JPH05269647A - セルコントローラ - Google Patents

セルコントローラ

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JPH05269647A
JPH05269647A JP6601392A JP6601392A JPH05269647A JP H05269647 A JPH05269647 A JP H05269647A JP 6601392 A JP6601392 A JP 6601392A JP 6601392 A JP6601392 A JP 6601392A JP H05269647 A JPH05269647 A JP H05269647A
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JP
Japan
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tool
time
cell controller
tool change
change time
Prior art date
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JP6601392A
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Hiroshi Watanabe
博 渡辺
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 工具交換時刻を正確に予測するセルコントロ
ーラを提供する。 【構成】 セルコントローラ1の工具交換時刻演算装置
11は、工具の使用時間と,加工スケジュールと,品番
情報と,搬送時間とから、工具交換時刻を予測する。表
示装置は、工具交換時刻を時刻順に表示する。 【効果】 多品種少量生産の自動化ラインに適した工具
寿命管理ができ、作業者数の削減と人材の有用活用を実
現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、セルコントローラに
関し、さらに詳しくは、工具交換時刻を予測する機能を
有するセルコントローラに関する。
【0002】
【従来の技術】数値制御工作機械における工具の寿命を
管理する技術が、例えば特開昭61−249248号公
報や,特開平3−60954号公報に開示されている。
特開昭61−249248号公報に開示の技術は、加工
完了毎に使用回数や使用時間に比例した値を積算して加
工完了値を算出し、予め設定した工具寿命設定値に前記
加工完了値が達した時、工具交換指示のための警報を発
するものである。特開平3−60954号公報に開示の
技術は、工具による切削距離を積算して寿命値を算出
し、その寿命値が、予め設定した工具寿命設定値に達し
た時、工具交換指示のための警報を発するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、工
具を交換すべき時に達すると警報が発されるが、工具を
交換すべき時刻を予め報知することは出来なかった。な
ぜなら、工具が使用されない時間(例えばワークが搬送
されるのを待つ時間)を考慮できなかったため、工具の
交換時刻を予測不能だったからである。このため、作業
者の勘に頼って工具の交換時刻を予測したり,作業者を
常に数値制御工作機械のそばに待機させて警告を発して
いるか監視させていた。
【0004】しかし、作業者の勘に頼って工具の交換時
刻を予測するのは、誤差が大きすぎる問題点がある。ま
た、作業者を常に数値制御工作機械のそばに待機させる
のは、作業者の削減,人材の有効活用の妨げになる問題
点がある。
【0005】この発明は、上記問題点を解決するために
なされたもので、工具を交換すべき時刻を予め報知する
ことが出来るセルコントローラを提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明のセルコントロ
ーラは、数値制御工作機械と加工物搬送装置からなる加
工セルを制御するセルコントローラにおいて、工具の使
用時間または使用回数とワークの搬送時間の如き工具の
待機時間とに基づいて工具を交換する時刻を演算する工
具交換時刻演算手段を備えたことを構成上の特徴とする
ものである。上記構成に加えて、工具番号と工具交換時
刻を時刻順に一覧表示する工具交換時刻表示手段を備え
るのが好ましい。
【0007】
【作用】この発明のセルコントローラでは、工具の使用
時間または使用回数だけでなく、ワークの搬送時間の如
き工具の待機時間をも考慮して、工具交換時刻を演算す
る。従って、工具交換時刻を正確に予測できる。また、
作業者を常に数値制御工作機械のそばに待機させる必要
がなくなる。
【0008】
【実施例】以下、図に示す実施例によりこの発明をさら
に詳細に説明する。なお、これによりこの発明が限定さ
れるものではない。
【0009】図1は、この発明の一実施例のセルコント
ローラ1のブロック図である。このセルコントローラ1
の運転管理装置10は、記憶装置9から品番情報と加工
スケジュールとを受け取る。そして、搬送制御装置4へ
搬送指令を送る。搬送制御装置4は、搬送装置5を制御
し、倉庫6から工作機械3a,3bにワークを搬入す
る。次に、セルコントローラ1の運転管理装置10は、
数値制御装置2a,2bへ加工プログラムをダウンロー
ドすると共に加工開始指令を送る。数値装置制御装置2
a,2bは、加工開始指令を受け取ると、加工プログラ
ムに従って工作機械を制御し、加工を行う。
【0010】数値装置制御装置2a,2bは、加工を終
了すると、加工結果をセルコントローラ1にアップロー
ドする。また、数値装置制御装置2a,2bの工具寿命
管理装置7a,7bは、工具の使用時間をカウントし、
セルコントローラ1の工具寿命管理装置8にアップロー
ドする。
【0011】セルコントローラ1の工具寿命管理装置8
は、工作機械3a,3bの工具寿命を集中的に管理す
る。セルコントローラ1の工具交換時刻演算装置11
は、工具寿命管理装置8から工具の使用時間を受け取
る。また、記憶装置9から品番情報と加工スケジュール
とを受け取る。また、運転管理装置10から搬送時間を
受け取る。そして、工具の使用時間と,品番情報と,加
工スケジュールと,搬送時間とに基づいて、工具交換時
