JPH05304007A - 感圧スイッチ - Google Patents

感圧スイッチ

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JPH05304007A
JPH05304007A JP10825092A JP10825092A JPH05304007A JP H05304007 A JPH05304007 A JP H05304007A JP 10825092 A JP10825092 A JP 10825092A JP 10825092 A JP10825092 A JP 10825092A JP H05304007 A JPH05304007 A JP H05304007A
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pressure
conductive rubber
sensitive conductive
sensitive
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Shiro Tanami
史郎 田波
Takashi Ikeda
隆 池田
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Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
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Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小さな加圧力を瞬間的に加えるだけで感圧導
電ゴムの抵抗値を急激に低下させる。 【構成】 感圧導電ゴム4を断面逆凹状形状に形成して
つぶれやすくする。感圧導電ゴム4のつぶれ変形に伴っ
て、電極2,3との間の接触面積が増大しつつ感圧導電
ゴム4自体の通電抵抗が急激に低下する性質を利用し
て、電極2,3同士の間のスイッチング作用を行わせ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、感圧導電ゴムの加圧に
伴う抵抗変化を利用してスイッチング作用を行わせるよ
うにした感圧スイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】感圧導電ゴムを用いた感圧スイッチとし
て、例えば特開昭52−5477号公報に示されている
ように、感圧導電ゴムにて形成された一方のシート電極
の表面に多数の山形状の突起部を形成する一方、この突
起部が形成されたシート電極の表面に導電布等からなる
他方のシート電極を貼り合わせ、双方の電極を加圧した
場合に、前記突起部の圧縮変形により両電極間の接触面
積が増大するのに伴ってその通電抵抗が急激に小さくな
る性質を利用して、両電極間のスイッチング作用を行わ
せるようにしたものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の感
圧スイッチにおいては、ある程度まで加圧力を増大させ
ると感圧導電ゴムの抵抗値が小さくなる傾向が認められ
るものの、微小な加圧力のもとでは抵抗値が無限大のま
まで何ら変化せず、スイッチング作用を行わせるのに必
要な初期加圧力が比較的大きくなって好ましくない。
【0004】また、従来の構造では、特定の加圧力まで
加圧した場合にその抵抗値が低下したとしても、抵抗値
の低下落差すなわち加圧に伴う抵抗値の低下の度合が小
さくて抵抗値の低下特性が緩慢となり、その低下特性の
ばらつき等を考慮すると感圧スイッチとしての機能を十
分に発揮させることができない。
【0005】このようなことから、上記の抵抗値の低下
特性を改善するために、前記突起部の高さを一つ置きに
異ならしめた構造のものが特願平3−234523号と
して本出願人により提案されているが、このタイプのも
のでは、図4に破線Aで示すように、先のものよりも急
激な抵抗値の低下特性が認められるものの、抵抗値が低
下し始めてから特定の値で飽和するまでの落差の面で必
ずしも十分でないばかりでなく、その落差を得るための
荷重変化が比較的大きいために実用性の上でなおも課題
を残している。
【0006】本発明は以上のような課題に着目してなさ
れたもので、初期加圧力が小さく、しかも小さい加圧力
変化のなかでより大きな抵抗値の落差が得られるように
した構造を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、陽極および陰
極のうち少なくとも一方の電極が設けられた基板上に感
圧導電ゴムを配置してなり、この感圧導電ゴムを加圧す
ることにより、該感圧導電ゴム自体の圧縮変形に伴う抵
抗変化によって感圧導電ゴムを可動接点として一方の電
極と他方の電極との間のスイッチング作用を行わせるよ
うにした感圧スイッチであって、前記感圧導電ゴムの無
加圧状態において、この感圧導電ゴムと前記一方の電極
とが非接触となるように感圧導電ゴムを断面逆凹状形状
に形成したことを特徴としている。
【0008】
【作用】この構造によると、感圧導電ゴムを断面逆凹状
形状としたことによって、感圧導電ゴム自体がきわめて
