JPH0526208A - 高速作動用流体圧シリンダ装置 - Google Patents

高速作動用流体圧シリンダ装置

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JPH0526208A
JPH0526208A JP20132891A JP20132891A JPH0526208A JP H0526208 A JPH0526208 A JP H0526208A JP 20132891 A JP20132891 A JP 20132891A JP 20132891 A JP20132891 A JP 20132891A JP H0526208 A JPH0526208 A JP H0526208A
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JP
Japan
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fixed
piston
tube
movable
cylinder
Prior art date
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Pending
Application number
JP20132891A
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English (en)
Inventor
Yasuo Goto
保夫 後藤
Hisashi Kawahama
久之 川浜
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
CKD Corp
Original Assignee
CKD Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by CKD Corp filed Critical CKD Corp
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Publication of JPH0526208A publication Critical patent/JPH0526208A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 テーブル等の被動部材を高倍速で作動させ
る。 【構成】 シリンダチユーブ2側が往復駆動されるエア
シリンダ1の上方に、ガイドバー13に沿つて移動する
テーブル15が装置されている。左右の取付板8には、
夫々5個ずつの固定プーリ19a、19bが軸支され、
チユーブ2の上面に、各固定プーリ19a、19bに対
向して5個ずつの可動プーリ22a、22bが軸支され
ている。テーブル15の左側面に一端を固定した左側ワ
イヤ24aの他端は、左側の可動プーリ22aと固定プ
ーリ19aに交互に掛け回されて右側の取付板8に固定
され、右側面に一端を固定した右側ワイヤ24bの他端
は、右側の可動プーリ22bと固定プーリ19bに交互
に掛け回されて左側の取付板8に固定されている。チユ
ーブ2を一定のストロークで駆動すると、テーブル15
がその10倍のストロークで摺動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、紙、布、シー
ト等を切断するカツタを取り付けて駆動する場合のよう
に、低負荷で高速作動させて使用する高速作動用流体圧
シリンダ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の流体圧シリンダ装置とし
ては、実公平1−17723号公報に記載されているよ
うに、ピストンロツドを固定してチユーブ側を往復運動
させるようにした流体圧シリンダの、チユーブの前後両
端に一対のスプロケツトを取り付けてそれに無端チエー
ンを掛け渡し、その一箇所をフレーム等の固定部材に固
定するとともに、その固定点から半周目の箇所を、シリ
ンダの移動軸線と平行な案内に沿つて移動自由に装置さ
れた被動部材に連結し、被動部材をチユーブのストロー
クの2倍に拡大したストロークで移動させるようにした
ものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来装置は、たかだか2倍のストローク、言い換えると2
倍の作動速度が得られるだけであつて、被動部材を高速
で作動させようとすれば、チユーブも相応の高速で駆動
しなければならない。チユーブを高速で駆動させると、
特に、ピストンリングや、チユーブのエンドカバーとロ
ツド間のシールリングが早期に摩耗しやく、耐久性の点
からさらにその改良が望まれていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の高速作動用流体
圧シリンダ装置は、このような事情を背景として案出さ
れたものであつて、チユーブ内にピストンを摺動自由に
嵌装してチユーブとピストンのいずれか一方を固定し、
他方を移動可能とした流体圧シリンダの側方に、その流
体圧シリンダの移動軸線と平行な案内に沿つて移動自由
な被動部材を設け、チユーブとピストンの固定側に複数
の固定プーリを、移動側に複数の可動プーリを、流体圧
シリンダの移動軸線方向において互いに対向するように
設けて、一端を固定部材に固定したワイヤの他端を可動
プーリと固定プーリに交互に掛け渡して被動部材に結合
した構成とした。
【0005】
【作用】流体圧シリンダへの加圧流体の給排によつてチ
ユーブとピストンのいずれか一方である移動側部材が移
動すると、それに取り付けられた可動プーリが同距離移
動し、それに伴つてワイヤが引張されて被動部材が案内
に沿つて駆動される。その際の、シリンダの移動側部材
の移動距離に対するワイヤの引張長さの割合は、可動プ
ーリに巻回されてシリンダの移動軸線方向に延出してい
るワイヤの本数倍となり、可動プーリがn個であると、
夫々について延出しているワイヤは2本であるから合計
2n倍となる。これにより、シリンダの移動側部材がス
トロークLで移動すると、被動部材はそれに比して著し
