JPH05296530A - エアコン環境の換気と気圧制御及び気密度検査測定の装置 - Google Patents

エアコン環境の換気と気圧制御及び気密度検査測定の装置

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JPH05296530A
JPH05296530A JP4099658A JP9965892A JPH05296530A JP H05296530 A JPH05296530 A JP H05296530A JP 4099658 A JP4099658 A JP 4099658A JP 9965892 A JP9965892 A JP 9965892A JP H05296530 A JPH05296530 A JP H05296530A
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air
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pressure
room
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JP4099658A
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English (en)
Inventor
Shu Chia-Min
シュ チア−ミン
Rii Jan-Jeru
リー ジャン−ジェル
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NOOMU PACIFIC AUTOM CORP
NORM PACIFIC AUTOM CORP
Original Assignee
NOOMU PACIFIC AUTOM CORP
NORM PACIFIC AUTOM CORP
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エアコン環境の気圧と換気が制御でき、且つ
気密度の検査測定と警告の機能を有する装置を提供し、
これによりユーザーに適当なエアコン環境を提供し、も
ってエアコンの効果を改善し、エアコンの能率と人体の
健康等を増進する。 【構成】 室内ファンを有する室内部と、室外ファンを
有する室外部と、室内ファン吸入端と室外ファン排出端
との間に連接された吸気バルブと、室内部と室外部ファ
ン吸入端との間に連接された排気バルブ及び、室内と室
外ファンの運転並びに吸気道の開閉を制御するためのコ
ントローラで組織されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エアコン環境の適当な
気密状態の下で、確実に必要な気圧の調整と換気の操作
がなされ、エアコン環境が必要な気密度に達していない
場合警告の信号を出力し、ユーザーにエアコン環境の気
密度を検査すべく注意を促し、もってエネルギーが徒ら
に消耗されるのを避けるエアコン環境の換気と気圧制御
及び気密度検査測定の装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】伝統的な気圧住環境は、往々にして塵が
室内に溜ったり室外の温度・湿度の不適当な不潔な空気
が門や窓の隙間から入り込み、人体の快適さを妨げ健康
に大きな影響をきたしている。若し室内の気圧がずっと
室外の気圧より高い状態に保てる装置が有れば、手軽に
上記のトラブルが避けられ、ユーザーは室内の比較的に
高い気圧と清浄な空気で健康の維持に適した環境が得ら
れる。逆に、病院等の特殊な場所は、ウイルスが空気に
伴い一般の空気洩れ隙間から室外に散逸するのを防ぐた
めに、適当な空気気圧(室内の気圧が室外の気圧により
低い状態を指す)を必要とする。
【0003】更に、気圧の適当な変化は人の精神と身体
の健康を増進でき、例えば気圧が連続的に急に上り徐々
に下ると人は常に気分が良く、逆にもし気圧が連続的に
急に下り徐々に上ると室内の昆虫は不快適に感じて外へ
逃げ出す。従来のエアコン・システムは室内の空気を制
御する機能が無く、ましてや空気の調整により異る目的
の色々なエアコン環境を造り出せるはずが無い。
【0004】エアコン環境は、適時に室内の(炭酸ガス
の濃度高い等の)汚れた空気を排出し同時に室外の新鮮
な空気を取り入れるべきで、これが即ち換気の必要性で
