JPH05277986A - スリッター装置 - Google Patents
スリッター装置Info
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- JPH05277986A JPH05277986A JP10046492A JP10046492A JPH05277986A JP H05277986 A JPH05277986 A JP H05277986A JP 10046492 A JP10046492 A JP 10046492A JP 10046492 A JP10046492 A JP 10046492A JP H05277986 A JPH05277986 A JP H05277986A
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- cutting
- unit
- engaging
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- cutting unit
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 第１の目的は、切断用ユニットの位置決め操
作時間が短くすることである。第２の目的は、係合操作
機構の構成を簡単なものにすることである。第３の目的
は、切断用ユニットを適宜切断操作位置と待機位置にセ
ットすることができると共に、機台の幅寸法を小さくす
ることである。 【構成】 切断用ユニット２に、該切断用ユニット２を
第１案内杆８に固定するための固定機構と前記移動用ユ
ニット３が係合するための係合部を有する固定係合機構
７と、刃物支持機構５と、刃物位置切替え機構６とを設
けると共に、前記移動用ユニット３に、前記固定係合機
構７の係合部に対する係合操作と固定部材の固定解除操
作を連続的に行なう係脱機構２２を設けた構成にしてあ
る。
作時間が短くすることである。第２の目的は、係合操作
機構の構成を簡単なものにすることである。第３の目的
は、切断用ユニットを適宜切断操作位置と待機位置にセ
ットすることができると共に、機台の幅寸法を小さくす
ることである。 【構成】 切断用ユニット２に、該切断用ユニット２を
第１案内杆８に固定するための固定機構と前記移動用ユ
ニット３が係合するための係合部を有する固定係合機構
７と、刃物支持機構５と、刃物位置切替え機構６とを設
けると共に、前記移動用ユニット３に、前記固定係合機
構７の係合部に対する係合操作と固定部材の固定解除操
作を連続的に行なう係脱機構２２を設けた構成にしてあ
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は広幅のシート状物を幅方
向に所定の間隔をもって設置された複数個の刃物によっ
て複数の細幅のシート状物に切断するスリッターにおけ
る切断刃位置決め装置に関するものである。
向に所定の間隔をもって設置された複数個の刃物によっ
て複数の細幅のシート状物に切断するスリッターにおけ
る切断刃位置決め装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】一般に、合成樹脂フイルム、紙、アルミ
箔等の広幅のシート状物を複数の細幅のシート状物に切
断する場合には、特開昭６３−１３４１９３号公報に記
載されているようなスリッター装置が使用されている。
箔等の広幅のシート状物を複数の細幅のシート状物に切
断する場合には、特開昭６３−１３４１９３号公報に記
載されているようなスリッター装置が使用されている。
【０００３】上述のスリッター装置は、シート状物の長
手方向と直交する幅方向に水平な状態で設置された第１
案内杆に移動自在に装着された複数個の切断用ユニット
と、該第１案内杆に平行な状態で回動機構に支持された
第２案内杆、および螺子軸と、該第２案内杆に移動自在
に係合すると共に螺子軸に螺着された移動用ユニットに
より構成されており、切断用ユニットには、切断用の刃
物と、該切断用ユニットを第１案内杆に固定するための
ロック機構が設けられ、移動用ユニットには、切断用ユ
ニットを一体的に連結するための把持機構と、切断用ユ
ニットのロック機構を解除の状態にするためのロック解
