JPH0525737A - 流体噴射式織機の緯入れ装置 - Google Patents

流体噴射式織機の緯入れ装置

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JPH0525737A
JPH0525737A JP18753491A JP18753491A JPH0525737A JP H0525737 A JPH0525737 A JP H0525737A JP 18753491 A JP18753491 A JP 18753491A JP 18753491 A JP18753491 A JP 18753491A JP H0525737 A JPH0525737 A JP H0525737A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 緯糸種等の変更に対し、最適な緯入れ条件に
自動的に調整する。 【構成】 第1の検出装置100 により、ドラム37から緯
糸11の所定長さが引出されたタイミングを検出する。第
2の検出装置105 により、反ノズル側の所定位置に緯糸
11の先端部が到達したタイミングを検出する。そして、
これら第1及び第2の検出装置100,105 からのタイミン
グ信号に基づき、これらのタイミング信号の関係が一定
になるように緯入れ条件変更信号を出力し、圧力調整弁
110 を介してノズル15への噴射流体の供給圧力を調整す
ることにより、緯入れ条件を変更する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は流体噴射式織機の緯入れ
装置に関し、特に最適な緯入れ条件に自動的に調整する
ようにした緯入れ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の緯入れ装置として、例えば
特開昭59−71459号公報に示されるものがある。
これは、緯入れ用のノズルからの流体によって緯入れさ
れる緯糸の先端部が反ノズル側に到達したタイミングを
光電式フィーラ部により検出し、そのタイミングが早い
場合(移送速度が速い場合)は、ノズルへの流体の供給
圧力を減少し、遅い場合は、供給圧力を増大させ、緯入
れ条件を好適に調整するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の装置にあっては、単に反ノズル側への緯糸の
先端部の到達タイミングを検出し、検出した到達タイミ
ングと好適な到達タイミング(基準値)との比較結果に
応じて緯入れ力を調整する方式となっていたため、緯糸
の変更によるノズルへの供給圧力の変更(初期設定の変
更)や緯入れ開始時の変更などに伴い、それらに対する
好適な到達タイミングを見出し、それに基づいて自動制
御するようにしなければならず、その好適な到達タイミ
ングを見出す作業が煩雑であるという問題点があった。
【0004】そこで、本発明は、緯糸種等の変更によっ
て比較用の基準値を変更する必要がなく、最適な緯入れ
条件に自動的に調整可能な緯入れ装置を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するため、緯糸をドラムに巻付けて一時的に貯留し
て後、ノズルからの流体噴射により緯糸をドラムから引
出して経糸開口内に緯入れし、ドラム周面に突入した係
止装置に緯糸を係止することにより1ピック分の緯糸長
さを規制する流体噴射式織機において、ドラムから緯糸
の所定長さが引出されたタイミングを検出する第1の検
出装置と、反ノズル側の所定位置に緯糸の先端部が到達
したタイミングを検出する第2の検出装置と、これら第
1及び第2の検出装置からのタイミング信号に基づいて
緯入れ条件変更信号を出力する装置と、前記緯入れ条件
変更信号を受けて緯入れ条件を変更する装置とを設け
て、流体噴射式織機の緯入れ装置を構成する。
【0006】
【作用】すなわち、第1及び第2の検出装置からの検出
タイミング信号に基づき、これらのタイミング信号の関
係がほぼ一定になるよう緯入れ条件変更信号を出力し
て、緯入れ条件を変更するのである。
【0007】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1において、1,1’は織機のフレーム、2は
