JPH0525318U - 軸流羽根車式水道メータ - Google Patents

軸流羽根車式水道メータ

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JPH0525318U
JPH0525318U JP8174691U JP8174691U JPH0525318U JP H0525318 U JPH0525318 U JP H0525318U JP 8174691 U JP8174691 U JP 8174691U JP 8174691 U JP8174691 U JP 8174691U JP H0525318 U JPH0525318 U JP H0525318U
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JP
Japan
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water
impeller
meter
axial flow
water meter
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Pending
Application number
JP8174691U
Other languages
English (en)
Inventor
進太郎 唐沢
敬介 鳥山
Original Assignee
東洋計器株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 メータの被装部内部の電食を防止でき、メー
タの耐久性を高められる軸流羽根車式水道メータを供給
することにある。 【構成】 水の流れの方向に対してほぼ平行となるよう
流路12内に固定されたピボット22と、ピボット22
へ回動自在に外嵌され、外周面には受けた前記水の圧力
を回転運動に変換する羽根28を有する羽根車16と、
羽根車16の回転運動を計測部20へ伝達する伝達部1
8と、伝達部18を異物から保護すべく伝達部18を被
装すると共に、水は内部に進入可能な被装部14とを具
備する軸流羽根車式水道メータにおいて、被装部14の
下流側端部には被装部14内の水を流出させるための流
出孔36を設けたことを特徴とする軸流羽根車式水道メ
ータ。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は軸流羽根車式水道メータに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、軸流羽根車式水道メータは、水の圧力を羽根車の回転運動に変え、その 回転数等をギア等から構成される伝達部を介して計測部へ伝達し、計測部におい て流量等の情報が検出できるようになっている。伝達部は、水中の砂等の異物か らギア等を保護するために被装部にて被装されている。また伝達部のギア等は摩 擦抵抗を小さくし、スムーズに動作させる必要があるため、被装部の上流側に水 が内部に進入可能な間隙を設け、被装部内に水を滞留させ、水が伝達部の潤滑剤 として作用するようにしている。なお前記間隙は砂等の異物の侵入を防止可能な 大きさに形成されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の軸流羽根車式水道メータは次のような課題がある。 伝達部を被装している被装部には、間隙が上流側にしかないため、被装部内部 に一旦滞留された水は、被装部内からほとんど流出することはない。。 従って、水道管等に取り付けられた後、被装部内部に滞留された水は殆ど入れ 代わることがないため、被装部内部は酸素不足となり、被装部の金属材料(銅の 合金)等と伝達部の金属材料(ステンレス)との間で酸素濃淡電池を形成し、前 記伝達部の金属材料に電食が発生し、メータ故障原因になり、メータの耐久性が 低下するという課題がある。 従って本考案は、上記問題点を解消すべくなされ、その目的とするところは、 メータの被装部内部の電食を防止でき、メータの耐久性を高められる軸流羽根車 式水道メータを供給することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】 上記課題を解決するため、本考案は次の構成を備える。 すなわち、水の流れの方向に対してほぼ平行となるよう流路内に固定されたピ ボットと、該ピボットへ回動自在に外嵌され、外周面には受けた前記水の圧力を 回転運動に変換する羽根を有する羽根車と、該羽根車の回転運動を計測部へ伝達 する伝達部と、該伝達部を異物から保護すべく伝達部を被装すると共に、水は内 部に進入可能な被装部とを具備する軸流羽根車式水道メータにおいて、前記被装 部の下流側端部には被装部内の水を流出させるための流出孔を設けたことを特徴 とする。
【0005】
【作用】
作用について説明する。 本考案によれば、被装部の下流側端部には被装部内の水を流出させるための流 出孔が設けられているので、被装部内の水は流出孔から被装部外へ流出する。そ のため、被装部内には新たな水を導入することが可能となる。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の好適な一実施例について添付図面と共に詳述する。 図1は、本実施例の軸流羽根車式水道メータの一部切欠断面図である。 まず、構造について説明する。 10はパイプ部であり、内部が水の流路12に形成され、水は通常矢印Aから 矢印Bの方向(順方向)へ流れる。 水道メータは、主にパイプ部10に設けられた被装部14、羽根車16、伝達 部18、計測部20および被装部14に取り付けられたピボット22で構成され ている。
【0007】 さらに詳細に説明する。 ピボット22は、被装部14の取付部24に固定され、被装部14の左端面に 円形に開設された開口部から左方へ突出する様に設けられており、流路12のほ ぼ中心であって、水の流れの方向と平行になる様に固定されている。 羽根車16は、軸受部26と軸受部26の外周面から延設された複数の羽根2 8とから構成される。軸受部26には右端面に開口する軸穴30が穿設され、軸 受部26がピボット22へ回動可能に外嵌されている。被装部14の左端開口部 の直径は、羽根車16の軸受部26の外径より若干大きく形成されている。従っ て、羽根車16を被装部14から突出するピボット22へ挿入しながら、開口部 へ取り付けた際には、開口部内面と羽根車16の軸受部26外周面との間に隙間 32が生じ、この隙間32は被装部14内部と連通する間隙32として機能して いる。 伝達部18は、羽根車16の回転を直角に伝達するウォームギア機構(不図示 )を有し、羽根車16の回転を計測部20に伝達する。また、水と共に流れてく る砂等の異物からウォームギア機構を保護するため、伝達部18は容器状の被装 部14に被装されている。
