JPH05290566A - メモリカード取扱い装置 - Google Patents

メモリカード取扱い装置

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JPH05290566A
JPH05290566A JP4086993A JP8699392A JPH05290566A JP H05290566 A JPH05290566 A JP H05290566A JP 4086993 A JP4086993 A JP 4086993A JP 8699392 A JP8699392 A JP 8699392A JP H05290566 A JPH05290566 A JP H05290566A
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JP
Japan
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card
socket
memory card
connector
memory
Prior art date
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JP4086993A
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English (en)
Inventor
Yoshiaki Sato
良彰 佐藤
Kaoru Kaneko
薫 金子
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】操作者が対応する挿入口を選択する必要がな
く、誤挿入によるカ−ドコネクタの破損、あるいは、記
憶データの破壊等が発生しにくいメモリカード取扱い装
置を提供することを目的とする。 【構成】メモリカードが挿入されカ−ドの種類が検出さ
れる以前にはカ−ド挿入部23に内蔵される阻止手段に
より複数のカードコネクタの何れに挿入されることも阻
止された状態とする。そして、メモリカードがカ−ド挿
入部23の挿入口から挿入されると、カ−ド挿入・種類
判別回路25を介してコントローラ21でカ−ドの種類
を弁別する。該弁別結果に基づいて、該挿入カ−ドに適
合するカ−ドコネクタを、モータ駆動回路24と移動モ
ータにより受け入れるに適した所定位置まで移動させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はメモリカード取扱い装
置、詳しくは、仕様の異なる情報記憶媒体であるメモリ
カードのためのカードコネクタを内蔵し、該コネクタに
メモリカードを挿入し、記憶情報の信号の授受を行うメ
モリカード取扱い装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、固体メモリであるメモリカードが
パーソナルコンピュータ,画像処理装置,カメラ、ま
た、その他の機器の記憶媒体として広く利用されるよう
になった。そのメモリカードの種類,仕様も各種のもの
が利用されている。従って、従来のメモリカード取扱い
装置として、種類,仕様の異なるメモリカードが兼用可
能なものも存在している。例えば、図7の外観図に示す
メモリカード取扱い装置は、接続ピン数が異なる2種類
のメモリカードの取扱いが可能な装置であり、外装体5
0に2つの挿入口50a,50bを設けたものである。
そして、操作者がカ−ドの種類によって何れかの挿入口
を選択し、該カ−ドを挿入し記憶情報の記憶,読み取り
を行う。そして、上記挿入口50a,50bの内部に
は、正常な信号授受を行うため、更には、カ−ドコネク
タを破損しないためにコネクタへの誤挿入防止機構が組
込まれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の従来
のメモリカード取扱い装置では、カ−ド挿入口が2つあ
ることから使用者は、当然ながら、選択動作が必要にな
り、煩わしさを感じるものであった。更には、間違って
違う方の挿入口にメモリカードを無理に挿入したような
場合、必ずしも上記誤挿入防止機構が完全に働くとは限
らず、異種のカ−ドが適合しないカ−ドコネクタ部まで
到達して、カ−ドコネクタを破損してしまったり、記憶
情報を破壊してしまう等の危険性があった。本発明は、