経糸、3はバックローラ、4は綜絖、5は筬、6は織
前、7は織布、8はブレストビームである。また、9は
フレーム1に固定したパッケージスタンド、10A,10B
は給糸体、11は緯糸、12は織機作動中矢印方向の気流を
内部に発生させて緯糸11に張力を与えるパイプ状のエア
テンサ、13はドラム式緯糸貯留装置、14は緯糸把持器、
15は緯入れ用のノズル、16,16’はカッターである。
【0008】ドラム式緯糸貯留装置13は図2及び図3に
示されるように構成される。すなわち、フレーム1にス
テー18A,18Bを介して固定したギヤボックス19に軸受
20A,20Bを介して中空の回転軸21が支持されている。
この回転軸21にはキー22により被動ギヤ23を固定し、図
示しない織機の主軸から伝動軸を介して回転駆動される
ようにしてある。この回転軸21の軸心部には導糸孔24を
形成してあり、この端部に導糸部25を有する導糸管26を
螺合し、ロックナット27にて固定してある。この導糸孔
24と導糸管26の先端部との間にはリング状の空気噴出口
29を形成し、回転軸21の周囲に形成した空気室30と回転
軸21に複数穿設した通孔31にて連通させてある。32は空
気室30に空気を供給するバルブ付ニップルであり、その
入口33は圧力空気供給源(図示せず)に接続してある。
回転軸21の先端部には軸受34を介してドラム支持体35を
回転自在に取付けてある。このドラム支持体35にはボル
ト36によりドラム37を固定してある。また、背面の孔38
には永久磁石39を固着してある。ギヤボックス19に固定
した支持体40には前記磁石39と相対して孔42を形成して
あり、前記磁石39と引合う極を相対させて永久磁石43を
固着してある。そして、これらの磁石39と43の間を旋回
するよう巻付管45の基端部を回転軸21に固着してある。
この巻付管45の先端部はドラム37側に屈曲させてある。
緯糸11はギヤボックス19から突設したステー46に固定し
たガイドローラ47を介して導糸部25、導糸孔24、巻付管
45に引通され、ドラム37に巻付けられる。49はバルーニ
ングカバーであり、ステー18Aに固定したブラケット48
に固定してある。50は第1の係止ピンであり、ギヤボッ
クス19に固定したガイド51に摺動自在に嵌合した摺動体
52に固定してあり、その先端部はドラム37のテーパ部37
Aとストレート部37Bとの境界部に穿設した穴53に突入
するようにしてある。54は第2の係止ピンであり、ガイ
ド51に摺動可能に嵌合した摺動体55に固定してあり、そ
の先端部はカバー49の孔74を介してストレート部37Bに
穿設した穴56に突入するようにしてある。摺動体52,55
の他端部にはロ字状の被動体57,58をそれぞれ固定して
あり、その内部に軸59に回動自在に支持した揺動レバー
60,61の先端のカムフォロワ62,63を嵌合してある。こ
れらの揺動レバー60,61の別のカムフォロワ64,65は、
織機の主軸と同期して回転する軸66に固定したカム67,
68にスプリング69,70により当接させてある。71,72は
係止ピン50,54を穴53,56から抜くための軸73に回動自
在に支持したリリースレバーである。
【0009】緯糸把持器14は、フレーム1に突設したブ
ラケット79に固定した下挟持体80と、その下挟持体80を
貫通する往復動桿81の上端に固定した上挟持体82と、往
復動桿81を下方へ付勢するスプリング(図示せず)とよ
りなり、後述の如く駆動されるレバー88により往復動桿
81が押上げられると、緯糸11を解放する。83,84はガイ
ドである。85はギヤボックス19から突出する回転軸であ
り、織機の主軸と同期して回転する。この回転軸85の先
端にはカム86を固定してあり、このカム86は、フレーム
1から突出する固定軸87に揺動可能に枢着したレバー88
のカムフォロワ89に当接して、レバー88を駆動する。
【0010】筬5及び主ノズル15は筬保持体90に固定し
てある。筬保持体90にはまた案内孔91と緯糸脱出用間隙
92とを有する案内子93(図5参照)を緯入れ方向に所定
の間隔で並べて固定してある。ここで、ドラム式緯糸貯
留装置13において、緯糸11の緯入れ長を規制する係止装
置の役目を果たす第1の係止ピン50の近傍に、緯糸11が
所定長さ引出されたタイミングを検出すべく、該係止ピ
