JPH05270626A

JPH05270626A - フロースプリットコンベヤ

Info

Publication number: JPH05270626A
Application number: JP4117650A
Authority: JP
Inventors: Curtis E Lemay; カーティス・イー・ルメイ; David H Cotter; デイヴィッド・エイチ・コター
Original assignee: Rapistan Demag Corp
Current assignee: Siemens Logistics and Assembly Systems Inc
Priority date: 1991-05-09
Filing date: 1992-05-11
Publication date: 1993-10-19
Also published as: EP0512869A1; US5101958A; AU655452B2; EP0512869B1; CA2062003A1; DE69203528T2; AU1142692A; DE69203528D1

Abstract

(57)【要約】（修正有）【目的】この発明のフロースプリットコンベヤ装置
は、需要が丁度十分なほど少ない時に２つのコンベヤの
１つに完全に搬送物を集中させることが出来る。【構成】この発明のコンベヤに載せられた搬送物を制
御するフロースプリットコンベヤ装置は、２つの受取コ
ンベヤ３４，３５間の搬送物を釣り合わせるために２つ
の受取コンベヤ３４，３５間の流入する搬送物を分ける
よう出来るか、或は受取コンベヤ３４，３５のいずれか
１つに全搬送物を配分するよう使用できる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この発明は、受取コンベヤの搬送
物を釣り合わせるために２つの受取コンベヤ間に入って
きた搬送物を区分け出来たり、或は搬送物の容量がこの
様な処理を補償する時に受取コンベヤの１つに全搬送物
を配分するよう使用できる搬送物配分装置を使用するコ
ンベヤに載せられる搬送物を制御する装置および関連し
た設備に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】今日、物品を製造して搬送し、倉庫に貯
蔵するための必要な搬送により生じられる状態の下で、
別の搬送ラインに搬送物の一部を分散することによって
１つの搬送物移送ラインの搬送物を軽減することが時に
度々必要となる。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】従来、この様なことは
大半が作業者によって行われるか、他の場合には夫々互
いに全体的に別々の搬送能力を持った２つの個別のライ
ン設備によって行われている。また、これは作業者と全
体設備の不必要な費用の原因とも成る両設備の使用の下
で行われる。短い需要期間の間、ラインの１つを単に閉
鎖するのは十分な解決とはならない。これは、ラインの
１つが過負荷に成って他の使用状態の時に、問題の解決
とならない。この発明は、需要が丁度十分なほど少ない
時に２つのコンベヤの１つに完全に搬送物を集中させる
ことが出来る。また、この発明の目的はこの様な問題の
１つの解決を提供することにある。

【０００４】

【課題を解決するための手段】この発明は、特別なライ
ンの搬送物が所要される時に２つのラインの間を自動的
に分けて、この搬送物の需要が最早搬送物を分けること
を要求しない時に１つのラインに迅速に戻すことが出来
る装置を提供するものである。更に、この発明は、この
発明によって構成される分散点に到達する搬送物の量に
応答してラインの間の搬送物の配分に釣り合った装置を
提供するものである。この発明は、正確で慎重で且つ有
効な取り扱いにふさわしい量で搬送物を移動するコンベ
ヤスペースの需要に焦点が合わせられる。この発明は、
全搬送物を１つのコンベヤに向けたり、或は運ばれて来
る搬送物を２つのコンベヤに分けるよう出来る分配切換
装置によってこれを行う。また、２つのコンベヤ間の搬
送物を釣り合わせることが出来る。従って、切換えは量
と需要に応じてコンベヤ間の搬送物の分配が出来る。