上述の不具合を解決するためになされたものであり、メ
モリカードの種類を装置自体が弁別し、常に、対応する
カ−ドコネクタが自動的に選択されるようにして、操作
者が対応する挿入口を選択する必要がなく、誤挿入によ
るカ−ドコネクタの破損、あるいは、記憶データの破壊
等が発生しないメモリカード取扱い装置を提供すること
を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のメモリカード取
扱い装置は、メモリカードの挿入口と、上記の挿入口に
適合する複数種類のカードコネクタと、上記挿入口から
挿入されたメモリカードの種類を弁別するための弁別手
段と、上記弁別手段による弁別が完了する以前には上記
挿入口から挿入されたメモリカードが上記複数種類のカ
ードコネクタの何れに挿入されることも阻止するための
阻止手段と、上記弁別手段による弁別が完了した後に該
弁別されたメモリカードの種類に対応して上記複数種類
のカードコネクタのうち、弁別された種類に適合する1
つのカードコネクタを上記挿入口から挿入されたメモリ
カードを受け入れるに適した所定位置に位置せしめるた
めのカードコネクタ移動手段とを有してなることを特徴
とする。
【0005】
【作用】メモリカードが挿入され、該カ−ドの種類が判
別される以前は、複数種類のカードコネクタの何れに挿
入されることも阻止手段により阻止された状態に保持さ
れる。次いでメモリカードを上記挿入口から挿入し、ま
ず、メモリカードの種類を弁別手段により弁別する。該
弁別結果に基づいて、該カ−ドに適合するカ−ドコネク
タをカードコネクタ移動手段により受け入れるに適した
所定位置まで移動させる。
【0006】
【実施例】以下図示の実施例に基づいて本発明を説明す
る。図1は、本発明の一実施例を示すメモリカード取扱
い装置の制御部の主要ブロック構成図である。このメモ
リカード取扱い装置は、情報記憶媒体である接続ピンの
数が異なる2種類のメモリカードを挿入し、記憶情報の
記録、または、読み出し行う装置であって、適用できる
メモリカードは、図4の(A),(B)に示すようなメ
モリカードA15,メモリカードB16とする。そし
て、該メモリカードA15,B16には、カ−ドを弁別
するための切り欠き15a,16aが接続ピン受け穴1
5b,16bのある側の側部の表、または、裏側にそれ
ぞれ設けられている。さて、本メモリカード取扱い装置
の制御部は、図1に示すように装置のシステムの制御を
行うものであって、カ−ド弁別手段,カ−ド移動手段,
コネクタ挿入阻止手段等を内蔵するコントローラ21
と、装置本体に設けられ、カ−ド挿入口,カ−ドコネク
タ部をもつソケット,ソケット移動モータ,スイッチ群
等を有するカ−ド挿入部23と、カ−ド挿入部23から
のデータバス,アドレスバスをコントローラ21に入力
可能のバス幅(ビット数)に変換するカ−ドインターフ
ェース回路22と、カ−ドコネクタ移動手段であって、
カ−ドのコネクタ挿入阻止手段でもあるソケット移動モ
ータ用のモータ駆動回路24と、上記スイッチ群の出力
に基づいてカ−ド挿入検出信号,カ−ド種類判別信号,
モータ停止信号を上記コントローラ21に出力するカ−
ド弁別手段であるカ−ド挿入・種類判別回路25によっ
て主に構成されている。
【0007】次に、上記カード挿入部23およびカ−ド
挿入・種類判別回路25について、図2の縦断面図およ
び検出回路図と図2のC矢視図である図3によって詳細
に説する。カード挿入部23は、本装置の外装体1に固
定して支持され、外面に露出するカ−ド挿入口8aと後
述のアクチュエ−タ可動片9,10,11を持つカ−ド
ガイド部8と、外装体の支持部1aに固着されたソケッ
ト移動手段であり、コネクタ挿入阻止手段でもあるソケ
ット移動用モータ6と、外装体に対して上下方向に移動
可能状態で支持され、内部にカ−ドコネクタを有するカ
−ドコネクタ移動手段であって、コネクタ挿入阻止手段
でもあるカ−ドソケット2と、外装体1に支持されるス
イッチであって、カ−ド挿入検出スイッチのSW37,
カ−ド種類弁別手段であるカ−ド種類判別スイッチのS
W35,SW36,ソケット移動位置検出スイッチのS
W33,SW34等のスイッチ群により主に構成されて
いる。
【0008】上記カ−ドガイド部8には、上述のように
内部にはカ−ドの挿入により上下に移動可能な検出用ア
クチュエ−タである可動片9,10,11が配設されて
