JPH0528431U - 竪型ミルのガイド装置 - Google Patents

竪型ミルのガイド装置

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JPH0528431U
JPH0528431U JP8581991U JP8581991U JPH0528431U JP H0528431 U JPH0528431 U JP H0528431U JP 8581991 U JP8581991 U JP 8581991U JP 8581991 U JP8581991 U JP 8581991U JP H0528431 U JPH0528431 U JP H0528431U
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crushing
guide plate
crushing roller
downstream end
vertical mill
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Application number
JP8581991U
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English (en)
Inventor
元彦 小林
Original Assignee
石川島播磨重工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 竪型ミルを含む粉砕設備の運転を停止するこ
となく、粉砕テーブルの回転方向におけるガイド板の下
流側端位置を粉砕ローラの圧接点の移動に合わせて自動
調整し得る竪型ミルのガイド装置を提供する。 【構成】 粉砕テーブル2の回転方向Aにおける各粉砕
ローラ6の上流側に、ケーシング1に取付けたサポート
17に上流側端16aを枢着して下流側端16bを粉砕
テーブル2の半径方向に回動し得るようにしたガイド板
16を配設し、ガイド板16の下流側端16bに粉砕テ
ーブル2の半径方向に向け伸縮可能な油圧シリンダ装置
18(駆動装置)を連結する。粉砕ローラ6の押付角度
を検出する角度検出センサを粉砕ローラ6のピボット軸
に接続し、角度検出センサの検出信号に基づいてガイド
板16の下流側端16b位置が粉砕ローラ6の圧接点9
の軌道9’上に位置するよう油圧シリンダ装置18を制
御する制御装置をケーシング1外部の所要位置に設け
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、竪型ミルのガイド装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
竪型ミルはセメント原料等の塊状の砕料を粒状或いは粉末状に粉砕する装置で あり、図5及び図6に示すように、ケーシング1内の回転可能な粉砕テーブル2 上に供給された砕料3を、前記粉砕テーブル2の上面周方向に形成された粉砕溝 4と、図示しない圧下装置に連結されたブラケット5に支持されて前記粉砕溝4 に圧接されつつ粉砕テーブル2に追従して回転する複数の粉砕ローラ6との間で 粉砕し、該粉砕によって得られた微粉3’を、前記粉砕テーブル2周囲に環状に 連設された多数のエアポート7からの搬送空気8により吹上げてケーシング1上 方に搬送し、該ケーシング1上方に搬送した微粉3’を図示しないセパレータを 通して分級した後、ケーシング1外部に搬出し得るよう構成されている。
【0003】 上記した如き竪型ミルにおいては、各粉砕テーブル2の回転方向(図6中矢印 Aで示す方向)における各粉砕ローラ6の上流側に、粉砕溝4の砕料3が十分に 粉砕されないうちにエアポート7に導かれないようせき止め且つ粉砕ローラ6の 粉砕テーブル2に対する圧接点9の軌道9’上に確実に砕料3を案内するガイド 板10を配設し、十分に粉砕された砕料3のみを前記ガイド板10下端と粉砕溝 4上面との間の隙間からエアポート7に導くようにしたものがある。
【0004】 ところが、前記粉砕ローラ6の圧接点9は、粉砕ローラ6が摩耗するに従い粉 砕テーブル2の半径方向外側に移動してしまう為、斯かる圧接点9の移動に合わ せて前記ガイド板10の位置関係を変更する必要があった。
【0005】 その為、従来では、前記ガイド板10を支持するサポート11をケーシング1 に固定した取付具12にボルト13で締結するようにし且つ前記取付具12のボ ルト穴14を粉砕テーブル2の半径方向に延びる長穴として前記ガイド板10の 位置を粉砕テーブル2の半径方向に調整できるような構造としていた。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら上記した如き従来構造では、ガイド板10の位置を調整する為に 竪型ミルの運転を停止して作業を行わなければならず、延いては竪型ミルを含む 粉砕設備全体の運転を停止しなければならないという不具合があった。
【0007】 本考案は、上述の実情に鑑みてなしたもので、竪型ミルを含む粉砕設備の運転 を停止することなく、粉砕テーブルの回転方向におけるガイド板の下流側端位置 を粉砕ローラの圧接点の移動に合わせて自動調整し得る竪型ミルのガイド装置を 提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案は、粉砕テーブルの回転方向における各粉砕ローラの上流側に配設され 且つケーシングに取付けたサポートに上流側端を枢着して下流側端を粉砕テーブ ルの半径方向に回動し得るようにしたガイド板と、該ガイド板の下流側端に連結 されてガイド板を粉砕テーブルの半径方向に回動する駆動装置と、前記粉砕ロー ラの押付角度を検出する角度検出センサと、該角度検出センサの検出信号に基づ いて前記ガイド板の下流側端位置が粉砕ローラの圧接点の軌道上に位置するよう 前記駆動装置を制御する制御装置とを備えたことを特徴とする竪型ミルのガイド 装置に係るものである。
【0009】
【作用】
従って本考案では、粉砕ローラが摩耗して圧接点が移動しても、角度検出セン サの検出信号に基づいて制御装置から出力される制御信号により駆動装置が自動 的に駆動され、ガイド板の下流側端位置が粉砕ローラの圧接点の軌道上に位置す るよう回動される。
【0010】
【実施例】
以下本考案の実施例を図面を参照しつつ説明する。
【0011】 図1〜図4は本考案の竪型ミルのガイド装置の一実施例を示すもので、図中図 5及び図6と同一の符号を付した部分は同一物を表わしている。
【0012】 前述した図5及び図6の竪型ミルと略同様に構成した竪型ミル15において、 粉砕テーブル2の回転方向(図2中矢印Aで示す方向)における各粉砕ローラ6 の上流側に配設されるガイド板16の上流側端16aを、ケーシング1に取付け たサポート17に枢着して下流側端16bを粉砕テーブル2の半径方向に回動し 得るよう構成し、更に、前記ケーシング1外部の所要位置に粉砕テーブル2の半 径方向に向け伸縮可能な油圧シリンダ装置18(駆動装置)を設け、該油圧シリ ンダ装置18のシリンダ19をケーシング1に固定した取付台20に取付けると 共にピストンロッド21の先端をケーシング1を摺動自在に貫通して前記ガイド 板16の下流側端16bにピン連結する。
【0013】 又、図3に示すように、前記粉砕ローラ6を支持するブラケット5のピボット 軸22近傍位置に該ピボット軸22と同心状に角度検出センサ23を対向配置し 、該角度検出センサ23の検出端子24と前記ピボット軸22とを両者が一体に 回転し得るよう回動伝達具25,26を介して接続し、粉砕ローラ6の押付角度 を検出できるようにする。
【0014】 更に、図4に示すように、ケーシング1外部の所要位置に制御装置27を設け 、前記角度検出センサ23からアナログ式に出力される検出信号28をパルス変 換器29を介して前記制御装置27に入力し、該制御装置27にて前記検出信号 28を演算処理して得た制御信号30を、前記油圧シリンダ装置18に対し油圧 源31から圧油32を給排する為の制御弁33に向けて出力し、前記油圧シリン ダ装置18に装着した位置センサ34からのフィードバック信号35を前記制御 装置27に入力するよう構成する。
【0015】 ここで、前記制御装置27では、前記角度検出センサ23の検出信号28に基 づいて粉砕ローラ6の押付角度、即ち粉砕ローラ6の摩耗状態が認知され、これ によって粉砕ローラ6の圧接点9の位置が間接的に判断されるようになっており 、前記位置センサ34からのフィードバック信号35により認知される油圧シリ ンダ装置18のストローク量、即ち前記ガイド板16の下流側端16b位置と、 前記圧接点9の軌道9’位置との偏差が求められ、該偏差が0となるように、即 ち前記ガイド板16の下流側端16b位置が前記圧接点9の軌道9’上に位置す るように制御弁33を制御する制御信号30が演算により求められるようになっ ている。
【0016】 尚、角度検出センサ23の検出信号28から粉砕ローラ6の圧接点9の位置を 判断する為に、粉砕ローラ6の摩耗により変化する押付角度と粉砕ローラ6の圧 接点9の移動位置との関係を予備実験等により求めておき、制御装置27に予め インプットしておくことは勿論である。
【0017】 又、図中36はピボット軸22の軸受台、37は角度検出センサ23の支持板 、38は固定台盤を示す。
【0018】 而して、粉砕ローラ6が摩耗して圧接点9が移動しても、角度検出センサ23 の検出信号28に基づいて制御装置27から出力される制御信号30により油圧 シリンダ装置18が自動的に駆動され、前記ガイド板16の下流側端16b位置 が粉砕ローラ6の圧接点9の軌道9’上に位置するよう回動される。
【0019】 従って上記実施例によれば、竪型ミル15を含む粉砕設備の運転を停止するこ となく、ガイド板16の下流側端16b位置を粉砕ローラ6の圧接点9の移動に 合わせて自動調整することができる。
【0020】 尚、本考案の竪型ミルのガイド装置は、上述の実施例にのみ限定されるもので はなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿 論である。
【0021】
【考案の効果】
本考案の竪型ミルのガイド装置によれば、竪型ミルを含む粉砕設備の運転を停 止することなく、ガイド板の下流側端位置を粉砕ローラの圧接点の移動に合わせ て自動調整することができるという優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す側面図である。
【図2】本考案の一実施例を示す平面図である。
【図3】図1の角度検出センサの配置状態を示す側面図
である。
【図4】本考案の一実施例の制御フローを示す系統図で
ある。
【図5】従来例を示す側面図である。
【図6】従来例を示す平面図である。
【符号の説明】
1 ケーシング 2 粉砕テーブル 6 粉砕ローラ 9 圧接点 9’ 軌道 15 竪型ミル 16 ガイド板 16a 上流側端 16b 下流側端 17 サポート 18 油圧シリンダ装置(駆動装置) 23 角度検出センサ 27 制御装置 28 検出信号 30 制御信号 A 回転方向

