JPH05297154A - バンドに操作機構を備えた腕時計 - Google Patents

バンドに操作機構を備えた腕時計

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JPH05297154A
JPH05297154A JP4127955A JP12795592A JPH05297154A JP H05297154 A JPH05297154 A JP H05297154A JP 4127955 A JP4127955 A JP 4127955A JP 12795592 A JP12795592 A JP 12795592A JP H05297154 A JPH05297154 A JP H05297154A
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JP
Japan
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band
sealing material
top sheet
watch
wristwatch
Prior art date
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Pending
Application number
JP4127955A
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English (en)
Inventor
Masaki Kobayashi
政樹 小林
Yoichi Nishi
洋一 西
Kiyoshi Kobayashi
清 小林
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KOBATSUKU KK
Original Assignee
KOBATSUKU KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 腕時計の操作ボタンをバンドに備えることを
目的とする。 【構成】 バンド本体10に電気基板14を水密的に内
蔵させ、その電気基板14を作動させるためのキー32
を備えたキートップシート34をバンド本体10に取付
ける。電気基板14の端子部16はバンド本体10から
外部に突出させ、そのバンド本体10から突出する端子
部16はその先端部を除いてシーリング部材22で覆
う。バンド本体10と上面シート42で端子部16の外
周を覆い、接着剤22,40によってシーリング部材2
2とバンド本体10並びに上面シート42との間からの
水密性を保持する。バンド本体10から突出する端子部
16の先端部を時計本体46の内部の端子52に接続
し、そのバンド本体10から突出したシーリング部材2
2の外周を時計本体46で挟持し、その挟持した箇所で
水密性を保持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、腕時計のバンドに操作
機構を備えるようにした腕時計に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から腕時計には、時刻の調節やアラ
ームやストッポッチ等の操作を行うための操作ボタン
が、腕時計本体の周囲にその周囲から突出するようにし
て複数個備えられている。従来一般の腕時計における操
作ボタンは最大でも、バンドを境にして、腕時計におけ
る1時から2時の方向と3時から4時の方向との片側2
箇所と、7時から8時の方向と10時から11時の方向
の片側2箇所との、合計4箇所に配置されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】現在の液晶デジタル腕
時計においては、時刻の調節やアラームやストッポッチ
等の機能の他に種々の機能を持たせることが可能であ
り、しかも需要者からのその他の種々の機能が要求され
ている。この要求に答えるとなると、操作ボタンの数を
増加しなければならないが、例えば操作ボタンを5個に
増やすなると(例えば10時の方向に1個と11時の方
向に1個の操作ボタンを設置すると)、近接した操作ボ
タンの間で操作に混乱を生じるおそれがある。このこと
から、従来一般の腕時計本体には操作ボタンをこれ以上
増加させることは望ましくないものである。また、腕時
計本体に操作ボタンを備えることは、腕時計としての美
観が損なわれて好ましくないという考えもある。更に、
腕時計本体の操作ボタンは、長期使用によってその操作
ボタンのメッキが剥れてそのメッキと内側の金属との境
界に尖った段差ができ、その操作ボタンの尖った箇所に
よってシャツの袖の縁が擦り切れるという不具合があっ
た。
【0004】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
で、腕時計の操作ボタンをバンドに備えることによっ
て、腕時計本体をすっきりした形状にでき、しかも操作
ボタンの数を任意の数に設けることができるようにした
バンドに操作機構を備えた腕時計を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、バンドと時計本体とから成る腕時計におい
て、バンドに複数の操作ボタンを備え、各操作ボタンに
応答して作動する時計操作用の電気基板を前記バンドの
内部に水密的に備え、その電気基板の端子部をバンドの
外部に引き出し、前記端子部におけるバンドの内部位置
から先端に至る途中位置までの外周をシーリング材で覆
い、前記バンドでそのシーリング材の外周を覆ってその
シーリング材とバンドとの接触箇所からバンドの内部の
電気基板や端子部への水の侵入を防止し、前記時計本体
の内部に端子を備えてその端子と前記端子部とを接続
し、時計本体によって前記シーリング材の外周を水密的
に挟持しそのシーリング材を挟持した箇所から時計本体
の内部への水の侵入を防止するようにしたものである。
【0006】
【作用】バンドと時計本体との間に電気基板の端子部を
通過させるが、その端子部の外周をシーリング材で覆
い、そのシーリング材の外周の一方をバンドで水蜜的に
覆い、そのシーリング材の外周の他方を時計本体で水蜜
的に覆う。更に、電気基板をバンドの内部に水蜜的に覆
う。これによって、電気基板及びその端子部に水が至る
ことが無く、従って、バンドに時計の操作機構を備える
ことが可能になる。
【0007】
【実施例】次に、本発明を図面に基づいて説明する。図
1は本発明に係るバンドに操作機構を備えた腕時計の一
実施例を示す分解斜視図、図2はバンドに操作機構を備
えた腕時計の断面図である。バンド本体10は合成樹脂
やゴム等の軟質材(以下これと同一素材を「軟質材」と
する)から成り、そのバンド本体10の上面には四角い
大面積箇所とそれに続く四角い小面積箇所とから成るへ
こみ部12が形成されている。へこみ部12の小面積箇
所はバンド本体10の時計側の先端縁まで至るよう設定
されている。電気回路を印刷したフィルムのような変形
可能な電気基板14は、前記へこみ部12の四角い大面
積とほぼ合致する形状をしており、その電気基板14に
は板状の端子部16が一体に連結形成されている。その
電気基板14は図示しない両面接着テープでバンド本体
