JPH05277242A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

Info

Publication number
JPH05277242A
JPH05277242A JP4108512A JP10851292A JPH05277242A JP H05277242 A JPH05277242 A JP H05277242A JP 4108512 A JP4108512 A JP 4108512A JP 10851292 A JP10851292 A JP 10851292A JP H05277242 A JPH05277242 A JP H05277242A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
identification information
winning
ball
opening
selection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4108512A
Other languages
English (en)
Inventor
Shohachi Ugawa
詔八 鵜川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sankyo Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sankyo Co Ltd filed Critical Sankyo Co Ltd
Priority to JP4108512A priority Critical patent/JPH05277242A/ja
Publication of JPH05277242A publication Critical patent/JPH05277242A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)
  • Display Devices Of Pinball Game Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 識別情報の選択に係る興趣を盛り上げること
ができる弾球遊技機を提供する。 【構成】 識別情報の選択に際し、液晶表示板41に表
示される変動用識別情報120の中から選択決定用図柄
121a〜121cから発射される砲弾の命中によって
1つの選択識別情報122a乃至122cを選択する過
程が遊技者に視認できるように表示される。 【効果】 遊技者は、識別情報の選択に係る具体的な過
程を見ることができ、従来にはない興趣を味わうことが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の識別情報に基づ
く表示結果が予め定めた表示結果となったときに遊技者
に所定の遊技価値を付与するように構成された弾球遊技
機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、複数の識別情報を可変表示可能な
可変表示装置から導かれた表示結果が予め定めた表示結
果となったときに、特定遊技状態(大当り遊技状態とも
言う)となって可変入賞球装置を所定期間(一定時間が
経過するまで又は所定個数の入賞玉が発生するまで)開
放し、そのような開放を最高予め定めた所定回数まで継
続して短期間に多量の入賞玉を獲得できるように構成さ
れた弾球遊技機が多数市場に提供されていた。このよう
な弾球遊技機にあっては、可変表示装置に表示される識
別情報が一定の周期で変動され、多くの場合、一定時間
が経過したとき、又は遊技者がストップボタンを操作し
たときに、その変動を停止して表示結果を導くようにし
ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、識別情報の
選択が識別情報の変動が停止する動作だけでしか視認で
きず、具体的にどのような過程を経て選択されるのかが
わからず、今一つ識別情報の選択に係る興趣を盛り上げ
ることができなかった。本発明は、上記した事情に鑑み
なされたもので、その目的とするところは、識別情報の
選択に係る興趣を盛り上げることができる弾球遊技機を
提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明においては、複数の識別情報に基づく表
示結果が予め定めた表示結果となったときに遊技者に所
定の遊技価値を付与するように構成された弾球遊技機に
おいて、前記複数の識別情報を可変表示し且つ前記複数
の識別情報から1つの識別情報を選択する過程を表示す
ることが可能な画像表示手段と、該画像表示手段を所定
の信号に基づいて駆動制御する画像表示駆動制御手段
と、を備えたことを特徴とするものである。
【0005】
【作用】識別情報の選択に際し、画像表示手段に1つの
