JPH05281238A - 液体の容器の覆いを取外し再度施す装置 - Google Patents

液体の容器の覆いを取外し再度施す装置

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JPH05281238A
JPH05281238A JP4187821A JP18782192A JPH05281238A JP H05281238 A JPH05281238 A JP H05281238A JP 4187821 A JP4187821 A JP 4187821A JP 18782192 A JP18782192 A JP 18782192A JP H05281238 A JPH05281238 A JP H05281238A
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lid
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ペーター ブルシュウム ハンス
Walter Heissler
ハイシュラー バルター
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は分析装置の容器の蓋を取り同じ蓋を
再びすることのできる装置を提供する。 【構成】 上記装置１は、分析すべき液体を充填した容
器２を保持する一列に配設された入れ物１０と、各入れ
物１０の中の容器２を密封状に蓋するのに十分な大きさ
と形状の、各入れ物１０のための蓋６０と、入れ物１０
に回動自在に取付けられた、蓋６０のための保持器７０
と、保持器７０と蓋６０とを、蓋６０が容器２と接触す
る第１の位置６１と蓋６０が入れ物１０の中の任意の容
器２から持ち上げ保持される第２の位置６２とのいずれ
かの位置で、回動しかつ保持する、２つの安定状態を有
する回動手段３とを具備している。蓋６０の回動は保持
器７０の腕７１によって行われ腕７１は、装置が分析装
置の外にある時手で作動され装置が分析装置の処理部署
４内にある時作動手段３の作動要素３０により作動され
る。保持器７０はカム７４を有し、カム７４は、蓋６０
を第１の位置６１に保持する抑止手段７５に係合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、液体の内容物が吸引さ
れている時を除き蓋をしなければならない液体の容器を
保持する入れ物を具備する装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】生物学的流体を試験するための分析装
置、例えば米国特許第５，００８，０８２号に示される
分析装置において、患者の生物学的流体は標本チューブ
を介して吸引器に供給され、吸引器は次に前記流体をス
ライド試験要素のようなものに分配し、又はある場合に
は、希釈液が加えられる希釈カップに前記吸引器によっ
て分配する。このような希釈液は分析装置の吸引器に、
操作員によって定期的に再充填される小瓶又はカップを
介して、供給される。しかし、これらの小瓶は吸引が行
われていない時には再び蓋がされもしくは再び被覆さ
れ、蒸発を防止することが重要である。取外され手で再
度施された蓋は操作員の介入をあまりにも多く伴うため
好ましくないものである。
【０００３】従来の技術からは、患者標本のチューブの
覆いを取外す自動化された手段を提供することが知られ
ている。例えば、ドイツ実用新案第３，１４１，７８０
号を参照されたい。しかし、取外されたこれらの覆いは
取替えられない栓であり、そのためこの自動化された機
構は、取外してから希釈液のような液体の小瓶の覆いを
取替えるための自動化手段には何ら寄与するものではな
い。さらにまた、従来技術の栓の場合には、これらの覆
いは恒久的に分析装置に取付けられるものではないた
め、これら覆いは潜在的に分析装置内部で離れることが
あり、そのため詰まりの原因となる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、分析
装置の容器のための覆いを自動的に取外し再度施すこと
ができ、この覆いが恒久的に分析装置に固定されている
ような、装置を提供することである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記の必要を満たす装置
が提供される。
【０００６】さらに詳細には、分析装置において吸引さ
れるべき液体の開放された容器の覆いを取外し再度施す
