JPH0525497A - 硬質表面の漂白洗浄方法 - Google Patents

硬質表面の漂白洗浄方法

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JPH0525497A
JPH0525497A JP17825091A JP17825091A JPH0525497A JP H0525497 A JPH0525497 A JP H0525497A JP 17825091 A JP17825091 A JP 17825091A JP 17825091 A JP17825091 A JP 17825091A JP H0525497 A JPH0525497 A JP H0525497A
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aqueous solution
hard surface
bleaching
acid
carbon atoms
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Masami Ito
正実 伊藤
Atsushi Kurii
淳 繰井
Kozo Ohira
晃三 大平
Masaki Tsumadori
正樹 妻鳥
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Kao Corp
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Kao Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 漂白洗浄効果の高い硬質表面の漂白洗浄方法
を提供する。 【構成】 (a)過酸化水素又は水溶液中で過酸化水素を
生成する過酸化物と(b)特定の有機過酸を生成する有機
過酸前駆体を含有する漂白剤組成物の水溶液を以下の
(1) 又は(2) の方法で硬質表面に適用する。 <方法(1) >(a) 成分及び(b) 成分を含有するpH7.5以
上の漂白剤組成物の水溶液を硬質表面に接触させ5〜30
分間放置し、次いで該硬質表面上の水溶液のpHを 7.5未
満に下げて更に5〜60分間放置し、しかる後にすすぐ。 <方法(2) >(a) 成分及び(b) 成分を含有するpH7.5以
上の漂白剤組成物の水溶液を5〜30分間放置し、次いで
該水溶液のpHを 7.5未満に下げた後、該水溶液を硬質表
面に接触させ5〜60分間放置し、しかる後にすすぐ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は硬質表面の漂白洗浄方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその課題】住居回りにおけるトイレ、
浴室、風呂釜、排水管などの洗浄しにくい場所の汚れ
は、洗浄を主目的とする普通の洗剤あるいは漂白洗浄剤
ではなかなか落とすことができない。これらの汚れの除
去には塩素系または酸素系漂白剤を汚れ除去主成分とす
る組成物の漂白作用或いは発泡作用が利用されている。
【0003】浴室の天井、タイル目地、プラスチックの
壁や台所の三角コーナーなどの黒ズミ汚れはCladospori
um属等のカビの生産する色素が原因であり、また、水洗
便器を長期間継続使用すると、便器の内面と溜水面、特
に水封部に着色した汚れの堆積が生ずるが、この汚れは
主としてリン酸カルシウム、鉄酸化物等の無機物、粗蛋
白や胆汁分解物等の有機***物、微生物或いはその代謝
物等である。
【0004】これら硬質表面の汚れはクレンザーや界面
活性剤だけでは落とすことが難しい為、現在は次亜塩素
酸ソーダなどの塩素系漂白剤を使用した液状又はスプレ
ー状の漂白剤組成物が使用されている。
【0005】しかしながら、次亜塩素酸ソーダを使用し
た硬質表面用漂白剤は、性能は優れているが目や皮膚に
対する危険性が大きく、特にスプレー状のものは天井等
のカビには不向きである。更に、特有の塩素系の臭いが
強く、狭い浴室、トイレなどで使用するには抵抗がある
上、誤って酸性の洗剤と併用したりすると有毒ガスを発