識別情報を選択する過程が表示されるので、遊技者は、
識別情報の選択に係る具体的な過程を見ることができ、
従来にはない興趣を味わうことができる。
【0006】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例につ
いて説明する。まず、図5を参照して、実施例に係る弾
球遊技機の一例としてのパチンコ遊技機の遊技盤1の構
成について説明する。図5は、遊技盤1の拡大正面図で
ある。図において、遊技盤1の表面には、発射された打
玉を誘導するための誘導レール2がほぼ円状に植立さ
れ、該誘導レール2で区画された領域が遊技領域3を構
成している。遊技領域3のほぼ中央には、本実施例の要
部を構成する可変表示装置30が配置されている。
【0007】可変表示装置30は、変動用の複数(9
つ)の識別情報120と、その変動中の識別情報の中か
ら1つの識別情報を選択するための選択決定用図柄12
1a〜121cと、選択決定された複数(3つ)の選択
識別情報122a〜122cと、を表示することが可能
な液晶表示器41で構成され、後述する始動入賞口12
a〜12cに打玉が入賞したことに基づいて変動用識別
情報120が変動を開始し、一定時間が経過したときに
順次選択決定用図柄121a〜121cからの作用によ
り変動用識別情報120の中から1つの識別情報が順次
選択決定されて選択識別情報122a〜122cとして
表示され、その表示結果が予め定めた特定図柄の組合せ
(例えば、7のゾロ目)となったときに、特定遊技状態
となって、後述する可変入賞球装置4の開閉板6を所定
の態様で開放駆動する。なお、可変表示装置30の詳細
な構造は、後に詳述するが、その正面上部には、始動記
憶表示器35が設けられ、該始動記憶表示器35の左右
に飾りLED36が設けられている。始動記憶表示器3
5は、始動入賞口12a〜12cに入賞した打玉数であ
って可変表示装置30を変動せしめる権利の留保数を表
示するものである。更に、飾りLED36は、可変表示
装置30の変動中や特定遊技状態中に点滅又は点灯して
その旨を報知するものである。
【0008】上記した可変表示装置30の下方には、可
変入賞球装置4が配置されている。この可変入賞球装置
4には、そのほぼ中央に長方形状の開口を横置きにした
入賞領域5が形成され、該入賞領域5の前面をソレノイ
ド7によって開閉制御される開閉板6が閉塞している。
しかして、ソレノイド7がONされたときには、開閉板
6が開放して遊技領域3を落下する打玉を受け止めて入
賞領域5に誘導する。入賞領域5の内部の中央に特定入
賞口8が形成され、その特定入賞口8には、特定入賞玉
検出器9が臨み、該特定入賞玉検出器9の下方に入賞領
域5に入賞した入賞玉を検出する入賞個数検出器10が
設けられている。入賞個数検出器10は、特定遊技状態
中の開閉板6の1回の開放中に受け入れられた入賞玉を
検出するもので、入賞個数検出器10によって検出され
た入賞玉数が可変入賞球装置4の前方中央に臨む入賞個
数表示器11に表示されるようになっている。
【0009】また、可変入賞球装置4の左右には、始動
入賞玉検出器13a,13bを内蔵する始動入賞口12
a,12bが一体的に形成されている。この始動入賞口
12a,12bと同一の機能を有するものとして、前記
可変表示装置30の下方に配置される入賞口も始動入賞
口12cとされ、該始動入賞口12cにも始動入賞玉検
出器13cが内蔵されている。更に、可変入賞球装置4
には、特定遊技状態時に点灯又は点滅してその旨を報知
する飾りLED14が設けられている。
【0010】上記した可変表示装置30と始動入賞口1
2a〜12cと可変入賞球装置4との関係について簡単
に説明すると、発射された打玉が始動入賞口12a〜1
2cに入賞すると、可変表示装置30の上記したように
作動されて選択決定された識別情報が選択識別情報12
2a〜122cとして表示される。そして、選択識別情
報122a〜122cの組合せが所定の特定図柄(例え
ば、7のゾロ目)となったときに、特定遊技状態とな
り、可変入賞球装置4の開閉板6を所定期間(例えば、
20秒経過するまで、あるいは10個の入賞玉が発生す
るまで)開放するように設定され、その開放している間
遊技領域3を落下する打玉を入賞領域5内に受け入れる
ようになっている。そして、受け入れられた打玉が特定
入賞口8に設けられる特定入賞玉検出器9をONさせる
と、継続権が成立して再度上記した開放状態を繰り返
し、開放状態中において特定入賞玉検出器9がONする
毎に上記した開放状態を連続して最高16回繰り返すこ
とができるように設定されている。
【0011】遊技領域3には、上記した構成以外に、前
記可変表示装置30の左右上部に風車ランプ15a,1
5bが設けられ、その左右下部に入賞口16a,16b
が設けられている。また、可変入賞球装置4の左右上部
にも入賞口17a,17bが設けられている。これらの
入賞口16a,16b、17a,17bには、肩ランプ
