JPH0525578Y2 - - Google Patents

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JPH0525578Y2
JPH0525578Y2 JP1986039441U JP3944186U JPH0525578Y2 JP H0525578 Y2 JPH0525578 Y2 JP H0525578Y2 JP 1986039441 U JP1986039441 U JP 1986039441U JP 3944186 U JP3944186 U JP 3944186U JP H0525578 Y2 JPH0525578 Y2 JP H0525578Y2
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movable
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の技術分野] この考案は、固定刃と可動刃との先端が離間し
た状態。を保持することが出来る電気バリカンに
関するものである。
[従来の技術] 従来、第6図に示すように、本体ケース50の
刃ブロツクケース51の先端部に取付けられてい
る固定刃52の上面は、平面に形成されており、
この上面には、駆動機構53によりクランク回転
体54を介して固定刃52に沿つて摺動する可動
刃55が配置されているが、この可動刃55は、
上面に載置されている可動刃押え56を介してバ
ネ部材57により固定刃52方向に付勢された状
態で配置されている。
可動刃押え56の後方部には指58で押圧する
ための突片59が突設されており、バネ部材57
の付勢に抗して、突片59を可動刃55方向に押
圧すると、可動刃55と固定刃52との後端部の
接続箇所を支点として可動刃55が回動して、可
動刃55と固定刃52との先端部には、空隙60
が形成される。指58の押圧力を解除すると、可
動刃55はバネ部材57に付勢されて、固定刃5
2に圧接されるように構成されている。
[考案の解決しようとする問題点] このような構成であるから、電気バリカンを使
用中に、可動刃55と固定刃52との間にはさま
つた毛を掃除する場合には、指58で突片59を
押圧した状態のまま掃除しなければならず、一方
の手が使用出来ないので不便であるばかりでな
く、掃除をするのが面倒である。その上、バネ部
材57の比較的大きな付勢力に抗して、狭い刃ブ
ロツクケース51で指58で押圧した状態を保持
しなければならないので、指58が痛くなるとと
もに、けがをする危険がある等の問題があつた。
[問題を解決するための手段] この考案は、可動刃の回動運動の支点より後方
に可動刃の重心を設定するとともに、この可動刃
を支点の左右方向延長線上においてバネ部材に回
動自在に保持し、可動刃の先端部と固定刃の先端
部とが離間した状態で可動刃の後端部を係止して
可動刃を保持する係止部を固定刃の上面に設ける
ことにより、可動刃と固定刃との先端が離間した
状態を保持するようにしたものである。
[作用] 可動刃へのバネ部材によるばね付勢を解除する
と、可動刃は回動運動の支点を回動中心としてそ
の先端部を上方に回動し、その後端部は下方に回
動して固定刃の係止部に係止されて仮に固定さ
れ、可動刃と固定刃との先端部は離間した状態と
なる。
[考案の実施例] この考案の実施例を第1図〜第4図に基づいて
詳細に説明する。
第1図〜第2図において、1は電気バリカンの
本体ケースで、上ケース2と下ケース3と刃ブロ
ツクケース4とにより構成されており、それぞれ
合成樹脂により一体的に形成されている。下ケー
ス3の先端部には刃ブロツクケース4が、下ケー
ス3と刃ブロツクケース4とにそれぞれ設けられ
ている係合部5と被係合部6とにより着脱自在に
係合されており、この刃ブロツクケース4と下ケ
ース3との係合箇所に対向する位置には、上ケー
ス2から仕切壁7が一体的に設けられて、本体ケ
ース1を前部と後部とに2分割している。
本体ケース1の後部には、駆動機構8が内蔵さ
れており、この駆動機構8の回転軸9は仕切壁7
から本体ケース1の前部に突出しており、この回
転軸9にはクランク回転体10が固定されている
とともに、このクランク回転体10の先端には偏
心回転軸11が固定されており、駆動機構8が駆
動されて回転軸9が回転すると、この回転は、ク
ランク回転体10と偏心回転軸11とに伝達され
て偏心回転軸11が偏心して回転するように構成
されている。
刃ブロツクケース4の前部外面には、刈り込み
案内面12が設けられ、この刈り込み案内面12