く長いストローク2nLで駆動されることとなる。
【0006】
【発明の効果】本発明によれば、流体圧シリンダの移動
側部材を少し移動させるだけで、被動部材を長いストロ
ークで、言い換えると高速で作動させることができる。
そして、シリンダ側の駆動が短いストロークですなわち
低速で良いということは、それだけシリンダのシール部
品の摩耗が減少して耐用寿命を大幅に伸ばすことがで
き、また、シリンダ自体のコンパクト化を図ることがで
きる効果がある。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面に基づい
て説明する。符号1は両ロツド式のエアシリンダであつ
て、図3に示すように、シリンダチユーブ2内に、両面
にロツド4を突設したピストン3が摺動自由に嵌装さ
れ、両ロツド4の、チユーブ2の両端のエンドカバー5
の中心孔6から外部に突出した先端が、一対の取付板8
に固定されているとともに、各ロツド4内に、左右のピ
ストン室9に達する加圧エアーの給排路10が形成され
ていて、各ロツド4の先端の給排ポート11から左右の
ピストン室9に加圧エアーの供給と排気とを交互に行う
ことにより、シリンダチユーブ2がロツド4を案内とし
て左右に往復運動するようになつている。
【0008】エアシリンダ1の上方には、シリンダチユ
ーブ2の移動方向と平行なガイドバー13が両取付板8
の間に差し渡されて固定され、そのガイドバー13に、
スライドテーブル15が摺動自由に嵌装されている。
【0009】左右の取付板8の対応する内側の面には、
シリンダチユーブ2の移動方向と直角方向の軸17を差
し渡したブラケツト18が夫々取り付けられ、左右の軸
17に、夫々5個ずつの固定プーリ19a、19bが並
んで各別の回転自由に支持されている。
【0010】シリンダチユーブ2の上面には、上記の軸
17と同方向を向いた軸20を差し渡した左右2個のブ
ラケツト21が取り付けられ、各軸20に、夫々5個ず
つの可動プーリ22a、22bが、固定プーリ19aま
たは19bと対向するようにして並んで各別の回転自由
に支持されている。
【0011】そして、テーブル15の左側面に一端を固
定した左側ワイヤ24aの他端が、左側の取付板8の通
孔26から一旦外部に引き出されて、転向ローラ27を
回つたのち、通孔28から再び取付板8の内側に引き出
され、図2にも示すように、左側の可動プーリ22aと
左側の固定プーリ19bの間に奥側から交互に掛け回さ
れ、一番手前の固定プーリ19aから出て反対側の右側
の取付板8に固定されている。
【0012】テーブル15の右側面に一端を固定した右
側ワイヤ24bは、上記の左側ワイヤ24aと左右対称
をなすようにして、右側の取付板8の通孔26から外部
に引き出されて、転向ローラ27を回つたのち取付板8
の内側に引き出され、右側の可動プーリ22bと右側の
固定プーリ19bの間に奥側から交互に掛け回されたの
ち、一番手前の固定プーリ19bから出て反対側の左側
の取付板8に固定されている。
【0013】次に、本実施例の作動を図3の原理図に基
づいて説明する。エアシリンダ1の左側のピストン室9
に加圧エアーを供給し、右側のピストン室9からエアー
を排出することにより、シリンダチユーブ2を同図の鎖
線に示すように距離L/2だけ左方向に移動させると、
それに取り付けられた左右の可動プーリ22a、22b
群が夫々同方向に同距離移動して、右側ワイヤ24bの
テーブル15との結合端が右方向に引張され、左側ワイ
ヤ24aのテーブル15との結合端が同方向に繰り出さ
れ、それによつてテーブル15がガイドバー13に沿つ
て右方向に駆動される。
【0014】その際の、シリンダチユーブ2の移動距離
に対するワイヤ24b、24aの引張長さ及び繰出長さ
の割合は、ワイヤ24b、24aの可動プーリ22b、
22aに巻回されてシリンダチユーブ2の移動方向に延
出している本数倍となり、可動プーリ22b、22aは
各5個であつて夫々について2本延出しているから、5
×2=10倍となり、テーブル15の移動距離は、(L
/2)×10=5Lとなる。
【0015】逆に、シリンダチユーブ2を図3の実線位
置から右側に移動距離L/2だけ移動させると、左側ワ
イヤ24aのテーブル15との結合端が左方向に引張さ
れ、右側ワイヤ24bのテーブル15との結合端が同方
向に繰り出され、上記と同じ理屈によつて、テーブル1
5が左側に距離5L移動する。
【0016】すなわち、シリンダチユーブ2がストロー
クLで左右に往復運動すると、テーブル15はその10
倍のストローク10Lで駆動され、10倍の高速作動が
実現される。
【0017】このようにテーブル15は高速作動する
が、シリンダチユーブ2は低速で短い距離移動するだけ
であるから、ピストン3の外周に嵌着したピストンリン
グ30や、チユーブ2のエンドカバー5の中心孔6に嵌
着したシールリング31は長寿命となる。
【0018】なお、可動プーリ22a、22bとそれと
対向する固定プーリ19a、19bの数を増せば増すほ
ど高倍速を得られることはもちろんである。
【0019】また、本発明は、エアシリンダのシリンダ
チユーブ側を固定してピストンロツドを移動させて用い
る場合にも適用でき、両ロツド式に限らず片ロツド式の
ものにも適用できる。また、シリンダチユーブの外面に
長さ方向の切割溝を形成してそこからピストンの外周に
突設した摺動部を突出し、摺動部を切割溝に沿つて往復
運動させるようにしたロツドレスシリンダにも同様に適
用できる。もちろん、エアー式に限らず、油圧式等の他
の形成の流体圧シリンダに広く適用することが可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の外観斜視図である。
【図2】ワイヤの配索状態の説明図である。
【図3】本実施例の作動原理の説明図である。
【符号の説明】
1:エアシリンダ 2:シリンダチユーブ 3:ピスト
ン 4:ロツド 8:取付板 10:給排路 13:ガ
イドバー 15:テーブル(被動部材) 19a、19
b:固定プーリ 22a、22b:可動プーリ 24
a:左側ワイヤ24b:右側ワイヤ 30:ピストンリ
ング 31:シールリング