18a,18b、袖ランプ19a,19bがそれぞれ内
蔵されている。これらの風車ランプ15a,15b、肩
ランプ18a,18b、袖ランプ19a,19bは、始
動入賞時あるいは特定遊技状態時に点灯あるいは点滅し
てその旨を遊技者に報知する。同様の機能を有するもの
として、遊技領域3の中央左右に設けられるサイドラン
プ20a,20bと、誘導レール2の外周に沿って設け
られるレール飾りランプ(図示しない)とがある。ま
た、始動入賞時や特定遊技状態時には、光だけでなく、
効果音によりその旨を報知するようになっており、この
ため、パチンコ遊技機には、スピーカー22(図示しな
い;ただし、図6のブロック図に表示)が設けられてい
る。
【0012】更に、遊技領域3には、落下する打玉の流
下速度や方向を変化せしめる風車や多数の障害釘が設け
られると共に、遊技領域3の最下方には、上記したいず
れの入賞領域にも入賞しなかった打玉が遊技盤1の後方
に導かれるアウト口21が設けられている。また、パチ
ンコ遊技機の裏面には、上記した可変表示装置30や可
変入賞球装置4等の動作を制御するマイクロコンピュー
タ90(図6に表示)が設けられている。更に、遊技盤
1の前面は、周知のようにガラス板23a,23b(図
3参照)で覆われ、一方、遊技盤1の裏面には、入賞し
た入賞玉を誘導する入賞玉集合カバー体24が設けられ
ている。この入賞玉集合カバー体24には、図3に示す
ように、可変表示装置30の後方突出部を覆う役物カバ
ー24aが着脱自在に取り付けられると共に、可変表示
装置30の後述するLCDユニット40を止着するため
の取付ボス25が設けられている。なお、役物カバー2
4aの後面には、後述するコネクタケーブル82を外に
引き出すための開口24bが形成されている。
【0013】次に、本実施例の要部を構成する可変表示
装置30の構成について図2乃至図4を参照して、説明
する。図2は、可変表示装置30の正面図であり、図3
は、可変表示装置30を遊技盤1に取り付けた状態での
断面図であり、図4は、可変表示装置30を構成するL
CDユニット40の分解斜視図である。図において、可
変表示装置30は、遊技盤1の表面に取り付けられる表
飾りユニット31と、遊技盤1の裏面に取り付けられる
LCDユニット40とから構成されている。
【0014】そこで、まず、表飾りユニット31の構成
について図2及び図3を参照して説明する。表飾りユニ
ット31は、遊技盤1の表面に当接して取り付けられる
取付基板32を有している。取付基板32は、額縁状に
形成され、その内側開口が後方に向かって突設され、そ
の下面が玉転動面33となっている。このように、取付
基板32の内側開口が後方に向かって突設されているの
は、外部からの光がLCDユニット40の表示面に入り
込んで画面を見ずらくするのを防止するためである。な
お、この効果を高めるために取付基板32の開口周壁面
をツヤ消しの色彩を施すと良い。玉転動面33は、遊技
領域3を落下する打玉が入り込み、再度遊技領域3に戻
るように前方に向かって下り傾斜している。また、取付
基板32の上部には、ランプカバー34が突設され、該
ランプカバー34の内部に始動入賞記憶表示器35と飾
りLED36とが設けられている。更に、取付基板32
の前記玉転動面33を含む周壁の後端には、窓開口38
を有する開口枠37が取り付けられている。この窓開口
38の大きさが識別情報が視認できる画面の大きさを規
定している。
【0015】次に、LCDユニット40の構成について
図3及び図4を参照して説明する。LCDユニット40
は、開口部48を有するユニットベース47と、液晶表
示板41の裏側面に装着されてユニットベース47の開
口部48内に収納されるCFLユニット61と、CFL
ユニット61の前面に光を拡散させるための拡散板65
を挟んで装着された液晶表示板41と、を含む。液晶表
示板41の前面にはさらに、液晶表示板41の表示面と
同じ大きさの開口部45を有する金属製の保持枠43が
取付凸部46に設けられたビス穴及びビスによってユニ
ットベース47の開口部48奥に設けられたビス穴49
に取り付けられている。ユニットベース47の開口部4
8の前面周囲には、取付凹部50が形成されており、こ
の取付凹部50に裏面からのスクリーン印刷により不透
明部53と透明部52とに区分された保護板51が取り
付けられる。
【0016】CFLユニット61は、CFL基板62a
(図3参照)に取り付けられたCFLバックライト62
と、CFLバックライト62の裏面に設けられ、CFL
バックライト62の発生する光を反射して拡散板65に
入射させるための反射板63とを含む。
【0017】液晶表示板41の周囲には、液晶を駆動す
るための液晶ドライバが多数配置された基板41aが設
けられており、この基板41aの接地線は、コード44
により保持枠43に接続されている。液晶表示板41か
ら引き出されたコネクタケーブル42は、ユニットベー