に沿つて固定刃13の刃先が刃ブロツクケース4
の先端から突出するように取付けられている。
14は刃ブロツクケース4の中央部両側に立設
されている支持部で、下端部にはバネ部材15の
端部を軸支するための軸部16が取付けられてい
る。
バネ部材15の先端部には、指先を係止可能な
程度の略コ字状に形成されている把持部15aが
設けられているとともに、この把持部15aは、
可動刃17の上面に固定されている可動刃押え1
8の上面に設けられている突出部19に設けられ
ている係止溝19aに係止されている。従つて、
可動刃17は可動刃押さえ18を介して係止溝1
9aの位置においてバネ部材15に回動自在に保
持されている。
可動刃押え18の後端部には、偏心回転軸11
と係合する係合溝20が設けられている。
従つて、駆動機構8が駆動されると、この回転
は回転軸9、クランク回転体11へと伝達され
て、偏心回転軸11が偏心運動をする。この偏心
運動は可動刃押え18を介して可動刃17を固定
刃13に沿つて左右方向に摺動させるが、この
時、バネ部材15は軸部16を中心として、可動
刃17を固定刃13方向に付勢しつつ可動刃17
が固定刃13に沿つて左右方向に摺動するように
可動刃17を回動自在に保持している。
固定刃13の後端部上面には、係止部21が設
けられており、この係止部21は先端方向に傾斜
したテーパー状に形成されており、第3図、第4
図に示すように、バネ部材15の付勢に抗して、
可動刃17の後端部17aが係止部21に係止さ
れて、可動刃17と固定刃13との先端部が離間
して刃先に空隙22を設けた状態を保持すること
が出来るようになつている。
なお、係止部21の代りに可動刃17の後端部
17aをテーパー状に形成しても同様な作用効果
が得られる。
ここで、可動刃17が回動する際、この回動運
動の支点Oは、可動刃17の前後方向の中心線A
と、可動刃17、にバネ部材15による付勢力が
付加されている係止溝19aの延長線B(支点O
の左右方向延長線上)との交点に位置している。
そこで、可動刃17の重心をこの支点Oより後方
に設定すれば、バネ部材15の把持部15aを上
方に引き上げて可動刃17へのバネ部材15の付
勢力を解除すると、可動刃17は自然に支点Oを
中心として後方部が下り、後端部17aは固定刃
13の係止部21に係止されて、固定刃13と可
動刃17との先端部とが離間して空隙22が形成
されるように構成されている。
なお、上ケース2の先端部2aは、第1図に示
ように、可動刃17と固定刃13との刃先に空隙
22を設けた時、先端部2aが可動刃17の先端
部17bに当接する程度に延設されている。従つ
て、刃先の掃除が終了した後、刃ブロツクケース
4を所定の箇所に装着すると同時に、可動刃17
の先端部17bが、上ケース2の先端部2aに押
圧されて使用状態に復帰するように構成されてい
る。
23はスイツチである。
次に、刃ブロツクケース4を上ケース2と下ケ
ース3とに着脱する方法について説明する。
駆動機構8の回転軸8に固定されているクラン
ク回転体10と偏心回転軸11とを仕切壁7から
本体ケース1の前部方向に突出させつつ下ケース
3の所定位置に起動機構8を固定するとともに、
上ケース2と下ケース3とをネジ等により固定し
た後、下ケース3の係合部5と固定刃13や可動
刃17等が固定されている刃ブロツクケース4の
被係合部6とを係合させつつ刃ブロツクケース4
を本体ケース1の先端部に挿入すれば、支持部1
4の側壁に設けられている係合部(図示せず)と
この係合部に対向する位置に設けられている下ケ
ース3の被係合部(図示せず)とが係合して刃ブ
ロツクケース4は本体ケース1の先端部に固定さ
れる。
この状態では、可動刃17はバネ部材15によ
り付勢されて、固定刃13に圧接した状態に保持
されているとともに、クランク回転体10の偏心
回転軸11は可動刃押え18の係合溝20に係合
しており、駆動機構8が回転すると、可動刃17
はバネ部材15に保持されて、固定刃13に沿つ
て左右方向に摺動する。
掃除するために刃ブロツクケース4を本体ケー
ス1から取外す場合には、刃ブロツクケース4を
本体ケース1の先端部から引くと、係合部5と被
係合部6および、支持部14に設けられている係
合部と下ケース3に設けられている被係合部との
係合が解除されて、刃ブロツクケース4は取外す
ことが出来る。
次いで、可動刃押え18の後端を指で押えつつ
バネ部材15の把持部15aを引き上げると、可
動刃17は上方向に回動して後端部15aが固定
刃13の係止部21に係止され、可動刃17と固