ある。然して、従来のウィンドー・タイプのエアコンデ
ィショナは只一つのコントロール・バルブで室内と室外
の空気を単純に対流させており、吸気或いは排気に必要
な気圧を発生できずその空気の流通の量及び方向は室内
外の気圧のみにより変化し、換気量を制御できないのみ
ならず、排出或いは吸入の方向も制御できず、却って室
内の清浄な空気を排出し室外の不潔な空気を室内に取り
入れる可能性が有るので、実質的に有効的に換気の効果
が達成できない。そして、分離式クーラーは換気バルブ
さえも無く、如何なる換気の機能をも有しない。
【0005】一般の建築物は門、窓、壁…等の隙間が有
るので気密の程度が限られ、又ユーザーの不注意により
門や窓がきちんと閉じられていないので、エアコンシス
テム運転の際にエアコン処理された空気がこれらの「空
気洩れ源」から流れ出し消耗される。然し、従来のエア
コン環境は気密度の測定の測定・警告の装置が無いの
で、ユーザーは常時のエアコン環境の気密度を確定する
のが非常にに難しく、エネルギーが徒らに異常な空気洩
れの源(例えば穴の有る門或いは窓)に消耗されてもユ
ーザーが全く気付かない状態である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は前述
した従来の問題点に鑑みたもので、その目的は気圧と換
気が制御でき且つ気密度の検査測定と警告の効能を有す
る装置を提供し、もってユーザーに適当なエアコン環境
を提供し、これによりエアコンの効果を改善し、エアコ
ンの能率と人体の健康等を増進するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のための本
発明のエアコン環境の換気と気圧の制御及び気密度検査
測定並びに警告の装置はエアコンデイショナと結合で
き、エアコンディショナ内のそれぞれ独立して運転室内
と室外ファン及び数個の穴道の開閉状態を利用し、室内
空気の循環及び室内と室外の空気間の排気、吸気と気圧
差の正確な調整及び特定な雰囲気モジュラスの制御が達
せられる。
【0008】本装置にはコントローラが有り、上記の関
連機構の運転を制御するのに供じられ、もって精密に気
圧を制御すべき場所にその必要とする気圧を提供する並
びに、室内外の気圧差の変化によりエアコン環境の対外
的な気密状態を捜し出し、エアコン環境が元来或いは予
定の気密度に達しない場合に本装置が警告の信号を出
し、ユーザーにエアコン環境の気密状態を検査すべく注
意を促し、エネルギーが徒らに室外に散逸した空気及び
異常に室内に染み込んだ外気の中に消耗されるのを防
ぎ、もってエネルギーを節約し且つ空気の濾過とエアコ
ン能率を増進する目的を達成する。
【0009】本発明をエアコンディショナと結合した場
合は、基本的には室内と室外の温度、湿度と気圧のセン
サを利用してそれぞれ室内と室外の温度、湿度と気圧の
数値を測定し、ミニ・コンピュータコントローラで室内
外の温度差、湿度差と気圧差をを計算した後、これに対
応して必要なエアコンパワー等を計算すると共に、室内
の人数或いは気体汚濁度のセンサで室内の人数或いは室
内の汚濁度を測定し、コントローラでこれに対応する換
気量を計算してから、制御信号をエアコンディショナの
制御機構(例えば穴道開閉装置、コールドコール圧縮
機、ファンモーター…等)に送り、これに適応した換
気、湿気(温度と湿度が未だ調整されていない室内空気
を抜き取り既に温度と湿度が調整された室内の戻り風或
いは室外からの新しい空気と混合し出る風の温度と湿度
を調整する操作を指す)及びエアコンパワーの制御を進
め、且つコントローラはエアコンディショナが毎度新し
い空気或いは排気の操作する際にファンモーターの回転
速度と室内外気圧差変化の状況をメモリし、同じ操作の
回転速度と室内外気圧差状況の下で予めメモリした最大
気圧差変化率を比較し、これにより目前のエアコン環境
の気密状態を制定し、もし対応する気圧差変化率がその
最大値の或る許容範囲に達しない場合、即ちエアコン環
境が圧力を失っている場合に警告の信号を出し、ユーザ
ーにエアコン環境の気密状態を検査すべく注意を促し、
もってエネルギーが徒らに室外の空気の中に散逸し消耗
されるのを防ぐ。この外に、本装置はセルフスタディの
機能を経由して、コントローラで随時に運単・修正して
当該エアコン環境の比較的に新しい気密パラメータを求
め出し、もってエアコン環境の新設或いは推移に適応さ