ス47の背面に形成された開口部54から裏面に引き出
され、そのコネクタピン42aは、ユニットベース47
の裏面の取付ボス55にビスによって取り付けられる基
板56のコネクタ57に接続される。基板56は、後述
するLCD制御用マイクロコンピュータ101と液晶表
示板41とを中継するものであり、液晶表示板41を駆
動するための電圧を調整するためのボリューム59が設
けられている。基板56の側部にはまた、CFLバック
ライト62に電力を供給するためのコネクタ60が設け
られており、CFLユニット61の基板62aから引き
出されたコネクタ64に接続される。
【0018】ユニットベース47の裏面は、凹部67を
有するカバー66によって保護される。カバー66の凹
部67の一方の側面は、開口部68となっており、この
開口部68にCFLユニット61着脱のための側部カバ
ー73がビスによって取り付けられる。カバー66の背
面には、基板56の裏面に設けられたコネクタ58に臨
む開口部69と、ボリューム59を臨むボリューム調整
穴72とが形成される。
【0019】カバー66の背面には、取付ボス70及び
係合開口部71が形成されており、取付ボス70には、
マイコンインターフェイス77やLCD制御用マイクロ
コンピュータ101が実装された基板74がビスによっ
て取り付けられる。基板74のカバー66の開口部69
に臨む位置には、コネクタ75が設けられており、この
コネクタ75と基板56の裏面のコネクタ58とが基板
74のカバー66への組み付けにより接続される。ま
た、基板74の下辺中央に切欠き76が形成されてお
り、ドライバを用いて切欠き60、ボリューム調整穴7
2を通して基板56上のボリューム59を調節し、液晶
表示板41の輝度を調整することができる。
【0020】光源の明るさを調整するためのボリューム
を設けることによって使用開始当初には、光源の明るさ
を抑え気味にし、光源の経時変化とともにその明るさが
低下した場合には、ボリュームを調整して光源の明るさ
を強くすることにより、遊技機用液晶表示装置の表示の
明るさを一定に保つことができるという効果がある。ま
た、遊技場に設置する場合において、各遊技機毎の表示
の明るさをほぼ同じに保つことができる効果もある。
【0021】基板74のさらに背後からは、係合爪80
を有する裏カバー79が係合爪80を係合開口部71に
係合させることにより取り付けられる。裏カバー79の
背面から側面にかけての一部には、開口部79aが形成
されており、この開口部79aに臨む基板74の裏面位
置には、このLCDユニット40とゲーム制御用マイク
ロコンピュータ90とを接続するためのコネクタ78が
設けられている。
【0022】CFLバックライト62は、CFLユニッ
ト61として基板62aと反射板63と共に一体化され
ており、さらにコネクタ64によってLCDユニット4
0の基板56に設けられるコネクタ60と着脱自在にさ
れている。また、液晶基板41aによって形成される凹
部にCFLユニット61を挿入することによってCFL
ユニット61がLCDユニット40に取り付けられるた
め、側部カバー73をカバー66から取り外すことによ
り、容易にCFLユニット61をLCDユニット40に
着脱することができる。そのために、CFLバックライ
ト62が、使用による経時変化によって暗くなったり、
発光しなくなった場合には、CFLユニット61を一括
してLCDユニット40から取り外し、新たなCFLユ
ニット61を取り付けることができる。そのために、L
CDユニット40全体を取り替えたり、あるいは煩雑な
作業をしてCFLバックライト62を取り替えたりする
必要がなく、保守の費用や手間が従来よりも大幅に減少
するという効果がある。
【0023】上記のように構成されるLCDユニット4
0は、遊技盤1に形成された取付穴に裏面から臨むよう
に、入賞玉集合カバー体24に形成される取付ボス25
にビス止めすることにより遊技盤1に取り付けられる。
LCDユニット40の後方部分は、入賞玉集合カバー体
24に取り付けられる役物カバー24aによってカバー
される。役物カバー24aの背面には、開口24bが形
成されており、この開口24bを介してLCDユニット
40とゲーム制御用マイクロコンピュータ90とが、コ
ネクタケーブル82及びコネクタ81、78によって接
続される。
【0024】図6は、遊技動作を制御する制御回路のブ
ロック図である。この制御回路は、各種機器を制御する
ためのプログラムにしたがって制御を行うためのゲーム
制御用マイクロコンピュータ90と、始動入賞玉検出器
13a〜13cと、特定入賞玉検出器9と、入賞個数検
出器10とからの検出信号をマイクロコンピュータ90
のI/Oポート94に与えるための検出回路100と、
マイクロコンピュータ90の指令にしたがってソレノイ
ド7を駆動するためのソレノイド駆動回路102と、マ
イクロコンピュータ90から与えられるデータにしたが