除機構が設けられている。
手方向と直交する幅方向に水平な状態で設置された第１
案内杆に移動自在に装着された複数個の切断用ユニット
と、該第１案内杆に平行な状態で回動機構に支持された
第２案内杆、および螺子軸と、該第２案内杆に移動自在
に係合すると共に螺子軸に螺着された移動用ユニットに
より構成されており、切断用ユニットには、切断用の刃
物と、該切断用ユニットを第１案内杆に固定するための
ロック機構が設けられ、移動用ユニットには、切断用ユ
ニットを一体的に連結するための把持機構と、切断用ユ
ニットのロック機構を解除の状態にするためのロック解
除機構が設けられている。
【０００４】そして、切断用ユニットを位置決めする場
合は、螺子軸が回動して移動用ユニットが１番目にセッ
トする切断用ユニット位置に移動される。次いで、回動
機構が作動して第２案内杆と共に移動用ユニットが操作
位置に回動されると、ロック解除機構が切断用ユニット
のロック機構に係合し、ロック解除機構が作動してロッ
クが解除される。そして、把持機構が作動して切断用ユ
ニットを把持して一体的に連結されると、螺子軸が回転
して移動用ユニットと共に切断用ユニットが予め設定さ
れた位置に移動される。すると、ロック解除機構がロッ
ク機構から離反して切断用ユニットが第１案内杆にロッ
クされ、把持機構が作動して切断用ユニットの把持が解
除される。次いで、回動機構が作動して移動用ユニット
が非作動位置に回動されて１番目の切断用ユニットの位
置決め操作が終了する。
合は、螺子軸が回動して移動用ユニットが１番目にセッ
トする切断用ユニット位置に移動される。次いで、回動
機構が作動して第２案内杆と共に移動用ユニットが操作
位置に回動されると、ロック解除機構が切断用ユニット
のロック機構に係合し、ロック解除機構が作動してロッ
クが解除される。そして、把持機構が作動して切断用ユ
ニットを把持して一体的に連結されると、螺子軸が回転
して移動用ユニットと共に切断用ユニットが予め設定さ
れた位置に移動される。すると、ロック解除機構がロッ
ク機構から離反して切断用ユニットが第１案内杆にロッ
クされ、把持機構が作動して切断用ユニットの把持が解
除される。次いで、回動機構が作動して移動用ユニット
が非作動位置に回動されて１番目の切断用ユニットの位
置決め操作が終了する。
【０００５】上述の操作を繰返すことにより各切断用ユ
ニットの位置決めが行なわれる。
ニットの位置決めが行なわれる。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】第１の課題は、移動用
ユニットの切断用ユニット位置への移動、回動操作、ロ
ック解除操作、切断用ユニットの把持操作、移動操作、
ロック操作、把持解除操作、移動用ユニットの切断用ユ
ニットから離反方向への回動操作を所定の間隔をもって
行なう必要があるため、位置決め操作時間が長くなると
いう点である。
ユニットの切断用ユニット位置への移動、回動操作、ロ
ック解除操作、切断用ユニットの把持操作、移動操作、
ロック操作、把持解除操作、移動用ユニットの切断用ユ
ニットから離反方向への回動操作を所定の間隔をもって
行なう必要があるため、位置決め操作時間が長くなると
いう点である。
【０００７】第２の課題は、移動用ユニットを切断用ユ
ニットに係合させるための回動機構、切断用ユニットを
把持する機構とロックを解除する機構を設ける必要があ
るため、その構成が複雑になると共に大きくなるという
点である。
ニットに係合させるための回動機構、切断用ユニットを
把持する機構とロックを解除する機構を設ける必要があ
るため、その構成が複雑になると共に大きくなるという
点である。
【０００８】第３の課題は、切断用ユニットを使用しな
い場合のために、第１案内杆のシート状物幅外に切断用
ユニットの退避部を設ける必要があり、機台の幅寸法が
大きくなると共に、該ユニットを人手によって取外す必
要があり、そのための作業時間が長く稼働率が低下する
という点である。
い場合のために、第１案内杆のシート状物幅外に切断用
ユニットの退避部を設ける必要があり、機台の幅寸法が
大きくなると共に、該ユニットを人手によって取外す必
要があり、そのための作業時間が長く稼働率が低下する
という点である。