せる。
【0010】
【実施例】以下、添付した図面を参照して本発明の実施
例を詳細に説明する。図1は本発明の装置をエアコンデ
ィショナに配設した実例の基本構造を示す。このエアコ
ンディショナにはケース1が有り、その内部は仕切り板
10で大体室内部2と室内部3とに仕切られ、室内部2
は更に仕切り板で室内風送り道22と室内出風道23と
に仕切られ、室内ファン24が室内風戻り道22と室内
出風道23との間に介しており、モーター240の駆動
により室内の空気を循環させている。室内風戻り道22
の中には戻し網、静電繊維及び活性炭等のフィルタ25
が設けられ空気中の塵と離質及び不良な気体を濾過除去
しており、又室内熱交換器26或いは図示されていない
温・湿度調節器で室内の戻り風と出風23Aの温度と湿
度を調節している。室内出風道23の外部に風向き調節
機構230が有りもって出風23Aの方向を制御してい
る。室内外3のケース1の上に数多くの羽根で構成され
そして図示されていない作動機構と互いに連続した操作
により開閉できる通風バルブ11と12が設けられ、室
外ファン31がケース1の中に設けられモーター310
に駆動され、通風バルブ11と12が開いた時通風バル
ブ12から空気を吸入し(気流13A)通風バルブ11
に向け排出し(気流11A)、同時にその中に促する室
外熱交換器32に対して作用する。実質的には、室内熱
交換器26と室外熱交換器32は図示されていないコー
ルドコール圧縮機と共に冷凍循環回路を形成し、もって
室内の出風に対し冷却或いは加熱の結果を生じており、
これは一般のエアコンディショナの作用に属するのでこ
こでは省略する。
【0011】本発明の特徴は、室外通風バルブ11と1
2は皆それぞれオープンとクローズの操作ができ、もっ
て吸気と排気の速度増加に応じる(後で詳しく述べる)
外に、図示されていない数個の個別の作動装置でその中
のバルブ開閉用の通気穴道を操作し、室内の空気循環及
び室内と室外空気の間の排気、吸気・湿気及び気圧差の
正確な調整制御を達成するにあり、その構成は下記の如
くである。排気道13が室内側と室外部3の間に連結さ
れ、その中に排気バルブ81が設けられ、これが開いた
時室外ファン31の吸い抜きで室内空気13Aを室外に
排出し、もって室内の濁れた空気を抜き除いたり室内の
気圧を下げ、別に室内風戻り道22の付近で室内熱交換
器26を避けた適当な位置に、室内空気を室内ファン2
4の入り口にバイパスさせる湿気道を仕切り設け、その
中に湿気バルブ82を設け湿気の機能を執行させ(後で
詳しく述べる)、別に室内吸気道22と室外ファン31
の出口との間に吸気道33を連続し、その中に設けられ
た新しい空気バルブ83がオープンした時に、室内ファ
ン24と室外ファン31の吸い抜きと押し送りの配合
で、室外の空気を室内に取り入れ、もって室内に新鮮な
空気を補完したり室内の気圧を上げる。これら排気バル
ブ81、湿気バルブ82、吸気バルブ83、室内ファン
24、室外ファン31、通風バルブ11と12等の操作
は、皆ミニコンピュータを含んだコントローラ60で制
御の電流或いは信号を出し駆動時制御する。コントロー
ラ60の出力は、室内と室外に取り付けられた機能の異
なる数個のセンサの測定値に基き、内部にメモリされた
運転プログラムと図示されていないユーザー介面から入
力したユーザーの必要とするデータにより演算した後得
られる。これらのセンサは室外に取り付けられた気圧セ
ンサ61、温度センサ62、湿度センサ63及び室内に
取り付けられた気圧センサ64、温度センサ65、湿度
センサ66、室内気体汚濁度センサ67及び室内人数セ
ンサ69等を含む。以下、吸気、排気及び湿気に関する
操作を説明する。
【0012】先ず吸気或いは気圧上げの操作は、室内気
圧センサ64で室内気圧が必要な数値より低いと測定し
た時或いはコントローラ60で室内人数センサ69の測
定した室内人数に基き如何に換気すべきかを計算した時
に、コントローラ60が吸入バルブ83をオープン並び
にモーター240と310の回転速度を調整し(室外フ
ァン31が運転している時、熱交換器32が風の逆流れ
31Aを遮るのでやはり増圧作用を生じる)、この際排
気バルブ81をクローズし(又必要な場合は同時に通風
バルブ11を11Cの密閉状態にクローズし、もって吸
気を加速する)適当に新しい空気量を制御すべきであ
る。吸気道33から取り入れられた室外空気33Aはフ