って装飾ランプ(例えば、風車ランプ15a,15b
等)を駆動するためのランプ駆動回路103と、マイク
ロコンピュータ90から与えられるデータにしたがって
始動入賞記憶表示器35と装飾LED(例えば、飾りL
ED14等)と入賞個数表示器11とを駆動するための
セグメント・LED駆動回路104と、マイクロコンピ
ュータ90から与えられる音データにしたがってスピー
カー22を駆動し効果音を発生させるためのアンプ10
5とを含む。
【0025】ゲーム用マイクロコンピュータ90は、前
述のI/Oポート94の他に、CPU(中央処理装置)
91と、ゲーム制御用のプログラムが予め書き込まれた
ROM(読出専用メモリ)92と、随時書込み及び読出
しが可能なRAM(Random Access Me
mory)93と、電源投入時にCPU91をリセット
するためのパワーオンリセット回路96と、CPU91
を動作させるためのクロック信号を発生するためのクロ
ック発生回路97と、クロック発生回路97の発生する
クロック信号を分周してROM92内に格納されたプロ
グラムを先頭から繰り返し実行させるためのパルス分周
回路98と、CPU91から与えられる指令にしたがっ
て、アンプ105に与える音データを生成するためのサ
ウンドジェネレータ95と、CPU91から与えられる
アドレス信号をデコードし、ROM92、RAM93、
I/Oポート94、サウンドジェネレータ95のいずれ
か1つを選択するための信号を出力するためのアドレス
デコード回路99とを含む。I/Oポート94には、検
出回路100、ソレノイド駆動回路102、ランプ駆動
回路103、セグメント・LED駆動回路105、アン
プ105の他にLCDユニット40も接続されている。
また、上記した制御回路には、AC24Vの交流電源に
接続され、複数種類の直流の電圧を発生させる電源回路
106も含まれている。
【0026】上記したLCDユニット40内の電気的接
続は、図7に示すようになっている。即ち、カバー66
内には、液晶表示板41と、LCD電源IC111と、
液晶表示板41にLCD電源IC111から加えられる
電圧を調整するためのボリューム59と、CFLバック
ライト62と、図示しない電源回路から供給される+1
2Vの直流電流を交流電流に変換してCFLバックライ
ト62に与えるためのインバータ112とが設けられて
いる。
【0027】液晶表示板41は、コネクタ58、75を
介してマイコンインターフェイス77に接続されてい
る。マイコンインターフェイス77とLCD制御用マイ
クロコンピュータ101とは同一の基板74上に設けら
れており、基板74上に形成された共通バス110によ
って接続されている。そして、LCD制御用マイクロコ
ンピュータ101は、ゲーム制御用マイクロコンピュー
タ90から表示用のデータを受信してマイコンインター
フェイス77を駆動する。なお、LCD電源IC111
及びボリューム59には、インバータ112に対して+
12Vの直流電流を与えている電源回路と同一の電源回
路から+5V、+45V、−7Vの直流電圧が与えられ
ている。
【0028】以上の制御回路によって制御される動作の
うち、LCDユニット40に表示される表示動作につい
て図1及び図8、図9を参照して説明する。図8におい
て、いずれかの始動入賞口12a〜12cに打玉が入賞
すると、対応する始動入賞玉検出器13a〜13cから
の始動信号Sが導出される。始動信号Sの立下がり時に
はランダム1から1つの値が抽出されて格納される。ラ
ンダム1は、図9に示すように、大当りか否かを決定す
るための第1段階のランダム数であり、電源投入後「0
〜23」の24通りの数値が刻々と変動しているもので
ある。
【0029】また、始動信号Sの導出後、微少時間
(0.002秒)経過したときに変動用識別情報120
の変動が開始される。変動用識別情報120(以下、図
柄120という)は、図1に示すように、UFOの図柄
の中に0〜9までの10個の数字とA〜Fまでの6個の
英文字が描かれた16種類の識別情報が順次横方向にス
クロール表示されるもの(ただし、液晶表示板41上に
は、9個表示されるだけ)であり、その変動速度は、通
常時比較的速い0.030秒/コマであり、後述するリ
ーチ状態時には、極めて遅い0.300秒/コマとな
る。
【0030】また、図柄120が変動開始すると同時に
ランダム1において格納された値が読み出されると共
に、ランダムLから1つの値が抽出される。ランダム1
から抽出された値が予め定めた値、例えば、「1」であ
るときには、後述するランダム2の抽出動作が行われ
る。また、ランダムLは、選択識別情報122a〜12
2c(以下、選択図柄という)のうち、左側に表示され
る選択図柄122aを決定するためのランダム数であ
り、電源投入後「0〜15」の16通りの数値が刻々と
変動しているものである。そして、ランダムLの上記し
た数値と前記16種類の数値とがそれぞれ1対1対応し
て設定される。なお、後述する中、右の選択図柄122