ための装置であって、前記液体の複数の容器を保持する
ための一列に配置された複数の入れ物と、各入れ物の中
に置かれた容器を密封状に蓋するのに十分な大きさと形
状の、各容器のための覆いと、容器に回動自在に取付け
られた覆いの各々の保持器を含む、容器に覆いを恒久的
に取付ける手段と、保持器を回動し覆いを入れ物の中の
容器に近づけまた離れるようにする、２つの安定状態を
有する回動手段とを具備する、容器の覆いを取外し再び
施す装置が提供される。
【０００７】
【作用】以下は、本発明が、収容された液体が希釈液で
ある好適な実施態様に適用された場合の記載である。さ
らに、本発明は、任意の目的のもとに分析装置において
患者標本に添加される任意の液体の容器にとって、有用
である。本装置の覆いは恒久的に取付けられるので、本
装置は最も好適には、通常それ自身の覆い（例えば栓）
をすでに所定位置に施している生物学的流体標本を提供
するためには用いられない。
【０００８】その他の特徴は添付図面に照らし以下の詳
細な記載を参照することにより明瞭となるであろう。
【０００９】
【実施例】図１に示される装置は分析装置の処理部署４
の領域の移送通路５に配設されている。
【００１０】装置１は分析に用いる液体が充填された容
器２を受け入れるための複数の配列された入れ物１０か
らなっている。好ましくは、入れ物１０は直線状に配置
される。
【００１１】各入れ物１０は、その覆いをした位置で示
され保持器７０の突出支柱７３上に配設された蓋６０と
して構成され容器２の開口２０と組合わされる覆い手段
６を具備し、前記蓋６０は、装置１の長手方向側面に沿
って延びかつ保持器の軸受１１に支持されているピン１
２の回転軸線６３の周りに回動することができる。
【００１２】軸１１の反対側に延びる装置１の長手方向
側面上で、各入れ物１０は、溝として構成されかつ水平
方向に延びる棒体１５に配設された検知マーク１３と共
働する。
【００１３】入れ物１０の１つは、処理部署４に配設さ
れた作動手段３と容器２の液体のための吸引部署４０と
に整列され、この吸引部署４０に光電子スイッチとして
構成されたセンサ１４が検知マーク１３を検出するよう
配設されている。
【００１４】作動手段３は保持器７０のアーム７１の領
域に突入する作動ピン３１を含んでいる。
【００１５】その側面の一方に、保持器７０は回転軸線
６３に同軸に配設されまた抑止要素７５によって係合さ
れるカム７４を含んでいる。
【００１６】図２において、蓋６０はその蓋をした位置
６１と蓋を取った位置６２との両位置で示されている。
蓋６１の上方に、容器２の中心軸線と整列された吸引ヘ
ッド４１が示されている。
【００１７】移送通路５の下側に、作動手段３のマイク
ロプロセッサ制御かつモータ駆動の偏心駆動装置３４が
配設され、その駆動ピンが作動要素３０の水平方向に突
出する分岐したレバー腕３６と係合している。
【００１８】平らな摺動子として構成されている作動要
素３０が、移送通路５の側壁５２の垂直方向に延びる通
路５１の中を案内される。作動要素３０の下端の領域
に、２つの検知用開口がその一方が他方の上方にあるよ
う配設されセンサ３３と共働するようにし、前記開口
は、蓋６０の蓋をした位置６１と蓋を取った位置６２と
に関連づけられ、又は作動要素の上端位置３７と下端位
置３８とに関連づけられるようになっている。
【００１９】その上端位置３７において、保持腕３９に
取付けられた作動要素３０の作動ピン３１が保持器７０
の腕７１の分岐した案内手段７２の上方外側に位置し、
この場合蓋６０は、板ばねとして形成された抑止要素７
５がカム７４の平らなカム部分７６の末端と係合するよ
うに容器２の開口２０上に平らに位置している。
【００２０】その下端位置３８においては、作動ピン３
１は案内手段７２のフォークの下方先端に載り、蓋６０
はその前の位置から約１００度だけ回動された垂直の蓋
を取った位置６２に位置し、抑止要素７５はカム７４の
周面に接触する。
【００２１】本装置は次のように作動する。最初に、装
置１には分析装置の外で液体が充填された容器２が取付
けられる。この目的のため、覆い手段６が、その腕７１
で保持器７０を作動しこれを蓋６０と共にその水平の蓋
をした位置６１からその垂直の蓋を取った位置６２に動
かすことにより、手で回動される。次に容器２の閉止具
（図示しない）が取外され、この容器が装置１の入れ物
１０の中に置かれる。続いて、保持器７０がその蓋をし
た位置６１に戻るよう手で回動されそれにより容器の開
