JPH05290163A - 画像情報切り出し装置とそれに用いる方法,および,切り出し領域指定プレート - Google Patents

画像情報切り出し装置とそれに用いる方法,および,切り出し領域指定プレート

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JPH05290163A
JPH05290163A JP4119961A JP11996192A JPH05290163A JP H05290163 A JPH05290163 A JP H05290163A JP 4119961 A JP4119961 A JP 4119961A JP 11996192 A JP11996192 A JP 11996192A JP H05290163 A JPH05290163 A JP H05290163A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡便な操作で画像情報として記録された文書
の一部を容易に切り出し可能な画像情報切り出し装置と
その方法を提供する。 【構成】 切り出すべき画像情報シート1の切り出し位
置を指定するため,切り出し領域指定プレート10を画
像情報シート1に重ねる。ユーザーはコード入力装置2
1を切り出し領域指定プレート10のマトリクス状に区
分された部分内のコード103を走査して,CPU23
が対応する光磁気ディスク装置25内に記憶された画像
データの格納位置を割り出し,切り出し領域に対応する
画像データをプリンタ27で印刷させる。切り出し領域
指定プレート10は直接ユーザーが視認でき,切り出す
べき画像情報シート1に重ねて操作するのでコンピュー
タの知識,あるいは習熟なしで切り出し操作を行うこと
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像情報切り出し装置と
その方法,および,これらに使用する切り出し領域指定
プレートに関する。
【0002】
【従来の技術】本件出願の発明者らは,すでに文書情報
を画像情報として走査し,所定画像信号処理を行った
後,光ディスクまたは光磁気ディスクなどの大規模記憶
容量の記憶媒体に効率よく記憶して文書保管スペースを
縮小するとともに,希望する文書の検索を容易にして,
検索結果を迅速に入手可能する情報処理装置を提案して
いる(たとえば,特願平3−138184号,「画像フ
ァイリング装置〕を参照)。
【0003】また複数の文書の中から対象とする文書の
検察作業をさらに容易にするため,たとえば,文書のそ
れぞれの表紙の画像データのみを縮小して複数表紙分を
1枚に印刷して目次(インデックス)代わりに使用可能
とする装置を提案している(たとえば,特願平3−13
8185号,「画像検索システム」を参照)。
【0004】上記表紙全体を縮小して複数表紙分を1枚
のシートにインデックスとして印刷すると,複雑な画像
の表紙ではその識別が困難になる。そこで,本権出願の
発明者らは,さらに表紙などの画像情報の中からキー部
分となる部分,たとえは,特許公開公報の場合を例示す
ると,発明の名称,公開公報番号,出願日,公開日,出
願人,特許請求の範囲の第1請求項の内容などの記載部
分を切り出する装置を提案している(たとえば,特願平
3−288778号,「画像処理装置〕を参照)。通
常,上記部分切り出しにはマウスなどのポインティング
デバイスを用いて,たとえば,一旦切り出しの対象とな
る表紙の画像データをCRT表示画面などに表示し,左
上隅とその対角位置の右下隅を指定していその指定され
た矩形領域に入る画像情報を決定している。あるいは,
マウスに代えて,キーボードから切り出し領域を指定す
ることもできる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,上記の
一旦CRT表示画面などに対応する文章の画像を表示さ
せてマウスあるはキーボードを用いて切り出し領域を指
定する方法は,一旦,表示画面を表示させる必要があ
り,表示された内容から一般のユーザーにとって操作負
担の大きいキーボードあるいはマウスを使用して間接的
に希望する切り出し領域を指定することは,使い勝手の
観点から改善する余地があることが判明した。また情報
の切り出し作業においては,一般に80%以上は定型フ
ォームの切り出し作業になることが多いことが判った。
このようにな定型的な切り出し作業にマウスあるいはキ
ーボードなどを使って逐次切り出し作業を行うことは,
作業能率の点で問題となり,改善の余地があることが判
明した。したがって,本発明は上述した問題を改善して
