JPH0527025A - 船舶接近警戒システム - Google Patents
船舶接近警戒システムInfo
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- JPH0527025A JPH0527025A JP3180698A JP18069891A JPH0527025A JP H0527025 A JPH0527025 A JP H0527025A JP 3180698 A JP3180698 A JP 3180698A JP 18069891 A JP18069891 A JP 18069891A JP H0527025 A JPH0527025 A JP H0527025A
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Abstract
合、その船舶に警報を発生すると共にその船舶名を調査
して記録することができる船舶接近警戒装置を得ること
を目的とする。 【構成】 ブイ１に対して船舶が至近距離に接近する
と、ブイ１のＦＭ−ＣＷレーダー１ｃから送信されてい
るＦＭ変調波の反射波のビート周波数を検出して警報機
１ｇから警戒音を出力し、無線機１ａから変調されたブ
イ識別情報が送信アンテナ１ｆを介して送信され、基地
局２の受信アンテナ２ａを介して無線機２ｂで受信さ
れ、無線機２ｂで増幅、検波及び復調されたブイ識別デ
ータに基づいてデータ処理装置２ｄは監視用モニタ２ｆ
にそのブイに対応した表示を点滅もしくは変色し、その
ブイ識別データと船舶名とを磁気記憶装置２ｉに記憶さ
せ、更に、ブザー２ｊを警報させる。
Description
対して警報しその船舶を特定して記録する船舶接近警戒
システムに関する。
標）に対して不用意に船舶が衝突してそのブイを海没、
流失及び損傷させることがあり、その衝突の際のブイの
安全とその船舶に対する警報等の対策が施されており、
図３は従来の消燈警報装置用自動離脱装置（ブイ）を示
す概要図である。図に於いて、１０は消燈部、警報部、
浮体部及びアンテナ部等からなる消燈警報装置浮体で、
船舶の衝突によりブイが海没した際、自動的に離脱して
海上に浮上しラジオブイとして警報信号を発信するもの
である。１１はブイの踊場に設置された収納匡、１２は
収納匡１１内に設けられた収納筒で、収納匡１１及び収
納筒１２により消燈警報装置浮体１０が収納され、収納
匡１１は、かぎ形のステンレス製取付けボルト１５，１
６により燈ろう下部の等辺山形鋼に簡易に、且つ、堅固
に取り付けられている。１３は収納匡１１の外部に設け
られた水圧弁で、ブイが海没した際、海中内の水圧を検
知し、その検知に基づいて消燈警報装置体１０が収納匡
１１及び収納筒１２より離脱する。１４は収納匡１１を
支持する架台である。
のように構成されており、船舶の衝突によりブイが海没
した際、水圧弁１３の作動により消燈警報装置浮体１０
が離脱して海上に浮上してラジオブイとしてその船舶に
対して警報信号を発信していた。
燈警報表示装置用自動離脱装置（ブイ）では、船舶がブ
イに接近して衝突する状態以前にその船舶に対して警報
を発生する機能が備わっていないために船舶がブイに衝
突する可能性が多くなり、又、船舶がブイに衝突して事
故が発生した時に、その発生時点又は発生後に於いて海
域監視中央局からの通知によりその船舶を取り調べて確
認することが難しいという問題があった。本発明は、か
かる課題を解決するためになされたもので、ブイに接近
する船舶に対して警報を発生すると共に、そのブイに接
近して通航した船舶の船舶名を調査して記録することが
できる船舶接近警戒システムを得ることを目的とする。
戒システムは、ＦＭ変調された連続波を送信し、海上を
航行する船舶が至近距離に接近するとその反射波のビー
ト周波数を検出して警報信号を出力するレーダー部と、
そのレーダー部からの警報信号により警戒音を出力する
警報部と、上記レーダー部からの警報信号により予めメ
モリに格納されたブイ識別情報を取り出し、そのブイ識
別情報を変調して送信アンテナを介して送信する送信部
とを有する海上に配置されたブイと、上記送信部から送
信されたブイ識別信号を受信し、そのブイ識別信号を信
号処理してブイ識別データを出力する受信部と、その受
信部からのブイの識別データに基づいてブイ識別警戒情
報を出力すると共に、そのブイ識別警戒情報と予めメモ
リに格納された船舶の海上航行情報から上記ブイに接近
した船舶を特定する船舶情報とを記憶する警報処理部