生するという問題がある。
【0006】近年、このような危険性のない酸素系漂白
剤を用いた硬質表面用漂白剤が検討されている。酸素系
漂白剤は塩素系漂白剤に比べ漂白力が弱いという欠点が
ある。酸素系漂白剤の漂白力を高める漂白活性化剤とし
ては、テトラアセチルジアミン、テトラアセチルグリコ
ールウリル、ペンタエリスリトールテトラアセテートな
どが特に優れている。しかしながら、これらの漂白活性
化剤は漂白活性種として過酢酸を生成するので、刺激臭
が強く硬質表面用漂白剤としての実用化は難しい。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは刺激臭のな
い漂白活性化剤について検討した結果、アルコキシ基を
有する有機酸の無水物、エステル又は酸アミドが優れた
効果を示すこと見出し、更に漂白力を高めるべく鋭意研
究を続けた結果、該漂白活性化剤を含有する漂白剤組成
物のpHを調節して硬質表面へ適用する方法が効果が高い
ことを見出し、本発明を完成するに至った。
【0008】即ち、本発明は、(a) 過酸化水素又は水溶
液中で過酸化水素を生成する過酸化物及び (b)過酸化水
素又は水溶液中で過酸化水素を生成する過酸化物と反応
して下記一般式(I)
【0009】
【化3】
【0010】〔式中、R1は置換基を有していてもよい炭
素数1〜5の直鎖又は分岐鎖のアルキル基又はアルケニ
ル基を示し、R2は置換基を有していてもよい炭素数1〜
8の直鎖もしくは分岐鎖のアルキレン基又は炭素数1〜
5の直鎖もしくは分岐鎖のアルキル基で置換されていて
もよいフェニレン基を示し、n 個のA は同一又は異なっ
て、それぞれ炭素数2〜4のアルキレン基を示し、n は
0〜100 の数を示す。〕で表わされる有機過酸を生成す
る有機過酸前駆体を含有する漂白剤組成物を以下の (1)
又は(2) の方法で硬質表面に適用することを特徴とする
硬質表面の漂白洗浄方法を提供するものである。 <方法(1) >(a) 成分及び(b) 成分を含有するpH7.5以
上の漂白剤組成物の水溶液を硬質表面に接触させ5〜30
分間放置し、次いで該硬質表面上の水溶液のpHを 7.5未
満に下げて更に5〜60分間放置し、しかる後にすすぐ。 <方法(2) >(a) 成分及び(b) 成分を含有するpH7.5以
上の漂白剤組成物の水溶液を5〜30分間放置し、次いで
該水溶液のpHを 7.5未満に下げた後、該水溶液を硬質表
面に接触させ5〜60分間放置し、しかる後にすすぐ。
【0011】(a) 成分のうち、水溶液中で過酸化水素を
発生する過酸化物としては、過炭酸ナトリウム、トリポ
リリン酸ナトリウム・過酸化水素付加物、ピロリン酸ナ
トリウム・過酸化水素付加物、尿素・過酸化水素付加
物、 4Na2SO4・NaCl、過ホウ酸ナトリウム一水化物、過
ホウ酸ナトリウム四水化物、過ケイ酸ナトリウム、過酸
化ナトリウム、過酸化カルシウム等が例示される。この
中でも特に過炭酸ナトリウム、過ホウ酸ナトリウム一水
化物、過ホウ酸ナトリウム四水化物が好ましい。
【0012】本発明の住居用漂白剤組成物には、一般式
(I)で表される有機過酸をそのままの形で使用するこ
とができる。しかしながら、有機過酸の貯蔵安定性を考
慮すると、使用時に前記有機過酸を生成せしめるように
した方がよい。即ち、過酸化水素又は水溶液中で過酸化
水素を生成する過酸化物(a) と、過酸化水素と反応して
前記有機過酸を生成する有機過酸前駆体(漂白活性化
剤)を併用するのが好ましい。
【0013】上記有機過酸(I)を生成する有機過酸前
駆体としては、下記一般式(II)
【0014】
【化4】
【0015】〔式中、R1、R2、A 及びn は前記と同じ意
味を示す。〕で表わされる有機酸の酸無水物、エステル
又はアミドが挙げられる。
【0016】有機酸(II)としては、メトキシ酢酸、2−
メトキシプロピオン酸、p−メトキシ安息香酸、エトキ
シ酢酸、2−エトキシプロピオン酸、p−エトキシ安息
香酸、プロポキシ酢酸、2−プロポキシプロピオン酸、
p−プロポキシ安息香酸、ブトキシ酢酸、2−ブトキシ
プロピオン酸、p−ブトキシ安息香酸、2−メトキシエ
