JPH0529369Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0529369Y2 JPH0529369Y2 JP1987094497U JP9449787U JPH0529369Y2 JP H0529369 Y2 JPH0529369 Y2 JP H0529369Y2 JP 1987094497 U JP1987094497 U JP 1987094497U JP 9449787 U JP9449787 U JP 9449787U JP H0529369 Y2 JPH0529369 Y2 JP H0529369Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- boss
- shaft
- hub
- parts
- flange
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 2
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 2
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 2
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000001939 inductive effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Clamps And Clips (AREA)
- Shafts, Cranks, Connecting Bars, And Related Bearings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
この考案は工作機械、ロボツト、OA機器等に
おいて位相調整を行う軸継手の軸締結構造に関す
る。
おいて位相調整を行う軸継手の軸締結構造に関す
る。
従来の技術
従来この種軸継手として第７図及び第８図に示
すクロスジヨイントピン１０９を介して一対のハ
ブ１０１を連接するものでは、そのハブのボス部
１０２にすり割部１０５を設けてボス部に回転軸
１０８を挿入し、第７図ではそのすり割部１０５
をボルト１０６で締付け、又第８図ではボス部外
周にテーパーを付け、テーパー穴１０７ａを有す
るリング１０７を嵌めて該リングをボルトでフラ
ンジ部１０３に締付けハブと回転軸１０８を締結
固定している。
すクロスジヨイントピン１０９を介して一対のハ
ブ１０１を連接するものでは、そのハブのボス部
１０２にすり割部１０５を設けてボス部に回転軸
１０８を挿入し、第７図ではそのすり割部１０５
をボルト１０６で締付け、又第８図ではボス部外
周にテーパーを付け、テーパー穴１０７ａを有す
るリング１０７を嵌めて該リングをボルトでフラ
ンジ部１０３に締付けハブと回転軸１０８を締結
固定している。
考案が解決しようとする問題点
上記従来の軸継手ではボス部の肉厚が厚いので
剛性が高くボルトを締付けても締付け力が弱くて
軸のスリツプを生じ易く、複数以上のすり割りを
設けなければ満足する締結力が得られなかつた。
しかしすり割を多くするとフランジ面の振れが不
安定になり振れによる振動騒音が大きくなる原因
となり高速回転に不向きで問題となつていた。
剛性が高くボルトを締付けても締付け力が弱くて
軸のスリツプを生じ易く、複数以上のすり割りを
設けなければ満足する締結力が得られなかつた。
しかしすり割を多くするとフランジ面の振れが不
安定になり振れによる振動騒音が大きくなる原因
となり高速回転に不向きで問題となつていた。
この考案はハブのボス部とフランジ部間に薄肉
部を設けてボス部からこの薄肉部まですり割部を
設けることによりボス部を締付け時にボス部を薄
肉部の撓みにより縮径して充分な締結力を得るこ
とができ、従来の問題点を解決した軸継手の軸締
結構造を提供するにある。
部を設けてボス部からこの薄肉部まですり割部を
設けることによりボス部を締付け時にボス部を薄
肉部の撓みにより縮径して充分な締結力を得るこ
とができ、従来の問題点を解決した軸継手の軸締
結構造を提供するにある。
問題点を解決するための手段
この考案は上記従来の問題点を解決するため
に、軸継手において、ハブ１，１′のボス部２，
２′とフランジ部３，３′との間にボス部が同芯を
保つて撓みうる薄肉部４，４′を設けるとともに
ボス部２，２′から薄肉部４，４′まですり割部
５，５′を設け、ボス部を締付けボルト６，６′締
付けリング７，７′等適宜締結手段で締付け縮径
してハブ１，１′と軸８，８′とを強力に締結固定
する技術手段に係る。
に、軸継手において、ハブ１，１′のボス部２，
２′とフランジ部３，３′との間にボス部が同芯を
保つて撓みうる薄肉部４，４′を設けるとともに
ボス部２，２′から薄肉部４，４′まですり割部
５，５′を設け、ボス部を締付けボルト６，６′締
付けリング７，７′等適宜締結手段で締付け縮径
してハブ１，１′と軸８，８′とを強力に締結固定
する技術手段に係る。
作 用
この考案は上記した構造としたので、ハブ１，
１′のボス部２，２′に回転軸８，８′を挿入し、
締付けボルト等の適宜締結手段でボス部２，２′
を締付けたとき、フランジ部３，３′はそのまま