【０００５】この発明の他の目的と特長および利点は以
下の添付図面に沿っての詳細な説明によって明らかにな
ろう。

【０００６】

【実施例】図１と図２を参照するに、符号１０は横方向
に移動可能な搬送物通路制御プラットホームを示してい
る。搬送物通路制御プラットホーム１０は移動方向に幅
よりも長い矩形のフレーム１１を有している。フレーム
１１は、短い端部材１３と中央フレーム部材１４（図
３）により連結された前後部材１２を有する周辺フレー
ムを備えている。可動の搬送物通路制御プラットホーム
１０はプラットホームに剛性を与えるよう図示しない控
えを有している。これら控えは通常の部材で且つこの発
明の要旨を構成しないので図示しない。この様な控えは
コンベヤ産業においては長く使用されている。搬送物通
路制御プラットホーム１０は、一対の横方向に延びる軌
条２１に沿って転動する車２０によって支持されてい
る。軌条２１はプラットホーム１０の幅よりも実際に長
く、これによってプラットホーム１０は、この発明が用
いられるコンベヤ上を搬送される搬送物の通路に対して
中央位置からいずれの方向にも横方向に移動できる。

【０００７】プラットホーム１０は、夫々プラットホー
ム１０の半分を夫々占める一対の横に並んだローラ組体
２２、２２ａを有する（図１）。各ローラ組体２２、２
２ａの大多数の個々のローラ２４の一端はローラ組体２
２、２２ａの側部または端部フレーム部材に支承され、
他端は中央フレーム部材１４に支承されている。ローラ
組体２２、２２ａのローラ２４は、プラットホーム１０
に進入する搬送物の通路に対して軸心が傾斜して配置さ
れる。ローラ組体２２のローラ２４はローラ組体２２ａ
のローラ２４に対して反対方向に傾斜している。従っ
て、ローラ２４はヘリンボン模様を形成しており、ロー
ラ組体２２、２２ａが互いに接合してプラットホーム１
０を越える搬送物の移動方向の下流を向くよう頂点が中
心を向いている。

【０００８】端部材１３や中央部材１４に取り付けられ
たローラ２４の端部は、端部材１３や中央部材１４のい
ずれかの頂部フランジとブラケット４０（図４）の間に
支持される。各ローラ２４の軸４１はプラスチックの絶
縁バッド４３と頂部フランジとブラケット４０の間に挟
まれてボルト４２により締着されている。この構成は軸
から端部材１３や中央部材１４への振動と音の減衰を可
能にしている。

【０００９】前後フレーム部材１２へのローラの取り付
けが図５と図６に示されている。この場合には、ローラ
軸４１の端部は、ブラケット４５と頂部部材４６の間に
ローラ軸端部を締着するボルト４８によって固着される
（図５）。ブラケット４５と頂部部材４６は間に一対の
スペーサ４７を有しており、ブラケット４５と頂部部材
４６を一緒に引っ張るようボルト４８が夫々延びている
（図５、図６）。フレーム部材１２は、ブラケット４５
とフレーム部材１２の間の控え４９によって補強されて
いる。また、この様な構成はローラ２４とフレーム部材
１２の間の振動と音の減衰を可能にしている。

【００１０】供給コンベヤ３０は、プラットホーム１０
が中立位置、すなわちプラットホーム支持部の端部の間
に中心決めされる時にプラットホーム１０の中央部と整
列している（図１）。プラットホーム１０は、一端に１
つゞつ有ってプラットホーム支持構造に固着された固定
支持部３２、３２ａに支持された一対の案内レール３
１、３１ａを有している（図１、１２、１３）。案内レ
ール３１、３１ａはＶ形軌条を形成するよう配置されて
いて、狭い方の端部が供給コンベヤ３０と整列していて
供給コンベヤ３０から搬送物を受けるに十分な幅を丁度
している。案内レール３１、３１ａによって形成される
通路の放出端部は実質的に幅が広く、一対の受取コンベ
ヤ３４、３５と整列している。

【００１１】可動のプラットホーム１０は、供給コンベ
ヤ３０と受取コンベヤ３４、３５の両方に対して左右い
ずれかに動くよう固定フレーム２５の軌条２１にローラ
２０によって支持されている。プラットホーム１０が動
く時に、プラットホーム１０は搬送物が供給コンベヤ３
０によって放出されるヘリングボーンコンベヤの形状を
変える（図２）。従って、図２に示される様に、搬送物
搬送方向の下流側を見る観察者の左方向にプラットホー
ム１０が変わる時に、搬送物が搬送されるローラの傾斜
は搬送物を右方向に偏向する。他方、もし、可動プラッ
トホーム１０が右方向に行くことが出来る迄プラットホ
ーム１０が動かされゝば、搬送物は左方向に移動するよ
う偏向される。もし、プラットホーム１０が動かされゝ
ば、搬送物の全部ではなくて大部分を中心からいずれか
の方向に移動出来るプラットホーム１０の一部だけが、
プラットホーム１０の移動される方向と反対のコンベヤ
にプラットホーム１０の出口を向けるようにされる。従
って、プラットホーム１０を左右いずれかの方向に動か
すことによって、搬送物の放出は、コンベヤの１つに完
全に必要とされるべく向けられる時にコンベヤ間に釣り
合わせるべく出来る。これは幅広く変化する容量の需要
に適合するようコンベヤ調節装置を作動するよう簡単で
容易である。