トキシ酢酸、2−メトキシ−1−メチルエトキシ酢酸、
2−メトキシ−2−メチルエトキシ酢酸、2−エトキシ
エトキシ酢酸、2−(2−エトキシエトキシ)プロピオ
ン酸、p−(2−エトキシエトキシ)安息香酸、2−エ
トキシ−1−メチルエトキシ酢酸、2−エトキシ−2−
メチルエトキシ酢酸、2−プロポキシエトキシ酢酸、2
−プロポキシ−1−メチルエトキシ酢酸、2−プロポキ
シ−2−メチルエトキシ酢酸、2−ブトキシエトキシ酢
酸、2−ブトキシ−1−メチルエトキシ酢酸、2−ブト
キシ−2−メチルエトキシ酢酸、2−(2−メトキシエ
トキシ)エトキシ酢酸、2−(2−メトキシ−1−メチ
ルエトキシ)エトキシ酢酸、2−(2−メトキシ−2−
メチルエトキシ)エトキシ酢酸、2−(2−エトキシエ
トシキ)エトキシ酢酸、3,6 −ジオキサヘプタン酸等が
挙げられ、有機過酸前駆体として、これらの酸無水物が
使用される。
【0017】有機酸(II) のエステルとしては、上記の
有機酸(II) と下記多価アルコール類とのエステルが挙
げられる。多価アルコールとしては、エチレングリコー
ル、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール等
のポリエチレングリコール類;トリメチレングリコー
ル、テトラメチレングリコール、ヘキサメチレングリコ
ール、ネオペンチルグリコール、トリメチロールプロパ
ン、ペンタエリスリトール、ソルビトール等のアルキレ
ングリコール類;グリセリン、ジグリセリン、トリグリ
セリン等のポリグリセリン類等が挙げられる。
【0018】また、有機酸 (II) の酸アミドとしては、
上記の有機酸 (II) と下記アミン類との酸アミドが挙げ
られる。アミン類としては、エチルアミン、イソプロピ
ルアミン、2−エチルヘキシルアミン、オレイルアミ
ン、ジエチルアミン、ジイソプロピルアミン、ジイソブ
チルアミン、モノエタノールアミン、ジエタノールアミ
ン、エチレンジアミン、ジエチレントリアミン、ピペリ
ジン、モルホリン、ピロール、イミダゾール等が挙げら
れる。
【0019】これらの有機過酸前駆体のうち、特に有機
酸(II) とエチレングリコール、ジエチレングリコール
もしくはグリセリンとのエステル又はエチレンジアミン
との酸アミドが好ましい。一般式(II)中のR1, R2はア
ルキル基やメトキシ基、エトキシ基などの置換基を有し
ていてもよい。また、一般式(II)中のR1が炭素数1〜
4、R2が炭素数1〜3のアルキレン基又はフェニレン
基、A が炭素数2〜3のアルキレン基、n が0〜20、特
に1〜5である有機過酸前駆体が特に好ましい。
【0020】過酸化水素又は過酸化物(a) は、使用時の
漂白剤組成物中に1〜50重量%配合し、有効酸素濃度が
0.1〜3重量%、特に 0.2〜2重量%となるようにする
のが好ましい。また、有機過酸前駆体(b) は、使用時の
漂白剤組成物中に特に 0.5〜30重量%配合するのが好ま
しい。
【0021】本発明に係わる漂白剤組成物は、効果をよ
り高めるに、pHを8〜13、特に9〜11.5に調整するのが
好ましく、この目的で緩衝剤を配合することができる。
緩衝剤としては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等
のアルカリ金属水酸化物;水酸化アンモニウム、モノ、
ジ、トリエタノール等のアミン誘導体;炭酸ナトリウ
ム、炭酸カリウム等のアルカリ金属炭酸塩;ケイ酸ナト
リウム、ケイ酸カリウム等のアルカリ金属ケイ酸塩;ケ
イ酸アンモニウム等のケイ酸塩などが挙げられる。ま
た、更に必要に応じて硫酸ナトリウム、硫酸カリウム、
硫酸リチウム等のアルカリ金属硫酸塩;硫酸アンモニウ
ム塩;重炭酸ナトリウム、重炭酸カリウム、重炭酸リチ
ウム等のアルカリ金属重炭酸塩;重炭酸アンモニウムな
どを性能向上のため使用することもできる。これらは、
漂白剤組成物中に0〜30重量%配合するのが好ましい。
【0022】本発明に係わる漂白剤組成物には、漂白活
性化種の汚れへの浸透を助長する目的で界面活性剤を配
合する。界面活性剤としては、アルキルグリコシド、ポ
