JPH05256261A - 密閉型電動圧縮機 - Google Patents
密閉型電動圧縮機Info
- Publication number
- JPH05256261A JPH05256261A JP5238692A JP5238692A JPH05256261A JP H05256261 A JPH05256261 A JP H05256261A JP 5238692 A JP5238692 A JP 5238692A JP 5238692 A JP5238692 A JP 5238692A JP H05256261 A JPH05256261 A JP H05256261A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal
- electric motor
- glass
- jacket
- heat shrinkage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Compressor (AREA)
- Connections Arranged To Contact A Plurality Of Conductors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、ターミナル接続部を熱収縮絶縁外
被で密封し、密閉外被内微小異物が接続部へ侵入しない
ことを目的としたものである。 【構成】 ターミナルの導電ピン６と接続バネ端子１２
とを熱収縮性絶縁外被１１で、密封する構成としてい
る。
被で密封し、密閉外被内微小異物が接続部へ侵入しない
ことを目的としたものである。 【構成】 ターミナルの導電ピン６と接続バネ端子１２
とを熱収縮性絶縁外被１１で、密封する構成としてい
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、家庭用冷蔵庫に用いら
れる比較的小型の密閉型電動圧縮機に関するものであ
る。
れる比較的小型の密閉型電動圧縮機に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】近年、密閉型電動圧縮機は、更に高い信
頼性，長期耐久性を追求し、種々の改良が加えられてお
り、給電用ガラスターミナルと、電動モータのリード線
バネ端子の接続部絶縁も大きな課題のひとつとなってい
る。
頼性，長期耐久性を追求し、種々の改良が加えられてお
り、給電用ガラスターミナルと、電動モータのリード線
バネ端子の接続部絶縁も大きな課題のひとつとなってい
る。
【０００３】以下、図面を参照しながら従来の密閉型電
動圧縮機のガラスターミナル接続部の一例を説明する。
図３，図４は、密閉型電動圧縮機の断面図と、要部断面
図である。密閉外被１の内部に、圧縮要素２，電動モー
タ３を収納し、前記電動モータ３は、リード線４を介し
て、ガラスターミナル５の導電ピン６へ圧入接続されて
いる。前記ガラスターミナル５は、導電ピン６，基板
７，ガラス封孔部８を備え、前記密閉外被１の貫通穴に
密閉固定されている。一方、前記リード線４の反モータ
側先端には、クラスター９に挿入された接続バネ端子１
０を備え、前記クラスター９の貫通穴を通して、前記導
電ピンに圧入固定される。
動圧縮機のガラスターミナル接続部の一例を説明する。
図３，図４は、密閉型電動圧縮機の断面図と、要部断面
図である。密閉外被１の内部に、圧縮要素２，電動モー
タ３を収納し、前記電動モータ３は、リード線４を介し
て、ガラスターミナル５の導電ピン６へ圧入接続されて
いる。前記ガラスターミナル５は、導電ピン６，基板
７，ガラス封孔部８を備え、前記密閉外被１の貫通穴に
密閉固定されている。一方、前記リード線４の反モータ
側先端には、クラスター９に挿入された接続バネ端子１
０を備え、前記クラスター９の貫通穴を通して、前記導
電ピンに圧入固定される。
【０００４】以上のように構成された密閉型電動圧縮機
において、前記密閉外被１の外部より、前記導電ピン
６，前記接続バネ端子１０，前記リード線４を介して、
前記電動モータ３に定格電圧が印加され、前記圧縮要素
２を駆動させ、作動冷媒の吸入圧縮を行う。
において、前記密閉外被１の外部より、前記導電ピン
６，前記接続バネ端子１０，前記リード線４を介して、
前記電動モータ３に定格電圧が印加され、前記圧縮要素
２を駆動させ、作動冷媒の吸入圧縮を行う。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような構成では、前記導電ピンと前記接続バネ端子１０
の圧入接続部が、隣接する他の圧入接続部、及び密閉外
被１内に封入されている潤滑オイル１３と絶縁隔離され
ておらず、前記潤滑オイル１１内に浮遊する鉄粉，銅
粉，微量水分等により前記導電ピン６間でスパーク及び
漏電が発生し、前記ガラスターミナル５の破損といった
事故が発生する可能性を有していた。
ような構成では、前記導電ピンと前記接続バネ端子１０
の圧入接続部が、隣接する他の圧入接続部、及び密閉外
被１内に封入されている潤滑オイル１３と絶縁隔離され
ておらず、前記潤滑オイル１１内に浮遊する鉄粉，銅
粉，微量水分等により前記導電ピン６間でスパーク及び
漏電が発生し、前記ガラスターミナル５の破損といった
事故が発生する可能性を有していた。
【０００６】本発明は上記課題に鑑み、前記導電ピンと
接続バネ端子の接続部を完全に絶縁密閉すると共に、安
価で容易なる組立性を有する密閉型電動圧縮機を提供す
るものである。
接続バネ端子の接続部を完全に絶縁密閉すると共に、安
価で容易なる組立性を有する密閉型電動圧縮機を提供す
るものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】以上のような課題を解決