【００１２】この目的を達成するために、プラットホー
ム１０は、軌条２１の上を移動する車２０に支持されて
いる（図１２、１４）。軌条２１に沿ったプラットホー
ム１０の移動は、ねじ部材６２に取り付けられた駆動部
材６１と係合するドッグ６０によって行われる。ねじ部
材６２の軸心は軌条２１に平行で、プラットホーム１０
を移動すべく所要される方向に基いていずれの方向にも
回転するよう主駆動装置６３によって駆動される。ドッ
グ６０は、プラットホーム１０の横部材の１つに固着さ
れた支持部材６４に垂直方向に移動すべく滑動可能に取
り付けられている。ドッグ６０は駆動部材６１のスロッ
ト６５に通常は載座されているので、駆動部材６１の動
きによってプラットホーム１０を駆動部材６１と一緒に
移動するように為す。もし、プラットホーム１０を駆動
部材６１の制御から解放するよう所要された時には、プ
ラットホーム１０の端部のハンドル６６を操作してドッ
グ６０を持ち上げて駆動部材６１から離すようにする。
これは、主駆動装置６３の様な制御装置の機能が故障し
ても、この型の装置が作動すべく続ける大型倉庫の作動
において実質的であるために必要である。駆動部材６１
からのプラットホーム１０の解放によって、入力コンベ
ヤにおいて受けられる搬送物の負荷に適合し且つ受取コ
ンベヤ３４、３５間の放出に適切に比例する位置に手動
で押圧すべく自由である。

【００１３】包装された搬送物や充分な三次元特性の搬
送物だけを含む状態に就いて充分に説明されている。手
紙や同様なもの等の様な平らで薄い搬送物の取り扱い
は、ローラ上面の上を搬送されるよりもローラによって
搬送物をレールの下に搬送できる能力の無い案内レール
３１、３１ａによる搬送物の中断の問題を含んでいる。
また、フレームが横方向に移動される時に、ローラ上を
通過して次のローラ組の間の実際の伸長位置に自動的に
戻る偏倚できねばならないローラによる平坦な搬送物の
捕捉を防止するようどの様な装置も用いられることによ
って問題が更に複雑にされる。同時に、隣接のローラ間
に下方に搬送物が放出されることを積極的に防止しなけ
ればならない。

【００１４】この発明は、一組の隣接ローラ間の間隙内
に延びるよう設計された丸い端部を夫々有する複数個の
フィンガ５０を形成する障壁を造ることによって達成す
る簡単な装置を設けると共に、移送ローラ上の横方向の
移動と移送ローラ間の下方移動とに対し且つ案内レール
（図７〜１０）の下を横方向にプラットホームが移動す
る時にローラによって引き込み出来るよう各フィンガを
取り付けることによって積極的な抑制を設けている。こ
の様に行うために、各フィンガ５０は端部５２が丸くな
ったボルトやピンが好適である。ピンとばねのための管
状のハウジング５３は支持ブロック５４の開口に圧力嵌
めされる。支持ブロック５４はイー・アイ・デュポン社
によって市販されている超高分子重量ポリエチレンの様
なプラスチックで成形でき、ピン用のハウジング５３が
支持ブロック５４に圧力嵌めして所要位置に摩擦保持で
きるような寸法の開口５５を有している。差し込み深さ
はハウジング５３の端のフランジ５７によって制御でき
る（図９）。伸長した位置で、各フィンガ５０は、ロー
ラ２４の頂部平面の下に延びるような深さまで一対の隣
接ローラ間の先細の溝孔内に部分的に延びている（図
８）。フィンガ５０がローラ平面の下に延びているの
で、封筒の様な平らな搬送物が一対の隣接ローラ間に捕
捉されることが無く、従って、搬送物が搬送面から排除
されることが無いし、或はローラの連続した摩滅によっ
て搬送物が次第に損傷されることが無い。プラットホー
ム１０が軌条２１の長手方向にレール３１、３１ａを横
切って移動する時に各ローラ２４の上を通過するため
に、フィンガ５０は管状のハウジング５３内に垂直方向
に滑動するよう取り付けられて、ばね５８によって伸長
位置に押圧されている。