【０００９】
【課題を解決するための手段】第１の課題と第２の課題
を解決するために本発明のスリッター装置は、切断用ユ
ニットに、切断用ユニットを第１案内杆に固定するため
の固定機構と、前記移動用ユニットが係合するための係
合部を有する固定係合機構を設けると共に、前記移動用
ユニットに、前記固定係合機構の係合部に対する係合操
作と固定部材の固定解除操作を連続的に行なう係脱操作
機構を設けた構成にしてある。
を解決するために本発明のスリッター装置は、切断用ユ
ニットに、切断用ユニットを第１案内杆に固定するため
の固定機構と、前記移動用ユニットが係合するための係
合部を有する固定係合機構を設けると共に、前記移動用
ユニットに、前記固定係合機構の係合部に対する係合操
作と固定部材の固定解除操作を連続的に行なう係脱操作
機構を設けた構成にしてある。
【００１０】第３の課題を解決するために、切断用ユニ
ットに、刃物を切断位置と待機位置に移動させるための
刃物位置切替え機構を設けた構成にしてある。
ットに、刃物を切断位置と待機位置に移動させるための
刃物位置切替え機構を設けた構成にしてある。
【００１１】
【実施例】図１は本発明のスリッター装置の１実施例を
示す正面図、図２は図１におけるＩ部の拡大図、図３は
図２におけるＩＩ−ＩＩ矢視図、図４は図２におけるＩ
ＩＩ−ＩＩＩ矢視図であって、スリッター装置は複数個
の切断用ユニット２と１個の移動用ユニット３を備えて
いる。
示す正面図、図２は図１におけるＩ部の拡大図、図３は
図２におけるＩＩ−ＩＩ矢視図、図４は図２におけるＩ
ＩＩ−ＩＩＩ矢視図であって、スリッター装置は複数個
の切断用ユニット２と１個の移動用ユニット３を備えて
いる。
【００１２】上述の切断用ユニット２は、第１移動支持
部材４に取付けられた刃物支持機構５と、刃物位置切替
え機構６と、固定係合機構７とにより構成されている。
部材４に取付けられた刃物支持機構５と、刃物位置切替
え機構６と、固定係合機構７とにより構成されている。
【００１３】そして、第１移動支持部材４は、機台１に
シート状物の長手方向と直交する方向に水平な状態で取
付けられた第１案内杆８に移動自在に嵌着され、該案内
杆８の周面に突設されたキー９によって回動しないよう
にしてある。
シート状物の長手方向と直交する方向に水平な状態で取
付けられた第１案内杆８に移動自在に嵌着され、該案内
杆８の周面に突設されたキー９によって回動しないよう
にしてある。
【００１４】上述の刃物支持機構５は、第１移動部材４
の一端部に回動自在に取付けられ、スプリング１１によ
り図３おいて常時反時計方向に回動するように付勢され
た刃物支持部材１０と、刃物支持部材１０の端部に押え
具１３によって取付けられ刃物１２により構成してあ
る。
の一端部に回動自在に取付けられ、スプリング１１によ
り図３おいて常時反時計方向に回動するように付勢され
た刃物支持部材１０と、刃物支持部材１０の端部に押え
具１３によって取付けられ刃物１２により構成してあ
る。
【００１５】また、刃物位置切替え機構６は、第１移動
支持部材４に形成された支持部４ａに回転自在に取付け
た軸体１４の刃物支持部材１０側に爪１５が、他端側に
レバ１６が固着されており、スプリング１７によって爪
１５が図３において常時反時計方向に回動されて該爪１
５が刃物支持部材１０に形成された切欠部１０ａに係合
するように構成してある。
支持部材４に形成された支持部４ａに回転自在に取付け
た軸体１４の刃物支持部材１０側に爪１５が、他端側に
レバ１６が固着されており、スプリング１７によって爪
１５が図３において常時反時計方向に回動されて該爪１
５が刃物支持部材１０に形成された切欠部１０ａに係合
するように構成してある。
【００１６】さらに、固定係合機構７は、第１移動支持
部材４の他端部に形成されたＵ字状の支持部４ｂに、係
合用の凹部４ｃを形成するように軸体１８によって回動
自在に取付けられ、スプリング２０により図４において
反時計方向に回動するように付勢されたアーム１９によ
って構成してあり、該アーム１９の下端部１９ａによっ
てキー９の上面を押圧する摩擦力で一体的に連結され
る。
部材４の他端部に形成されたＵ字状の支持部４ｂに、係
合用の凹部４ｃを形成するように軸体１８によって回動
