JPH0526531A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JPH0526531A
JPH0526531A JP3178400A JP17840091A JPH0526531A JP H0526531 A JPH0526531 A JP H0526531A JP 3178400 A JP3178400 A JP 3178400A JP 17840091 A JP17840091 A JP 17840091A JP H0526531 A JPH0526531 A JP H0526531A
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JP
Japan
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heat exchanger
indoor
refrigerant
valve
compressor
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JP3178400A
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English (en)
Inventor
Yoshinobu Fujita
義信 藤田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 除霜運転の時間を短縮することができる空気
調和機を提供すること。 【構成】 除霜運転時に各室内熱交換器12,22と四
方弁2との間のそれぞれガス側管に設けた流量調整弁1
3,23をそれぞれ全閉あるいは微小開度とし室外熱交
換器3と各室内熱交換器12,22との間のそれぞれ液
側管に設けた電子膨脹弁11,21をそれぞれ全開ある
いは設定開度とし、圧縮機1の吐出冷媒の一部を室外熱
交換器3に流すようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、室外ユニットおよび
複数の室内ユニットからなるマルチタイプの空気調和機
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、室外ユニットおよび複数の室内
ユニットからなるマルチタイプの空気調和機では、各室
内ユニットの要求能力の総和に応じて圧縮機の能力を制
御する。
【0003】さらに、各室内ユニットにつながる液管に
それぞれ流量調整弁および膨張弁を設け、各流量調整弁
の開度を対応する室内ユニットの要求能力に応じて個別
に制御する。また、冷房運転時は、各膨張弁の自らの温
度感知に基づく開度調節により、各室内ユニットでの冷
媒過熱度を一定に制御する。また、暖房運転時に外気温
度が低いと室外熱交換器に霜か着きやすいので、定期的
あるいは必要に応じて除霜運転を実行する。
【0004】例えば、図1に示すような冷凍サイクルを
有するタイプの空気調和機において、除霜運転は室内熱
交換器33の検知温度(=蒸発器温度)が設定値以下に
なると二方弁6を開放し、圧縮機1から吐出される高温
冷媒の一部を室外熱交換器3に注入することにより行わ
れていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、その除霜運転
時には流量調整弁13,23が全開とされ、電子膨脹弁
11,21は所定開度とされていたため、冷媒が室内熱
交換器12,22に流れてしまい、除霜能力不足により
除霜時間が長くなるという問題点があった。本発明は上
記の点に鑑みてなされたもので、その目的は除霜運転の
時間を短縮することができる空気調和機を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は圧縮機,四方
弁,室外熱交換器を有する室外ユニット、およびそれぞ
れが室内熱交換器を有する複数の室内ユニットからなる
空気調和機において、圧縮機,四方弁,室外熱交換器,
各室内熱交換器の並列回路を接続したヒートポンプ式冷
凍サイクルと、室外熱交換器と各室内熱交換器との間の
それぞれ液側管に設けた電子膨張弁と、各室内熱交換器
と四方弁との間のそれぞれガス側管に設けた流量調整弁
と、圧縮機から吐出される冷媒を四方弁,各各流量調整
弁、各室内熱交換器,各電子膨張弁,室外熱交換器に通
して流し暖房運転を実行する手段と、この暖房運転時、
各流量調整弁の開度を各室内ユニットの要求能力の総和