より操作性の高い画像情報切り出し装置,その方法,お
よび,それに使用する切り出し領域指定プレートを提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の操作性を向上させ
るため,本発明によれば,複数枚の紙葉に印刷された画
像情報が順次入力され所定の信号処理された画像情報を
記憶している情報記憶手段と,上記紙葉内の画像情報の
切り出し領域を指定する位置指定コードを有する切り出
し領域指定プレートと,該切り出し領域指定プレートの
上記位置指定コードを入力する手段と,該入力手段で入
力した位置指定コードに対応する座標位置として上記情
報記憶手段に記憶されている位置に変換する手段と,該
位置変換手段で変換した上記記憶手段内の格納位置に記
憶されている情報を取り出す手段とを有する画像情報切
り出し装置が提供される。好適には,画像情報切り出し
装置は上記取り出した情報を印刷する手段をさらに有す
る。
【0007】また本発明によれば,紙葉内の画像情報の
切り出し領域を指定する位置指定コードを有する切り出
し領域指定プレートを,画像情報が印刷されている紙葉
に重ね,上記切り出し領域指定プレートの位置指定コー
ドを入力し,入力して位置指定コードで指定された座標
を上記紙葉の画像情報が予め記憶されている情報記憶手
段内の記憶位置に変換し,変換されて記憶位置で規定さ
れる画像情報を取り出する画像情報切り出し方法が提供
される。好適には,定型的に切り出し領域が固定されて
いる場合,その切り出し位置指定領域をコード化してお
き,そのコードを入力して上記切り出し処理を行う。
【0008】さらに本発明によれば,紙葉に印刷された
画像情報の切り出し位置を指定する位置指定コードが印
刷された切り出し領域指定プレートが提供される。特定
的には,上記切り出し領域指定プレートは,透明シート
に所定の間隔でマトリクス状に付着または印刷された不
透明台紙部分を有し,これらの台紙部分に位置指定用コ
ードが印刷されている。また特定的には,上記切り出し
領域指定プレートは上記位置指定コードを含む単位区分
ごとに半透明の罫線がマトリクス状に設けられている。
【0009】
【作用】情報記憶手段には予め,複数枚の紙葉に印刷さ
れた画像情報が順次入力され所定の信号処理された画像
情報を記憶されている。また,切り出し位置を指定する
ため,紙葉内の画像情報の切り出し領域を指定する位置
指定コードを有する切り出し領域指定プレートが用いら
れる。ユーザーは切り出しの対象となる文書に切り出し
領域指定プレートを重ねる。そうすると,切り出し領域
指定プレートの上から切り出すべき領域が容易に判る。
ユーザーは切り出し領域指定プレートの上記位置指定コ
ードを入力する手段を使用して希望する位置指定コード
を走査する。座標位置変換手段がこの入力手段で入力し
た位置指定コードに対応する座標位置として上記情報記
憶手段に記憶されている位置に変換する。情報取り出し
手段が,位置変換手段で変換した上記記憶手段内の格納
位置に記憶されている情報を取り出す。このように,切
り出し領域指定プレートを文書に重ねて位置合わせを
し,CRT表示画面などに表示させることなく,直接的
に,切り出し位置を入力手段を走査して指定できる。
【0010】
【実施例】図1に本発明の実施例の画像情報切り出し装
置の構成を示す。画像情報切り出し装置は,コード入力
装置21,コード識別回路22,コンピュータの中央処
理ユニット(CPU)23,文書の画像情報が記憶され
ている光磁気ディスク装置25,主メモリ24,プリン
トデータバッファ26,プリンタ27,イメージリーダ
バッファ28,イメージリーダ29を有する。さらに画
像情報切り出し装置は,座標変換テーブル30,部分設
定テーブル31,切換処理回路32を有する。この画像
情報切り出し装置の動作に関連して,画像情報シート
1,切り出し領域指定プレート10および操作シート1
5が使用される。
【0011】この画像情報切り出し装置は予め,イメー
ジリーダ29を用いて文書を走査して画像情報を入力
し,イメージリーダバッファ28を介してCPU23に
入力する。CPU23は入力された画像データを所定の
画像圧縮信号処理を行って,光磁気ディスク装置25に
記録する。したがって,光磁気ディスク装置25の光磁
気ディスクには多量の文書を走査して所定の画像信号処
理を行って画像圧縮した画像データが記録されている。
【0012】図2は図1に示した切り出し領域指定プレ
ート10の1例を示す図である。図3は図1に示した画
像情報シート1の1例を示す図である。図4は図1に示