口２０が蓋によって覆われるようにする（図２参照）。
この手順は装置１の全ての入れ物１０に容器２が備えら
れるまで繰返される。分析装置の搬入部署（図示しな
い）において、装置１はここで水平に延びる移送通路５
に置かれそしてマイクロプロセッサ制御の移送手段（図
示しない）により処理部署４（図１及び図２に示され
る）へと動かされる。この位置で、装置１は作動手段３
の領域の入れ物１０と整列され又は吸引ヘッド４１の下
側の吸引部署４０の容器２と整列される。この整列は移
送通路５に配設されたセンサ１４と装置１の検知マーク
１３とにより行われる。
【００２２】次に吸引ヘッド４１が容器２の中へと下降
され液体を取出し、またその上方端位置へと上方に動か
された後もう１つの処理部署（図示しない）へと動かさ
れる。
【００２３】続いて、偏心駆動装置３４が再び始動され
保持器７０が蓋６０と共に、作動要素３０により蓋をし
た位置６１に戻るよう回動される。作動ピン３１はその
ためまず案内手段７２の上方先端部に衝突し、保持器７
０をそのほぼ垂直の蓋を取った位置６２から案内手段７
２を解放する前のほぼ水平の蓋をした位置６１へと回動
させる。
【００２４】この位置で、保持器７０のカム７４が回転
軸線６３の周りに、カム部分７６が抑止要素７５に接触
しそのため抑止要素７５のばね力によりトルクを生じる
１つのレバー腕を形成する程度にまで回動され、このト
ルクは、保持器７０をその蓋をした位置６１に付勢しま
た蓋６０を容器２の開口２０に押しつけ、それにより分
析装置の内部及び外部での液体の蒸発、汚染又は流出が
確実に防止されるようにする。
【００２５】したがって、部分７６が要素７５のばね作
用との共働作用の不安定点であり、そのため要素７５が
部分７６を通り越す時要素７５のカム７４に対する接触
がカムを容器と覆いとが接触する第１の位置に向って回
転させるようになる。
【００２６】
【発明の効果】したがって、本発明の有利な特徴は、希
釈液又はその他の添加液体の容器が、分析装置において
吸引のために自動的に作動されるとともに永続性のため
分析装置内部で解放されることのない覆いを与えられる
ことである。
【００２７】覆いの自動的な作用は手動による作用も同
様に可能とすることが関連のある有利な特徴である。
【図面の簡単な説明】
【図１】分析装置の処理部署に備えつけられた本発明装
置の頂面図である。
【図２】図１の装置の図１のＡ−Ａ線に沿って切断した
側面図である。
【符号の説明】
１…装置 ２…容器 ３…作動手段 ４…処理部署 ５…移送通路 ６…覆い手段 １０…入れ物 ６０…蓋 ６１…第１位置 ６２…第２位置 ７０…保持器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 分析装置において吸引されるべき液体の
    容器の覆いを取外しまた再度施すための装置であって、 前記液体の複数の容器を保持するよう一列に配設された
    複数の入れ物と、 前記各入れ物の中に置かれた容器を密封状に覆うのに十
    分な大きさと形状とを有する、前記入れ物の各々のため
    の覆いと、 前記入れ物に回動自在に取付けられた前記覆いの各々の
    保持器を含んでいる、前記覆いを前記入れ物に恒久的に
    取付ける手段と、 前記保持器とまたその覆いとを、前記覆いが容器と接触
    する第１の位置又は前記覆いが前記入れ物の中の任意の
    容器から持ち上げ保持される第２の位置のいずれかの位
    置で回動しかつ保持するための前記装置における２つの
    安定状態を有する回動手段、 とを具備している液体容器の覆いを取外し再度施す装
    置。
JP4187821A 1991-07-16 1992-07-15 液体の容器の覆いを取外し再度施す装置 Pending JPH05281238A (ja)

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DE4123528 1991-07-16

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US (1) US5271897A (ja)
EP (1) EP0523425B1 (ja)
JP (1) JPH05281238A (ja)
DE (1) DE69207829T2 (ja)

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