いる。その可動片9は、ガイド部8の上部側であって、
後述するガイド部8へのカ−ドの初期挿入状態における
メモリカードA15の切り欠き15aの位置に対応した
位置に配設される。また、可動片10は、ガイド部8の
下部側であって、後述するガイド部8へのカ−ドの初期
挿入状態におけるメモリカードB16の切り欠き16a
の位置に対応した位置に配設される。更に、可動片11
は、カ−ドガイド8の先端に近い位置に配設される。な
お、このガイド部8へのカ−ドの初期挿入状態について
説明すると、まず、ソケットを移動して、カ−ドガイド
8のガイド口の前方に、後述するカ−ドのコネクタへの
カ−ド挿入口であるソケット挿入口2d,2eの中間部
であって、コネクタ挿入阻止手段となるソケット中央壁
面部2cを位置せしめコネクタ挿入阻止状態(図2の状
態)とする。そして、メモリカードをカ−ドガイド8に
挿入し、その先端が上記ソケット中央壁面部2cに当接
するまで挿入したときの状態を上記初期挿入状態とす
る。なお、この状態では、操作者が無理にカ−ドを押し
込んでも、該カ−ドはソケット挿入口2d,2eに挿入
されない。
【0009】そして、上記可動片9,10,11は、カ
−ドA15,カ−ドB16の挿入に伴い、外装体内に配
設されているカ−ド種類判別スイッチのSW35,3
6、および、カ−ド挿入検出スイッチのSW37の各接
点を押圧し、各スイッチをオン、または、オフ状態にす
る。即ち、カ−ドが前記初期挿入状態の位置まで挿入さ
れたとき、上記SW37がオン状態になり、SW35、
または、SW36がオン、または、オフ状態になる。そ
して、各スイッチの出力信号が接続されるカ−ド弁別手
段であるカ−ド挿入・種類判別回路25のカ−ド挿入信
号がL(LOW )となる。そのとき、SW35がオフで、
SW36がオンであれば、カ−ド挿入・種類検出回路2
5の出力信号であるカ−ド種類判別信号AがH(HIGH)
に、カ−ド種類判別信号BがL(LOW )になり、コント
ローラ21は、挿入カ−ドがメモリカードA15である
と弁別する。一方、SW35がオンで、SW36がオフ
であれば、カ−ド挿入・種類判別回路25の出力信号で
あるカ−ド種類判別信号AがLに、カ−ド種類判別信号
BがHになり、コントローラ21は、挿入カ−ドがメモ
リカードB16であると弁別する。なお、上記判別信号
A,B,検出信号ラインは、カ−ドが挿入されていない
時は、電源電圧Vccによりプルアップされ、Hレベル
に保持されている。
【0010】次に、カ−ドソケット2は、外装体1に対
して上下に移動できるように支持されている。即ち、カ
−ドソケット2の外部側面に設けられた4つのガイドピ
ン2aが外装体1に固定して支持されるソケットガイド
3,4の長孔に摺動自在に嵌入して支持されている。更
に、図3に示すようにカ−ドソケット2の側面にはコネ
クタ移動手段であるラック5が固着されており、前記ソ
ケット移動モータ6の出力軸に固着されたコネクタ移動
手段であるピニオン7が該ラックに噛合している。従っ
て、該モータ6が回転することによって、カ−ドソケッ
ト2は後述する上下3位置に移動することが可能とな
る。
【0011】また、ソケット2は、上述のようにソケッ
ト挿入口2d,2eを有しており、その挿入口内部にそ
れぞれ挿入カ−ドに対応するカ−ドコネクタ部を有して
いる。即ち、メモリカードA15用のソケット挿入口2
dの側の内部には、前記カ−ドA15の接続ピン孔15
b(図4(A)参照)に挿入可能な接続ピン31aが所
定の間隔で配設されている。一方、メモリカードB16
用のソケット挿入口2eの側の内部には、カ−ドB16
の接続ピン孔16b(図4の(B)参照)に挿入可能な
接続ピン32aが所定の間隔で配設されている。なお、
上記接続ピン31a,32aは、ソケット外部に露出す
るピン31b,32bにそれぞれ導通しており、インタ
ーフェース回路22にデータバス,アドレスバスを介し
て接続される。また、コントローラ21に対しては、カ
−ドA、または、カ−ドB用のリード・ライトパルスで
あるコントロール信号の接続ライン等として接続され
る。
【0012】また、外装体1にはソケット2によって操
作されるソケット移動位置検出スイッチのSW33,S
W34が配設されている。更に、ソケット2の移動状態
表示用のLED39、および、該LED駆動用のトラン