【００１５】ばね５８は、ローラ障害が除去された時の
フィンガ５０の伸長を確実にするだけの目的なので、フ
ィンガ５０に対して僅かな力を作用するだけが必要であ
る。正常な作動状態の下では、フィンガ５０の重量はこ
の作用を行うことが出来る。また、ばねは、案内レール
の横移動の際のローラの頂部の上をフィンガ５０が通過
するようフィンガ５０を持ち上げる平らな搬送物に対す
る抵抗を高める。各案内レールが上に位置されるローラ
間に間隙がある様に多数のフィンガ５０が設けられる。
可動プラットホーム１０の面の上と案内レール３１、３
１ａの間の全空所が搬送物の移動を邪魔しないので、フ
ィンガ５０と支持ブロック５４はねじ５６の様な適宜な
部材によって案内レールの外面に取り付けられる（図
７）。

【００１６】コンベヤ３０から受けた搬送物の放出を制
御するフレームのローラはベルト付主駆動装置７０によ
って駆動される（図３、１１）。これら駆動装置７０は
ローラ２４の下のプラットホーム１０に取り付けられて
おり、搬送物移送ローラの底面（図３、１１に図示され
ていない）との駆動係合を保持するローラ７２上に支持
されたベルト７１を夫々有している。各ベルト７１は主
駆動機７３によって夫々駆動される。図３から理解され
る様に、全ローラを駆動するために、４つの駆動装置７
０が設けられていて、横に転換される時にプラットホー
ム１０と一緒に移動する。

【００１７】搬送物が通路制御プラットホーム１０から
放出される時に、搬送物は受取および整列コンベヤ３
４、３５に移される。好適には、これらコンベヤ３４、
３５は搬送物をコンベヤの一側に沿って単一列に配置す
るようコンベヤの両側部に対して軸心が傾斜したローラ
を有している。これを容易にするために、各受取コンベ
ヤ３４、３５の外側部にはガードレールが設けられてい
て搬送物が適切に整列されるように成っている。この様
なガードレール構造の使用はこの発明の要部ではなく、
１９７７年８月３０日に特許された「コンベヤ仕分けお
よび方向決め装置」と題する米国特許第４,０４４,８９
７号明細書、および１９８１年８月１８日に特許された
「アンスクランブルコンベヤ」と題する米国特許第４,
２８４,１８６号明細書から理解できる。しかし、この
様なコンベヤは、搬送物が倉庫や他の型の設備の次の移
送状態に入った時に搬送物を手際良く整然と配列するよ
う行うのに有効である。

【００１８】フロースプリットコンベヤに入る搬送物の
量が手動的または自動的に監視できるのが理解されよ
う。監視される状態に係わり無く、コンベヤ装置が取り
扱う量を幅広く変えるよう出来る状態の下に積極的に、
容易且つ迅速に搬送物を移送すべく簡単に且つ迅速に操
作できるコンベヤ装置を提供することがこの発明の目的
である。

【００１９】この発明を推奨実施例に就いて説明した
が、この発明の要旨を逸脱することなく種々の変更が出
来ることが理解されよう。この様な変更は請求範囲に明
確に記載される外は添付の請求範囲に包含されるよう意
図されるべきものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】この発明のコンベヤ装置の中立位置、すなわ
ち、いずれかのコンベヤへの配分なく両出力コンベヤに
搬送物を向ける平面図である。