自在に取付けられ、スプリング２０により図４において
反時計方向に回動するように付勢されたアーム１９によ
って構成してあり、該アーム１９の下端部１９ａによっ
てキー９の上面を押圧する摩擦力で一体的に連結され
る。
【００１７】次に、移動用ユニット３は、第２移動支持
部材２１に係脱操作機構２２を取付けた構成にしてあ
る。
部材２１に係脱操作機構２２を取付けた構成にしてあ
る。
【００１８】該第２移動支持部材２１は、第１案内杆８
と平行な状態で機台１に取付けられた第２案内杆２３に
移動自在に取付けられていると共に、該第２案内杆２３
に並設された螺子軸２４に螺合され、サーボモータ等の
電動機２５によって螺子軸２４が回転されると所定の位
置に移動する。
と平行な状態で機台１に取付けられた第２案内杆２３に
移動自在に取付けられていると共に、該第２案内杆２３
に並設された螺子軸２４に螺合され、サーボモータ等の
電動機２５によって螺子軸２４が回転されると所定の位
置に移動する。
【００１９】また、係脱操作機構材２２は、第１流体シ
リンダー２６と、第２流体シリンダー２７と、第３流体
シリンダー２８とにより構成され、第１流体シリンダー
２６は、ピストンロッド２６ａが突出すると刃物支持部
材１０に形成された突部１０ｂに当接する位置に、第２
流体シリンダー２７は、ピストンロッド２７ａが突出す
るとレバー１６に当接する位置に、第３流体シリンダー
２８は、ピストンロッド２８ａが突出すると、端部に取
付けた押圧片２９がアーム１９に当接する位置になるよ
う第２移動支持部材２１に取付けられている。
リンダー２６と、第２流体シリンダー２７と、第３流体
シリンダー２８とにより構成され、第１流体シリンダー
２６は、ピストンロッド２６ａが突出すると刃物支持部
材１０に形成された突部１０ｂに当接する位置に、第２
流体シリンダー２７は、ピストンロッド２７ａが突出す
るとレバー１６に当接する位置に、第３流体シリンダー
２８は、ピストンロッド２８ａが突出すると、端部に取
付けた押圧片２９がアーム１９に当接する位置になるよ
う第２移動支持部材２１に取付けられている。
【００２０】そして、各流体シリンダー２６、２７、２
８には、圧力調節弁、切替電磁弁等を有する圧力流体供
給用管（図示せず）が連結されており、第１流体シリン
ダー２６のピストンロッド２６ａが突出すると、刃物支
持部材１０に形成された突部１０ｂが押圧され、図３に
おいて時計方向に回動することにより爪１５が刃物支持
部材１０に形成された切欠部１０ａに係合して、刃物１
２が切断操作位置に固定される。また、第２流体シリン
ダー２７のピストンロッド２７ａが突出すると、レバー
１６が押圧されて爪１５が図３において時計方向に回動
し、刃物支持部材１０に形成された切欠部１０ａの係合
が解除され、刃物１２が待機位置に移動される。る。ま
た、第３流体シリンダー２８のピストンロッド２８ａが
突出すると、押圧片２９によってアーム１９が押圧さ
れ、図４において時計方向に回動してキー９との連結が
解除される。
８には、圧力調節弁、切替電磁弁等を有する圧力流体供
給用管（図示せず）が連結されており、第１流体シリン
ダー２６のピストンロッド２６ａが突出すると、刃物支
持部材１０に形成された突部１０ｂが押圧され、図３に
おいて時計方向に回動することにより爪１５が刃物支持
部材１０に形成された切欠部１０ａに係合して、刃物１
２が切断操作位置に固定される。また、第２流体シリン
ダー２７のピストンロッド２７ａが突出すると、レバー
１６が押圧されて爪１５が図３において時計方向に回動
し、刃物支持部材１０に形成された切欠部１０ａの係合
が解除され、刃物１２が待機位置に移動される。る。ま
た、第３流体シリンダー２８のピストンロッド２８ａが
突出すると、押圧片２９によってアーム１９が押圧さ
れ、図４において時計方向に回動してキー９との連結が
解除される。
【００２１】上述の電動機２５、流体シリンダー２６、
２７、２８等は刃物位置の入力、記憶、比較演算、動作
指令等の機能を有するマイクロコンピュータ等の制御装
置（図示せず）によって作動させる。
２７、２８等は刃物位置の入力、記憶、比較演算、動作
指令等の機能を有するマイクロコンピュータ等の制御装
置（図示せず）によって作動させる。