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 チユーブ内にピストンを摺動自由に嵌装
    して前記チユーブと前記ピストンのいずれか一方を固定
    し、他方を移動可能とした流体圧シリンダの側方に、該
    流体圧シリンダの移動軸線と平行な案内に沿つて移動自
    由な被動部材を設け、前記チユーブと前記ピストンの固
    定側に複数の固定プーリを、移動側に複数の可動プーリ
    を、前記流体圧シリンダの移動軸線方向において互いに
    対向するように設けて、一端を固定部材に固定したワイ
    ヤの他端を前記可動プーリと前記固定プーリに交互に掛
    け渡して前記被動部材に結合したことを特徴とする高速
    作動用流体圧シリンダ装置。
JP20132891A 1991-07-15 1991-07-15 高速作動用流体圧シリンダ装置 Pending JPH0526208A (ja)

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JP20132891A Pending JPH0526208A (ja) 1991-07-15 1991-07-15 高速作動用流体圧シリンダ装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5596913A (en) * 1993-07-08 1997-01-28 Daishowa Seiki Kabushiki Kaisha Wrench
US6915722B2 (en) 2002-07-11 2005-07-12 Big Alpha Co., Inc. Clamping nut and tool holder with the clamping nut, and spanner

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6162070A (ja) * 1984-09-03 1986-03-29 Ricoh Co Ltd 電子複写機
JPS63242886A (ja) * 1987-03-30 1988-10-07 株式会社日立製作所 流体圧エレベ−タ

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