した操作シート15の1例を示す図である。図2に示し
た切り出し領域指定プレート10の寸法は,たとえば,
A4サイズであり,図3に示した画像情報シート1の寸
法であるA4サイズにほぼ等しい。切り出し領域指定プ
レート10は透明シートに,ほぼ均一に横方向に8列,
縦方向に16行にマトリクス状に区分けする半透明,た
とえば,薄い緑色に着色された罫線10X1〜10X
7,10Y1〜10Y15が印刷されている。これらの
罫線が規定された各区分,たとえば,第1の区分10
000 には透明下地101に不透明な黄色の台紙102が
付着されており,この台紙102の上にはその区分位置
を示す切り出し位置指定コードV000が黒色で印刷さ
れている。その他の区分についても同様である。
【0013】この例では,図3に示した文書は会社内の
従業員の個人履歴書を示す。この個人履歴書は,個人認
識記載部分1A,その脇の写真添付部分1B,それらの
下部の学歴記載部分1C,職歴記載部分1D,社内経歴
記載部分1E,および,資格記載部分1Fを有してい
る。この例ではインデックスとて使用するため切り出す
べきキー画像情報は個人認識記載部分1Aおよび写真添
付部分1Bにある画像情報である。
【0014】図4に示した操作シート15は画像情報切
り出し装置をユニットが操作するときに簡便に操作可能
とするための操作シートであり,ユニットが利用する操
作に対応して作業の流れにそって,コード入力装置21
で読み取り可能な機能コード,たとえば,複数文書呼び
出しを示す機能コードF001が印刷されている。
【0015】図5は図3に示した画像情報シート1の上
に図2に示した切り出し領域指定プレート10を重ねて
上部からみた図である。図5には以下に述べる動作に関
連する部分を中心としその重ね合わせ状態の概要を示し
た。切り出し領域指定プレート10は下地が透明である
からその下に置いた画像情報シート1の画像状態が認識
できる。この例では,左上隅の区分10000 と右下隅の
区分10049 で規定される矩形領域に,切り出し領域指
定プレート10の切り出しの対象となる個人認識記載部
分1Aと写真添付部分1Bとが位置していること示して
いる。
【0016】図6は上記画像情報切り出し装置の全体動
作の1例を示すフローチャートである。図7はその指定
位置割り出しと切り出し画像データを読み出す処理を示
すフローチャートである。まず,図6を参照して,切り
出し動作の概要について述べる。ステップS01 :まずユーザーは,操作シート15の複
数文書呼び出しを示す機能コードF001の上をコード
入力装置21を走査する。コード入力装置21はこの機
能コードF001を画像データとして入力し,コード識
別回路22に印加する。コード識別回路22は入力され
た画像データを識別してコード化し,F001を識別す
る。この識別された機能コードF001はCPU23に
印加されて,CPU23がこの機能コードF001に対
応する処理を遂行するモードに設定する。ステップS02 :次いでユーザーは表紙のみ対象とする
機能コードF030の上をコード入力装置21で走査す
る。この走査情報は上記のようにコード識別回路22で
識別されてCPU23に印加され,CPU23は表紙に
ついて切り出しの位置指定を行うことを認識する。ステップS03 :さらにユーザーは配列指定を示す機能
コードF032のうえをコード入力装置21で走査さ
せ,配列を指定することをCPU23に記憶させる。そ
の後,ユーザーは図5に図解した画像情報シート1の上
に切り出し領域指定プレート10が乗せられている状態
において,切り出しの始点である区分10000 内の台紙
102の上の切り出し位置指定コードV000の上をコ
ード入力装置21を用いて走査する。この切り出し位置
指定コードV000はコード識別回路22で識別された
CPU23に入力される。これにより,CPU23に切
り出しの矩形の一方の始点が入力されたことになる。な
お,切り出し領域指定プレート10の罫線で規定されて
いる各区分,たとえば,10000 内の透明下地101は
透明であるからその下の画像情報シート1の画像状態が
判るようになっているが,台紙102はその上に印刷さ
れた黒色の切り出し位置指定コードV000をコード入
力装置21で走査するとき画像情報シート1の画像情報
の影響を受けないように不透明な黄色で印刷されてい
る。ステップS04 :ユーザーは図5に示した状態における
切り出しの終点である区分10049 内の台紙の上の切り
出し位置指定コードV049をコード入力装置21で走
査して,コード識別回路22を介して,その終点位置を
CPU23に入力する。以上の処理により,CPU23