【００２２】上述の第１移動支持部材４と第２移動支持
部材２１を円滑に移動させるため、第１案内杆８と第２
案内杆２３をスプライン軸によって形成してベアリング
を係合させ、該ベアリングを第１移動支持部材４、第２
移動支持部材２３に取付ける構成にすることもできる。
部材２１を円滑に移動させるため、第１案内杆８と第２
案内杆２３をスプライン軸によって形成してベアリング
を係合させ、該ベアリングを第１移動支持部材４、第２
移動支持部材２３に取付ける構成にすることもできる。
【００２３】また、第２移動支持部材２１をボール螺子
機構によって移動させるようにすることもできる。
機構によって移動させるようにすることもできる。
【００２４】上述の装置における切断用ユニットの位置
決め操作について説明する。
決め操作について説明する。
【００２５】先ず、制御装置（図示せず）に各刃物位置
を設定して入力すると共に、各圧力流体供給用管（図示
せず）の圧力調節弁を操作して所定の圧力流体が供給さ
れるようにする。
を設定して入力すると共に、各圧力流体供給用管（図示
せず）の圧力調節弁を操作して所定の圧力流体が供給さ
れるようにする。
【００２６】これ等の準備ができ、電動機２５を作動さ
せると、螺子軸２４が回転されて移動用ユニット３が一
番目に位置決め操作を行なう切断用ユニット２位置に移
動される。すると、第２流体シリンダー２７に圧力流体
が供給され、ピストンロッド２７ａが突出してレバー１
６と共に爪１５が時計方向に回動されて刃物支持部材１
０に形成された切欠部１０ａとの係合が解除されると、
刃物支持部材１０がスプリング１１の弾性力により図３
において反時計方向に回動されて刃物１２が待機位置に
移動する。該爪１５を回動させて切欠部１０ａとの係合
解除操作が済むと、第２流体シリンダー２７に対する圧
力流体の供給路が切替えられてピストンロッド２７ａが
引込められる。
せると、螺子軸２４が回転されて移動用ユニット３が一
番目に位置決め操作を行なう切断用ユニット２位置に移
動される。すると、第２流体シリンダー２７に圧力流体
が供給され、ピストンロッド２７ａが突出してレバー１
６と共に爪１５が時計方向に回動されて刃物支持部材１
０に形成された切欠部１０ａとの係合が解除されると、
刃物支持部材１０がスプリング１１の弾性力により図３
において反時計方向に回動されて刃物１２が待機位置に
移動する。該爪１５を回動させて切欠部１０ａとの係合
解除操作が済むと、第２流体シリンダー２７に対する圧
力流体の供給路が切替えられてピストンロッド２７ａが
引込められる。
【００２７】次いで、第３流体シリンダー２８に圧力流
体が供給され、ピストンロッド２８ａと共に押圧片２９
が突出すると、該押圧片２９の先端面がアーム１９に当
接して該アーム１９を図４において時計方向に回動させ
るため、キー９に対する押圧力が減少して移動可能な状
態になる。そのため、移動用ユニット３の停止位置に多
少の誤差があっても押圧片２９の突出動作に伴って該押
圧片２９の先端部に形成された傾斜面２９ａによって第
１移動支持部材４の支持部４ｂが押圧されて切断用ユニ
ット２が所定位置に移動され、押圧片２９が第１移動支
持部材４の支持部４ｂとアーム１９によって形成された
係合用の凹部４ｃに係合される。
体が供給され、ピストンロッド２８ａと共に押圧片２９
が突出すると、該押圧片２９の先端面がアーム１９に当
接して該アーム１９を図４において時計方向に回動させ
るため、キー９に対する押圧力が減少して移動可能な状
態になる。そのため、移動用ユニット３の停止位置に多
少の誤差があっても押圧片２９の突出動作に伴って該押
圧片２９の先端部に形成された傾斜面２９ａによって第
１移動支持部材４の支持部４ｂが押圧されて切断用ユニ
ット２が所定位置に移動され、押圧片２９が第１移動支
持部材４の支持部４ｂとアーム１９によって形成された
係合用の凹部４ｃに係合される。
【００２８】上述の操作によって切断用ユニット２と移
動用ユニット３が一体的に連結されると、電動機２５が
作動して螺子軸２４が回転されて移動用ユニット３と共
に切断用ユニット２が予め設定された位置に移動され
る。次いで、第１流体シリンダー２６に対する圧力流体
の供給路が切替えられてピストンロッド２６ａが突出す