ィルタ25の前方に案内され、もって室内ファン24に
吸入される以前に予め防塵と除臭される。この実施例に
於て、案内人数センサ69は傾測範囲の狭い赤外線セン
サを風向き調節機構230の水平風案内羽根231の上
に設け、これに伴い揺れ動きスキャンしその行程の間で
人体の所在を感測した後、その信号をコントローラ60
に送り計数させるものである。
【0013】その次に、排気或いは気圧下げの操作は、
空気汚濁度センサ(例えば炭酸ガス濃度計)で室内気体
の汚濁度が予め設定された或る数値をオーバーしたり室
内気圧センサ64の測定した室内気圧が予測の数値をオ
ーバーした場合に、コントローラ60が室外モーター3
10の回転速度及び換気バルブ81オープンの時間を調
整し(この際吸気バルブ83をクローズすべし)、室内
の空気13Aが室外ファン31の運転吸い抜きにより排
気道13及び通風バルブ11を経由して室外に排出され
(気流11A)、又もし特殊なニーズにより室内空気の
排出或いは気圧下げの速度を増加した場合は、同時にケ
ース1の上の通風バルブ12を12Cの状態にクローズ
し、エアコンデョショナに全速で排気させることができ
る。
【0014】そして湿気の操作は、エアコン環境の一番
良い温・湿度制御を有効的に達成するため、流量が適当
で且つ未だ温度調節と湿度調節していない室内戻り風2
7を取り入れ既に室内熱交換気26で温度を調節した適
量の室内戻り風22或いは室外から新しい空気33Aと
混合させ、これら流量並びに温度、湿度がそれぞれ異な
る空気の混合により、随意且つ正確に期待する空気条件
を調整し易くするもので、即ちコントローラ60が室内
外温・温度センサ(62,63)と(65,66)の測
定値に基き、経済且つ有効的にニーズが達成される温・
湿度の室内出風23Aの必要とする湿気用戻り風27
A、室外吸気32A及び湿度が調節された室内戻り風2
2Aの相対的比例並びに余計に必要な温度調節と湿度調
節のパワーに換算し、これにより混気門82及び吸気門
83オープンの時間、室内外モーター240と330の
回転速度並びに図示されていない圧縮器及び加温装置等
の運転パワーを決定する。
【0015】本発明の装置は吸気と排気の制御により室
内の気圧が調整できる並びに、混気及び温・湿度調節の
エアコン操作により必要とする室内空気の温・湿度状態
が達せられる。更には、本発明の装置により室内気圧を
正確に制御できるので、本発明の装置は通常室内気圧を
常に室外気圧より高く保持でき外気及び塵が室内に染み
込めない効果が達せられる。又、図2から図4までの例
に示す如く、実用の面でも一歩進んで室内気圧に特定の
変化を生じさせもって異なる雰囲気の効果が達成でき
る。
【0016】図2は人に元気をつける気圧制御のモジュ
ラスを示し、室内気圧は室外気圧より高い状態に保た
れ、且つ適当な周期を振幅で急に徐々に下る変化をな
し、急に上る毎に気圧の増加により空気中の単位体積の
空気の重量と酸素含有量が比較的に大きく、室内の人が
呼吸し酸素を撮配するのが比較的に楽のみならず、更に
心臓、肝臓の機能が増進できえ気をつける効果が達せら
れ、そして徐々に下る時は人が適応できる速度の下で進
行するので、気圧が下り空気供給の条件が悪化している
のを感攪せず、人が快適、健康である。
【0017】図3は昆虫を駆逐する気圧制御のモジュラ
スを示し、昆虫は天気状態の変化に対し非常に敏感なの
で、本発明の装置は室内に人が無い時当気圧が周期的に
急に下り徐々に或る調節をさせ(更に温度と湿度に配合
して適当に調節できる)、気圧が徐々に上った後実然に
気圧を下げ昆虫が戻るのに適しない気圧変化の形態を造
り昆虫に逃げさせ、もって害虫の無い居住環境を営造き
る。
【0018】図4は非常換気の気圧制御のモジュラスを
示し、室内で火事或いはガス洩れの非常事故が生じた場
合、本発明の装置は自動制御或いはユーザーの操作によ
り全速で交代して吸気と排気の運転し、室内と室外との
気圧差に急速で大幅の正圧及び負圧の周期的変動を生じ
させ、これにより室内空気と室外空気との交換が加速さ
れ、もって室内人員の命の安全が保障できる。
【0019】上記の気圧制御モジュラスの実施例の外
に、本発明の装置は当然その他モジュラスの気圧変化を
提供しもってその他の雰囲気効果を生じることもでき
る。本発明の装置は室内の換気と気圧を有効的に制御で
きるので、エアコン環境は実質的には一番理想的な気密