10のへこみ部12の内部に接着される。この電気基板
14を両面接着テープでバンド本体10のへこみ部12
の内部に接着する際に、電気基板14の下側に剛性のあ
るプレート18を介在させてもよい(この場合はバンド
本体10とプレート18とを両面接着テープで接着す
る)。
【0008】前記端子部16は、その先端及びその先端
付近を除いて、その全周を軟質材から成るシーリング材
20で覆われる。このシーリング材20と端子部16と
は接着するのが望ましい。このシーリング材20の長手
方向の一部(電気基板14に近い側)が前記バンド本体
10のへこみ部12の小面積箇所に合致し、一般にホッ
トメルトと呼ばれる熱溶着の接着剤22によって、シー
リング材20の一部がバンド本体10のへこみ部12の
小面積箇所及びその上方の側面24と接着される。この
熱溶着の接着剤22は、その接着箇所での水の侵入を防
止するものである。即ち、接着剤22によって接着され
るバンド本体10とシーリング材20との接触箇所から
は、水の侵入が防止される。バンド本体10の時計側の
先端付近にはピン挿入孔26が形成され、そのピン挿入
孔26に挿入したピン28によって、バンド本体10と
後述する時計本体とが連結される。
【0009】前記電気基板14の上には柔軟な素材のス
ペーサ30を置き、そのスペーサ30の上に複数の上方
に突出する操作ボタンとしてのキー32を一体に形成し
た軟質材から成るキートップシート34を置く。これら
スペーサ30とキートップシート34は、前記バンド本
体10のへこみ部12の大面積の箇所に嵌合させられ
る。キー32の底部にはスイッチ36が備えられ(図
2)、一方、スペーサ30にはキー32(スイッチ3
6)に合致するそれぞれの位置に穴38が形成され、キ
ー32を押せばその底部に備えられたスイッチ36が前
記電気基板14と接触するように設定されている。バン
ド本体10に接着した電気基板14の上にスペーサ30
とキートップシート34とを載せた状態では、バンド本
体10の上面とキートップシート34の上面と前記シー
リング材20の上面とが面位置となっている。電気基板
14とスペーサ30とキートップシート34とを載せた
バンド本体10の上に、裏面に一般にホットメルトと呼
ばれる熱溶着の接着剤40を塗布した上面シート42
を、そのバンド本体10の全域に接着する。この熱溶着
の接着剤40は、その接着箇所での水の侵入を防止する
ものである。
【0010】上面シート42をバンド本体10に接着し
た状態では、図2に示すように、シーリング材20の一
部がバンド本体10と上面シート42との間に挟まれ
る。即ち、シーリング材20の一部が上面シート42の
裏面の接着剤40と接着する。これによって、シーリン
グ材20の一部の外周全域が、前記接着剤22と接着剤
40とによって覆われることになり、このシーリング材
20とバンド本体10との接触箇所やこのシーリング材
20と上面シート42との接触箇所からは水の侵入が防
止される。この上面シート42には前記キー32が挿通
するための複数の穴44が設けられ、この上面シート4
2をバンド本体10に接着した状態では、キー32が穴
44を挿通して上面シート42より上に突出する。この
上面シート42の穴44から、上面シート42とキート
ップシート34との隙間へ水が入り込もうとするが、接
着剤40によって水の侵入が防止される。上面シート4
2をバンド本体10に接着した状態では、図3に示すよ
うに、時計本体に面したバンド本体10と上面シート4
2との間から、シーリング材20が長さLだけ突出して
おり、そのシーリング材20の先端位置より端子部16
が突出している。
【0011】図2に示すように、時計本体46は、上部
本体部48と下部本体部50とから成り、バンド本体1
0と上面シート42との間から長さLだけ突出したシー
リング材20は、上部本体部48と下部本体部50との
間に挟持され、しかもその挟持された位置で水密性が保
たれるようにする。このシーリング材20を上部本体部
48と下部本体部50との間に挟持する際に、シーリン
グ材20の外周にホットメルトと呼ばれる熱溶着の接着
剤を取付けて、シーリング材20と上部本体部48並び
に下部本体部50とを接着するようにしてもよい。時計
本体46の内部には、前記端子部16と嵌合する凹形状
の端子52が備えられ、シーリング材20が上部本体部
48と下部本体部50との間に挟持される前に、その端
子52と端子部16とが接続させられる。
【0012】以上のように本発明では、バンド本体10
に電気基板14を水密的に備え、その電気基板14の端
子部16によって互いに別部材であるバンド本体10と
時計本体46との間を連絡させる。このバンド本体10
と時計本体46との間を連絡する端子部16の外周をシ
ーリング材20で覆い、そのシーリング材20のバンド
への取付け接触箇所で水蜜性を有し、かつシーリング材
20の時計本体46への取付け接触箇所で水蜜性を有す
るようにする。従って、バンド本体10と時計本体46
との間に水が入っても、その水がシーリング材20を伝
わってバンド本体10の内部に装着した電気基板14や
端子部16や時計本体46の内部に至ることがない。こ
の結果、電気基板14やキー32をバンドに備えても、
操作や性能に支障が生じることはない。
【0013】なお、前記実施例においては、スイッチ3
6はキー32を一体に形成したキートップシート34の
底面に備え、このスイッチ36を備えたキートップシー
ト34と上面シート42とは別体としていた。これに代
えて、図4に示すように、上面シート54にキー56を
一体に形成し、その上面シート54のキー56の位置に
対応する底面にスイッチ36を備えるようにしても良
い。これによって、前記トップシート34を省略するこ
とができる。
【0014】
【発明の効果】以上のように本発明に係るバンドに操作
機構を備えた腕時計によれば、バンドに操作ボタンを備
えるようにしたので、操作ボタンであるキーの数を任意
に設置することができ、腕時計に多数の機能を備えるこ
とが可能になる。また、腕時計本体に操作ボタンを備え
なくてもよくなり、腕時計としての美観が損なわれるこ
とがない。更に、時計本体の複数の位置から外部に突出
する操作ボタンを備える必要が無くなり、しかもバンド
と対向する1箇所に電気基板の端子部と接続する端子を
備えれば良く、腕時計本体の構造が簡単になって腕時計
本体の製造コストを大幅に低減することができる。その
上、腕時計本体の操作ボタンを無くすことにより、操作
ボタンによるシャツの袖の縁が擦り切れるという不具合
も無くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るバンドに操作機構を備えた腕時計
の一実施例を示す分解斜視図である。
【図2】本発明に係るバンドに操作機構を備えた腕時計
の要部断面図である。
【図3】本発明に係るバンドに操作機構を備えた腕時計
のバンド側の斜視図である。
【図4】本発明に用いる上面シートの他の実施例断面図
である。
【符号の説明】
10 バンド本体 14 電気基板 16 端子部 20 シーリング材 22 接着剤 32 キー 32 キートップシート 40 接着剤 42 上面シート 44 穴 46 時計本体 52 端子