ると、刃物支持部材１０に形成された突部１０ｂが押圧
されて時計方向に回動し、該刃物支持部材１０に形成さ
れた切欠部１０ａに爪１５が係合されて刃物１２が切断
操作位置にセットされる。すると、第１流体シリンダー
２６に対する圧力流体の供給路が切替えられてピストン
ロッド２６ａが引込められる。最後に、第３流体シリン
ダー２８に対する圧力流体の供給路が切替えられてピス
トンロッド２８ａが引込められると、スプリング２０の
弾性力によってアーム１９が反時計方向に回動して、該
アーム１９がキー９を押圧して切断用ユニット２が第１
案内杆８に固定される。一番目の切断用ユニット２の位
置決め操作を終了する。
動用ユニット３が一体的に連結されると、電動機２５が
作動して螺子軸２４が回転されて移動用ユニット３と共
に切断用ユニット２が予め設定された位置に移動され
る。次いで、第１流体シリンダー２６に対する圧力流体
の供給路が切替えられてピストンロッド２６ａが突出す
ると、刃物支持部材１０に形成された突部１０ｂが押圧
されて時計方向に回動し、該刃物支持部材１０に形成さ
れた切欠部１０ａに爪１５が係合されて刃物１２が切断
操作位置にセットされる。すると、第１流体シリンダー
２６に対する圧力流体の供給路が切替えられてピストン
ロッド２６ａが引込められる。最後に、第３流体シリン
ダー２８に対する圧力流体の供給路が切替えられてピス
トンロッド２８ａが引込められると、スプリング２０の
弾性力によってアーム１９が反時計方向に回動して、該
アーム１９がキー９を押圧して切断用ユニット２が第１
案内杆８に固定される。一番目の切断用ユニット２の位
置決め操作を終了する。
【００２９】上述の操作を繰返して２番目以降の切断用
ユニット２の位置が行なわれる。
ユニット２の位置が行なわれる。
【００３０】
【発明の効果】請求項１のように切断用ユニットに、切
断用ユニットを第１案内杆に固定するための固定機構
と、前記移動用ユニットが係合するための係合部を有す
る固定係合機構と、刃物支持機構とを設けると共に、移
動用ユニットに、前記固定係合機構の係合部に対する係
合操作と固定部材の固定解除操作を連続的に行なう係脱
機構を設けた構成にすると、係合操作と緊締解除操作を
殆ど同時に行なうことができ、位置決め操作時間を短く
することができると共に、係合機構と制御装置を簡単な
ものにすることができる。
断用ユニットを第１案内杆に固定するための固定機構
と、前記移動用ユニットが係合するための係合部を有す
る固定係合機構と、刃物支持機構とを設けると共に、移
動用ユニットに、前記固定係合機構の係合部に対する係
合操作と固定部材の固定解除操作を連続的に行なう係脱
機構を設けた構成にすると、係合操作と緊締解除操作を
殆ど同時に行なうことができ、位置決め操作時間を短く
することができると共に、係合機構と制御装置を簡単な
ものにすることができる。
【００３１】請求項２のように切断用ユニットに、刃物
を切断位置と待機位置に移動させるための刃物位置切替
え機構を設けた構成にすると、切断用ユニットを適宜切
断操作位置と待機位置にセットすることができると共
に、機台の幅方向に切断用ユニットの待機部を形成する
必要がないため、機台の幅寸法を小さくすることができ
ると共に、切断ユニットを使用しない場合に待機位置に
移動、あるいは、該ユニットの取外し操作が不要にな
り、稼働率の低下を防止することができる。
を切断位置と待機位置に移動させるための刃物位置切替
え機構を設けた構成にすると、切断用ユニットを適宜切
断操作位置と待機位置にセットすることができると共
に、機台の幅方向に切断用ユニットの待機部を形成する
必要がないため、機台の幅寸法を小さくすることができ
ると共に、切断ユニットを使用しない場合に待機位置に
移動、あるいは、該ユニットの取外し操作が不要にな
り、稼働率の低下を防止することができる。
【図１】本発明のスリッター装置の１実施例を示す概略
正面図である。
正面図である。
【図２】図１におけるＩ部の拡大図である。
【図３】図２におけるＩＩ−ＩＩ矢視図である。
【図４】図２におけるＩＩＩ−ＩＩＩ矢視図である。