と、上記ブイ識別データに基いて上記ブイに対応して表
示された位置情報を点滅又は変色させるブイ警戒情報を
表示する監視用モニタ部とを有する基地装置とを備えた
ものである。又、上記ブイ識別データに基づいて警報音
を出力する警報部を上記基地装置に設けたものである。
して海上を航行する船舶が至近距離に接近すると、その
ブイのレーダー部から送信出力しているＦＭ変調波が反
射され、その反射波のビート周波数をレーダー部が検出
して警報信号を送信部に出力する。送信部はその警報信
号により予めメモリに格納されたブイ識別情報を変調し
て送信アンテナを介して送信する。変調されて送信され
たブイ識別信号は基地装置の受信部で受信され、その受
信したブイ識別信号を信号処理して得られたブイ識別デ
ータを警報処理部に出力する。警報処理部はそのブイ識
別データに基づいて上記ブイに対応して表示する位置情
報を点滅もしくは変色させるブイ警戒情報を監視用モニ
タ部に出力して表示させると共に、予めメモリに格納さ
れた船舶の海上航行情報から上記ブイに接近した船舶を
特定する船舶情報を取り出して上記ブイ警戒情報及び上
記船舶情報を記憶する。更に、上記ブイ識別データに基
づいて警報信号を警報部に出力して警報音を出力させ
る。
図である。図に於いて、１は海上に設置されたブイで、
ブイの識別符号等の情報信号Ａを送出する無線機１ａ、
電源供給用の２次電池１ｂ、船舶等が近接する際に連続
したＦＭ変調された信号を送出し、その反射波であるビ
ート周波数を受波するＦＭ−ＣＷレーダー１ｃ、ＦＭ−
ＣＷレーダー１ｃからの連続したＦＭ変調された信号を
送信する送信アンテナ１ｄ、送信アンテナ１ｃから送信
された反射波（ビート周波数）を受信する受信アンテナ
１ｅ、無線機１ａからのブイの識別符号等の情報信号Ａ
を送信する無指向性の送信アンテナ１ｆ及び船舶等が接
近した際に警報音を出力する警報機１ｇ等から構成され
ている。
の無指向性アンテナ１ｆを介して送信されたブイの識別
符号等の情報信号Ａを受信する受信アンテナ２ａ、受信
アンテナ２ａで受信されたブイの識別符号等の情報信号
Ａを増幅検波する無線機２ｂ、無線機２ｂで増幅検波さ
れたアナログ信号を復調及びＡ／Ｄ変換等してデータ信
号を出力するインターフェース２ｃ、ＣＰＵ及びメモリ
等からなり、インターフェース２ｃからのデータ信号を
各端末器に出力するためにデータ処理すると共に、メモ
リには船舶の通航の日時、各船舶名及びその船舶のコー
ドが記憶されて目標追尾ファイルを有するデータ処理装
置２ｄ、海上に設置した各ブイの海域を監視するレーダ
ー装置２ｅ、レーダー装置２ｅを介してデータ処理装置
２ｄで処理された各ブイの状況を監視するためにグラフ
ィック表示する監視用モニタ２ｆ、データ処理装置２ｄ
で処理されたデータ信号を印字出力するプリンタ２ｇ、
データ処理装置２ｄで処理されたデータ信号を表示する
キャラクタディスプレイ２ｈ、データ処理装置２ｄで処
理されたデータ信号を外部メモリとして記憶する磁気記
憶装置２ｉ及びデータ処理装置２ｄで処理されたデータ
信号が異常である（海上に設置されたブイが海没した場
合）場合、警報音を出力するブザー２ｊ等から構成され
ている。
うに構成されており、図２は図１の動作を示す説明図で
あり、その動作を説明する。先ず、海上に浮上したブイ
１は常にＦＭ−ＣＷレーダー１ｃから送信アンテナ１ｄ
を介してＦＭ変調された連続波が空間に送出され、船舶
３がそのブイ１に近接して通過する際（例えば、船舶３
とブイ１との至近距離が５ｍ以下である場合）、その反
射波であるビート周波数が低くなりその低周波のビート
周波数を受信アンテナ１ｅを介してＦＭ−ＣＷレーダー
１ｃに入力すると、ＦＭ−ＣＷレーダー１ｃ内に有する
低域炉波器と整流回路とによりその低周波のビート周波
数に基づいたレベル値を検出し、ＦＭ−ＣＷレーダー１
ｃは目標が限界距離以下になったことを知らせる警報信
号を無線機１ａに出力すると共に警報機１ｇに出力して
警報機１ｇから警報音を出力する。無線機１ａはその警
報信号により予めＲＯＭに書かれたブイの識別符号等の
情報を読み出してその情報をシリアルビットに変換し、
その変換された情報をＶＨＦ帯のＦＭ波に変換したブイ
の識別符号等の情報信号Ａ（位置情報及びブイの固有名
称を含んでもよい）を無指向性の送信アンテナ１ｆを介
して空中線に送出する。
テナ１ｆを介して送信されたブイの識別符号等の情報信
号Ａを受信アンテナ２ａを介して受信すると、無線機２
ｂはその情報信号Ａを増幅検波及び復調してインターフ
