JPH05282733A - 光磁気ディスク装置 - Google Patents
光磁気ディスク装置Info
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- JPH05282733A JPH05282733A JP10404592A JP10404592A JPH05282733A JP H05282733 A JPH05282733 A JP H05282733A JP 10404592 A JP10404592 A JP 10404592A JP 10404592 A JP10404592 A JP 10404592A JP H05282733 A JPH05282733 A JP H05282733A
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- Japan
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- magneto
- recording medium
- magnetic head
- optical recording
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 光磁気記録媒体がデッキに対してロードされ
た段階での磁気ヘッドをロード位置あるいはアンロード
位置に選択して保持するように、退避機構を構成し、シ
ーク動作の段階では、磁気ヘッドがその状態を維持でき
るようにして、退避機構の構成を小型、簡素化した光磁
気ディスク装置を提供する。 【構成】 磁気ヘッドをスライダーと共に、磁界変調式
バイアス磁界発生装置として、光磁気記録媒体に対して
ロード位置あるいはアンロード位置に付勢する付勢手
段、および、上記付勢手段を操作して、上記磁気ヘッド
を上記ロード位置に付勢する第一の付勢状態、および、
上記アンロード位置に付勢する第二の付勢状態を選択的
に切換える付勢切換え手段を具備し、また、上記光磁気
記録媒体のアンロード状態ではカセットで上記付勢切換
え手段を上記第二の付勢状態に強制切換するように構成
した。
た段階での磁気ヘッドをロード位置あるいはアンロード
位置に選択して保持するように、退避機構を構成し、シ
ーク動作の段階では、磁気ヘッドがその状態を維持でき
るようにして、退避機構の構成を小型、簡素化した光磁
気ディスク装置を提供する。 【構成】 磁気ヘッドをスライダーと共に、磁界変調式
バイアス磁界発生装置として、光磁気記録媒体に対して
ロード位置あるいはアンロード位置に付勢する付勢手
段、および、上記付勢手段を操作して、上記磁気ヘッド
を上記ロード位置に付勢する第一の付勢状態、および、
上記アンロード位置に付勢する第二の付勢状態を選択的
に切換える付勢切換え手段を具備し、また、上記光磁気
記録媒体のアンロード状態ではカセットで上記付勢切換
え手段を上記第二の付勢状態に強制切換するように構成
した。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ディスク状の光磁気記
録媒体に対して情報の消去、書換可能な光磁気ディスク
装置に関し、特に、磁界変調型のオーバライト可能な光
磁気記録媒体に対して、浮上型スライダーの働きで所定
間隔を保ってロードされる磁界変調式の磁気ヘッドを備
えた光磁気ディスク装置に関するものである。
録媒体に対して情報の消去、書換可能な光磁気ディスク
装置に関し、特に、磁界変調型のオーバライト可能な光
磁気記録媒体に対して、浮上型スライダーの働きで所定
間隔を保ってロードされる磁界変調式の磁気ヘッドを備
えた光磁気ディスク装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】磁界変調方式による光磁気記録を行う場
合、変調周波数と発生磁界の関係から磁気ヘッドを光磁
気記録媒体のディスク面（記録膜）に接近させる必要が
あることは、従来からの誘導型の磁気記録方式における
ディスク装置の場合と何ら変わるところが無い。従っ
て、この磁界変調方式における磁気ヘッドには、ディス
クの回転により発生する空気の動圧効果を利用した浮上
型スライダーを採用することが最も簡便かつ有効であ
る。この場合、上記スライダーは、バイアス・スプリン