１ 機台 ２ 切断用ユニット ３ 移動用ユニット ４ 第１移動支持部材 ５ 刃物支持機構 ６ 刃物位置切替え機構 ７ 固定係合機構 ８ 第１案内杆 ９ キー １０ 刃物支持部材 １１、１７、２０ スプリング １２ 刃物 １３ 押え具 １４、１８ 軸体 １５ 爪 １６ レバー １９ アーム ２１ 第２移動支持部材 ２２ 係脱機構 ２３ 第２案内杆 ２４ 螺子軸 ２５ 電動機 ２６ 第１流体シリンダー ２７ 第２流体シリンダー ２８ 第３流体シリンダー ２９ 押圧片
Claims (2)
- 【請求項１】 刃物を備えた複数個の切断用ユニットを
第１案内杆に移動自在に装着せしめ、シート状物の切断
操作時には前記切断用ユニットを前記第１案内杆に固定
させ、刃物位置設定操作時には第２案内杆に移動自在に
装着された移動用ユニットによって切断用ユニットを所
定の位置に移動させるようにした装置において、前記切
断用ユニットに、切断用ユニットを第１案内杆に固定す
るための固定機構と、前記移動用ユニットが係合するた
めの係合部を有する固定係合機構と、刃物支持機構とを
設けると共に、前記移動用ユニットに、前記固定係合機
構の係合部に対する係合操作と固定部材の固定解除操作
を連続的に行なう係脱操作機構を設けたことを特徴とす
るスリッター装置。 - 【請求項２】 切断用ユニットに、刃物を切断位置と待
機位置に移動させるための刃物位置切替え機構を設けた
ことを特徴とする請求項１のスリッター装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10046492A JPH05277986A (ja) | 1992-03-26 | 1992-03-26 | スリッター装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10046492A JPH05277986A (ja) | 1992-03-26 | 1992-03-26 | スリッター装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05277986A true JPH05277986A (ja) | 1993-10-26 |
Family
ID=14274635
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10046492A Pending JPH05277986A (ja) | 1992-03-26 | 1992-03-26 | スリッター装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05277986A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015229222A (ja) * | 2014-06-05 | 2015-12-21 | 高荷 喜三 | スリッター |
| JP2021094675A (ja) * | 2019-12-19 | 2021-06-24 | 東洋刃物株式会社 | スリッタ装置 |
| CN115157334A (zh) * | 2022-06-22 | 2022-10-11 | 镇江银海科技材料有限公司 | 一种用于防爆铝箔卷料加工用切割装置及其使用方法 |
-
1992
- 1992-03-26 JP JP10046492A patent/JPH05277986A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015229222A (ja) * | 2014-06-05 | 2015-12-21 | 高荷 喜三 | スリッター |
| JP2021094675A (ja) * | 2019-12-19 | 2021-06-24 | 東洋刃物株式会社 | スリッタ装置 |
| CN115157334A (zh) * | 2022-06-22 | 2022-10-11 | 镇江银海科技材料有限公司 | 一种用于防爆铝箔卷料加工用切割装置及其使用方法 |
| CN115157334B (zh) * | 2022-06-22 | 2024-01-30 | 镇江银海科技材料有限公司 | 一种用于防爆铝箔卷料加工用切割装置及其使用方法 |
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