【図２】出力コンベヤの１つに搬送物を向けるよう位置
されたこの発明のコンベヤ装置を示す図１と同様な図で
ある。

【図３】ローラが省略して示される搬送物搬送ローラの
駆動装置を示すレーン配分切換えの平面図である。

【図４】搬送物配分装置の側部に支持されたローラのロ
ーラ支持装置端部を示す図１のIVーIV線に沿った拡大断
面図である。

【図５】搬送物配向装置の搬送物受取放出側に沿ったロ
ーラ支持部を示す図１のVーV線に沿った図４と同様な図
である。

【図６】図５に示されるローラ支持部の概略平面図であ
る。

【図７】インターローラ搬送物停止体が設けられた案内
レールの断面斜視図である。

【図８】インターローラ搬送物停止体とローラの関係を
示す概要立面図である。

【図９】搬送物停止体の１つの拡大部分断面図である。

【図１０】インターローラ搬送物停止体の取付ブロック
の概要斜視図である。

【図１１】ローラ駆動装置の１つの側面図である。

【図１２】搬送物通路制御プラットホームの端面図であ
る。

【図１３】搬送物通路制御プラットホームの側面図であ
る。

【図１４】プラットホームの位置変更駆動装置の拡大側
面図である。

【符号の説明】

１０プラットホーム１１フレーム１２前後フレーム部材１３端フレーム部材１４中央フレーム部材２０車２１軌条２２ローラ組体２４ローラ２５固定フレーム３０供給コンベヤ３１案内レール３４受取コンベヤ３５受取コンベヤ４５ブラケット４６控え

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者デイヴィッド・エイチ・コターアメリカ合衆国、ミシガン州、クーパーズヴィル、エヌ・ダブリュ、レナード・アベニュー 5071

