JPH05260519A - Museデコーダにおける動き検出回路 - Google Patents

Museデコーダにおける動き検出回路

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JPH05260519A
JPH05260519A JP8621892A JP8621892A JPH05260519A JP H05260519 A JPH05260519 A JP H05260519A JP 8621892 A JP8621892 A JP 8621892A JP 8621892 A JP8621892 A JP 8621892A JP H05260519 A JPH05260519 A JP H05260519A
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JP8621892A
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Koichiro Yoshino
宏一郎 吉野
Fumitaka Asami
文孝 浅見
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Fujitsu Ltd
Fujitsu General Ltd
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Fujitsu Ltd
Fujitsu General Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 規模の小さい回路を用いて動き検出回路を構
成しながら、質の高い画像を再生する。 【構成】 現フィールドの1ライン前の映像データのあ
る画素とその1つ前の画素とから内挿点算出回路16で
内挿点aを求め、エッジ検出回路17でエッジYaを検
出し、aと、1フレーム前の現ラインの1ライン前の映
像データであって、aと同一サンプリング点の画素とか
ら差分量検出回路20で差分量Xaを検出し、XaとY
aとを加算回路22で加算し、現フィールドの現ライン
及びの映像データであって、aと同一サンプリング点の
画素と、現フィールドの2ライン前とから内挿点算出回
路18で内挿点bを求め、bと、1フレーム前の現ライ
ンの1ライン前の映像データであって、aと同一サンプ
リング点の画素とから差分量検出回路21で差分量Xb
を検出し、ZaとXbのうち最小値を最小値選択回路2
4で選択して動き量として出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、MUSE/NTSCコ
ンバータなどで使用され、本来のデコードを行わない簡
易なMUSEデコーダにおいて、静止画と動画の処理系
統を分割する場合に、その判断の基準となる信号を生成
するための動き検出回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、MUSEデコーダでは、本来の動
き検出回路には、いわゆるNHK方式が使用されてい
た。また、従来のMUSE/NTSCコンバータ、すな
わち、ダウンコンバータでは、1つのフィールド内です
べての動画処理を行うための動き検出回路が用いられて
いなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、MUSEデコー
ダでは、本来の動き検出回路としてNHK方式が使用さ
れていたため、回路規模が大きくなり、簡易MUSEデ
コーダには向かないという問題があった。従来のMUS
E/NTSCコンバータであるダウンコンバータでは、
1つのフィールド内ですべての動画処理を行うため、M
USE特有の折返しノイズが目立ち、NTSC対応の表
示装置においても画像劣化が生じるという問題があっ
た。また、MUSE信号では、オフセットサンプリング
処理のため、現フィールドと1フレーム前のフィールド
間では、画素の位置、つまり、サンプリングのポイント
が違う。そのため、1フレーム前のフィールドと現フィ
ールドを比較する場合、現フィールドの画素位置から1
フレーム前のフィールドの画素位置と同じ位置の画素を
算出するものとする。しかし、内挿フィルタは、ローパ
ス特性を示すために、高域成分が動き量として誤検出さ
れるという問題がある。具体的には、1フレーム前の画
素が、図3(a)に示すような周波数成分であって、静
止画像を考えた場合、現フィールドと1フレーム前の画
像の持つ周波数成分が略同じであるにも拘らず、現フィ
ールドに内挿フィルタをかけた場合の周波数成分は、図
3(b)の実線のようになり、斜線で示した高域成分が
動き量として誤検出されるという問題がある。
【0004】本発明は、規模の小さい回路を用いて動き
検出回路を構成しながら、質の高い画像を再生すること
を目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、現フィールド
の1ライン前の映像データのある画素と、その1つ前の
画素とから内挿点aを求める内挿点算出回路16と、現
フィールドの1ライン前の映像データのある画素と、そ
の1つ前の画素とからエッジYaを検出するエッジ検出
回路17と、前記aと、1フレーム前の現ラインの1ラ
イン前の映像データであって、前記aと同一サンプリン
グ点の画素とから差分量Xaを検出する差分量検出回路
20と、前記XaとYaとを加算してZaを求める加算
回路22と、現フィールドの現ラインの映像データであ
って、前記aと同一サンプリング点の画素と、現フィー
ルドの2ライン前の映像データであって、前記aと同一
サンプリング点の画素とから内挿点bを求める内挿点算
出回路18と、前記bと、1フレーム前の現ラインの1
ライン前の映像データであって、前記aと同一サンプリ
ング点の画素とから差分量Xbを検出する差分量検出回
路21と、ZaとXbのうち最小値を選択して動き量と
して出力する最小値選択回路24とからなることを特徴
とするMUSEデコーダにおける動き検出回路である。
【0006】
【作用】N−1入力端子10にN−1の映像データが入
力したものとすると、その出力側に、N−1があらわ
れ、D型FF回路15にN−1が出力する。これらの
N−1とN−1が、それぞれ内挿点算出回路16と
HPFからなるエッジ検出回路17へ入力する。内挿点