状態でこれに配合できる。図5は本発明の装置により室
外気圧に対応して室内気圧の増圧と減圧を操作している
場合、時間の維持に伴い変化する様子のカーブ及びその
室内気密状態との関係図である。一般の建築物は各種の
穴或いは隙間が有るために内部の気密度が限られている
ので、本発明の装置により室内の吸気に対し増圧する場
合、室内の空気が一部分これらの空気洩れ隙間から流れ
出し消耗される。もしこの空気洩れ隙間の総断面積が一
定の数値ならば(“予想外”の空気もれ隙間が無い)、
空内増圧の効果に伴い、空気洩れ隙間から流れ出した空
気量は室内外気圧差ΔPに伴い継続的に増加するが、気
圧差ΔPは最後増圧吸気量と洩れ出す空気量が等しいた
めに一定した数値に接近し、図に示す如き気圧曲線を示
す。即ち、本発明の装置が未だ加圧していない時の気圧
差ΔPはゼロで、もし理想的な密閉環境(但し以前とし
て本発明の装置自体の空気洩れ隙間がある)の下で本発
明の装置により全体行程の吸気増圧をすれば最大能率の
気圧曲線C1 が得られるが、一般のエアコン環境はその
他の空気洩れ隙間が存在するのでC1 より低い気圧曲線
2 或いはC3 ,C4 等のみが得られ、これらは当該エ
アコン環境の気密度のインデックスと見なされる。即
ち、如何なるエアコン環境もそれぞれの室内外気圧差Δ
Pの下で皆一つの最高増圧率(単位時間内に於ける室内
外の気圧差の最高変化率を指す)が有る。気密度同じの
環境の下では、増圧気圧曲線は湿気速度の変化(図1の
中のモーター240と310の速度の変化)に伴い相対
的に時間軸Tの上で延伸或いは短縮するが、その最高に
達せられる室内外の気圧差ΔPは依然同じであるが、も
し当該エアコン環境の空気洩れ隙間が増大すればその達
せられる最高の室内外気圧差ΔPが相対的に減りゼロま
でに下ることも有る。従って、本発明の装置は長期的に
増圧を操作した後にその達せられる最高増圧値ΔPが分
かり、且つ如何なる増圧操作に於いても随時に或る時間
帯内の該エアコン環境の室内外気圧差ΔP及びこの時間
帯内の平均増圧率を検査測定及びメモリし、その最高値
をメモリする並びにこの時の数値と既にメモリした同一
条件の下で対応する最高値を比較し、これによりエアコ
ン環境の異常な気密状態側えば突然のガス洩れ…等の現
象をキャッチする。そして、エアコン環境の増圧率が予
期の正常な数値よりも有る程度以上異なる例えば図示の
カーブCxの場合、コントローラ60が信号を出し音響
・光り、図文等の方式で警報器を駆動し、ユーザーにエ
アコン環境の気密状態を検査及び停止すべく注意を促
し、もって徒らにエネルギーを室外に散逸した空気の中
に消耗するのを防ぐ。
【0020】逆に、上記原理及び作用は同じ様に排気減
圧の状況に適合し、そして減圧制御の時間に示す正常な
減圧曲線Dに基き気密状態の測定及び警告の作用が達成
できる。本装置は不断に如何なる時間に於ける対応条件
の下での増圧或いは減圧等の数値を検査測定するので、
そのメモリするデータ或いは不断に修正更新され、エア
コン環境が変化したりエアコンディショナの位置が変更
された時、随時にこれに対応する気密状態が捜し出せ
る。
【0021】
【発明の効果】以上で説明したように、本発明の装置に
あれば確実にエアコン環境に於ける有効的な換気と気圧
制御及び気密度警告の機能が発揮されユーザーにエアコ
ン環境の気密異常な状態を警告でき、もって気圧と雰囲
気の制御、エネルギー節約及びエアコン能率増進に大き
な効果が有る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の装置の実施例の基本組織の表面図であ
る。
【図2】本発明の装置で人に元気をつける気圧制御モジ
ュラスの室内外気圧差変化の様子を示すカーブである。
【図3】本発明の装置で昆虫を駆逐する気圧制御モジュ
ラスの室内外気圧差変化の様子を示すカーブである。
【図4】本発明の装置で非常換気する気圧制御モジュラ
スの室内外気圧差変化の様子を示すカーブである。
【図5】本発明の装置で室内に対し増圧と減圧の操作す
る時、室内外気圧差が時間の後述に伴い変化する様子の
カーブ及びその室内気密状態の関係を示す図である。
【符号の説明】
1 ケース 2 室内部 3 室外部 11,12 通気バルブ 13 排気道 26 室内熱交換器 32 室外熱交換器 33 吸気道 60 コントローラ 61〜66 室内と室外気圧・温度・温度センサ 67 室内気体汚濁度センサ 69 室内人数センサ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸入端及び排出端を有する室内ファンを