で薄肉部４，４′が撓みを生じてボス部２，２′は
真円状を保つて縮径して回転軸８，８′と全体が
密着し強力に締結するものである。
１′のボス部２，２′に回転軸８，８′を挿入し、
締付けボルト等の適宜締結手段でボス部２，２′
を締付けたとき、フランジ部３，３′はそのまま
で薄肉部４，４′が撓みを生じてボス部２，２′は
真円状を保つて縮径して回転軸８，８′と全体が
密着し強力に締結するものである。
実施例
以下にこの考案を図面に示す実施例に基づいて
説明する。
説明する。
第１図乃至第３図に示す実施例において、８，
８′は接続すべき回転軸で、同一軸線上に配設さ
れている。１，１′は一対のハブで、ボス部２，
２′とフランジ部３，３′とからなり、そのボス部
２，２′とフランジ部３，３′との間にボス部が同
芯を保つて撓みうる薄肉部４，４′を設けるとと
もにボス部２，２′の端面よりも薄肉部４，４′ま
で軸方向の１個所にすり割部５，５′を設け、こ
の一対のハブ１，１′を一定の間隔を存して相対
向し、ハブ間にクロスジヨイントピン９を配設
し、ハブと回転軸８，８′をボス部で適宜締結手
段により締付け固定して軸継手を構成する。
８′は接続すべき回転軸で、同一軸線上に配設さ
れている。１，１′は一対のハブで、ボス部２，
２′とフランジ部３，３′とからなり、そのボス部
２，２′とフランジ部３，３′との間にボス部が同
芯を保つて撓みうる薄肉部４，４′を設けるとと
もにボス部２，２′の端面よりも薄肉部４，４′ま
で軸方向の１個所にすり割部５，５′を設け、こ
の一対のハブ１，１′を一定の間隔を存して相対
向し、ハブ間にクロスジヨイントピン９を配設
し、ハブと回転軸８，８′をボス部で適宜締結手
段により締付け固定して軸継手を構成する。
軸とハブを締結する手段としてこの実施例では
ボス部２，２′のすり割部５，５′に対し直角方向
に挿通孔１０と螺孔１１を設け、締付けボルト６
を螺挿して締付けボス部を縮径してハブと軸を締
結固定している。
ボス部２，２′のすり割部５，５′に対し直角方向
に挿通孔１０と螺孔１１を設け、締付けボルト６
を螺挿して締付けボス部を縮径してハブと軸を締
結固定している。
なお、クロスジヨイントピン９はクロス方向に
支持ピンを備えかつ中心に回転軸８，８′が挿通
できる貫通孔１２を穿つており、又１３はハブ
１，１′の対向面にクロス状に備えた軸受けアー
ムで、クロスジヨイントピン９の支持ピンを挿入
支持する支持孔１４を設けてオイルレスベアリン
グ等の軸受１５を備え、クロスジヨイントピンを
軸受に摺動と回転自由に軸支し、回転軸８，８′
間に発生する偏心、偏角を吸収し軸８，８′間の
伝達を行う。
支持ピンを備えかつ中心に回転軸８，８′が挿通
できる貫通孔１２を穿つており、又１３はハブ
１，１′の対向面にクロス状に備えた軸受けアー
ムで、クロスジヨイントピン９の支持ピンを挿入
支持する支持孔１４を設けてオイルレスベアリン
グ等の軸受１５を備え、クロスジヨイントピンを
軸受に摺動と回転自由に軸支し、回転軸８，８′
間に発生する偏心、偏角を吸収し軸８，８′間の
伝達を行う。
第５図乃至第７図に示す実施例では軸とハブを
締結する手段として、ハブ１，１′のボス部２，
２′の外径をテーパー状に形成し、テーパー穴７
ａ，７a′を有する締付けリング７，７′をボス部
２，２′に嵌め、このリング７，７′に軸方向に挿
通孔１６，１６′を設けかつフランジ部３，３′に
螺孔１７，１７′を設けボルト１８，１８′を螺挿
してリング７，７′を押込みテーパー面でボス部
を締付け薄肉部を撓ませてボス部を縮径して軸と
ハブを締結固定してある。
締結する手段として、ハブ１，１′のボス部２，
２′の外径をテーパー状に形成し、テーパー穴７
ａ，７a′を有する締付けリング７，７′をボス部
２，２′に嵌め、このリング７，７′に軸方向に挿
通孔１６，１６′を設けかつフランジ部３，３′に
螺孔１７，１７′を設けボルト１８，１８′を螺挿
してリング７，７′を押込みテーパー面でボス部
を締付け薄肉部を撓ませてボス部を縮径して軸と
ハブを締結固定してある。
上記したこの考案の構造によれば、ハブ１，
１′のボス部２，２′に接続すべき回転軸８，８′
を挿入し、そのボス部を締付けボルト６，６′又
は締付けリング７，７′により締付けることによ
りボス部とフランジ部との間の薄肉部４，４′で
撓ませてボス部を縮径させてボス部の穴と軸の外
径を密着させて締結するものである。
１′のボス部２，２′に接続すべき回転軸８，８′
を挿入し、そのボス部を締付けボルト６，６′又
は締付けリング７，７′により締付けることによ
りボス部とフランジ部との間の薄肉部４，４′で
撓ませてボス部を縮径させてボス部の穴と軸の外
径を密着させて締結するものである。
考案の効果
この考案によればハブと軸の締結を単にフラン
ジ部とボス部間に薄肉部を設けかつその薄肉部ま
ですり割を入れるだけで、ボス部の締付時にフラ
ンジ部はそのままにして薄肉部により撓みを生ぜ
しめてボス部を略真円を保つて強力に軸に締結固
定でき、又、すり割が１個所であるからフランジ
面に振れが生ずることなく振動、騒音は小さいの
で高速回転する機器に適用でき、しかも従来のよ
うにボス部と軸を固定キーで固定するものではな
いから、軸継手外周側からハブと軸の締結及び解
除を容易に行うことができ、ねじり剛性も弱くな
らない効果等がある。