グなどの付勢手段を用いて、ディスク面に向けて付勢さ
れていて、光磁気記録媒体が回転駆動されている状態
で、上記ディスク面と上記スライダーの滑走面との間に
発生する空気の動圧にバランスし、所要の間隙を維持で
きるようになっている。従って、光磁気記録媒体が記録
・再生のために回転駆動されるまでは、適当な駆動手段
で上記磁気ヘッドを上記スライダーとともに、ディスク
面から離しアンロード位置に退避動作させておく必要が
あり、このための退避機構が用意されている。
合、変調周波数と発生磁界の関係から磁気ヘッドを光磁
気記録媒体のディスク面（記録膜）に接近させる必要が
あることは、従来からの誘導型の磁気記録方式における
ディスク装置の場合と何ら変わるところが無い。従っ
て、この磁界変調方式における磁気ヘッドには、ディス
クの回転により発生する空気の動圧効果を利用した浮上
型スライダーを採用することが最も簡便かつ有効であ
る。この場合、上記スライダーは、バイアス・スプリン
グなどの付勢手段を用いて、ディスク面に向けて付勢さ
れていて、光磁気記録媒体が回転駆動されている状態
で、上記ディスク面と上記スライダーの滑走面との間に
発生する空気の動圧にバランスし、所要の間隙を維持で
きるようになっている。従って、光磁気記録媒体が記録
・再生のために回転駆動されるまでは、適当な駆動手段
で上記磁気ヘッドを上記スライダーとともに、ディスク
面から離しアンロード位置に退避動作させておく必要が
あり、このための退避機構が用意されている。
【０００３】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、上
記光磁気ディスク装置に、光変調型（レーザー光の強度
変調）光磁気記録媒体あるいはＲＯＭ（エンボスピット
反射率変化）ディスクが誤って装填された場合において
は、上述の浮上型スライダーを用いる場合のような、光
磁気記録媒体のディスク面に、浮上に必要な平滑表面を
施すなどの対策がなされていないので、光磁気記録媒体
のディスク面に対して磁気ヘッドが同じロード位置にあ
ると、安定した浮上状態が得られず、接触による破損な
ど、上述のような問題が発生する。従って、光変調型な
どの光磁気記録媒体が誤って装填された場合には、それ
が排出されるまで、上記磁気変調用の磁気ヘッドおよび
浮上型スライダーをアンロード位置に退避させておく必
要がある。また、上記光磁気ディスク装置を光変調型な
どの光磁気記録媒体の、少なくとも再生に併用する場合
には、上記磁気ヘッドをアンロード位置に退避させて置
く必要がある。
記光磁気ディスク装置に、光変調型（レーザー光の強度
変調）光磁気記録媒体あるいはＲＯＭ（エンボスピット
反射率変化）ディスクが誤って装填された場合において
は、上述の浮上型スライダーを用いる場合のような、光
磁気記録媒体のディスク面に、浮上に必要な平滑表面を
施すなどの対策がなされていないので、光磁気記録媒体
のディスク面に対して磁気ヘッドが同じロード位置にあ
ると、安定した浮上状態が得られず、接触による破損な
ど、上述のような問題が発生する。従って、光変調型な
どの光磁気記録媒体が誤って装填された場合には、それ
が排出されるまで、上記磁気変調用の磁気ヘッドおよび
浮上型スライダーをアンロード位置に退避させておく必
要がある。また、上記光磁気ディスク装置を光変調型な
どの光磁気記録媒体の、少なくとも再生に併用する場合
には、上記磁気ヘッドをアンロード位置に退避させて置
く必要がある。
【０００４】このため、上記退避機構は、適当な検出手
段からの情報を基に制御され、ロード位置あるいはアン
ロード位置に上記磁気ヘッドおよび浮上型スライダーを
保持する働きをする。この場合、上記退避機構はガイド
部材を具備しており、上記浮上型スライダーをサスペン
ダーを介して支持する支持体の基端側を、上記ガイド部
材で押圧するようになっている。このため、磁気ヘッド
のシーク動作の範囲で、上記ガイド部材を上記支持体に
係合させる必要から、上記ガイド部材を光磁気記録媒体
の半径方向に延設させるので、どうしても退避機構が大
型化される欠点がある。
段からの情報を基に制御され、ロード位置あるいはアン
ロード位置に上記磁気ヘッドおよび浮上型スライダーを
保持する働きをする。この場合、上記退避機構はガイド
部材を具備しており、上記浮上型スライダーをサスペン
