JPH052569Y2 - - Google Patents

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JPH052569Y2
JPH052569Y2 JP16457888U JP16457888U JPH052569Y2 JP H052569 Y2 JPH052569 Y2 JP H052569Y2 JP 16457888 U JP16457888 U JP 16457888U JP 16457888 U JP16457888 U JP 16457888U JP H052569 Y2 JPH052569 Y2 JP H052569Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、ヘルメツトにシールドを取付ける
ための装置に関する。
[従来の技術] ヘルメツトのシールド装置として、シエル前部
に形成された窓穴を開閉するシールドと、シール
ド端部を覆うシールドカバーと、これらシールド
カバー及びシールド端部をシエルの側部へ共締め
しかつシールド端部を回動自在に軸支する連結部
材を備えたものが一般的であり、この連結部材は
飾りネジであることが普通である。
[考案が解決しようとする課題] ところで、上記構造の場合、連結部材が飾りネ
ジであると、その取付作業に比較的手間取るばか
りでなく、使用中の緩みにより飾りネジを増締し
なければならない場合もあつた。
そこで本考案の目的は、迅速取付可能でかつ緩
みにくいヘルメツトのシールド装置を提供するこ
とになる。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決するため、本考案に係るヘルメ
ツトのシールド装置は、連結部材に設けられた軸
部先端部に半径方向へ突出する係合突部を形成
し、一方、シールドカバー及びシエルにこの連結
部材の軸部及び係合突部が通過可能な長孔を有す
る係合穴を設け、該長孔を通過してシエル内側へ
突出した前記係合突部を回動させてシエル内面側
へ係合させることにより前記シールドカバーを前
記シエル側へ回し止めするとともに、該シエルと
前記シールドカバーとの間に弾性部材を介在させ
たことを特徴とする。
[考案の作用] シエルの側部にシールド端部とその上にシール
ドカバーを重ね、シエル及びシールドカバーに形
成されている取付穴及びその長孔を一致させる。
次いで、シエルとシールドカバーの間に予め弾性
部材を介在させて連結部材の先端を係合突部が長
孔に合うようにして押し込み、さらにシエル内側
へ突出した係合突部を半回転程度させると係合突
部がシエル内側に係合し、シールドカバーはシー
ルドと共にシエルへ取付けられる。また、弾性部
材の介在によりシールドカバーの取付ガタが少な
くかつ長期使用によつても緩みにくくなる。
[実施例] 第1図乃至第5図は本考案の一実施例を示す。
第1図に示すフルフエイス型ヘルメツト1には、
シエル2の前面に形成された窓孔を開閉するシー
ルド3が設けられ、この両シールド端部4はシエ
ル2のそれぞれ両側部へ取付けられている。この
取付部の表面側はシールドカバー5によつて覆わ
れ、シールドカバー5、シールド端部4及びシエ
ル2は上下二ケ所で飾りネジ状の頭部を有する連
結部材6によつて共締めされている。
シールド3は透明樹脂板からなり、そのシール
ド端部4には第2図に示すように屈曲したクリツ
クアーム7が側方へ延出形成され、その先端部に
係合突起7aが突出形成されている。また、クリ
ツクアーム7よりも内側に取付穴8が形成されて
いる。
一方、シールドカバー5も樹脂製の板状部材で
あり、シールド端部4の取付穴8と対応する位置
及びその下方でシールド端部4の回動に邪魔にな
らない位置に凹部9が形成されている。これら凹
部9は連結部材6の頭部を収容可能な程度の深さ
であり、その反対側は第3図に示すようにシール
ドカバー5の裏面へ突出するボス部9a及び9b
をなし、このうち上側のボス部9aはシールド端
部4の取付穴8へ嵌合し、シールド3の回動支持
軸を兼ねている。
これら凹部9の底部にはそれぞれ取付穴10が
貫通形成され、各取付穴10にはこれを横断して
半径方向へ延びる長孔11が形成されている。
シールドカバー5の周囲はシールド3の板厚程
度分の高さに起立形成された壁部12によつてリ
ブ状に縁取られ、所定の剛性を付与されている。
但し、壁部12のうち上部前方側は低いリブ状を
なす段部13が形成され、シールド3の回動時に
摺接してこの表面を傷つけないよう配慮されてい
る。また、シールドカバー5の内側下部にはクリ
ツクアーム7の係合突起7aによる回動軌跡に沿
うクリツクガイド14が一体に形成されている。
このクリツクガイド14もシールドカバー5の一
般面よりも***してかつ比較的長く形成されるこ
とにより、シールドカバー5の補強リブとして貢
献し、さらに長さ方向に沿つて係合突起7aが係
合するためのクリツク溝15が複数形成されてい
る。なお、クリツク溝15の一端部は下側のボス
部9bと連続している。9cはボス部9aに形成
された係合突起7aのストツパーである。
連結部材6は頭部から突出し取付穴10の内径
よりも多少小径の軸部16を有しており、アール
形状をなす曲面に形成された先端には半径方向へ
長孔11に嵌合可能な係合突部17が延出形成さ
れ、全体が略T歯状の結合部材となつている。
ゆえに、連結部材6は取付穴10と軸部16及
び長孔11と係合突部17を一致させるとシール
ドカバー5を貫通でき、その裏側で係合突部17
両端間の長さより若干小径のオーリング状をなす
弾性体18を軸部16の周囲に取付けることによ
り、シールドカバー5から脱落しないように一体
化され、脱着時に連結部材6の散逸を防いで取扱
性を良好にしている。
一方、シエル2側面のボス部9a及び9bが当
接する部分19には取付穴10及び長孔11と対