ジ部とボス部間に薄肉部を設けかつその薄肉部ま
ですり割を入れるだけで、ボス部の締付時にフラ
ンジ部はそのままにして薄肉部により撓みを生ぜ
しめてボス部を略真円を保つて強力に軸に締結固
定でき、又、すり割が１個所であるからフランジ
面に振れが生ずることなく振動、騒音は小さいの
で高速回転する機器に適用でき、しかも従来のよ
うにボス部と軸を固定キーで固定するものではな
いから、軸継手外周側からハブと軸の締結及び解
除を容易に行うことができ、ねじり剛性も弱くな
らない効果等がある。
第１図乃至第３図はこの考案の軸締結構造を備
えた軸継手の一実施例を示すもので、第１図は同
正面図、第２図は第１図のＸ−Ｘ線における断面
図、第３図は第１図のＹ−Ｙ線における断面図、
第４図乃至第６図は別の実施例を示すもので、第
４図は同正面図、第５図は同右側面図、第６図は
第５図のＺ−Ｚ線における断面図、第７図及び第
８図は従来の軸継手の軸締結構造を示す断面図で
ある。 １，１′……ハブ、２，２′……ボス部、３，
３′……フランジ部、４，４′……薄肉部、５，
５′……すり割部、６，６′……締付けボルト、
７，７′……締付けリング、８，８′……回転軸。
えた軸継手の一実施例を示すもので、第１図は同
正面図、第２図は第１図のＸ−Ｘ線における断面
図、第３図は第１図のＹ−Ｙ線における断面図、
第４図乃至第６図は別の実施例を示すもので、第
４図は同正面図、第５図は同右側面図、第６図は
第５図のＺ−Ｚ線における断面図、第７図及び第
８図は従来の軸継手の軸締結構造を示す断面図で
ある。 １，１′……ハブ、２，２′……ボス部、３，
３′……フランジ部、４，４′……薄肉部、５，
５′……すり割部、６，６′……締付けボルト、
７，７′……締付けリング、８，８′……回転軸。
Claims (1)
- 軸継手において、ハブのボス部とフランジ部と
の間にボス部が同芯を保つて撓みうる薄肉部を設
けるとともにボス部から薄肉部まですり割部を設
け、ボス部のすり割部を適宜締結手段で締付けボ
ス部を縮径してハブと軸を締結固定するようにし
たことを特徴とする軸継手の軸締結構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987094497U JPH0529369Y2 (ja) | 1987-06-19 | 1987-06-19 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987094497U JPH0529369Y2 (ja) | 1987-06-19 | 1987-06-19 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS64726U JPS64726U (ja) | 1989-01-05 |
| JPH0529369Y2 true JPH0529369Y2 (ja) | 1993-07-28 |
Family
ID=30958026
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987094497U Expired - Lifetime JPH0529369Y2 (ja) | 1987-06-19 | 1987-06-19 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0529369Y2 (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5849731A (ja) * | 1981-08-03 | 1983-03-24 | ハンツマン・ケミカル・コ−ポレ−ション | 発泡性スチレン系重合体ビ−ズの製造方法 |
| JPS5949021B2 (ja) * | 1976-04-14 | 1984-11-30 | コン−ソ−ル・ゴルフ・コ−ポレ−シヨン | 調和したゴルフ・シヤフトおよびクラブ |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5949021U (ja) * | 1982-09-25 | 1984-03-31 | 株式会社東芝 | カツプリング |
| JPS59110428U (ja) * | 1983-01-17 | 1984-07-25 | 三菱電機株式会社 | カツプリング |
-
1987
- 1987-06-19 JP JP1987094497U patent/JPH0529369Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5949021B2 (ja) * | 1976-04-14 | 1984-11-30 | コン−ソ−ル・ゴルフ・コ−ポレ−シヨン | 調和したゴルフ・シヤフトおよびクラブ |
| JPS5849731A (ja) * | 1981-08-03 | 1983-03-24 | ハンツマン・ケミカル・コ−ポレ−ション | 発泡性スチレン系重合体ビ−ズの製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS64726U (ja) | 1989-01-05 |
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