ダーを介して支持する支持体の基端側を、上記ガイド部
材で押圧するようになっている。このため、磁気ヘッド
のシーク動作の範囲で、上記ガイド部材を上記支持体に
係合させる必要から、上記ガイド部材を光磁気記録媒体
の半径方向に延設させるので、どうしても退避機構が大
型化される欠点がある。
【０００５】
【発明の目的】本発明は上記事情に基いてなされたもの
で、光磁気記録媒体がデッキに対してロードされた段階
での磁気ヘッドを、ロード位置あるいはアンロード位置
に選択して、保持するように、退避機構を構成し、シー
ク動作の段階では、磁気ヘッドがその状態を維持できる
ようにして、退避機構の構成を小型、簡素化出来るよう
にした光磁気ディスク装置を提供しようとするものであ
る。
で、光磁気記録媒体がデッキに対してロードされた段階
での磁気ヘッドを、ロード位置あるいはアンロード位置
に選択して、保持するように、退避機構を構成し、シー
ク動作の段階では、磁気ヘッドがその状態を維持できる
ようにして、退避機構の構成を小型、簡素化出来るよう
にした光磁気ディスク装置を提供しようとするものであ
る。
【０００６】
【課題を解決するための手段】このため、本発明では、
光ピックアップ装置からディスク状の光磁気記録媒体に
レーザ光を照射して光スポットを形成するとともに、上
記光磁気記録媒体のトラック方向に上記光ピックアップ
装置と一体的にスレッド移動する磁気ヘッドから少なく
とも上記光スポットの微小領域に対応してバイアス磁界
を印加し、光磁気信号の書き込み、読み出しを行なうよ
うにした光磁気ディスク装置において、上記磁気ヘッド
を浮上型スライダーに装備し、また、上記磁気ヘッドを
上記スライダーと共に、磁界変調式バイアス磁界発生装
置として、上記光磁気記録媒体に対してロード位置ある
いはアンロード位置に付勢する付勢手段、および、上記
付勢手段を操作して、上記磁気ヘッドを上記ロード位置
に付勢する第一の付勢状態、および、上記磁気ヘッドを
上記アンロード位置に付勢する第二の付勢状態を選択的
に切換える付勢切換え手段を具備し、また、上記光磁気
記録媒体のアンロード状態では上記光磁気記録媒体のカ
セットで上記付勢切換え手段を上記第二の付勢状態に強
制切換するように構成している。
光ピックアップ装置からディスク状の光磁気記録媒体に
レーザ光を照射して光スポットを形成するとともに、上
記光磁気記録媒体のトラック方向に上記光ピックアップ
装置と一体的にスレッド移動する磁気ヘッドから少なく
とも上記光スポットの微小領域に対応してバイアス磁界
を印加し、光磁気信号の書き込み、読み出しを行なうよ
うにした光磁気ディスク装置において、上記磁気ヘッド
を浮上型スライダーに装備し、また、上記磁気ヘッドを
上記スライダーと共に、磁界変調式バイアス磁界発生装
置として、上記光磁気記録媒体に対してロード位置ある
いはアンロード位置に付勢する付勢手段、および、上記
付勢手段を操作して、上記磁気ヘッドを上記ロード位置
に付勢する第一の付勢状態、および、上記磁気ヘッドを
上記アンロード位置に付勢する第二の付勢状態を選択的
に切換える付勢切換え手段を具備し、また、上記光磁気
記録媒体のアンロード状態では上記光磁気記録媒体のカ
セットで上記付勢切換え手段を上記第二の付勢状態に強
制切換するように構成している。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して具体
的に説明する。ここに示す光磁気ディスク装置では、シ
ーク用のモータでキャリッジ５に搭載された光ヘッド
（光ピックアップ装置）７と、上記光ヘッド７に設けた
対物レンズ８に対向する磁気ヘッド（図示せず）とを、
同時にシーク動作している。上記シーク用のモーター
は、上記キャリッジ５に設けたリニアモーターコイル
（図示せず）、および、上記キャリッジ５をベアリング
６を介して案内するガイド（図示せず）に沿って設けた
磁石を含む磁気回路（図示せず）で構成されている。
的に説明する。ここに示す光磁気ディスク装置では、シ
ーク用のモータでキャリッジ５に搭載された光ヘッド
（光ピックアップ装置）７と、上記光ヘッド７に設けた
対物レンズ８に対向する磁気ヘッド（図示せず）とを、
同時にシーク動作している。上記シーク用のモーター
は、上記キャリッジ５に設けたリニアモーターコイル
（図示せず）、および、上記キャリッジ５をベアリング