ェース２ｃに出力し、インターフェース２ｃはその復調
されたアナログ信号をＡ／Ｄ変換等をしてブイの識別符
号等を含むデータ信号をデータ処理装置２ｄに出力す
る。データ処理装置２ｄはインターフェース２ｃからの
そのデータ信号に基づいて現在そのブイの周辺を通航中
の船舶を上記目標追尾ファイルから特定し、監視用モニ
タ２ｆに位置表示されているそのブイを点滅もしくは変
色させて表示させると共にその船舶名（シンボル等）を
表示させ、且つ、磁気記憶装置２ｉに発生日時、ブイ名
及び船舶名を記憶させる。更に、その際、ブザー２ｊを
警報して船舶の接近を局員に可聴的に通知する。この様
に、船舶が海上に設置されたブイに接近するとそのブイ
から警報音を発生してその船舶に注意を促すと共にリア
リタイムにその船舶名とそのブイとの接近状況を表示部
に表示し、且つ、その状況を記憶して残すことができ
る。又、船舶の衝突によりブイに異常が発生した場合、
基地局からの無線連絡により航路警戒船が現場に急行し
てブイの損害状況等を確認することができる。
置されたブイに対して海上を航行する船舶が至近距離に
接近した場合、ブイが船舶に対して警戒音を出力すると
共に、ブイの送信部から送信されるブイ識別情報を基地
装置で受信してそのブイの警戒情報を表示し、且つ、ブ
イに接近した船舶を特定して記憶するようにしたので、
リアルタイムにブイへの異常接近を確認することができ
ると共に、その船舶を記録して残すことができ、船舶が
ブイに損害を与えても直ぐに対応して適切な措置をとる
ことができる。
る。
図である。
Claims (2)
- 【請求項１】 ＦＭ変調された連続波を送信し、海上を
航行する船舶が至近距離に接近するとその反射波のビー
ト周波数を検出して警報信号を出力するレーダー部と、
該レーダー部からの警報信号により警戒音を出力する警
報部と、前記レーダー部からの警報信号により予めメモ
リに格納されたブイ識別情報を取り出し、そのブイ識別
情報を変調して送信アンテナを介して送信する送信部と
を有するブイと、 該送信部から送信されたブイ識別信号を受信し、そのブ
イ識別信号を信号処理してブイ識別データを出力する受
信部と、該受信部からのブイ識別データに基いてブイ識
別警戒情報を出力すると共に、該ブイ識別警戒情報と予
めメモリに格納された船舶の海上航行情報から前記ブイ
に接近した船舶を特定する船舶情報とを記憶する警報処
理部と、前記ブイ識別データに基づいて前記ブイに対応
して表示された位置情報を点滅又は変色させるブイ警戒
情報を表示する監視用モニタ部とを有する基地装置とを
備えたことを特徴とする船舶接近警戒システム。 - 【請求項２】 前記ブイ識別データに基いて警報音を出
力する警報部を前記基地装置に設けたことを特徴とする
請求項１記載の船舶接近警戒システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3180698A JPH0527025A (ja) | 1991-07-22 | 1991-07-22 | 船舶接近警戒システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3180698A JPH0527025A (ja) | 1991-07-22 | 1991-07-22 | 船舶接近警戒システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0527025A true JPH0527025A (ja) | 1993-02-05 |
Family
ID=16087750
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3180698A Pending JPH0527025A (ja) | 1991-07-22 | 1991-07-22 | 船舶接近警戒システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0527025A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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-
1991
- 1991-07-22 JP JP3180698A patent/JPH0527025A/ja active Pending
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