に応じて制御する手段と、暖房運転時に前記圧縮機の吐
出冷媒の一部を前記室外熱交換器に流して除霜運転を実
行する手段と、この除霜運転時に流量調整弁をそれぞれ
全閉あるいは微小開度とし電子膨脹弁をそれぞれ全開あ
るいは設定開度とする手段とを具備したことを特徴とす
る空気調和機である。
【0007】
【作用】除霜運転時に、各室内熱交換器と四方弁との間
のそれぞれガス管の相互間に連通して設けた流量調整弁
を全閉あるいは微小開度とし、室外熱交換器と各室内熱
交換器との間のそれぞれ液管に設けた電子膨張弁を全開
あるいは設定開度とし、圧縮機から吐出される高温冷媒
を室外熱交換器に流すようにしている。
【0008】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して説明する。図1において、Aは室外ユニット、B
1 ,B2 は室内ユニットで、これらユニット上に次の冷
凍サイクルを構成している。
【0009】圧縮機1の吐出口に四方弁2を介して室外
熱交換器3を接続し、その室外熱交換器3に液側主管W
を接続する。この液側主管Wは液側支管W1 ,W2 に分
岐しており、その液側支管W1 ,W2 を室内熱交換器1
2,22に接続する。そして、液側支管W1 ,W2 に減
圧手段であるところの電子膨張弁(パルスモータバル
ブ;PMV)11,21を設ける。
【0010】室内熱交換器12,22にガス側支管G1
,G2 を接続し、そのガス側支管G1 ,G2 に電動式
流量調整弁(パルスモータバルブ;PMV)13,23
を設ける。ガス側支管G1 ,G2 はガス側主管Gに集結
しており、そのガス側主管Gを上記四方弁2およびアキ
ュ―ムレ―タ4を介して圧縮機1の吸込口に接続する。
【0011】液側主管Wにバイパス5の一端を接続し、
そのバイパス5の他端を圧縮機1の吐出口と四方弁2と
の間の管に接続する。そして、バイパス5に二方弁6を
設ける。このバイパス5および二方弁6は、室外熱交換
器3に対する除霜用である。
【0012】液側主管Wから分岐した直後の液側支管W
1 にバイパス14の一端を接続し、そのバイパス14の
他端を室内熱交換器12と流量調整弁13との間のガス
側支管G1 に接続する。そして、バイパス14にキャピ
ラリチューブ15を設ける。
【0013】液側主管Wから分岐した直後の液側支管W
2 にバイパス24の一端を接続し、そのバイパス24の
他端を室内熱交換器22と流量調整弁23との間のガス
側支管G2 に接続する。そして、バイパス24にキャピ
ラリチューブ25を設ける。室外熱交換器3の近傍に室
外ファン7を設け、室内熱交換器12,22のそれぞれ
近傍に室内ファン16,26を設ける。圧縮機1の吐出
口と四方弁2との間の高圧側配管に圧縮機1の吐出冷媒
の温度を検知する冷媒温度センサ31を取付ける。アキ
ュ―ムレ―タ4と圧縮機1の吸込口との間の低圧側配管
に圧縮機1の吸入冷媒の温度を検知する冷媒温度センサ
32を取付ける。室外熱交換器3に熱交換器温度センサ
33を取付ける。液側主管Wに室内熱交換器3に流入す
る冷媒温度を検知する冷媒温度センサ34を取付ける。
バイパス14の他端側に室内ユニットB1 の冷房時の低
圧圧力に相当する冷媒飽和温度を検知する冷媒温度セン
サ35を取付ける。バイパス24の他端側に室内ユニッ
トB2 の冷房時の低圧圧力に相当する冷媒飽和温度を検
知する冷媒温度センサ36を取付ける。ガス側配管G1
において、バイパス14の接続部よりも室内熱交換器1
2側に、室内熱交換器12の出口温度を検知する冷媒温
度センサ37を取り付ける。ガス側配管G2 において、
バイパス24の接続部よりも室内熱交換器22側に、室
内熱交換器22の出口温度を検知する冷媒温度センサ3
8を取り付ける。制御回路を図2に示す。圧縮機1の吐
出口と四方弁2との間の高圧側配管に、吐出冷媒圧力を
検知する冷媒圧力センサ39を取付ける。40は商用交
流電源で、その電源40に室外ユニットAの室外制御部
50を接続する。室外制御部50は、マイクロコンピュ
ータおよびその周辺回路からなり、室外ユニットAの全
般にわたる制御を行なうものである。
【0014】この室外制御部50に、電子膨張弁11、
流量調整弁13、電子膨張弁21、流量調整弁23、二
方弁6、四方弁2、室外ファンモータ7M、冷媒温度セ
ンサ31,32,34,35,36,37,38、熱交
換器温度センサ33、冷媒圧力センサ39、およびイン
バータ回路51を接続する。
【0015】インバータ回路51は、商用交流電源40
の電圧を整流し、それを室外制御部50の指令に応じた
