JPH05286122A - インキ呼出しローラ - Google Patents

インキ呼出しローラ

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Publication number
JPH05286122A
JPH05286122A JP4096676A JP9667692A JPH05286122A JP H05286122 A JPH05286122 A JP H05286122A JP 4096676 A JP4096676 A JP 4096676A JP 9667692 A JP9667692 A JP 9667692A JP H05286122 A JPH05286122 A JP H05286122A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
roller
rollers
short width
ink feeding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP4096676A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayoshi Suzuki
雅義 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP4096676A priority Critical patent/JPH05286122A/ja
Publication of JPH05286122A publication Critical patent/JPH05286122A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 インキ元ローラと受け渡しローラとに交互に
接触するインキ呼出しローラの接触時の回転慣性質量の
減少を図った。 【構成】 インキ元ローラ2と受け渡しローラ3とに交
互に接触するインキ呼出しローラを、相互に揺動位相を
ずらした複数本21,22に形成したことを特徴として
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は印刷機のインキ元ローラ
と受け渡しローラとの間を往復動するインキ呼出しロー
ラに関する。
【0002】
【従来の技術】図2に印刷ユニットに設けられたインキ
ング装置の従来の呼出しローラの一例を示す。インキつ
ぼ1よりインキを取出す低周速あるいは低間欠回転のイ
ンキ元ローラ2と印刷機の運転速度にて回転している高
周速の受け渡しローラ3との間を往復動し交互にこれら
インキ元ローラ2と受け渡しローラ3と接触するインキ
呼出しローラ4にてインキ元ローラ2より受け渡しロー
ラ3にインキを転移している。
【0003】インキ呼出しローラ4は図示しない駆動源
にて回転するカムを介して揺動する軸5と、該軸5に偏
心ブッシュを介して取付けられた一対のアーム7と、該
一対のアーム7に回転自在に取付けられたゴムローラ8
とよりなっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の呼出し
ローラにおいては下記の問題点がある。 1) 上述のように周速の著るしく異なるインキ元ロー
ラと受け渡しローラとに交互にインキ呼出しローラが接
触するのと、インキ呼出しローラの回転慣性質量が大き
いため受け渡しローラと接触した際急激なショックが起
り印刷面にショック目が出る。 2) 揺動するアームの質量が大きいので、この質量に
よりショック目が発生する。 3) 印刷機の速度にインキ呼出しローラのインキを受
け渡しローラに転移する回数(呼出し頻度)が比例する
(例えば印刷胴2回転にインキ呼出しローラが1往復す
る)ため高速時上記1)および2)項のショック目が生
じやすい。また呼び出し音が高くなる。 4) 上記3)項のように呼び出し頻度が比例するので
インキ元ローラのインキ呼出しローラと接触する外周面
に形成されるインキ膜圧により最小呼び出し量が制限さ
れる。(絵柄が必要とするインキ量より多い。) 5) 上記1)および2)項を解決するため、図3に示
すようなインキ呼出しローラの軸01の軸方向に複数の
短幅ローラ(以下キュームローラ02(商品名)と云
う)を回転自在に隣接して設けたものがある。これらキ
ュームローラ02はインキ呼出しローラの軸01に偏心
して設けられ、相隣るキュームローラ02の偏心方向が
異っている。このインキ呼出しローラでは相隣るキュー
ムローラ02間の隙間よりインキが入り込み固化する
と、正常に作動しないことがある。
【0005】本発明はインキ呼出しローラおよびこのロ
ーラを往復動させるアームによるショックを減じ、呼出
し頻度は印刷機速度とは、関係なく調整することが出
来、インキの固化などで作動不良を起さないインキ呼出
しローラを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の構成を実施例に対応する図1を用いて説明
すると本発明はインキ元ローラ2と受け渡しローラ3と
の間を往復動し、インキ元ローラ2より受け渡しローラ
3にインキを転移させるインキ呼出しローラにおいて、
前記インキ呼出しローラを相互に揺動位相をずらした複
数本21,22に形成したことを特徴とする。
【0007】又本発明は前記複数本のインキ呼出しロー
ラ21,22を、軸に回転自在に支持される複数の短幅
ローラ25,26に形成し、該短幅ローラ25,26を
約短幅ローラ25,26の幅だけずらした位置に配置し
たことを特徴とする。更に本発明は前記複数本のインキ
呼出しローラ21,22が、単独駆動源により前記イン
キ元ローラ2及び前記受け渡しローラ3間を任意の周期
にて単独又は連動して駆動されることを特徴とする。
【0008】
【作用】そして本発明は上記の手段により各インキ呼出
しローラの揺動速度は従来のものと同一でも揺動部分の
回転慣性質量が呼出しローラの本数n個の約1/nとな
るのでショックが減る。又インキ呼出しローラの軸は固
定で、この軸に回転自在に複数の短幅ローラが回転自在
に支持されているので、インキ呼出しローラの回転慣性
質量は、これら複数の短幅ローラの質量のみなので、1
体もののインキ呼出しローラに比し、可成少さくなる。
よって、印刷機の高速化に対応出来、高速運転時のショ