定刃13との先端部には空隙22が設けられ、指
を離してもこの状態を保持している。なお、この
時、上ケース2の先端部2aが可動刃17の先端
部17bに当接した状態となつている。
掃除終了後、上記のようにして、刃ブロツクケ
ース4をそのまま本体ケース1の先端部に係合す
ると同時に、上ケース2の先端部2aが可動刃1
7の先端部17bを押圧するので、可動刃17の
後端部17aと係止部21との係合は解除され、
可動刃17は固定刃13に圧接される。この際、
段部21はテーパー状に形成されているので、可
動刃17の後端部17aの係止、解除が円滑に出
来る。
[考案の効果] この考案は、可動刃の回動運動の支点より後方
に可動刃の重心を設定するとともに、この可動刃
を、支点の左右方向延長線上においてバネ部材に
回動自在に保持し、可動刃の先端部と固定刃の先
端部とが離間した状態で可動刃の後端部を係止し
て可動刃を保持する係止部を固定刃の上面に設け
たので、可動刃と固定刃との間にはさまつた毛を
掃除する場合には、バネ付勢を解除すれば、可動
刃は回動運動の支点を回動中心としてその先端部
は上方に自然に回動し、その後端部は下方に回動
して固定刃の係止部に係止されて、仮に固定され
た状態となり、可動刃と固定刃との先端部は離間
した状態となるから、固定刃と可動刃との先端部
を離間する操作が容易であるとともに、掃除が簡
単に出来る。
又、可動刃の後端かあるいは固定刃の係止部の
いずれか一方をテーパー状に形成したので、可動
刃と固定刃の係合、解除が容易であるとともに、
掃除終了後は、可動刃の刃先を押圧すれば簡単に
使用状態となるので、操作が容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図はこの考案の実施例で、第1図
は刃先を掃除する状態を示す要部断面図、第2図
は斜視図、第3図は使用状態を示す要部断面図、
第4図は刃ブロツクケース4の平面図、第5図は
第4図刃ブロツクケース4の要部断面図、第6図
は従来例を示す要部断面図である。 1……本体ケース、4……刃ブロツクケース、
8……駆動回路、13……固定刃、15……バネ
部材、17……可動刃、21……係止部、22…
…空隙、O……支点。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 駆動機構を内蔵した本体ケースと、この本体
    ケースの先端部に取り付けられた固定刃と、前
    記駆動機構により前記固定刃に沿つて摺動する
    可動刃と、この可動刃を前記固定刃方向に付勢
    するばね部材とを有する電気バリカンにおい
    て、 前記可動刃を回動運動の支点の左右方向延長
    線上において前記バネ部材に回動自在に保持す
    るとともに、前記可動刃の重心を前記支点より
    後方に設定し、前記可動刃の先端部と前記固定
    刃の先端部とが離間した状態で前記可動刃の後
    端部を係止して前記可動刃を保持する係止部を
    前記固定刃の上面に設けたこと を特徴とする電気バリカン。 (2) 実用新案登録請求の範囲第1項において、固
    定刃の係止部あるいは可動刃の後端のいづれか
    一方を、テーパー状に形成したこと を特徴とする電気バリカン。
JP1986039441U 1986-03-18 1986-03-18 Expired - Lifetime JPH0525578Y2 (ja)

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JPS62151872U JPS62151872U (ja) 1987-09-26
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56156188A (en) * 1980-05-06 1981-12-02 Tokyo Electric Co Ltd Electric clipper

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56156188A (en) * 1980-05-06 1981-12-02 Tokyo Electric Co Ltd Electric clipper

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JPS62151872U (ja) 1987-09-26

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