６を介して案内するガイド（図示せず）に沿って設けた
磁石を含む磁気回路（図示せず）で構成されている。
【０００８】上記磁気ヘッドは、浮上型スライダー１１
に取り付けられ、上記スライダー１１は、支持ビーム１
０を介して、磁気ヘッド退避機構の回動部材９に取り付
けられている。そして、本発明では、上記回動部材９
は、支軸で上記キャリッジ５に枢支され、しかも、上記
キャリッジ５の終端に取付けボルト４を介して取付けら
れた板ばねよりなる付勢手段１３によって、弾持されて
いる。すなわち、上記回動部材９には、上記付勢手段１
３の弾持面に対向する係合面９ａおよび９ｂを持ったカ
ム体が一体的に形成してあり、上記係合面９ａが上記弾
持面に接しているとき、上記スライダー１１を、スピン
ドルモーター１にロードされた光磁気記録媒体２のディ
スク面に近接させた位置に保持するように、上記付勢手
段で回動部材９を傾けた状態に弾持し（図１参照）、ま
た、上記係合面９ｂが上記弾持面に接しているとき、上
記スライダー１１を上記光磁気記録媒体のディスク面か
ら離れた位置（退避位置）に保持するように、上記付勢
手段で上記回動部材９を反対に傾けた状態に弾持する
（図２参照）。
に取り付けられ、上記スライダー１１は、支持ビーム１
０を介して、磁気ヘッド退避機構の回動部材９に取り付
けられている。そして、本発明では、上記回動部材９
は、支軸で上記キャリッジ５に枢支され、しかも、上記
キャリッジ５の終端に取付けボルト４を介して取付けら
れた板ばねよりなる付勢手段１３によって、弾持されて
いる。すなわち、上記回動部材９には、上記付勢手段１
３の弾持面に対向する係合面９ａおよび９ｂを持ったカ
ム体が一体的に形成してあり、上記係合面９ａが上記弾
持面に接しているとき、上記スライダー１１を、スピン
ドルモーター１にロードされた光磁気記録媒体２のディ
スク面に近接させた位置に保持するように、上記付勢手
段で回動部材９を傾けた状態に弾持し（図１参照）、ま
た、上記係合面９ｂが上記弾持面に接しているとき、上
記スライダー１１を上記光磁気記録媒体のディスク面か
ら離れた位置（退避位置）に保持するように、上記付勢
手段で上記回動部材９を反対に傾けた状態に弾持する
（図２参照）。
【０００９】また、本発明では、上記付勢手段１３に対
向して、付勢切換手段が装備してある。上記付勢切換手
段は、上記磁気ヘッドをロード位置に付勢する第一の付
勢状態（図１に示す状態）、および、上記磁気ヘッドを
アンロード位置に付勢する第二の付勢状態（図２に示す
状態）を選択的に切換える構成を具備している。すなわ
ち、上記回動部材９の後端にはガイドローラ１３が取付
けてあり、これに対向して、切換用突起１４ａを備えた
切換部材１４が上下動可能に装備されている。上記切換
部材１４には上下に延びるガイドスリット１４ｂがあ
り、これには装置側（図示せず）に固定されたガイドピ
ン１７が挿入してあるので、これによって、上記切換部
材１４は上下に案内される。また、上記切換部材１４は
スプリング１６で上向きに弾持され、また、ソレノイド
機構１５によって下向きに付勢されるようになってい
る。このため、図２のように、キャリッジ５がシーク方
向の動作を始める前の状態では、上記ソレノイド機構１
５の付勢で、上記突起１４ａが上記ガイドローラ１３を
押し下げると、スライダー１１（すなわち、磁気ヘッ
ド）が退避位置になるように回動部材９を回動し、付勢
手段１２の弾持面は係合面９ａとの係合を解除し、係合
面９ｂとの係合を行ない、その状態に保持する。このた
め、例えば、光変調型の光磁気記録媒体のカセット３が
デッキに装填され、上記記録媒体が上記スピンドルモー
ター１の動作で再生される場合など、キャリッジ５がシ
ーク動作を行なっても、磁気ヘッドが退避状態を維持す
る。
向して、付勢切換手段が装備してある。上記付勢切換手
段は、上記磁気ヘッドをロード位置に付勢する第一の付
勢状態（図１に示す状態）、および、上記磁気ヘッドを
アンロード位置に付勢する第二の付勢状態（図２に示す
状態）を選択的に切換える構成を具備している。すなわ
ち、上記回動部材９の後端にはガイドローラ１３が取付
けてあり、これに対向して、切換用突起１４ａを備えた
切換部材１４が上下動可能に装備されている。上記切換
部材１４には上下に延びるガイドスリット１４ｂがあ