ジスタ38が上記カ−ド挿入・種類判別回路25として
外装体1に内蔵されている。
【0013】上記ソケット2は上述したように3位置に
移動されるが、そのうちの1つの位置は、コネクタ挿入
阻止位置であって、挿入カ−ドの種類が弁別される以前
の状態において、ソケット2の中央壁面部2c部がカ−
ドガイド8のガイド部と対向した状態の移動位置であ
る。また、上記ソケット2の上述の3つの移動位置のう
ち、他の1つの位置は、メモリカードA15のコネクタ
挿入可能のソケット位置であって、まず、挿入カ−ドの
種類がカ−ドA15と弁別されたとき、ソケット移動モ
ータ6が図3において反時計回りに回転してソケットを
下方に移動させる。そして、カードA15用のソケット
挿入口2dがカ−ドガイド8のガイド部と対向するまで
移動させ、そのときのソケット位置を上記他の1つの位
置とする。なお、この位置に到達した時点で、ソケット
2の下面でソケット移動位置検出スイッチのSW34を
押圧してオン状態とし、モータ停止信号のHレベル信号
がカ−ド挿入・種類判別回路25を介してコントローラ
21に出力され、モータ6の回転を停止させる。更に、
このSW34のオン信号は、上記判別回路25に内蔵す
るLED39点灯用のトランジスタTr38のベースに
入力され、該LED39を点灯し、コネクタ選択のため
の移動が完了したことを表示する。
【0014】また、上記ソケット2の上述の3つの移動
位置のうち、更に他の1つの位置は、メモリカードB1
6のコネクタ挿入可能のソケット位置であって、まず、
挿入カ−ドの種類がカ−ドB16であると弁別されたと
き、ソケット移動モータ6が図3において時計回りに回
転させ、ソケット2を上方に移動させる。そして、カー
ドB16用のソケット挿入口2eがカ−ドガイド8のガ
イド部を対向するまで移動させ、そのソケット2の位置
を上記他の1つの位置とする。この状態ではソケット2
の上面でソケット移動位置検出スイッチのSW33を押
圧してオン状態とし、そのオン信号に基づいてモータ停
止信号のHレベル信号がカ−ド挿入種類判別回路25を
介してコントローラ21に出力され、モータ6の回転を
停止させる。更に、この信号は、前記と同様にトランジ
スタTr38のベースに入力され、該LED39を点灯
し、コネクタ選択移動が完了したことを表示する。
【0015】以上のように構成された本装置のカ−ド挿
入検出処理動作について図5のフローチャートを用いて
説明する。なお、本装置において、メモリカードが挿入
されていない初期状態では、カ−ドのコネクタへの挿入
が阻止されたコネクタ挿入阻止状態、即ち、カ−ドソケ
ット2の中央壁面部2cがカ−ドガイド8のガイド部に
対向している状態に保持されているものとする。従っ
て、この状態では操作者がカ−ドを無理に押し込んでも
カ−ドコネクタ部には挿入できない。そして、操作者が
メモリカードを挿入口8aから中央壁面部2cに当接す
る初期挿入位置まで挿入すると(ステップS1)、コン
トローラ21は、SW37、および、SW35,36を
介して得られるカ−ド挿入・種類検出回路25からのカ
−ド挿入検出信号および種類判別信号を取り込む(ステ
ップS2)。続いて、カ−ド種類判別信号A,Bで、挿
入されたメモリカ−ドの種類が判別できるかどうかをチ
ェックする(ステップS3)。種類の判別ができない場
合、本装置ではカ−ドの処理が不可能としステップS8
にジャンプする。続いて、LEDの点灯状態を確認する
が、この場合、通常は点灯していないのでこのまま本処
理を終了する。
【0016】一方、ステップS3において、カ−ドが本
装置で処理できる種類のカ−ドとして判別ができると判
断された場合、ステップS4にて挿入カ−ドの種類を読
み取る。そして、挿入カ−ドがメモリカードA15であ
った場合、それに対応するカ−ドコネクタ側のソケット
挿入口2dがカ−ドガイド8のガイド部に対向して位置
するように、ソケット移動モータ6を駆動してソケット
2を移動させる。また、挿入カ−ドがメモリカードB1
6であった場合、対応するソケット挿入口2eがカ−ド
ガイド8のガイド部に対向するようにソケット2を移動
させる。その動作により上記SW33、または、SW3
4がオンの状態になり、このソケットの移動が終了した
時点でLED39を点灯させ、上記モータ6の駆動を停
止させる(ステップS6,7)。
【0017】そして、操作者はLED39が点灯してい