    備えた室内部と;吸入及び排出端を有する室外ファンを
    備えた室外部と;室内ファン吸入端と室外ファン排出端
    との間に連続され、その中に設けられた吸気バルブで開
    閉される吸気道と;室内部と室外ファン吸入端との間に
    連続され、その中に設けられた排気バルブで開閉される
    排気道と;室内ファンの運転並びに吸気道と排気道の開
    閉を制御するためのコントローラから成り、これにより
    室内ファンと室外ファンの少なくとも一つが運転し且つ
    吸気道がオープンした時に室内が吸気及び増圧され、そ
    して室外ファンが運転し且つ排気道がオープンした時に
    室内が排気及び減圧され、もってエアコン環境の室内気
    圧を制御すると共に、室内から室外への排気及び室外か
    ら室内への吸気を進めることを特徴とするエアコン環境
    の換気と気圧制御の装置。
  2. 【請求項2】 前記のコントローラが室内気圧センサと
    室外気圧センサの測定値及びユーザー介面から入力した
    必要とする数値に基き、室内気圧に対し室内気圧が室外
    気圧より高い、或いは室内気圧が室外気圧より高い、或
    いは室内気圧が順序よくアップダウンの周期的変化を生
    じる三種類のうち少なくとも一種類の制御を行うことを
    特徴とする請求項1記載の装置。
  3. 【請求項3】 前記のコントローラが一歩進んで必要な
    室内換気量に基き吸気と排気を制御し、そしてこの必要
    な換気量は室内人数センサ或いは室内空気汚濁度センサ
    の少なくとも一つから入力されることを特徴とする請求
    項1記載の装置。
  4. 【請求項4】 室外から室内への吸気が予め一シリーズ
    のフィルタで濾過され、その中に含まれた離質と異物を
    濾過除去されることを特徴とする請求項1記載の装置。
  5. 【請求項5】 室内ファンが同時に循環的に室内空気の
    吸入及び排出に供じられ、室内部に温・湿度のセンサ及
    び温・湿度調節装置が有り、室内の循環空気の温度と湿
    度を調節するのに供じられることを特徴とする請求項1
    記載の装置。
  6. 【請求項6】 室外部に温・湿度センサが有り室内の温
    度と湿度を測定し、コントローラがこの測定値に基き室
    外から室内への吸気量を決定し、もって室内循環空気が
    混合した後の温度と湿度を制御するのに供じられること
    を特徴とする請求項5記載の装置。
  7. 【請求項7】 室内部に更に湿気道を有し、室内循環空
    気から前記温・湿度調節装置を通過させない一部分をセ
    パレートし湿気バルブに制御させ、その既に温・湿度調
    節装置を通過した循環空気との混合比例を調節し、もっ
    て室内循環空気が混合した後の温度と湿度を調節するこ
    とを特徴とする請求項6記載の装置。
  8. 【請求項8】 更に室内気密度検査測定及び装置の装置
    を有し、この装置は一つの警報器及びコントローラの中
    にメモリされた制御プログラムを含み、コントローラが
    制御プログラムを利用し、室内の吸気と排気の操作をす
    る時に適当な時間帯にこの時間帯内の於ける室内外の気
    圧差及びこの気圧差の手順変化率を計算並びにメモリ
    し、且つ元来メモリされているこれらのデータ等と比較
    し、この時室内外気圧差の平均変化率が元来メモリされ
    ている室内外気圧差に対応する室内外気圧差変化率より
    小さく且つ予め設定された範囲をオーバーしている場
    合、コントローラが信号を出して当該警報器を作動さ
    せ、ユーザーにそのエアコン環境の気密度を検査並びに
    停止すべく注意を供し、もしこの時室内外気圧差の平均
    変化率が元来メモリされている室内外気圧差に対応する
    室内外気圧差変化率より大きい場合は、この時の比較的
    に大きい室内外気圧差の平均変換率で元来メモリされて
    いる装置を取り替えることを特徴とする請求項1記載の
    装置。
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