り、これには装置側（図示せず）に固定されたガイドピ
ン１７が挿入してあるので、これによって、上記切換部
材１４は上下に案内される。また、上記切換部材１４は
スプリング１６で上向きに弾持され、また、ソレノイド
機構１５によって下向きに付勢されるようになってい
る。このため、図２のように、キャリッジ５がシーク方
向の動作を始める前の状態では、上記ソレノイド機構１
５の付勢で、上記突起１４ａが上記ガイドローラ１３を
押し下げると、スライダー１１（すなわち、磁気ヘッ
ド）が退避位置になるように回動部材９を回動し、付勢
手段１２の弾持面は係合面９ａとの係合を解除し、係合
面９ｂとの係合を行ない、その状態に保持する。このた
め、例えば、光変調型の光磁気記録媒体のカセット３が
デッキに装填され、上記記録媒体が上記スピンドルモー
ター１の動作で再生される場合など、キャリッジ５がシ
ーク動作を行なっても、磁気ヘッドが退避状態を維持す
る。
【００１０】また、磁気変調型の光磁気記録媒体のカセ
ット３がデッキに装填されている場合など、その条件
で、上記ソレノイド機構１５を付勢しないと、スプリン
グ１６が働いて、切換部材１４を上位に弾持し、あるい
は、突起１４ａによって、上方に向けてガイドローラ１
３を押上げるので、付勢手段１２の弾持面は係合面９ａ
に係合した状態を維持し、あるいは、その状態に転じ
る。このため、その後、キャリッジ５がシーク動作を行
ない、図１のように、上記切換手段から離れても、磁気
ヘッドをスライダー１１と共に、ロード位置に維持でき
る。
ット３がデッキに装填されている場合など、その条件
で、上記ソレノイド機構１５を付勢しないと、スプリン
グ１６が働いて、切換部材１４を上位に弾持し、あるい
は、突起１４ａによって、上方に向けてガイドローラ１
３を押上げるので、付勢手段１２の弾持面は係合面９ａ
に係合した状態を維持し、あるいは、その状態に転じ
る。このため、その後、キャリッジ５がシーク動作を行
ない、図１のように、上記切換手段から離れても、磁気
ヘッドをスライダー１１と共に、ロード位置に維持でき
る。
【００１１】なお、本発明では、光磁気記録媒体のカセ
ット３がデッキからアンロードされる時、たとえ、その
直前に磁気ヘッドがロード位置にあっても、上記カセッ
ト３が、図３に示すように回動部材９を押上げ、上記磁
気ヘッドをスライダー１１と共に退避状態にすることが
できる。その結果、次に、光磁気記録媒体が装填される
時、常に、上記磁気ヘッドをアンロード状態に保持して
おける。
ット３がデッキからアンロードされる時、たとえ、その
直前に磁気ヘッドがロード位置にあっても、上記カセッ
ト３が、図３に示すように回動部材９を押上げ、上記磁
気ヘッドをスライダー１１と共に退避状態にすることが
できる。その結果、次に、光磁気記録媒体が装填される
時、常に、上記磁気ヘッドをアンロード状態に保持して
おける。
【００１２】上記実施例において、上記ソレノイド機構
に付勢信号を与える条件は、デッキに装填された光磁気
記録媒体が磁気変調型であるか否かに依るが、このよう
な信号を用いることなく、単純に機械的構成で、判断
し、上記付勢切換手段に連動させることも出来る。この
ような構成として、図４および図５に示す実施例を挙げ
る。ここでは、切換部材１４はスプリング２３で下向き
に弾持され、また、揺動レバー２１が枢支されていて、
その一端にセンサピン２１ａを立設し、これをデッキに
装填されるカセット３の縁に対応させ、また、他端２１
ｂを上記切換部材１４に設けた連動ピンに係合してい
る。そして、カセット３に切欠き３ａがない場合（磁気
変調型の光磁気記録媒体がロードされている場合）に
は、図４に示すようにスプリング２３に抗して上記切換
部材１４を引き上げ、磁気ヘッドをスライダー１１と共
に、ディスク面にロードするが、カセット３に切欠き３
ａがある場合には、ここにセンサピン２１ａを誘導する
ことで、上記スプリング２３の弾持力を働かせ、切換部
材１４を降下し、磁気ヘッドをスライダー３と共に、退
避位置に上昇させることができる。
に付勢信号を与える条件は、デッキに装填された光磁気
記録媒体が磁気変調型であるか否かに依るが、このよう
な信号を用いることなく、単純に機械的構成で、判断
し、上記付勢切換手段に連動させることも出来る。この
ような構成として、図４および図５に示す実施例を挙げ