所定周波数(およびレベル)の電圧に変換し、出力する
ものである。この出力を圧縮機モータ1Mへ駆動電力と
して供給する。室内ユニットB1 は室内制御部60を備
える。室内制御部60は、マイクロコンピュータおよび
その周辺回路からなり、室内ユニットB1 のそれぞれ全
般にわたる制御を行なうものである。この室内制御部6
0に、室内温度センサ61、リモコン式の運転操作部
(以下、リモコンと略称する)62、および室内ファン
モータ16Mを接続する。室内ユニットB2 は室内制御
部60を備える。室内制御部60は、マイクロコンピュ
ータおよびその周辺回路からなり、室内ユニットB2 の
それぞれ全般にわたる制御を行なうものである。この室
内制御部60に、室内温度センサ61、リモコン62、
および室内ファンモータ26Mを接続する。そして、室
内制御部60,60をそれぞれ電源ラインACLおよび
シリアル信号ラインSLにて室外制御部50に接続す
る。室内制御部60,60は、次の機能手段を備える。 (1)リモコン62の操作による運転モード指令や設定
室内温度データを電源電圧同期のシリアル信号にて室外
制御部50に送る手段。
【0016】(2)室内温度センサ61の検知温度とリ
モコン62の設定室内温度との差(つまり空調負荷)を
検出し、それを要求能力として、かつ周波数指令コード
Sに置き換え、電源電圧同期のシリアル信号にて室外制
御部50に送る手段。室外制御部50は、次の機能手段
を備える。
【0017】(1)室内ユニットB1 ,B2 からの冷房
運転モード指令に基づき、圧縮機1から吐出される冷媒
を四方弁2、室外熱交換器3、電子膨張弁11,21、
室内熱交換器12,22、流量調整弁13,23、四方
弁2、アキュ―ムレ―タ4に通して流し、冷房運転を実
行する手段。 (2)この冷房運転時、圧縮機1の能力(=インバ−タ
回路51の出力周波数F)を室内ユニットB1 ,B2 の
要求能力の総和に応じて制御する手段。 (3)冷房運転時、流量調整弁13,23の開度を室内
ユニットB1 ,B2 の要求能力に従ってそれぞれ制御す
る手段。
【0018】(4)冷房運転時、室内熱交換器12,1
3での冷媒過熱度(=冷媒温度センサ36,36の検知
温度と冷媒温度センサ37,38の検知温度との差)を
求める手段。 (5)これら検出冷媒過熱度がそれぞれ一定値となるよ
うに電子膨脹弁11,21の開度を一定に制御する手
段。
【0019】(6)冷房運転時、停止中(室内温度制御
に基づく中断を含む)の室内ユニットに対応する液側の
電子膨脹弁を全閉し、ガス側の流量調整弁を所定の開度
(例えば250パルス相当)まで開く手段。なお、この
手段の目的は、冷媒の回収及び冷凍・露付きの防止であ
る。
【0020】(7)室内ユニットB1 ,B2 からの暖房
運転モード指令に基づき、圧縮機1から吐出される冷媒
を四方弁2、流量調整弁13,23、室内熱交換器1
2,22、電子膨張弁11,21、室外熱交換器3、四
方弁2、アキュ―ムレ―タ4に通して流し、暖房運転を
実行する手段。 (8)この暖房運転時、圧縮機1の能力(=インバ−タ
回路51の出力周波数F)を室内ユニットB1 ,B2 の
要求能力の総和に応じて制御する手段。 (9)暖房運転時、流量調整弁13,23の開度を室内
ユニットB1 ,B2 の要求能力に従ってそれぞれ制御す
る手段。 (10)暖房運転時、室外熱交換器3での冷媒過熱度
(=冷媒温度センサ34の検知温度と冷媒温度センサ3
2の検知温度との差)を求める手段。 (11)この検出冷媒過熱度がそれぞれ一定値となるよ
うに電子膨脹弁11,21の開度を同時に同量ずつ制御
する手段。
【0021】(12)暖房運転時、圧力センサ39の検
知圧力Pd が設定値Pds以上になると、停止中の室内ユ
ニットに対応する液側の電子膨張弁およびガス側の流量
調整弁の開度をそれぞれ所定開度に開く手段。なお、こ
の手段の目的は、室内熱交換器の総合容量を増して凝縮
温度を下げ、高圧側圧力の上昇を押さえることである。
【0022】(13)暖房運転時、熱交換器温度センサ
33の検知温度(=蒸発器温度)が設定値以下になると
に二方弁6を開き、流量調整弁13,23を全閉(ある
いは微小開度)とし、電子膨脹弁11,21を全開(あ
るいは設定開度)として、高温冷媒を室外熱交換器3に
流し除霜運転を実行する手段。つぎに、作用を説明す
る。まず、室内ユニットB1 ,B2 のそれぞれリモコン
62で冷房運転モードおよび所望の室内温度が設定さ
れ、かつ運転開始操作がなされたとする。