するために、本発明の密閉型電動圧縮機は、リード線の
接続バネ端子を熱収縮性絶縁外被でおおい、接続バネ端
子を導電ピンに圧入固定後、加熱することで、熱収縮性
外被が、導電ピンと接続バネ端子の接続部を絶縁密閉す
るものである。
するために、本発明の密閉型電動圧縮機は、リード線の
接続バネ端子を熱収縮性絶縁外被でおおい、接続バネ端
子を導電ピンに圧入固定後、加熱することで、熱収縮性
外被が、導電ピンと接続バネ端子の接続部を絶縁密閉す
るものである。
【０００８】
【作用】本発明は上記構成により、導電ピンの接続部を
完全に絶縁密閉することで、密閉外被内潤滑油中に浮遊
する金属粉等に起因するスパーク及び漏電を未然に防ぐ
と共に安価でかつ容易なる組立性を得ることができる。
完全に絶縁密閉することで、密閉外被内潤滑油中に浮遊
する金属粉等に起因するスパーク及び漏電を未然に防ぐ
と共に安価でかつ容易なる組立性を得ることができる。
【０００９】
【実施例】以下本発明の一実施例の密閉型電動圧縮機に
ついて、図面を参照しながら説明する。なお、従来例と
同一部品は同一符号を用いて説明は省略する。図１は、
本発明の一実施例におけるガラスターミナル及びリード
線接続バネ端子の要部断面図、図２は組立完成図であ
る。
ついて、図面を参照しながら説明する。なお、従来例と
同一部品は同一符号を用いて説明は省略する。図１は、
本発明の一実施例におけるガラスターミナル及びリード
線接続バネ端子の要部断面図、図２は組立完成図であ
る。
【００１０】図１，図２において、導電ピン６，基板
７，ガラス封孔部８からなるガラスターミナル５は、密
閉外被１の貫通穴に密閉固定されている。
７，ガラス封孔部８からなるガラスターミナル５は、密
閉外被１の貫通穴に密閉固定されている。
【００１１】一方、電動モータ３のリード線４は反モー
タ側先端に熱収縮性絶縁外被１１におおわれた接続バネ
端子１２を有し、前記接続バネ端子１２が、前記導電ピ
ン６に圧入固定された際、前記熱収縮性絶縁外被１１
は、前記ガラス封孔部８に密着するよう位置し、ターミ
ナル部５、もしくは、密閉型電動圧縮機全体が加熱され
た際、前記熱収縮性絶縁外被１１が収縮し、接続バネ端
子１２と、導電ピン６の接続部６ａを完全に絶縁密封す
る。
タ側先端に熱収縮性絶縁外被１１におおわれた接続バネ
端子１２を有し、前記接続バネ端子１２が、前記導電ピ
ン６に圧入固定された際、前記熱収縮性絶縁外被１１
は、前記ガラス封孔部８に密着するよう位置し、ターミ
ナル部５、もしくは、密閉型電動圧縮機全体が加熱され
た際、前記熱収縮性絶縁外被１１が収縮し、接続バネ端
子１２と、導電ピン６の接続部６ａを完全に絶縁密封す
る。
【００１２】以上のように構成された密閉型電動圧縮機
において、導電ピン６と接続バネ端子１２の接続部６ａ
は、容易に、かつ完全に密封接続されるため、密閉外被
１内の潤滑オイル１３中に存在する金属粉及び微量水分
が、接続部６ａ内に侵入せず、スパーク及び漏電による
ターミナル部破損等の事故を未然に防ぐことができる。
において、導電ピン６と接続バネ端子１２の接続部６ａ
は、容易に、かつ完全に密封接続されるため、密閉外被
１内の潤滑オイル１３中に存在する金属粉及び微量水分
が、接続部６ａ内に侵入せず、スパーク及び漏電による
ターミナル部破損等の事故を未然に防ぐことができる。
【００１３】
【発明の効果】以上のように、本発明は電動モータとガ
ラスターミナルの接続部を熱収縮性絶縁外被で密封する
ことにより、密閉外被内の潤滑オイル中に浮遊する金属
粉及び微量水分が、接続部に侵入せず、漏電，スパーク
によるターミナル部破損等の事故を未然に防ぐと共に、
安価かつ容易なる組立ができる。
ラスターミナルの接続部を熱収縮性絶縁外被で密封する
ことにより、密閉外被内の潤滑オイル中に浮遊する金属
粉及び微量水分が、接続部に侵入せず、漏電，スパーク
によるターミナル部破損等の事故を未然に防ぐと共に、
安価かつ容易なる組立ができる。
【図１】本発明の一実施例における密閉型電動圧縮機の
ターミナル部、及びモータリード線接続バネ端子の組立
前の分解断面図
ターミナル部、及びモータリード線接続バネ端子の組立
前の分解断面図
【図２】図１の組立後の断面図
【図３】従来の密閉型電動圧縮機の断面図
【図４】図３の要部拡大図
１ 密閉外被 ２ モータリード線 ５ ガラスターミナル ６ 導電ピン ６ａ 導電ピン接続部 １１ 熱収縮性絶縁外被 １２ 接続バネ端子
Claims (1)
- 【請求項１】 内部に圧縮要素と電動モータとを収納し
た密閉外被と、前記密閉外被の一部に予めこれを貫通し
て固定される給電用ガラスターミナルとを備え、前記ガ
ラスターミナルは、基板とガラス封孔部と導電ピンを有
し、前記電動モータは、前記導電ピンに接続されるリー
ド線を備え、前記リード線の反モータ側先端は、熱収縮
性絶縁外被でおおわれた接続バネ端子を有し、前記熱収
縮性絶縁外被が、前記接続バネ端子と、導電ピンの接続
部を絶縁密閉することを特徴とする密閉型電動圧縮機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5238692A JPH05256261A (ja) | 1992-03-11 | 1992-03-11 | 密閉型電動圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5238692A JPH05256261A (ja) | 1992-03-11 | 1992-03-11 | 密閉型電動圧縮機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05256261A true JPH05256261A (ja) | 1993-10-05 |