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粉砕テーブルの回転方向における各粉砕
    ローラの上流側に配設され且つケーシングに取付けたサ
    ポートに上流側端を枢着して下流側端を粉砕テーブルの
    半径方向に回動し得るようにしたガイド板と、該ガイド
    板の下流側端に連結されてガイド板を粉砕テーブルの半
    径方向に回動する駆動装置と、前記粉砕ローラの押付角
    度を検出する角度検出センサと、該角度検出センサの検
    出信号に基づいて前記ガイド板の下流側端位置が粉砕ロ
    ーラの圧接点の軌道上に位置するよう前記駆動装置を制
    御する制御装置とを備えたことを特徴とする竪型ミルの
    ガイド装置。
JP8581991U 1991-09-25 1991-09-25 竪型ミルのガイド装置 Pending JPH0528431U (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008149281A (ja) * 2006-12-19 2008-07-03 Babcock Hitachi Kk 竪型ローラミルおよびそれを備えた石炭焚ボイラ装置
JP2018081012A (ja) * 2016-11-17 2018-05-24 宇部興産機械株式会社 粉砕ローラの軸受異常検出装置及び方法
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JP2020116546A (ja) * 2019-01-28 2020-08-06 宇部興産機械株式会社 竪型粉砕機及びその運転方法
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