b,122cを選択決定するためのランダムC,Rもラ
ンダムLと同じように構成されている。
【0032】また、図柄120の変動開始後、一定時間
(5.100秒)が経過すると、液晶表示板41の下部
に横方向に表示される選択決定用図柄121a〜121
cが所定時間間隔(0.500秒)置いて、一定時間
(1.000秒)作動表示される。選択決定用図柄12
1a〜121cは、ミサイルの図柄となっており、その
選択決定用図柄121a〜121cの作動表示とは、図
1に示すように、ミサイルから砲弾が発射されて液晶表
示板41の上部でスクロール表示されている図柄120
のいずれかに命中させることである。したがって、以下
の説明では、選択決定用図柄121a〜121cをミサ
イル1〜3という。ところで、ミサイル1〜3の砲弾軌
跡は、命中するまで7コマ表示され、これが、前記一定
時間1.000秒で表示されるので、その速度は、7コ
マ/秒の速度Aである。ただし、後述するリーチ状態に
おいては、4コマ/2.5秒の速度Bに設定される。
【0033】ミサイル1が発射されて変動中の図柄12
0に命中したとき(図1の(A)の表示状態)、即ち、
第8図のミサイル1の発射が停止したときには、ランダ
ム2及びランダムC,Rからそれぞれ1つの値が抽出さ
れると共に、選択図柄122aに前記ランダムLから抽
出された値に対応する図柄がセットされる。このセット
された図柄が命中した選択図柄122aであり、これ
は、液晶表示板41で図1に示すように、徐々に拡大さ
れて中央に最大限拡大された状態で表示される。また、
ランダム2は、大当りか否かを決定するための第2段階
のランダム数であり、図9に示すように、電源投入後
「0〜9」の10通りの数値が刻々と変動しているもの
である。したがって、大当りとなる確率は、ランダム1
とランダム2とを掛け合わせた240分の1となる。し
かして、本実施例の場合には、ランダム1、2で抽出さ
れた値が共に「1」であるときには、大当りと判定さ
れ、いずれか一方又は両方ともが「1」以外のときに
は、外れと判定される。また、ランダムC,Rは、前記
したように、中、右の選択図柄122b,122cを選
択決定するためのランダム数である。
【0034】また、ミサイル2が発射されて変動中の図
柄120に命中したとき(図1の(B)の表示状態)、
即ち、第8図のミサイル2の発射が停止したときには、
選択図柄122bに前記ランダムCから抽出された値に
対応する図柄がセットされる。ただし、大当り状態時に
は、選択図柄122bにランダムLで抽出された値に対
応する図柄がセットされる。同様にリーチ状態でないと
きには、ミサイル3が発射されて変動中の図柄120に
命中したとき、即ち、第8図のミサイル3の発射が停止
したときには、選択図柄122cに前記ランダムRから
抽出された値に対応する図柄がセットされる。
【0035】一方、ミサイル1、2が命中して選択され
た選択図柄122a,122bが大当りとなる組合せと
同じ組合せとなる可能性がある場合、本実施例における
具体例では、図1(C)に示すように、7の選択図柄が
揃った場合には、図柄120の変動速度が0.300秒
と遅くなると共に、ミサイル3からの砲弾の速度も4コ
マ/2.5秒と遅い速度Bに設定される。これにより、
最後の選択される選択図柄122cが大当りの組合せと
なるかどうかの期待感を遊技者に持たせるようになって
いる。
【0036】以上、実施例に係る可変表示装置30の表
示動作について説明してきたが、本実施例によれば、識
別情報の選択に際し、液晶表示板41に表示される変動
用識別情報120の中から選択決定用図柄121a〜1
21cから発射される砲弾の命中によって1つの識別情
報を選択する過程が遊技者に視認できるように表示され
るので、遊技者は、識別情報の選択に係る具体的な過程
を見ることができ、従来にはない興趣を味わうことがで
きる。
【0037】なお、上記した実施例においては、選択決
定用図柄121a〜121cを複数表示するものを示し
たが、1つの選択決定用図柄が液晶表示板41を移動し
てそれぞれ選択識別情報122a〜122cを選択する
ようにしても良い。また、可変表示装置30として液晶
表示板41を備えたものを示したが、他の表示部材、例
えば、CRTであっても良い。また、上記した実施例で
は、変動用識別情報120、選択決定用図柄121a〜
121c、選択識別情報122a〜122cを1つの液
晶表示板41ですべて表示するようにしたが、別々の表
示器で表示しても良い。また、液晶表示板41に表示さ
れる内容も実施例のものに限定されるものではなく、要
は、変動中の識別情報の中から選択される識別情報の選
択過程が視認できる態様で表示され得る内容であれば、
どのような内容であっても良い。
【0038】
【発明の効果】以上、説明したところから明らかなよう
に、本発明においては、識別情報の選択に際し、画像表
示手段に1つの識別情報を選択する過程が表示されるの