リオキシエチレンアルキルエーテル、ソルビタン脂肪酸
エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステ
ル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエ
チレンオキシプロピレンブロックポリマー(プルロニッ
ク)、脂肪酸モノグリセライド、アミンオキサイド等の
非イオン界面活性剤;石鹸、アルキル硫酸塩、アルキル
ベンゼンスルホン酸塩、ポリオキシエチレンアルキル硫
酸エステル塩、スルホコハク酸モノエステル等の陰イオ
ン界面活性剤;モノ又はジアルキルアミン及びそのポリ
オキシエチレン付加物;モノ又はジ長鎖アルキル第四級
アンモニウム塩等の陽イオン界面活性剤;カルボベタイ
ン、スルホベタイン、ヒドロキシスルホベタイン等の両
性界面活性剤等が挙げられる。これらは漂白剤組成物中
に0.5 〜5重量%配合するのが好ましい。
【0023】本発明に係わる漂白剤組成物中には、更に
必要に応じて、メタノール、エタノール、プロパノール
の如き1価アルコール;エチレングリコール、ジエチレ
ングリコール、トリエチレングリコール、プロピレング
リコール、ジプロピレングリコール、ブチレングリコー
ル、ヘキシレングリコールの如き2価アルコール;グリ
セリンの如き3価アルコール等が挙げられる。更には、
ジエチレングリコールメチルエーテル、エチレングリコ
ールメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエ
ーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、エ
チレングリコールモノプロピルエーテル、ジエチレング
リコールモノプロピルエーテルの如き2価、3価アルコ
ールの低級1価アルコールとのモノ又はジエーテル等の
水溶性溶剤、p−トルエンスルホン酸ナトリウム、キシ
レンスルホン酸ナトリウム、アルケニルコハク酸ナトリ
ウム、尿素等の可溶化剤;浸透剤;粘土等の懸濁化剤;
天然、合成高分子増粘剤;研磨剤;顔料;染料;香料な
どを本発明の効果を損なわない範囲で配合することがで
きる。
【0024】本発明で使用される漂白剤組成物の使用形
態としては、一剤型にして使用することもできるが、過
酸化水素又は水溶液中で過酸化水素を発生する過酸化物
と有機過酸前駆体を別々に分包しておき(過酸化水素を
使用する時はアルカリ緩衝剤も別に分包しておくことが
望ましい)、使用直前に両者を混合し(必要により水を
添加し)、溶液、スラリー或いはペースト状にして、直
ちに対象面に散布或いは噴霧する形態が貯蔵安定性上の
懸念がないので望ましい。使用時の有効酸素濃度は一般
に 0.1〜3%、好ましくは 0.2〜1%に調整される。
【0025】本発明の硬質表面の漂白洗浄方法は上記の
ようにして調整された本発明に係わる漂白剤組成物を以
下の二つの方法のうちのいずれかによって硬質表面に適
用することによって行なわれる。 <方法(1) >上記のようにして得られたpH 7.5以上、好
ましくはpH8〜13、特に好ましくはpH9〜11.5の本発明
に係わる漂白剤水溶液を硬質表面に接触させた後5〜30
分間放置する。次いで塩酸、硫酸、リン酸、酢酸等の酸
の水溶液を散布或いは噴霧し、該硬質表面上の水溶液の
pHを7.5 未満に下げ、その状態で更に5〜60分間放置
し、しかる後にすすぐことによりpHを下げないで放置し
た場合に比べて漂白洗浄効果は向上する。
【0026】<方法(2) >上記同様のpH 7.5以上の本発
明に係わる漂白剤組成物の水溶液を5〜30分間放置す
る。次いで上記の如き酸を用いて該水溶液のpHを 7.5未
満に下げた後、該水溶液を硬質表面に接触させ5〜60分
間放置し、しかる後にすすぐ。この方法によっても優れ
た漂白洗浄効果が得られる。
【0027】
【実施例】以下、本発明の実施例を挙げて説明するが、
本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
【0028】実施例1 5%過酸化水素水溶液…45重量% 3,6 −ジオキサヘプタン酸とエチレングリコールの