は切り出すべき矩形領域,区分10000 〜10009 〜区
分10040 〜10049 で規定される領域を特定すること
ができる。このように特定された切り出し領域について
の画像データの読みだし動作については,図7を参照し
て後述する。ステップS05 :ユーザーは次の文書についての切り出
しに続けるため,次文書を示す機能コードF012をコ
ード入力装置21で走査する。CPU23はこの操作に
応答して,次の表紙に切り出し処理を行う。ステップS06 :必要な文章切り出し動作が終了した
ら,ユーザーは機能コードF040をコード入力装置2
1で走査して文書一覧印刷を要求する。CPU23はこ
の指令に応答して,切り出した文章の画像データの一覧
を,たとえば,図8に示す形態でプリントデータバッフ
ァ26およびプリンタ27を介して印刷する。
【0017】図7を参照して,上述した画像情報切り出
し装置の動作の部分詳細を述べる。ステップS11 :ユーザーは上述したように,図5に図
解した状態で切り出しの始点,区分10000 内の切り出
し位置指定コードV000をコード入力装置21を用い
て走査する。この走査画像データはコード識別回路22
で画像データ「V000」を示すものであることが識別
され,さらにその画像に対応するコードに変換されてC
PU23に入力される。ステップS12 :CPU23は上記識別コードV000
が座標変換テーブル30を用いて変換し,左上隅の位置
に位置している検出し,さらに,光磁気ディスク装置2
5に記憶されている画像データの位置(アドレス)とし
て変換する。ステップS13,S14 :ユーザーは矩形を規定する終
点,区分10049 についても上記同様,コード入力装置
21を用いて走査し,CPU23が座標変換テーブル3
0を用いて光磁気ディスク装置25内に記憶されている
画像データのアドレスを決定する。ステップS15 :CPU23は上記始点アドレスと終点
アドレスとから規定される光磁気ディスク装置25内の
対応する文書の表紙部分の画像データ,この例示におい
ては,画像情報シート1の個人認識記載部分1Aと写真
添付部分1Bのについての矩形の切り出し領域(画像デ
ータ読みだし領域)を決定する。ステップS16 :CPU23はステップS15において
決定された領域内に存在する画像データを光磁気ディス
ク装置25から読みだす。
【0018】ステップS17:CPU23が読み出した
画像データは,一次的に主メモリ24に記憶する。その
理由は,図8に示したように,1枚のシートに複数の切
り出した画像を纏めて印刷可能とするためである。な
お,図6を参照して述べたステップS01における複数
文書呼び出しに代えて,操作シート15における機能コ
ードF004を走査してバラ頁呼び出しを要求した場
合,上記1回の切り出し操作ごとに,CPU23が切り
出した画像データを一旦主メモリ24に記憶した光磁気
ディスク装置25から読みだした切り出し画像データが
プリントデータバッファ26およびプリンタ27を介し
て,その都度印刷される。図1に示した部分設定テーブ
ル31および切換処理回路32はこれらの切換処理に使
用される。部分設定テーブル31は複数文書を連続的に
切り出し操作する場合は,1枚にまとめて印刷する分の
切り出し画像が主メモリ24に蓄積されるように管理す
る。1枚に印刷する分の切り出し画像が主メモリ24に
蓄積されると,部分設定テーブル31は切換処理回路3
2を付勢して,蓄積された切り出し画像データを,たと
えば,図8に示したようにプリンタ27から印刷させ
る。バラ頁呼び出しの場合は部分設定テーブル31は1
回の切り出し操作の都度,切換処理回路32を付勢して
主メモリ24に一旦記憶された切り出し画像をプリント
データバッファ26を介してプリンタ27から印刷させ
る。これらに印刷動作はCPU23の制御のもとに行わ
れる。
【0019】ユーザーが以上述べた操作を行うと,図3
に示した画像情報シート1の内の切り出し領域内の個人
認識記載部分1Aおよび写真添付部分1Bが,図8の左
上隅40Aに所定の倍率(縮小率あるいは拡大率)で印
刷される。その他の表紙についても上記同様の操作を行
うことにより,ユーザーは図8に示したような,要部の
みが配列されたインデックスとして使用可能な印刷物を
得ることができる。したがって,ユーザーはこのインデ
ックスを参照して,希望する文書を,たとえば,コード
入力装置21を走査して迅速に検索し,その詳細をプリ
ンタ27から印刷させることができる。なお,図8に示
したインデックスから該当する文書をコード入力装置2
1を用いて検索し,その画像情報を印刷する方法として