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バンドと時計本体とから成る腕時計にお
    いて、バンドに複数の操作ボタンを備え、各操作ボタン
    に応答して作動する時計操作用の電気基板を前記バンド
    の内部に水密的に備え、その電気基板の端子部をバンド
    の外部に引き出し、前記端子部におけるバンドの内部位
    置から先端に至る途中位置までの外周をシーリング材で
    覆い、前記バンドでそのシーリング材の外周を覆ってそ
    のシーリング材とバンドとの接触箇所からバンドの内部
    の電気基板や端子部への水の侵入を防止し、前記時計本
    体の内部に端子を備えてその端子と前記端子部とを接続
    し、時計本体によって前記シーリング材の外周を水密的
    に挟持しそのシーリング材を挟持した箇所から時計本体
    の内部への水の侵入を防止するようにしたことを特徴と
    するバンドに操作機構を備えた腕時計。
  2. 【請求項2】 前記バンドが軟質材のバンド本体と前記
    操作ボタンを挿通させるための穴を設けた軟質材の上面
    シートとから成り、そのバンド本体と上面シートとの間
    に前記電気基板と前記操作ボタンを備えたキートップシ
    ートと前記シーリング材とを挟んで、それらバンド本体
    と上面シートとを熱溶着の接着剤で接着してその接着箇
    所から前記電気基板への水の侵入を防止するようにした
    ことを特徴とする請求項1記載のバンドに操作機構を備
    えた腕時計。
  3. 【請求項3】 前記バンドが軟質材のバンド本体と前記
    操作ボタン備えた軟質材の上面シートとから成り、その
    バンド本体と上面シートとの間に前記電気基板と前記シ
    ーリング材とを挟んで、それらバンド本体と上面シート
    とを熱溶着の接着剤で接着してその接着箇所から前記電
    気基板への水の侵入を防止するようにしたことを特徴と
    する請求項1記載のバンドに操作機構を備えた腕時計。
JP4127955A 1992-04-22 1992-04-22 バンドに操作機構を備えた腕時計 Pending JPH05297154A (ja)

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JP4127955A JPH05297154A (ja) 1992-04-22 1992-04-22 バンドに操作機構を備えた腕時計

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JP4127955A JPH05297154A (ja) 1992-04-22 1992-04-22 バンドに操作機構を備えた腕時計

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JPH05297154A true JPH05297154A (ja) 1993-11-12

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ID=14972791

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JP (1) JPH05297154A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108475041A (zh) * 2015-12-15 2018-08-31 奥米加股份有限公司 手表表链

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN108475041A (zh) * 2015-12-15 2018-08-31 奥米加股份有限公司 手表表链

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