即ち図の
Lだけ距離をおいて)形成されるものである。
【0017】本発明の半導体装置の製造方法は、図1
(a)〜(h)に例示するように、絶縁領域2,31,32
の少なくともいずれか(図示例では絶縁領域2)の周辺
にシリサイド化形成阻止部7を形成し(図1(b))、
その後高融点金属シリサイドを形成し(図1(f))、
これにより図1(h)に例示のような基板1上に絶縁領
域2,32を有するとともに、基板1上に高融点金属シリ
サイド4を形成した半導体装置を得るものである。
【0018】高融点金属シリサイド4は、図1(c)に
例示のように、基板1上に形成したシリコン化合物膜上
81a,81b(図示例ではSiO2 膜)上に、図1(d)
に例示のごとく金属膜82(図示例ではTi膜)を形成し
て処理することにより形成して図1(f)に例示のよう
にすることは、好ましい態様である。
【0019】このように、シリコン化合物膜上に金属膜
を形成して金属シリサイド膜を得る技術は、本出願人に
おいて提案をなしたものであり、得られた金属シリサイ
ド膜構造は、SITOX(Silicidation Through Oxid
e)構造と称している。これについては、本出願人の特
開平2−140840号公報や、同2−260630号
公報、また、IEDM90(1990 IEEE)249
〜252 頁のHirofumi Sumi 他、「New Silicidation Tec
hnology by SITOX(Silicidation Through Oxide)and
Its Impact on Sub-half Micron MOS Devices 」に詳し
い記載がある。
【0020】この場合、シリコン化合物膜を形成するシ
リコン化合物としては、この上に金属膜を形成して金属
シリサイド膜を形成し得るものなら任意であり、例えば
SiO2 等のシリコン酸化物膜や、Si3 4 等の窒化
シリコン膜などを用いることができる。シリコン化合物
膜の膜厚を30〜300Åとすると、熱処理等によりシ
リサイド化が容易なので、好ましい。
【0021】
【作用】本発明によれば、絶縁部である例えば素子分離
領域やLDDサイドウォール周辺部にシリサイド成長が
延びることが防がれ、シリサイド成長時のストレスによ
り誘起される基板結晶欠陥の発生が低減され、これらが
原因となる拡散層と基板間の接合リーク電流の発生等が
低減される。
【0022】
【実施例】以下本発明の実施例について図面を参照して
説明する。但し当然のことであるが、本発明は実施例に
より限定を受けるものではない。
【0023】実施例1 この実施例は、本発明を、微細化・集積化したLSIに
ついて具体化したものである。本実施例における半導体
装置の製造方法を、図1(a)〜(h)に工程順に示
す。
【0024】本実施例はソース/ドレイン領域の寄生抵
抗低減を重視し、シリサイド形成部を多くするため、絶
縁領域の内素子分離領域周辺部のみSiN膜にて保護し
て、シリサイド形成を阻止したものである。
【0025】本実施例においては、以下に具体的に示す
プロセス(1)〜(8)に従って、実施した。図1を参
照する。
【0026】(1)Si基板1上に素子分離領域(LO
COS)を形成する。これが絶縁領域2に該当する。ま
たポリシリコンにてゲート領域5を形成する。なお51で
ゲート酸化膜を示す。その後、LDD形成イオン注入を
行い、LDDイオン注入領域63,64を形成し、更に酸化
膜を堆積させエッチバックして絶縁領域31,32に該当す
るLDDサイドウォールをゲート領域5の側壁に形成す
る。これにより図1(a)の構造を得る。
【0027】(2)基板全面にプラズマCVD−SiN
膜を全面成長させた後、レジスト工程により、絶縁領域
2である素子分離領域周囲のみSiN膜を残し、即ちゲ
ート及びソース/ドレイン領域にてチタンシリサイドを
成長させようとする部分のSiNをエッチングして、図
1(b)に示すように、SiN膜によるシリサイド化形