【0023】この場合、圧縮機1を起動し、圧縮機1か
ら吐出される冷媒を図1の実線矢印のように四方弁2、
室外熱交換器3、電子膨張弁11,21、室内熱交換器
12,22、流量調整弁13,23、四方弁2、アキュ
―ムレ―タ4に通して流し、室内ユニットB1 ,B2 の
冷房運転を開始する。
【0024】そして、圧縮機1の能力(=インバータ回
路51の出力周波数F)を室内ユニットB1 ,B2 のそ
れぞれ要求能力(設定室内温度と室内温度センサ61の
検知温度との差に対応)の総和に応じて制御する。同時
に、流量調整弁13の開度を室内ユニットB1 の要求能
力に従って制御し、かつ流量調整弁23の開度を室内ユ
ニットB2 の要求能力に従って制御する。
【0025】さらに、冷媒温度センサ35の検知温度
(=冷媒飽和温度)と冷媒温度センサ37の検知温度と
の差を室内熱交換器12での冷媒過熱度として検出し、
その検出冷媒過熱度が一定値となるよう電子膨張弁11
の開度を制御する。同時に、冷媒温度センサ36の検知
温度(=冷媒飽和温度)と冷媒温度センサ38の検知温
度との差を室内熱交換器22での冷媒過熱度として検出
し、その検出冷媒過熱度が一定値となるよう電子膨張弁
21の開度を制御する。これにより、冷凍サイクルの安
定運転を確保する。
【0026】次に、室内ユニットB1 のリモコン62で
冷房運転モードおよび所望の室内温度が設定され、かつ
運転開始操作がなされたとする。なお、室内ユニットB
2 については運転停止とする。
【0027】この場合、圧縮機1を起動し、圧縮機1か
ら吐出される冷媒を図1の実線矢印のように四方弁2、
室外熱交換器3、電子膨張弁11、室内熱交換器12、
流量調整弁13、四方弁2、アキュ―ムレ―タ4に通し
て流し、室内ユニットB1 の冷房単独運転を開始する。
【0028】そして、圧縮機1の能力(=インバータ回
路51の出力周波数F)を室内ユニットB1 の要求能力
(設定室内温度と室内温度センサ61の検知温度との差
に対応)に応じて制御する。同時に、運転室内ユニット
B1 に対応する流量調整弁13の開度をその室内ユニッ
トB1 の要求能力に従って制御する。
【0029】さらに、冷媒温度センサ35の検知温度
(=冷媒飽和温度)と冷媒温度センサ37の検知温度と
の差を室内熱交換器12での冷媒過熱度として検出し、
その検出冷媒過熱度が一定値となるよう電子膨張弁11
の開度を制御する。これにより、冷凍サイクルの安定運
転を確保する。
【0030】また、停止室内ユニットB2 に対応する電
子膨張弁21を全閉し、流量調整弁23を所定の開度
(250パルス相当)まで開く。この開きにより、室内
熱交換器22内の冷媒を回収するとともに、室内熱交換
器22の凍結および露付きを防止する。一方、室内ユニ
ットB1 ,B2 のそれぞれリモコン62で暖房運転モー
ドおよび所望の室内温度が設定され、かつ運転開始操作
がなされたとする。
【0031】この場合、圧縮機1を起動し、圧縮機1か
ら吐出される冷媒を図1の破線矢印のように四方弁2、
流量調整弁13,23、室内熱交換器12,22、電子
膨張弁11,21、室外熱交換器3、四方弁2、アキュ
―ムレ―タ4に通して流し、室内ユニットB1 ,B2 の
暖房運転を開始する。
【0032】そして、圧縮機1の能力(=インバータ回
路51の出力周波数F)を室内ユニットB1 ,B2 の要
求能力の総和に応じて制御する。同時に、流量調整弁1
3の開度を室内ユニットB1 の要求能力の総和に従って
制御し、かつ流量調整弁23の開度を室内ユニットB2
の要求能力の総和に従って制御する。
【0033】さらに、室外熱交換器3での冷媒過熱度
(=冷媒温度センサ34の検知温度と冷媒温度センサ3
2の検知温度との差)を検出し、その検出冷媒過熱度が
一定値となるよう電子膨張弁11,21の開度を同時に
同量ずつ制御する。これにより、冷凍サイクルの安定運
転を確保する。
【0034】次に、室内ユニットB1 のリモコン62で
暖房運転モードおよび所望の室内温度が設定され、かつ
運転開始操作がなされたとする。なお、室内ユニットB
2 については運転停止とする。
【0035】この場合、圧縮機1を起動し、圧縮機1か
ら吐出される冷媒を図1の破線矢印のように四方弁2、
流量調整弁13、室内熱交換器12、電子膨張弁11、
室外熱交換器3、四方弁2、アキュ―ムレ―タ4に通し
て流し、室内ユニットB1 の暖房単独運転を開始する。
【0036】そして、圧縮機1の能力(=インバータ回
路51の出力周波数F)を室内ユニットB1 の要求能力