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】対向する縁部を有するフレームと、該縁
部の各々に沿って設けられた搬送物指向ローラと、該対
向する両縁部間の中心線に沿って設けられたローラの他
端部の支持装置と、フレームの幅よりも狭くて一対の受
取ライン間に中心決めされた搬送物受取領域と、フレー
ムに入る搬送物の通路の横方向に移動するようフレーム
を支持する装置とを備え、他方の受取ラインに向けられ
る搬送物に比較して一方の受取ラインに向けられる搬送
物の量を変えるよう中心線の他方の側のローラよりも中
心線の一方の側のローラに受取領域の大部分が整列さ
れ、中心線と離れる方にフレームの両側に夫々向かって
搬送物を指向するよう中心線に対して中心線の各側のロ
ーラが傾斜される様に成ったことを特徴とする一対の受
取搬送ラインの１つまたは２つに搬送ラインの１つから
受けた搬送物を指向する装置。
【請求項２】フレーム中心線に中心が合わされて頂点
が１つの搬送ラインから離れて向けられたヘリングボー
ン模様を形成する２つの横に並んだ群に配置された複数
個のローラを支持するフレームと、フレームの幅よりも
狭くて中心線に中心が合わされた受取領域と、フレーム
に入る搬送物の通路の横方向に移動すべくフレームを支
持する装置とを備え、両側の受取ラインに向けられる搬
送物に対して受取ラインの１つに向けられる搬送物の量
を変えるよう中心線の他方の側のローラよりも中心線の
一方の側のローラに受取領域の大部分が整列される様に
成ったことを特徴とする一対の受取搬送ラインの１つま
たは２つに搬送ラインの１つから受けた搬送物を指向す
る装置。
【請求項３】フレームは、搬送物の移動方向に末広が
り模様に配置された一対の搬送物案内を有し、該案内は
フレームの幅よりも狭くてフレームの両端部の間に中心
が合わせられた搬送物受取領域を形成し、フレームと受
取領域に対して固定された位置に搬送物案内を支持する
装置と、受取コンベヤの各々に放出される搬送物の量を
変えるために搬送物案内に対して横方向に移動すべくフ
レームを支持する装置とを備えたことを特徴とする請求
項１記載の装置。
【請求項４】単一コンベヤから搬送物を受けて一対の
受取コンベヤの各１つに放出される搬送物の量を調整す
るよう成り搬送物移動方向の下流に頂点が有って両側の
中間に位置するヘリングボーン模様に配置されたローラ
を有する搬送物配分面と、配分面上に搬送物案内通路の
側部を形成して搬送物移動方向の下流に広がる一対の案
内を成す装置と、単一コンベヤから受けた搬送物がロー
ラによって２つの放出コンベヤに他のコンベヤに対する
よりも多数向けられるよう案内の横方向に移動されるべ
く配分面を支持する装置とを備え、該案内とその位置が
単一コンベヤと受取コンベヤに対して固定されているこ
とを特徴とする、一対の受取コンベヤの１つまたは２つ
に放出される搬送物の量を変える装置。
【請求項５】搬送物案内通路の側部を形成する装置
は、側部形成装置の下のローラによって搬送物が移送さ
れるのを防止するよう配分面のローラ間に載置される下
方に延びるフインガを夫々有している請求項４記載の２
つの受取コンベヤの１つまたは２つに放出される単一コ
ンベヤからの受ける搬送物の量を変える装置。
【請求項６】各フインガは、配分面と配分面のローラ
が下方を横方向に移動する時に下を通るローラの上をフ
インガが通過できるよう弾性装置によって個々に支持さ
れていることを特徴とする請求項５記載の２つの受取コ
ンベヤの１つに放出すべき単一コンベヤから受けた搬送
物の量を変える装置。
【請求項７】各フインガに管状ハウジングが設けら
れ、各フインガは管状部内に伸縮自在に支持されて管状
部が搬送物通路側部形成装置の１つに固着され、各フイ
ンガを下方に突出させるよう弾性押圧装置と、フインガ
が一対のローラ間の中間に位置された時にフインガ端部
がローラの軸心の面に大***置される時の突出を制限す
る装置とを備え、各フインガの下端は丸くなっていてロ
ーラがフインガの下を横方向に動く時にローラによって
上方に押圧されることを特徴とする請求項６記載の２つ
の受取コンベヤの１つまたは２つに放出すべき単一コン
ベヤから受けた搬送物の量を変える装置。
【請求項８】各フインガは、下を通過するローラの上
に偏向するようＵ字形端部を有するＵ字形をしているこ
とを特徴とする請求項７記載の２つの受取コンベヤの１
つまたは２つに放出すべき単一コンベヤから受けた搬送
物の量を変える装置。
【請求項９】軌条装置は、搬送物配分面を支持するた
めに搬送物配分面と軌条との間に摩擦減少装置と、軌条
の長手方向に搬送物配分面を往復動する装置とが設けら
れたことを特徴とする請求項４記載の２つの受取コンベ
ヤの１つまたは２つに放出すべき単一コンベヤから受け
た搬送物の量を変える装置。
【請求項１０】ローラを夫々有する一対の横に並んだ
搬送物移送パネルを有する流れ指向ベッド、一対の固定
の搬送物係合案内部材、該ベッド部材上の固定位置に該
案内部材を支持する装置を備え、１つの該パネルのロー
ラの軸心が他のパネルのローラの軸心に対して傾斜して
いて搬送物移動方向下流にローラが集中するヘリンボー
ン模様の移送面を形成し、一対の受取コンベヤが該ベッ
ド部材の搬送物放出側に接続され、該案内部材は互いに
先細に集中して元のコンベヤから搬送物を受けるべく十
分な幅の一端に搬送物受取通路を形成し、他端の案内部
材が十分に先細に集中して十分な幅の搬送物放出通路を
形成すると共にパネル間の境界が中心に合うか或はパネ
ル間に大体中心が合わせられる時に搬送物受取コンベヤ
の両方と同時に連通する放出通路を形成するよう成し、
該流れ指向ベッドは搬送物受取コンベヤの組み合った幅
よりも幅広く、該ベッド部材の支持装置はベッド上の搬
送物移動通路の横方向に延びていてベッド部材が搬送物
流れの横方向に動くよう出来るので、１つだけの移送パ
ネルが元のコンベヤから搬送物を受けて受取コンベヤの
選ばれた１つにて受けるよう搬送物の全部を指向するこ
とを特徴とする２つの受取コンベヤ間の単一の元のコン
ベヤから得られる搬送物の量を配分する装置。