成阻止部7を形成した構造とする。ここで、SiNのC
VD条件及びエッチング条件は、下記のとおりとした。 (プラズマCVD−SiN膜堆積条件) 温度:400℃ 圧力:330Pa 使用ガス系:SiH4 /NH3/N2 =290/173
0/1000sccm (SiNエッチング条件) 使用ガス系:CHF3 =80sccm 圧力:6.7Pa
【0028】(3)次にシリコン化合物膜81a、81bを
形成する。ここでは、850℃のドライ酸化にてゲー
ト、ソース/ドレイン領域にてチタンシリサイドを成長
させようとする部分に5nmの酸化膜(SiO2 膜)を
形成して、シリコン化合物膜81a、81bとした。これに
より図1(d)の構造とした。この工程の酸化条件は次
のとおりである。 酸化条件:O2 流量=10リットル/分、10分間
【0029】(4)次に高融点金属として、Tiを30
nm堆積させる。これにより図1(d)に示すように、
金属膜82(Ti膜)を形成した構造を得る。Tiの堆積
条件は次のとおりとした。 (Ti堆積条件) RFバイアス:50W DC:600W 圧力:0.4Pa 使用ガス系:Ar=40sccm
【0030】(5)その後熱処理し、特に650℃で3
0秒間、Ar雰囲気中でアニールするRTA(Raoid Th
ermal Anneal) を行い、金属膜82をなすTiと、下地シ
リコン化合物膜81a、81bのSiとの固相反応にて、T
iSix化し、高融点金属シリサイド41′,42′を形成
する。シリコン化合物膜81a,81bが反応しなかった部
分ではTiが未反応で残り、特に、シリサイド形成阻止
部7であるSiN上では、未反応高融点金属膜82′とし
て未反応Tiが残り、図1(e)のような構造となる。
【0031】(6)残った金属膜82′であるTi、特
に、シリサイド阻止部7であるSiN膜上の未反応Ti
をアンモニア過酸化水素混合液にてエッチングした後、
900℃で30秒間、窒素雰囲気中にてアニールし、T
iSixをストイキオメトリ(化学量論的に安定)なT
iSi2 とし、安定な高融点金属シリサイド41,42を形
成して、図1(f)の構造を得る。
【0032】(7)次に、高融点金属シリサイド42であ
るソース/ドレイン領域上のこのTiSi2 にBF2
ドーズ量1E15/cm2 で、あるいはAsをドーズ量
3E15/cm2 でイオン注入する(図1(g))。
【0033】(8)次に140℃に加熱したリン酸(H
2 PO3 )にてシリサイド阻止部7として用いたSiN
膜をエッチング除去する。その後、1100℃で10
秒、窒素雰囲気中にてアニールを行い、高融点金属シリ
サイド(TiSi2 )中からの下地Si基板1へのドー
パントの拡散により、ソース/ドレイン領域を形成す
る。これにより図1(h)の構造の半導体装置が得られ
る。
【0034】上記では、シリサイド化阻止部7をなすP
−SiN層は除去するようにしたが、これはそのまま残
しておいてもよい。
【0035】実施例2 図2(a)〜(e)に、実施例2の工程を示す。この実
施例は、絶縁領域2である素子分離領域及び絶縁領域3
1,32であるLDDサイドウォールの両周辺部ともに、
SiN膜にて保護し、シリサイド化を阻止したものであ
る。
【0036】以下に具体的なプロセス(1)〜(4)を
示す。 (1)実施例1と同様、絶縁領域2である素子分離領域
(LOCOS)、及びポリシリコンにてゲート領域5を
形成した後、LDD形成イオン注入を行い、酸化膜を堆
積させ、絶縁領域31,32であるLDDサイドウォールを
形成する。次にソース/ドレインを形成すべき領域にB
2をドーズ量3E15/cm2で、あるいはAsをドー
ズ量3E15/cm2 をイオン注入し、1100℃、1
0秒、窒素雰囲気中にてアニールを行い、ドーパントを
活性化させ、ソース/ドレイン(S/D)領域61,62を
形成する。これにより図2(a)の構造とする。
【0037】(2)基板全面にプラズマCVD−SiN
膜を全面成長させた後、絶縁領域2である素子分離領域