ジエステル…5重量% 〔炭酸カリ40重量%+エチレングリコールモノメチ
ルエーテル5重量%+アルキルグリコシド4重量%〕を
含有する水溶液…45重量% 上記〜の溶液を使用直前に混合(pH=10.5)してカ
ビ取り剤組成物の水溶液を調製した。モデルカビプレー
* を水平に置き、上記カビ取り剤組成物水溶液を40μ
リットル滴下し、20分放置後、水洗、風乾した後、日本
電気工業株式会社製測色計1001DPを用いて明度(L値)
を測定した。その結果、L値は87であった。同様にして
モデルカビプレートに上記カビ取り剤組成物水溶液を40
μリットル滴下し、10分放置し、その後リン酸水溶液を
滴下しpHを3.5 に下げて更に10分間放置した後すすい
だ。以下前記と同様にしてL値を測定した結果、92であ
った。 *モデルカビプレート クラドスポリウム・ヘルバルム (Cladoaporium herbaru
m)を接種し、30℃,14日間培養したプラスチック板(ABS
樹脂製) をモデルカビプレートとした(プラスチック板
のL値92.4、モデルカビプレートのL値60〜70)。ま
た、上記カビ取り剤組成物の水溶液をそのまま10分間放
置し、次いでリン酸水溶液を滴下し、カビ取り剤組成物
水溶液のpHを 3.5に下げた後にこれをモデルカビプレー
ト上に40μリットル滴下し、15分間放置した後すすい
だ。上記同様にL値を測定した結果、L値は92であっ
た。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a) 過酸化水素又は水溶液中で過酸化水
    素を生成する過酸化物及び (b)過酸化水素又は水溶液中
    で過酸化水素を生成する過酸化物と反応して下記一般式
    (I) 【化1】 〔式中、R1は置換基を有していてもよい炭素数1〜5の
    直鎖又は分岐鎖のアルキル基又はアルケニル基を示し、
    R2は置換基を有していてもよい炭素数1〜8の直鎖もし
    くは分岐鎖のアルキレン基又は炭素数1〜5の直鎖もし
    くは分岐鎖のアルキル基で置換されていてもよいフェニ
    レン基を示し、n 個のA は同一又は異なって、それぞれ
    炭素数2〜4のアルキレン基を示し、n は0〜100 の数
    を示す。〕で表わされる有機過酸を生成する有機過酸前
    駆体を含有する漂白剤組成物を以下の (1)又は(2) の方
    法で硬質表面に適用することを特徴とする硬質表面の漂
    白洗浄方法。 <方法(1) >(a) 成分及び(b) 成分を含有するpH7.5以
    上の漂白剤組成物の水溶液を硬質表面に接触させ5〜30
    分間放置し、次いで該硬質表面上の水溶液のpHを 7.5未
    満に下げて更に5〜60分間放置し、しかる後にすすぐ。 <方法(2) >(a) 成分及び(b) 成分を含有するpH7.5以
    上の漂白剤組成物の水溶液を5〜30分間放置し、次いで
    該水溶液のpHを 7.5未満に下げた後、該水溶液を硬質表
    面に接触させ5〜60分間放置し、しかる後にすすぐ。
  2. 【請求項2】 有機過酸前駆体(b) が、下記一般式 (I
    I) 【化2】 〔式中、R1、R2、A 及びn は前記と同じ意味を示す。〕
    で表わされる有機酸の酸無水物、エステル又は酸アミド
    である請求項1記載の硬質表面の漂白洗浄方法。
  3. 【請求項3】 有機過酸前駆体(b) が、一般式 (II) で
    表わされる有機酸とエチレングリコール、ジエチレング
    リコールもしくはグリセリンとのエステル又はエチレン
    ジアミンとの酸アミドである請求項2記載の硬質表面の
    漂白洗浄方法。
  4. 【請求項4】 一般式 (II) 中のR1が炭素数1〜4のア
    ルキル基、R2が炭素数1〜3のアルキレン基又はフェニ
    レン基、A が炭素数2〜3のアルキレン基、n が0〜20
    の数である請求項2又は3記載の硬質表面の漂白洗浄方
    法。
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