【0008】 被装部14は、被装部14の外周に十字状に配設された支持板34によって、 流路12内の中央部に支持されている。また被装部14の内部は中空状に形成さ れ、右端内部にはピボット22を固定するための取付部24が被装部14の内側 に向かって突設されている。さらに被装部14の右端面であって、取付部24と の接合部分の外周付近には、被装部14内部と連通する流出孔36が複数個設け られている。流出孔36の径は、水の粘性、水に含まれる異物の径等を勘案して 決定する。 計測部20は、伝達部18から伝達された羽根車16の回転数等を検出して、 水の流量等を表示する。 支持板34は、被装部14を支持すると共に、流路12を流れる水の流れを整 流する後部整流器として機能している。 38は、前部整流器であり、十字状に整流板40が組み合わされ、整流板40 の端部がパイプ部10の内壁に固定されている。羽根車16に送る水の流れを整 流する。
【0009】 次に、動作について説明する。 水道メータを組み立て、流路12内に水を順方向に流すと、水は前部整流器3 8によって整流され、羽根車16に左方から水圧をかける。これにより羽根車1 6は回転を開始する。さらに羽根車16を通過した水は、つぎの2つの経路に別 れて矢印B方向に流れ出る。第1の経路は、支持板34により再度整流されなが ら容器状の被装部の側面を通り、矢印B方向に流れ出るものであり、第2の経路 は、羽根車16と被装部14の左端面間を通過し、間隙32から被装部14内に 進入して流出孔36から矢印B方向に流れ出るものである。羽根車16を通過し た水は、流路12の中心軸方向と平行に流れているため、ほとんどの水は、第1 の経路へ向かう。特に砂等の異物は、水に比べて重いため慣性にて第1の経路へ 向かい、中心軸方向と垂直に形成されている第2の経路への侵入はほとんどない 。また被装部14内部には、その左端面にある間隙32から水が進入し、水で充 填される。被装部14には、間隙32と流出孔36とが水の順方向に対して平行 に設けられ、間隙32、流出孔36は被装部14の内部とそれぞれ連通している ため、水は僅かではあるが、間隙32から被装部14内部を経由して流出孔36 へと通過して行くため、被装部14内部に進入した水は滞留することは無い。 また被装部14内部に進入した水は、同じく被装部14内部にある伝達部18 のウォームギア機構に対しての潤滑剤として作用する。
【0010】 以上、本考案の好適な実施例について種々述べてきたが、本考案は上述の実施 例に限定されるのではなく、考案の精神を逸脱しない範囲で多くの改変を施し得 るのはもちろんである。
【0011】
【発明の効果】
本考案に係る軸流羽根車式水道メータを用いると、被装部の下流側端部には被 装部内の水を流出させるための流出孔が設けられているので、被装部内の水は流 出孔から被装部外へ流出する。これにより、被装部内には新たな水を導入するこ とが可能となり、被装部内部の水は殆ど滞留しないので、被装部内部は酸素不足 とならず、被装部の金属材料(銅の合金)等と伝達部の金属材料(ステンレス) との間で酸素濃淡電池を形成するおそれがない。その結果、伝達部の金属材料に 電食が発生することはなく、メータ故障防止や、メータの耐久性向上を図ること ができるという著効を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る軸流羽根車式水道メータの一部切
欠断面図である。
【符号の説明】
12 流路 14 被装部 16 羽根車 18 伝達部 20 計測部 22 ピボット 28 羽根 36 流出孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水の流れの方向に対してほぼ平行となる
    よう流路内に固定されたピボットと、該ピボットへ回動
    自在に外嵌され、外周面には受けた前記水の圧力を回転
    運動に変換する羽根を有する羽根車と、該羽根車の回転
    運動を計測部へ伝達する伝達部と、該伝達部を異物から
    保護すべく伝達部を被装すると共に、水は内部に進入可
    能な被装部とを具備する軸流羽根車式水道メータにおい
    て、 前記被装部の下流側端部には被装部内の水を流出させる
    ための流出孔を設けたことを特徴とする軸流羽根車式水
    道メータ。
JP8174691U 1991-09-12 1991-09-12 軸流羽根車式水道メータ Pending JPH0525318U (ja)

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JP8174691U JPH0525318U (ja) 1991-09-12 1991-09-12 軸流羽根車式水道メータ

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JP8174691U JPH0525318U (ja) 1991-09-12 1991-09-12 軸流羽根車式水道メータ

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ID=13755005

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JP8174691U Pending JPH0525318U (ja) 1991-09-12 1991-09-12 軸流羽根車式水道メータ

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54119954A (en) * 1978-03-10 1979-09-18 Tokico Ltd Turbineetype flow meter
JPS5582016A (en) * 1978-12-15 1980-06-20 Osaka Gas Co Ltd Turbine meter
JPS60125523A (ja) * 1983-11-21 1985-07-04 グレ−ト・プレ−ンズ・インダストリ−ズ・インコ−ポレ−テツド デジタル流量計

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54119954A (en) * 1978-03-10 1979-09-18 Tokico Ltd Turbineetype flow meter
JPS5582016A (en) * 1978-12-15 1980-06-20 Osaka Gas Co Ltd Turbine meter
JPS60125523A (ja) * 1983-11-21 1985-07-04 グレ−ト・プレ−ンズ・インダストリ−ズ・インコ−ポレ−テツド デジタル流量計

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