算出回路16では、このN−1とN−1が演算され
て、これらN−1の間の横方向の内挿点aを算出す
る。この内挿点aとF−1とから差分量検出回路20
によって出力Xaを得る。HPFからなるエッジ検出回
路17では、N−1とN−1とからエッジが検出さ
れて、出力Yaを得る。このXaにYaをマイナスにし
て加算回路22で加算して出力Zaを得る。
【0007】同様にして、内挿点bの算出回路18で
は、このNとN−2とが演算されて、これらNと
N−2の間の縦方向の内挿点bを算出する。この内挿
点bとF−1とから差分量検出回路21によって出力
Xbを得る。最小値選択回路24では、ZaとXbのう
ちの最小値が選択されて動き量出力端子25に出力す
る。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づき説明
する。図1において、10、11、12および13は、
所定のフレームの所定のラインの映像データの入力端子
である。前記N−1入力端子10は、サブサンプル制御
回路14を介してD型FF回路15に結合されている。
これらサブサンプル制御回路14とD型FF回路15
は、それぞれ内挿点aの算出回路16とHPFからなる
エッジ検出回路17に結合されている。前記N入力端子
11とN−2入力端子12は、内挿点bの算出回路18
に結合されている。
【0009】前記内挿点aの算出回路16とF−1入力
端子13は、差分量検出回路20に結合され、また、前
記内挿点bの算出回路18とF−1入力端子13は、差
分量検出回路21に結合されている。前記差分量検出回
路20とエッジ検出回路17は、加算回路22に結合さ
れ、この加算回路22と前記差分量検出回路21とは、
最小値選択回路24を介して動き量出力端子25に結合
されている。
【0010】以上の構成による作用を説明する。図2
(a)は、MUSE現フィールドの各ラインの映像デー
タを表している。また、図2(b)は、1フレーム前の
MUSEフィールドの各ラインの映像データを表してい
る。 これらの図において、N :現フィールドの現ライン
の映像データ N−1:現フィールドの1ライン前の映像データ N−2:現フィールドの2ライン前の映像データ F :1フレーム前の現ラインの映像データ F−1:1フレーム前の1ライン前の映像データ 、、…:画素のサンプリング点とする。
【0011】N−1入力端子10からサブサンプル制御
回路14に、N−1ラインの映像データが入力したもの
とすると、その出力側に、このN−1ラインの画素が
あらわれ、D型FF回路15にN−1ラインの1つ前の
画素が出力する。これらのN−1とN−1が、そ
れぞれ内挿点算出回路16とHPFからなるエッジ検出
回路17へ入力する。内挿点算出回路16では、このN
−1とN−1が演算されて、図2(a)に示すよう
に、これらN−1の間の横方向の内挿点aを算出す
る。この内挿点aと、F−1ラインの画素とから差分
量検出回路20によって出力Xaを得る。HPFからな
るエッジ検出回路17では、N−1とN−1とから
エッジが検出されて、出力Yaを得る。このXaに、Y
aをマイナスにして加算回路22で加算して出力Zaを
得る。
【0012】同様にして、内挿点bの算出回路18で
は、このNラインの画素とN−2ラインの画素とが
演算されて、図2(a)に示すように、これらNとN
−2の間の縦方向の内挿点bを算出する。この内挿点
bとF−1ラインの画素とから差分量検出回路21に
よって出力Xbを得る。最小値選択回路24では、Za
とXbのうちの最小値が選択されて動き量出力端子25
に出力する。このようにして、動き量として誤検出され
る高域成分を、HPFからなるエッジ検出回路17で抑
制して、誤検出を押さえる。この場合、高域の動きに対
する感度は落ちるが、あまり高品位の画像データを必要
としないダウンコンバータなどでは画像に大きな影響を
およぼさない。
【0013】
【発明の効果】本発明は、上述のように構成したので、
回路規模を小さくでき、簡易MUSEデコーダ用として
好適である。従来のダウンコンバータで発生していたM
USE特有の折返しノイズが抑制され、画像劣化が生じ
ない。高域成分が動き量として誤検出されることが抑え
られ、すぐれた画像が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるMUSEデコーダにおける動き検
出回路の一実施例を示すブロック図である。
【図2】現フィールドと1フレーム前のフィールドの説
明図である。
【図3】従来の出力波形図である。
【符号の説明】
10…N−1入力端子、11…N入力端子、12…N−
2入力端子、13…F−1入力端子、14…サブサンプ
ル制御回路、15…D型FF回路、16…内挿点算出回
路、17…エッジ検出回路、18…内挿点算出回路、2
0…差分量検出回路、21…差分量検出回路、22…加
算回路、24…最小値選択回路、25…動き量出力端
子。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現フィールドの1ライン前の映像データ
    のある画素と、その1つ前の画素とから内挿点aを求め
    る内挿点算出回路16と、現フィールドの1ライン前の
    映像データのある画素と、その1つ前の画素とからエッ
    ジYaを検出するエッジ検出回路17と、前記aと、1
    フレーム前の現ラインの1ライン前の映像データであっ
    て、前記aと同一サンプリング点の画素とから差分量X
    aを検出する差分量検出回路20と、前記XaとYaと
    を加算してZaを求める加算回路22と、現フィールド
    の現ラインの映像データであって、前記aと同一サンプ
    リング点の画素と、現フィールドの2ライン前の映像デ
    ータであって、前記aと同一サンプリング点の画素とか
    ら内挿点bを求める内挿点算出回路18と、前記bと、
    1フレーム前の現ラインの1ライン前の映像データであ
    って、前記aと同一サンプリング点の画素とから差分量
    Xbを検出する差分量検出回路21と、ZaとXbのう
    ち最小値を選択して動き量として出力する最小値選択回
    路24とからなることを特徴とするMUSEデコーダに
    おける動き検出回路。
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