及び絶縁領域31,32であるLDDサイドウォール周囲の
みSiN膜を残し、即ちゲートの及びソース/ドレイン
(S/D)領域にてチタンシリサイドを成長させようと
する部分のSiNをエッチングして、図2(b)に示し
たようにシリサイド化阻止部71,72を形成する。
【0038】(3)次に実施例1と同じように、850
℃のドライ酸化にてゲート、ソース/ドレイン(S/
D)領域のチタンシリサイドを成長させようとする部分
に、5nmの酸化膜を形成し、これをシリコン化合物膜
81a,81bとして、図2(c)の構造とする。
【0039】(4)次に高融点金属としてTiを30n
m堆積させる。その後、650℃、30秒、Ar雰囲気
中にてアニールするRTAを行い、高融点金属であるT
iとSiの固相反応にて、TiSixを形成する。実施
例1におけると同様、シリサイド化阻止部7であるSi
N膜上の未反応Tiをアンモニア過酸化混合液にてエッ
チングした後、900℃、30秒、窒素雰囲気中にてア
ニールし、TiSixをストイキオメトリなTiSi2
として、高融点金属シリサイド41,42を形成した図2
(d)の構造とする。
【0040】(5)140℃に加熱したリン酸(H2
3 )にて、シリサイド化阻止部7であるSiN膜をエ
ッチング除去する。これにより図2(e)の構造の半導
体装置が得られる。
【0041】具体例として2つの実施例を挙げて説明し
たが、本発明は、上記実施例に限定されるものではな
く、構造、成膜条件等は本発明の範囲を逸脱しない範囲
で適宜選択できる。例えば、Tiのみならず、Co、N
i、W、Mo、Pt等を用いて各金属に応じた条件で実
施して、同様の効果を得ることができた。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、基板上に絶縁領域を有
するとともに、基板上に高融点金属シリサイドを形成し
た半導体装置であって、基板の結晶欠陥発生を低減し、
これが原因となるリーク電流等の低減を実現した半導体
装置を提供でき、また、そのような半導体装置の製造方
法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の工程を順に断面図で示すものであ
る。
【図2】実施例2の工程を順に断面図で示すものであ
る。
【図3】従来技術を示す断面図である。
【図4】従来技術の問題点を示す断面図である。
【符号の説明】
1 基板 2 絶縁領域(素子分離領域) 31,32 絶縁領域(LDDサイドウォール) 41,42 高融点金属シリサイド(TiSi2 ) 61,62 ソース/ドレイン領域 7,71,72 シリサイド化阻止部 81a,81b シリコン化合物膜(SiO2 膜) 82 金属膜(Ti膜) L 高融点金属シリサイドが絶縁領域から離間して形成
される距離

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板上に絶縁領域を有するとともに、基板
    上に高融点金属シリサイドを形成した半導体装置におい
    て、 前記高融点金属シリサイドは、前記絶縁領域の少なくと
    もいずれかと離間して形成されることを特徴とする半導
    体装置。
  2. 【請求項2】基板上に絶縁領域を有するとともに、基板
    上に高融点金属シリサイドを形成した半導体装置の製造
    方法において、 絶縁領域の少なくともいずれかの周辺にシリサイド形成
    阻止部を形成し、その後高融点金属シリサイドを形成す
    ることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】前記高融点金属シリサイドは、基板上に形
    成したシリコン化合物膜上に金属膜を形成して処理する
    ことにより形成することを特徴とする請求項2に記載の
    半導体装置の製造方法。
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