ることを確認して(ステップS8)、カ−ドAまたはB
15,16を更に押し込み、ソケット2の挿入口2d、
または、2eに挿入させる。そして、カ−ドコネクタの
接続ピン31a、または、32aをカ−ドのピン孔15
b、または、16bに嵌入させカ−ド接続状態とする。
そこで、挿入カ−ドからの出力信号を読み取り、初期化
が必要なカ−ドであるかどうかを判断する(ステップS
10)。初期化が必要な場合、コントローラ21により
挿入カ−ドの初期化がおこなわれる。初期化が必要では
ない場合、そのまま本ルーチンを終了する。その後、コ
ントローラ21からインターフェースコントロール信号
がインターフェース回路22に出力され、データ授受可
能の状態にし、同時に、挿入されたカ−ドA15、また
は、カ−ドB16用のリード,ライトパルスであるコン
トロール信号が該メモリカードに出力され、データの書
き込み、または、読み取りが行われる。なお、上記処理
においてステップS1,8,9以外の処理E1 ,E2 が
コントローラ21での判定の結果による処理動作であ
る。なお、上述のデータの書き込み、読み取りが終了
し、操作者がメモリカードを引き抜くと、カ−ド挿入検
出信号のオフ信号が出力される。そして、ソケット移動
モータ6が駆動され、ソケット2を初期状態のコネクタ
挿入阻止位置に戻す。
【0018】以上説明したように、本実施例の装置にお
いては、まず、カ−ドの挿入口8aが一つしかないこと
から、操作者は挿入時に選択することなくメモリカード
を挿入できる。更に、メモリカードはその種類が弁別さ
れるまでは、操作者が無理に挿入しても、ソケットの中
央壁面部2cに突き当たった状態で保持されることか
ら、誤挿入の事故が起きず、カ−ドコネクタ部の破損や
メモリカードの記憶データの破壊が起きにくくなる。ま
た、装置で扱えない種類のカ−ドが挿入されても、上記
種類の判別でチェックでき、挿入が阻止され、誤動作が
防止できる。
【0019】次に、上記実施例のメモリカード取扱い装
置のカ−ドソケット駆動機構の変形例について説明す
る。上記実施例のものの該駆動機構はラックとピニオン
を用いた駆動機構であったが、本変形例のものは、図6
に示すように送りネジ43を用いたソケット駆動機構を
利用したものである。即ち、本変形例のカ−ド取扱い装
置においては、カ−ドソケット42に送りネジ43と螺
合する雌ネジ42fが上下方向に設けられ、上記送りネ
ジ43が装置外装体41に固着されたソケット移動モー
タ44の出力軸に固着されている。そして、上記ソケッ
ト42は、該ソケットに固着されるピン42aを外装体
41のソケットガイド46の長孔に嵌入することによっ
て、上下移動可能状態に保持される。なお、その他の構
成は前記実施例のものと同様である。以上のように構成
された本変形例の装置では、移動機構がネジ送りである
ことから、よりスムーズに、また、精度よくソケット4
2を移動させることができ、更に、ソケットの側面方向
の寸法が制限されるような場合にも有効となる。
【0020】なお、前記実施例のメモリカード取扱い装
置では、カ−ドの挿入口が単一のものであったが、これ
に限らず、複数のカ−ド挿入口があって、それぞれの挿
入口毎に複数の種類のカ−ドに対応するコネクタを有す
る移動可能なソケットを配設し、挿入されたカ−ドに合
致したコネクタが自動的に選択されるように構成しても
よい。
【0021】また、前記実施例のメモリカード取扱い装
置では、メモリカ−ドの種類として2種類のものを選択
するような装置としたが、これに限らず3種類あるいは
それ以上の種類のカ−ドを検出して、それぞれ適合する
コネクタに挿入できるようなメモリカード取扱い装置と
することもできる。また更に、前記実施例のメモリカー
ド取扱い装置では、カ−ドの弁別手段の一つとして機械
的スイッチを用いたが、これに限らずカ−ドの弁別手段
として電気的なセンサ、例えば、フォトセンサやマグネ
ットセンサを用いることも勿論可能である。更に、前記
実施例のものでは、ソケット2のコネクタ移動手段とし
て回転式のモータを適用したが、これに限らず、ソレノ
イド,バイメタル,形状記憶合金等のアクチュエ−タを
適用することも可能である。そして、本発明のメモリカ
ードの取扱い装置は、パーソナルコンピュータは勿論、
メモリカード利用の電子スチルカメラやメモリカード利
用の画像処理装置の情報入出力装置として利用できるも
