JPH05277393A - 破袋兼分別装置 - Google Patents

破袋兼分別装置

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JPH05277393A
JPH05277393A JP7390492A JP7390492A JPH05277393A JP H05277393 A JPH05277393 A JP H05277393A JP 7390492 A JP7390492 A JP 7390492A JP 7390492 A JP7390492 A JP 7390492A JP H05277393 A JPH05277393 A JP H05277393A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bag
shaft
axis
breaking
port
Prior art date
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Pending
Application number
JP7390492A
Other languages
English (en)
Inventor
Iwane Aoki
石根 青木
Hisashi Takei
寿 武井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
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Publication of JPH05277393A publication Critical patent/JPH05277393A/ja
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  • Crushing And Pulverization Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ビニル袋入りの家庭用不燃物のように比重が
軽くて柔軟なものとガラスビンや空缶などの比重の重い
ものを分離すること。および破袋刃に巻き付いたビニル
袋などを除去すること。 【構成】 破袋室1の上部前寄りに投入口3、その後方
に比重の軽いものの吸引口5、下部に比重の重いものの
排出口4を設ける。破袋室1内には破袋刃16、17を
外周に有する第1軸11、12と外周に回転板21を有
する第3軸13を配置する。第1軸11を第2軸12よ
り速く回転させ、第3軸は第1軸11よりさらに速く回
転させる。そして、第1軸11と第2軸12の破袋刃1
5、16によりビニル袋などを破り、破袋刃16に巻き
付いたビニル袋などを回転板21により除去する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はビニル袋や紙袋入りの
家庭用不燃物のように軽くて柔軟なものと、ガラスビン
や空缶などの比較的に比重の重い物質が混在するごみを
処理する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】上記のような比重の異なるものを分離選
別する方法として従来ではまず破袋機により袋を破って
ガラスビンや空缶などを取り出したのち、風力を利用し
た風力選別装置で分離選別している。このような風力選
別装置は空気の吹出口と空気を吸引する吸引フードを対
向させ、この間に被選別物質を通過させることにより空
気とともに吸引される軽い物質と、吸引されない重い物
質に分別するものである。この場合、被選別物質は自重
落下させるか、または振動コンベヤなどにより、ほぼ水
平に送る手段が用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の風
力選別装置において、被選別物質を自重落下させる方式
では物質の通過速度が速く、また、被選別物質の塊がほ
ぐされない状態のために分別性能が悪く、また、振動コ
ンベヤを用いる場合は、吹出口の上を被選別物質が直接
通過するために吹出口が目詰まりしたり、吹出口に重い
物質が落下したりするなどの欠点がある。また、被選別
物質の供給部および排出部より、選別には不用の空気が
吸引されるため、吸引フードからの吸引風量を大きくし
なければならない。
【0004】また、破袋機においては破れたビニル袋な
どが破袋刃に巻きついて破袋刃の回転に支障を来たすな
どの問題があった。
【0005】この発明の課題は上記のような従来装置の
問題点を解決するため、一台の装置で袋の破袋や段ボー
ル箱の破砕を行なうと共に比重の重いものと軽いものを
分離し、かつ破袋刃に巻きついたビニル袋などを自動的
に除去するようにした破袋兼分離装置を提供することで
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明は上部前寄りに被処理物の投入口を有
し、下部に比重の重い物の排出口を有し、上部後寄りに
比重の軽い物の吸引口を有する破袋室内に、破袋刃を外
周にそれぞれ有する第1軸と第2軸とを、第1軸が上記
投入口と吸引口の間、第2軸が上記投入口の前寄りとな
るように配置し、両軸は投入口に向って相互に内回りと
するとともに、第1軸の回転速度を第2軸のそれより速
くし、両軸の後方には、第3軸を設けて、この第3軸を
上記第1軸より速い速度で同第1軸と反対の方向に回転
させ、この第3軸に、第1軸の破袋刃の両側に接触し
て、同破袋刃に巻き付いた柔軟物を上記吸引口の方へ排
出する回転板を固定し、上記吸引口にはサイクロン分離
器に通じる吸引ダクトを連結したのである。
【0007】
【作用】この発明は、上記の構成であり、サイクロン分
離器の運転により吸引口から破袋室内の空気を吸引しつ
つ、ビニル袋に缶やガラスビンその他の家庭用不燃物を
入れたものや、ビニル袋や紙袋のような比重の軽いもの
と、ガラスビンや缶などの比較的比重の重いものの混在
した処理物を投入口から破袋室内に投入すると、第1軸
と第2軸の破袋刃間に噛み込まれ、回転速度が異なる両
破袋刃によりビニル袋や段ボールなどが引き裂かれる。
【0008】こうして引き裂かれた比重の軽いものは高
速で回転する第1軸の破袋刃により巻き上げられ、気流
と共に吸引口へ吸い込まれる。一方、ガラスビンや鉄