ン50に緯糸11が係止されたことを検出する第1の検出装
置100 を設けてある。この第1の検出装置100 は、ギヤ
ボックス19に固定したブラケット101 に固定してあり、
緯糸11が第1の係止ピン50からガイド83まで伸びきった
ときに位置する部位に面して投受光面102 を配置した反
射式の光学的検出器である(図4参照)。
【0011】また、緯入れ経路の反ノズル側の所定位置
に緯糸11の先端部が到達したことを検出する第2の検出
装置105 を設けてある。この第2の検出装置105 は、経
糸2列の外側に配置して筬5に固定してあり、前記案内
孔91の延長部を挟んで配置した縦長の投・受光器106,10
7を備える透過式の光学的検出器である(図5参照)。
但し、この第2の検出装置105 は緯入れによる緯糸11の
有無を検出し緯糸無しの場合に織機を停止させる周知の
緯糸検出器としても用いられる。
【0012】そして、主ノズル15への圧力空気の供給
は、図6に示すように、圧力空気供給源から圧力調整弁
110 、エアタンク111 及び織機の主軸の所定の回転角度
範囲すなわち緯入れ時期に開弁するメカニカルバルブ11
2 を介して行われるようになっている。緯入れ条件を変
更する装置としての圧力調整弁110 を図7によって説明
すると、ボディ120 には入口121 と出口122 とがあり、
導気孔123 を介して連通している。この導気孔123 には
ボディ120 の摺動孔124 に摺動自在に支持されたテーパ
部125 を有する摺動体126 が貫通しており、この摺動体
126 はスプリング127 により上方へ付勢されてテーパ部
125 により導気孔123 を閉止するようになっている。12
8 はダイアフラムであり、中央部に摺動体126 の一端を
押圧する押圧体129 を固定してある。130 もダイアフラ
ムであり、中央に受圧体131 を固定してある。押圧体12
9 の中央部には受圧体131 に面する導気孔132 を形成し
てあり、その一端は摺動体126 の端部133 にて閉止され
るようになっている。134 は排出口、135 は通孔であ
る。136 は空気室137 と室138 とを結ぶ通孔であり、受
圧体131 の面にて閉止されるようになっている。入口12
1 と通孔136 とはリリーフ通路139 で結ばれ、この中間
にオリフィス140 が設けられている。前記通孔136 の一
端は可動コイル141に固定した弁シート142 により閉止
されるようになっている。143 は永久磁石、144 はその
鉄心であり、可動コイル141 はその自己励磁により下方
へ反発力によって移動するようになっている。
【0013】圧力調整弁110 の可動コイル141 の制御回
路は図8に示すように構成される。図中150 はアンド回
路で、第1の検出装置100 からの信号とタイミング信号
発生回路151 からの信号とが入力される。152 はカウン
タで、セット端子にアンド回路150 からの信号が入力さ
れ、リセット端子に第2の検出装置105 からの信号が入
力されるようになっており、セット信号が入力されると
クロック153 からのクロック信号を計時し、リセット信
号によりリセットされてゼロ復帰する。154はコンパレ
ータで、カタンタ152 のカウント値とプリセッタ155 の
プリセット値とを比較し比較結果に応じて出力する。15
6 はカウンタ、157 はプリセッタ、158 はディレイ回
路、159 はカウンタ、160 はプリセッタ、161 は図1に
示されるように給糸体10A,10Bの間に設けられて切替
わりを検出しカウンタ159 をリセットする切替わり検出
器である。162 はD/A変換器、163 はオペアンプ、16
4はパワーアンプであり、圧力調整弁110 の可動コイル1
41 に接続してある。
【0014】尚、カウンタ152 、クロック153 、コンパ
レータ154 及びプリセッタ155 等により、第1及び第2
の検出装置100,105 からの検出信号のタイミング差を演
算しその差が所定値を超えたときに緯入れ条件変更信号
を出力する装置が構成される。また、圧力調整弁110 及
びカウンタ159 等により、前記変更信号を受けてノズル
15への噴射流体の供給圧力を調整する圧力調整装置が構
成され、これにより緯入れ条件を変更する装置が構成さ
れる。