Family
ID=12913372
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5238692A Pending JPH05256261A (ja) | 1992-03-11 | 1992-03-11 | 密閉型電動圧縮機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05256261A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011058388A (ja) * | 2009-09-08 | 2011-03-24 | Toyota Industries Corp | 電動圧縮機 |
| EP2375072A1 (en) | 2010-03-30 | 2011-10-12 | Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki | Motor-driven compressor |
| EP2439826A1 (en) | 2010-10-07 | 2012-04-11 | Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki | cable entry seal for motor-driven compressor |
| KR101200580B1 (ko) * | 2006-01-16 | 2012-11-12 | 엘지전자 주식회사 | 리니어 압축기 |
| CN103216448A (zh) * | 2012-01-20 | 2013-07-24 | 株式会社丰田自动织机 | 马达驱动压缩机及其制造方法 |
| DE102016205087A1 (de) | 2015-03-30 | 2016-10-06 | Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki | Elektrischer Kompressor |
| CN109072900A (zh) * | 2016-02-22 | 2018-12-21 | Ａｇｃ株式会社 | 压缩机和热循环*** |
-
1992
- 1992-03-11 JP JP5238692A patent/JPH05256261A/ja active Pending
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101200580B1 (ko) * | 2006-01-16 | 2012-11-12 | 엘지전자 주식회사 | 리니어 압축기 |
| JP2011058388A (ja) * | 2009-09-08 | 2011-03-24 | Toyota Industries Corp | 電動圧縮機 |
| CN102011729A (zh) * | 2009-09-08 | 2011-04-13 | 株式会社丰田自动织机 | 马达驱动压缩机 |
| EP2375072A1 (en) | 2010-03-30 | 2011-10-12 | Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki | Motor-driven compressor |
| US9028225B2 (en) | 2010-03-30 | 2015-05-12 | Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki | Motor-driven compressor |
| EP2439826A1 (en) | 2010-10-07 | 2012-04-11 | Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki | cable entry seal for motor-driven compressor |
| US9246320B2 (en) | 2010-10-07 | 2016-01-26 | Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki | Motor-driven compressor |
| CN103216448A (zh) * | 2012-01-20 | 2013-07-24 | 株式会社丰田自动织机 | 马达驱动压缩机及其制造方法 |
| US9194394B2 (en) | 2012-01-20 | 2015-11-24 | Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki | Motor-driven compressor and method for manufacturing the same |
| DE102016205087A1 (de) | 2015-03-30 | 2016-10-06 | Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki | Elektrischer Kompressor |
| US10107293B2 (en) | 2015-03-30 | 2018-10-23 | Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki | Electric compressor |
| CN109072900A (zh) * | 2016-02-22 | 2018-12-21 | Ａｇｃ株式会社 | 压缩机和热循环*** |
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