で、遊技者は、識別情報の選択に係る具体的な過程を見
ることができ、従来にはない興趣を味わうことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る弾球遊技機に設けられる可変表示
装置の表示内容を示す正面図である。
【図2】可変表示装置の正面図である。
【図3】可変表示装置を遊技盤に取り付けた状態での断
面図である。
【図4】可変表示装置を構成するLCDユニットの分解
斜視図である。
【図5】実施例に係る弾球遊技機の遊技盤の正面図であ
る。
【図6】遊技動作を制御する制御回路のブロック図であ
る。
【図7】可変表示装置を制御するLCD制御回路のブロ
ック図である。
【図8】可変表示装置の表示動作の一例を示すタイムチ
ャートである。
【図9】可変表示装置の表示内容が当りとなる場合を説
明する説明図である。
【符号の説明】 30 可変表示装置 40 LCDユニット 41 液晶表示板(画像表示手段) 90 マイクロコンピュータ(画像表示制御手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の識別情報に基づく表示結果が予め
    定めた表示結果となったときに遊技者に所定の遊技価値
    を付与するように構成された弾球遊技機において、 前記複数の識別情報を可変表示し且つ前記複数の識別情
    報から1つの識別情報を選択する過程を表示することが
    可能な画像表示手段と、該画像表示手段を所定の信号に
    基づいて駆動制御する画像表示駆動制御手段と、を備え
    たことを特徴とする弾球遊技機。
JP4108512A 1992-03-31 1992-03-31 弾球遊技機 Pending JPH05277242A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4108512A JPH05277242A (ja) 1992-03-31 1992-03-31 弾球遊技機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4108512A JPH05277242A (ja) 1992-03-31 1992-03-31 弾球遊技機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05277242A true JPH05277242A (ja) 1993-10-26

Family

ID=14486668

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4108512A Pending JPH05277242A (ja) 1992-03-31 1992-03-31 弾球遊技機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05277242A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07284559A (ja) * 1994-04-19 1995-10-31 Sammy Ind Co Ltd パチンコ機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07284559A (ja) * 1994-04-19 1995-10-31 Sammy Ind Co Ltd パチンコ機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2006116054A (ja) 遊技機
US20050187006A1 (en) Gaming machine
US20050187007A1 (en) Gaming machine
JP2002320723A (ja) 遊技機
JP2021074449A (ja) 遊技機
JP2000070468A (ja) 遊技機
JP2002066034A (ja) 遊技機
JP6142156B2 (ja) 遊技機
JP2006095162A (ja) 遊技機
JPH05277242A (ja) 弾球遊技機
JP7126848B2 (ja) 遊技機
JP2008279084A (ja) 遊技台
JP2021069660A (ja) 遊技機
JPH0580917B2 (ja)
JPH053947A (ja) パチンコ遊技機
JP2002165966A (ja) 遊技機
JPH06121872A (ja) 遊技機
JP2002066104A (ja) 遊技機
JP2024042927A (ja) 遊技機
JPH05305175A (ja) 弾球遊技機
JP4053943B2 (ja) 遊技機
JP2024042930A (ja) 遊技機
JP2002306761A (ja) 遊技機
JP2002306732A (ja) 遊技機
JP2024042925A (ja) 遊技機