ックおよび音は従来の1体もののインキ呼出しローラに
比し数段低くなる。
【0009】更に各インキ呼出しローラの短幅ローラは
互に約短幅ローラの幅だけずらして配置されているので
短幅ローラ間隔が十分に広く取れるのでインキ侵入防止
策をとることが出来る。更に印刷機の速度とは独立した
速度にて揺動するので、絵柄などにより求められる必要
に応じた呼び出し頻度を選択することが出来る。またイ
ンキ呼出しローラが同時にインキ元ローラおよび受け渡
しローラに当接しないので、これらインキ呼出しローラ
によるショックが重ならない。
【0010】
【実施例】本発明によるインキ呼出しローラの概念的斜
視図を図1に示す。インキ元ローラ2と受け渡しローラ
3との間には2本のインキ呼出しローラ21および22
が設けられていて、一方のインキ呼出しローラ21は上
方の揺動軸5aの中心Aを支点として揺動する一対のア
ーム7aに、又他方のインキ呼出しローラ22は下方の
揺動軸5bの中心Bを支点として揺動する一対のアーム
7bにて、インキ元ローラ2と受け渡しローラ3との間
を往復動し、インキ元ローラ2の外周面に取出されたイ
ンキを受け渡しローラ3に転移する。
【0011】これらインキ呼出しローラ21および22
には、アーム7aおよび7bに固定して取付けられたロ
ーラ軸23および24、各軸23および24に回転自在
に支持された複数の短幅ローラ25および26があり、
これら複数の短幅ローラ25および26の取付け位置は
たがいに若干オーバーラップするように約短幅ローラの
幅だけずらして図1に示すように千鳥に配置されてい
る。
【0012】よって、短幅ローラ25にてピックアップ
されないすじ(列)のインキ元ローラ2のインキは短幅
ローラ26にて取り出される。更にこれらインキ呼出し
ローラ21および22は印刷機の駆動源とは別の駆動源
例えば単独モータにて揺動し、一方のインキ呼出しロー
ラ21がインキ元ローラ2に当接している時、他方のイ
ンキ呼出しローラ22は受け渡しローラ3と当接する位
置を外した位置にあるように互に揺動位相をずらして同
一揺動周期にて駆動されている。
【0013】また単独モータにて揺動回数を絵柄が要求
するインキ量に応じて調整することが出来る。
【0014】
【発明の効果】このように本発明によるときはインキ元
ローラと受け渡しローラとの間を往復動するインキ呼出
しローラは、これを相互に揺動位相をずらした複数本に
形成したから揺動部分の回転慣性質量が、呼出しローラ
の本数n個の約1/nとなるので高速運転時のショック
を柔らげ発生するショックおよび揺動音を低くすること
が出来、更に複数本のインキ呼出しローラは単独駆動さ
れるので印刷機の運転速度に比例して揺動することがな
く絵柄などにより求められる必要に応じた呼出し頻度
(揺動回数)を選択することができる等の効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図である。
【図2】従来例を示す斜視図である。
【図3】従来の短幅ローラの斜視図、とその矢印A視図
である。
【符号の説明】
2 インキ元ローラ 3 受け渡しローラ 21 呼出しローラ 22 呼出しローラ 25 短幅ローラ 26 短幅ローラ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インキ元ローラと受け渡しローラとの間
    を往復動し、インキ元ローラより受け渡しローラにイン
    キを転移させるインキ呼出しローラにおいて、前記イン
    キ呼出しローラを相互に揺動位相をずらした複数本に形
    成したことを特徴とするインキ呼出しローラ。
  2. 【請求項2】 前記複数本のインキ呼出しローラを、軸
    に回転自在に支持される複数の短幅ローラに形成し、該
    短幅ローラを約短縮ローラの幅だけずらした位置に配置
    したことを特徴とする請求項1記載のインキ呼出しロー
    ラ。
  3. 【請求項3】 前記複数本のインキ呼出しローラが、単
    独駆動源により前記インキ元ローラ及び前記受け渡しロ
    ーラ間を任意の周期にて単独又は連動して駆動されるこ
    とを特徴とする請求項1記載のインキ呼出しローラ。
JP4096676A 1992-04-16 1992-04-16 インキ呼出しローラ Withdrawn JPH05286122A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4096676A JPH05286122A (ja) 1992-04-16 1992-04-16 インキ呼出しローラ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4096676A JPH05286122A (ja) 1992-04-16 1992-04-16 インキ呼出しローラ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05286122A true JPH05286122A (ja) 1993-11-02

Family

ID=14171405

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4096676A Withdrawn JPH05286122A (ja) 1992-04-16 1992-04-16 インキ呼出しローラ

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JP (1) JPH05286122A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008110500A (ja) * 2006-10-30 2008-05-15 Komori Corp インキ呼び出し制御方法、及び、インキ呼び出し制御装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008110500A (ja) * 2006-10-30 2008-05-15 Komori Corp インキ呼び出し制御方法、及び、インキ呼び出し制御装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990706