撓みやすくなり、感圧導電ゴムを加圧するにしたがって
電極との接触面積を大きくして抵抗値を下げるとする感
圧スイッチの要求特性とも合致する。したがって、電極
に対する感圧導電ゴムの接触面積をより大きく確保で
き、微小な加圧力でも抵抗値が急激に低下するととも
に、加圧力をそれ以上増大させる必要もなくなる。
【0009】
【実施例】図1,2は本発明の一実施例を示す図で、キ
ーボードスイッチに適用した場合の例を示している。
【0010】図1,2に示すように、プリント基板1上
には、複数のプラス電極2とマイナス電極3とが互い違
いとなるようにパター印刷により全体としてくし形状に
形成されている。前記プリント基板1の上には双方の電
極2,3を覆うように感圧導電ゴム4がかぶせられ、そ
の感圧導電ゴム4の上には所定曲率の円弧状の押圧面5
aを有するキートップ5が置かれている。
【0011】そして、前記感圧導電ゴム4は、無加圧状
態において電極2,3と接触することがないように全体
として断面逆凹状形状に形成されているとともに、その
内下面の中央部には凹陥部6が形成されており、これに
より感圧導電ゴム4の中央部が最も薄肉に形成されてい
る。
【0012】したがって、本実施例構造によれば、キー
トップ5を介して感圧導電ゴム4を加圧すると、図3に
示すように感圧導電ゴム4が瞬時につぶれて、少なくと
も複数のプラス電極2,2…のいずれかとマイナス電極
3,3…のいずれかに接触する。
【0013】そして、上記のように感圧導電ゴム4がつ
ぶれて変形すると、プラス電極2とマイナス電極3とが
感圧導電ゴム4を可動接点として単に導通するだけでは
なく、感圧導電ゴム4の変形に伴ってその接触面積が増
大することで感圧導電ゴム4自体の通電抵抗が瞬時のう
ちに急激に低下する。これにより、プラス電極2とマイ
ナス電極3との間に必要な電流が流れてスイッチング作
用が行われる。
【0014】図4の実線Bは、上記実施例における感圧
導電ゴム4の抵抗値の低下特性を示したもので、無加圧
状態では感圧導電ゴム4の抵抗値が無限大であるのに対
して、加圧するとその加圧力が30〜40gf程度の範
囲内で急激に低下し、それ以上の加圧力では抵抗値の低
下度合が緩慢になるものの400gf程度までは緩やか
に低下し、400gf以上の加圧力では零に近い抵抗値
で安定化する。
【0015】つまり、本実施例によれば、微小な加圧力
を加えるだけで感圧導電ゴム4の抵抗値が急激に低下す
ることから初期加圧力が著しく小さくて済み、しかも抵
抗値が一旦低下すればそれ以上加圧力を増やすことなし
にスイッチング作用に必要十分な抵抗値の落差が得られ
ることになる。
【0016】また、感圧導電ゴム4が断面逆凹状形状で
あって無加圧状態では空洞状となっていることから、感
圧導電ゴム4のつぶれ変形によってスイッチング作用時
の節度感も得られる。
【0017】なお、上記実施例では、プリント基板1上
に陽陰双方の電極2,3を配置した場合の例を示してい
るが、プリント基板1上には陽陰いずれか一方の電極の
みを配置し、他方の電極を感圧導電ゴム4の上側もしく
は感圧導電ゴム4内に配置してもよい。
【0018】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、感圧導電
ゴムを可動接点として用いてこの感圧導電ゴムの加圧に
伴う抵抗変化によりスイッチング作用を行うにあたり、
感圧導電ゴムを断面逆凹状形状に形成したことから、感
圧導電ゴムがきわめてつぶれ変形しやすいものとなっ
て、そのつぶれ変形時の接触面積を大きく確保できるよ
うになり、微小な加圧力を瞬間的に加えるだけで大きな
抵抗値の落差が得られるとともに、一旦抵抗値が低下し
始めるとそれ以上加圧力を増大させる必要もなく、感圧
スイッチとしての感度もしくは応答性が大幅に向上す
る。
【0019】また、感圧導電ゴムの加圧時にその感圧導
電ゴム自体のつぶれ変形に伴う節度感も得られることか
ら、感圧スイッチの操作性の面でもより良好なものとな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す無加圧時の断面図。
【図2】図1のa−a線に沿う断面図。
【図3】図1に示す感圧スイッチの加圧時の断面図。
【図4】上記感圧スイッチの加圧力(荷重)と抵抗値と
の関係を示す特性図。
【符号の説明】
1…プリント基板 2…プラス電極 3…マイナス電極 4…感圧導電ゴム 5…キートップ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 陽極および陰極のうち少なくとも一方の
    電極が設けられた基板上に感圧導電ゴムを配置してな
    り、この感圧導電ゴムを加圧することにより、該感圧導
    電ゴム自体の圧縮変形に伴う抵抗変化によって感圧導電
    ゴムを可動接点として一方の電極と他方の電極との間の
    スイッチング作用を行わせるようにした感圧スイッチで
    あって、 前記感圧導電ゴムの無加圧状態において、この感圧導電
    ゴムと前記一方の電極とが非接触となるように感圧導電
    ゴムを断面逆凹状形状に形成したことを特徴とする感圧
    スイッチ。
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