缶、アルミ缶のような比重の重いものは第1軸と第2軸
の間から排出口へ落下する。また、ビニル袋などの柔軟
なものの一部は第1軸の破袋刃に巻き付くが、この巻付
いたものは、より高速で回転している回転板により吸引
口の方へすり上げて除去し、吸引口へ吸い込ます。
【0009】
【実施例】図1および図2において、1は周囲を側壁2
により囲んだ破袋室であり、その上部前寄り、すなわち
図1の右寄りの上部に投入口3を設け、また、破袋室1
の下側前寄りには比重の重い物の排出口4を設け、破袋
室1の上部後寄りには軽いものの吸引口5を設け、この
吸引口5にダクト6を連結し、このダクト6をサイクロ
ン分離器7の吸込口に連結する。
【0010】11は投入口3と吸引口5の間の破袋室1
内に設けた第1軸、12は投入口3の下部前寄りに設け
た第2軸、13は破袋室1の後部寄りの第3軸であっ
て、何れも大径中空状のもので、この各軸の両端は小径
となって側壁2に設けた軸受により支承されている。
【0011】また、各軸11、12、13の一端は軸受
を貫通して突出し、図示省略してあるモータ、減速機な
どの駆動機構により図1の矢印方向に駆動して、第1軸
11を第2軸12より速く回転させ、第3軸13を第1
軸11よりさらに速く回転させる。各軸11、12の外
周にはそれぞれ複数のリッパホイル14、15を固定す
るが、このリッパホイル14、15の外周には多数の破
袋刃16、17が設けてある。
【0012】第3軸13には各刃袋刃16に対向するホ
イル20を固定し、この各ホイル20の両側に、それぞ
れ円板状の回転板21を固定し、この回転板21の外周
部両側を上記破袋刃17の両側面に接触させる。その
他、図1中22はサイクロン分離器7の排気口に通じる
排気ダクト、23は分離したビニル袋などの排出筒、2
4はビニル袋などの収容箱である。
【0013】つぎに、この実施例の作用を説明すれば、
鉄缶、アルミ缶、ビンその他の家庭用不燃物などを入れ
たビニル袋あるいは段ボールなどの処理物を投入口3へ
投入すると同時にサイクロン分離器7を運転して吸引口
5から破袋室1内の空気を吸引すると、処理物は図1の
矢印方向に回転している第1軸11と第2軸12のリッ
パホイル14、15間に噛み込まれる。
【0014】上記の第1と第2のリッパホイル14、1
5の破袋砕刃16、17の回転に伴って、ビニル袋や段
ボールは回転の速い第1軸11のリッパホイル14の破
袋刃16に引っ張られて第1軸11と第2軸12の間に
噛み込まれ、第1軸11の破袋刃16で引っ張られるビ
ニル袋や段ボールがこれより遅い周速の第2軸12の破
袋刃17に引っかけられて引き裂かれ、ここでビニル袋
や段ボールの破砕が行なわれて、中味の缶類やビン類な
どが排出される。
【0015】こうして第1軸11と第2軸12のリッパ
ホイル14、15間を通過した缶やビン類のような重い
ものはそのまま排出口4から排出される。一方、破袋さ
れた袋や段ボール片などの軽いものは高速回転する第1
軸11のリッパホイル14の外側の破袋刃16に巻き上
げられて、空気と共に吸引口5へ吸引されて分別され
る。
【0016】上記の作用において、ビニルなどの柔軟な
ものは、第1軸11の破袋刃16に巻き付くものもある
が、この巻きついたビニルなどは第1軸11よりも高速
で回転する第3軸13の回転板21の外周ですり上げら
れて破袋刃16から外されて吸引口5へ吸い込まれ、ダ
クト6を経てサイクロン分離器7で空気と分離されたビ
ニルなどは排出筒23から収容箱24内に排出される。
【0017】
【効果】この発明は上記の構成によりごみ入りビニル袋
やビン類やカン類あるいは段ボールなどの比重の軽いも
のと重いものの混在したものをそのまま投入することに
より袋は破袋されて中味が排出され、段ボールなども破
砕される。そして軽いものは空気と共に吸引口に吸引さ
れ、重いものは下方の排出口から排出されるのでビニル
袋や段ボールなどの破袋と比重の軽いものと重いものと
の分別がきわめて能率よく行えるが、特にこの発明では
高速で回転する第3軸の回転板が常に第1軸の破袋刃に
巻き付いたビニルなどを除去しているので、ビニルなど
の巻きつきによって運転に支障をきたすようなおそれが
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の縦断正面図
【図2】同上の横断平面図
【符号の説明】
1 破袋室 3 投入口 4 排出口 5 吸引口 6 吸引ダクト 7 サイクロン分離器 11 第1軸 12 第2軸 13 第3軸 16 破袋刃 17 破袋刃 21 回転板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部前寄りに被処理物の投入口を有し、
    下部に比重の重い物の排出口を有し、上部後寄りに比重
    の軽い物の吸引口を有する破袋室内に、破袋刃を外周に
    それぞれ有する第1軸と第2軸とを、第1軸が上記投入
    口と吸引口の間、第2軸が上記投入口の前寄りとなるよ
    うに配置し、両軸は投入口に向って相互に内回りとする
    とともに、第1軸の回転速度を第2軸のそれより速く
    し、両軸の後方には、第3軸を設けて、この第3軸を上
    記第1軸より速い速度で同第1軸と反対の方向に回転さ
    せ、この第3軸に、第1軸の破袋刃の両側に接触して、
    同破袋刃に巻き付いた柔軟物を上記吸引口の方へ排出す
    る回転板を固定し、上記吸引口にはサイクロン分離器に
    通じる吸引ダクトを連結した破袋兼分別装置。
JP7390492A 1992-03-30 1992-03-30 破袋兼分別装置 Pending JPH05277393A (ja)

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JP7390492A JPH05277393A (ja) 1992-03-30 1992-03-30 破袋兼分別装置

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07217833A (ja) * 1994-02-04 1995-08-18 Kinsei Gan ごみ焼却処理装置
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