のである。
【0022】
【発明の効果】上述のように本発明のメモリカード取扱
い装置は、メモリカード挿入前は複数種類のカードコネ
クタの何れに挿入されることも阻止手段により阻止され
た状態にあって、メモリカードを上記挿入口から挿入す
ると、メモリカードの種類を弁別手段により弁別する。
該弁別結果に基づいて、該カ−ドに適合するカ−ドコネ
クタをカードコネクタ移動手段により受け入れるに適し
た所定位置まで移動させるようにしたので、操作者は挿
入口を選択する必要がない。万一、カ−ドの種類が弁別
される前の挿入初期に無理な力でメモリカ−ドを挿入し
たとしてもカ−ドコネクタにカ−ドが誤挿入されること
がなく、カ−ドコネクタ部の破壊やメモリカードの記憶
データの破壊が起きにくいなど数多くの顕著な効果を有
している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すメモリカード取扱い装
置の制御部の主要ブロック構成図。
【図2】上記図1のメモリカード取扱い装置のカ−ド挿
入部の縦断面図とカ−ド挿入・種類判別回路図。
【図3】上記図2のC矢視図。
【図4】上記図1のメモリカード取扱い装置に適用でき
る2種類のメモリカードの平面図を示し、(A)は接続
ピン数の少ない方のメモリカードの平面図、(B)は接
続ピン数の多い方のメモリカードの平面図。
【図5】上記図1のメモリカード取扱い装置のカ−ド挿
入・種類検出処理のフローチャート。
【図6】上記上記図1のメモリカード取扱い装置のカ−
ドソケット移動機構の変形例を示す機構部の断面図。
【図7】従来のメモリカード取扱い装置の外観図。
【符号の説明】
2,42………………カ−ドソケット(阻止手段) 2c …………………ソケット中央壁面部(阻止手段) 5 …………………ラック(カ−ドコネクタ移動手
段,阻止手段) 6,44………………ソケット移動モータ(カ−ドコネ
クタ移動手段,阻止手段) 7 …………………ピニオン(カ−ドコネクタ移動手
段,阻止手段) 8a …………………メモリカード挿入口 21 …………………コントローラ(弁別手段,カ−ド
コネクタ移動手段 阻止手段) 24 …………………モータ駆動回路(カ−ドコネクタ
移動手段,阻止手段) 25 …………………カ−ド挿入・種類判別回路(弁別
手段) 31a…………………接続ピン(カ−ドコネクタ) 32a…………………接続ピン(カ−ドコネクタ) 35,36……………カ−ド種類判別スイッチ(弁別手
段) 43 …………………送りネジ(カ−ドコネクタ移動手
段,阻止手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】メモリカードの挿入口と、 上記の挿入口に適合する複数種類のカードコネクタと、 上記挿入口から挿入されたメモリカードの種類を弁別す
    るための弁別手段と、 上記弁別手段による弁別が完了する以前には上記挿入口
    から挿入されたメモリカードが上記複数種類のカードコ
    ネクタの何れに挿入されることも阻止するための阻止手
    段と、 上記弁別手段による弁別が完了した後に該弁別されたメ
    モリカードの種類に対応して上記複数種類のカードコネ
    クタのうち、弁別された種類に適合する1つのカードコ
    ネクタを上記挿入口から挿入されたメモリカードを受け
    入れるに適した所定位置に位置せしめるためのカードコ
    ネクタ移動手段と、 を有してなることを特徴とするメモリカード取扱い装
    置。
JP4086993A 1992-04-08 1992-04-08 メモリカード取扱い装置 Withdrawn JPH05290566A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008257278A (ja) * 2007-03-30 2008-10-23 Citizen Holdings Co Ltd メディア識別装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008257278A (ja) * 2007-03-30 2008-10-23 Citizen Holdings Co Ltd メディア識別装置

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