刻を予測し、表示装置12へ出力する。
【0012】表示装置12は、予測された工具交換時刻
を、時刻順に表示する。図2は、表示装置12における
工具交換時刻の表示例である。
【0013】図3は、セルコントローラ1による工具交
換時刻予測処理のフローチャートである。ステップ20
では、工具交換時刻の演算を終了する終了指定時刻を作
業者が画面により入力する。ステップ21では、記憶装
置9に加工スケジュールがあるかチェックする。加工ス
ケジュールがあればステップ22へ進み、加工スケジュ
ールがなければ終了する。加工スケジュールの例を図4
に示す。ステップ22では、現在時刻が終了指定時刻か
チェックする。終了指定時刻でなければステップ23へ
進み、終了指定時刻であれば処理を終了する。
【0014】ステップ23では、予定数分のワークの加
工が終了したかチェックする。このチェックは、良品数
が予定数に一致したことによって加工終了とするためで
ある。予定数分のワークの加工が終了していれば、ステ
ップ31へ進む。予定数分のワークの加工が終了してい
なければ、ステップ24へ進む。
【0015】ステップ24では、加工スケジュールから
品番を取り出す。ステップ25では、品番から品番情報
を取り出す。品番情報の例を図5に示す。ステップ26
では、品番情報から、使用する工具番号と切削時間を取
り出す。そして、対応する工具の積算使用時間に、切削
時間を加える。
【0016】ステップ27では、積算使用時間が各工具
の寿命に達したかチェックする。寿命に達していたら、
ステップ28へ進む。寿命に達していなかったら、ステ
ップ29へ進む。ステップ28では、現在の時刻を工具
交換時刻とする。そして、寿命に達した工具の工具番号
と前記工具交換時刻を出力する。
【0017】ステップ29では、積算使用時間に、搬入
時間と,搬出時間とを加える。ステップ30では、加工
終了処理を行う。工具交換時刻演算機能では、加工は全
て正常終了として処理するので、加工スケジュールの良
品数をカウントアップする。そして、前記ステップ22
へ戻る。
【0018】ステップ31では、次の加工スケジュール
を取り出す。そして、前記ステップ21へ戻る。
【0019】
【発明の効果】この発明のセルコントローラによれば、
工具交換時刻を正確に予測できる。このため、多品種少
量生産の自動化ラインに適した工具寿命管理が可能にな
る。また、作業者を常に数値制御工作機械のそばに待機
させる必要がなくなる。このため、作業者数を削減した
り,人材の有効活用が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例のセルコントローラのブロ
ック図である。
【図2】工具交換時刻の表示の例示図である。
【図3】この発明のセルコントローラの動作のフローチ
ャートである。
【図4】加工スケジュールの例示図である。
【図5】品番情報の例示図である。
【符号の説明】
1 セルコントローラ 2 数値制御装置 3a 工作機械 3b 工作機械 4 搬送制御装置 5 搬送装置 6 倉庫 7 工具寿命管理装置 8 工具寿命管理装置 9 記憶装置 10 運転管理装置 11 工具交換時刻演算装置 12 表示装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 数値制御工作機械と加工物搬送装置から
    なる加工セルを制御するセルコントローラにおいて、工
    具の使用時間または使用回数とワークの搬送時間の如き
    工具の待機時間とに基づいて工具を交換する時刻を演算
    する工具交換時刻演算手段を備えたことを特徴とするセ
    ルコントローラ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のセルコントローラにお
    いて、工具番号と工具交換時刻を時刻順に一覧表示する
    工具交換時刻表示手段を備えたことを特徴とするセルコ
    ントローラ。
JP6601392A 1992-03-24 1992-03-24 セルコントローラ Expired - Lifetime JP2743688B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP6601392A JP2743688B2 (ja) 1992-03-24 1992-03-24 セルコントローラ

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JP6601392A JP2743688B2 (ja) 1992-03-24 1992-03-24 セルコントローラ

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Publication Number Publication Date
JPH05269647A true JPH05269647A (ja) 1993-10-19
JP2743688B2 JP2743688B2 (ja) 1998-04-22

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ID=13303638

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6569825B1 (ja) * 2018-07-10 2019-09-04 三菱電機株式会社 数値制御装置
JP2020055054A (ja) * 2018-09-28 2020-04-09 ブラザー工業株式会社 工具寿命管理装置、工作機械、表示処理方法及びコンピュータプログラム

Cited By (3)

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JP6569825B1 (ja) * 2018-07-10 2019-09-04 三菱電機株式会社 数値制御装置
WO2020012547A1 (ja) * 2018-07-10 2020-01-16 三菱電機株式会社 数値制御装置
JP2020055054A (ja) * 2018-09-28 2020-04-09 ブラザー工業株式会社 工具寿命管理装置、工作機械、表示処理方法及びコンピュータプログラム

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