る。ここでは、切換部材１４はスプリング２３で下向き
に弾持され、また、揺動レバー２１が枢支されていて、
その一端にセンサピン２１ａを立設し、これをデッキに
装填されるカセット３の縁に対応させ、また、他端２１
ｂを上記切換部材１４に設けた連動ピンに係合してい
る。そして、カセット３に切欠き３ａがない場合（磁気
変調型の光磁気記録媒体がロードされている場合）に
は、図４に示すようにスプリング２３に抗して上記切換
部材１４を引き上げ、磁気ヘッドをスライダー１１と共
に、ディスク面にロードするが、カセット３に切欠き３
ａがある場合には、ここにセンサピン２１ａを誘導する
ことで、上記スプリング２３の弾持力を働かせ、切換部
材１４を降下し、磁気ヘッドをスライダー３と共に、退
避位置に上昇させることができる。
【００１３】また、図６および図７に示す実施例では、
付勢手段として、上記実施例のような板ばねの代りに、
トッグルスプリング３２を上記回動部材９のばね連結ピ
ン３１と、上記キャリッジ５に設けたばね連結ピン３３
との間に架設したものを使用している。ここでは、上記
回動部材９は、図６の位置で反時計方向に回動付勢さ
れ、また、図７の位置で時計方向に回動付勢されてい
る。このトッグルスプリング３２の反転動作は、前記第
１の実施例の手段をそのまま用いることができるので、
磁気ヘッドのロード、アンロードの切換を容易に実現で
きる。
付勢手段として、上記実施例のような板ばねの代りに、
トッグルスプリング３２を上記回動部材９のばね連結ピ
ン３１と、上記キャリッジ５に設けたばね連結ピン３３
との間に架設したものを使用している。ここでは、上記
回動部材９は、図６の位置で反時計方向に回動付勢さ
れ、また、図７の位置で時計方向に回動付勢されてい
る。このトッグルスプリング３２の反転動作は、前記第
１の実施例の手段をそのまま用いることができるので、
磁気ヘッドのロード、アンロードの切換を容易に実現で
きる。
【００１４】
【発明の効果】本発明は、以上詳述したように、磁気ヘ
ッドを浮上型スライダーに装備し、また、上記磁気ヘッ
ドを上記スライダーと共に、磁界変調式バイアス磁界発
生装置として、光磁気記録媒体に対してロード位置ある
いはアンロード位置に付勢する付勢手段、および、上記
付勢手段を操作して、上記磁気ヘッドを上記ロード位置
に付勢する第一の付勢状態、および、上記磁気ヘッドを
上記アンロード位置に付勢する第二の付勢状態を選択的
に切換える付勢切換え手段を具備し、また、上記光磁気
記録媒体のアンロード状態では上記光磁気記録媒体のカ
セットで上記付勢切換え手段を上記第二の付勢状態に強
制切換するように構成したので、シーク動作の段階で
は、磁気ヘッドがその状態を維持でき、従って、退避機
構の構成を小型、簡素化出来るという効果を得ることが
できる。
ッドを浮上型スライダーに装備し、また、上記磁気ヘッ
ドを上記スライダーと共に、磁界変調式バイアス磁界発
生装置として、光磁気記録媒体に対してロード位置ある
いはアンロード位置に付勢する付勢手段、および、上記
付勢手段を操作して、上記磁気ヘッドを上記ロード位置
に付勢する第一の付勢状態、および、上記磁気ヘッドを
上記アンロード位置に付勢する第二の付勢状態を選択的
に切換える付勢切換え手段を具備し、また、上記光磁気
記録媒体のアンロード状態では上記光磁気記録媒体のカ
セットで上記付勢切換え手段を上記第二の付勢状態に強
制切換するように構成したので、シーク動作の段階で
は、磁気ヘッドがその状態を維持でき、従って、退避機
構の構成を小型、簡素化出来るという効果を得ることが
できる。
【図１】本発明の一実施例での機能を示す概略側面図で
ある。
ある。
【図２】同じく、上記機能を説明するための概略側面図
である。
である。
【図３】同じく、上記機能を説明するための概略側面図
である。
である。
【図４】本発明の別の実施例での機能を示す概略側面図
である。
である。
【図５】同じく、上記機能を説明するための概略側面図
である。
である。
【図６】本発明の更に別の実施例での機能を説明するた
めの概略側面図である。
めの概略側面図である。
【図７】同じく、上記機能を説明するための概略側面図
である。
である。