は,たとえば,図3に図解したように,個人認識記載部
分1Aの上部に印刷された従業員番号をコード入力装置
21で読み取りコード識別回路22で識別しコード化す
る。CPU23がそのコード化された従業員番号を参照
して光磁気ディスク装置25内の該当する画像データフ
ァイルを検出し,その詳細画像データをプリンタ27か
ら印刷する。あるいは,図8に示した切り出された各イ
ンデックス部分の下部または上部などの光磁気ディスク
装置25内の文書番号を印刷しておき,その文書番号を
コード入力装置21で走査し,CPU23が対応する光
磁気ディスク装置25内の画像情報を読みだし,プリン
タ27を介して印刷してもよい。
【0020】以上述べたように,本発明の画像情報切り
出し装置においては,CRT表示装置などの表示装置が
なくても,切り出し操作を行うことができる。またその
切り出し操作にマウス,キーボードなどのポインティン
グデバイスなどを用いる必要がなく,コンピュータ操作
に習熟していない通常のユーザーでも容易に希望する文
書内の希望する部分を切り出し,インデックスとして印
刷させることができる。またこれらの表示装置およびポ
インティングデバイスを必要としないので,装置構成が
簡単になり,低価格となる。特に,実際の文書と切り出
し領域指定プレートとを重ね合わせて非常に簡便な方法
で切り出し操作を行うので,操作性が非常に向上するう
え,誤りが生じにくい。
【0021】勿論,本発明の画像情報切り出し装置にC
RT表示装置などの表示装置と付加して,たとえば,複
数文書呼び出しモードにおいて,既に切り出され印刷待
ちになっている切り出し画像をその表示装置に表示させ
ることができる。このようにすれば,ユーザーは現在の
切り出し作業状態を認識できる。たとえば,光磁気ディ
スク装置25に記憶した文書と画像情報シート1として
切り出し領域指定プレート10の下において文書との連
続性,あるいは,一致性をその表示を参照して確認する
ことができる。
【0022】なお,上述したように,履歴書,あるい
は,特許公開公報などの要部を切り出してインデックス
を作成する様な場合は,切り出し指定位置がほとんど固
定されている。このように固定されている切り出し領域
を上述したように文書ごとに指定するのは能率がよくな
い。本発明の第2実施例としては,そのように切り出し
領域が固定しているものを,たとえば,図4に示した操
作シート15の一部に機能コードF100のように定義
し,その機能コードF100をCPU23を介して主メ
モリ24に記憶しておき,ユーザーがコード入力装置2
1でその機能コードF100を走査したとき,CPU2
3は主メモリ24から固定の切り出し位置を読みだし,
その読みだし位置を光磁気ディスク装置25内のアドレ
スに対応させて,自動的に光磁気ディスク装置25から
該当する切り出し画像データを読み出す。それにより,
各文書について一律的に切り出し操作を行わせることが
可能となる。
【0023】図2に例示した切り出し領域指定プレート
は種々の変形態様をとることができる。たとえば,図2
に示した区分を規定する罫線は必ずしも必要ではなく,
除去することができる。また透明下地101は穴あき状
態にしてもよい。さらに切り出し位置指定コードV00
0〜V199は英数字に限らず,コード入力装置21な
どで入力走査できるその他のコード,たとえば,バーコ
ードを用いてもよい。
【0024】以上,主として,複数文書読み出しについ
て述べたが,バラ文書呼び出しについても上記同様に切
り出し操作を行うことができる。また本発明の画像情報
切り出し装置によって適用できる文書は上述した例示に
限らず,また,表紙のみに限らない。
【0025】以上の実施例においては,切り出し領域と
して,最も簡単な矩形,あるいは正方形について例示し
たが,本発明の画像情報切り出し装置において,任意の
平面形状に領域を切り出すことができる。たとえば,ユ
ーザーが図5に示した切り出し領域指定プレート10の
上の切り出し位置指定コードを順次,コード入力装置2
1を走査していき,CPU23がその走査履歴を連続さ
せて多角形の切り出し領域を割り出し,その切り出し領
域について光磁気ディスク装置25から該当する情報を
読み出すことができる。
【0026】さらに以上の切り出し操作においては,コ
ード入力装置21で走査する領域があたかも一筆書きの
ように指定した例を示したが,本発明においては,複数
の部分切り出し領域を結合して希望するインデックスを
作成することができる。
【0027】図8に示した印刷に関して,1枚に何個の
切り出し画像情報を印刷するかは,予め定めておく主メ