【0015】次に図9のタイミングチャートをあわせて
参照しつつ作用を説明する。運転時は、緯糸貯留装置13
の回転軸21が回転されて、例えば主軸に対し4倍の回転
数で回転されるので、巻付筒45がドラム37の回りを回転
して、ドラム37の回りに緯糸11を連続的に巻付ける。係
止ピン50,54は所定のタイミングで穴53,56から退出す
るが、緯入れ開始の直前には係止ピン50,54は穴53,56
に突入していて、これらの間に緯糸11が4巻分区分され
ている。緯入れ時になるとノズル15から先ず空気噴射を
行い、その直後、第2の係止ピン54を穴56から退出させ
ると共に、レバー88を回動させて、往復動桿81をしたが
って上挟持体82を下挟持体80から離して、緯入れを開始
する。ノズル15からの噴出空気は案内子93の案内孔91に
より誘導され、その誘導気流に乗って緯糸11が緯入れさ
れる。このとき、ドラム37から解舒される緯糸11が第1
の検出装置100 の前を横断するたびに、第1の検出装置
100 から信号(イ)が出力される。
【0016】緯入れが終了すると、緯糸11は第1の係止
ピン50に係止されるので、第1の検出装置100 から連続
したHレベルの信号(ロ)が出力される。また、タイミ
ング信号発生回路151 から周期的に一定巾のパルス信号
(ハ)が緯糸11が第1の係止ピン50に係止されるタイミ
ングで出力され、この信号(ロ)と(ハ)とが重畳した
ときにアンド回路150 からのパルス信号(ニ)が出力さ
れる。このようにアンド回路150とタイミング信号発生
回路151 とを用いたのは、信号(イ)を検出することな
く信号(ロ)の立上がりを検出するためである。
【0017】一方、緯糸11の先端部が第2の検出装置10
5 に達すると、投・受光器106,107間の光を遮るので、
第2の検出装置105 から信号(ホ)が出力され、緯糸11
の先端部が通り抜けると一定の信号(ヘ)が出力され
る。この後、筬打が行われる。前記信号(ニ)の立上が
りによってカウンタ152 がセットされ、クロック153か
らのクロック信号を計時始める。そして、このカウンタ
152 は第2の検出装置105 からの信号(ホ)によりリセ
ットされ、ゼロ復帰する。
【0018】カウンタ152 の出力信号(ト)(デジタル
信号であるが、便宜上図示(ト)の如く表した。)はコ
ンパレータ154 に送られ、プリセッタ155 の設定値L1
を超えると、このコンパレータ154 から信号(チ)が出
力される。この信号(チ)はカウンタ156 にてカウント
される。このカウンタ156 のカウントもデジタルでなさ
れるが、便宜上(リ)にて表した。そして、このカウン
タ156 のカウント値がプリセッタ157 の設定値L2 を超
えると、カウンタ156 からのパルス信号(ヌ)が出力さ
れる。この信号(リ)はカウンタ159 に送られると共
に、ディレイ回路158 を介してカウンタ156 をリセット
しゼロ復帰させる。尚、この例では、変更信号(チ)が
所定数あったときに、真の変更信号(ヌ)を出力するよ
うにしている。
【0019】カウンタ159 はプリセッタ160 によりゼロ
より大きな値に初期設定されており、信号(ヌ)の入力
によりカウントダウンされる。これを信号(ル)にて表
している。このカウンタ159 からの出力はD/A変換器
162 によりアナログ信号に変換され、オペアンプ163 及
びパワーアンプ164 を介して圧力調整弁110 の可動コイ
ル141 に供給される。
【0020】従って、前述のように信号(ヌ)によっ
て、カウンタ159 のカウント値が下がれば、可動コイル
141 に供給される電流も減少する。圧力調整弁110 で
は、可動コイル141 の励磁により永久磁石143 したがっ
て鉄心144 に対する反発力が生じて、弁シート142 が通
孔136 に押付けられるようになっている。一方、ダイア
フラム131 にはリリーフ通路139 からの圧力がかかって
おり、これにより押圧体129 を下方に押圧し、摺動体12
6 を下方に押下げていて、圧力空気は導気孔123 とテー
パ部125 との間を通って出口122 に吐出している。
【0021】ここで、可動コイル141 に供給される電流
が減少すると、弁シート142 の通孔136 に対する押圧力
が弱くなって、ダイアフラム131 に小さな力が加わるよ