に応じて制御する。同時に、運転室内ユニットB1 に対
応する流量調整弁13の開度をその室内ユニットB1 の
要求能力に従って制御する。
【0037】さらに、室外熱交換器3での冷媒過熱度
(=冷媒温度センサ34の検知温度と冷媒温度センサ3
2の検知温度との差)を検出し、その検出冷媒過熱度が
一定値となるよう電子膨張弁11の開度を制御する。こ
れにより、冷凍サイクルの安定運転を確保する。
【0038】また、圧力センサ39の検知圧力Pd が設
定値Pds以上になると、停止室内ユニットB2 に対応す
る電子膨張弁21および流量調整弁23の開度をそれぞ
れ所定開度に開く。電子膨張弁21および流量調整弁2
3が所定開度に開くと、室内熱交換器22に冷媒が流入
し、高圧側圧力が低減する。
【0039】ところで、前述した暖房運転モ−ドが実行
されているとき、熱交換器温度センサ33の検知温度
(=蒸発器温度)が設定値以下になると、図3に示すよ
うに二方弁6を開き、流量調整弁13,23を全閉(あ
るいは微小開度)とし、電子膨脹弁11,21を全開
(あるいは設定開度)として、高温冷媒を室外熱交換器
3に流し除霜運転を実行する。
【0040】このように除霜運転時に流量調整弁13,
23を全閉(あるいは微小開度)としたので、冷媒は室
内熱交換器12,22にはほとんど流れなくなり、バイ
パス5を介して室外熱交換器3に流れ込む冷媒の流量が
増加する。
【0041】また、電子膨脹弁11,21を全開(ある
いは設定開度)としたので、除霜運転開始前の暖房運転
中に室内熱交換器12,22に滞留していた冷媒を室外
熱交換器3側に回収することができ、室外熱交換器3に
流入する冷媒の量をさらに増加させることができる。
【0042】このように、除霜運転時に室内熱交換器1
2,22に冷媒を滞留させずに室外熱交換器3に流れる
冷媒の量を増加させることができるので、除霜時間を短
縮することができる。
【0043】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、除
霜運転の時間を短縮することができる空気調和機を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の冷凍サイクルの構成を示
す図。
【図2】同実施例の制御回路の構成を示すブロック図。
【図3】同実施例の作用を説明するためのフローチャー
トである。
【符号の説明】
A…室外ユニット、B1 ,B2 …室内ユニット、1…圧
縮機、3…室外熱交換器、11,12…電子膨張弁、1
2,22…室内熱交換器、13,23…流量調整弁、5
0…室外制御部、51…インバータ回路、60…室内制
御部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 圧縮機,四方弁,室外熱交換器を有する
    室外ユニット、およびそれぞれが室内熱交換器を有する
    複数の室内ユニットからなる空気調和機において、前記
    圧縮機,四方弁,室外熱交換器,各室内熱交換器の並列
    回路を接続したヒートポンプ式冷凍サイクルと、前記室
    外熱交換器と各室内熱交換器との間のそれぞれ液側管に
    設けた電子膨張弁と、前記各室内熱交換器と四方弁との
    間のそれぞれガス側管に設けた流量調整弁と、前記圧縮
    機から吐出される冷媒を四方弁,各各流量調整弁、各室
    内熱交換器,各電子膨張弁,室外熱交換器に通して流し
    暖房運転を実行する手段と、この暖房運転時、前記各流
    量調整弁の開度を各室内ユニットの要求能力の総和に応
    じて制御する手段と、暖房運転時に前記圧縮機の吐出冷
    媒の一部を前記室外熱交換器に流して除霜運転を実行す
    る手段と、この除霜運転時に前記流量調整弁をそれぞれ
    全閉あるいは微小開度とし前記電子膨脹弁をそれぞれ全
    開あるいは設定開度とする手段とを具備したことを特徴
    とする空気調和機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6161627A (ja) * 1984-08-31 1986-03-29 Mita Ind Co Ltd トナ−の球形化法
KR20100096553A (ko) * 2009-02-24 2010-09-02 엘지전자 주식회사 공기조화기 및 공기조화기의 제상운전방법

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