モリ24に記憶させておくか,あるいは,ユーザーが指
定可能にしておくこともできる。
【0028】
【発明の効果】以上に述べたように,本発明によれば,
非常に簡便な方法で,容易に必要とする画像情報の切り
出しが可能になり,操作性が非常に向上する。また本発
明の切り出し操作方法はコンピュータに習熟していない
ユーザーが容易に誤りなく操作できる。特に,CRT表
示装置などの表示装置,および,通常位置指定などの使
用するマウスなどのポインティングデバイスを必要とし
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の画像情報切り出し装置の構成
図である。
【図2】図1の画像情報切り出し装置に使用する本発明
の実施例の切り出し領域指定プレートの平面図である。
【図3】図2に示した切り出し領域指定プレートを用い
て画像切り出しを行う画像情報シートの例を示す図であ
る。
【図4】図1に示した画像情報切り出し装置の操作方法
を図解した操作シートを示す図てある。
【図5】図3に示した画像情報シートに図2に示した切
り出し領域指定プレートを重ねた状態を示す図である。
【図6】図1に示した画像情報切り出し装置の動作を示
すフローチャートである。
【図7】図6に示したフローチャートの部分詳細処理を
示すフローチャートである。
【図8】図1に示した画像情報切り出し装置によって切
り出されたインデックス情報を一覧印刷した例を示す図
である。
【符号の説明】
1・・画像情報シート, 1A・・個人認識記載部分, 1B・・写真添付部分, 1C・・学歴記載部分, 1D・・職歴記載部分, 1E・・社内経歴記載部分, 1F・・資格記載部分, 10・・切り出し領域指定プレート, 15・・操作シート, 21・・コード入力装置, 22・・コード識別回路, 23・・CPU, 24・・主メモリ, 25・・光磁気ディスク装置, 26・・プリントデータバッファ, 27・・プリンタ, 28・・イメージリーダバッファ, 29・・イメージリーダ, 30・・座標変換テーブル, 31・・部分設定テーブル, 32・・切換処理回路。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数枚の紙葉に印刷された画像情報が順次
    入力され所定の信号処理された画像情報を記憶している
    情報記憶手段と,上記紙葉内の画像情報の切り出し領域
    を指定する位置指定コードを有する切り出し領域指定プ
    レートと,該切り出し領域指定プレートの上記位置指定
    コードを入力する手段と,該入力手段で入力した位置指
    定コードに対応する座標位置として上記情報記憶手段に
    記憶されている位置に変換する手段と,該位置変換手段
    で変換した上記記憶手段内の格納位置に記憶されている
    情報を取り出す手段とを有する画像情報切り出し装置。
  2. 【請求項2】上記取り出した情報を印刷する手段をさら
    に有する請求項1記載の画像情報切り出し装置。
  3. 【請求項3】紙葉内の画像情報の切り出し領域を指定す
    る位置指定コードを有する切り出し領域指定プレート
    を,画像情報が印刷されている紙葉に重ね,上記切り出
    し領域指定プレートの位置指定コードを入力し,入力し
    て位置指定コードで指定された座標を上記紙葉の画像情
    報が予め記憶されている情報記憶手段内の記憶位置に変
    換し,変換されて記憶位置で規定される画像情報を取り
    出す画像情報切り出し方法。
  4. 【請求項4】定型的に切り出し領域が固定されている場
    合,その切り出し位置指定領域をコード化しておき,そ
    のコードを入力して上記切り出し処理を行う請求項3記
    載の画像情報切り出し方法。
  5. 【請求項5】紙葉に印刷された画像情報の切り出し位置
    を指定する位置指定コードが印刷された切り出し領域指
    定プレート。
  6. 【請求項6】上記切り出し領域指定プレートは,透明シ
    ートに所定の間隔でマトリクス状に付着または印刷され
    た不透明台紙部分を有し,これらの台紙部分に位置指定
    用コードが付着または印刷されている請求項5記載の切
    り出し領域指定プレート。
  7. 【請求項7】上記切り出し領域指定プレートは上記位置
    指定コードを含む単位区分ごとに半透明の罫線がマトリ
    クス状に設けられている請求項6記載の切り出し領域指
    定プレート。
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