うになるので、導気孔123 とテーパ部125 との間の間隙
が小さくなり、圧力も減少する。よって、前述のように
カウンタ159 が1ステップカウントダウンすると、緯入
れ条件が変更、すなわちノズル15への供給圧力が減少
し、ノズル15の緯入れ力が減少する。
【0022】次に給糸体10Aから10Bへの切替わりが切
替わり検出器161 により検出されて、信号(オ)が出力
されると、カウンタ159 は初期設定に戻されるので、圧
力調整弁110 もこれに応じた圧力に調整される。すなわ
ち、フィラメント糸の場合、給糸体が満巻の方が空巻に
近いときに比し約1kg/cm2高い空気圧を要するため、そ
の高圧に戻される(信号ワ)。
【0023】尚、この実施例では、満巻から空巻に行く
に従って供給圧力を減少させるという前提を踏まえ、第
1及び第2の検出装置100,105 の検出タイミングの差が
所定値以上となる毎に供給圧力を低下させているが、満
巻時より空巻時の方が使用圧力が高い場合は、給糸体の
切替わり時に供給圧力を下げ、検出タイミング差が大き
くなったときに供給圧力を上げて行くようにするのがよ
い。この他、ノズル15への供給圧力の微調整を高低いず
れの方向へも可能とし、前回の調整方向とそれによる検
出タイミング差の増減方向とから検出タイミング差が減
少する方向に圧力調整を行うよう学習制御するようにし
てもよい。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ノ
ズル側と反ノズル側とにそれぞれ緯糸の検出装置を設け
て、ドラムから緯糸の所定長さが引出されたタイミング
と反ノズル側の所定位置に緯糸の先端部が到達したタイ
ミングとに基づいて、緯入れ条件を変更するようにした
から、緯糸種の変更等により左右されることなく、自動
的に緯入れ条件を調整することができるという効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を示す織機の平面図
【図2】 緯糸貯留装置の部分の平面図
【図3】 緯糸貯留装置の部分の側面図
【図4】 第1の検出装置の部分の斜視図
【図5】 第2の検出装置の部分の斜視図
【図6】 ノズルへの圧力空気供給系統の概略図
【図7】 圧力調整弁の断面図
【図8】 圧力調整弁の制御回路のブロック図
【図9】 同上回路における信号のタイミングチャート
【符号の説明】
5 筬 11 緯糸 13 緯糸貯留装置 15 ノズル 37 ドラム 50 第1の係止ピン 54 第2の係止ピン 100 第1の検出装置 105 第2の検出装置 110 圧力調整弁 141 可動コイル 152 カウンタ 154 コンパレータ 155 プリセッタ 156 カウンタ 159 カウンタ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】緯糸をドラムに巻付けて一時的に貯留して
    後、ノズルからの流体噴射により緯糸をドラムから引出
    して経糸開口内に緯入れし、ドラム周面に突入した係止
    装置に緯糸を係止することにより1ピック分の緯糸長さ
    を規制する流体噴射式織機において、 ドラムから緯糸の所定長さが引出されたタイミングを検
    出する第1の検出装置と、反ノズル側の所定位置に緯糸
    の先端部が到達したタイミングを検出する第2の検出装
    置と、これら第1及び第2の検出装置からのタイミング
    信号に基づいて緯入れ条件変更信号を出力する装置と、
    前記緯入れ条件変更信号を受けて緯入れ条件を変更する
    装置とを備えてなる流体噴射式織機の緯入れ装置。
JP3187534A 1991-07-26 1991-07-26 流体噴射式織機の緯入れ装置 Expired - Lifetime JPH0819599B2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5922371A (ja) * 1982-07-28 1984-02-04 Nec Corp 半導体光検出装置及びその製造方法
JPS6134259A (ja) * 1984-07-26 1986-02-18 日産テクシス株式会社 流体噴射式織機の緯入れ装置

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