応する同様の取付穴20及び長孔21が形成され
ている。この部分のシエル2内側は長孔21に沿
う断面である第4図及びシエル2内側から取付穴
20部分を示した第5図に示すように、取付穴2
0の周囲表面に一方の長孔21側から次第に***
し略1/3周程度までの範囲でカム面22が形成さ
れている。カム面22は最も***した部分で平坦
な係合段部23へ接続し、さらに係合段部23へ
隣接してストツパ壁部24が突出形成されてい
る。係合段部23とストツパ壁部24の境界部に
は係合溝25が放射線状に形成されている。
次に、本実施例の作用を説明する。まず、第2
図に示すように、シールド端部4をシエル2側へ
取付け、その後シールド端部4上へシールドカバ
ー5を重ねて上側のボス部9aをシールド端部4
の取付穴8へ嵌合し、次いで各取付穴10,20
及び長孔11,21をそれぞれ一致させ、さらに
係合突部17を長孔11と一致させて連結部材6
をシエル2側へ押し込むと、係合突部17は長孔
11,21を通過してシエル2の内側へ突出する
ので、連結部材6を略1/3回動させると、係合突
部17はカム面22に案内されて弾性体18を圧
縮しつつ回動して係合段部23へ係合し、ストツ
パ壁部24へ当接すると回動が止り、さらに係合
溝25へ係合し取付作業が完了する。したがつ
て、従来のネジ止め作業と比べ極めて作業が迅速
になる。しかも弾性体18を介在したため、その
弾力によりシールドカバー5がガタつきなしにシ
エル2へ取付けられ、かつ長期使用によつても緩
みにくくなる。また、軸部16先端が曲面のため
に、取付穴10内への嵌合が容易となる。さら
に、取付穴10の穴径は軸部16よりも大きいの
で、シールドカバー5を取付けるとき上下前後等
各方向へ微調整移動させて位置合せできるので、
取付調節の自由度が増す。
そのうえ、係合溝25を設けたことにより、係
合突部17の係合時における良好な節度感が与え
られるとともに、緩み防止にもなる。
[考案の効果] 本考案は連結部材の軸部先端部に半径方向へ突
出する係合突部を設け、一方、シールドカバー及
びシエルへこれを通過可能な長孔を有する取付穴
を設けたので、シールドカバーをシエルへ取付け
るとき、連結部材を半回転程度させるだけで回し
止めでき、従来のネジ止め作業と比べて取付作業
が迅速化する。しかもシールドカバーとシエルの
間に弾性部材を介在させたので、取付時のガタが
少なくなりかつ長期使用によつてもシールドカバ
ーの緩みが生じにくくなつた。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は一実施例を示し、第1図は
ヘルメツトの外観斜視図、第2図は組立斜視図、
第3図はシールドカバーの内側平面図、第4図は
第1図の−線断面図、第5図はシエルの内面
側から示した要部の斜視図である。 符号の説明、1……ヘルメツト、2……シエ
ル、3……シールド、4……シールド端部、5…
…シールドカバー、6……連結部材、10……取
付穴、11……長孔、16……軸部、17……係
合突部、18……弾性体、20……取付穴、21
……長孔、22……カム面、23……係合段部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ヘルメツトのシエル前部に形成された窓穴を開
    閉するシールドと、シールド端部を覆うシールド
    カバーと、これらシールドカバー及びシールド端
    部をシエルの側部へ共締めしかつシールド端部を
    回動自在に軸支する連結部材とを備えたものにお
    いて、前記連結部材に設けられた軸部先端部に半
    径方向へ突出する係合突部を形成し、一方、前記
    シールドカバー及びシエルにこの連結部材の軸部
    及び係合突部が通過可能な長孔を有する係合穴を
    設け、該長孔を通過してシエル内側へ突出した前
    記係合突部を回動させてシエル内面側へ係合させ
    ることにより前記シールドカバーを前記シエル側
    へ回し止めするとともに、該シエルと前記シール
    ドカバーとの間に弾性部材を介在させたことを特
    徴とするヘルメツトのシールド装置。
JP16457888U 1988-12-19 1988-12-19 Expired - Lifetime JPH052569Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP16457888U JPH052569Y2 (ja) 1988-12-19 1988-12-19

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JP16457888U JPH052569Y2 (ja) 1988-12-19 1988-12-19

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JPH0287023U JPH0287023U (ja) 1990-07-10
JPH052569Y2 true JPH052569Y2 (ja) 1993-01-22

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2503190B2 (ja) * 1993-05-31 1996-06-05 株式会社ホンダアクセス ヘルメット
JP6282491B2 (ja) * 2014-03-05 2018-02-21 株式会社Shoei 留め機構及びヘルメット

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Publication number Publication date
JPH0287023U (ja) 1990-07-10

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