１ スピンドルモータ ２ 光磁気記録媒体 ３ カセット ３ａ 切欠き ５ キャリッジ ６ ベアリング ８ 対物レンズ ９ 回動部材 ９ａ、９ｂ 係合面 １０ 支持ビーム １１ スライダー １２ 板ばね １３ ローラ １４ 切換部材 １４ａ 突起 １５ ソレノイド機構 １６ スプリング
Claims (1)
- 【請求項１】 光ピックアップ装置からディスク状の光
磁気記録媒体にレーザ光を照射して光スポットを形成す
るとともに、上記光磁気記録媒体のトラック方向に上記
光ピックアップ装置と一体的にスレッド移動する磁気ヘ
ッドから少なくとも上記光スポットの微小領域に対応し
てバイアス磁界を印加し、光磁気信号の書き込み、読み
出しを行なうようにした光磁気ディスク装置において、
上記磁気ヘッドを浮上型スライダーに装備し、また、上
記磁気ヘッドを上記スライダーと共に、磁界変調式バイ
アス磁界発生装置として、上記光磁気記録媒体に対して
ロード位置あるいはアンロード位置に付勢する付勢手
段、および、上記付勢手段を操作して、上記磁気ヘッド
を上記ロード位置に付勢する第一の付勢状態、および、
上記磁気ヘッドを上記アンロード位置に付勢する第二の
付勢状態を選択的に切換える付勢切換え手段を具備し、
また、上記光磁気記録媒体のアンロード状態では上記光
磁気記録媒体のカセットで上記付勢切換え手段を上記第
二の付勢状態に強制切換するように構成したことを特徴
とする光磁気ディスク装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10404592A JPH05282733A (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | 光磁気ディスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10404592A JPH05282733A (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | 光磁気ディスク装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05282733A true JPH05282733A (ja) | 1993-10-29 |
Family
ID=14370252
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10404592A Pending JPH05282733A (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | 光磁気ディスク装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05282733A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6243333B1 (en) | 1993-11-06 | 2001-06-05 | Asahi Kogaku Kogyo Kabushiki Kaisha | Magneto-optical disk drive |
| US6249500B1 (en) | 1993-11-06 | 2001-06-19 | Asahi Kogaku Kogyo Kabushiki Kaisha | Disk loading system for a magneto-optical disk drive |
-
1992
- 1992-03-31 JP JP10404592A patent/JPH05282733A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6243333B1 (en) | 1993-11-06 | 2001-06-05 | Asahi Kogaku Kogyo Kabushiki Kaisha | Magneto-optical disk drive |
| US6249500B1 (en) | 1993-11-06 | 2001-06-19 | Asahi Kogaku Kogyo Kabushiki Kaisha | Disk loading system for a magneto-optical disk drive |
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